頭に入れておかなくては損!面接8:2の法則
就活生のみなさんは、面接の8:2の法則をご存知ですか? 8:2の法則とは、面接を受けにくる就活生の約8割が、同じような自己PRや、学生時代に頑張ったことをアピールするため、別の視点で自己PRを行う2割の就活生が、自然と面接に受かってしまうという法則のことを指します。 では、8割の学生はどのような自己PRを行っているのでしょうか?
実例付き!8割の就活生が語る、ありがちな自己PR
□自己PR例
- 私は、コミュニケーション能力に長けています。学生時代は、ゼミ長として○○の発表の責任者として学生20名をまとめました。最初は、なかなかまとまらなかったのですが、メンバーひとりひとりとのコミュニケーションを密にすることで、発表を成功させることができました。この経験は、貴社に入社後も生かせると考えています。
- 私は、行動力があります。学生時代は、○○サークルに所属し200名のメンバーとダンス公演を成功させました。集客においては、チラシ作成やSNSを活用して取り組み、練習においては、メンバーが一致団結できるよう様々な工夫をしながら行動しました。
結果、本番では500名の集客に成功し、メンバー200名と感動の瞬間を味わうことができました。 どちらもそれっぽいですが、非常にありがちで、面接官の印象を下げる自己PRです。 まず、行動力やコミュニケーション能力といった曖昧な長所をアピールすることはやめましょう。行動力やコミュニケーション能力があるかどうかは、面接官が会話の中で判断することです。 例えば行動力をアピールするのであれば、人の嫌がることを率先してやるなど、具体的に心がけていることについてアピールしましょう。 また、自己PRの中で工夫したポイントとして、ひとりひとりとコミュニケーションをとったというような抽象的な言い回しは、みんなが使うのでやめましょう。
2割の就活生が実践している、自己PRの伝え方
自己PRの伝え方においては、以下の順番で伝えることが重要です。
- 結論 ⇒「私は○○な人間です」または、「○○を大切にしています」といった内容を、一言で伝えましょう。コミュニケーション能力などの曖昧な表現ではなく、「汚れ役を率先してやる人間です」や、「小さな気配りを大切にしています」など、自分なりの表現で伝えることが重要です。
- 取り組みの動機 ⇒「学生時代は、自らの○○の弱点を克服したいと思い○○に挑戦しました」、「学生時代は、○○の影響で○○に取り組みました」など、取り組みの動機について話してください。 取り組みの動機から、あなたの人間性や成長の伸びしろを伝えることができます。
- 自分なりの具体的な工夫 ⇒どんな取り組みにおいても、必ず困難な状況が訪れると思います。そのような状況を乗り越えるための、「自分なりの工夫」を伝えましょう。 自分なりの工夫の中から、あなたのポテンシャルを伝えることができます。
- 取り組みから得たもの、仕事で活かせるポイント ⇒取り組みから得たものを端的にまとめて伝えましょう。その上で、仕事のどんな状況において活かすことができるか、具体的に伝えましょう。 入社後のイメージを面接官に持ってもらうことが大切です。
是非、参考にしてみてください!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート