インターンで着るコートの選び方!上着を扱うときのマナーについても解説!

インターンで着るコートの選び方!上着を扱うときのマナーについても解説!

はじめに

インターンシップに参加する際、寒い季節だとコートが必要となりますが、どのようなコートを着るかは考えていますか。

建物に入ってしまえばコートを脱いでしまうので、どんなコートでも大丈夫だろうという考え方は危険です。

ここでは、インターンシップにふさわしいコート選びとコートの扱い方、そして基本的なマナーをお伝えします。仕事はもちろん、身だしなみからも良い印象を与えて、この学生をぜひ採用したいと思ってもらえるようにしましょう。

インターンのコートの選び方

コート形には、トレンチコートやピーコート、モッズコート、ダッフルコートなどいろいろな種類のコートがありますが、インターンシップでのおすすめはトレンチコートやピーコートです。

モッズコートやダッフルコートは、たとえ色が黒や紺であってもカジュアルすぎるイメージが強いため避けたほうが無難です。トレンチコートやピーコートのほうが、コートの下の服装のスーツに馴染むため自然ですし、就職後も顧客先に訪問する際などに着用できます。

また、襟まわりに毛皮などがついたデザインのものは畳んだときにかさばりますし、裾が長いコートも畳んだときにかさばります。

極力シンプルなデザインのハーフコートがおすすめです。

膝よりも短いものを選ぼう

膝よりも長い丈のコートは、着こなしによってはおしゃれかもしれませんが、インターンで着るべきではありません。

インターンには業務経験を積むために行くはずです。

服装自由となっている場合でも、できるだけビジネスシーンに適したものを用意してください。

スーツを着用する場合、なおさら丈の長さには注意しましょう。

膝よりも長いと全体のバランスが悪くなります。

脱いだり折りたたんだりするときにも、かさばって扱いに困ることがあります。

コートは膝丈よりも短いものを選びましょう。

カジュアルなものはNG

ビジネスの場では、カジュアルすぎるものは、適切ではありません。

ナイロン素材のものなど、表面がツルツルしていてテカテカ光るようなものは安っぽい印象を与えます。

また、ファー付きのコートは派手なイメージを与えてしまうため、避けてください。

インターン先では取引先など社外の人にも会う可能性があります。

インターン先の企業のイメージを損ねないためにも、安っぽい素材や派手なデザインのものはやめましょう。

素材は綿やウールで、できるだけシンプルなデザインが好ましいです。

インターンシップで選びたいおすすめのコートの色

インターンシップでは仕事ぶりだけが見られるわけではなく、人間性や会社の社風に合うかどうかといった点もチェックされています。しかし、短い期間で自分をすべて知ってもらうのは難しいことです。

そのためには自分を知ってもらう手段として、服装や髪型にも気を配ることが大切です。

インターンシップで会社に入ると脱いでしまうコートですが、コート掛けに掛けたり脱いで膝の上にたたんで置いたりという場面もあるため、インターンシップに相応しいコートを選ぶことが重要です。

おすすめは黒や紺、濃いグレーなどの落ち着いた色を選びましょう。女性の場合はベージュでも問題ありません。

インターンでコートを扱う時のマナー

インターンでコートを扱う時のマナーを紹介します。

建物に入る際や室内でのマナーを理解してインターンに臨みましょう!

建物に入る時のマナー

ビジネスの場でコートの正しい扱い方を知っていると、きちんとマナーが身についている人だという印象を与えることができます。

服装やコートに関するマナーをしっかりと覚えてインターンシップに挑みましょう。まず、インターンシップで企業を訪れた際は建物に入る前にコートを脱ぎます。部屋の中までコートを着て入るのは、外も中もとても寒いと言っているのと変わらないためマナー違反です。

コートは脱いだら裏地を表にしてたたみ、腕にかけて建物に入ります。冬場の訪問のマナーとして、コートを脱いだら寒そうな表情や態度は見せず、ポーカーフェイスを貫きます。

建物の中、部屋の中まで寒いということは多くはありませんが、万が一寒かったとしても先方に気を遣わせないため何でもない素振りをしましょう。

室内でのマナー

インターンシップや説明会で訪れ、室内に通されたあと、コート掛けを使うように促されたら、コート掛けを使わせてもらいましょう。

コート掛けが無い部屋だった場合は、脱いだコートは裏地を表にして3つか4つに折り、カバンの上へ置くのがマナーです。背もたれのある椅子の背にかける人がいますが、椅子の背にかけるのはマナー違反となります。

人が多く足元も狭くてスペースが無いという場合は、畳んだコートを膝の上に置きましょう。

インターンシップや説明会が終わったあと、すぐに室内でコートを着るのもマナー違反です。コートは畳んだまま腕にかけて、建物の外に出てから羽織ります。

インターンシップの場合は、このあと何度も通うようになりますので、2回目、3回目ともなれば周囲の雰囲気や動作に合わせていくと良いでしょう。初回は服装のマナー、コートの扱いのマナーを重視することをおすすめします。

コートのたたみ方を覚えておこう

コートのたたみ方が雑だと、仕事も雑だと思われてしまうかもしれません。

気が利かないイメージや、あわてているイメージをもたれてしまうこともあるので、損をします。

ささいなことだと思われるかもしれませんが、きちんとたためている人と雑な人とでは、ぱっと見ただけでもかなり違った印象を受けます。

きちんと丁寧にたためている人は、礼儀正しく几帳面な感じがして、職場では好印象です。

たたみ方は難しくないので、身につけておきましょう。

コートをたたむときは、裏返してから2つ折りにします。

やわらかい素材のものは、3つ折りにしてコンパクトにしても良いでしょう。

急いでいても、ぐしゃぐしゃに丸めて持つようなことはやめてください。

インターンシップで着るコートは暗めの色のシンプルなデザインを選ぼう

インターンシップに訪れる際におすすめの服装はスーツ、そしてその上に着るコートは黒や紺などの暗い色のコートです。

ファーなどが付いていないシンプルなデザインのハーフコートがベストで、スーツに合うデザインを選ぶようにしましょう。また、コートを着る季節はコートの扱いにも注意が必要です。

建物に入る前にコートは脱ぎ、裏地を表にしてたたんで椅子の背にはかけないなどのマナーをしっかりおさえておきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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