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就職活動の時期はいつから始めるべきなのか:就活解禁日
26年卒業予定の学生が就職活動を開始する時期はいつからなのでしょうか? それは2024年の3月からです。
ここでは、説明会から入社までの大まかなスケジュールや、就活期間が短くなるデメリットについて詳しく解説していきます。
説明会から入社までの大まかなスケジュール
26年卒業予定の学生を対象にした説明会から入社までのおおまかなスケジュールは以下の通りです。
日程 | 内容 |
2023年6月頃~ | インターンシップ申込・参加 |
2023年10月頃~ | OB・OG訪問 |
2024年3月1日~ | 企業説明会が開始 |
2024年6月1日~ | 筆記試験・面接選考が開始 |
2024年10月1日 | 内定式 |
2026年3月31日 | 大学(大学院)卒業 |
2026年4月1日 | 新卒入社 |
この表からもわかるように、6月に筆記試験・面接選考が開始されてから内定式までにわずか4カ月しかありません。いかに就職活動が短期決戦で行われているかということがわかります。
就活期間が短くなるデメリット
就活生にとって就活期間が短くなることのデメリットのひとつは、就活期間が短くなることで多くの企業の選考日程が重なってしまうということです。
つまり、興味がある企業の選考すべてを受けることができなくなってしまうということになります。
3月から筆記試験や面接が始まっていきます。このときに就活の準備が不十分のまま複数の選考が重なったりすると、エントリーシートを書いたり、面接対策のために企業研究を徹夜でやり直さなければならなくなるということにもなりかねません。 ですから、本格的な就職活動が始まる3月よりも前に企業研究などの準備をしっかりと行って、選考を受ける企業を絞りエントリーシートを書く練習や面接対策を練っておくことが大切になります。
就活の時期別で実施すべきポイント
「そろそろ就職活動をスタートしなければ・・・」と何となくは思っていても、実際に始めようとすると「何をやったら良いのわからない」と不安になってしまう学生も多いと思います。
就活をスタートさせるにあたって、まず最初にやらなければならないのは就活スケジュールの全体像を理解することです。
スケジュールを理解することができれば、自分のやるべきことや必要な対策も自然と明確になってくるでしょう。
ここでは就活のポイントを時期別に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
インターンシップ(期間:大学1年4月~大学3年2月)
以前から外資系の企業ではインターンシップが盛んに行われていましたが、近年は国内の企業でもインターンシップを実施するところが増え、参加する学生も急増しています。
インターンシップへ参加することが内定に直結するというケースは稀ですが、実際に職業体験をすることで仕事内容や働き方を理解することができれば、企業選びに大いに役立つでしょう。
インターンシップは大学3年の6月にエントリーして夏休みに実施されるというケースがこれまで多かったのですが、最近は大学1年生や2年生の時点でインターンシップに参加する学生も多くなっています。
インターンシップには夏休みや春休みなど長期休暇中に1ヶ月以上の期間をかけて行われる長期型のインターンシップもあれば数日から一週間程度の期間で行われる短期型のインターンシップもあります。
また、1日だけ開催される1Dayインターンシップというものもありますので、自分のスケジュールと照らし合わせて、できるだけ積極的に参加してみましょう。
自己分析(期間:大学3年6月~大学3年2月)
就活では自己分析がとても重要です。
自分の特徴や長所・短所、他人とは異なる自分なりの価値観などを理解することができると「自分はどんな仕事をしたいのか」が明確になるため、企業選びに役立ちます。
また、自分の長所を企業にアピールすることができれば内定に近づくことができるでしょう。
とはいっても、自己分析は簡単なことではありません。
どうしても主観的な評価が入り込んでしまうからです。
できれば家族や友人など、自分のことをよく知っている第三者からの目線で評価してもらうようにしましょう。
自己分析を1人で行う場合は、自分のこれまでの人生を振り返って「これまで自分が興味を持ってきたこと」や「印象に残っている大きな出来事」などを書き出してみましょう。
そして、それぞれについて「なぜ?」と深堀りしていくのがオススメの方法です。
そうすることで「自分は課題に直面したときにどのような行動を取ることが多いのか」「どんなことに喜びを感じるのか」といったことが理解できるでしょう。
業界研究(期間:大学3年9月~大学3年2月)
インターンシップに参加することや自己分析を行うことで、自分に向いている業界というものがある程度限定されてきます。
そうしたら、次に行うべきは業界研究です。
興味のある業界がいくつかある場合、まずはそれぞれの業界について広く浅く情報を集めて業界全体を大まかに把握することから始めます。
業界団体のホームページを参照し、新聞やニュース、書籍などを活用して「この業界はどのようなビジネスモデルによって成立しているのか」「顧客形態はBtoBなのかBtoCなのか」「業界を代表する企業にはどのようなものがあるのか」ということを調べてみましょう。
次は業界を「狭く深く」研究していきます。
「この業界にはどのような課題があるのか」「業界の将来性・安定性はどうなのか」といったことです。
ある程度業界研究が進んでいくと、当初自分が抱いていた業界イメージと現状にギャップが見つかることもあり、本当に働きたい業界というものが明確になるでしょう。
職種・企業研究(期間:大学3年9月~大学4年5月)
自分が仕事をしたい業界が決まったら、次は企業選びです。
たとえ同じ業界内の企業であっても、それぞれの企業立ち位置はバラバラです。
事業規模が大きく売上高で業界他社を圧倒する企業もあれば、規模はそれほど大きくなくても利益率が非常に高くて社員の待遇がとても良い企業もあるでしょう。
また、取引相手が国内の顧客ばかりという企業もあれば、海外に積極的に進出して市場拡大を狙っている企業もあります。
こういった違いをしっかりと把握しておくためにも、就活では企業研究がとても大切です。
同様に職種についても研究するようにしましょう。
同じ企業でも募集する職種によって求める人材は変わってきます。
たとえば製薬会社で働きたいと思っても、研究職と営業職、事務職では必要とされる資質はまったく違いますし、仕事内容も当然違ってきます。
「自分はどんな仕事をしたいのか、そのためにはどの職種を選ぶのがベストなのか」ということを明確にするためにも、職種についても十分に調べておきましょう。
テスト対策(期間:大学3年12月~大学3年3月)
ほとんどの企業では履歴書やエントリーシートによる書類選考に並行する形で適性検査による選考が実施されます。
適性検査は国語や数学、英語などの能力を測定する「能力検査」と人柄を見る「性格検査」の2つから構成されているのが特徴で、応募者の多い企業では適性検査を足切りの材料に使用するところもあります。
性格検査は対策が難しいですが、能力検査については対策がとても有効なので、問題集を使ってしっかりと対策しておきましょう。
対策のポイントの1つは適性検査の種類です。
適性検査には「SPI」「玉手箱」などいくつかの種類があり、それぞれ出題範囲や難易度が異なります。
自分の志望する企業がどの適性検査を採用しているのか確認し、そのテストに合わせた対策を行いましょう。
また、受験方式も対策の重要なポイントです。
テストはパソコンを使ってオンラインで回答する「ウェブテスト」と「ペーパーテスト」があり、受験方式によっても出題範囲や難易度が異なります。
受験方式についても理解した上で対策を行うことが大切です。
エントリー(期間:大学3年3月~大学4年5月)
働きたい企業が決まったら、その企業に対してエントリーを行います。
エントリーは企業のホームページから直接エントリーすることもできますし、大手就活サイトなどを通じて間接的にエントリーすることも可能です。
エントリーが完了すると会社説明会の情報や筆記試験の情報などが届くようになり、エントリーシートを提出することで選考に参加することができます。
つまりエントリーが就活の本格的なスタートになるわけです。
なお、企業によっては本エントリーの前にプレエントリーが必要な場合があります。
プレエントリーは資料請求的な意味合いが大きく、本エントリーしないと選考に参加することはできません。
経団連の取り決めによって、多くの企業では大学3年の3月1日がエントリーの開始日となっていますが、経団連に所属していない外資系の企業やベンチャー企業ではもっと早い時期からエントリーが開始されていることもあるので、前もって確認しておきましょう。
企業説明会(期間:大学3年3月~大学4年5月)
企業説明会は企業が単独で開催する「単独説明会」と、就活サイトなどが主催して数多くの企業が1つの会場に集まって行う「合同説明会」があります。
すでに志望企業が明確になっている場合は単独説明会に参加することでより深い情報を手に入れることができますし、一方でまだ志望企業が完全に絞り込まれていない場合は合同説明会で複数の企業の情報を広く集めてみると良いでしょう。
なお、企業によっては会社説明会への出席をエントリーの条件としているところがあります。
つまり、会社説明会に出席しないと選考に進むことができないということになるので、事前に十分にチェックしておきましょう。
また、企業説明会に軽い気持ちで出席する学生も多いですが、これはNGです。
マナーに反するような振る舞いをチェックされてしまうと選考で不利になってしまいます。
出席の際は服装やマナーに注意し、できれば人事の人に質問などしてみると熱意をアピールできるでしょう。
エントリーシート(期間:大学3年~大学4年5月)
企業のエントリーに応募すると、企業からエントリーシートの提出を求められます。
提出期間は大学3年の3月から大学4年の4月いっぱいまでがピークです。
就活生がエントリーする企業の数は平均で26社程度となっていますので、すべての企業にエントリーシートを提出するとなるとかなりの時間がかかります。
余裕を持って準備しておくようにしましょう。
就活生が提出する書類としては履歴書もありますが、履歴書とエントリーシートでは記入する内容に違いがあります。
履歴書は人事データとして利用するための公的な書類であり、履歴書に記入したデータは入社後も使用されます。
一方でエントリーシートは選考に利用される書類で、人柄やポテンシャルを判断するための手段として使われます。
ですから、エントリーシートでは「自己PRしてください」「長所・短所は何ですか?」「人生で大切にしている価値観は?」といった学生の能力や性格、価値観を問う質問が多くなっています。
自分の良いところや個性がわかるように表現すると評価につながるでしょう。
面接の実施(期間:大学4年6月~)
書類選考や筆記テストを通過することができれば、面接による選考がスタートします。
経団連の定めるルールでは大学4年の6月が面接による選考のスタートとなります。
面接による選考は何段階かに分けて行われるのが一般的です。
多くの企業は2回から3回ほどですが、業種によっては5回以上実施されることもあります。
また、個人面接だけでなく集団面接やグループディスカッションを行う企業もあります。
特にグループディスカッションは個人面接とはまったく雰囲気が異なり、しっかりとした対策をしておかないと評価につなげることが難しくなってしまうでしょう。
就活の面接で質問される内容はある程度は想定することができます。
特に「自己PR」「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」などは必ず質問されると言っても過言ではありません。
余裕を持って答えることができるように、前もって話す内容を紙に書き出して整理しておくことをオススメします。
また、事前に予行練習をしてその姿をスマホなどで撮影してみると、姿勢や喋り方などの癖を治すことができるでしょう。
内定
最終面接を突破することができたら、晴れて「内定」ということになります。
内定は単なる口約束ではなく法的な拘束力が発生しますので、自分から断ることがなければ就職が保証されたことになります。
電話で直接伝えられるのが一般的なので、入社の意志が固まっているのならば、その旨をはっきりと伝えるようにしましょう。
また、企業によっては最終面接の段階で「内々定」を出すことがあります。
「弊社から内定を出したらどうしますか?」という質問は入社の意思を確認するためのものなので、この際も意志を明確に表明するようにしましょう。
学生によっては、即座に入社の意志を表明することができない場合もあるでしょう。
第一希望の選考にまだ残っているときなどです。
その場合は答えを保留してもかまいません。
理由もそのまま伝えて問題ありません。
ただし、内定保留にはリスクもあります。
保留期間が長くなれば内定が取り消されてしまうこともあるので、保留期間は1週間を目処に考えたほうが良いでしょう。
もし第一希望の会社から内定をもらえたら、内定を辞退することをできるだけ早く伝えましょう。
実際に就活のスケジュールは守られているの?
政府が企業側に求めている就活スケジュールは、3月採用情報公開・エントリー受付開始、そして6月から面接など選考開始という流れです。
これに従えば、就活性は大学3年の3月からESなどを企業に提出し、大学4年の6月から面接を受け始めるものと考えるでしょう。
この新卒採用ルールは経団連が企業に要請しているもので、学生の本分である学業に支障が出ないよう企業側に配慮を求めるものです。
ところが、実際はこのスケジュールが守られているとは言いがたい事実があります。
多くの企業はよりよい学生を他社よりも早く採用するため、政府主導のスケジュールなど無視して採用活動を始めるケースが多いです。
ぜひ行きたい企業がある、興味のある企業の選考を受けたいと希望するなら、企業の求めるスピードに対応しなくてはいけません。
一体どのような実態があるのでしょうか。
22卒の6月1日の時点で内定率は60%以上
2020年はコロナの影響によって全体的に内定率が下がっていました。
そのため、2021年に行われた興味深い就活プロセス調査を参考にしていきます。
この調査は同年7月1日〜7月2日時点に2022年卒の就職内定率を調べたものですが、グラフを見ると全体の約60%以上の就活生が6月1日時点ですでに企業から内定を受け取っているのです。
こちらのグラフをご参照ください。
引用元:就職プロセス調査(2022年卒)「2021年7月1日時点 内定状況」
最初に、6月から面接が開始されるものと説明しましたが、実際はその時点では6割もの学生が内定を手にしているため、規定された就活のスケジュールどおりに学生が動いているとは考えられないでしょう。
驚くのは一番早いケースで2月1日時点の9.9%、3月1日時点の17.6%内定で、ルールに従い3月にESを提出しようかというとき、すでに決まっている学生もいる状態が浮き彫りになったと言えます。
この調査の集計はインターネットを使用し、学生8,732人(大学生7,267人、大学院生1,475人)に調査を行ったものです。
また、この年だけが突出してイレギュラーなわけではなく、2020年卒でも68.5%が、2021年卒でも56.9%が6月に内定を決めていますので、このスピードが例年のものであることは認めざるを得ません。
本当の就活スケジュールとは?
それでは実態に合う本当の就活スケジュールはどのようなものなのでしょうか。
参考になるのは、企業の人事へのヒアリング調査をまとめた実態調査です。
結果としては企業ごとに開始時期は異なるものの、早いところではすでに大学3年の8月から内定を出し始める企業があることがわかりました。
これはかなり早い例ですが、大学3年の夏頃からESの提出が始まり、12月頃から内定が本格化するのが実態と言えそうです。
政府主導の建前があるため、正式な内定式は大学4年10月になっていますが、実際にはその1年前から水面下で動きが始まっている企業もあるのです。
企業別の就活スケジュールとは
就活スケジュールは大まかに企業のジャンル別に分けることができます。
ここでは選考が早い順番に外資系、経団連非加盟の上場企業・メガベンチャー、その他のベンチャー、経団連加盟の大手企業とスケジュールを見ていきましょう。
外資系企業の就活スケジュール
外資系企業が重視するのが、大学3年の8~9月に行うサマーインターンシップです。
実は多くの外資系企業がこのサマーインターンシップを本選考に結びつけており、優秀な学生には実質的な内定にあたる優遇措置を設けているのが一般的です。
サマーインターンシップのエントリーは5~7月で、そこで選ばれた学生のうち、実際に成績を残した学生に対して本選考を短縮するパスや内定を与えています。
サマーインターンシップの合格者のみが本選考対象となる外資系企業も一部あるため、大学3年のサマーインターンシップに参加できなければ、事実上その企業には就職できないことになります。
そうした外資系企業への就職を目指すなら、まず大学3年の5~7月にサマーインターンシップへエントリーし、8~9月に実際に参加しましょう。
その後、10月の企業説明会などに参加し、11月に採用選考、大学3年の12~2月には内定獲得というスケジュールになります。
経団連非加盟の上場企業・メガベンチャーの就活スケジュール
楽天やLINEなどが非加盟です。経団連に加盟していないため、経団連加盟の企業より早く内定を出して、優秀な学生を集めようとしています。
インターンシップは大学3年の6月から2月あたりまで実施し、2月以降から大学4年の8月あたりまで選考活動をして大学3年の3月から大学4年の8月あたりまでに内定を出します。
経団連加盟の企業より動きが早いため、興味がある企業のスケジュールはよく確認しておきましょう。
その他のベンチャー企業の就活スケジュール
ベンチャー企業も外資系企業に負けず劣らずスタートダッシュが猛烈です。
同じく大学3年のサマーインターンシップで優秀な成績を残した学生に対して実質的な内定を出すこともありますし、10月以降の秋・冬インターンシップでも優秀と認めた学生には内定を出しています。
ただし、外資系企業と大きく違うのは、大学4年の4~6月以降でも積極的に内定を出すベンチャー企業が多いことです。
つまり、外資系企業より内定期間を長く設け、間口を広く持っている点が特徴と言えるでしょう。
人材不足なところが多いため、少しでも優秀な学生が欲しいという狙いが伺えます。
就活スケジュールとしては、まず大学3年の5~7月にサマーインターンシップにエントリーし、8~9月に参加します。
漏れた場合も9~11月の秋・冬インターンシップにエントリーして12~1月に参加後、12月~2月の企業説明会に出席し、内定を狙うことができます。
経団連加盟の大手企業の就活スケジュール
経団連のルールを守っているため、他の経団連非加盟企業や、ベンチャー企業に比べるとスケジュールにはゆとりがあるように感じます。もちろん、一般的な大手企業も大学3年のインターンシップを実施していますが、外資系企業やベンチャー企業ほどインターンシップと本選考を直結させていないのが特徴です。
比較的政府主導のスケジュールに近づけようとする趣もありますが、企業側が目を付けた優秀な学生に対しては、水面下で早くから囲い込みを実施しているのが実情です。
その結果、一部の学生には本選考よりずっと早く実質的な内定が出ることも多いです。
就活スケジュールは、できれば大学3年の6~10月のサマーインターンシップにエントリーし、翌年1~2月にリクルーターと接触、冬季インターンシップへエントリーします。
大学4年に上がる3~5月に企業説明会に参加しESを提出、6~8月の採用選考を受けて内定獲得するのが好ましいです。
【就活の時期】就活ルール撤廃とは?
ここでは、まず就活ルール撤廃についておさらいしましょう。
長年経団連が就活ルールを規定していました。
それは学生が安心して学業へ集中して取り組めることを重要視していたからです。
しかし、上記の通り、現行の就活ルールが守られずに形骸化しているので、2018年に経団連が「2021年卒以降の学生を対象とする採用選考に関する指針を策定しないこと」を正式に発表しました。
そして、2021年以降は経団連に代わって政府が新たなルールづくりを主導するということに決定したのです。
3月解禁がなくなる(訂正案:政府主導に変わってもルールは現状維持)
経団連に代わって政府がルール設定を始めて今年で5年目になりますが、政府は2021年11月、2024年卒の学生についても現行ルールを維持すると発表しました。
つまり、広報活動は3月以降、採用選考活動は6月以降、内定は10月以降のままとなっています。
急激なルール変更は学生の混乱を生じるおそれがある、ということも踏まえての決断となったようです。
しかし、これは政府側の希望だけではなく、学生、大学、企業側の多くがルールが必要と調査で回答しています。
ルール不在による混乱や無秩序を懸念しているのでしょう。
ルールが維持されたことにより、就活の「本音と建前」のギャップは変わらずあるので、アンテナを張って情報を集めるようにしてください。
スケジュールは若干前倒しか
「建前」は上記の通りですが、「本音」はどうなっているのでしょうか。
3年生の夏には多くの企業がサマーインターンシップを実施しており、これが事実上の就活スタートです。
秋から冬にかけては外資系やIT企業、ベンチャーの本番選考が開始します。
その後、合同説明会などがあり、春頃には「ジョブマッチング」などと称して、面接が行われるのです。
面接解禁日である6月1日以降に最終面接が行われ、内々定が出ます。
中小企業の場合は予定採用人数に達するまで選考が続きます。
このように年々実際の就活は早まっているのです。
表立った活動である、広報解禁やエントリー開始のルールは比較的守られていますが、面接は前倒しになってます。
そして、実際のところ、就活ルールを守らなくても企業側に罰則はありません。
早めの就活スタートが就活成功のカギ
このように、表向きのルールがあってもそれが形骸化されているのが現状です。
そのため、企業の採用ホームページなどの情報だけでなく、大学の就職課や知人などからしっかり情報収集をして動きましょう。
今後も良い学生を獲得するために、特に外資系、IT企業とベンチャーはインターンや早めの面談などを通じて学生と会って、内定を出すでしょう。
同様に大手企業も良い人材が欲しいので、水面下での動きが早まる可能性は高いです。
自分一人でできる準備もたくさんあります。
興味のある業界・業種の研究などを中心に対策を始めておきましょう。
企業説明会にも積極的に参加すると良いです。
インターンにも応募して、実際の仕事を経験しておくことも、さまざまな学びにつながります。
【就活の時期】オンライン化による影響は?
コロナが流行したことにより多くの企業がオンラインでの選考を開始しています。
それに伴い、就活生の動きも大きく変化しているのが現状でしょう。
これから就活を始める方は不安に感じることも多くあると思います。
しかし、基本的には従来のやり方で対策すれば問題はありません。
選考内容自体の大幅な変更は特にないと言えます。
今後さらにオンラインを導入する企業は増えてきます。
事前にしっかりと準備をすすめて、オンラインの選考に対応できるようにしましょう。
基本的にはオンラインが当たり前
説明会や一次選考などは、基本的にオンラインで行う企業がほとんどです。
もともとコロナの防止策として導入されましたが、結果として多くの就活生が気軽に参加できる形となりました。
また、移動コストを気にせず、都内での就活をしやすくなったのは、地方の学生にとって大きな変化の一つでしょう。
場所を気にすることなく参加できるので、交通費の負担も軽減されます。
これを機に、今まで自分が興味のなかった業界や企業の説明会などにも積極的に参加してみてください。
気軽に参加できる分、さまざまな業界の話を聞く機会がたくさんあります。
これほど貴重な経験はないでしょう。
意外なところで自分の興味や関心が持てる分野が見つかるかもしれません。
この時代だからこそ、常日頃からの情報収集を心がけましょう。
選考が進むにつれてオフライン選考が待っている
先ほどはオンライン選考を導入している企業が多いということを紹介しました。
しかし、最終選考はオンラインの形式をとっている企業がほとんどです。
また、実際にその人に会って雰囲気を知りたいなどの理由で、オフラインの選考になるケースも珍しくありません。
特に姿勢に関しては、オンラインの面接ではわかりづらい部分でもあります。
また、画質や照明の影響でオンラインでの印象と実際の印象が違う人は珍しくありません。
その場合、画面上の印象のみで合否を判断することは難しいでしょう。
特に画面上では下半身が映らないためどうしても気が緩くなりがちです。
そのままの実際に会うと、やる気のない印象を持たれてしまう場合があります。
まずは、オンライン選考の段階でも全体的な姿勢を意識してみてください。
若干早期化しているところもある
実際にコロナの影響で就活生の内定率は落ちています。
それでも以前の水準まで戻ってきました。
無理に焦って自分の就職先を決める必要はありません。
しかし、内定がもらえない危機感を覚える方は多いと思います。
実際に就活を早めに始める就活生が前年度と比べてかなり増えてきました。
全体的に就活が早期化しているのです。
決して周りと比べる必要はありませんが、早めに対策をすすめると良いです。
自分の興味のある業界の研究などを中心に対策を始めておきましょう。
それこそオンラインの説明会は、実際に業界で働いている方の意見を聞ける貴重な機会です。
地方に住んでいる場合でもネットで気軽に申し込むことができます。
自分の興味ある業界の情報を集めて、積極的に参加してみてください。
実際に何月くらいに就活を終わらせられるの?
企業の就活スケジュールは上記の通りですが、それに対して学生目線ではどのようなスピード感で就職活動に向き合っているのでしょうか。
過去の先輩たちの就活状況のデータを参考にして、就職活動に必要な期間などを説明していきます。
大学3年の3月には内定を獲得している学生も
約10%の学生は3月の時点ですでに内定を獲得しています。
つまり、実際の就活スケジュールよりも早く採用活動を行っている企業がある程度いることになります。
そのため、自分の志望している企業や業界がいつから採用活動を始めているのかをしっかりと調べる必要があります。
大学4年の6月にはすでに70%以上の学生が内定を獲得している
この時期になるとすでに採用活動も本格的に解禁されることもあり、内定獲得者は一気に増えていきます。
中には6月を目安にして就職活動を行う学生もいるため、この時期から就活を終わらせる学生も増えていきます。
そのため、この時期に内定を持っていない学生は周りとの差を感じてしまうことが多いでしょう。
夏以降の就職活動
夏になると、企業はすでに次年度の採用活動の準備に入っている場合があります。
自分の内定先に満足していない学生や、内定を持っていない学生はこの時期でも就職活動を継続していることが多いでしょう。
この時期になると就活方法も変化していて、合説などは少なくなり、直接企業のHPから応募したり就活エージェントから紹介してもらった企業に対して就活をしたりといった方法がメインになってきます。
平均的な就職活動時間
ここまで、実際のデータを用いて学生がどの時期で内定を獲得することが多いのかについて説明してきました。
新卒の就職活動にかかる平均的な期間は約1年だと言われています。
これは、学生の過半数が2月以前にインターンシップを経験していることから考えられる期間です。
インターンシップの多くが開催される夏から冬にかけてインターンシップを経験する学生が多いため、6月に就活を終えるとした場合約1年間就活を行うことになると言えるでしょう。
インターンシップに参加する方法がわからない場合や、どんなインターンシップに参加すればいいかわからない学生はエージェントに相談することで自分に合ったインターンシップを紹介してもらえるためおすすめです。
インターンシップに興味のある方はこちらから詳しいサービス内容などを知ることができます。
就職活動の時期はいつから始めるべきなのか:就活開始直後にやるべきこと
就活はスタートダッシュが大切です。
特にこれからは従来の就活ルールが廃止されて、就活の前倒しや通年採用活動などが予想されています。
実際に企業にエントリーして面接などを受ける前に準備をしておくと、その後がスムーズです。
業界・業種研究
先ほども紹介しましたが、メーカー、商社、サービスなどさまざまな業界・業種が社会にはあります。まずは、どんなものがあるのかを調べて自分が興味のある業界・業種を明確にしましょう。
大まかな方向性がはっきりしないと、具体的に自分が就職したい企業が定まりません。
職種・企業研究
いきたい業界・業種が見つかったら、その世界でどんなポジションにつきたいのかという職種を決めましょう。職種には営業や事務、販売などがあります。興味のある業種と職種で、惹かれる企業を探しましょう。業種と職種が決まっていたら、かなり興味のある企業は絞れるはずです。
企業説明会に参加する
興味のある企業が見つかったら、説明会に参加しましょう。企業説明会とは、企業が大学生に対して企業の業務内容や企業理念を説明するイベントのことです。
直接話を聞けるため、パンフレットやインターネットに載っている情報よりも詳し話が聞けるでしょう。中には、選考条件に説明会の参加が必須とされることがあります。
説明会には企業が個別で開催するものと、複数の企業が合同で行うものの2種類があります。
エントリーが必要なものもあるため、開催日時や応募締め切り日には注意しましょう。
OB訪問で社会人と会う
OB、OG訪問をして実際に仕事をしている社会人と接しておきましょう。
学生同士での情報交換や慣れ親しんだアルバイト先での交流だけでは、いざ、会社説明会や面接に行った際の言動に学生らしさが押し出されてしまい、採用したい人材として認識してもらえません。
社会人として活躍する先輩たちと接触して、社会人としての振る舞いやファッション、話し方などを学んでおきましょう。
それと同時に気になっている業種や企業の現状を教えてもらい、今後の就活のエントリー先選びなどに役立てるのがよいです。
面接解禁前に選考を経験しておく
実際の企業の就職面接を受ける前に、模擬面接といったシミュレーションではなく、選考を経験しておくのがおすすめです。
インターシップに積極的に応募し、エントリーシートや志望動機の書き方から、実際の面接などを体験しておきましょう。
選考に通らなかった場合には何が問題だったか、しっかりと検証を行う必要があります。
なぜ選考に落ちたかわからないという場合は、就職課のアドバイザーやゼミの教授、OB、OGなどに相談し、志望動機のチェックなどをしてもらうと、本番の就活に活かせます。
実際の就活がどんなものかノウハウを貯めておく
それでも、実際の就活が始まる前は不安でたまらない方もいることでしょう。
実践的なノウハウが身に付くよう、ゼミの先輩など年齢的にも近いOB、OGから話を聞き、どのような方法で内定を勝ち取ったのか、活動の方法やスケジュール感などを教えてもらうと安心です。
就活ルールは度々変更されることや景気変動により採用の厳しさは違っているので、離れた年齢の先輩より、1年、2年程度しか歳の差のない先輩たちの意見を聞くのが勉強になります。
周囲に頼れる先輩がいないという方は、ネットの就活サイトなどで過去の体験談をチェックすることや他の就活生のリアルな状況をチェックするのもおすすめです。
内定ゲットができたという成功ノウハウだけでなく、これをして失敗したといった反面教師的なノウハウも貯めていきましょう。
就職活動の時期はいつから始めるべきなのか:理系・文系で違いはある?
就活をいつから始めるのかといった点や、就活をしている間に行うことには理系と文系では違いがあるのでしょうか? これらの点をここでは詳しく解説していきます。
理系学生が就活を始める時期
26卒の理系学生の就活が始まるのはいつからでしょうか?
それは2024年3月1日からです。3月には合同企業説明会があり、エントリーシートの提出や個別の会社説明会に参加していきます。
4月からは希望する企業の筆記試験や面接を受けます。早いところでは6月頃から内々定や内定をもらうことができます。
文系学生が就活を始める時期
文系学生の就活のスケジュールは理系学生と同じです。3月に就活が本格的に開始されると、合同の会社説明会に参加し、エントリーシート(ES)を提出して筆記試験もしくはWEBテストを受験します。ESと筆記試験に通過すると面接選考に進んでいくことができ、内定をもらうことができるかどうかが決まっていきます。
理系、文系それぞれ就活時期に並行して行っていること
理系学生は就活を本格的に開始する前年の10月頃から翌年4月頃まで実習にかかるウェイトが増えていきます。事前に就活の準備をしていないと実習と就活を同時進行でかなり忙しくなりますので、効率よく準備しておくようにしましょう。
また、大学4年になった年の4月からは卒業研究、7月半ばからは前期試験が行われます。これらと並行して、会社の説明会の参加、エントリーシートの提出、筆記試験、面接などを行っていくことになるので、バランスを取りながら物事をすすめていくことが求められていきます。
文系は理系の学生ほど実習や試験、卒業研究に時間を取られることはないかもしれません。理系と比べると大学からの推薦が受けられない、研究内容を就活で役に立てることができないといったハンディがあるので、その分就職活動に力を入れて臨む必要があります。
理系、文系それぞれに共通する点
理系と文系という違いはあっても就職活動で共通する点も多くあります。
たとえば、自己分析をして就職活動で自分の強みをしっかりと伝えることができるように準備しておかなければなりませんし、大学で学んだことが活かせる企業を見つけてそこに応募するためには企業研究を欠かすことはできません。 また、インターンシップに申し込んで参加し、興味がある企業の社風や事業内容を自分の目で確認するということも理系、文系に関わらずやっておきたい点です。 理系のほうが就活は文系に比べて有利であるというのは事実ですが、やるべきことはそれほど変わらないということです。
しっかりと自己分析、企業研究、インターンシップの参加などをやっておかないと希望する企業から内定を得るのは難しいものです。
就職活動の時期はいつから始めるべきなのか:そもそもインターンシップは大学何年生から始める?
企業が行う就業体験のインターンシップ。ここでは、インターンシップをいつから始めている人が多いのか?大学1年、2年の段階で始めた場合のメリットは?長期インターンと短期インターンそれぞれのメリットは?といった気になるポイントについて紹介していきます。
大学何年生から始めている人が多いのか
ほとんどの学生は、大学3年や大学院1年の就活前の時期からインターンに参加していきます。大学1年や2年の段階でインターンに参加している学生はまれでしょう。
大学1年、2年の段階で始めた場合のメリット
インターンを大学1年、2年の段階で始めることの一番大きなメリットは就活で有利になるということです。大学1年生や2年生のころからインターンに参加しているという学生は少ないため、面接の際に他の学生との違いをアピールすることができます。
長期インターンに参加することで一足先に社会人とのコミュニティに入ることができます。そこでの交友関係を広げていくと、大学生活の中だけでは経験できないような体験や知ることが普通はできないような情報を知ることができたりするかもしれません。そうした知識や経験はのちのちの就活で必ず役に立ってくるはずです。
大学1年、2年の段階で始めた場合のデメリット
早い段階でインターンを始めることには就活に有利になる、社会人と同じような知識・経験を積むことができるといったものがありますが、デメリットもあることを覚えておきましょう。
早い段階でインターンを始めることのデメリットは、学業との両立が難しくなるという点です。長期インターンのほとんどは有給のインターンで、当然ながら会社に対して貢献することが求められます。貢献するためには必要な知識や技術を身に付けなければならなくなり、そのために多くの時間と労力を使うことになります。
大学1年、2年のころは比較的自由に時間を使える立場にあるとはいえ、インターンに力を入れ過ぎてしまい本業である学業がおろそかになるということは避けるようにしたいものです。
長期インターンと短期インターンに関して
長期インターンは企業の採用活動が目的のものではないので、大学1年生や2年生のほうが就活をこれから始める大学3年生や大学院1年生に比べ歓迎されやすくなっています。 というのも、長期インターンを実施している企業は学生を企業の戦力とみなしていて、できるだけ長く働いてもらって会社に貢献してもらいたいと考えているからです。
短期インターンを実施する企業側の目的は、学生に社風や事業内容をPRして優秀な学生に興味を持ってもらうことです。また企業の実像を短期のインターンを通して見てもらうことで、入社後すぐに退職されてしまうといった問題を避けることにも役立ちます。 そのため短期インターンシップのメインターゲットは就活をこれから始める大学3年や大学院1年生になります。
開始時期関係なくいつからでも始められること
就活の中には、自分のペースでいつでもスタートできることがいくつかあります。
特に自己分析や企業研究に関しては、早い段階で時間をかけて行うことが大切です。
期間も決められておらずいつでもできることなので、就活の基本作業としてさっそく始めたいものです。
また、時間があるうちにいろいろな経験を積んで、いざ企業を受ける際にエントリーシートや面接でアピールできる準備をしておくことも必要と言えます。
業界研究や企業研究
就活の最終目的は、自分に合った良い企業に就職できることです。
入社してから失敗しないためには、しっかりと業界や企業について調べなければいけません。
中途半端な企業研究で会社を選んでしまうと、入社後にいろいろと不満が出てきます。
こんなはずではなかったと後悔しないためにも、じっくり調べて会社選びをする必要があるのです。
業界研究や企業研究は、いつでも行えますし、何度もお伝えしてきたようにそれだけ大事なのです。
ホームページやインターネット上の情報を集めるのも1つですし、会社のパンフレットを集めて念入りに目を通すことで理解が深まります。
図書館に行って業界の歴史を調べるのも良いですし、新聞を読むだけでも情報を得られるでしょう。
企業の合同説明会などは開催時期が決められていますが、説明会に参加するまでに自分でやっておける企業研究方法はたくさんあるはずです。
OB・OG訪問でさらに深めよう
企業研究の方法として、OB・OG訪問があります。
これは興味を抱いている会社ですでに働いている先輩から、直接話を聞く活動です。
自身の出身校を出た先輩であれば、アポも取りやすく先輩も協力してくれます。
実際に会ってダイレクトな話を聞けるので、リアルな職場情報を入手できます。
また先輩であれば質問しやすいですし、面接などの選考を通過するためのポイントなども教えてもらえるでしょう。
OB・OG訪問に積極的に参加することで、得られるメリットは大きいです。
説明会や面接などで忙しくなる前に、上手に時間を活用してOB・OG訪問をしておきたいものです。
自己分析
就活で最も重要と言えるのは、自己分析ではないでしょうか。
まず自分について知っておかなければ、会社選びも面接もうまくいきません。
自分と向き合えないようでは、企業の志望動機もあやふやなものになってしまいます。
自分に合う会社を見つけるためにも、ブレずに就活を進めるためにも、自己分析は不可欠なのです。
自己分析の仕方として、過去の体験を振り返り書き起こしていくやり方があります。
うれしかったことや悔しかったこと、挫折経験などを書き出していくことで、自分の性格の強みや生き方の価値観が見えてきます。
家族や親友、恩師などの親しい人に自分について尋ねてみるのも良いでしょう。
客観的な目線で「どのような人間であるか」を教えてくれるはずです。
そこから自身の長所短所を知り、自分の能力を活かせる仕事を探せます。
就活でアピールできる経験を増やそう
面接でも物を言うのは、やはり人生経験です。
経験値が高くなると、自然と自信を持てるようにもなります。
堂々と話すことができますし、経験を活かせる職種の幅も広がることでしょう。
頭だけで物を言うよりも、リアルな体験をしている人の話は説得力もあります。
せっかく時間があるのならば、就活で役に立つ経験を増やしたいものです。
アルバイトや資格取得、ボランティア活動や海外旅行など、どれも良い経験です。
時間を無駄にせず、自分磨きを実践してみましょう。
すべての経験は、輝く将来につながるはずです。
就活エージェントを利用しよう
就活エージェントとは、学生の就職活動のサポートを行うサービスのことであり、ES作成・添削、面接対策、就活軸の決め方、自己分析、自分に合う企業紹介など、様々なサービスを受けることができるものです。
就職活動を早く終えるためにも、事前の準備を怠らずに就職活動に望むことが必要です。
興味のある方はこちらから就活エージェントについてさらに詳しく知ることができます。
就活を早い時期に終わらせるためのポイント
就職活動を続けていると、緊張や不安が多く積み重なり、ストレスが溜まります。
しかし、就職活動を早めに終わらせることかできれば、残りの学生生活にゆとりを持って卒業できます。
特に最終学年になると、卒業論文を作成し、発表しなくてはいけません。
卒業論文の研究などに集中するためにも、事前にしっかりと対策を採りましょう。
まずは、早めに準備をすすめて就職活動を終わらせる意識を持つことが重要です。
押さえるべきポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析を徹底的に行う
自己分析を繰り返し、自信をつけていきましょう。
自分ではわかっているつもりでもわかっていないことも多くあります。
自己分析力を身につけることで、面接での質問に詰まることは次第に減っていきます。
また、話している時や話を聞いている時の態度も普段から意識する癖をつけましょう。
無意識のうちに失礼な態度を取ってしまっている人も少なくありません。
その場合は、選考がすすむまでになるべく改善していきましょう。
まずは、友達や親にあなたのことを聞いてみることをおすすめします。
気心が知れた人たちに改めて自分のことを尋ねるのは恥ずかしいと感じるかもしれません。
その際は、大学の就職センターや就活支援サイトを活用してみてください。
より客観的な視点でのアドバイスが期待できるでしょう。
行きたい業界や企業を早めに決める
自分が行きたいと思えるような企業や興味のある業界を早めに見つけ対策しましょう。
先ほど紹介したオンライン説明会にも積極的に参加してみてください。
話を聞くだけでも、興味を持てる分野が出てくると思います。
就活が本格化する4年生までには、自分の興味のある企業を決めておきましょう。
すでに興味のある業界や企業が決まっている方は、より実践的な経験を重ねてください。
企業の選考を受ける前に、他の企業でESや面接練習しておくことをおすすめします。
はじめから選考が順調に進む人はほとんど存在しません。
何度も分析を繰り返し練習を重ねることで、自分の成長にもつながります。
しっかりと経験を積んで、自分が希望する企業の内定をもらいましょう。
とにかく対策をする
企業の選考を多く受ければ必ず内定がもらえる確証はありません。
むしろ選考に慣れすぎてしまうことで、落とされてしまうケースも珍しくないでしょう。
理由としては、企業に対しての理解が浅い印象を受けたなどが考えられます。
特に面接では、何度も同じ話を繰り返していくうち熱意のない話し方になりがちです。
どれだけスムーズに受け答えができるかはあまり重要ではありません。
それよりも、自分の考えを伝えられるようにしましょう。
まずは、業界の研究などをしっかり行ってください。
企業が掲げているビジョンを深く理解し、業界の現状を知ることが重要です。
実際に最終面接で、業界に関連したニュースなどを質問される場合もあります。
自分に合った企業に就職するために、事前にしっかりと選考の対策をすすめましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート