【28卒】就活は冬からでも遅い?冬インターンの探し方と大学3年が今やること

【28卒】就活は冬からでも遅い?冬インターンの探し方と大学3年が今やること

周りが夏や秋からインターンに参加しているのを見て、冬から就活を始めるのは遅いのではと不安になっている大学3年生もいるでしょう。

大学3年の冬から就活を始めても、遅くはありません。

28卒の広報活動の開始は大学3年の3月1日以降とされており、冬からでも本選考までに準備の期間が残っているためです。

冬は、冬インターンへの応募と選考の準備を同時に進めることで、夏から動いていた学生との差を縮められる時期です。

この記事では、28卒の大学3年生に向けて、冬からでも間に合う理由、冬インターンの探し方、3月までのスケジュールとやることを解説します。

この記事を読んでわかること
  • 大学3年の冬から就活を始めても遅くない理由
  • 冬インターンに今から参加できるかと、何社行けばよいか
  • 冬から3月までの就活スケジュールとやること6選
  • 冬休み・年末年始を就活に生かす方法

目次[目次を全て表示する]

就活は冬からでも遅い?先に答えと今日やること

就活は冬からでも遅くありません。

28卒の広報活動の開始は2027年3月1日以降で、冬から始めても本選考までに準備の期間が残っています。

ただし、外資系企業や一部のベンチャー企業は冬の時点で選考を進めているため、志望する企業の締切は先に確かめておく必要があります。

冬から始める人が今日やることは、次の3つです。

  • 就活サイトに登録し、気になる企業を10社ほど選ぶ
  • 選んだ企業の冬インターンと早期選考の締切を一覧にする
  • 自己PRとガクチカの材料になる経験を3つ書き出す

この3つができれば、冬インターンへの応募と選考の準備を並行して進められます。

このあと、冬からでも間に合う理由と、冬インターンの探し方をくわしく説明します。

大学3年の冬から始めても間に合う理由

大学3年の冬から始めても間に合うのは、3月の広報活動の開始まで、冬インターンと準備の期間が残っているためです。

政府が経済団体などに要請している28卒の日程では、広報活動の開始が2027年3月1日以降、採用選考活動の開始が6月1日以降、正式な内定日が10月1日以降とされているためです。

(情報ソース:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」)

一方で、インターン参加者向けの早期選考など、要請の日程より前に動く企業もあります。

冬から始める人は、間に合うと安心するより先に、今から応募できる冬インターンと選考を確かめることが大切です。

ここでは、間に合う理由、遅いと感じやすい理由、冬の時点で選考が進んでいる企業の見分け方を説明します。

冬インターンと準備の期間が残っている

冬からでも間に合うと言えるのは、3月の広報活動の開始までに、冬インターンと準備の期間が残っているためです。

冬インターンは12月から2月にかけて開かれるものが多く、冬から応募しても参加できるプログラムがあります。

冬インターンに参加すれば、企業との接点を作り、早期選考の案内を受ける道もまだ残っています。

また、本選考で見られるのは、自己分析にもとづいた志望動機や、学生時代に力を入れたことの伝え方です。

ESや面接の出来は、就活を始めた時期より準備の深さで差がつくため、冬からでも追いつけます。

政府の要請は経済団体などに向けたもので、すべての企業が同じ日程で動くわけではありません。

多くの企業はこれから3月に向けて情報を出すため、冬から動き始めても受けられる企業は十分にあります。

冬からの就活が遅いと感じやすい理由

冬からの就活が遅いと感じやすいのは、夏のインターンなどを通じて、すでに企業と接点を持っている学生が多いためです。

マイナビの「2028年卒 大学生キャリア意向調査8月」によると、2026年8月の1か月間にインターンシップなどのキャリア形成活動に参加した28卒の学生は80.1%でした。

(情報ソース:株式会社マイナビ「2028年卒 大学生キャリア意向調査8月」)

周りの多くが夏から動いているため、冬の時点で何もしていない人が焦りを感じるのは自然なことです。

ただし、夏のプログラムの多くは企業や仕事を知るための場で、参加しただけで本選考の合否が決まるわけではありません。

夏に動いた学生との差は、企業を知っている量と、選考を経験した回数の2つです。

冬からは、冬インターンに応募しながら選考の経験を積むことで、2つの差を同時に縮められます。

冬の時点で選考が進んでいる企業の見分け方

冬の時点で選考が進んでいるのは、外資系企業、一部のベンチャー企業、マスコミなど、独自の日程で採用する企業です。

志望する業界にこうした企業が多い場合は、冬の時点で締切が過ぎていないかを先に確かめましょう。

見分けるときは、企業の採用ページで、28卒向けの本選考や早期選考の募集がすでに出ているかを見ます。

募集が出ていれば、その企業はすでに選考を進めていると考えられます。

一方で、採用ページにインターンの案内しかない企業は、本選考の募集をこれから始める企業です。

選考が進んでいる企業でも、冬に追加の募集を行うことがあるため、締切が過ぎていてもあきらめずに採用ページを確かめておきましょう。

早期選考の締切は、次の締切カレンダーでまとめて確認できます。

28卒の本選考・早期選考の締切カレンダー

冬インターンは今からでも参加できる?

冬インターンは、冬から応募しても参加できるプログラムがあります。

冬インターンの募集は11月から12月に集中し、1月から2月に開かれるプログラムには12月や1月に締切を迎えるものもあるためです。

夏のインターンに参加していなくても、冬インターンに参加すれば、企業との接点を作り、早期選考の案内を受けられる場合があります。

インターンという名前だけで探さず、仕事体験やオープン・カンパニーも含めて探すと、選べる企業が増えます。

ここでは、冬インターンの特徴、冬から応募できるか、何社に参加すればよいかを順に説明します。

冬インターンの特徴と開催の時期

冬インターンとは、主に12月から2月にかけて開かれるインターンや仕事体験のことです。

冬インターンは本選考の時期に近いため、参加者に早期選考や本選考の案内を出す企業があります。

インターンシップとは、学生が企業で就業体験をするプログラムのことで、政府の考え方では、就業体験を含み一定の期間があるものだけをインターンシップと呼びます。

冬インターンには、1日で終わるオープン・カンパニーから、数日間の就業体験を含むプログラムまで、さまざまな形があります。

1日のプログラムは選考がないか軽いことが多く、初めて参加する人でも申し込みやすい形です。

数日間のプログラムは選考があることが多いため、ESやWebテストの準備を先に進めておきましょう。

冬から応募しても間に合う冬インターン

冬から応募しても間に合うのは、1月から2月に開かれる冬インターンです。

12月に開かれるプログラムは11月中に締め切られることが多いため、冬から始める人は1月以降の開催分を中心に探しましょう。

締切の時期は企業ごとに違い、開催の数週間前まで受け付けている企業もあれば、2か月前に締め切る企業もあります。

気になる企業を見つけたら、開催日だけでなく、応募の締切とESの提出期限を必ず確かめます。

締切の近い順に並べて応募先を決めると、取りこぼしを防げます。

2月の開催分は、1月の試験期間の前後に締め切られることが多いため、12月のうちに応募の準備を始めておきましょう。

冬インターンの締切は、次の締切カレンダーでまとめて確認できます。

28卒の冬インターンの締切カレンダー

冬インターンは何社に参加すればよいか

冬インターンに参加する社数は、3社から5社ほどを目安にするとよいでしょう。

冬は授業や試験と重なる時期なので、多くの企業に申し込みすぎると、準備の時間が足りなくなるためです。

志望業界が決まっていない人は、業界の違う企業に参加して、仕事内容を比べると業界を絞りやすくなります。

志望業界が決まっている人は、同じ業界の企業に複数参加すると、企業ごとの違いがわかり、志望動機を作る材料になります。

参加したあとは、仕事内容、社員の雰囲気、自分が働く姿を想像できたかを、その日のうちにメモしておきましょう。

選考のあるプログラムは落ちることもあるため、参加したい社数より少し多めに応募しておくと安心です。

社数を増やすことより、1社ごとに何を確かめるかを決めて参加することが、本選考につながります。

28卒の大学3年の冬から3月までの就活スケジュール

28卒の大学3年の冬は、11月から12月に冬インターンへの応募と準備、1月から2月に冬インターンへの参加と選考対策、3月に本選考へのエントリーと進むのが目安です。

月ごとの目標を先に決めておくと、冬から始めても3月の広報活動の開始までに準備を間に合わせられます。

時期 主にやること
11月〜12月 締切の確認、自己分析、ESの基本形、冬インターンへの応募
1月〜2月 冬インターンへの参加、志望企業ごとのES・Webテスト・面接の対策
3月 本選考へのエントリー、説明会への参加

企業によって採用の日程は違うため、表はあくまで目安として、志望企業の日程に合わせて調整しましょう。

11月〜12月|冬インターンに応募しながら準備を始める

11月から12月は、冬インターンに応募しながら、自己分析・ES・Webテストの準備を同時に始める時期です。

冬インターンの募集が集中する時期なので、まず締切の一覧を作り、近いものから応募しましょう。

自己分析が終わるまで応募を待つと、その間に締切が過ぎてしまいます。

仮の就活の軸と、自己PR・ガクチカの材料が1つずつ決まれば、応募を始めて大丈夫です。

12月の中旬から下旬にかけて企業は年末の休みに入るため、選考や連絡が止まる期間があります。

年末の休みの前に、選考の結果や次の日程の連絡が集中することがあるため、メールはこまめに確かめましょう。

次の記事で、11月と12月それぞれの就活の進め方を解説しています。

1月〜2月|冬インターンに参加して選考対策を本格化する

1月から2月は、冬インターンに参加しながら、志望企業ごとのES・Webテスト・面接の対策を本格的に進める時期です。

志望企業については、ESでどのような質問が出るか、どの種類のWebテストが使われるか、面接は何回あるかを確かめておきましょう。

1月から2月は大学の試験期間と重なる学生も多いため、試験の日程と就活の締切を同じカレンダーで管理しましょう。

試験の前後に選考が重ならないよう、応募の時期を早めに調整しておくと安心です。

冬インターンに参加した企業から、早期選考の案内が届くこともあります。

案内が届いたら、締切の一覧に書き足して、試験の日程と重ならないかを確かめてから申し込みましょう。

2月の終わりまでに、志望企業の一覧と優先順位を決めておくと、3月のエントリーで迷わなくなります。

3月|本選考へのエントリーと説明会に参加する

3月は、28卒の広報活動が始まり、本選考へのエントリーと説明会への参加が本格化する時期です。

3月1日には多くの企業が一斉に情報を公開するため、それまでに志望企業の整理とESの基本形を終えておくことが大切です。

3月以降はエントリーや説明会で予定が増えやすく、新しく準備を始める時間がとりにくくなります。

エントリーの締切は企業ごとに違うため、3月に入ったら、締切の一覧を毎日見直しましょう。

説明会では、仕事内容に加えて、選考の流れと時期を確かめておくと、その後の予定を立てやすくなります。

説明会への参加をエントリーの条件にしている企業もあるため、志望企業の説明会は早めに予約しておきます。

ただし、企業によっては3月より前に選考を始めるため、3月になってから動けばよいと考えるのは避けます。

冬から就活を始める大学3年がやること6選

冬から就活を始める大学3年生がやることは、締切の確認、自己分析、企業研究、ES、Webテスト、面接の6つです。

6つを1つずつ終わらせるのではなく、締切の確認を最初にして、残りを並行して進めることが冬から間に合わせるコツです。

応募を先に決めておくと、ESや面接の準備に期限ができ、何をいつまでにやるかがはっきりします。

逆に、準備が終わってから応募しようとすると、冬インターンの締切を逃しやすくなります。

迷ったときは、締切が近いものから手をつけると決めておくと、手が止まりにくくなります。

1. 冬インターンと早期選考の締切を確認する

冬に最初にやることは、応募できる冬インターンと早期選考の締切の確認です。

自己分析や企業研究はあとから深められますが、過ぎてしまった締切は基本的に戻ってきません。

少しでも気になる企業を10社ほど選び、冬インターン、説明会、早期選考の締切を一覧にしましょう。

