履歴書で大切な自己PR!空白だけは避けておこう

履歴書で大切な自己PR!空白だけは避けておこう

就活をしていると履歴書を書く機会が多くなります。就活生の中には自己PRの欄に悩んでいる人も少なくないでしょう。自己PRを飛ばして空白にしてしまうケースもあります。しかし、自己PRを空白にするとメリットはほとんど得られません。逆に採用担当者の心象を悪くして、書類選考で落とされる確率が大幅に増えます。どんなに自己PRに迷ったときでも、何らかの文章で埋めましょう。ここでは、自己PR欄の空白を避ける方法について解説します。

自己PR欄は空白にしないほうがいい理由

自分のアピールポイントを明確に把握している人はそれほど多くありません。そのため、就活になって自己PRを考えても浮かばずに、履歴書に空白を作ってしまう就活生が出てきます。しかし、自己PR欄が空白ということは「自分には長所がない」、あるいは「自分は会社に貢献できない」と言っているに等しい状況です。履歴書ではなくて直接会ってもらえれば魅力が伝わると考えている人もいるでしょう。しかし、履歴書で自己PRを放棄している人材を面接に呼びたいと願う採用担当者はほとんどいません。自己PRをしないとやる気も疑われますし、履歴書のほかの部分さえ読んでもらえないままに書類選考を落とされがちです。履歴書において「空白」は一番避けたい選択です。

自己分析をして空白を埋める

businesspeople with interview 自己PRするポイントが思いつかない人も、安心したいのは多くの就活生が同じ不安を抱えているということです。就活を始めたきっかけに自己PRポイントを探り、主張できるようになればいいのです。それにはまず、自己分析から始めましょう。自己分析とは、自分の性格や適性を客観的に理解していくプロセスです。自分の半生を思い返し、年表化して細かく掘り下げていくことで、「成功体験」を洗い出します。さまざまな記憶の中から、充実感や達成感を得られた事象をピックアップするのです。いくつか成功体験が出揃ったら、それらに共通する要素を探ります。自己分析をじっくりと行えば、自分がどういう人間でどういう強みがあるのかを自覚できるようになるでしょう。

「自己PRがない」人におすすめの書き方

自己分析を経ても、どうしても自己PRポイントがわからない場合もあるでしょう。しかし、長所がゼロの人間はまずいません。自分の強みを見つけるのが下手なだけで、探せば必ず自己PRできる要素はあるはずです。あるいは、すでに自己PRポイントがわかっていても「この程度では履歴書に書けない」と思い込んでいる可能性もあります。しかし、どんな長所でも空白にするよりはずっといい選択ですし、ありふれた言葉でも書き方次第で魅力的な自己PRに変わります。たとえば「真面目さ」は几帳面な事務仕事向きの性格だといえます。「優しさ」は接客業に欠かせない人間性でしょう。自己PR欄を空白にしないためには、自分自身と向き合う勇気が求められます。

空白だけでなく詰め込みすぎもNG

自己PR欄を空白にするのはNGですが、逆に詰め込みすぎるのも望ましくありません。理由はまず、単純に見にくいからです。採用担当者は何千通もの履歴書を読み、書類選考を行っています。「見にくい」履歴書はそれだけで選考対象から外されてしまうリスクが大きくなるのです。次に、詰め込みすぎている自己PRはまとまりがなく、散漫な印象を与えます。面接に呼んでも会話が面倒臭そうだと思われてしまいがちです。そして、自己PRが長い就活生は傲慢で自己陶酔が強い人材にも見えます。自分に自信があるのはいいことですが、過剰に自信があると組織になじめない懸念が生まれます。自己PRは200字前後の適度な文字数に収めておきましょう。

自己PRは履歴書の中核である

 1707_2_91 (3) 履歴書の中核である自己PRは、多くの採用担当者が特に注意して読む部分です。空白は避け、自己分析の結果をコンパクトにまとめましょう。ジョブコミットなどのサイトでは、自己分析をサポートしてくれる情報が数多く掲載されていますので、のぞいてみるのもおすすめです。

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