「ガクチカでアルバイトについて話すにはどうしたらいい?」
「アルバイト経験についてうまく伝えるには、どう組み立てたらいいのかな?」
このように、ガクチカでアルバイトについて話したいと考えている方には沢山の疑問や不安があるのではないでしょうか。
本記事では、ガクチカの組み立て方などの基礎知識に加え、アルバイト経験について話す場合に気をつけるべきポイントを紹介しています。
この記事を読むことでガクチカに求められていることを把握できるため、アルバイトでの経験を効果的に伝える構成ができるでしょう。また、ガクチカについて不安を抱えている方でも安心して就活に臨めるようになるでしょう。
ガクチカでアルバイト経験を取り上げたいと思っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
- 企業がガクチカで見ているポイント
- 企業に好印象を与えられるガクチカの書き方
- アルバイト経験のアピールの仕方
- ガクチカがないときの対処法
- ガクチカの書き方を知りたい人
- アルバイトの経験をガクチカに書きたい人
- 例文を参考にしてガクチカを書きたい人
- ガクチカにかけることがない人
目次[目次を全て表示する]
【アルバイトのガクチカ】アルバイト経験はガクチカで使えるのか?
結論、アルバイト経験はガクチカで使えます!
しかし、ガクチカでアルバイト経験について書くこと自体は、受けがいいとも悪いとも言えません。
大切なのはどのような価値観や考え方に基づいてアルバイトをし、その結果どのような経験を積んだのかをいかに説明できるか、という事です。
留学や長期インターン、体育会の部活動は一見すると受けが良い経験に思われるかもしれませんが、その経験で行った事と学んだことが1番重要なので、経験の種類はあまり関係ないのです。
企業のアルバイトのガクチカに対する印象
経験の種類よりも、何を経験し学んだかが重要であると述べました。
しかし、アルバイトのガクチカは多くの学生が使うものになるので、どうしても採用側からすれば、ありきたりのものになってしまいます。
アルバイトの経験をガクチカにする際には、他の学生のアルバイトのガクチカに勝つためには、他の学生と差別化できる所を見つける必要があります
ガクチカに書くアルバイトの職種は問わない
ガクチカに書くアルバイトは、どのような職種であっても構いません。
どんなアルバイトでも、なにかを学んだり、身につけたりしているはずだからです。
企業は、アルバイトの経験から得たものや仕事に対する姿勢などを知りたいのであり、どんな職種であったかは問いません。
ガクチカにおすすめのアルバイトとは?
ガクチカにアルバイトを書くときは、長期間続けたものや、成績を残したものを選びましょう。
企業は長く勤めてくれる人材を探しているので、長期間同じアルバイトで頑張ったという経験は好印象です。
また、同じ職場に長くいればエピソードもたくさんあるため、ガクチカでアピールしやすいというメリットがあります。
また、売上を○パーセント上げたなどの具体的な数字を示すことができれば、アルバイトを頑張っていたことがわかりやすく伝わるため、なんらかの成績を残せた場合は欠かさずアピールしましょう。
【アルバイトのガクチカ】ガクチカで企業が見ているポイント
ガクチカはしばしば、エントリーシートや面接で聞かれます。
ガクチカを通して面接官が見ているものは、「いかにアルバイトを頑張ったか」ではありません。
それでは一体何を求めているのでしょうか?
こちらでは面接官が重視するポイントについて説明します。
- 学生のポテンシャル
- 社風とマッチするか
- 仕事でも通用する課題解決能力
- 仕事への取り組み方
学生のポテンシャル
アルバイトのエピソードの中で面接官が重視するのは、その学生のポテンシャルです。
ポテンシャルというのは、今すぐなにか成果を上げてというのではなく、あなたを採用して将来的にどのような利益を与えてくれるのかというあなたの将来性の部分になります。
そのため、ガクチカでは、「あなたが一番伝えたい、あなた自身の強み」を面接官にいかに伝えられるかを意識してみましょう。
ガクチカのアルバイトのエピソードを聞いて「この学生なら社内でも活躍してくれそうだ」と思わせることが大切です。
同じ接客業でも「新発売する商品の販売展開を工夫し、前年比の売上が増えた」というエピソードを伝えた学生と、「常に笑顔で接客するよう心掛けました」と言う学生がいたとします。
面接官としては、前者のほうが入社後の活躍が期待できると判断するでしょう。
あなたもしっかりと入社後の将来を見据えたアピールをできるように今一度ガクチカを考え直すようにしましょう。
社風とマッチするかどうか
面接官が面接の際に重視するポイントとしてもうひとつ大切なのは、「この学生は自社の社風に合っているか」ということです。
会社にはそれぞれ社風があるため、その社風に合いそうな考え方や価値観を持つ学生を採用したいというのは当然のことです。
学生側も企業がどのような学生を求めているかを理解したうえで、アルバイト経験をガクチカで説明すべきです。
仕事でも通用する課題解決能力
企業がガクチカを通して知りたいことのひとつが、課題解決能力です。
難しい課題や困難に出会ったとき、それについて何を考え、どのように行動して課題を乗り越えたかだけではなく、その解決能力が仕事でも通用するかどうかを知りたいと思っています。
アルバイトをしていたときに解決してきた課題のうち、仕事でも通用するエピソードを選べば、ガクチカで良い印象を持ってもらえるでしょう。
仕事への取り組み方
どの企業も、熱心に仕事に取り組んでくれる人を採用したいと思っています。
面接官はアルバイトでの姿勢と重ねて、入社後のあなたが仕事に対してどんな姿勢かをイメージします。
良いイメージを持ってもらうためには、アルバイトに対する真剣さが伝わるエピソードを取り上げると良いでしょう。
【アルバイトのガクチカ】ガクチカ作成の4ステップ
では実際にどのような手順でガクチカを作成していけば良いのでしょうか?
ガクチカは
- 学生時代の経験を振り返る
- 印象的なエピソードをピックアップする
- 企業に合ったエピソードを選択する
- 例文を参考にガクチカを書く
この4ステップで作成していきましょう。
1.学生時代の経験を振り返る
まずはガクチカのことは忘れて、自己分析を通して今までの経験を振り返っていきましょう。自分が今までどのようなことを行ってきて、どのようなことを学んできたのかをまとめていきます。
学業、趣味、部活動、サークル、ゼミ活動、研究、アルバイト、インターン、課外活動など学生時代の経験の例は様々です。
経験を振り返るだけでなく、それらの経験から自分の価値観であったり、強みが何なのかを考えていきましょう。
今までの経験から生まれた、もしくは経験で活きた強みがあれば、とても説得力のある強みになり、採用側からの評価も高くなるでしょう。
具体的な自己分析の方法はこちら
2.印象的なエピソードをピックアップする
学生時代の経験を振り返った後は、そこからガクチカに使えるような印象的なエピソードを見つけていきましょう。
印象的なエピソードをガクチカで使うことで、採用側からの印象もよくなり、高評価につながりやすくなります。
今回は具体的に
- 成果を出せた経験
- 辛かった経験
- 長期間取り組んだ経験
の3つを見ていきましょう。
成果を出せた経験
成果を出せた経験はとても強いアピールになります。
企業は入社してから活躍してくれそうな学生を選んでいるので、実際に成果を出し、活躍した経験があれば、とても良いでしょう。
例えば、飲食店や居酒屋のアルバイトで、自分が提案し、行った方法で料理の提供スピードが早くなったり、顧客満足度が上がった経験などがあげられます。
また、コンビニなどのアルバイトで、発注を工夫したり、商品の配置を変更したことで、売上が向上した経験などもあります。
アルバイトの経験の中で、成果を出した経験がないか考えてみましょう。
辛かった経験
辛かった経験も良いアピールにつながります。
特に商社やコンサルなどの激務といわれる業界では精神的にも、肉体的にもタフさが求められます。そのため、辛かった経験をどう乗り越えていったのかを上手く伝えることができれば、入社後も乗り越えていってくれると評価され、強いアピールになります。
例えば、利用客が多く、常に混んでいる飲食店で、工夫をしながら混雑時を乗り切った経験や、観光地でのアルバイトで残業も多く、常にお客様の対応に追われる1日を過ごした経験などがあげられます。
アルバイトの経験の中で、辛かった経験がないか考えてみましょう。
長期間取り組んだ経験
長期的に取り組んだ経験も良いアピールにつながります。
入社後は長期的な仕事を行うことが多々あります。また結果がなかなか出ないことも多くあります。
そのため、学生時代に長期的に取り組んだ経験があれば、入社後もめげずに、辛抱強く仕事に取り組んでくれるだろうと評価されます。
例えば、3年以上続けたアルバイトの話をし、継続力をアピールしましょう。
継続力をアピールする時は、受け身で取り組んだ経験を述べても意味がありません。
主体的に長期間取り組んだ経験であれば、高い評価を受けます。
3.企業にあったエピソードを選択する
印象的なエピソードをピックアップした後は、受ける企業にあったエピソードを選択しましょう。
どれだけ強いエピソードでも、企業が求めている強みに合わなかったり、社風に合わなければ内定にはつながらないでしょう。
企業ごとに求めている人物像が異なるので、協調性が強い学生を求めている企業にはチームで取り組んだ経験を、リーダーシップや主体性を持った学生を求めている企業にはリーダーとしてグループを率いていった経験を書きましょう。
4.例文を参考にガクチカを書く
エピソードを厳選していった後は、最後にガクチカを書いてみましょう。
実際に書いて見なければ分からない事も多いので、早い段階から書いておきましょう。
この記事では、アルバイトの種類別にガクチカの例文を載せているので、それを参考にガクチカを書きましょう!
【アルバイトのガクチカ】企業にアピールできるポイント7選
企業がガクチカで見ている部分について解説しましたが、それではどのような内容が企業にとって好印象になるのでしょうか?