一覧には、企業名、募集の種類、締切日、提出物の4つを書いておくと、何をいつまでに用意するかがひと目でわかります。

志望企業が決まっていなくても、少し気になると思った企業の締切から集めていけば十分です。

一覧はスマートフォンのメモやカレンダーに入れておくと、授業の合間にも見返せます。

締切の一覧は、毎週1回見直して、終わったものを消し、新しい募集を書き足していきます。

2. 自己分析をして就活の軸を作る

冬の自己分析は、企業を選ぶ基準となる就活の軸を作るところまで進めます。

就活の軸とは、仕事や企業を選ぶときに自分が大事にしたい条件のことです。

これまでの経験を振り返り、どんなときにやりがいを感じたか、どのような環境で頑張れたか、仕事を選ぶうえで譲れない条件は何かを書き出してみましょう。

書き出した内容から、大まかな軸を1つか2つ決めれば十分です。

書き出すときは、アルバイト、サークル、ゼミ、授業など、場面ごとに1つずつ思い出すと材料が集まりやすくなります。

思い出した経験には、そのとき自分がどう考えて動いたかも書き添えておくと、ESや面接の答えにそのまま使えます。

自己分析は1回で終わるものではなく、冬インターンや面接の経験を通じて更新していくものと考えましょう。

3. 業界・企業研究を進める

業界・企業研究は、自己分析と並行して、少しでも興味のある業界を複数比べるところから始めます。

最初から1つの業界に絞ると、自分に合う企業に出会う機会を減らしてしまいます。

IT、広告、人材、メーカー、金融、商社など、気になる業界を3つほど選んで比べてみましょう。

企業研究では、事業の内容、職種、同じ業界の他社との違い、働き方やキャリアの進み方を確かめます。

情報を集めるだけで終わらせず、なぜその企業に興味を持ったのかまで言葉にしておくと、そのまま志望動機の材料になります。

採用サイトのほか、企業のホームページ、ニュースリリース、社員インタビューも合わせて見ると理解が深まります。

調べた内容は企業ごとに1枚のメモにまとめておくと、志望動機を書くときに見返せます。

4. ESの基本形を作る

冬のうちに、自己PR・ガクチカ・志望動機の3つについて、ESの基本形を作っておきましょう。

ESとはエントリーシートのことで、企業に応募するときに提出する書類です。

冬インターンや早期選考でもESが求められることが多く、基本形があれば企業ごとに直すだけで提出できます。

ガクチカであれば、結論、取り組んだ背景、課題、行動、結果、学びの順に話の流れを整理しておきます。

企業によって文字数の指定が違うため、200字・300字・400字に縮めたり広げたりできる状態にしておくと便利です。

志望動機は企業ごとに中身が変わるため、基本形では、自分の就活の軸と、それを仕事で生かしたい理由までを書いておきます。

一度書いた文章を完成形と思わず、人に読んでもらったり選考の結果を振り返ったりしながら直していきましょう。

5. Webテストの対策を始める

Webテストは、企業が応募者の論理的な考え方や基礎学力を測るために、面接の前に行う選考の試験です。

大手企業では、応募者を最初に絞り込む段階でWebテストを使うことが多くあります。

代表的なものにSPIがあり、言語と非言語の問題で構成されています。

企業によっては、玉手箱やTG-WEBなど、SPIとは形式の違うテストを使うため、志望企業がどれを使うかも確かめておきましょう。

問題の形式に慣れるまで時間がかかるため、本選考まで余裕のある冬のうちに始めるのがおすすめです。

最初は問題集を1冊に決め、言語と非言語の両方を1周して、苦手な分野を見つけるところから始めましょう。

冬インターンの選考でWebテストを受ける企業もあるため、その選考を本番の練習の機会として使えます。

6. 面接対策を始める

冬の面接対策は、想定回答を作る、声に出して練習する、実際の選考を受けるの3つで進めます。

まずは、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機の4つの質問への答えを作っておきましょう。

答えを作ったら、声に出して話す練習をして、書いた内容と話せる内容の差を確かめます。

スマートフォンで自分の答えを録画して見返すと、話す速さや表情の癖に気づけます。

大学のキャリアセンターでは模擬面接を受けられることが多いため、予約が埋まる前に申し込んでおきましょう。

オンラインの面接を行う企業も多いため、カメラの位置や背景、音声もあらかじめ確かめておきます。

面接は経験の回数で上達する部分が大きいため、冬インターンの面接も本選考の練習の場として受けておくとよいでしょう。

冬から就活を巻き返す最初の1か月の進め方

冬から就活を巻き返すには、今日中に就活サイトの登録と企業探しを始め、1週間でESの基本形を作り、1か月で冬インターンや選考に参加するところまで進めます。

期限を区切って進めると、やることが多くても、今何をするかで迷わなくなります。

授業やアルバイトで時間がとれない週は、その週の目標を1つに絞り、翌週に回してもかまいません。

12月に始める人は、年末の休みに入る前の2週間で、今日と1週間以内の分まで進めておくと、休み中にESを仕上げられます。

どの段階でも、締切の一覧を見直すことだけは毎週続けましょう。

今日やること|就活サイトの登録と企業探し

就活を始める日にやることは、就活サイトへの登録と、気になる企業を10社ほど選ぶことです。

企業を選んだら、冬インターンと説明会の締切を調べて、締切の一覧に書き出しましょう。

企業を選ぶときは、知っている企業だけでなく、就活サイトの業界別の一覧から知らない企業も2社から3社入れておくと、比べる幅が広がります。

就活用のメールアドレスとカレンダーも、この日に用意しておくと、企業からの連絡を見落としにくくなります。

時間が残れば、これまでの経験をアルバイト、サークル、ゼミなど場面ごとに書き出しておきます。

就活サイトは1つに絞らず、2つほど登録しておくと、載っている企業の違いから探せる幅が広がります。

初日は完璧を目指さず、締切の一覧と経験の書き出しができれば十分です。

1週間以内|ESの基本形を作り応募する企業を決める

就活を始めて1週間以内に、自己PRとガクチカの基本形を作り、応募する冬インターンを決めます。

ESの基本形は、まず400字で書いておくと、ほかの文字数に合わせて直しやすくなります。

書いたESは、大学のキャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくい部分を直しておきましょう。

応募する企業は、締切の一覧から締切の近い順に3社ほど選びます。

同時に、Webテストの問題集を1冊決めて、毎日少しずつ解き始めましょう。

ガクチカの材料が複数ある人は、結果より、自分で考えて動いた場面がはっきり書けるものを選ぶと、面接でも深掘りに答えやすくなります。

応募する企業のESの質問は、書き始める前に確かめて、基本形のどこを直せばよいかを決めておきます。

1週間の終わりに1社でも応募できていれば、2週目以降の動きが楽になります。

1か月以内|冬インターンや選考に参加する

就活を始めて1か月以内に、冬インターンや説明会、選考に実際に参加します。

実際に選考を受けると、ESや面接で何が足りないかがわかり、準備の方向がはっきりします。

ESで通らなかった場合は、結論が先に書けていたか、企業の求める人物像と合っていたかを見直します。

面接を受けた場合は、答えに詰まった質問や、うまく説明できなかった経験を書き出しておきましょう。

通過したESは、どこが評価されたと考えられるかを書き添えて残しておくと、ほかの企業のESを書くときの見本になります。

振り返りが終わったら、次に締切がある企業を一覧から選び、翌月の応募の予定を立てましょう。

1か月で、準備、応募、振り返り、改善の流れを1回回せれば、冬からでも十分に巻き返せます。

冬インターン・早期選考の探し方

冬インターンや早期選考は、締切カレンダーで締切の近い順に探し、気になる企業の採用ページで条件を確かめる方法が効率的です。

冬は締切がすでに過ぎた企業もあるため、締切の近い順に見ていくと応募のもれを防げます。

就活サイトだけでなく、企業の採用ページやマイページにだけ載る募集もあるため、気になる企業は両方を確かめましょう。

インターンという名前だけで探さず、仕事体験やオープン・カンパニー、説明会も含めて探すと、選べる企業が増えます。

ここでは、締切カレンダーの使い方と、早期選考につながる冬インターンの見分け方を紹介します。

締切カレンダーで締切の近い順に探す

冬インターンを探すときは、締切カレンダーで締切の近い順に企業を見ていく方法がおすすめです。

締切の近い企業から応募を決めていくと、冬に集中する募集を取りこぼしにくくなります。

次の締切カレンダーでは、28卒向けの秋冬インターンの締切をまとめて確認できます。

前の見出しで紹介した冬インターンの締切カレンダーと合わせて見ると、12月から2月の開催分をもれなく探せます。

28卒の秋冬インターンの締め切り一覧

カレンダーで気になる企業を見つけたら、採用ページで応募の条件と最新の締切を確かめてから応募しましょう。

カレンダーは、業界や開催の月で企業を探せるため、まだ志望業界が決まっていない人でも、気になる企業を見つけるきっかけになります。

締切の日付は変わることがあるため、応募の前には必ず企業の採用ページで確かめます。

早期選考につながる冬インターンの見分け方

早期選考につながる冬インターンは、募集のページに、参加者向けの選考の案内や優遇があると書かれていることが多くあります。

早期選考を目指す人は、募集のページで、参加後の選考の案内について書かれているかを確かめましょう。

早期選考とは、本選考の日程より前に行われる選考のことで、インターン参加者への案内や、企業の独自の日程で行われます。

数日間の就業体験を含むプログラムは、参加者の様子を企業が見る時間が長いため、早期選考につながりやすいと考えられます。

一方で、1日のオープン・カンパニーは、企業や業界を知るための場であることが多く、参加しただけで選考が有利になるとは限りません。

早期選考を目指す企業と、業界を知るために参加する企業を分けて申し込むと、冬の限られた時間を有効に使えます。

冬休み・年末年始を就活に生かす方法

冬休みと年末年始は、企業の選考や連絡が止まる期間なので、1人で進められる準備に集中する時間として使いましょう。

年末年始のまとまった時間をどう使うかで、1月以降の選考の準備の深さが変わります。

12月の中旬から下旬にかけて、多くの企業は年末の休みに入ります。

この期間は、選考を受ける機会が少ない分、自己分析やESの仕上げ、Webテストの練習に時間を使えます。

休みに入る前に、何日に何をするかを決めておくと、年末年始をだらだら過ごさずにすみます。

冬休みの前半にやること

冬休みの前半は、自己分析の見直しと、ESの基本形の仕上げに使いましょう。

11月から12月に応募した選考の結果を振り返り、ESのどこを直すかを決めてから書き直すと、仕上がりが早くなります。

自己PRとガクチカは、200字・300字・400字の3つの長さを用意しておくと、1月以降の応募で使い回せます。

志望動機は企業ごとに中身が変わるため、基本形では、自分の就活の軸と、それを仕事で生かしたい理由までを書いておきます。

書き直したESは、年明けにキャリアセンターや友人に読んでもらえるよう、休みのうちに印刷しておくと便利です。

キャリアセンターは年末年始に閉まることが多いため、休みに入る前に、年明けの相談の予約を入れておきましょう。

前半の目標は、1月の締切にそのまま出せるESの基本形をそろえることです。

冬休みの後半にやること

冬休みの後半は、Webテストの練習と、面接の想定回答の準備に使いましょう。

Webテストは、苦手な分野を集中して解くと、短い期間でも点数が上がりやすくなります。

面接は、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機の4つを声に出して答え、録画して見返しておきます。

年明けすぐに締切がある冬インターンや選考もあるため、休みの最後の数日で締切の一覧を見直しておきましょう。

帰省する人は、家族に働いている業界や仕事の話を聞いてみると、業界研究の材料になります。

企業からのメールは休み中も届くことがあるため、1日に1回は就活用のメールを確かめておきます。

休みの間に気になる企業が見つかったら、年明けに説明会の予約ができるよう、締切の一覧に書き足しておきましょう。

後半の目標は、1月からの選考にすぐ臨める状態に、Webテストと面接の準備を整えることです。

冬からの就活でよくある質問

冬から就活を始める大学3年生からよく聞かれる質問と、その答えを紹介します。

迷ったときは、質問の答えを参考に、自分の締切と準備の状況に当てはめて考えてみてください。

どの質問も、答えの基準は、自分が受けたい企業の締切に準備が間に合うかどうかです。

周りの進み具合ではなく、志望企業の日程を見て判断すると、焦らずに次の行動を決められます。

夏のインターンに参加していなくても、冬から就活を始めて内定を目指すことは十分にできます。夏に参加した学生は企業を知る機会が多い分だけ先に進んでいますが、本選考の結果は選考での準備の深さで決まります。これから冬インターンや説明会に参加すれば、企業を知る量の差は縮められます。夏の間に部活動や研究、留学に打ち込んでいた場合は、その経験をガクチカとして伝えられます。参加できなかったことを悔やむより、今ある経験をどう伝えるかに時間を使いましょう。

冬インターンに参加しなくても、本選考に応募できないわけではありません。インターン参加者に早期選考を案内する企業はありますが、選考の方法は企業ごとに違い、参加が本選考の条件になるとは限りません。授業やアルバイトで参加できない場合は、説明会やOB・OG訪問、採用サイトから企業研究を進められます。参加できない時間をESやWebテストの準備に使うのも1つの方法です。インターンに行ったかどうかより、本選考までに企業の理解と選考の準備をどこまで深められるかを意識しましょう。

冬から就活を始めても、大手企業の本選考には間に合います。多くの大手企業は、政府の要請に沿って3月以降に広報活動を、6月以降に選考を始めるためです。ただし、大手企業の中にも冬インターンの参加者に早期選考を案内する企業があるため、志望する企業の冬インターンの締切は早めに確かめておきましょう。大手企業はWebテストで応募者を絞ることが多く、Webテストの対策を早めに始めることが大切です。3月までに、ESとWebテストの準備をそろえておくと、本選考に落ち着いて臨めます。

2月から始めても、本選考には間に合います。28卒の広報活動の開始は2027年3月1日以降のためです。ただし、2月に開かれる冬インターンの多くは1月までに締め切られるため、2月から応募できるプログラムは限られます。2月から始める人は、インターンを探すより、ESの基本形とWebテストの準備を優先しましょう。3月以降の説明会や本選考で企業との接点を作れば、志望企業を選ぶ材料は集められます。3月1日までの約1か月で、自己PRとガクチカを仕上げておくことが目標です。

まとめ|就活は冬からでも遅くない、冬インターンと準備を並行して進める

大学3年の冬から就活を始めても、遅くはありません。

28卒の広報活動の開始は2027年3月1日以降のため、冬からでも本選考までに準備の期間があります。

冬は冬インターンの募集と締切が続く時期なので、最初に締切の一覧を作り、1月以降に開かれるプログラムを中心に応募しましょう。

応募と並行して、自己分析、ES、Webテスト、面接の準備を進めると、夏から動いていた学生との差を縮められます。

冬休みと年末年始は、1人で進められるESとWebテストの仕上げに使い、1月からの選考に備えます。

冬インターンの締切は、締切カレンダーでまとめて確かめられます。

周りと比べて焦るより、自分の志望企業の締切に準備を間に合わせることを基準に、今日から1つずつ動き始めてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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