この記事では大学3年の冬から就活を始める方向けに、冬の就活イベント、就活準備、就活スケジュールを徹底解説について解説します。
冬から就活を始めるのは遅いのではないか、と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、26卒の採用活動のスケジュールや既に動き出している企業の情報についても紹介していますので、ぜひ今後の就職活動の参考にしてください。
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【大学3年】冬から就活を始めるのは遅い?
大学3年冬から就職活動を始めるのは、一般的な就活生の就活スケジュールと比べたら、少し遅いタイミングです。
就活の早期化によって、多くの就活生がサマーインターンの時期から動き出しています。
そのため、大学三年生の冬から就活を始めるのは、少し出遅れているといえます。
しかし、まだまだ内定獲得に向けては時間があります。
冬にも大手企業のインターンシップは実施されており、インターンへの参加をして早期選考を狙えるだけでなく、本選考に向けた準備をする時間も確保することが可能です。
大切なのは、焦らずに自分のペースで就活を進めることです。
1月から就活をする人は出遅れ気味だがまだ間に合う
大学3年生の中には、年が明けた1月から本格的に就活を始めようと考えている方もいるかもしれません。
1月は就活の情報解禁前なので、まだ間に合います。
ただし、前述したように年々就活は早期化しており、サマーインターンから動いている就活生も多くいます。
早くから動いている就活生は、すでに志望業界・企業がある程度絞れていたり、選考対策が十分に進んでいたりする場合も多いです。
1月から動き始めるのはやや出遅れ気味なので、今後の就活を成功させるためには、1月からしっかりと本腰を入れて選考対策を行っていく必要があります。
周りよりも出遅れていることを理解し、十分に選考対策・準備を進めていきましょう。
【大学3年】みんなの冬の就活状況は?
まずは、先輩の就活生が冬にどのように動いていたのかを知っておきましょう。
今回は、25卒を対象に弊社で長期インターンをしてくれているメンバーに、大学3年生の冬にはどんな就活をしていたかを聞いてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、年内〜年末、年明け〜情報解禁前、情報解禁後の3つに分けて紹介します。
年内〜年末の就活状況
- 冬インターン参加: 33%
- 早期選考に参加: 33%
- 何もしていない: 20%
- 就活を中断: 14%
時期としては11月、12月になります。
12月には、とにかく冬のインターンシップに申し込んでいた就活生や、まだ何もしていなくて遊んでいた、という学生が目立ちました。
中には「就活に飽きた時期」と回答をしてくれていた方もおり、12月はなかなか就活に足を踏み出しづらい月なのかとも感じました。
年明け〜情報解禁前の就活状況
- 早期選考に参加: 60%
- インターンに参加: 25%
- 就活を考え始めたが何もしていない: 15%
時期は1月〜2月にあたります。
1月〜2月は、インターンに参加する学生よりも、早期選考にエントリーする学生のほうが増えました。
大企業の多くは経団連に所属しており、その経団連では、就活の情報解禁を3月と定めています。
これはスタートダッシュを同じにすることで一つの企業に応募が集まりすぎないようにする仕組みなのですが、近年では、年明け〜情報解禁前に採用活動をスタートする企業も増えてきたようです。
逆に言えば、12月までにインターンシップに参加できていなければ、少し手遅れといえるかもしれませんね。
情報解禁後の就活状況
- 本選考に参加: 75%
- インターンに参加: 20%
- 何もしていない: 5%
3月になると、本選考の説明会参加やエントリーをする人がどんどん増えていきます。
3月まで就活をしていなかった人も就活をスタートしたり、1月、2月と就活を休止していた人も再会したりと、やはり3月に照準を合わせて動く方が多かったようです。
情報解禁後には、ESの提出締め切りや、ESが通った企業の面接への参加をしていくことになります。
【大学3年】冬の企業の採用スケジュール
ここまでは就活生の動きを確認してきたので、ここからは、企業側の動きも確認しておきましょう。
企業は1年のうちどのように動くかを採用スケジュールとして決めています。
年内〜年末、年明け〜情報解禁前、情報解禁後の3つに分けて企業がどのように動くかを解説していきますので、参考にして、合わせた就活をしていけるようにしましょう。
年内〜年末の採用スケジュール
年内から年末は、インターンシップを開催する企業が多いです。
また、早期選考を実施する企業、本選考に乗り出す企業もで始めます。
- 冬のインターンシップ
- 早期選考の実施
- 本選考(中小企業、ベンチャー企業、外資系企業)
冬のインターンシップは年内までに選考を進めて、年明けに本番を迎える企業が少なくありません。
また、インターンシップで優秀だと判断した学生には早期選考のオファーを送り、本選考前に内定出しも始めます。
逆にいえば、企業のこの思惑を理解した上でインターンシップでうまくアピールができれば、早期選考ルートに乗ることができる、というわけです。
年明け〜情報解禁前の採用スケジュール
年明け〜情報解禁前には、冬インターンの本番とプレエントリーを行う企業が多いです。
また、本選考前に採用ペルソナを見直す企業もあります。
企業が考える「こんな学生を採用したい」という学生像のこと
採用ペルソナをきちんと理解した上でインターン、選考でのアピールをしていくことで、内定獲得の可能性がグッと高まります。
情報解禁前には、採用ペルソナとプレエントリーの締切を確認して、計画的に動くことが求められます。
情報解禁後の採用スケジュール
情報解禁後は、とにかく本選考の時期となります。
3月1日からESの提出期限が次々にやってくることになるので、スケジュール管理が肝になります。
企業としても、多くの学生がエントリーしてくる中で、大量のエントリーシートを確認して、面接の予定を組んでいくことになるので、とても忙しくなるのです。
木下恵利
企業の人事目線になって、どのようにメールや電話の対応をすれば好印象を持ってもらえるか、という点を考えてみることもおすすめです。
【大学3年】1年の就活のうち冬ってどんな時期?
冬の就活の動き方を詳しく見ていく前に、まずは1年間程度ある就職活動のうち、冬はどのような位置付けになるのか、全体像を復習しておきましょう。
就活開始から就活終了の流れの中で、就活全体における冬の位置付けを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
就活全体における冬の位置付け
就活全体において、冬は大きく2つの位置付けの仕方があります。
一つ目は、就活準備の時期としての冬です。
大手企業の採用情報の情報解禁は、おおむね3月となっています。
自己分析、業界研究、企業研究を含む就活準備の期間は2~3ヶ月とった方が良いと言われており、3月の就活に間に合わせようと思ったら、冬休みの間に就活準備をしていくことが必要となるのです。
二つ目は、早期選考期間としての冬です。
多くの企業は本選考を春先においていますが、その前に優秀な学生を確保しておくための冬採用、早期選考を行います。
早期選考では、最速で年内の内定も狙えるほか、そんなに早く就活を終わろうと思っていない場合でも、実際の選考を受けて本選考の練習をすることが可能です。
選考突破の鍵は、どれだけ準備ができるかどうかと、どれだけ場慣れしているかどうかです。
就活全体において、冬は就活準備と早期選考の時期であるということを覚えておきましょう。
冬〜年明けにかけてどう動くかで就活の成功率が変わる
冬から年明けにかけてどう動くかによって、就活の成功率が変わります。
冬まで全く進めていなかった人は、自己分析や業界研究、就活の軸づくりをしていく必要があります。
一方で、冬までにもう動き出している人は、冬には早期選考を進めていき、内定獲得にむけて動いていく必要があります。
人によって、冬から年明けに何をすべきかは、全く異なるのです。
ここを間違えてしまうと、年明けの本選考の準備のタイミングで迷うことになってしまい、せっかく冬の間に就活を始めたのに出遅れてしまう、という事態になりかねません。
自分には冬の間どんな就活が必要なのかを、この記事を読んだ上で把握して、実践していけるようにしましょう。
【大学3年】冬の就活の特徴
続いて、冬の就活の特徴を解説します。
秋までとは異なり、動き出す就活生、企業の数が増える冬の就活では、どれだけ特徴を押さえて進められるかがポイントとなります。
大学3年の冬の就活にはどのような特徴があるのか、一緒に見ていきましょう。
ライバルが増える
冬の就活の特徴の一つ目は、ライバルが増えるということです。
動き出す就活生の数は、11月ごろを境目に急増します。
夏休みが終わって後期の授業にも慣れてくる時期であり、時間に余裕ができやすく、就活に時間を使う学生が増えるのです。
木下恵利
扶養の関係でアルバイトをいったんストップする学生も少なくないですね。
ライバルが増えると、大きく2つの変化が起こります。
一つ目は、説明会や選考の予約がしづらくなるという点です。
説明会には人数制限が設けられている場合があります。
また、選考は一度に1人しかできないため、就活生の数が増えると、枠が埋まりやすくなり、参加しづらくなってしまう可能性があるのです。
小玉 彩華
選考日程がかなり先になってしまうこともあり、選考期間が長くなってしまいがちなのも特徴です。
二つ目は、選考倍率が上がるという点です。
企業の採用枠数は決まっています。
そのため、応募者の数が増えれば、その分だけ競争率が高くなるのです。
冬の就活では、ライバルが増えるのだということを意識して早め早めに動くことが大切です。
冬インターンの本番がある
二つ目の特徴は、冬インターンの本番があるということです。
冬インターンは、10月〜11月にかけてエントリー、選考が行われ、12月、1月に本番があることが多いです。
冬インターンは、多くが実践的な業務体験になっており、また早期選考に繋がりやすいのも特徴です。
冬から就活を始める方は、いきなり早期選考を受け始めるのではなく、まずは必ず冬インターンへの参加を検討しましょう。
インターンに参加せずとも内定は獲得できますが、参加した学生と比べて不利になってしまうのは確かです。
応募できる企業数が増える
冬の就活の特徴三つ目は、応募できる企業数が増えるということです。
冬になると、大学4年生の採用を締め切って、大学3年生の採用にシフトする企業が増加します。
一部の企業は大学4年生向けに冬採用を行ったりもしますが、ほとんどの企業は大学3年生中心の採用活動に切り替えると考えて良いでしょう。
木下恵利
大学4年生の内定率は、冬に入った時点で98%近くに登っています。
秋まではまだエントリーを受けつけていなかった企業が、冬に入って急に採用ページを更新し、早期選考の受付を始めるという場合もありますので、いきたい業界、企業がある方は余念なく情報収集をしましょう。
【大学3年】冬の就活スケジュールは月ごとに分けて考えよう
続いて、大学3年生の方の冬からの就活スケジュールについて紹介します。
12月、1月、2月それぞれ何を行うべきかについて詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
12月の就活スケジュール
12月は本格的な就活に向けた準備段階として非常に重要な時期です。
企業説明会や就活セミナーに積極的に参加しましょう。
この時期に開催される企業説明会は来年春からの本選考に向けて、多くの企業が自社の魅力をアピールする場であり、企業や業界に対する理解を深める機会です。
特に自分の興味のある業界や企業が、どのような人材を求めているかを把握するために、様々な業界の説明会に参加することを推奨します。
また、12月は就活に必要なアイテムの準備も行う必要があります。
スーツや革靴、鞄を揃えるだけでなく、履歴書やESの書き方を学ぶことも大切です。
これらは後々の選考において使用頻度が高いため、早めに準備を進めておくと安心です。
就活において12月に取り組むべきことについては以下の記事でさらに詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
1月の就活スケジュール
1月はいよいよ具体的な志望業界や職種を絞り込んでいく時期です。
12月に参加した企業説明会や業界研究の成果をもとに、自分がどの業界や職種に最も興味を持っているか、そしてどの業界で自分の強みを活かせるかを深く考えましょう。
志望業界を絞ることで、今後の選考対策をより具体的に進めることができ、効率的に就活ができます。
志望業界が決まっていない場合でも、この時期に業界ごとの特性や求められるスキルを確認し、最終的な判断を下さなければなりません。
さらに1月は筆記試験やWebテストの対策を始めるべき時期でもあります。
多くの企業が採用選考で筆記試験やWebテストを実施しているため、この準備を行わないと選考に通過することは難しいでしょう。
特に、SPIや玉手箱などの代表的なWebテストの問題形式には必ず慣れておく必要があります。
2月の就活スケジュール
2月は実際に企業にエントリーを行い、選考に参加する段階となります。
この時期までには自分の就活の軸を再確認し、どの企業にエントリーするかを明確にしましょう。
就活の軸とは企業選びにおいて何を重視するか、自分がどのような価値観やビジョンを持っているかを示すものです。
面接で必ず聞かれるだけでなく、企業選びにも重要なものであるため、必ず明確にしておきましょう。
企業エントリー後は選考を受けていく中で自分の弱みや強みが浮き彫りになるはずです。
選考での失敗や改善点を見つけた場合は、それを次の選考に活かすために改善策を練ることを推奨します。
例えば、ESの内容を見直したり、面接での回答の質を高めるために、友人や家族、就活エージェントからフィードバックをもらうことも有効です。
【大学3年】冬の就活でやるべきこと10選
- 自己分析
- 業界・企業研究
- SPI対策
- インターンシップへの参加
- 選考が早い企業へのプレエントリー
- 中小企業を中心に説明会への参加
- OB・OG訪問
- ES作成
- 面接対策
- 就活セミナーの参加
就活に正解はありません。そのため、悩むことも多いでしょう。
しかし、裏を返せば自分次第でどうにでもできるということです。
4年生になる前からやれることはたくさんあります。
たとえば、インターンシップへの参加や、自己分析、企業の研究、面接の練習などです。
すべて一気にやろうとすると、途中でやる気が削がれてしまう可能性もあります。
不安要素があるものや、対策不足だと感じるものから少しずつ取り組めるとよいでしょう。
実践して得た失敗をつぎへ活かせるように調整し、対策を練るようにしてください。
それでは、就活生におすすめしたい冬生活をご紹介します。
自己分析
自分を知るということは、とても重要なことです。
具体的な進路が決まっていない場合は、まず自分にとって重要なことや興味があることは何かを把握しましょう。
これまで経験してきたことを振り返り、今までどう感じてきたのか、そう感じた理由はなぜかなど、とことん過去の自分に問いかけてください。
自分がどういった思考をもっているのかが少しずつ浮き彫りになり、おのずと長所や短所も見えてきます。
1人では限界があると感じたときには、家族や親しい友人に自分のことを聞くのも1つの手です。
何度も自己分析を繰り返し、自分への理解を深めていきましょう。
業界・企業研究
自己分析を進めていくと、興味がある分野も徐々に把握できるようになってきます。
これまでに参加したインターンや説明会で得た知識のほかにも、気になっている業界の基礎となる知識を幅広く調べたり、具体的な企業の情報を収集したりしていきましょう。
今まで知らなかったことに興味をもつことが、今後の可能性につながるかもしれません。
SPI対策
SPIとは、人柄や適正などを判断するためにおこなわれるテストです。
さまざまな企業でSPIが採用されています。
大手企業だけでなく、中小企業でも数多く利用されているのです。
SPIテストは「性格検査」のほかに、「言語能力」「非言語能力」「英語力」「構造的把握力」をテストする5項目に分かれていいます。
この結果をもとに、企業は適正を見極めて配属先を決定しています。
合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業の場合には一次選考の足きりとして合格ラインを高くしていることも多いので、しっかりと対策をするようにしましょう。
インターンシップへの参加
サマーインターンでは主に企業の認知度をあげ、就活が本格的に始まった際により多くの人に応募してもらおうという目的があります。
そのため、企業の紹介がメインとなっている場合も多いです。
しかし、秋冬インターンでは採用や選考に注力していくという傾向に変わっていきます。
興味のある企業に数多くアプローチし、場数を踏んで自分の経験値を上げていきましょう。
また本選考につなげたいという場合、インターンの期間は仕事への理解が深まりやすい数日開催のものがおすすめです。
選考が早い企業へのプレエントリー
プレエントリーとは、企業に対して興味をもっていると伝える手段です。
「採用情報や選考情報を送ってください」と意思表示ができ、興味のある企業に関する情報を幅広く収集できます。
多くの企業では情報解禁日の3月1日と同時にプレエントリーを開始していますが、早くから選考を開始している企業もあります。
主に外資系企業やベンチャー企業、広告業界などは比較的選考時期が早いです。
ここである程度企業の雰囲気や情報収集に慣れておくと、行きたい企業が見つかったときの対策にもなるでしょう。
中小企業を中心に説明会への参加
ベンチャー企業や中小企業では早くから採用スケジュールを設定しているところが多く、3年生の冬休み時点で説明会に参加できます。
またベンチャー企業は選考も早く、通常2〜3ヶ月程度で内定を得られる場合が多いので、優先的に参加するとよいでしょう。
説明会では、その企業の基本的な情報や働き方などさまざまな情報を得られるため、企業研究をする際にも重要な要素となります。
業界や企業について知る意味でも、説明会へは積極的に参加することをおすすめします。
OB・OG訪問
企業研究をする際にホームページなどから得られる情報も重要ですが、それはあくまで表面的な情報です。
社員として働いている卒業生から聞ける話というのは、よりリアルに企業を知れるチャンスでもあり、企業への熱心さをアピールできる場でもあります。
これからの就活に活かせるような質問を準備して臨みましょう。
ESの作成
大学3年生の冬には、ESの作成を行いましょう。
2月になると、3月の本選考のプレエントリーが始まり、3月に入れば急に10社以上のエントリーシートの締切が迫ってくることになります。
後々焦らないためにも、よく聞かれる自己PR、志望動機、ガクチカなどは前もって文章を作成しておきましょう。
早め早めに作成を進めることで、自分が苦手なところも把握できますし、また時間をかけてES添削、ブラッシュアップをしていくことができるので、冬休みの間に一度ESを作成し、手応えを確認しておくことが大切です。
面接対策
冬の就活では、忘れずに面接対策も行いましょう。
早期選考は、ESの提出が無くいきなり面接、なんてケースも少なくないためです。
面接で聞かれやすい項目の答えを前もって作成しておき、模擬面接で実際に話してみて、修正、改善をしていくのが面接対策になります。
意外と時間がかかるので、これもESの作成と同様、時間がある冬休みのうちに進めておくことをお勧めします。
就活セミナーへの参加
大学3年生の冬には、多くの団体が就活セミナーを開催します。
大学のキャリアセンターや就活エージェント、ハローワーク、その他民間団体など、開催元は様々ですが、内容はどれも、今後の就活に大いに役立つものとなっているはずです。
就活を乗り切るコツは、とにかく情報収集をすることです。
同じスタートダッシュセミナーでも、企業や団体によって内容が異なります。
都合が合うなら、できるだけ多くの就活セミナーに参加をしてみましょう。
【大学3年】冬に参加すべきインターンシップ
ここでは、大学3年生の就活生が冬に参加すべきインターンシップを紹介します。
冬に開催されるインターンシップは主に、大手企業が開催するものと、官庁などの政府機関が開催するものの二つに分かれます。
それぞれの特徴と、おすすめのインターンシップを解説していきますので、どのインターンに参加しようか迷っている、まだ業界や企業を決めきれていない、という方はぜひ参考にして参加するインターンを絞り込んでみてください。
大手企業
大手企業のインターンシップは、業務体験のような内容が多いです。
インターンシップの名前にもワークショップやオープンカンパニー、業務体験とつくように、その企業の実際の業務内容を体験し、社員からフィードバックをもらえるイベントになっています。
冬にインターンシップに参加しておくことで、1月、2月の早期選考の案内を受け取ることができたり、その業界に自分があっているかどうかを見極めることができるようになるため、インターンシップに参加すべきかどうかを迷っている方は、ぜひ積極的に参加しましょう。
官庁・公務員などの政府機関
官庁・公務員などの政府機関も、この時期にインターンシップを開催しています。
公務員のインターンは大学生の夏休み期間にあたる7月から9月に行われることが多いですが、冬にも開催されており、2日〜2週間程度で実際の業務を体験できるプログラムが展開されています。
ただし、国家公務員など人気の職種はすでに締め切ってしまっている可能性も高いため、もし行きたいインターンシップがあるという方は、早めに採用ホームページを確認して締め切り情報を入手しましょう。
- 法務省人間科学系体験プログラム(法務教官・法務技官)*注:11月4日締切
- 刑務官体験プログラム(法務省)
【大学3年】冬におすすめの早期選考
冬にはインターンシップの開催と同時に、早期選考も行われます。
冬に早期選考の募集を行うことが多いのは、中小企業、メガベンチャー、大手グループ会社などです。
これらの企業は、情報解禁後に採用活動をスタートしていては大手企業に人材を取られてしまうため、その前に優秀な学生を採用しようと、早期に動き出す傾向があります。
ここでは、どのような企業が早期選考を実施しているのか、どのような企業が狙い目なのかを解説・紹介していきます。
中小企業
中小企業とは、下記のように中小企業基本法(https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.htmlより)に指定されている企業のことです。
実は日本の企業の95%以上がこの中小企業に属すると言われており、中には大手企業だけをみていては見つけることができない好条件の企業も含まれています。
中小企業は経団連が指定する3月の情報解禁よりも前に本採用を開始することが多いため、早めに内定を獲得して、早めに就活を終了したい、という方は、中小企業の中から自分の就活の軸に合う企業を探してエントリーしていくのがおすすめです。
まだ何も業界が決まっていない人はIT業界の中小企業の説明会にたくさん参加してみるのがおすすめです。
IT業界は他の様々な業界と関わっているため、近年熱いと言われているIT業界の情勢を知ることができるだけでなく、その企業と関わる他の業界の情報を手にいれることもできます。
その中で他に気になる業界があれば、そちらを重点的に探してみる、といったように、様々な業界を見つつ中小企業の早期選考を受けていくことができるため、ぜひ探してみてください。
メガベンチャー
メガベンチャーとは、そこまで小さくない規模ながら、様々な事業に挑戦を続ける企業のことです。
例えば楽天などが有名で、楽天は大手企業にも関わらず多種多様な新規事業にチャレンジしており、ベンチャー企業とも言われています。
メガベンチャーは、新しい事業の人材確保のために早期選考を実施することも多く、新しい事業に関わりたい、1から自分のポジションを作っていきたい、という方は、メガベンチャー企業にエントリーしていくのがおすすめです。
【大学3年】冬の就活を成功させるためのポイント
- 年内は視野を広げて業界研究をする
- 年明けから情報解禁にかけて業界を絞っていく
- 行きたい業界、職種に合った選考対策をする
- 冬のインターンにはできるだけ参加をする
冬の就活を成功させるためには、4つのポイントを抑える必要があります。
年内、年明けといった時期ごとのポイントと、就活を進めていく上でのポイントを2つずつ解説しますので、しっかりと頭に入れた上で冬からの就活を進めていけるようにしましょう。
年内は視野を広げて業界研究をする
冬の就活では、年内に視野を広げて業界研究をしていくことが大切です。
とくに冬から就活を始める人むけなのですが、最初から業界を絞ってしまうと、その業界意外のことを知らない状態で選考に進んでいくことになるため、なぜ他の業界ではなくてその業界に行きたいのか、という点をうまく説明できなくなってしまいます。
たとえ本命の企業があったとしても、様々な業界について業界研究を進めていくことで、他の業界ではなくてその業界を第一志望にしている理由を、業界研究をしたことを含めて説明することができます。
まずは様々な業界を深ぼってみて、世の中にどのような仕事があるのかを知っていきましょう。
また、冬〜年内の間で自分の強みや弱みをインターン選考の中で見つけていくのも良いですね。
年明けから情報解禁にかけて業界を絞っていく
年内に様々な業界を見た上で、自分の就活の軸に最も合う業界はどこかを絞りながら年明けの就活を進めていきましょう。
始めはなかなか業界を絞るのは難しいかもしれませんが、数多くの企業の説明会に参加をしていくことで、自分がどのような点に、魅力を感じるのか、自分はどんなところで働いていそうか、といった点がイメージしやすくなります。
そしてそのイメージに最も近い業界を見つけることができれば、それがあなたの志望業界、ということになるわけです。
業界や職種を絞る鍵になるのは、自己分析や業界研究です。
冬の間に何度もこれらを行って、自分の就活の軸を確立させていくことが大切です。
行きたい業界、職種に合った選考対策をする
いきたい業界、職種に合った選考対策をしてくことも大切です。
選考はほとんどの企業がESやGD、面接を実施しますが、その中でどのようなことが聞かれるのか、という点については、業界や企業によってかなり異なります。
たとえば勤勉さが求められるIT業界では勤勉さを測る質問が、コミュニケーション能力が求められる営業職ではコミュニケーション能力を測る質問がされる、といった具合です。
そのため、自分が目指したい業界、職種が決まっている場合には、その選考ではどんなことが聞かれやすいのかを事前に把握し、それに合わせた対策をしていきましょう。
冬のインターンにはできるだけ参加をする
4つ目のポイントは、冬のインターンにはできるだけ参加をする、というものです。
冬のインターンは、11月から12月初旬にかけて選考、12月中旬から1月末にかけて本番と言った形で進んでいきます。
冬のインターンは、実際の業務を体験できる場合が多いため、業界研究、企業研究に役立ちます。
またそれだけではなく、自分にどのような仕事が向いているのか、自分が楽しいと思える仕事はどのようなものなのか、といった点を探るのにも有効です。
いくら自分がやりたい仕事だからといって、自分に向いていない、成果のでない仕事では続きません。
将来のミスマッチを防ぐためにも、冬のインターンにはできる限り参加をして、就活準備を進めていきましょう。
【大学3年】冬の就活の注意点
大学3年の冬の就活には、3つの注意してほしい点があります。
ここでは、その3つの注意点を順番に解説していきます。
どれもしっかり頭にいれて冬の就活に向けて動いてほしい内容になっているため、しっかり読んで覚えておいてください。
年末年始は企業が動かない
冬の就活では、年末年始に企業が動かない点に注意しましょう。
年末年始に限らず、土日祝日は企業が休みの場合が多いです。
そのため、11月サボってしまって12月、期末レポートとクリスマスを乗り切っていよいよ就活をしようとしたら企業が休み、ということにならないよう、計画的に就活を進めていくことが大切です。
また、年末年始は企業が休みだからといって、就活でやることがないわけではありません。
自己分析や業界研究、企業研究など、できること、やるべきことは山積みです。
本気で大手企業への内定を狙う方は、この年末年始の動き方に注意して冬の就活を乗り切りましょう。
年明けから一気に就活生の数が増える
二つ目に注意してほしい点は、年明けから一気に就活生の数が増えることです。
12月まで遊んで、年明けから就活を始めよう、という就活生は少なくありません。
そのため、1月に入ると、説明会への参加数や選考のエントリー数が一気に増える傾向にあります。
逆にいえば、年明けまでにしっかり動き出していれば、1月から就活を始める人たちとの差を広げることができます。
冬の就活を充実させようと考えている就活生は、年明け前に就活準備を終え、万全な状態で1月を迎えられるようにしましょう。
【大学3年】冬の就活で何から始めていいかわからないときの対処法
いざ冬から就活を始めようと決意したものの、具体的には何から始めていいかわからない、という方もいるでしょう。
先述したように、一概に就活といっても自己分析、業界・企業研究、SPI対策、インターンシップの参加など、様々な要素が含まれています。
ここまで読んですべきことが沢山あるのは理解できても、何から取り組めばよいか見当がつかない場合もあるでしょう。
以下からは、冬の就活で何から始めたらいいかわからないと感じた場合の対処法について紹介していきます。
「やらないと」と思ったものから始まる
何から始めたらよいかわからないときは、まず「これをやらないと」と思ったことからとにかく手をつけてみましょう。
納得のいく就活をするためには、行動することが重要です。
行動することによって、自分や企業について理解が深まり、自分に合った企業と出合う可能性も上がっていきます。
ただ、いざ就活を始めようと思っても何からすべきか判断できず、最初の一歩がなかなか踏み出せないこともあるでしょう。
就活の進め方に「こうすべき」という唯一の正解はなく、一人ひとり適切な取り組み方は異なります。
一般的な就活の流れに囚われすぎず、行動しながら自分に合った進め方を見つけていくことが大切です。
また、一つ始めてみると、そこで見えてきた課題から次のアクションが決まることもあります。
まずは「やらないと」と感じたものから一歩目を踏み出してみましょう。
周りの就活状況を把握する
周りの就活状況を把握することで、自分が何をすべきか見えてくる場合もあります。
他の就活生が現在どのような対策をしているのか、これまではどんな取り組みをしてきたのか、これからどのような動き方を考えているのかなど、周りの就活生のこれまで・現在・これからの状況を探ってみましょう。
周りの就活状況を知ることで、自分は何ができていないのか、自分に足りていない部分は何かが見えてきます。
また、周囲の動きを知っていく中で、自分が優先的に取り組むべきことや進め方のヒントが得られる場合もあるでしょう。
周囲の状況を把握し、就活を進めるにあたって自分に不足していることを明確にすることで、その不足点を埋められるような行動に繋げていきましょう。
誰かに相談する
自分では何から就活を始めたらいいか分からないときは、大学のキャリアセンター、就活エージェント、OBOGなど、就活に詳しい周囲の人に相談してみることも一つの手です。
今の自分の状況を他者に相談してみることで、自分に足りていないことや課題が客観的に見えてくることがあります。
課題が見えると、その課題に対して今何をすればよいのかも明確になるでしょう。
また相談することで、他の就活生の動きや状況、これまでの先輩方の就職実績やノウハウなど、自分だけでは知りえない情報を教えてくれる場合もあります。
就活は情報戦ともいわれているので、様々な情報が得られるように周りを積極的に頼ることがおすすめです。
必ず寒さ対策をする
冬の就活は、寒さとの戦いでもあります。
必ず寒さ対策をしましょう。
スーツは基本的に長袖長ズボンですが、通年で着用できるように、厚すぎず薄すぎない素材で作られています。
そのため、真冬に耐えるには少々心細いのです。
冬の就活では、冬用スーツの着用やコートの着用など、寒さ対策をして臨むことで、自分の実力を遺憾無く発揮することができるようになります。
この後、冬の就活で準備すべきものを丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
【大学3年】冬の就活の服装に関する疑問
冬の就職活動では、寒さ対策も重要です。
スーツは年中着ることを想定して作られているため、厚くも薄くもない素材で作られています。
冬の寒さをスーツのジャケットだけで乗り切るには、少々心許ないのが現実なのです。
そこで、冬の就活はどのような服装を着ていけばいいのか、などといった、冬の就活の服装に関する疑問にお答えします。
もし今必要なアイテムを持っていないという方は、これを参考にして揃えてみてください。
スーツの上にどんな上着を着ればいい?
