志望動機が思いつかない…そんなあなたに!書き方の基礎から職種別の例文をご紹介

志望動機 書き方

志望動機を考える際は、応募先企業に対して「なぜ、数ある会社の中から、他社ではなく当社を選んで応募してきたのか」を伝えて、その会社でなくてはならない理由を納得してもらう必要があります。

複数の会社に応募する場合に「志望動機」を使い回す人がいますが、どの会社に対しても言えそうな内容、使い回せるような志望動機はNGです。

志望動機は、説得力を持たせることが大切です。

使いまわしの文章ではなく、応募先の会社をよく調べて、どこに興味を持ったかを具体的に説明できるようにしましょう。

PREP法とは?

PREP法(プレップ法)とは、結論、理由、具体例で話す方法です。

わかりやすく簡潔に説明することができるため、ビジネスにおいてもよく使われています。

PREP法(プレップ法)は、以下の頭文字を取っています。

①P OINT=要点、結論

②R EASON=理由

③E XAMPLE=事例、具体例

④P OINT=要点、再度結論

この順番で話を展開すると、わかりやすく説得力が増します。

実際にPREP法(プレップ法)を活用して話す場合は、以下の流れになります。

①私はこうしたい(結論)

②理由は~だから(理由)

③たとえば、こういうことがある(具体例・事例)

④だから、私はこうしたい(再度結論)

このようにPREP法(プレップ法)を用いることで、シンプルで理論的な構成となり、わかりやすい話し方になります。

なぜウケがいいのか?

PREP法(プレップ法)のメリットは、シンプルで要点がわかりやすくなり、人に話を聞いてもらいやすくなることです。

最初と最後に結論を言うPREP法(プレップ法)は、ビジネスのコミュニケーションが円滑になるため、プレゼンテーションや文書でも活用されている手法です。

志望動機にもPREP法(プレップ法)を用いることで、聞き手にストレスがかからない話し方ができることが伝われば、採用担当者からも一目置かれるでしょう。

志望動機の見つけ方

志望動機は、「あなたが、企業選びで大切にしていることは何か、それをもとになぜ応募した企業を選んだのか」を企業に伝えるためのものです。

つまり、志望動機を話す際には、「自分の仕事選びの軸」と「企業の事業内容・風土」を結びつける必要があります。

いきなり完成形を目指して志望動機を考えると、漠然として手が止まってしまうものです。

上記に当てはめてそれぞれ考えてみましょう。

あなたが就職活動において重視している軸はなんでしょうか?その企業に惹かれたポイントはどこでしょうか?

自分自身と対話したり、企業研究を行ったりすることで徐々に具体的になっていきます。

自己分析から見出す

志望動機を考える際には、自己分析が重要です。

自己分析によって、今の自分を形成している価値観、強み・弱み、思考を理解することで、将来のなりたい像が明確になるからです。

目を閉じて考えてみてください。

あなたが企業選びで大切にしていることはなんでしょうか。

自分のやりたいこと、得意なこと、苦手なこと、嫌なこと…それらすべてが価値観を形成しています。

未来の自分がどうありたいか、重視していきたいことが何なのかを具体的に掘り下げていきましょう。

企業研究から見出す

志望動機では、その企業でしかできないことや魅力を感じたから選んだことを伝える必要があります。

なかなか志望動機が書けない、うまく伝えられない原因は、企業のことを理解できていないことにあります。

この状態は、好きな人の中身を知らずに見た目だけ好きになり、告白しようとしている状態と一緒です。

自己分析から考えて進まなかったという方は、企業分析を行って集めた情報から考えてみましょう。

いきなり文章にすることを考えると難しいですから、はじめは良いなと思った点をどんどん書き出してみましょう。

箇条書きを読み返してみると、企業の経営理念や特色が見えてきます。

企業研究を進めることで、数ある企業の中からその企業を選んだ理由が具体的になります。

企業と自分の出会いを遡る

志望動機は、企業と自分の出会いを遡って考える方法もあります。

その企業を志望したきっかけは小さくても大きくても絶対にあるはずです。

小さなエピソードを思い出すことができれば、唯一無二の志望動機になります。

あなたの人生や生活に応募先の企業が深く関係していることがわかれば、熱意を持って仕事に取り組んでくれると将来性を感じる志望動機になります。

その企業を志望するにいたった具体的なエピソードを思い出し、あなたの就職活動の軸や将来のキャリアと結びつけて志望動機を仕上げていきましょう。

人事はなぜ志望動機を聞くの?

人事が志望動機を尋ねるのはなぜでしょうか。

主な理由としては、「ミスマッチをなくすため」、「目的を持って志望しているかの確認」、「仕事に対する熱意の確認」が挙げられます。

就職活動のゴールは企業に採用されることですが、そこで終わりではありません。

人事側は、今後あなたが企業に貢献してくれるであろう将来性に期待して採用するのです。

そのため、企業のカルチャーに一致しているか、目的と熱意を持って仕事に取り組める人物であるかどうかをチェックしています。

ミスマッチをなくすため

ミスマッチをなくすためのも理由の1つです。

企業側は、今後継続して勤務できる人材を求めていますから、入社して数日や数か月で退職されてしまう事態は避けたいものです。

志望動機を尋ねることで、社風にマッチしているかどうかを確認し、実際に配属して仕事をした際のギャップを失くす意味があります。

そのため業務内容についての理解があるかを確認し、その業界・企業で働くマイナス面を理解しているかが問われるケースも少なくありません。

目的を持って志望しているかの確認

人事側は、目的を持って志望しているかを確認しています。

目的を持って志望しているということは、「就職活動に軸を持って行動している」ということです。

つまり、自己分析ができている人は、自分に合った仕事や企業は何か、環境選びの基準が明確になっているため、就職活動に軸があるのです。

ここがズレている場合は、インターンをしても意味がないと判断されて、落とされてしまうことになります。

志望動機を考える際には、あらかじめ自己分析を行い、社会人になってどんな仕事をし、どんなキャリアを積みたいか、入社後のことについても具体的にイメージしておきましょう。

仕事に対する熱意の確認

人事は志望動機から、応募者の仕事に対する熱意を確認しています。

ここで勘違いしてはいけないのが、単純に「好きだ」というアピールでは説得力に欠けるということです。

就職活動において企業が求めているのは「企業のファン」ではなく、「企業を一緒に動かしてくれるメンバー」であることを念頭に置く必要があります。

つまり単純にその企業が好きという気持ちだけではなく、その企業に就職して「何がしたいか」を伝えることが重要です。

仕事に対する熱意を伝えるためには、自らが主体となって行動を起こし、目的の実現に向けて取り組める人物であることをアピールしましょう。

人事は目的から何を見ている?

人事は目的から何を見ているのでしょうか。

採用側は志望動機から、「行動と目的の一貫性」と「目的に対する姿勢から人となりをみる」ことで、応募者が実際に企業で働いた場合のイメージをしています。

ここがズレているとインターンをしても意味がないと落とされてしまうことになります。

志望動機を通して、就職活動に軸があり目的を持って行動していることが伝われば、人事側にあなたが企業で働いているイメージが湧きやすくなります。

行動と目的の一貫性

行動と目的の一貫性があるかどうかも、課題解決力と意思を確認する上で重要なポイントです。

一貫性のある行動は成果を達成しやすくなり、説得力も生まれます。

目的(ゴール)を設定し、達成に向けて適切な行動(手段)を選択できるかどうかは、就職活動だけでなく仕事においても重視されるポイントです。

就職活動を通して、目的に対し適切な手段を選択して成果を上げられる人物かどうかが判断されています。

志望動機を書く上でやってしまいがちなのは、文章を推敲して修正を繰り返すうちに一貫性のない話になってしまうことです。

志望動機は全体を読み直して、軸が通っているか、行動と目的に一貫性があるかどうかを確認するようにしましょう。

目的に対する姿勢から人となりをみる

目的に対する姿勢から人となりをみることで、働くイメージが湧くという理由もあります。

就職活動は就職して終わりではなく、採用されてから共に企業のメンバーとして働くわけですから、あなたがどんな人柄なのかを企業は知りたいのです。

たとえば、粘り強く物事に取り組める継続性や、手段を工夫して改善できる向上心が挙げられます。

こうした人柄がにじむ志望動機は、採用側としても実際に企業で働く姿がイメージがしやすくなります。

就職という目的に向けて、あなたがどんな努力や工夫を行ってきたかが人事担当者に伝わるようなアピールを心がけましょう。

ただし注意点として、苦労話が前面に出てしまうとネガティブな印象を与えてしまいますので、課題に対してどう乗り越えてきたかをメインにして、あなたのポジティブな面を具体的に伝えましょう。

