自己PRは、応募する企業に自分をアピールする絶好のチャンスです。
その中で、「社交的」はアピールポイントになるのか、「社交的」をアピールするためにどう書けば良いのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
自己PRで大切なことは、「何をしてきたか」「何ができるか」「入社後にどう貢献していくか」の3点がきちんと盛り込まれているかということになります。
この記事を読み、応募企業が求める人材に合った内容で、なおかつ社交的であることをアピールできる自己PRが書けるようになるため、ぜひご一読ください。
- 社交性を自己PRしたい人
- 自己PRの書き方がわからない人
- 自己PRで好印象を獲得したい人
- 例文をもとに社交性が高いことを自己PRしたい人
【社交性を自己PR】社交性は就活でも高評価!
社交性があることは、就活でも高評価を得られる強みです。
多くの人と円滑にコミュニケーションが取れることは仕事を行う上でも、ビジネスマンとして成長を目指す上でも大切なことです。
遮光性の高さが伝わるような自己PRを作成できれば、人と関わることが多い職種を目指す人は、特に良い印象を与えられるでしょう。
【社交性を自己PR】そもそも社交性とは
強みとして社交性をアピールするために、そもそも社交性とは何なのかを理解する必要があります。
社交性とは、人とうまく付き合っていける能力・スキルや、人付き合いを好む性質を指します。
人付き合いの上手な人は、相手の心情を察知してコミュニケーションを進めます。
そのため、関わる相手によって話し方を変えたり、適度な距離感を取るのもうまいのです。
「社交的=すぐ仲良くなれる」というイメージもありますが、それは社交性のほんの一部であって、大事なことは相手に合わせた接し方や思いやる気持ちです。
伝える際はエピソードが重要
社交性を伝える際はエピソードを交えることが非常に重要です。
ただ自分で「私には社交性があります」と言っているだけでは根拠がなく、本当に社交性があるのか疑わしく思われてしまいます。
また、社交性があるということは、コミュニケーション能力や伝える力があるということなので、社交性を主張しているにもかかわらずうまく話せないと「ただ自分で思っているだけでは?」と思われてしまうでしょう。
そこで、社交性がある=人と話せるというだけでなく、それがどのような成果につながったのかを明確にアピールする必要があります。
社交性をアピールする際は、以下のようなポイントを押さえてください。
【社交性を自己PR】就活でアピールできる「社交性」の特徴
それでは社交性がある人とは、どういった人なのでしょうか?
ここでは社交性がある人の特徴について解説していきます。
- 様々な人と話せる
- ポジティブ思考
- 好奇心旺盛
- 柔軟性がある
様々な人と話せる
年齢や性別に関係なく、誰に対しても平等に接することができる人は社交的と言えるでしょう。
相手に物怖じせずに会話を楽しむことができ、会社の上司とも良いコミュニケーションがとれる上に後輩の面倒見も良いです。
アルバイトやサークルなどで年上の方とも気さくに話せたり、後輩に友達がいる人は社交性が備わっている可能性が高いです。
ポジティブ思考
社交的な人は何事においてもポジティブ思考なため、常に明るい雰囲気をまとっています。
そのため仕事で失敗しても落ち込むだけでなく、次に活かそうと前向きな考え方をしています。
また、明るい性格のためいつも笑顔の人が多く、ムードメーカー的存在であることがよくあります。
これはもともとの性格であるため、無理して明るく振る舞おうとはしていないのが特徴です。
好奇心旺盛
社交的な人は物事をポジティブに捉えるため、リスクにとらわれることなく、何事にも飛び込んでいけることが多いです。
明るい性格は、失敗しても「なんとかなる」という考えから、失敗から学びを得ようと、ポジティブな姿勢で取り組むことができます。
またノリがよく、行動が早いことも社交的な人の特徴として挙げられます。
気になったものはとりあえずやってみることが多い人は社交的な人かもしれません。
柔軟性がある
社交的な人は多くの人と関わり、様々な価値観に触れているため柔軟性のある考え方を持っています。
自分の考えが必ずしもすべて正しいとは考えておらず、相手の言葉に耳を傾けて気持ちを読み解こうとします。
周りの意見をよく聞いたり、指摘されても納得できる場合はその意見を受け入れることができるため、相手を不快な気持ちにさせることなくコミュニケーションが取れます。
【社交性を自己PR】社交性をアピールできる過去経験
- アルバイト
- ゼミ・グループワーク
- サークル・イベント運営
- インターン・ボランティア活動
- 海外経験・留学
社交性をアピールするにあたっては、人と関わったエピソードを話すことがおすすめですが、その中でも多くの就活生の方が経験してきたであろう、社交性をアピールしやすい場面を5つ紹介します。
以下の5つの中で、特にあなたの印象に残っているもの、自分の社交性が発揮されたと思い出せるものがあれば、参考にしつつアピールしてください。
アルバイト
アルバイト経験は社交性をアピールしやすい経験の1つです。
顧客対応やチームワークが求められる業務では円滑なコミュニケーションをとる力が求められます。
社交性を活かし、顧客満足度の向上やチーム全体の業務効率向上につなげた経験があれば、自己PRとして説得力が高いでしょう。
お客様との会話を通じて好みやニーズを把握し、適切な提案を行った経験や、忙しい時間帯にスタッフとして円滑に連携をとった経験などを話せば、非常に評価されやすいです。
また、長く勤務していたならば、新人スタッフがなじみやすい環境を作るために積極的に声をかけたり、相談に乗ったりした経験なども、チームワークをアピールするものとして非常に有力になります。
「人と話すのが得意」と話すだけでなく、どのような場面で社交性が成果につながったのかを明確に伝えることを心がけましょう。
ゼミ・グループワーク
ゼミやグループワークの経験も、社交性を活かしてチームの成果向上に貢献したエピソードとして活用できるでしょう。
特に、メンバー間の意見をそれぞれまとめたことや、リーダーシップを発揮した経験があるならば、それを具体的に伝えることで、協調性やコミュニケーション能力の高さも同時にアピール可能です。
使いやすく、多くの人が経験したであろうものとして「ゼミでの研究発表/サークルのイベント計画に向けて、メンバーの意見が分かれた際に話し合いの場を設けて、意見を整理しながら合意形成を図った」などのエピソードです。
特別な経験ではありませんが、社交性やチームワークの高さをアピールできる非常に良い経験でしょう。
企業ではチームでの協力が求められる場合が多いため、こうした集団において社交性を活用して貢献したエピソードを話すことを推奨します。
サークル・イベント運営
サークルやイベントの運営においても、社交性を活かして貢献できる場面が多かったはずです。
ネットワーキング、つまり顔の広さや友人関係の広さを活かして円滑にコミュニケーションを取った経験や、リーダーシップを活かしてチームをまとめた経験、組織を円滑に運営するために社交性を活かした経験などがアピールに活用できるでしょう。
伝え方のポイントとしては「社交性を活かして組織を活性化させた」などとアピールすると良いです。
あなたの社交性がチーム全体にどのように寄与したのかについて説明することで、就職後も社交性を活かして貢献できるという再現性の高さを伝えられるでしょう。
インターン・ボランティア活動
インターンやボランティア経験も、社交性をアピールするにあたって非常におすすめの題材です。
こうした「新しい環境に飛び込む」という経験においては、社交性だけでなく、適応力や多様な価値観の理解、協調性などを同時にアピールできます。
企業にインターン生として飛び込み、新しく業務を覚えたり、社風に馴染んだりするためにどのような工夫をしたのかについて話すのも良いですし、既存のボランティアグループに参加してルールや取り組み、考え方などについて学んだという話をするのも良いでしょう。
伝え方のポイントとしては、インターンにおいてもボランティアにおいても「初対面の人と信頼関係を築き、成果を出した」という種類の話をすることをおすすめします。
海外経験・留学
海外経験や留学も、社交性をアピールするにあたって非常におすすめの経験です。
半年や1年以上にわたる留学ならば文句なしのアピールとなりますが「海外旅行に行った」「短期留学に行った」という場合でも、工夫次第で、十分にアピールとなり得ます。
異文化理解や、自分の知らない環境に馴染むための柔軟性、積極的に新しい環境に飛び込むという積極性、挑戦心などもアピールできるでしょう。
海外経験や留学の話をする際は「社交性を活かして異文化に適応し、新しい環境で何かを学んだ、もしくは成果を出した」というアピールをすることを推奨します。
ただ「社交性を活かして馴染もうとした」で終わらせるのではなく「その新しい環境において、〇〇の面で貢献した」というタイプの話をすると良いです。
【社交性を自己PR】社交性が強みになる業界
様々な人と円滑にコミュニケーションがとれる力はどの職種、業界においても重要です。
しかし社交性があることをより活かすことができる業界もあります。
ここでは社交性があることが役に立つ業界について解説していきます。
- 営業
- 接客業
- コールセンター
- 研究職・専門職
営業
営業は顧客に自社商品やサービスを売り込む仕事です。
顧客のニーズを聞き出し、それに合わせた提案をすることが求められます。
社交性のある人は、年齢や性別に関係なく初対面の人とも気軽に話すことができ、相手の話に耳を傾けることができます。
これはまさに営業職に向いていると言えるでしょう。
また営業職はすぐに結果が出なかったり断られることが多いため、きついと感じる人が多いです。
しかし社交的な人は失敗をしても次に活かそうとする傾向があるため、そこまで辛く感じないでしょう。
接客業
接客業とひとえに言っても、美容師、アパレル店員、飲食店員、インストラクター、ホテル関係など様々な職種があります。
しかしどの職種でもお客様と直接話す仕事であることに変わりはありません。
相手のことを思いやって接客することや臨機応変に対応する能力が求められます。
様々な人と話すことができ、相手の気持ちを汲み取ることができる社交的な人は、接客業で強みを活かすことができるでしょう。
コールセンター
コールセンターの業務は、お客様からかかってきた電話の対応をする受信業務と自分からお客様に営業をする発信業務の2つがあります。
どちらの業務も一日中お客様と話すため、社交的で話すことに抵抗がない人が向いています。
また受信業務の際はお客様からクレームの電話をもらうことがあり、発信業務では心無い言葉を言われる、何回も断られるといったこともあります。
営業職と同様、きついと感じる人が多い仕事ですが、持ち前のポジティブさで乗り越えることができるでしょう。
研究職・専門職
社交的であることは基本的にどのような業界でも役立つのですが、特に身に付けておいた方が良いのが研究職や専門職に志望している人です。
何かの分野に特化した人は一人で研究に熱心になったり、問題が起きても一人で解決したりしようとしてしまいがちです。
つまり、トラブルが起きた際、困難に陥りがちなのです。
そんな人が社交的であれば何かがあったときに、人と協力して問題を解決することができますし、そういう点を専門職に就きたい学生がアピールすると企業も安心します。
社交的であることで、物事がスムーズに進行した、人と協力して何かをやり遂げることができたという前向きなエピソードを考え、自分が一匹狼タイプの専門職人ではないことを、上手く伝えましょう。
【社交性を自己PR】社交性の自己PRを考える際のポイント
- 内容以外の部分にも気をつける
- 社交的であることが業務にも活かせることを伝える
- オリジナリティのある内容にする
自己PRで社交的であることを伝える際にはポイントがあります。
そもそも「社交的である」というのは話をしている相手が決めることなのです。
そこで社交的であることを面接官に上手くアピールするためのポイントを2点ご紹介します。
内容以外の部分にも気をつける
このポイントは先ほど述べたこととかなり関係があります。
というのも面接官は目の前の学生を社交的であるかどうか判断するために、学生の話す内容だけでなく、学生の喋り方や姿勢、表情を見ているからです。
目の前の学生が社交的であると述べているのにもかかわらず、暗い顔でぼそぼそ喋っていては説得力がありませんね。
ですからなるべくそう思ってもらえるように、明るい表情、はきはきした声、まっすぐな姿勢、明瞭な受け答えといった、内容以外の外的な部分もしっかり意識するようにしてください。
社交的であることが業務にも活かせることを伝える
どれだけ具体的なエピソードでその学生が社交的であることがわかるからといって、その強みが業務に活かせなくては意味がありません。
社交的であることが業務にも活かせることを伝えるためにはまず、実際に入社してからの自分の姿を事細かにイメージし、どう企業に貢献できるかを考えましょう。
そして、社交的であることが業務にも活かせるということを簡潔にまとめるようにしましょう。
オリジナリティのある内容にする
自己PRで大切なことは、自分の経験やスキルが企業にとってどのような利益になるのかを伝えることです。
例えば、学生時代に生徒会やスポーツクラブなどの経験がなくて、これといったエピソードがない場合でも、内容を誇張するのではなく、経験したことでどのように自分が成長したかなどアピールすると良いでしょう。
また、ありきたりな文章ではなく、自分の経験や工夫したことなどを具体的に伝えるなど、表現方法を工夫したり、オリジナリティのある内容にしたりしましょう。
面接では話し方に気を付ける
面接で強みを社交性と伝える際は話し方に注意しましょう。
なぜなら、社交性をアピールしているのに、表情が暗く、声が小さいなど話しかけにくい雰囲気だと、矛盾した印象を与えてしまいます。
ですので、面接で社交性をアピールする際は明るい表情でハキハキと話すことを意識しましょう。
【社交性を自己PR】社交性をアピールする際の注意点
社交性は自己PRで評価されやすい魅力的な強みですが、アピールの際は、明確に良さが伝わるようにさまざまな点に注意する必要があります。
そのためここからは、社交性を自己PRでアピールするときの注意点を紹介していきます。
主な注意点は、以下の3つです。
- 背景の具体的なエピソードを添えてアピールする
- 自主性がない印象を与えないようにする
- 社交性が伝わる話し方でアピールする
特に、具体的なエピソードを加えて話すことは忘れないようにしましょう。
具体性のないアピールには説得力がないため、採用担当者の印象に残りません。
では、注意点を一つひとつ見ていきます。
背景の具体的なエピソードを添えてアピールする
自己PRで社交性をアピールするときは、背景となる具体的なエピソードを添え、深みのある内容に仕上げることが大事です。
というのも社交性は幅広い意味を持つ単語であり、「社交性があります」とそのままアピールするだけでは、具体性が足らないという評価を受ける場合があるからです。
何を伝えたいのか、詳細がわからないため、採用担当者の印象には残らないでしょう。
そのため、以下の例文のようにアピールの際は具体的なエピソードを説明するようにしましょう。
例文
私の強みは、どのような人とも円滑にコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことができる社交性です。
飲食店のアルバイトでは、ホールスタッフとしてお客様対応を担当しました。
当初、お店は常連客が少なく、新規のお客様がリピートしにくい状況でした。
そこで私は、お客様一人ひとりに合わせた接客を心がけ、笑顔で積極的に会話をするよう努めました。
また、スタッフ同士の情報共有を密にし、常連のお客様の好みを把握することでより満足度の高い接客を行いました。
