「諦めない性格」を自己PRで差別化するための構成方法を徹底解説!【例文13選】

「諦めない性格」を自己PRで差別化するための構成方法を徹底解説!【例文13選】

「諦めない性格を自己PRしてもいい?」というような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

本記事では企業から「諦めない性格」の学生はどう見られているか、向いている職種、自己PRにおける伝え方のポイントを解説します。

さらに、自己PRの例文も併せて紹介しているので、自己PR作成に役立つでしょう。

これから就職活動を始めようという方や自己PRで悩んでいる方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

この記事をおすすめしたい人
  • 自己PRで諦めない性格をアピールしたい人
  • 諦めない性格の自己PRを差別化したい人
  • 諦めない性格の自己PR例文が読みたい人

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【諦めない性格を自己PR】「諦めない性格」はありきたりな強み?

就活でアピールできる強み・長所の一つとして「諦めない性格」が挙げられますが、実際に自己PRで取り上げる際は、ありきたりなアピールにならないか不安になることもあるでしょう。

ありきたりかそうでないかでいえば、諦めない性格という強みはほかの就活生と被りやすい可能性があり、確かにありきたりと言えるかもしれません。

しかし、企業にとって諦めない性格・姿勢は、魅力的な強みになります。

多くの業界・企業で常に求められる強みであるため、多くの人が自己PRでアピールポイントとして取り上げるのです。

そのため、諦めない性格をアピールする際は、差別化を意識してほかとかぶらないアピールを行いましょう。

【諦めない性格を自己PR】「諦めない性格」は企業からどう評価されるの?

諦めない性格は、企業から評価されやすい魅力的な強みといえます。

そのため自己PRでアピールする際は、具体的にどのように評価されるのか理解しておくことが重要です。

「諦めない性格」は、具体的には以下のようなイメージで評価される傾向にあります。

「諦めない性格」は企業からどう評価されるのか
  • 結果が出るまで継続し続ける
  • 困難なことにも立ち向かう

いずれも働くうえでは、重要な強みになるといえます。

真面目に仕事をこなしてくれる人材として、多くの企業は魅力を感じるでしょう。

では、諦めない性格がどう評価されるのかを詳しく解説していきます。

結果が出るまで継続し続ける

自己PRにおいて「諦めない性格」ということを伝えたい場合、「なぜそれが重要だと感じたのか」や「諦めないでどういう結果を出したのか」を伝えることが大切になってきます。

とても大事なプロジェクトの進捗状況が思わしくなかったり、直前での企画変更でドタバタしてしまうときもあります。

そんなときでも投げ出さず諦めないということは非常に役立つ魅力となります。

自己PRで「諦めない性格」ということを伝えたい場合はまずはそこを意識した上で、結果が出るまでは継続して諦めないことをアピールポイントとしてみましょう。

結果が出るまで諦めずに向き合う、というのは面接官も重要視しています。

今は移り変わりが激しい時代であるとはいえ、企業としては「長期的に働いてもらえる」人材が欲しいというのは変わらないからです。

そのため、結果が出ない、すぐに成果が出ないからというだけで仕事を放棄されるのはとても困ります。

これらを踏まえて諦めないことをアピールすると効果的ですので意識してみましょう。

困難なことにも立ち向かう

次に、「諦めない性格」ということの中でPRすべきポイントは「困難なことにも立ち向かう」であるということを意識してみましょう。

単に「諦めない性格」と言ってもどういう場面で諦めないのかも面接官は気になっています。

上記のように、継続する意味での諦めない、ということもあれば、問題や困難なことが発生しても諦めない、という意味でも諦めないことには変わりありません。

仕事では、日々何かしらのトラブルに巻き込まれたり、職場の環境や人間関係などが良くない場合もあります。

トラブルのない仕事はないと言っても過言ではありません。

そういった、困難なことにもしっかり向き合えるほどの性格を持っていることをアピールすれば、必ず面接官に自分を印象づけることができます。

忘れてはいけないのは、必ず「具体例を出すこと」です。

たとえば「自分の性格は困難なことに立ち向かうといった、諦めないことが長所です」と言っても、自分の性格をただ話すだけで、抽象的かつエビデンスがありません。

しかし、「私は、研究のプロジェクトにおいて、どうしてもうまく成果が出ない状況でも決して諦めることなく、絶えず実験してきました。その結果、最後の最後には目標としていた結果が出ました」というのは、具体的で説得力が増します。

困難なことに諦めずに向き合ったことを伝えるときは必ず、具体例も盛り込みましょう。

【諦めない性格を自己PR】自己PRで「諦めない性格」を使うメリット

自己PRで「諦めない性格」を使うメリット
  • エピソードが多くある
  • 企業が求める人材に適している
  • どの職種でもアピールになる

諦めない性格がどれだけ企業にとって魅力的か理解できたと思います。

企業に対する評価はわかったと思いますが、自己PRは使うエピソードが浮かばなかったり、すべての職種に使える自己PRじゃなかったりと、自己PRを考えるうえで苦労する点はいくつかあります。

それでは諦めない性格を自己PRで使うとどのようなメリットがあるのでしょうか。

いまから説明していきます。

エピソードが多くある

まず、最初に挙げられるメリットはエピソードが多くあるということです。

自己PRでのエピソードを見つけるのに苦労している人は多いです。

しかし、諦めない性格が絡んだエピソードは比較的見つけやすいのが特徴です。

「結果が出ずに苦しんだ時期もありましたが、諦めずに勉強したことで資格を取得することができました」

「部活動で結果が出ずレギュラーから外されることがありましたが、そこで諦めるのではなく人一倍努力をして、再びレギュラーになることができました」

このように、諦めない性格をアピールするためのエピソードは多く存在します。

企業が求める人材に適している

次に挙げられるメリットは、企業が求める人材に適しているということです。

新卒として入社すると、最初の数か月は慣れないことばかりでかなりのストレスを抱えることになると思います。

そんな時、すぐに諦めてしまう人だと早期退職を考えてしまう人もいて、そうすると企業側にもその人にもデメリットしかありません。

それに対して諦めない性格の人は、多少の困難であればついてきてくれる可能性が高いため、企業側もミスマッチを防ぐことができます。

これらのことから、諦めない性格の人は企業が求める人材に適しているといえるでしょう。

どの職種でもアピールになる

最後に挙げられるメリットは、どの職種でもアピールすることができるということです。

諦めない性格の最大の魅力は、困難や課題にぶつかっても何とか成し遂げようとするところです。

企業側はガクチカを見る際、困難にどう立ち向かったのかを見ているように、就活生がどのくらい課題解決能力を持っているのかを知りたいと考えています。

そのためどのくらい課題解決能力を持っているか証明できる諦めない性格は、どの業界、どの職種でもアピールすることができます。

【諦めない性格を自己PR】「諦めない性格」を自己PRで伝える際の6つのポイント

「諦めない性格」を自己PRで伝える際のポイント
  1. 構成で差をつける
  2. 諦めない性格を自分なりに言い換える
  3. なぜ諦めなかったのかを明確に伝える
  4. 数字を含めて具体的に伝える
  5. 知人からの印象も参考にする
  6. 企業に貢献する意思を伝える

諦めない性格は基本的にどの業界・職種でも歓迎される強みでした。

しかしながら、どの業界・職種でも歓迎されるという事は、他の学生と自己PRが被る可能性が高くなると考えられます。

採用担当者に自分の印象を残すためには、他の学生との差別化が必要とされるでしょう。

ここでは、諦めない性格をアピールする際のポイントについて学んでいきます。

構成で差をつける

諦めない性格を自己PRでアピールするうえで、ほかの就活生と差別化するには、構成で差をつけることが重要です。

構成をしっかりと考えてわかりやすい内容に仕上げれば、内容をスムーズに把握できる自己PRになります。

エピソードや学んだこと、自分の心情や価値観などたくさんの情報を伝えたとしても、構成がわかりやすければ、採用担当者にはスムーズに内容を把握してもらえます。

それでいて自分の魅力はしっかりと伝わるため、高評価につながる可能性は高いでしょう。

具体的な構成については後述しますが、重要なのは、強みが「諦めない性格」であることを最初に明言することが大切です。

そのうえで、エピソードをもって強みの詳細を掘り下げ、インパクトを強めていくことが重要といえます。

自己PRで差別化を実践する際は、わかりやすい構成をしっかりと意識しましょう。

諦めない性格を自分なりに言い換える

諦めない性格を自分なりに言い換えましょう。

あなたの思う諦めない性格とはどのようなことをさすのでしょうか?

継続力や集中力、問題解決力など、他に言い換えてみましょう。

自分なりに言い換えるとよりあなたの人柄が伝わりやすくなります。

自分が考える諦めない性格とはどんな特徴があるのか考えてみてください。

何故諦めなかったのかを明確に伝える

自己PRで諦めない姿勢・性格をアピールする際は、なぜ諦めなかったのか、エピソードを伝えるうえで詳しくまとめると良いでしょう。

最後まで諦めずに取り組んだ理由、諦めずに頑張れたきっかけなどに触れてアピールすると、ほかの就活生との差別化につながります。

エピソード内の「なぜ」「どのように」という詳細は、自分独自のものであり、詳しく伝えればありきたりな内容にはなりません。

特に、物事を諦めずに頑張る姿勢や諦めないというこだわりの部分は、自分の価値観や人柄、ルーツなどが著しく反映されます。

そのため、なぜ諦めなかったのかという動機を説明すれば、採用担当者の記憶に残りやすくなります。

相手の記憶・印象に残るアピールは、総合的にプラスのイメージにつながるため、自己PRで良い評価を得るきっかけになるでしょう。

数字を含めて具体的に伝える

そして、Exampleでは具体例を用いてさらに内容を深めますが、説得力のある文章にするにはさらに数字組み込むことがポイントです。

たとえば、「最初に受けたTOEICでは600点しか取れなかったが、毎日3時間勉強したことで2年後には900点台を突破できた」というような情報を数字とともに盛り込みます。

数字が入ることで、相手の脳裏には情景がよりリアルに思い描かれます。

知人からの印象も参考にする

諦めない性格を自己PRとしてアピールするには知人からの意見も参考にしましょう。

企業に対して諦めない性格を自己PRするには有効な裏付けが必要です。

主観的な裏付けよりも客観的な視点からの裏付けがより重要になります。

知人や友人など自分をよく知る人から他己分析をしてもらいましょう。

自分が諦めない性格であることを知人からの視点で証明してください。

企業に貢献する意思を伝える

入社後に諦めないことをどのように活かしたいかという熱意も込めるといいでしょう。

どの業界や業種でも対応できるものよりも、対象としている会社にストレートに響くもののほうが望ましいです。

諦めない性格を企業に入社後どのように活かすことができるのか考えましょう。

就活は内定がゴールですが、内定をもらった後は実際に企業の一員として働くことになります。

そのため企業に貢献する意思をアピールすると企業はあなたと一緒に働くことをイメージしやすくなります。

将来のビジョンを持っているが学生は企業にとって魅力的です。

ぜひ自分なりに諦めない性格が働く上でどのように役立つのかをアピールしましょう。

【諦めない性格を自己PR】「諦めない性格」が響きやすい職種

「諦めない性格」が響きやすい職種
  • 丁寧な分析が求められる職種
  • 目標・ノルマが設定されている職種
  • モノづくりに関わる職種

先ほども述べたように、「諦めない性格」というのは、どの業界・職種でも歓迎される強みです。

ここでは、その中でも特に諦めない性格を求めている職種を紹介していきます。

丁寧な分析が求められる職種

研究員やマーケターのようなデータを丁寧に分析しなければならない職種には、諦めない性格が求められているでしょう。

研究員は様々な調査や実験を行い、そこから得られたデータを分析して考察などを行います。

マーケターは市場の分析を行って顧客のニーズやターゲット層を把握し、どのような商品やサービスが売り上げの向上につながるかを考える仕事になります。

どの仕事においても、分析には丁寧さが求められますが、満足のいく結果が簡単に得られるとは限らないので、諦めない人材が求められるでしょう。

目標・ノルマが設定されている職種

目標やノルマが設定されている職種には営業職が当てはまります。

銀行、不動産、保険会社など営業による成績が企業利益を左右する企業にノルマが定められている場合が多いでしょう。

諦めない人はノルマ達成に向かってめげずに挑戦できるほか、工夫して物事を勧められるので有利でしょう。

モノづくりに関わる職種

モノ作りの仕事は形のあるモノだけでなく、アプリケーションやゲームといった形の無いものまで様々です。

ただ、どのモノ作りの仕事においても製造に必要な知識やスキルは簡単に手に入れられるものではないでしょう。

下積み経験をコツコツと諦めないで続けられる人は、この業界に向いています。

【諦めない性格を自己PR】自己PRを差別化させる構成案

諦めない性格をアピールするうえで、自己PRを差別化させるには、全体の流れや構成のわかりやすさにこだわると良いでしょう。

そのためここからは、諦めない性格を自己PRでアピールするうえで、差別化に効果的な構成案を紹介していきます。

具体的な構成・流れは以下のとおりです。

自己PRを差別化させる構成案
  1. 結論から話す
  2. 強みの理由を簡潔に
  3. エピソードの具体的な状況
  4. どんな目標を掲げたのか
  5. 目標に向けてどんな行動をしたのか
  6. 結果や学んだこと
  7. 今後強みをどう生かしていくのか

このように構成を意識し、順序よく話すことで、自己PRの印象はガラッと変わります。

では、それぞれのフェーズで意識すべきポイントや注意点などをまとめていきます。

1.結論から話す

諦めない性格を自己PRでアピールするときは、まず、結論からわかりやすく述べましょう。

自己PRにおける「結論」とは、つまり自分の強みは何かというポイントです。

まずは、「私の強みは、諦めない性格であることです」と端的に要点を伝え、アピールポイントや話のテーマをはっきりさせることが大切です。

この結論があなたの主張や結論になるため、最初に示すことで、採用担当者にとってインパクトが強くなるのがポイントです。

結果、「強みは諦めない性格」という結論をしっかり把握したうえで以降の話を聞くことができ、のちに説明するエピソードもすんなり頭に入っていきます。

そのため、自己PRで諦めない性格をアピールする場合は、必ず諦めない性格が強みであることを最初にはっきりと伝えましょう。

なお、最初に結論を無視してエピソードや背景などを語ってしまうと、伝えたい要点が見えないせいでわかりにくいアピールになる点に注意しましょう。

2.強みの理由を簡潔に

自己PRで諦めない性格をアピールするときは、最初に強みをはっきり述べたうえで、続いて強みの理由や背景などを説明しましょう。

「なぜなら〇〇だからです」という伝え方で、結論をアピールしている理由・根拠・背景を説明していく流れになります。

これは、結論を簡単に掘り下げる部分であり、聞く相手の興味を引いたりインパクトを与えたりする重要なポイントの一つです。

「なぜ諦めない性格が強みなのか」という点に触れれば、自分自身の人柄や価値観などもあわせて伝わるため、ほかの就活生との差別化が実現するでしょう。

自己PRの場合、その強みを培ってきた背景などに触れるとわかりやすくなり、自分という人柄を伝えるうえでインパクトが強くなります。

3.エピソードの具体的な状況

自己PRで諦めない性格をアピールするときは、結論と理由をそれぞれ簡潔に述べたうえで、次にエピソードを説明していきます。

エピソードは、強みの裏付けともいえる重要な部分であるため、具体的に状況を説明していくことが大切です。

まずは、簡単なエピソードの概要として、どのような状況だったのかをわかりやすく伝えましょう。

「いつ、どこで、誰と、どのように」というポイントを意識し、具体的に内容を伝えることが重要です。

自己PRは、具体的であるほど採用担当者の記憶に残りやすくなるため、複雑にならない範囲で詳細を伝える意識を持ちましょう。

「強みを発揮してきた状況を具体的にイメージできること」を前提に、詳しい状況を説明することが大切です。

4.どんな目標を掲げたのか

自己PRで諦めない性格をアピールする際は、どのような目標を掲げたのかを伝えることも重要です。

その状況下で、どのような課題や目標があったのかを説明していきましょう。

諦めない性格を発揮して行動したエピソードを伝えるには、困難や試練を乗り越えたという状況の説明が必要です。

そのためには、まず、目指していた目標の内容や直面した課題、トラブルの内容などを明らかにしなければなりません。

自分にとって試練や課題だったという点をアピールするには、その状況がどの程度大変な状況だったのかを具体的に説明していく必要があります。

その際は、自分が担っていた役割、周りの人の状況、直面したときに感じたことなども積極的に伝えていきましょう。

5.目標に向けてどんな行動をしたのか

自己PRで諦めない性格を伝えるときは、直面した課題や掲げていた目標を説明したうえで、それに対して自分はどのような行動を取ったのかをアピールしましょう。

エピソードは、諦めない性格が強みであるという裏付けにあたるため、諦めない性格を活かしてどのような行動を取ってきたのかは重要なポイントになります。

その際は、なぜその行動が必要だと感じたのか、なぜ諦めない姿勢を維持できたのかなども詳しく述べると効果的です。

なお、行動の内容については、「諦めない性格を発揮して対処した」というあいまいな伝え方をしないように注意が必要です。

具体的にどのような行動や対処をしたのか、内容をわかりやすく伝えることで、採用担当者にインパクトを与えましょう。

6.結果や学んだこと

諦めない性格を自己PRでアピールするときは、行動の内容を受けて、結果や学んだことをわかりやすく伝えることが大切です。

試練や困難を乗り越えるために諦めない性格を発揮して行動してきたのなら、その結果としてどのような状況になったのかを伝えることが重要となります。

具体的な成果に触れないまま自己PRを終了してしまうと、諦めない性格を発揮した結果、本当に成果を出せたのかがわからないからです。

得た成果については、具体性を持たせるために、可能な場合は数値を用いてアピールすることも重要です。

数値を用いた具体的なアピールは、ほかの就活生と差別化するうえで重要なポイントになります。

また、乗り越えたり達成したりした経験を通じて、どのような学びを得たのかも触れておくと良いでしょう。

7.今後強みをどう生かしていくのか

諦めない性格を自己PRで伝えるときは、最後に、入社後に強みをどう活かしたいのか述べる必要があります。

強みをどう活かしていきたいのかというポイントは、自己PRに説得力を持たせるうえで重要になります。

強みの内容とエピソードを伝えるのみでは、アピールとして決定力不足の可能性があります。

その強みがあるからこそ〇〇の貢献・活躍ができる、というアピールで締めくくれば、企業にとって、採用するメリットを感じられます。

したがって、今後強みをどのように活かしたいかというアピールは、企業の求める人物像に合わせてアピールすることが大事です。

事前にしっかりと企業研究を行い、求められる人物像を明確に把握したうえで、企業が魅力を感じる「強みの活かし方」をアピールしましょう。

【諦めない性格を自己PR】「諦めない」を自己PRで書くときの注意点

「諦めない」を自己PRで書くときの注意点
  • エピソードが抽象的
  • 結果や学びを伝えられていない

ここまで強みを効率的に伝える構成について学んできました。

しかし、諦めない性格を自己PRで伝える際に構成通りに作ったはずが薄い自己PRになってしまうことがあります。

ここでは、諦めない性格を自己PRする際に陥りやすいミスについて解説していきます。

自己PRを作り始める前に把握しておき、担当者に刺さる自己PRを作りましょう。

エピソードが抽象的

エピソードの具体性は構成でも話した通り差別化を図るうえで大事になってきます。

特に諦めない性格を強みにするときは、注意が必要です。

抽象的なエピソードは、聞いている人に具体的なイメージを伝えることができません。

「頑張った」「努力した」という言葉だけでは、どのような状況で、どのように頑張ったのかが伝わらず、結果として「諦めない性格」が本当に強みなのか疑問に思われてしまいます。

結果や学びを伝えられていない

諦めなかったエピソードだけでも自己PRは成立します。

しかし、結果や学びを伝えられていないと、自己PRの効果は半減してしまいます。

何を学び、成長したのかを伝えることで成長意欲や向上心をアピールできます。

どんなに大変だった経験だとしても、そこからの学びがないと説得力のない自己PRになってしまいます。

【諦めない性格を自己PR】諦めない性格は言い換えてアピールするのが最も効果的

単に諦めないといっても様々な意味が含まれます。

諦めない性格を自分なりに言い換えましょう。

あなたの思う諦めない性格とはどのようなことをさすのでしょうか?

自分なりに言い換えるとよりあなたの人柄が伝わりやすくなります。

自分が考える諦めない性格とはどんな特徴があるのかエピソードなどから考えてみてください。

諦めない性格の言い換え一覧

実際にどのような言い換えがあるのでしょうか。

以下に一覧をまとめました。

言い換え一覧
  • 忍耐力
  • 粘り強い
  • 切り替えが早い
  • 負けず嫌い
  • 打たれ強い
  • 困難に立ち向かえる
  • 目標達成能力がある

ここでは、3つの言い換え表現について詳しく説明していきます。

忍耐力がある

忍耐力があるとは、どんな困難に直面しても諦めず、目標達成のために粘り強く取り組み続ける能力を指します。

逆境や挑戦の多い状況でも自らを奮い立たせ、一歩一歩前進し続けることができる強さの表れです。

企業やチームにとって、忍耐力のある人材は貴重であり、長期的なプロジェクトや目標に向けた継続的な努力が評価されます。

忍耐力は、持続可能な成果を生み出すための基盤となり、個人の成長にも繋がるでしょう。

さらに気になる方は、このテーマに関する記事も参考にしてみてください。

粘り強い

粘り強さは、答えが見つからない状況でも諦めずに挑戦し続ける力です。

失敗を経験しても、その失敗から学び、再び挑戦する勇気を持つことができる人の特徴です。

粘り強い人は、目の前の困難に直面しても、解決策を見つけ出すまで粘り強く取り組みます。

このような性質は、個人の成長はもちろん、チームや組織の目標達成においても非常に価値が高いとされています。

さらに気になる方は、このトピックに関する記事を参考にしてみてくださいね。

切り替えが早い

「切り替えが早い」というのは、諦めない強さの大切な一面を示しています。

失敗や挫折を経験しても、その影響に囚われずに素早く前向きな姿勢に戻る能力のことをいいます。

この力を持つ人は、困難な状況に直面しても、落胆することなく迅速に次のアクションへと移行できるでしょう。

これは、個人の精神的な柔軟性と回復力を示し、高いストレス耐性があることを意味します。

結局、切り替えが早い人は、失敗から学び、成長を遂げることができるため、どのような環境でも活躍できる貴重な人材と言えるでしょう。

【諦めない性格を自己PR】諦めない性格は短所になる場合も

【諦めない性格を自己PR】諦めない性格から考えられる短所
  • 頑固な印象を抱かれる
  • 周りの意見を聞かない印象を抱かれる

諦めない性格は短所になることもあります。

諦めない性格に限らず、長所と短所は常に紙一重です。

短所は長所になり得るし、長所は短所になり得るのです。

諦めない性格が悪い印象を与えないように注意しましょう。

頑固な印象を抱かれる

諦めない性格の人は頑固という印象を抱かれてしまう可能性があります。

諦めないことはいいことですが、自分の芯が強すぎると他の人に配慮ができない印象や迷惑をかけてしまうことがあります。

諦めない性格でも、自分なりに配慮できることや状況によって柔軟に対応できることを伝えましょう。

諦めない性格は長所にも短所にもなることを想像して伝え方を工夫しましょう。

周りの意見を聞かない印象を抱かれる

諦めない性格の人は周りの意見を聞かない印象を抱かれてしまう可能性があります。

諦めないということは、自分の意志が強いということでもあります。

そのため、自分の意志が強すぎると視野が狭くなり、周りの意見を聞かないで自分の考えを押し付けるという印象を与えてしまう可能性があります。

諦めない性格の伝え方には注意しよう

諦めない性格は長所にも短所にもなります。

諦めない性格を自己PRとしてアピールする際には伝え方に注意しましょう。

諦めない性格が短所になることを知ったうえで視野を広く持ってアピールすると好印象を獲得する自己PRが作成できます。

自分の人柄を自分らしく伝えられるように伝え方を意識しましょう。

【諦めない性格を自己PR】あえて短所も含めて伝えることも効果的

諦めない性格を自己PRで伝えるときは、あえて短所にも触れてアピールすると効果的です。

なぜなら、諦めない性格という自分自身の人柄がより一層リアルになり、説得力が出るからです。

短所は長所がむしろ災いして出るものともいえるため、「諦めない性格だからこその短所」を説明すれば、徹底的に自己分析を行っていることの証明にもなります。

しかし、あえて短所をあわせて伝えることには不安も伴うため、アピールの際は次の項目で解説することをぜひ参考にしてみてください。

短所を正直に伝えるメリット

まずは、短所を正直に伝えるメリットを整理しておきましょう。

先ほども述べたとおり、長所と短所は紙一重であるため、とらえ方次第では長所・強みは短所になり得ます。

そのため強みや長所を伝えるときは、マイナスなイメージがつく前に自ら説明したほうが、客観的に自分を見れているというアピールにつながります。

マイナスなイメージを抑えられるだけでなく、自己分析をしっかり行ったうえでアピールしているという印象もつくため、短所を正直伝えるメリットは大きいといえます。

また、あわせて短所も伝えれば、アピールに一貫性が生まれます。

一貫性を意識してアピールを行えば、より自分の印象が強くなるため、採用担当者に覚えてもらううえで有効といえます。

短所を克服した経験を伝えることで「成長」をアピール

自己PRで諦めない性格を伝える際に短所にも触れる場合は、短所を克服した経験も軽く説明しておくと効果的です。

短所は長所をアピールするうえで切っても切り離せないものなので、少しでもプラスの印象につながる伝え方を考えたいところです。

短所を乗り越えた経験にも軽く触れれば、自分の成長や向上心を伝えられるため、良い印象を持たれやすくなります。

企業は、成長意欲や向上心のある人材を求めているため、ポテンシャルの高い人材だと判断してもらえるでしょう。

そのため、自己PRで短所にも触れる際は、あわせて短所を克服した経験や実践している改善策などを伝えることがおすすめです。

口先だけでなく、明確に短所と向き合っていることも伝わるため、印象アップにつながることは間違いないでしょう。

【諦めない性格を自己PR】諦めない長所を短所に言い換える

では、諦めない性格は、短所としてとらえる場合はどのような表現ができるのでしょうか。

ここからは、諦めないという長所を短所に言い換えたときの例を紹介していきます。

短所に言い換えた場合は、主に以下の表現が挙げられます。

「諦めない性格」の短所への言い換え
  • 見切りをつけるのが遅い
  • 完璧主義的な思考
  • 折り合いをつけられない
  • 自分を追い詰める性格
  • 頑張りすぎて空回りすることがある

このような短所に言い換えて表現すると、諦めないがゆえにどのような短所があるのかが伝わりやすくなります。

では、それぞれどのような言い換えになるのかを詳しくチェックしていきましょう。

1.見切りをつけるのが遅い

諦めない性格という長所は、まず、見切りをつけるのが遅いという短所につながる場合があります。

諦めない性格の人は、そのこだわりがあるがゆえに、引き際を見誤ってしまう場合が多いです。

どのような状況でも、こだわって続けることよりも、諦めて別の選択肢を模索したほうが効果的なケースはあるものです。

そんなときうまく見切りをつけられない人は、判断の誤りが大きなミスやトラブルにつながる恐れがあります。

見切りをつけられない・引き際を判断するのが遅いなどと言い換える場合は、途中経過を定期的にチェックしている・目標達成の指標を具体的に設定しているなどの工夫を説明すると良いでしょう。

諦めないとはいっても、何も考えずやみくもに続けているわけではないことが伝わるはずです。

2.完璧主義的な思考

諦めないという強みは、完璧主義な思考という短所への言い換えも可能です。

完璧主義者は、本来は不必要なポイントまで完璧さを求めてしまうため、妥協すべきところを選択できない場合があります。

結果、必要以上に作業に時間を取られてしまうことも珍しくありません。

そのため、諦めない性格ゆえに完璧主義な思考を短所として伝える場合は、完璧主義が原因で時間をかけすぎた経験などを正直に説明すると良いでしょう。

その結果、得られた柔軟性や広い視野、適切な妥協点の見つけ方などを、学んだこととして自己PRに織り交ぜると効果的です。

柔軟性などを学んでいることがわかれば、諦めない性格ゆえに融通が利かない人、という印象を持たれることはなくなります。

3.折り合いをつけられない

諦めない性格を短所として述べる場合は、折り合いをつけられないという言い換えをすることもできます。

物事に集中することで諦めない強い心を持てるということは、裏を返せば、自分の意見を譲れないということです。

なかなか折り合いがつけられず、融通が利かない・譲歩できないというネガティブな見方ができます。

他人と調和するうえで考え方の折下線り合いをつけられないと、人間関係でさまざまなトラブルになり得ます。

短所として伝える場合は、自分の意見を譲らないことで困ったことや失敗したことなどを伝えたうえで、チームワークやコミュニケーション能力を勉強したことをアピールすると良いでしょう。

たまに頑固になって折り合いがつけられない瞬間はあるものの、改善すべく向き合うことで、柔軟性や調整力を磨いていることが採用担当者に伝わるはずです。

4.自分を追い詰める性格

諦めないという強みを短所に変換して説明する場合は、ほかには、自分を追い詰める性格という伝え方も可能です。

一つのことに徹底的に向き合うことで諦めない姿勢を貫ける人は、ネガティブな言い方をすれば、自分を過剰に追い詰めていると解釈できます。

人によっては、過剰に追い詰めることによって重圧に負けてしまい、キャパオーバーになってしまうケースもあります。

場合によっては、自分を追い詰めたことが心身の不調につながり、自己管理できない結果に至ることもあるでしょう。

自分を追い詰める性格と言い換えて短所を述べる場合は、追い詰める過程で、プレッシャーに負けず結果を出す力が身に付いたことを伝えると良いでしょう。

また、追い詰めすぎないように気をつけている対策などにも、あわせて触れておきましょう。

5.頑張りすぎて空回りすることがある

諦めないという強みを短所に言い換える場合は、頑張りすぎて空回りすることがあるという伝え方もありです。

諦めないということは、必要以上に頑張ってしまうということでもあり、それによって空回りを引き起こしてしまうということです。

物事には何にでも「ちょうど良いライン」があるため、ラインを超えて頑張りすぎると、意味がなくかえって空回りにつながる場合があります。

短所として変換したいときは、実際に頑張りすぎて空回りした経験から学んだ「効率の良い働き方」や「目標設定」の重要性を強調することがおすすめです。

自己PRの中では、無駄な表現や不必要な情報を積極的に省き、結果につなげるために工夫した点を伝えることが望ましいです。

【諦めない性格を自下線己PR】「諦めない性格」をアピールする自己PR例文6選

以下「諦めない性格」をエピソードとしてしっかりと説明していく例文です。

エピソードは嘘を書かないほうが、後々になってボロを出さないためにおすすめです。

また、自分だけではなく周囲にも恩恵があったと伝えることも重要なポイントです。

例文1:大学受験

自己PR例文

私の強みは何事も諦めないことです。

私は高校生の時、憧れの教授の講義を受けたくて志望した大学がありました。

しかし、部活に打ち込んでいた私は勉強がおろそかになっており、学力は大学の偏差値から大きく離されていました。

教師や親からは別の大学を勧められましたが、4年間も後悔して過ごしたくないと考え、必死で部活と受験勉強を両立させようと考えました。

通学時間や学校の休み時間などの隙間時間をうまく活用して諦めずに勉強を続けた結果、なんとか志望していた大学に合格し、充実した4年間を送りました。

この経験から私は、諦めずに努力を続けることの大切さを学びました。

貴社に入社後もこの経験を活かして、困難な課題があっても諦めることなく取り組みたいと考えております。

例文2:アルバイト

自己PR例文

私の長所は諦めない性格です。

大学生の頃、私はカフェでアルバイトをしていました。

雰囲気が良くて大好きな場所だったのですが、お客さんの入りが芳しくないという課題がありました。

私はこの課題を解決するために、SNSの開設を店長に提案しました。

そしてSNSの担当になったのですが、始めたばかりの頃は思うように集客は伸びず、店長から「大変なら止めていいよ」とも言われました。

しかし私は諦めずに、普段の業務に支障を出さないよう心がけながらSNSを工夫し続けました。

そしてSNSでの集客を約3ヶ月間継続した結果、徐々に「SNSを見て来た」というお客さんが増えはじめ、カフェの集客も伸びていきました。

店長からも「諦めずによくがんばったね」と感謝されました。

私はこの経験から、「諦めずに成果が出るまで工夫し続ければ困難なことでもやり遂げられる」ということを学びました。

貴社に入社後も、何か困難なことに直面しても諦めずに取り組んでいければと思っております。

例文3:部活

自己PR例文

私の強みは、目標達成に向けて粘り強く努力できることです。

高校時代に所属していたバスケットボール部では、チームとして全国大会出場を目標に掲げていました。

しかし、当初は県大会でさえ勝ち上がることができず、チーム全体のモチベーションも低下していました。

そこで私は、チームメイト一人ひとりとコミュニケーションをとり、課題を共有し、練習メニューの見直しやチームワーク向上のためのイベントを企画・実行しました。

具体的には、練習時間を1日3時間から4時間に増やし、週末にはOBの方々を招いての合同練習会を月2回開催しました。

また、チームの団結力を高めるために、毎週金曜日にミーティングを行い、目標達成に向けた進捗状況や課題を共有しました。

その結果、チームのモチベーションは向上し、練習の質も高まり、最終的に県大会で優勝、全国大会への切符を手にすることができました。

この経験から、困難な状況でも諦めずに努力し続けること、そしてチーム全体で目標に向かって進むことの重要性を学びました。

今後は、この経験を活かし、社会に出ても目標達成に向けて粘り強く努力し、チームに貢献できる人材になりたいと考えています。

例文4:サークル

自己PR例文

私の強みは、課題解決に向けて主体的に行動できることです。

大学時代に所属していたボランティアサークルでは、地域の子どもたちに向けたイベントを企画・運営していました。

しかし、イベントの集客が伸び悩み、目標としていた100人の集客に対し、実際には60人しか集まらないという課題がありました。

そこで私は、SNSを活用した広報活動や、地域のお店へのポスター掲示など、新たな集客方法を提案し、実行しました。

具体的には、SNSでの広告配信を1日3回行い、地域のお店20件にポスター掲示をお願いしました。

また、イベント内容も見直し、子どもたちが楽しめるような工夫を凝らしました。

例えば、子ども向けのゲームコーナーを設けたり、参加者全員にプレゼントを用意したりしました。

その結果、イベントの集客は大幅に増加し、目標人数を大きく上回る120人を集めることができました。

この経験から、課題に対して主体的に行動し、解決策を見出すことの重要性を学びました。

今後は、この経験を活かし、社会に出ても課題解決に向けて主体的に行動し、チームに貢献できる人材になりたいと考えています。

例文5:インターン

自己PR例文

私の強みは、新しい環境にもすぐに適応し、積極的に学ぶことができることです。

先日参加したIT企業のインターンシップでは、初めて触れるプログラミング言語での開発業務に戸惑いましたが、社員の方々に質問したり、自分で調べて学習したりしながら、積極的に業務に取り組みました。

具体的には、毎日2時間はプログラミング言語の学習に時間を費やし、社員の方々には積極的に質問をして疑問点を解消するように努めました。

その結果、予定されていたタスクを全て完了させることができ、社員の方々からも高い評価をいただきました。

具体的には、インターンシップ終了後に社員の方々から「君は飲み込みが早く、積極的に学ぶ姿勢が素晴らしい」というお褒めの言葉をいただきました。

この経験から、新しい環境でも臆せずに挑戦し、積極的に学ぶことの重要性を学びました。

今後は、この経験を活かし、社会に出ても新しい環境に臆せずに挑戦し、積極的に学び続け、常に成長を追求できる人材になりたいと考えています。

例文6:音楽

自己PR例文

私の強みは、目標達成のために、地道な努力を継続できることです。

私は、幼い頃からピアノを習っており、毎日欠かさず練習を続け、コンクールにも積極的に参加してきました。

しかし、コンクールではなかなか良い成績を出すことができず、何度も挫折を味わいました。

それでも、諦めずに練習を続け、先生や仲間にアドバイスをもらいながら、自分の演奏を磨き続けました。

毎日3時間の練習を欠かさず、週に1回は先生にレッスンを受け、月に1回は仲間と合同練習会を開催しました。

また、コンクールの動画を何度も見返し、自分の演奏を分析し、改善点を見つけるように努めました。

その結果、最近のコンクールでは、入賞することができるようになりました。

そして、昨年参加したコンクールでは、準優勝することができました。

この経験から、目標に向かって地道な努力を継続することの重要性を学びました。

今後は、この経験を活かし、社会に出ても目標達成に向けて地道な努力を継続し、常に最高のパフォーマンスを発揮できる人材になりたいと考えています。

【諦めない性格を自己PR】「諦めない」の言い換え表現を使った例文4選

諦めない性格を自己PRで言い換えて伝える際は、具体的な伝え方として、言い換え表現別の例文をチェックしておくのもおすすめです。

的確な言い換えがわからない…と悩んだときは、例文を見たうえで、具体的な表現方法を学んでおきましょう。

紹介する例文では、以下の言い換え表現を用いて「諦めない性格」をアピールしています。

「諦めない」の言い換え表現を使った例文4選
  • 忍耐力がある
  • 困難に立ち向かえる
  • 目標達成能力がある
  • 粘り強い

どのような言い換えができるのか実践的に理解するためにも、言い換え表現に困っている人はぜひ参考にしてみてください。

例文1:忍耐力がある

自己PR例文

私の強みは、困難に直面しても諦めずに粘り強く取り組む忍耐力です。

大学時代に取り組んだ長期プロジェクトでは、データ収集の途中で想定していた方法が使えなくなり、計画の見直しを余儀なくされたことがありました。

しかし私は冷静に状況を分析し、新たな手法を模索しました。

仲間と協力しながら試行錯誤を重ね、最適な解決策を見つけることで、プロジェクトを最後までやり遂げました。

結果、研究発表でも高い評価を受け、達成感を得ることができました。

この経験と鍛えてきた忍耐力を活かし、入社後も課題に対して粘り強く向き合うことで、最後まで諦めずに成果を出せる人材を目指します。

例文2:困難に立ち向かえる

自己PR例文

私の強みは、困難に直面しても後ろ向きにならず、前向きに立ち向かえることです。

大学時代の飲食店のアルバイトでは、急な人手不足で、業務が立て込むことがありました。

当初は混乱しましたが、私は焦らずに状況を把握したうえで、自分の役割を明確にしました。

さらに、仲間と協力しながら業務フローを明らかにし、効率的に動くことで混乱を最小限に抑えました。

その結果、忙しい時間帯もスムーズに業務を回せるようになり、店長からは効率的な動きを高く評価していただきました。

入社後も困難に立ち向かう姿勢を常に持ち、冷静に最適な解決策を考えることで、課題やトラブルに対して迅速に対処したいと考えます。

例文3:目標達成能力がある

自己PR例文

私の強みは、目標を設定した際に、途中で障害があっても諦めずに達成する力です。

大学のゼミでは、難易度の高い課題や締め切りのプレッシャーに悩まされることがありました。

特にグループ研究では、想定した通りに議論が進まない場面が多々ありましたが、私は諦めずに原因を分析したうえで計画を見直しました。

また、メンバーと積極的にコミュニケーションを取りながら課題の役割を決め、効率的に進める工夫も行いました。

その結果、研究を予定通りに完成させ、教授からは高い評価をいただくことになりました。

入社後も目標達成力をもって目標や課題解決に粘り強く取り組み、組織の成果に貢献したいと考えます。

例文4:粘り強い

自己PR例文

私の強みは、物事を始めたら最後まで粘り強く取り組めることです。

資格取得に向けた勉強では、一度、試験に失敗するという挫折を経験しました。

しかし私は、そこで諦めたりモチベーションを落としたりするのではなく、失敗の原因を分析したうえで学習方法を見直しました。

特に、苦手分野の復習や学習スケジュール改善を重点的に行い、効率的に勉強を進める工夫を実践しました。

その結果、次の試験では、ボーダーラインを大きく上回る形で合格を勝ち取ることができました。

入社後は、困難な課題に直面しても粘り強く取り組み、必要な試行錯誤を繰り返しながら成果を出していきたいと考えます。

【諦めない性格を自己PR】「諦めない性格」のNG例3選

自己PRでよくある間違いを例文にまとめました。

せっかくの強みを伝え方ひとつで印象の薄い自己PRになってしまうなんてもったいないです。

自分の自己PRがNG例に当てはまっていないかを確認してみましょう。

例文1:エピソードに主体性がない

自己PR例文

私の強みは、諦めない性格です。

高校時代に所属していたバスケットボール部では、チームとして全国大会出場を目標に掲げていました。

しかし、当初は県大会でさえ勝ち上がることができず、チーム全体のモチベーションも低下していました。

そんな中、私は、チームメイトと協力し、先生の指導のもと、毎日練習を続けました。

その結果、チームのモチベーションは向上し、練習の質も高まり、最終的に県大会で優勝、全国大会への切符を手にすることができました。

この経験から、困難な状況でも諦めずに努力し続けること、そしてチーム全体で目標に向かって進むことの重要性を学びました。

今後は、この経験を活かし、社会に出ても目標達成に向けて粘り強く努力し、チームに貢献できる人材になりたいと考えています。

あたかも、自分は言われたことをやっただけで、主体的な行動はチームメイトや先生が行ったように感じられてしまいます。

自分がどのような役割を担い、責任を果たしたのか具体的に説明しましょう。

例文2:具体的なエピソードがない

自己PR例文

私の強みは、どんな困難な状況でも諦めない性格を持っていることです。

これまでの人生でいろいろな場面でその力を発揮してきました。

例えば、部活動や勉強などで挫折しそうな時にも、粘り強く努力し続けてきました。

この経験から、どんな時でも諦めずにやり抜くことの大切さを学びました。

今後もこの強みを活かして、困難な状況にも前向きに取り組み、目標を達成できるよう努力し続けていきます。

具体的なエピソードが記載されていないため、どのような状況でどのように「諦めない性格」を発揮したのかがわかりません。

このような内容では、実際にどのような行動を取ったのか、どんな成果を挙げたのかが伝わりづらくなります。

具体的なエピソードを含めることで強みに説得力を増しましょう。

例文3:諦めない性格を曖昧に捉えている

自己PR例文

私の強みは、困難な状況でも諦めない性格を発揮することです。

どんなに厳しい状況でも、決して諦めずに最後まで努力し続けることができます。

困難に直面したとき、冷静に問題を分析し、粘り強く取り組むことが大切だと思っています。

この力は、これからもどんな環境でも活かしていけると考えています。

「諦めない性格」が抽象的であり、その具体的な意味や実践方法が明確に説明されていません。

「粘り強く取り組む」といった表現が一般的であり、読んでいる側には具体的なイメージが湧きにくいです。

何をどうやって諦めずに達成したのかが伝わっていません。

「諦めない性格」が具体的にどのように活用されたのか、どんな困難を乗り越えたのか、具体的な事例を示すことで説得力が増すでしょう。

【自己PR:諦めない】まとめ

「諦めない性格」を自己PRするなら、相応しい書き方をリサーチしましょう。

就活応援サイトのジョブコミットなどを覗けば、自己PRについての例文を確認できます。

自分の文章と見比べながら履歴書の精度を上げていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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