志望動機の職種別例文

本項では、これまでの要点を踏まえた志望動機の職種別例文をご紹介します。

職種の特徴によっても志望動機のポイントが異なるため、あなたの希望する職種に合わせた分析を行い、例文を作成する必要があります。

たとえば、扱う商材についても、形のないサービスを扱う無形商材の職種と、手に触れることができる商品を扱う有形商材の職種に分かれます。

営業や企画といった仕事では提案力やニーズを把握する顧客分析力が問われます。

広報や受付では文章力やプレゼンテーション力が、マーケティングでは市場調査をする行動力と分析力が求められます。

デザイナーやWebデザイナーといったクリエイティブ職は発想力やコミュニケーション力が求められたりと、それぞれ活かせるスキルが異なります。

あなたの希望する職種に合わせて、以下の記事を参考にしてください。

営業

営業職の志望動機のポイントを見てみましょう。

営業職は、会社の売り上げに直接的に関わる役割を担う花形の職種です。

求められるスキルは、結果に対する覚悟、相手の要望を聞き取る能力、トラブルなどへの対応能力が挙げられます。

そのため採用試験では過去の経験や実績が重視されやすい傾向にあり、前職での実績がある場合は自己PRで有利になる可能性があります。

とはいえ、未経験者可の求人案件も多いので、実績がなくてもチャンスはあります。

未経験から目指す場合には、接客経験やコミュニケーション能力などをアピールし、今後のビジョンも踏まえたエピソードを話しましょう。

企画

企画職の志望動機のポイントを見てみましょう。

企画職とは、戦略を練りながら開発や販促などを行う職種です。

主な適正は、社会の動向やトレンドなどのリサーチ能力、インプットへの前のめりな姿勢、問題解決力があることが挙げられます。

求められるスキルは、商品企画、広告(宣伝)企画、営業企画など、企画するものの種類によってそれぞれ異なるのが特徴です。

ミスマッチを防ぐためにも自己分析を行い、何について企画する仕事をしたいのかを明確にした上で企業を選択しましょう。

企画職は知識や経験が必要になるケースが多いため、職務経験や実績、知的好奇心の高さをアピールすることで評価される傾向があります。

広報

広報職の志望動機のポイントを見てみましょう。

広報・PRとは、社外・社内に向けて企業活動の報告や公式文書の公表などを行う職種です。

主な適正は、文書作成に関する知識・知見がある、作業の正確性が高い、コミュニケーション能力が高い、といった点が挙げられます。

そのため、広報職の志望動機を書く際には、広報やPRの経験を記載する、交渉スキルの高さを記載する、人間関係構築スキルを伝えるといった点がポイントになります。

受付

受付職の志望動機のポイントを見てみましょう。

受付職とは、来客への応対、案内を主業務とし、その他電話応対や応接室の予約管理、送迎車の手配等も担当する企業の顔とも言える職種です。

主な適正は、礼儀正しい、コミュニケーション能力が高い、作業の正確性が高い、ホスピタリティ(サービス精神)がある、といった点が挙げられます。

そのため、受付職の志望動機を書く際には、接客やサービス業への職務経験を記載したり、マナーや身だしなみに気を配ったりして、教養があるか、おもてなし精神を感じられるかといった点がポイントになります。

マーケティング

マーケティング職の志望動機のポイントを見てみましょう。

マーケティング職とは、商品を大量かつ効率的に販売するため、市場調査や分析、企画・立案を行う仕事です。

一見華やかですが、未来へとつなげていくために過去の実績を正確に収集して分析を行う等地道な作業が必要となる職種です。

主な適正は、数字による分析が得意、トレンドに敏感、柔軟な発想力、人と接するのが好き、といった点が挙げられます。

そのため、マーケティング職の志望動機を書く際には、数字に強く、統計データの分析やデータ解析が得意なことや、リサーチ力、トレンドから未来を予測するためのセンス等をアピールすることがポイントです。

クリエイティブ

クリエイティブ職の志望動機のポイントを見てみましょう。

クリエイティブ職とは、Web・グラフィックデザイナーやライター、イラストレーターなど、創造力を活かしてものをつくる職種です。

職種が非常に幅広く、それぞれ求められるスキルが異なることも特徴です。

主な適正は、コミュニケーション力があるか、課題解決への企画力があるか、モチベーションマネジメントができるかといった点が挙げられます。

上記に加えて、クライアントワークに必要なクリエイティブスキルも必須になります。

たとえば、デザイナーであればイラストや作図・レイアウトによってイメージを具現化する能力、ライターであれば文章力や表現力、取材力があるかどうかが含まれます。

ただ何が書けるか、作れるか、といったことに終始せず、クライアントの要請に対して応えられる課題解決力とコミュニケーション力を伝えられるかがポイントになります。

デザイナー

デザイナー職の志望動機のポイントを見てみましょう。

デザイナー職とは、製品やポスター、雑誌書籍の表紙やレイアウトなど、さまざまなものの意匠計画や図案、設計を手掛ける職種です。

活動する業界は多岐にわたるため、活動内容によって求められる知識やセンスが異なる特徴があります。

求められるスキルは、「コミュニケーション力が高い人」、「流行に敏感な人」、「知的好奇心の強い人」が挙げられます。

これらのスキルは、クライアントの要請に対してヒアリングを行い、課題とニーズを把握して成果物を作成することで課題に応えるために必要です。

そのため、デザイナー職の志望動機を書く際には、接客業の職務経験や、積極的にインプットを行っている姿勢を伝えられるかがポイントになります。

Webデザイナー

Webデザイナー職の志望動機のポイントを見てみましょう。

Webデザイナー職とは、自社やクライアントのコンセプトのもとでWebディレクターの設計に沿って、Webサイトのレイアウトやデザインの構成を行う職種です。

そのため個人のデザインセンスだけではなく、UI/UXデザインやSEOといった幅広い知識が求められます。

デザインツール意外にも、JavaScriptなど幅広いスキルがあれば、活躍できる場所が広がります。

コーダーもHTML・CSSの必須スキルに加えて、Webデザイナーの意図を読み取る力も必要になります。

求められる適正は、デザインやプログラミングが好き、根気があり、プレッシャーに強い、コミュニケーションスキルがある といった点が重視されます。

そのためWebデザイナー職の志望動機を書く際には、コツコツと作業を進められる継続性や、期日内に業務を終えられる計画性、業務効率化のため作業工程を見直す、といった主体的かつ前向きに行動ができる姿勢をアピールすることがポイントです。

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