結果、リピーターが増え、売上の向上にも貢献できました。
入社後も社交性を活かし、お客様や社内外の関係者と信頼関係を積極的に築いていきたいです。
自主性がない印象を与えないようにする
社交性を自己PRでアピールする際は、自主性がない印象を与えないように気をつけてください。
周囲への配慮や気遣いができる力は強みといえますが、自分の意見を発言しない人・周りの目を気にしすぎる人という印象を与えてしまうと、ネガティブなイメージにつながる可能性があります(以下の例文を参照)。
例文
私の強みは、社交性です。
大学のゼミのグループワークでは、メンバーの意見が対立し、議論が進まない状況がありました。
そこで私は、調和のために自分の考えを伝えるのではなく、周りの意見を聞くことを優先しました。
その結果、議論は滞りなく進むようになり、研究発表の期日にも間に合いました。
入社後も社交性を活かし、社内外の円滑なコミュニケーションのために、意見を調整していきたいと考えます。
例文のように「自分の意見を押し殺して周りに合わせること」は、厳密には社交性があるとはいえないでしょう。
自分の意見も持ちながら周りと協力する姿勢を持ち、意見や方針を調整してきたことを伝えることが重要です。
社交性が伝わる話し方でアピールする
自己PRで社交性をアピールする際は、棒読みではなく、社交性が明確に伝わる話し方でアピールすることが効果的です。
面接では、リアルタイムで社交性を証明できなければ、面接官に「本当に社交的なのか」という疑問を持たれてしまいます。
社交性をアピールする例文をチェックしていきましょう。
例文
私の強みは社交性です。
大学ではダンスサークルに所属し、新入生の勧誘活動を担当しました。
当初は入会希望者が少なく、サークルの存続が危ぶまれる状況でした。
そこで私は、SNSを活用した情報発信や体験イベントの雰囲気を和やかにする工夫を行い、新入生が参加しやすい環境を作りました。
また、個別に声をかけて一人ひとりと対話し、興味を持ってもらえるよう努めました。
結果、前年よりも多くの新入生が入会し、サークルの活動がさらに活発になりました。
入社後も社交性を活かし、社内外の人と円滑な関係を築くことで、成果に貢献していきたいと考えます。
例えば、上記のような「雰囲気を和らげる社交性」が強みであることをアピールする際は、笑顔ではっきりと伝える必要があります。
また、課題解決のために行った行動や施策の内容も重要なポイントであるため、身振り手振りや抑揚などを意識しながら説明すると良いでしょう。
立ち振る舞いからも、社交性が伝わるように意識してみてください。
【社交性を自己PR】社交性の言い換え例9選
社交性を自己PRでアピールする際は、自分らしさやオリジナリティが伝わるように、言い換え表現を活用することも重要です。
言い換え表現を使って別の言葉で社交性があることをアピールすれば、より的確に自分の強みを伝えられます。
社交性の言い換え例は、例えば以下が挙げられます。
- 積極的に行動を起こせる
- 危機的状況でも信念をもってポジティブに取り組める
- 好奇心旺盛で様々なことに挑戦できる
- 相手の意見を尊重できる
- 感情を汲み取る力がある
- コミュニケーション能力が高い
- チームワークを大切にすることができる
- 人をまとめるリーダーシップがある
- 初対面の人ともすぐに打ち解けられる
「社交性ではいまいちしっくり来ない気がする…」と悩んだときは、社交性ではなく、別の表現でアピールすることを検討してみましょう。
では、言い換え例について詳細を解説していきます。
初対面の人ともすぐに打ち解けられる
社交性の言い換え表現1つ目は「初対面の人ともすぐに打ち解けられる」です。
社交性のある人は、新たな人間関係を築くことを好む人が多い傾向があります。
そのため自分の経験などを活かし、初対面の人と関係を築くのが得意な人が多いのです。
生まれつき初対面の人を苦手にしない人もいらっしゃいますが、昔は人見知りだったという人も少なくありません。
自分なりのやり方・成功パターンを見つけて人見知りを克服して、初対面の人とすぐ打ち解けられるようになっていったのです。
積極的に行動を起こせる
言い換え表現2つ目は「積極的に行動を起こせる」です。
自ら話しかけ、新たな人間関係を築くのが得意な人が多い傾向があります。
また新たな活動を始めるなど自ら考え、積極的に主体的に行動を起こす人が多いのです。
社交性がある人の特徴として「柔軟性」をご紹介しましたが、新しい人間関係を構築したり、新たな活動を始めたりするには柔軟性が欠かせません。
社交性のある人は、環境の変化や関わる人によって柔軟に自分の考えや行動を変化させる力があります。
危機的状況でも信念をもってポジティブに取り組める
社交性の言い換え表現3つ目は「危機的状況でも信念をもってポジティブに取り組める」です。
失敗してもすぐに立ち直り、改善のために試行錯誤できる人が多いのです。
また周りがどんよりとしている中、明るい雰囲気で周りを引っ張っていける力があります。
そういったリーダーシップがあり、周囲の人からの信頼もあるので社交性のある人はリーダーの役割を担えます。
現状よりももっと良い方向へチーム・組織を導いていけるのです。
好奇心旺盛で様々なことに挑戦できる
言い換え表現4つ目は「好奇心旺盛で様々なことに挑戦できる」です。
社交性がある人は好奇心旺盛な人が多い傾向があります。
失敗よりも新たなことに挑戦することに魅力を感じ、どんどん踏み出していける人におすすめの言い換え表現です。
好奇心旺盛な人は周囲から見ても楽しそうに仕事をしたり、他の仲間を巻き込んでチームワークを発揮しています。
何か新規プロジェクト案件に取り組んだり、仲間と協力して物事を進めていくことにやりがいを感じられる人です。
相手の意見を尊重できる
言い換え表現5つ目は「相手の意見を尊重できる」です。
これまで様々な人と関わってきた経験から自分がどんな立ち回りをすべきかや、他の意見への耳の傾け方を知っています。
相手の意見に耳を傾けられる人は成長スピードが著しく早い傾向があります。
先輩のアドバイスや先人の知恵を積極的に吸収して、ハイペースで行動し続けられるので他人よりも圧倒的なスピード感で成長できるのです。
他人の意見・アドバイスを素直に取り入れるので、人から可愛がってもらえるのも特徴です。
感情を汲み取る力がある
社交性は、「感情を汲み取る力がある」という表現でもアピールすることができます。
なぜなら、社交性のある人は会話する相手の感情・仕草・雰囲気を丁寧に読み取ることで、その空気に合わせて円滑にコミュニケーションを取ることができるからです。
人と心地よく会話を交わしていくためには、良い意味で人によって態度や言葉遣いなどを合わせていくことが重要となります。
それがすなわち「空気を読む」ことであり、その場の雰囲気を壊さずに調和することです。
社交性のある人はそういった能力を会話の中で発揮しているため、自然と周りの人と円滑にコミュニケーションが取れ、慕われやすいといえます。
そのため、人の感情に対して共感するスキルが高い人や空気を読む能力に自信がある人は、社交性をアピールしやすいでしょう。
普段身の回りの人と接するうえで、感情を汲み取る能力について評価されたことがある場合は、「感情を汲み取れるからこそ社交性がある」というアピールをしてみてください。
コミュニケーション能力が高い
社交性があるという強みは、コミュニケーション能力があるという強みに言い換えることもできます。
社交性の根幹をなすのは、人と円滑に意思疎通を図る能力であり、社交性がある人は基本的にコミュニケーション能力が高いといえます。
そのため、会話が得意な人や周りとのやり取りを積極的に行うことでうまく人間関係を構築できる人は、コミュニケーション能力があるとアピールすることがおすすめです。
コミュニケーション能力は、どのような仕事でも重宝される重要なスキルであり、仕事をするうえで能力が高いに越したことはないでしょう。
ただし、コミュニケーション能力が高いというアピールではシンプルすぎて詳細が伝わらない場合もあります。
そのため、アピールの際はコミュニケーション能力が高いからこそ何ができるのか、具体的なポイントをわかりやすく伝える必要があります。
チームワークを大切にすることができる
社交性があるという強みは、チームワークを大切にできるという言い換えも可能です。
多くの人がいる場面で社交的に振る舞える人は、良好な人間関係を築くことができ、周囲と協力しながら物事を進められるからです。
そのため、チームワークを大事にするうえで社交性を発揮してきた人などは、自己PRを考えるうえで積極的に言い換えを検討してみましょう。
特に、部活やサークルなどに積極的に参加してきている人は、チームワークを発揮したエピソードはアピールしやすいはずです。
チームワークを意識して行動する姿勢は、人との協力・連携が欠かせない業務環境において、常に求められるものです。
そのため、エピソードを用いながら説得力のあるアピールができれば、企業に魅力を感じてもらえる可能性が高いでしょう。
人をまとめるリーダーシップがある
社交性があるという強みは、人をまとめるリーダーシップがあるという伝え方でもアピールできるでしょう。
リーダーシップを発揮するためには、周囲との信頼関係や協力体制の構築が不可欠であり、そのうえで社交性は重要な要素になるからです。
したがって、社交性のある人はリーダーポジションに向いている人も少なくありません。
周りと積極的に交流できれば、人望も厚くなるため、「リーダーを務めてほしい」と周りから頼まれるケースも珍しくないでしょう。
そのため、実際にリーダー経験がある人は、そのエピソードを具体的に説明しながら説得力のあるアピールにつなげていくことが大切です。
なお、リーダーシップのある人は主体性や責任感もあるため、企業からは重宝されます。
リーダーシップに自信がある場合は、社交性ではなくリーダーシップに焦点を当ててアピールすることも検討してみましょう。
【社交性を自己PR】社交性を自己PRする時のベストな構成
- 結論
- 根拠(エピソード)
- 入社後の意気込み
自己PRで社交性を印象的にアピ―ルするには、構成にも注意が必要です。
そのため、ここからは自己PRで好印象を獲得するための構成についてお話します。
結論
まずは結論をはっきり明示します。
今回の場合は、一番に「私は社交性が高いです」と示してしまいましょう。
結論を最初に示すことで、話の道筋が高くなり、企業側の印象に残りやすくなるのです。
自分の魅力を最大限に伝えるためには最初に結論を示すことが大事になります。
根拠(エピソード)
結論を示したら、根拠をつたえて裏付けをとりましょう。
エピソードを事細かに伝えることでアピールポイントである社交性をより効果的にアピールすることができるのです。
エピソードは大学生活中のものを一つ用いるようにしましょう。
一つにしぼって深堀することであなたらしさがよく表現できます。
入社後の意気込み
自己PRは自分の人柄をアピールするだけでなく、自分が入社後に活躍できる人材であることを最後にアピールするとマッチ度の高い印象を与えることができます。
学生は内定を獲得することが目的化しがちですが、内定を獲得できたら実際に企業の一員として働くことになります。
そのため、入社後に貢献できることをアピールすることで他の学生と差をつけることができます。
【社交性を自己PR】エピソード別の例文4選
- サークルのエピソード例文
- アルバイト(アパレル)のエピソード例文
- アルバイト(居酒屋)のエピソード例文
- ボランティアのエピソード例文
ここでは社交性を書いた自己PRの例文を4つ紹介します。
自己PRを書く際の参考にしてみてください。
サークルのエピソード例文
例文
私の強みは、必要に応じて人と交渉し、状況を動かせることです。
学生時代はダンスサークルに所属していました。
一時期、部員の関係が悪化し、メンバーのモチベーションが低下して練習が思うように進まない時期がありました。
そこで私はメンバーひとりひとりとの面談の時間を設け、本音を聞き出そうと相手の話に耳を傾け、聞き役に専念しました。
その後部員の意見を参考にサークル全体で話し合いの場を設け、誤解を解くことができました。
結果、人間関係が修復されて部員全員が練習に打ち込めるようになり、初めて地区大会で2位になることができました。
この経験から私は相手の気持ちに寄り添うことの重要性を学びました。
入社後もお客様の意見に耳を傾け、最適なご提案ができるように取り組みたいです。
アルバイト(アパレル)のエピソード例文
例文
私の強みは傾聴力があることです。
私は大学時代にアパレルのアルバイトをしており、キッズ向けコーナーを担当していました。
知人のお子様やお孫さんへのプレゼントを買いに来る人もいらっしゃいますが、何を選んだら良いのかわからず、結果何も購入せずに退店される方が多いことに悩んでいました。
私はプレゼント相手の情報がわかっていてもどの商品が適しているのかお客様がわからないことが原因だと考え、お子様の年齢や体型、好きな色をきく。また普段どんな遊びをしているのかもきき、服の提案をするようにしました。
その結果ブラウスだけ買おうとしていた方がアウターとセットで購入、おすすめした商品をまとめて購入していただけるようになり、ギフト商品の売上を入店前の2倍に増やすことができました。
私は、この経験から情報を聞き出す傾聴力を身につけることができました。
入社後も傾聴力を活かし、お客様に最適なご提案を心掛けたいです。
アルバイト(居酒屋)のエピソード例文
例文
私は社交性があり、自分から積極的に話しかけ、様々な年代の人と打ち解けることを得意としています。
大学時代には、居酒屋でアルバイトをしていましたが、多くのお客様と親密になることができました。
来店ごとに距離を詰めることを目標とし、そのために相手のことを覚えていることを伝えるのを意識し、「いつもありがとうございます」「今日は少しお連れ様が多いですね」など、お客様のことを覚えていることをアピールしました。
またお客様のことを忘れないように特徴などを休憩時間にメモをしていました。
その結果、多くの常連さんと仲良くなり、今ではお客様のほうからたくさん声をかけて頂いています。
多くの人と親しくなれる強みはビジネスにおいて非常に重要だと考えています。
年齢や性別関係なくコミュニケーションをとることができる力を生かして御社に貢献していきたいです。
ボランティアのエピソード例文
例文
私は社交性が高いことを自負しています。
特に、2年次で参加したボランティアにおいて私の社交性が強く活きました。
マラソンのボランティアとして給水係を行った際に、選手をはじめとして一緒に運営をおこなったボランティアの方々にも積極的に声をかけるように心がけたところ、イベントがより円滑に進みました。
各係の連携もとりやすくなり、最後には多くの人に「○○さんがいてくれて雰囲気がよかった」といっていただけました。
一番うれしかったのは、選手の方の「○○さんが給水の際に一言かけてくれたからとても気持ちよく走れたよ」という言葉です。
貴社にご縁をいただけた際には、この経験のように社交性を活かし、周りの人を巻き込んで皆に頼ってもらえる働き方を心がけたいです。
【社交性を自己PR】言いかえ表現別の例文6選
ここからは、自己PRで社交性をアピールする際に参考にできる、言い換え表現別の例文6選を紹介していきます。
社交性の言い換え表現はさまざまあるため、表現方法によって異なる例文をあらかじめチェックしておけば、自分なりの表現で社交性をアピールしやすくなるでしょう。
例文で活用している言い換え表現は、以下のとおりです。
- 初対面の人ともすぐに打ち解けられる
- 積極的に行動を起こせる
- ポジティブにものごとに取り組める
- 好奇心旺盛でチャレンジ精神がある
- 相手の意見を尊重できる
- 感情を汲み取る力がある
どのような言い換え表現で社交性をアピールすれば良いか困った場合は、例文をぜひ参考にしてみてください。
では、以下から例文をまとめていきます。
初対面の人とすぐに打ち解けられる
例文
私の強みは、社交性があるため、初対面の人とすぐに打ち解けられることです。
私は現在、複数の大学が合同で主催するボランティアサークルに所属しています。
サークル発足当時は、同じ学校の友達同士で交流することが多かったため、私は積極的に学校の垣根を超えて交流したいと思い、活動に参加する日は毎回あえて知らない人に話しかけていました。
これにより、メンバー間の交流は一層さかんになり、学校が異なるメンバー同士でも気軽に交流できる空気ができあがりました。
入社後も社内外で積極的に人と交流する意識を持ち、周りから信頼される社員を目指したいと考えています。
積極的に行動を起こせる
例文
私の強みは、社交性があり、人との交流に関して積極的に行動を起こせることです。
私は大学1年生の頃から家電量販店でアルバイトをしており、テレビのコーナーを担当していました。
当時、店舗にはお客様から「スタッフが忙しそうで質問しにくい」という声が届いていたため、私は困っていそうなお客様に自ら話しかけることを意識していました。
結果、お客様からは「どのテレビが良いか丁寧に説明してもらえてよかった」と感謝の言葉をいただく機会が多くなり、店長によれば「質問しにくい」という声は以降届かなくなったと聞きました。
貴社に入社した際も積極的に行動して結果につなげる姿勢を大事にし、お客様の要望を実現できるスタッフになりたいと考えます。
ポジティブにものごとに取り組める
例文
私は、いつでもポジティブに物事に取り組めるため、ムードメーカーとして明るい空気を牽引できる自信があります。
私は大学時代にバスケットボール部に所属していました。
2年生の頃は、大会どころか練習試合でも負けてしまうことばかりで、部の空気は暗いことがほとんどでした。
私はそんな中でもポジティブさを忘れず、「ここでくじけずに練習すれば、勝ったときの喜びはより大きくなるだろう」と考え、明るく振る舞いながら練習を続けました。
のちに、ようやく大会で1回戦を突破できた際は皆で泣きながら喜ぶことができ、部長からは「明るい空気を引っ張ってくれてありがとう」と言っていただけました。
入社後も前向きに業務に取り組み、現場の士気向上に貢献したいと考えます。
好奇心旺盛でチャレンジ精神がある
例文
私の強みは、好奇心旺盛でチャレンジ精神があることです。
私は大学で、国際交流サークルに所属しています。
以前からサークル活動を通じてたくさんの言語を学びたいと考えていたため、去年は新しくサークルに入ったドイツ人留学生に積極的に話しかけ、ドイツ語とドイツ文化を教えてもらいました。
結果、彼とは毎日のように通話するほど親しい関係を築くことができ、留学や授業なしでドイツ語の日常会話が理解できるようになりました。
入社後も好奇心旺盛な姿勢を活かし、新しいスキルを身につけ成長することに貪欲でいたいと考えています。
相手の意見を尊重できる
例文
私の強みは、相手の意見を尊重しながら円滑にコミュニケーションが取れることです。
先日参加したサマーインターンでは、SNSマーケティングに関するグループワークを経験しました。
マーケティング戦略を考える際は複数の意見があったため、最初は方向性がまとまりませんでした。
そこで私は意見を否定し合わずに折り合いを見つけることを提案し、全員の意見をヒアリングしながら折衷案を見つけられないか模索しました。
結果、全員の意見を等しく取り入れることはできませんでしたが、社員の方からは意見を尊重しながら議論を進める姿勢が素晴らしいと評価をいただきました。
入社後も周りの意見に耳を傾けることを大事にし、将来的には議論の結果をまとめられるリーダーを目指したいと考えています。
感情を汲み取る力がある
例文
私の強みは、感情を汲み取る力があり、それを会話に活かせることです。
先日、私は高齢者施設のボランティアに参加しました。
入所者の方の多くは認知症を患っており、意思疎通が難しい状態でしたが、それでもお話しされることには一生懸命耳を傾けました。
その結果、困っているときも様子を察して声をかけることができたため、介護士の方からは褒めていただけました。
私はこの経験から、感情や伝えたいことを汲み取る意識を持ってこそ、コミュニケーションが成り立つことを実感しました。
貴社に入社した際も感情を汲み取る力を活かしてコミュニケーションを重ね、お客様の気持ちに寄り添えるスタッフになりたいと考えています。
【社交性を自己PR】うまく自己PRが作れない時の対処法
社交性をアピールする自己PRをまとめる際は、なかなかアピール内容がまとまらないこともあるでしょう。
その際は、うまく自己PRが作れないときの対処法をチェックしておくことが大事です。
主な対処法は、以下のとおり3つあります。
- 社交性を発揮したエピソードを思い出す
- そのエピソードの行動の理由と成果を振り返る
- 社交性が日常や業務でどう活きるかを考える
うまく自己PRが作成できない、書いてみたもののわかりにくい気がする…と困ったときは、積極的に参考にしてみてください。
では、対処法を一つずつ解説していきます。
1. 社交性を発揮したエピソードを思い出す
社交性をアピールする自己PRを書くうえで、なかなか上手にアピールポイントをまとめられないときは、社交性を発揮したエピソードを思い出しましょう。
社交性という強みを具体的に証明できるエピソードがあれば、より説得力のある自己PRに仕上げられます。
エピソードは、自分の成功体験や高い集中力を発揮した出来事、モチベーションの上がった経験などから探すことが重要です。
成功体験や前向きな気持ちで取り組めた経験には、自分の強みが発揮されているケースが多い傾向にあります。
そのうえで、エピソードを選んだあとはどのような行動を意識して社交性を発揮したのかを伝えていきます。
自己PRを作成する際は、エピソードの詳細で必要な情報を盛り込み、説得力と信憑性を持たせましょう。
2. そのエピソードの行動の理由と成果を振り返る
社交性をアピールする自己PRがうまく作成できないときは、そのエピソードの行動の理由と、成果を振り返ることが重要です。
行動の理由やきっかけ、自分なりの戦略や価値観などが明確でなければ、エピソードをロジカルに説明できません。
結果として企業にとって納得感のあるアピールにならず、内容がわかりにくくなる可能性があります。
また、行動の理由や自分なりに考えたことは一人ひとり異なるため、具体的な内容を伝えれば差別化にもつながるでしょう。
ほかの就活生とかぶってしまうようなありきたりな内容ではなくなるため、採用担当者の印象に残りやすくなり、結果として好印象を得られます。
そのうえで、どのような成果を残したのかを詳しくアピールすることが大切です。
3. 社交性が日常や業務でどう活きるかを考える
社交性をうまくアピールできないときは、社交性が日常や業務でどう活きるのかをよく考える必要があります。
日常生活や業務で社交性をどう活かせるか考えておけば、自己PRの締めくくりでは、より具体性かつ再現性のあるアピールができるからです。
具体性・再現性のあるアピールで社交性の活かし方を伝えられれば、採用担当者は、活躍や貢献の形がイメージできるため好印象を持ちます。
魅力的な自己PRが作成できないときは、このような最後のアピールに具体性がない場合が多い傾向です。
そのため、まずは社交性を活かせる場面をよく考え、その場面に触れながら入社後のビジョンや成し遂げたいことなどをアピールすると良いでしょう。
なお、業務においては、社交性は人間関係の構築や細かい確認などのコミュニケーションで活きる場合が多いです。
円滑に人間関係を構築することでチームワークを高めたい、などのアピールにつなげることが効果的です。
【社交性を自己PR】学生からのよくある質問
社交性をアピールの主題とする自己PRを作成するにあたって、学生の方々からよくいただく質問を紹介します。
以下の2つは弊社が就活エージェントを運営するにあたって、アドバイザーがよく就活生の方々からいただく質問です。
よって、この記事を開いてくれている多くの方も気になっている項目でしょうから、ぜひ参考にしてみてください。
社交性を強みとするエピソードは就職活動では弱いですか?
社交性を強みとしてアピールすることは就職活動において決して弱いわけではありません。
企業はどのような業種・職種であっても、周囲と円滑にコミュニケーションを取れる人材を求めています。
特に営業や接客、チームでの協力が必要な業務では社交性の高さは大きな武器です。
したがって、社交性を強みとしてアピールすることは十分に有効です。
しかし、他の強みと組み合わせることで、より説得力のある自己PRになるのは間違いありません。
例えば「社交性×行動力」という組み合わせならば「積極的に人と関わることで行動に移し、成果を生み出した経験」を伝えられます。
アルバイトでお客様との会話を大切にしながら、売上向上につながる提案を行ったなどと話せば「社交性と行動力の両方を持ち合わせている優秀な人材」であると判断してもらえるでしょう。
社交性をアピールできる具体的な過去経験が思いつきません
社交性をアピールしたいと思っていても、いまいちエピソードが思いつかない人も多いでしょう。
その場合はまず「社交性とは何か」を改めて考え、自分の経験の中でそれに当てはまるものを探してみることが大切です。
社交性はただ「人と話すのが得意」というレベルではアピールできません。
「周囲と円滑にコミュニケーションをとり、物事をスムーズに進める力」が必要です。
これまでの経験を振り返り、自分が人との関わりの中でどのように行動したかを整理してみると、あなたの強みを発見できるかもしれません。
「ゼミやグループワークのディスカッション」「アルバイトで新人スタッフの教育を行った」「リーダーとしてサークルのメンバーの人間関係を円滑にした」など、人と関わった経験を思い出してみましょう。
それでも適切なエピソードが思い浮かばない場合は、自己分析をもう一度行ってみるのもおすすめです。
自己PRが思いつかない場合は「自分のことを分析できていない」こともあります。
以下の記事では自己PRのおすすめツールなどについても紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
社交的であることを自己PRで積極的にアピールしよう
自己PRで社交的であることを伝える際には内容以外の喋り方や姿勢、表情にも気を付けるようにしましょう。
また社交的であることが業務にも活かせることを伝えることが大切です。
これらのポイントを意識して自己PRを面接の武器にしましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート