どうするのが正解?面接の合否結果を待つ間の過ごし方

どうするのが正解?面接の合否結果を待つ間の過ごし方

就活で無事に最終面接まで終えると、そこで初めて味わう感情があります。それは合否結果を待つ間の不安です。就活を進める中でも二次面接に進めるか、筆記試験は通ったか、Web試験やグループディスカッションの出来栄えはどうだったかなどの不安を抱くものですが、合否結果を待つ間の不安というのは、それらとはまた違った種類のものです。そこで今回は、就活生が最終面接後の結果を待つ間、何をしているのか、そして何をするべきかということをご紹介します。

 

最終面接から内定が出るまでの期間は10日

最終面接を終えてから結果が出るまでの期間は、企業によって様々ですが最長で10日程度と言われています。このことを知らないでただ結果を待っていた、という学生もいるので、期間を知るだけでも気持ちが多少楽になるのではないでしょうか。中には2、3日で結果がくることもあれば、1ヶ月近く待たされることもあるので、一概には言えませんが、数日は待つ覚悟をしておきましょう。

 

多くの学生は、ただただ「待つ」

SNSを用いて実施されたアンケートでは、9割近い学生が、最終面接後はただ待つと回答しています。採用担当者に対して合否を確認するようなアプローチを行う学生も少数ながら存在しますが、基本的にはただただ待つ、というのが主流のようです。しかしそうは言っても、不安な気持ちを抱いたり、何か行動したいと思ったりするものですよね。その上で、参考までに過去の就活生が最終面接後に行ったことを紹介していきます。

 

お礼状を送る

企業の採用担当者に向けてお礼状であったり、お礼メールであったりといったものを送った学生がいます。直接的に合否を左右するほどの力はないでしょうが、印象を悪くすることはないので、やるだけやってみる、という精神で取り組んでみても良いでしょう。また、お礼メールに関しては返信がこないことも多いので、相手からの反応は期待しないでおきましょう。合否の通知とタイミングが入れ違うリスクもあるので、送る場合は早めに決め、行動に移しましょう。

 

お礼状の例文

以下に、メールでお礼状を送る際の例文を掲載します。お礼メールを送る際には、参考にしてみてください。

株式会社就活

採用ご担当者 内定様

 

お世話になっております、就活太郎でございます。

先日はお忙しい中、選考のお時間を設けていただきありがとうございました。

 

当日はお気遣いをいただき、リラックスした状態でお話しさせていただくことができました。改めて貴社について、様々なお考えを聞かせていただき、改めて入社したいと切望するようになりました。

 

今回ご縁をいただけた暁には、貴社に不可欠な存在となれるよう、邁進していく所存でございます。

 

お忙しいかと存じますので、返信は不要でございます。

それでは、引き続き宜しくお願い致します。

 

不安に流されず、就活を続けよう

最終面接まで行けたことに安心して、そこで就活を止めてしまう学生もいますがこれは間違いです。最終面接までいっても不合格になることは珍しくありませんし、その時点で残っている就活のスケジュールは予定通り遂行するようにしましょう。それは就活に対する向き合い方の問題でもありますし、面接などの予定を組んでくれた企業に対するマナーでもあります。「第一志望でなかったけど、最終面接までいけたし」という妥協に近い動機で就活を中断する学生もいますが、これも止めましょう。どうしても合否の結果を待ちながらなので気持ちは入りにくいかもしれませんが、一つでも多くの内定を獲得することで、自分の選択肢や将来を広げることができる、という考え方で取り組んでみてください。最終面接まで進めたということで自信にも繋がるでしょうし、それまでのスタンスが間違っていなかったということも確認できるので、その後の面接でも良い結果を残せる可能性がぐんと上がります。

 

終わりに

最終面接後、どのように過ごすかというのは難しい問題です。しかし、自分にまだやれることが残っている、という気持ちがあるのなら、その気持ちに対して忠実に行動してみてください。そうすることで、その企業での最終面接結果が悪いものであったとしても、後悔や心残りをすることなく、潔く切り替えて次のステップに進むことができます。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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