【例文あり】生命保険業界の志望動機で押さえたいポイントとは

就活するうえで絶対に聞かれる「志望動機」

今回は生命保険業界に就職したいと考えている方のために、志望動機の書き方のコツについて説明します。

その企業に就職したい理由と、入社後にしたいことについて書くのが志望動機です。スッキリとした、それでいて説得力のある志望動機を書けるようになりましょう。

志望動機を書く前の「業界・企業研究」と「自己分析」が大切

よい志望動機を書くためには、業界・企業研究と自己分析が不可欠です。公式HPや四季報は見ることはもちろん、関連する本を読んだり、OB・OG訪問をし、志望動機に具体性をもたせましょう。

自己分析は自分の強み・弱みを把握するために重要です。自己分析をすることで、今までの経験から、自分がどのような考えを持っているか客観的にとらえることができ、志望動機に説得力が加わります。

小見出し

生命保険業界の特徴

生命保険業界の特徴をいくつか紹介します。

  • 生命保険は「一人は万人のために、万人は一人のために」という「相互扶助」の精神のもとに成り立っている
  • 保険は、病気やケガ、万が一の時に生活を支える「目に見えない」商品
  • 生命保険会社の商品販売チャネルが多様化している
  • 生命保険業界の最大の懸念は、人口減少による市場の縮小化
  • 長寿化および少子化により、死亡保障の需要が小さくなってきている

「業界・企業研究」と「自己分析」がなぜ大切なのか

将来の仕事を決めるうえにあたって、多数の業界が選択肢になります。

最初から生命保険業界がいいと心に決めている方はもちろん、他の業界との間で迷っている方、全く選択肢にはない方にとっても、業界研究は重要です。

それぞれの業界の特徴や社会的な位置づけなどを知ることで、生命保険業界に対する魅力や関心、興味がより深まることもあるからです。

生命保険業界には全く興味がなかった方さえ、業界研究が興味を持つキッカケとなることがあります。

業界研究を終え、志望する業界が明確になったら、次は企業研究を行いましょう。

生命保険業界といっても多数の企業があります。

昔ながらの伝統的な形態で運営されている契約者間の相互扶助を旨とする相互保険会社、契約者や被保険者との関係だけでなく、企業に出資する株主の要求に応え、利益追求を目指す株式会社に組織変更をした生命保険会社も増えてきました。

また、国内生保だけでなく、外資系の生命保険会社も選択肢になりますし、近年では営業所や営業職員を持たないネット専門の生命保険会社も消費者からの人気を集めています。

それぞれの特徴を知り、どの形態に魅力を感じるかや、自分の活躍できるフィールドがあるかを分析するとともに、その中から、どの企業にエントリーしたいかを考える必要があります。

企業理念や経営スタイル、求める人物像や求めている職種などを分析、比較を行い、自分にマッチした企業を探し出しましょう。

自分にマッチした企業を見つけ出すうえでは、その前提として自己分析も欠かせません。

いかに企業のことを理解しても、自分のことを理解できていなければ、マッチングはできないからです。

自分の強みや価値観、考え方を明確にして、どの企業が自分にマッチしているのか、どの企業なら満足のいく仕事ができそうかを考えましょう。

特に生命保険というのは人の生死に関わり、それに対してお金を支払い、人々の生活を経済的に支えていくという役割を果たします。

自分の長所や知識、技術などを活かすという側面だけでなく、価値観や考え方とも大きく影響を及ぼす業界であるため、自己分析をしっかり行い、自分の価値観にマッチする企業との出会いが大切です。

ポリシーを持って、自分の想いを貫く仕事ができる環境が整った企業を見つけ出しましょう。

生命保険業界の概要

生命保険業界とは?

生命保険業界は死亡保険をはじめ、医療保険や介護保険、個人年金保険や養老保険、学資保険などを開発、販売、契約の手続きや保全、保険金の支払いを行っている業界です。

人の生死や病気、ケガといった万が一のトラブルに対処し、あらかじめ保険料を支払った契約者に対して、死亡保険金や入院や手術の給付金、年金などを支払うことで、契約者やその遺族、被保険者などの生活をサポートし、医療費などの補填を行って経済的に困ることがないよう支える役割を担っています。

生命保険事業をはじめ、共済事業なども生命保険業界に属します。

生命保険会社の特徴

生命保険会社はかつては、相互保険会社の形態しかありませんでした。

相互保険会社とは、保険料を支払った契約者の相互扶助を基本とする組織です。

一人が支払う保険料は極わずかであっても、多くの契約者から資金を集めることで、多額の資金がプールされます。

それを、誰かに万が一のことがあった時には保険金として支払うことで、契約者やその家族の生活を支えようという発想です。

そこには「One for All, All for One(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」の精神が息づいています。

日本でも人気を集めているラグビーの精神にも通じるものがあるのが、そもそもの伝統的な生命保険会社の形態です。

ですが、2000年に保険業法が改正され、株式会社化が認められました。

これにより、多くの保険会社が株式市場での資金調達を目指し、より柔軟な経営スタイルを目指して株式会社化しました。

一方、伝統と歴史ある大手老舗生保を中心に、今も相互保険会社形態を続けている会社もあります。

かつての生命保険会社というと、国内生保は女性の営業職員による訪問営業、外資系生保では男性の営業職員が中心となったコンサルティング営業のスタイルを取るのが基本でした。

近年では営業所も営業職員も持たないネット専業生保も登場しており、消費者から人気を集めています。

生命保険会社では自社の商品のみを販売するのに対し、保険コンサルティング会社や、複数の保険会社の代理店となる保険販売会社も増え、コンサルティング営業などを行う業態も増えてきました。

生命保険会社に向いている人材とは?

生命保険会社には商品の開発や営業をはじめ、契約事務や保全業務、リスク管理や審査業務など多彩な業務があります。

生命保険はいざというときに人々の生活に役立ち、支える役割を持つ商品です。

その重要性や役割を理解し、人々の役に立ちたい、生命保険という商品の正しい役割を伝えて、万が一のリスクに備えてほしいと使命感を持って仕事に携われる人が向いています。

生命保険業界の内定が取れる志望動機の構成例

生命保険業界で内定が取れる志望動機を作成するにはどうすれば良いのでしょうか。

内定を得るうえでは、数ある生命保険会社の中からなぜその企業を選んだのかをポイントに置き、どうして生命保険会社なのか、なぜその企業で活躍したいのかを具体的かつ明確に伝えていくことがポイントです。

そのためには内容面だけでなく、どのような構成で話していくかも重要です。

同じ内容を話すにしても、話す順序や盛り込む内容により、面接官への印象の残し方や理解の仕方も異なってきます。

ここでは生命保険業界の内定が取れる志望動機の構成例をご紹介します。

結論:私は○○という点で貴社を志望しました

まず、あなたがその生命保険会社を志望するポイントとなった点を、明確かつ端的に伝えましょう。

なぜ、生命保険という業界なのか、なぜ、その生命保険株式会社なのかという着眼点から、キーワードとなる志望動機を一言でわかりやすくアピールするのがポイントです。

理由:なぜならば、○○という経験で○○と考えたためです

次にその理由を述べましょう。

志望するキッカケとなった経験を挙げ、なぜ、そう考えたのかを伝えます。

せっかく良い内容を考えていても、よくあるのが、まずは理由から入ってしまう人です。

理由を述べてから結論のパターンだと、話が冗長になるなど、着眼点がわかりにくくなります。

そのため、まずは結論を述べ、その理由を次に述べる構成がオススメです。

エピソード:私は○○で○○ということをしていました

次にその生命保険会社でどのように活躍したいと思っているのか、あなたの能力や意欲をアピールできるエピソードを盛り込みましょう。

エピソードを選定するにあたっては、次の構成で必要となるポイントも押さえて選ばなくてはなりません。

エピソードは単に自分の活躍を自慢できそうな経験や生命保険会社で働くにあたってマッチしそうな経験を選べば良いという単純な話ではありません。

経験の中でなんらかの問題に直面し、それをあなたの強みを活かして解決して成果を出したということが求められます。

そして、その経験を活かして生命保険会社で活躍したい、貢献したいとアピールする流れになります。

そのため、そういった構成の流れに当てはまるエピソードを選ぶことがポイントとです。

問題:その経験で○○という問題に直面しました

まず、エピソードの概要を話したら、そこで直面した問題をわかりやすく説明しましょう。

面接官はあなたの話を初めて聞くわけですから、状況が具体的にイメージできるように、かつ、簡潔にまとめて話すことがポイントです。

行動:そのため、私は○○を行いました

次に問題に対して、あなたがどういう行動に出たのかを話しましょう。

あなたがアピールしたい強みなどを活かした行動であることがポイントになります。

結果:その結果、○○になりました

行動に出ただけでは足りません。

行動に出た結果、生じていた問題がどうなったかを話してください。

問題が解決したと一言述べるのではなく、どのように解決したのか、具体的な結果を述べることがポイントです。

たとえば、問題が生じていたときとあなた行動を起こした後のビフォーアフターをわかりやすく比較して紹介する、改善できた状況を数値などのデータや客観的な指標を示して紹介するといった形です。

結論:その経験を活かして貴社では○○で貢献していきたいと考えております

エピソードで成果をアピールして、満足してはいけません。

最後の締めも内定を取るためには不可欠な構成です。

エピソードで得た経験を踏まえ、その生命保険会社でどのように貢献したいのかをアピールしましょう。

単純に「経験を活かして頑張ります。」ではなく、具体的に○○で貢献したいとアピールすることがポイントです。

その生命保険会社の特徴や仕事のスタイルの特徴などをしっかりと分析したうえで、貴社の○○の面で自分の経験が活かせるとアピールしましょう。

これによって、企業のことをしっかりと分析しており、入社意欲が高いことや自社の一員となりたいと真剣に考えていることが伝わりやすくなります。

生命保険業界に志望する就活生が、1社だけでなく、何社もの生命保険会社にエントリーしており、場合によっては損害保険株式会社などにもエントリーしているであろうと、どの企業でも認識しているでしょう。

その中でも自社が本命であるかを企業は面接を通じて、知りたいと模索しています。

志望動機はそれが明らかになりやすい部分なので、どの生命保険会社にも当てはまるような内容ではなく、面接を受ける生命保険会社ごとに的を絞って、その生命保険会社でないとできないことやその生命保険会社だからこそのアプローチ法で志望動機を伝えましょう。

そのためには生命保険会社ごとに異なる強みや差別化ポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。

志望動機の書き方のコツ

志望動機の書き方にはコツがあります。どんな順でどのような内容を書くべきなのか詳しく説明します。

結論から始める

志望動機はまず、結論から書き始めましょう。業界(またはその企業)を志望したきっかけから書き始めると、要点がわかりづらく、最後まで読んでもらえないことがあります。

良くない例「私は大学時代に接客のアルバイトをしており、そこで人と話す楽しさを知り、営業に興味をもちました」

良い例「私は営業の仕事がしたいと考えております。なぜなら大学時代に接客のアルバイトをして、人と話す楽しさを知ったからです」

業界を志望するきっかけについて触れる

要点のつぎに、生命保険業界を志望するきっかけとなった出来事や根拠に触れましょう。

「ほかの業界ではなく、なぜ生命保険業界を選択したのか」読んだ人に伝わるように書くのがポイントです。

たとえば「目に見えない商品を取り扱う業界」としてしまうと、保険業界だけではなく金融業界にも同じことが言えます。業界のキーワードである「安心」「相互扶助」をもとに「なぜ生命保険業界でなければいけないのか」盛り込みましょう。

なぜその会社を志望するのか、具体的に書く

業界を志望するきっかけの後は「他社ではなくなぜその会社を選んだのか」という点について書きましょう。事業内容やその会社の強み、独自の特徴をポイントにします。

ビジネスの本質とはいえない「社会貢献」や社員のための「福利厚生」を強調しすぎるのはあまりよくありません。

生命保険業界の志望動機の例文

以上のポイントを踏まえて、志望動機の例文を二つご紹介します。

例文

私は、営業の仕事をしたいと思っております。

なかでも生命保険の営業は、その人の一生と関わることになりますので、とてもやりがいのある仕事です。

以前、父が入院したことがありました。

そのとき営業の方が、入院給付金請求の必要書類や実際の支払金額などを、丁寧に説明したうえで手続きをしてくださいました。

とても親身になってくださったおかげで父の不安も消えました。

私もその営業の方のように、人が困ったときに安心を届けたいと思いました。

貴社の強みは業界トップクラスの商品開発力です。

お客様のことを思い日々進化している商品を、たくさんの人に届けたいと思っております。

例文

私は、人を支えたり、人の役に立つ仕事をしたいと思っています。

保険業界を志望した理由は、病気やケガ、死など、誰でも直面する困難な時に、役に立てる商品を扱っているという点に魅力を感じたからです。

小学生の時に私の父が亡くなりました。

父は保険に加入していたため、その後の生活に困ることはありませんでした。

そのため、私は経済的な不安なく大学まで進学することができました。

私や私の家族のようにリスクに直面した人のために役に立つものが保険だと考えております。

その保険を人に届ける仕事がしたいです。

貴社の魅力の一つは国内最大の営業拠点です。

その営業拠点の多さを武器に、より多くの人に出会い、保険を届け、人生のサポートしていきたいと思います。

まとめ

志望動機を書くときは、以下のポイントを意識しましょう。

  • 自分の経験
  • 経験がその業界にどうつながっているのか
  • その会社のどんな仕事をしたいのか

いったんコツをつかんでしまえば、生命保険業界以外でも応用できますので、就活が少し楽になるかもしれません。

例文を参考に、オリジナルなエピソードや思いを加えて、魅力的な志望動機に仕上げてください。

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