スーツの上に着るアウターとしては、トレンチコートやダウンがおすすめです。
トレンチコートはフォーマルな印象を保ちつつ、スーツとの相性も良いので、多くのビジネスマンが愛用しており、就活にもぴったりの上着となっています。
また、よりカジュアルな印象のダウンも、寒さを防ぐという観点ではベストですね。
カジュアルさから、学生らしい元気な印象も与えることができるかもしれません。
もし、コートなしで出かける場合は、カイロや温かい飲み物など、しっかり寒さ対策をして、大切な最終面接前などに体調を崩さないよう注意しましょう。
また、室内では上着を脱ぐため、アウターの中もきちんとした見た目を保つことが大切です。
オフィスカジュアルとはどんな服装?
「オフィスカジュアル」とは、ビジネスの場にふさわしいカジュアルな服装を指します。
スーツでなくても問題ありませんが、スーツに近い服装を選ぶのが無難です。
メンズの場合はスキニーやスラックスにカジュアルジャケット、レディースの場合、スカートやパンツにブラウスやカーディガンを合わせると良いでしょう。
冬の季節では、ストッキングを着用して清潔感を保つことも大切です。
アウターはシンプルなトレンチコートや軽めのダウンを選び、オフィスでの印象を考えた上着選びがポイントです。
私服の場合はどうすればいい?
「私服でお越しください」と言われた場合でも、ビジネスカジュアルを意識した服装が無難です。
冬の季節は、オフィスカジュアルの上に、スーツの上に着るようなトレンチコートやダウンがよいでしょう。
私服指定の場合には、過去にどのような格好をしていた就活生が多いのかをリサーチしておくことも大切です。
例えば、本当に緩めの私服の人ばかりのなかでカチカチなオフィスカジュアルを着て行っては、浮いてしまいますよね。
また、会場に入る際には上着を脱ぐことが多いため、コートなしでも見栄えの良い服装を意識しましょう。
【大学3年】冬の就活に関するよくある質問
続いて、就活生の方からよくいただく「冬からの就活」に関する質問に回答します。
それぞれ、気になる項目があれば、ぜひ参考にしてみてください。
結論として、冬からインターンに参加することは全く遅くありません。 むしろ、冬のインターンは夏や秋のインターンに参加しなかった方や、これから本格的に就活を始める方にとって大きなチャンスです。冬インターンは多くの企業が春の本選考に備えて、自社の業務内容や社風を学生に体験させる機会を提供しています。そのため、冬インターンに参加することで、企業との接点を持ち、実際の業務に慣れることで、入社後の業務や環境に対するギャップを減らすことができます。
公務員試験の対策を大学3年の冬から始めることは決して不可能ではありません。 しかし、受験すると決めたならば、一刻も早く行動する必要があります。公務員試験は出題範囲が広く、筆記試験や面接、集団討論といった複数の選考ステップが存在するため、十分な時間をかけて準備を進めなければなりません。 すでに対策を始めている周囲の学生と比べて出遅れている可能性があるため、効率的な勉強方法を取り入れましょう。計画的にスケジュールを立て、苦手分野の克服や模擬試験の受験を通じて、試験本番に向けた準備をスムーズに進める必要があります。
黒髪にするタイミングは、面接が始まる頃が最適です。 髪色は第一印象に大きく影響を与える要素の1つであり、多くの企業では黒髪が一般的とされています。しかし、早すぎるタイミングで黒髪に戻すと色落ちしてしまい、むしろ髪色が明るく見えてしまうこともあります。したがって、面接や説明会が始まる前に黒髪に戻すのが理想的です。時期としては12月頃が一般的と言えるでしょう。 この時期になると、企業との接触が増えるため、見た目に関してもしっかりとした準備を整える必要があります。普段は明るい色にしている人でも、早い段階から就活シーズンに向けて髪を染める頻度を抑え、カラーリング剤の選び方にも注意しましょう。特に、自宅で染める場合はムラが出ないように慎重に行う必要があります。もし難しければ、美容院でのカラーリングを検討するのも1つの手段です。
冬選考とは、企業が大学4年生を対象に行う冬時期の採用のことです。 通常、秋採用までに予定していた採用枠を採用しきれなかった企業が、冬まで採用活動の時期を伸ばして行う選考です。 今年でいえば、25卒の学生が冬選考の対象にあたるため、26卒の就活生のみなさんには直接関係はありませんが、この時期まで就活を続けていくと、冬選考という限られた選考枠での就活を迫られてしまうということは覚えておくべきですね。 来年の冬までに就活を終わらせるためにも、26卒のみなさんはこの2024年冬には就活を始められるように準備をしていきましょう。
【大学3年】冬は就活エージェントを活用して効率よく進めよう
「面接の練習やESの添削を友人や先輩に頼むのが恥ずかしい」と思っている人は、就活エージェントを活用するのがおすすめです。
マンツーマンでの就活全般のサポートや、自分では分析しきれないところのアドバイスなどもおこなっており、心強い相談相手となってくれるでしょう。
完全無料で利用でき、内定獲得率は95%にものぼります。
ここでしか見ることのできない就活のハウツー本も20冊以上が読み放題となっているので、より自信をもって就活に挑めるようになるでしょう。
大学4年の冬の就活は何をすればいい?
本記事では、主に大学3年生を対象に冬の就活の始め方について解説してきました。
しかし、今はすでに大学4年生でこの冬から就活を始めようと思い、こちらの記事を読んでいる方もいるかもしれません。
ここからは、大学4年生の冬の就活について解説していきます。
大学4年生の冬の就活でやるべきことや特徴について以下より押さえ、納得のいく就職決定を目指しましょう。
冬採用とは
大学4年生の冬の就活では、冬採用というキーワードが用いられることがあります。
冬採用とは、大学4年生に向けて企業が冬に実施する採用活動のことを指します。
3月から解禁される本選考や、その後の秋採用を通じて、すべての採用枠を埋めることができなかった企業が実施している採用活動です。
大学4年生の冬に就活をする場合は、この冬採用の特徴や傾向、注意点を押さえ、活動を進めていくことが重要です。
また、選考対策もやみくもに行うのではなく、すべきことを取捨選択をしながら効率的に進めていく意識が大切となってきます。
大学4年生が冬採用でやるべき就活対策
大学4年生が冬採用でやるべき対策としては、主に3点挙げられます。
一点目は、就活の軸を決めておくことです。
就活の軸を決めることで、企業探しに多大な時間を費やすことも減り、就活を効率的に進めやすくなるでしょう。
また、ESや面接において企業から問われる場合も多いため、就活の軸を定めておくことは重要です。
二点目は、定番の質問に対する想定回答を準備することです。
ガクチカ、自己PR、長所・短所など、ESや面接でよく聞かれる質問はあらかじめ準備をしておくことで、スムーズに就活を進めることができます。
三点目は、業界を広げてエントリーすることです。
冬採用を行っている企業は少ないため、志望業界を絞りすぎてしまうと応募数が担保できず、就活が長引いてしまう恐れがあります。
様々な業界に視野を広げ、エントリー数を増やしていきましょう。
大学4年生の冬採用の特徴
大学4年生の冬採用の特徴としては、ライバルが少ないこと、応募できる企業数が多くないこと、選考期間が短いこと、という3つが挙げられます。
就活生の大半は大学4年の秋までに活動を終えているため、冬には選考を受ける学生の数が減ります。
そのため、内定獲得難易度も下がっていることが多いでしょう。
ただ企業から内定が出やすくなっている分、ミスマッチになってしまう可能性も高いため、注意が必要です。
選考期間が短いという特徴からも、しっかりと企業を理解しきれないまま就職先として決めてしまうことも起こりかねません。
受ける業界や企業は広げつつも、十分に企業研究を行い、納得感をもって最終的な就職先を選べるようにしましょう。
【大学3年】冬から就活を始めて内定を獲得しよう
ここまで、大学3年生のうちにやるべきことや対策方法などについてご紹介しました。
まず自分が何をすべきなのか、対策を強化しなければならないことはなんなのか、また、自分はどういう人物なのかなど、1つずつ明確にしていくよう心がけてください。
失敗を繰り返すこともありますが、決して悪いことではないのです。
しかし、その失敗を活かせないとチャンスをつかめません。
何事にもチャレンジし続け、よりよい自分の将来を手に入れられるよう、できることをしっかりと積み重ねていきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
木下恵利
授業が忙しい方は冬休みに入ってからでも構いませんので、丁寧に就活準備を進めていきましょう。