ここではアルバイトを通して身につきやすい力を説明しています。
アルバイト経験はあるけれど、実際自分にどういった学びがあったのかわからないと言う方は参考にしてみてください。
- 協調性
- 責任感
- 問題解決能力
- 提案力
- 忍耐力
- 分析力
- 計画性
協調性
協調性は、社会で働く上で求められる能力のひとつです。
入社後は、年代や価値観が異なる人と一緒に仕事を進めなければなりません。
協調性があると職場に早くなじめるだけでなく、取引先との関係構築も円滑にできるため、企業に重宝されやすいです。
様々な人と関わるのはアルバイトでも同様です。
アルバイトを通じて、お客様や社員の方など様々な世代の人と関わることで協調性の大切さを感じた方もいると思います。
集団の中でどのような動きをしてきたのかについて述べることができれば、企業もあなたと一緒に働くイメージもつきやすくなります。
協調性をアピールする際のポイントは下記の記事を参考にしてみてください。
責任感
自分の仕事に責任をもつことは社会人になってから必要不可欠です。
何か問題が起きた時に原因が自分にあると考えられる自責の思考や、自分に原因がなくても自分事として物事を捉えられる当事者意識は、社会で重要視されます。
アルバイトは社会に出て働き、労働の隊かとしてお金をもらっているため、自分自身の言動に責任をもつことが求められます。
責任感があることをアピールする場合は、上記のような自責思考や当事者意識について触れるようにしましょう。
時間や約束を守るといったことは社会人なら当たり前のこととされていますので、社会人レベルの責任感を伝えることが重要になってきます。
責任感をアピールする際は下記の記事を参考にしてみてください。
問題解決能力
問題解決能力とは、課題を分析し、対策を考えて行動することを指します。
現状を適切に把握し、解決に向けて積極的に動くことができる就活生は、「課題発見能力」や「問題解決能力」、「実行力」があると企業に評価され、好印象を与えることができます。
ノルマや成果が求められるアルバイトでは、問題解決能力が求められることもあるでしょう。
どのような課題があり、それに対してどういった解決策を考え実行したのかをエピソードにして伝えると良いでしょう。
提案力
顧客のニーズにあわせて課題解決のための提案をする営業職や、様々な角度から物事を捉え、アイデアを出す企画職など、社会ではわかりやすく簡潔に提案をすることが求められます。
ただ意見を言うだけではなく、相手にわかりやすく伝え、納得してもらう力は社会人にとって必要な能力です。
アルバイトで売上を上げるための提案を社員の方にしたことがある方は、提案力をアピールしてみても良いでしょう。
提案力をアピールする際は下記の記事を参考にしてみてください。
忍耐力
社会に出ると、学生時代経験してこなかったような大きな挫折を多く味わうようになります。
そのため、失敗してもめげずに努力し続けることは社会人になっても大切です。
地道な作業も諦めずに続けられたり、困難な状況もプラスに捉えたりする力がある人は、社会でも重宝されます。
壁にぶつかっても、課題解決のために努力をし続けた経験のある方はガクチカでアピールしてみましょう。
忍耐力をアピールする際は下記の記事を参考にしてみてください。
分析力
分析力とは、ある問題の原因を特定するために要素を分解し、構造化させる力のことです。
正確な現状分析ができる人材は企業にとって非常に魅力的です。
アルバイトに取り組む中で問題を分析し、何が原因なのか考えたことのある人はアピールしてみても良いでしょう。
企業はガクチカで学生の問題に取り組む姿勢を見ているので、課題を考えたことだけではなく、そこから実行に移しているエピソードを話すようにしましょう。
計画性
計画性もアルバイトの経験でアピールすることができます。
この計画性とは目標立てや優先順位立てをしていくことを指しています。
社会に出てからは限られた期間で、一定の成果を出すことが求められます。
そのためには自己管理能力、つまり計画性が必要とされていきます。
その計画性があれば、どんな仕事をする上でも成果をあげられる人だと評価されやすくなります。
アルバイトなどで計画性を活かして努力した経験がある人はガクチカでアピールしてみましょう。
【アルバイトのガクチカ】ガクチカを作成する際のポイント
アルバイトのガクチカを面接官に伝わりやすくするためのコツをご紹介します!
ガクチカを伝わりやすいものにするには、3つのポイントをおさえた構成にするのがおすすめです。
それぞれ重要ですので、あなたもこのポイントをおさえてガクチカを作るようにしましょう。
- 過程に焦点を当ててアピール
- 企業に貢献する意思を伝えよう
- 数字を用いると具体性が上がる
過程に焦点を当ててアピール
先にも述べた通り、企業は経歴や功績そのものについてあまり重視していません。
そのためアルバイトを頑張った経験についても、頑張った結果はもちろん大事ですが、過程でどんな努力をしてきたかを詳しく説明するように心がけましょう。
過程での努力や考え方、問題をいかにして解決したかというエピソードには学生の人柄がより濃く表れます。
人柄や自分らしさが企業に正しく伝わるように、過程に重心をおいてガクチカを作成しましょう。
企業に貢献する意思を伝えよう
ガクチカでは学生時代に頑張ったことが問われます。
しかし、実際に企業が見ているポイントは学生が企業に入社した場合企業に貢献してくれるのかどうかなのです。
つまり入社後のことまで考えている学生は企業にとって魅力的です。
企業に貢献できることを自分の言葉で説明できると企業もあなたと一緒に働く想像がしやすくなります。
ガクチカでは、過去の自分の努力や功績をアピールするだけでなく、自分の将来のビジョンについても言及すると好印象が獲得できます。
数字を用いると具体性が上がる
数字を用いて功績をアピールすると、さらにガクチカが理解されやすくなります。
アルバイトをガクチカの内容にするなら例えば売り上げや来客数、業務の効率化など、数字で説明できる要素がたくさんあります。
課題解決について数字を用いた説明をすると具体的に考えやすくなります。
自分の努力が数字に表れている場合は数字を用いて具体的な説明を加えるとわかりやすくなります。
【アルバイトのガクチカ】ガクチカを書く際の注意点
ここからは、ガクチカでアルバイト経験を伝える際に重要な6つの注意点をご紹介していきます。
当たり前のように思えるかもしれませんが、これができていない就活生も多く、この注意点を取り入れるだけで人と違ったガクチカを作ることができますので、あなたもしっかりと抑えておきましょう。
- 嘘はつかない
- アルバイト先の企業名は出さない
- ありがちな表現はやめて独自性を出す
- 漠然とした表現を避ける
- 自分の「考え方」や「価値観」を入れる
- あまり専門的な用語は使わない
- すぐにやめたアルバイトは書くのを避ける
- 客観的な結果を用いる
嘘はつかない
ガクチカを伝えるうえで、絶対にやってはいけないのが「嘘をつくこと」です。
より良い印象を持たせようと華やかな内容の嘘を入れてしまうと、万が一面接でその点について突っ込まれたときに、きちんと説明することができません。
そうなれば面接官に「この学生は嘘をついている」と見抜かれるだけでなく、「もし入社させても嘘をつくのでは」という疑いがかけられてしまいます。
少しでも良くしようと嘘を書くくらいなら、自信を持って説明できる「強み」をよりしっかりと記入しておきましょう。
前提として、面接でのガクチカは「突っ込まれること」が当たり前だと思ってください。
1.なぜそれをする必要があると思ったのか?
2.その経験は今後の自分にどのように働くと思うか?
などの質問に的確に答えることができれば、あなたという人物についてよりしっかり印象付けることができます。
アルバイト先の企業名は出さない
アルバイトの経験をガクチカにする場合、なるべく企業名は出さない方が良いでしょう。
誰もが知っているチェーン店でアルバイトをしている場合、店名を出した方がエピソードがわかりやすく作成でき、面接官にもイメージを伝えやすいとお考えかもしれません。
しかし、アルバイト先の企業名を出してしまうと、守秘義務に違反してしまう可能性があります。
アルバイト先の名前で勝負するのではなく、あなたがアルバイト先で経験したことで勝負しましょう。
たとえば、駅前の売上が全国上位の飲食店で、常に満席状態なのに接客を笑顔で丁寧にすることを心がけて清掃にも気を配った、結果として店舗の売上や評価も上がり、リピーターが増えたというような伝え方だと、店名を出さなくても忙しい状況でもパフォーマンスを維持できることを伝えられます。
ありがちな表現はやめて独自性を出す
ガクチカでアルバイトについて書くときに気を付けるべきことのひとつに「他の人と似たような内容になってしまう」というものがあります。
1.笑顔で接客するよう心掛けた
2.アルバイトでコミュニケーション能力が身についた
等のエピソードは、アルバイトについて書いた人にありがちな表現です。
「笑顔で接客」するのは接客業として誰もが心がけるべきことで、その人に「コミュニケーション能力」があるかどうかを判断するのは本人ではなく他人です。
ただ漠然と「笑顔で接客するよう心掛けました」「一生懸命接客しました」と言われるのと比べて、具体的にどうお客様へ対応していたかを説明すると説得力が増します。
そのため、
↓
お客様を笑顔にするにはまずは自分が笑顔にならなきゃいけないと心がけた
↓
お客様が何を求めているのかを仕草などから察し、先を読んだコミュニケーションを身に着けた
など、似たようなものでも、あなた独自の目線を追加することが重要になります。
漠然とした表現を避ける
ガクチカで「アルバイトを一生懸命がんばりました」と言って、果たしてそれが面接官に伝わるでしょうか。
お金をもらう以上、与えられた仕事を自分の出来る限りの範囲でやろうとするのは当然のことで、「一生懸命」という漠然とした表現では何も伝わりません。
どんなに忙しくても、お客様に丁寧に対応することを第一とし、店の慌ただしさをお客様に感じさせないことを徹底しました。
というように具体的な表現をするのが大切です。
自分の「考え方」や「価値観」を入れる
アルバイトでは色々なトラブルを通してそれに対処する方法を学び、常に笑顔で相手の求めるものは何かを考えながら接客していました。
ガクチカでアルバイトについて書かれる内容に一番多いのが上記のようなもので、企業の面接官はこれと似たようなエピソードを何度も耳にします。
「トラブルに対処した」「こういう時はこうした」というような、いかにアルバイトを頑張ったかの「経験」の話は就活にあたって有利になることはほぼありません。
重要なのは、アルバイトをするにあたってのあなたの「考え方」やアルバイトでの経験を通して得たあなた自身の「価値観」を伝えることなのです。
将来社会に出たときに様々な世代や立場の方とお仕事をすることになると考えていたので、そのような方が多く来店する場所でアルバイトをしようと思いました。
上記の例のように、アルバイトを始めるきっかけをこう説明するだけで、自分が将来を見据えたアルバイト選びをしていたという「考え方」をまず伝えることができます。
どんなに忙しくても丁寧な対応を徹底することが店の評判を作り、結果的にお客様が何度も足を運んでくださるようになり、それが更なる売上に繋がると考えました。
また、上記の例のように、自分がやったことが売上に繋がるという考えや価値観を伝えることで、それを入社後にも発揮してくれるかどうかを判断する材料にしてもらうのです。
アルバイト先でリーダーなどをしていれば、それについて書くことができますが、全員がリーダー経験をしているわけではありません。
しかし、リーダー経験はなくとも自分の「考え方」や「価値観」を説明することができれば、ガクチカにアルバイト経験を書いてもきちんとアピールになるでしょう。
あまり専門的な用語は使わない
アルバイトをしているうちに慣れてしまって意識していないかもしれませんが、当たり前のように使っていた言葉がその職種の専門用語だったということはよくあります。
文章で書く際には気をつけていても、面接で話すときにうっかり専門用語を使ってしまうと話が通じない可能性がありますし、印象も良くないので気をつけましょう。
アルバイトで使っている言葉の意味が一般的に使われている意味と同じであるならば使っても構いませんが、誤解が起きるおそれがあるならば、使わないほうが無難です。
すぐにやめたアルバイトは書くのを避ける
短期間でやめてしまったアルバイトについて書くのは、避けたほうが良いでしょう。
自分に合わないという理由でアルバイトをやめるのは誰にでもあることですが、就活で話すには向いていません。
企業は、長く働いてくれる人を採用したいと思っています。
面接官に「自分に合わない仕事はすぐにやめる人だ」という印象を持たれるようなことは言わないようにしましょう。
客観的な結果を用いる
ガクチカでの経験を通して、出した結果や成果を伝える時は客観的な要素を入れましょう。
結果や成果が主観的なものであると、説得力がなく、採用側は評価しづらくなってしまいます。
例えば、周りの意見や調査の結果、数字で表れている結果を用いて伝える事で説得力が増します。
どんなにすごい成果を出したとしても、採用側に伝わらなければ意味がありません。
そのため、エントリーシートや面接では客観的な結果を伝えて、あなたの結果がしっかり伝わるように心がけましょう。
【アルバイトのガクチカ】アルバイト経験をガクチカにするなと言われる理由
就活関連のアドバイスの中には、ガクチカでアルバイト経験について書いたり話したりするのはよくないと言われることもあります。
なぜならアルバイト経験をガクチカにする多くの就活生は、「ただのアルバイト経験」を述べてしまうことが非常に多いからです。
企業は、「笑顔ができる」「コミュニケーション能力を磨いた」というありふれた話に興味はありません。
あなたが
2.どのように考えて仕事をし
3.その結果どのような価値観や学びを得たか
が知りたいのです。
逆に言えば、上記の3つのポイントに注意さえしておけば、アルバイト経験は十分にガクチカにすることができるということです。
これからお話しするコツをおさえて、あなたのアルバイト経験を自信の持てるガクチカに仕上げましょう!
【アルバイトのガクチカ】バイトリーダーじゃなくてもガクチカにできる?
アルバイトをガクチカにする際の注意点や面接官はポテンシャルや学生のキャラクターが社風に合うかを判断しているとお伝えしてきました。
しかし、アルバイトを頑張ってきて自分なりに結果を出したけれども、バイトリーダーなどの役職がないためにエピソードとして強みに欠けるのではないかと懸念する学生もいるのではないでしょうか。
確かに、ガクチカの例文には「バイトリーダー」という文言をよく目にします。
責任のある役職に就いていない場合にも、アルバイト経験をガクチカにしても良いのでしょうか。
経験そのものは重視されていない
結論から言うと、アルバイトをガクチカにする際にバイトリーダーでなくても構いません。
就活生の多くは部長経験やバイトリーダー経験をアピールしようとしますが、企業はそんなことは実際のところ気にしてないのです。
面接官は、学生がその立場に至るまでに何を考えて何をしたのか、その過程を知りたいと考えています。
リーダーで人を率いた経験がなくとも、後輩の指導担当としてわかりやすく教えるために自分の視点でマニュアルを作った、接客業でお客様に喜んでいただくために自分なりの創意工夫を凝らした、なども立派なガクチカとなります。
むしろ、これから多くを学ぶ新入社員にリーダーとしての素質を問う企業は少ないでしょう。
どんな役割であろうと、どのように捉えやり遂げたかを語れれば良いのです。
入社後にどう活かせるのかを知りたい
アルバイト経験はリーダー経験がなくとも十分ガクチカになり得ることがわかりました。
しかし、頑張ったことを伝えるだけでは、ただの自分語りとなってしまいガクチカとして成立しません。
伝えたい要素を詰めこもうとするあまり、企業が面接の場を設けているのは学生に入社後にも活かせるようなスキルや能力があるのかを知りたい、という大前提を忘れないようにしましょう。
たとえば、営業職を希望しているのならば、自らのアクションでアルバイト先の売上を月〇万円アップさせたなど、数字を結果で残せるというアピールが効果的です。
志望先の企業や業種の研究と自己分析を怠らなければ、自分の強みと求められる人物像の交わる部分が見つかり、自ずと語るべきエピソードは絞られるはずです。
【アルバイトのガクチカ】わかりやすい構成
アルバイトのガクチカを伝わりやすいものにするためのおすすめなのは、
- 冒頭で結論を述べる
- アルバイトを始めた動機を述べる
- アルバイトで試行錯誤した内容を述べる
- アルバイトから得られた学びを述べる
という4つのポイントをおさえた構成です。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1:冒頭で結論を述べる
相手に何か伝える際は、「まずは結論を述べる」ということが大切です。
最初に結論を伝えることで受け手側も話を聞きやすく、その後の具体的な説明についても理解しやすくなります。
たとえば、
学生時代に私が最も力を入れたのは〇〇でのアルバイトです。
というように、まずは結論を伝え、それから具体的な内容に移っていくというのを心がけてください。
2:アルバイトを始めた動機を述べる
冒頭で結論を述べたら、次に必要なのは動機です。
「なぜそれに力を入れようと思ったのか」という動機は、自分自身の考え方を簡潔に伝えるために必要です。
もちろん「色んなお客さんがいて楽しそうだったから」や「お金を稼ぎたかったから」という単純な理由で選んだのだとしても、伝え方次第できちんとした動機になるのです。
たとえば、
将来会社で幅広い世代の相手とやり取りすることを考え、様々な年代のお客様が利用する店で働きたいと思いました。
という説明なら将来を見据えた動機となります。また、
売り上げに応じて歩合がつくため、よりお客様に商品を手に取ってもらうためにどうすれば良いか、再来店を促すにはどうすれば良いかを自分なりに勉強したかったからです。
このような動機も入社後、会社の売上を意識した働きをしてくれそうだという印象に繋がります。
ガクチカでのアルバイト先を決めた動機を、単なる動機ではなく、面接官に「自分はこのような考え方をしている」と伝えるための場として使いましょう。
3:アルバイトで試行錯誤した内容を述べる
さらにアルバイトをする中で直面した課題や試行錯誤した経験をエピソードとして述べられると、あなただけのアルバイト経験を伝えることができます。
アルバイトで試行錯誤した内容をわかりやすく伝えるためには、「状況」「課題」「行動」「結果」の4つのステップに分けて説明することを意識しましょう。
1.アルバイトの具体的な仕事内容
2.アルバイト先での役割 【課題】
1.アルバイト先での問題(特定の商品の売り上げが悪かった、接客内容についてクレームが入ることがあった等)
2.アルバイト経験で気づいた自身の課題(複数のお客さんに同時に気を配れなかった、スケジュール管理が上手くできなかった等) 【行動】
1.問題を引き起こしていた原因
2.原因を解決するために起こした行動(バイト先に働きかけたこと、自分自身で改善したこと等) 【結果】
1.起こした行動によって問題が解決した、改善したという内容
この4つのステップに当てはめてあなたのアルバイト経験を整理すれば、どんな経験であってもガクチカとして通用する内容に仕上げることができます。
あなたもガクチカをこの4つのステップに一度分けてみて、あなたのアルバイト経験を伝わりやすくするために整理してみましょう。
4:アルバイトから得られた学びを述べる
最後に、問題の解決に向けて取り組んだことで得られた考えや価値観を、いかに面接官に対して説明できるかが大切になります。
ここまで伝えられるかどうかが、内定を獲得できるかできないかといった微妙な差にかかわってきますから、最後にそれまでの内容を上手くまとめることを心がけましょう。
2.アルバイト経験を通して身についた価値観
といった内容で、入社後に活躍できる人材であるということをアピールしましょう。
5:入社後に活かせることをアピール
ガクチカの内容が入社後に企業でどのように活かせるのかについてもアピールするようにしましょう。
再三言っていますが、企業にとって一番大事なのはあなたが入社後に活躍できる人材かどうかを見極めることなのです。
入社後のことについて自分から言及することで、企業はあなたと働くことを想像しやすい上、印象にも残ります。
丁寧に言及しすぎるとガクチカそのものの割合が減ってしまいますから、軽く言及する程度にしましょう。
【アルバイトのガクチカ】例文
ガクチカでアルバイト先でのエピソードを書く際に気を付けたいのは、「ガクチカは自己PRをする項目ではない」ということです。
企業側はガクチカでの経験や実績から、得たものや考え方、価値観を知りたいだけです。
そのため、その内容について大きな功績がなかったとしても、全体的にどう頑張ったかではなく、具体的なエピソードに絞り込むことで、企業が求めているガクチカを創ることができます。
ここからは、アピールポイント別の9つの例文をご紹介していきます。
飲食関連
飲食関係のアルバイトをしていた方は多いと思います。
飲食店でのアルバイトは、協調性や提案力をアピールしやすいテーマになっています。
例①
私はキッチンスタッフとして働いていたのですが、スタッフの役割分担が曖昧だったため、オーダーが立て込むと無駄な動きが増え提供までに時間がかかっていました。そこで私はミーティングでそれぞれのメインの役割を決める提案をしました。
その結果、メインの役割としての動きをしつつ、手が空いていれば互いのサポートができるようになり、料理提供までの時間を平均1分短縮させることができました。
この経験から、私は問題解決に向けて率先して行動する主体性が身につきました。この力を活かして、サービスの課題を分析して適切な解決策を提案し、実行にうつしたいと考えています。(300語)
例②
ホールスタッフをやっていましたが、混雑時になるとスタッフが慌ただしく動いてしまい、お客様への対応が雑になってしまう問題がありました。実際、接客が雑だというクレームも入ったことがあります。
そこで私はスタッフの対応改善のために、どんな時でもお客様だけでなくスタッフにも1人1人へ丁寧に接することにしました。その結果スタッフも混雑時の苛立ちがおさまってオーダーミスが減り、毎月あった接客についてのクレームがなくなりました。
私はこの経験から人に丁寧に接することで、円滑に仕事に回すことができ全体の作業の効率を上げることができると学びました。入社後もチームのメンバーと良好な関係を築きながら活躍していきたいです。(328語)
例③
スタッフの中でできる仕事にばらつきがあり、ピーク時になるとスタッフ同士の連携が上手くとれずお客様への提供が遅れてしまうことがありました。
私は全スタッフが業務内容を理解しておく必要があると考え、店長にマニュアルの改訂を提案し、単純作業も丁寧に記載するようにしました。
結果新人の業務内容の理解が早まった上に全体の業務を再確認できたため、ピーク時でも業務を円滑に進めることができ、提供時間を約1分減らすことができました。
この経験を通じて私は問題解決のために解決策を自ら考え、提案する力が身につきました。入社後は自ら問題を見つけて解決策を考え、会社の発展に貢献したいと考えます。(324語)
ドラックストア
私が働いていた店舗では、私が担当している化粧品部門の販売個数が伸び悩んでいました。そこで私は何が原因で販売数が伸び悩んでいるのか解明するため、顧客への聞き込みを行いました。アンケートでは使い方がわからないという理由が多かったため、使用方法を説明したPOPを作成し説明書を添付しました。
その結果、ひと月に5個も売れていなかった商品が、毎月安定して50個前後売れるようになるなどし、化粧品部門の売上が他の部門の売上と同程度まで回復しました。
この経験から、課題を分析して解決策を考えて実行することの重要性を学びました。入社後もお客様の気持ちを踏まえて課題を分析し、解決策を実行することができると思います。(330語)
コンビニ
私が勤務していた店舗では、菓子パンの売上に苦労しており、全体の平均の7割程度しかありませんでした。
そこで私は売上げ増加のために、陳列の場所を変えて売上をあげようとしました。お客様の目線に合う場所にある商品が売れる傾向があることをデータを用いて店長に説得し、安定して売れる商品を下に移動させ、菓子パン類を棚の上部に置くことができました。
三ヶ月後には菓子パンの売上が回復し、他のパン類と同程度の売上を出せました。
この経験から情報をもとに人に提案をする提案力が身につきました。この力を活かして、データを用いてお客様により説得力のある提案をしたいと考えています。(305語)
家電量販店
私は接客・販売業務を行っていました。しかしはじめはお客様に商品の魅力を伝えることができず、売上が思うように伸びませんでした。
そこで私は接客の質の向上のために、先輩にロープレに付き合ってもらったり、勤務時間外でメーカーごとに商品を比較して情報を整理しました。
結果、半年後にはアルバイトの中で売上1位を獲得することができました。
この経験から自己の成長のためには主体性が重要であることを学びました。入社後は自らプロジェクトの成功のために何が必要か考え、率先して行動できると思います。(267語)
塾講師
私は当時4名の中学3年生を担当していましたが、1人非常に勉強嫌いな子がいました。
その子が勉強に前向きになる手助けをするため、勉強嫌いな理由を探すために、その子ととにかく話をしました。
勉強に関係ない話や友人のこと、学校のことと話していく中で、内容の理解を待たずにどんどん進んでしまう、早すぎる授業速度に勉強が嫌いな原因があることがわかりました。
そこでひとつひとつの内容を理解できるまでゆっくりと時間をかけて指導するやり方に変えたところ、苦手だといっていた科目のテスト点数を30点上げることができました。
この経験から、相手に寄り添って話を聞くことの大切さを学びました。社会人になったら、お客様に寄り添ってひとりひとりの課題の解決のために責任もって取り組みたいと思います。(359語)
アパレル
私が勤務していた店舗では、他店に比べて売上が伸びなかった時期がありました。
原因を探るために売上が高い店舗に訪れた結果、ディスプレイが非常に魅力的で店員の接客のレベルが非常に高いことがわかりました。そこで私はディスプレイの配置を変更したり、お客様に積極的に声掛けを積極的に行うようにした。
その結果、売上が前年度まで回復しただけでなく、売上が他店よりも上回るようになりました。
この経験から、課題の問題を突き止めるために自ら行動する主体性を身につけることができました。この力を活かし、入社後も自分から問題解決のために行動したいと考えています。(303語)
長期インターン
インターンを始めた当初は、アポイントの取得に苦戦し、ノルマのプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
しかし、トークが上手い先輩社員の真似をしたり、スクリプトを見直してトーク内容の改善を図り、半年間試行錯誤を繰り返しました。
結果、インターン生の中で一番多くアポイントを取得するようになりました。(179語)
このようにガクチカでアルバイトのエピソードを伝える際は、具体的に自分がどう行動したか、その結果どうなったかを、実際の数字をあげて説明することで説得力が増します。
【アルバイトのガクチカ】NG例文
ではどのようなガクチカがNGなのかを紹介していきます。
どのような要素を入れるとNGになるのかを見ていきましょう。
NG例文①:結果が主観的
私が学生時代に頑張ったことは飲食店でのアルバイトになります。
私が働いている飲食店では提供スピードが遅いことが問題になっており、お客様からクレームを受けることも多々ありました。
そのため私はスマホなどの電子端末での注文方法を提案し、業務の効率化を図ったことで、料理の提供スピードが向上し、多くのお客さんに喜んで頂けました。
NG例文②:肩書に頼っている
私が学生時代に頑張ったことは居酒屋でのアルバイトになります。
私は1年生の頃から働き続けており、主体的に行動していった結果、大学3年生の頃にはバイトリーダーになることができました。これからもバイトリーダーとして、バイトの人たちをまとめていきたいです。
入社後はこの経験を活かして、リーダーとしてチームをまとめていきたいと考えています。
木下恵利

バイトリーダーになったことは素晴らしいですが、それだけでは強いアピールにはなりません。バイトリーダーになる前や後で取り組んだことや学んだことを具体的に書くことで、強いアピールになります。
【アルバイトのガクチカ】ガクチカがない場合
これまではガクチカでアルバイトの経験を書く方法について解説していきました。
しかし、中にはこれまでの内容を踏まえても「ガクチカで書けるようなバイトの経験も、他の経験もないよ...」という人がいるかもしれません。
そんな方は
- 自己分析をする
- 他己分析をする
- 就活エージェントを利用する
の3つを行っていきましょう。
自己分析をする
就活において何かと重要視される自己分析ですが、それはガクチカの作成においても同じです。
もし、ガクチカがない、アルバイトの経験を上手くガクチカに使うことができないと感じているならば、一度自己分析を改めてやってみてください。
あなたが頑張った経験から、なぜ頑張ることができたのか、どのように課題に取り組んだのか、行動した結果はどうだったのか…など、エピソードを深堀ることで、ガクチカで話すことが見つかるでしょう。
自己分析の詳しいやり方はこちらの記事へ
他己分析をする
自己分析を1人でやるだけではわからないことも沢山ありますし、どうしても主観的になってしまい、客観的な視点をもって自分を見つめることが難しくなります。
自分はこういう人間だと思っていても、周りからはそう思われていないこともあります。
親や友達に自分について聞いてみると、自分ではまったく長所だと思っていなかったことを褒めてもらえることもあると思います。
ガクチカが見つからず困っている人は、ぜひ思い切って周りの人に相談してみてください。
自分では気づけなかった長所が見つかるかもしれません。
他己分析の詳しいやり方はこちらの記事へ
就活エージェントを利用する
「自己分析をやってみたけどいまいち自分のことがわからない」
「自分が書いたガクチカが企業にとって好印象かわからない」
ガクチカを作成するにあたって、上記のような疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか。
1人で就活を進めるには限界がありますので、他己分析のように誰かと就活を進めることがおすすめです。
就活エージェントでは、プロの就活アドバイザーがあなたのガクチカの作成から自己分析、企業分析、面接対策まで徹底的に支援します。
就活のちょっとした疑問についても丁寧に答えてくれますので、一度相談してみてはいかがしょうか。
【アルバイトのガクチカ】その他の選考対策
選考ではそのほかにも様々な質問がされます。
頻出の質問対策をまとめておくので、ぜひ見てください。
自己紹介の対策
志望動機の対策
自己PRの対策
長所の対策
短所の対策
アルバイトでの経験を上手にアピールしよう!
ガクチカは、就活において定番の質問です。そのため、対策さえしっかりしておけば、周囲との差をつけられるチャンスでもあります。
アルバイトでの経験を上手にアピールできれば、面接官に入社後のあなたをイメージしてもらいやすくなります。
良いイメージを持ってもらうためにも、ガクチカではアルバイトでの経験を上手にアピールしましょう!
木下恵利
「多くのお客さんに喜んで頂けた」といった主観的な結果では、採用側には成果は伝わりにくいです。数値などを用いた客観的な結果を出すことで、説得力が増します。