絵を描くことは自己PRに繋がる?趣味を自己PRに繋げるポイント!

絵を描くことは自己PRに繋がる?趣味を自己PRに繋げるポイント!

【自己PR:絵を描くこと】企業が自己PRから見ていること

企業は、自己PRで主に以下の点を見ています。

  • ポテンシャル
  • 人柄

採用担当者に適切なアピールをするために、企業が自己PRで何を知りたいのかを確認しましょう。

ポテンシャル

自己PRを観ることで、企業はあなたのポテンシャルを確認しています。

企業にとって重要なことは、「入社後に活躍できるか」です。

とくに新卒採用では、将来性を重視する傾向があります。

将来性がないと、どんなに優秀な学生でも企業は採用に悩むでしょう。

反対に学生時点での能力は低くても、将来性のある学生は積極的に採用したいと考えるかもしれません。

そのため自己PRでは、絵を描くことを通してポテンシャルの高さをアピールする必要があります。

人柄

自己PRを通じて、企業は学生の人柄を見ています。

求める人物像や社風とマッチする人柄の学生を、企業が探しているためです。

とくに自己PRのエピソードからは、人柄がわかります。

自己PRを伝えるときは、人柄を見られていることに注意が必要です。

また企業が求める人柄をアピールするためには、業界や企業研究が欠かせません。

  • どのような人が求められているか
  • どのような人が働いているのか

上記をしっかりと確認した上で、自己PRを考えましょう。

自己PR:絵を描くこと】趣味から自己PRはできる?

絵を描くことって、趣味になるんじゃないかな…

趣味って自己PRにできるのかな?

上記のように思う就活生がいるかもしれません。

実際に自己PRでは、アルバイトや部活、サークルなどのエピソードを使う人が多い印象です。

周囲がアルバイトや部活の話をしている中、趣味で自己PRしてもいいのか悩む人もいるでしょう。

結論から伝えると、趣味のエピソードでも自己PRはできます。

ポイントは、趣味の中で「どのように考え、行動したか」です。

趣味を自己PRにする場合でも、主体的に行動したことをアピールできれば、企業に響く自己PRが作れます。

趣味を自己PRにする際のアピールポイントは、以下を確認しましょう。

絵を描くことからアピールできること

絵を描くことからは、以下の強みをアピールできます。

  • 分析力
  • 継続力
  • 観察力

絵を上手に描くためには、対象を分析したり、観察することが必要です。

また上達には継続することが欠かせないでしょう。

そのため絵を描くことで自己PRする場合は、「分析力・継続力・観察力」をアピールします。

では実際に使えるように、具体的なアピール方法を確認しましょう。

分析力

絵を描くためには、分析力が必要です。

絵を上達させるためには、自分の欠点を克服していく必要があります。

自分の苦手なポイントを押さえ、改善のために行動を起こすには分析力が不可欠です。

冷静に客観的に分析し、改善のための行動ができる人を、企業は求めています。

自己PRする際は、絵を上達させるために努力したことを伝えると良いでしょう。

自身の弱点を分析し、改善していける力をアピールすることが大切です。

継続力

以下のような人は、継続力をアピールできます。

  • 昔から絵を描いているという人
  • 長く絵を描くことを続けている

最初から、うまく絵をかける人はなかなかいません。

また画力を向上させるためには、模写を繰り返すといった地道な作業が必要です。

壁に当たったり、思うように仕事が進まないということは、入社後にもあります。

継続力や粘り強さをアピールできる学生は、企業にとって魅力的に見えるでしょう。

自己PRする際には「どのようにモチベーションを維持したのか」を伝えると、より継続力をアピールできます。

学習意欲

絵を描く人は、学習意欲をアピールできます。

上手に絵を描くためには、画法を学んだり、作品から技術を盗み実践したりという地道な学習が必要です。

企業に入社したあとは、学習の連続です。

特に専門職では日々最新技術を追い、学習し続けることが重要です。

また学習意欲の高い学生を嫌がる企業は少ないでしょう。

絵を描くことで自己PRする場合は、学習意欲をアピールしましょう。

絵のうまさそのものはアピールできない

注意したいのは、絵のうまさそのものはアピールできない点です。

絵に関わる仕事へ応募するのであれば、絵のうまさはアピールポイントになるでしょう。

しかし基本的に、絵のうまさそのものと企業での活躍は別物です。

絵の上手さそのものを企業で活かすことは難しいことが多いため、的外れなアピールになってしまうかもしれません。

そのため企業にアピールすべき強みは、入社後に活かせるものにしましょう。

あくまで絵やイラストを描いた経験から「どんな強みを獲得・発揮したのか」を伝えることが大切です。

【自己PR:絵を描くこと】自己PRを書く前の準備

絵を描くことで自己PRを書く前に、以下の準備を行いましょう。

  • 自分の強みを整理
  • 強みを発揮したエピソードを整理
  • 入社後にどう活かせるか考える

自己PRをするためには、自分の強みを知っておくことが欠かせません。

「自分にどんな強みがあるのか」「どんな強みをアピールしたいのか」を整理しておきましょう。

また強みをよりアピールするためには、実際のエピソードが必要です。

自己PRを書く前に、自分の強みとそれを活かしたエピソードの整理する方法をチェックしましょう。

自分の強みを整理

趣味や部活、サークルで絵を描くことから、どんな強みを得たのか整理しましょう。

  • どのようなことがあったか
  • どんな挫折があったか

上記のように経験を深堀し、内容を整理することで自分の強みが見えてきます。

うまく整理できない人は、絵を描くうえで苦労したことや工夫したことを、紙に書き出してみましょう。

また自分の強みを人に聞いてみることもおすすめです。

まず自分の強みを整理してから、自己PRのためのエピソードを考えましょう。

企業の求める人物像と照らし合わせよう

自分の強みを考えるときに大切なのは、企業の求める人物像と照らし合わせることです。

企業に響くアピールをするには、企業の求める人物像とマッチした強みをアピールする必要があります。

的外れなアピールをしてしまうと、マイナスの評価になりかねません。

企業の求める人物像を知るためには、業界や企業研究が不可欠です。

かならず企業研究を深め、企業の求める人物像に合った強みを選びましょう。

強みを発揮したエピソードを整理

自己PRの内容が決まったら、強みを発揮したエピソードを整理しましょう。

アピールしたい長所を軸に、過去に「どう強みを発揮してきたのか」を考えます。

強みと一緒にエピソードを伝えることで、より説得力のある自己PRになるでしょう。

また以下をエピソード内で伝えると、強みと同時に自分の人柄や性格をアピールできます。

  • 何を考えたのか
  • どう行動したのか

自分の強みや性格、人柄をアピールできるエピソードを整理しましょう。

入社後にどう活かせるか考える

自分が自己PRで伝える強みが、入社後にどう活かせるかを考えましょう。

企業にとって、自己PRそのものより「入社後にどう強みを活かすのか」が重要です。

自己PRで伝える強みが、入社後にどう活きるのかを長期視点で考えましょう。

また強みの活かし方は、業界や業種、職種によってさまざまです。

そのため企業研究や職種理解を深め、業務やキャリアアップにどう活かせるか考えましょう。

趣味から自己PRを考えたいという人もいるでしょう。

本記事では「絵を描く」という趣味を自己PRに繋げるポイントを解説します。

趣味や絵を描くことを自己PRする人はあまり多くありませんので、インパクトを残す自己PRに仕上げることができるでしょう。

【自己PR:絵を描くこと】自己PRの最強の構成

企業の採用担当者は数多く寄せられるエントリーシートの中から就活生の積極性や特異性を見極め、次の選考に進めたい人材を選出します。

大量のエントリーシートをチェックしなくてはならないことから、自己PRの注目度は非常に重要です。

ありきたりのものであればほかの就活生に埋もれてしまうため、人よりも目立ち注目を集めることが大切になります。

絵のうまさをアピールするのも選択肢の一つです。

人よりも何か一つでも優れているものを持っているのであれば、積極的にアピールしていきましょう。

結論

物事を相手に伝える時、さまざまな文章の組み立てがあり、それぞれにメリット、デメリットが存在します。

一般的に自己PRでは結論を先に述べてからエピソードトークにつなげる文章構成が良しとされています。

これは、最初に結論を述べることで採用担当者に対してこれからどんな話をするのかイメージさせられるからです。

採用担当者は大量のエントリーシートをチェックしなくてはならないことから、結論を最後にしてしまうと、最後まで読まれなかった際に認知してもらえません。

どんなに素晴らしいアピールポイントだったとしても、認知してもらえなくては加点にはなりません。

加点の取りこぼしを防ぐためにも、最初に結論から述べることを意識してください。

根拠

結論を先に言うことで相手にインパクトを与えられます。

しかし、結論に裏付けとなる根拠がなければインパクトは薄れてしまいます。

そのため、結論でアピールしたい内容を伝えた後には、その根拠となるエピソードを紹介するようにしましょう。

この時、苦労した経験とそれを乗り越えたことによってアピール内容を身につけたという構成にすると良いと言えます。

結果につながった単なるエピソードトークよりも、苦労した経験を織り交ぜたエピソードのほうが相手に伝わりやすいうえに信憑性も加算されます。

よりリアルなイメージを持ってもらうことができると、その分認知度も高くなるのです。

ほかの就活生と差別化を図るためにも根拠をハッキリとさせたエピソードトークが必要です。

企業での活かし方

人よりも優れた能力があることは非常に大きなアピールポイントになりますが、あなたがアピールしたい内容を企業に入社後にどのように活かすのかを一緒に伝えなければなりません。

この視点がなければただの自慢になってしまうので注意しましょう。

どんなに優れた能力であって実業務に活かせなくては意味がありません。

たとえば、優れた野球の能力を持っていたとしても、サッカーチームにアピールしたところで相手にしてもらえないでしょう。

人よりも優れた能力を持っていることは素晴らしいことですが、それをどのように実業務に使うかが重要になります。

アピールポイントをほかの就活生との差別化に使いつつ、企業にとっても有益な人材であることを積極的に伝えましょう。

結論

文章の最後にもう一度結論をアピールすることによって、より説得力を持たせてアピールできるようになります。

自己PRの文章はある程度分量の多いものになるため、文章の最初に結論を書いてインパクトを与えたとしても後半では効果が薄れてしまいます。

しかし、冒頭の結論にエピソードトークを加えて信憑性を持たせた後、再度結論で締めくくることにより結論のインパクトをより強めることが可能です。

インパクトの強い自己PRは企業の印象に残ることができるため、ほかの就活生の自己PRに埋もれずに済みます。

自己PRは採用担当者にどれだけ印象づけられるかが勝負になるため、インパクトの大きさを最も意識して記載しましょう。

ただ、印象強さをアピールするあまり、過度な表現になりすぎないようにすることも大切です。

絵のうまさをアピールする際の例文

どのような能力であっても人よりも優れているというのは大きなアピールポイントであり、絵のうまさであっても同様です。

しかし、絵のうまさだけでは企業に入社後に活かすことは難しいと言えます。

なぜなら、企業は絵を描く場所ではなく、利益を上げる場所だからです。

つまり、単純に絵のうまさをアピールするのではなく、そのそれをどのように実業務に活かせるのか、また、絵が上達するためにどんなことをしたのかという過程をアピールできると良いでしょう。

例文1:継続力

私の強みは継続力です。

私は高校生の頃に絵の魅力に気が付き、美術部に入りました。

周囲の人は小さな頃から絵を描いている人ばかりで、経験が長い分素晴らしい絵を描かれていました。

私も絵に対する熱量は負けておらず、技術の差を埋めるために努力してきました。

諦めかけたことは何度もありましたが、好きなことだからこそ負けたくありませんでした。

月ごとに自分の絵を見直し、どのような点で技術を向上できたかを振り返ることでモチベーションを維持させました。

その結果、高校3年生の夏のコンクールで優秀賞を受賞することができました。

現在も絵画サークルに入って活動を続けており、学園祭に向けて作品を作成しております。

絵を描いた経験のない私が、努力を継続し絵を描く能力を培った経験を活かし、貴社に入社後は貴社の売り上げに貢献したいです。

例文2:観察力

私の強みは観察力です。

私は小さな頃からイラストが好きで、たびたび雑誌のコンテストなどに応募していました。

しかし、絵を描くことが得意だったわけではなく、表彰されたことはありませんでした。

そこで、好きな絵を描くことで他人に負けたくないという思いから、自分の絵と、上手な人の絵との違いを観察し、違いを分析するようになりました。

お手本を模写し、自分の技術に落とし込めるように練習を続けた結果、高校2年生の時に表彰されるようになりました。

現在もイラストサークルに入り、学園祭やイベントに向けて作品を出品しております。

ほかの人と比べることで自分の欠点を見つけ、それを補うために何が必要なのかを考えることは仕事にも活かせると考えています。

入社後も先輩たちの仕事を観察し、早く一人前になれるよう努力していきたいです。

【自己PR:絵を描くこと】自由形式のESで絵の上手さをアピールしよう

自由形式のESでは、絵の上手さをアピールしましょう。

自由記述の自己PRでは、文字で記載する必要がないため、絵の上手さや表現力をアピールできるチャンスです。

とくに絵が絡む仕事に応募する場合は、有利なアピール方法となるでしょう。

また絵に関係のない仕事であっても、上手い絵を描くことで分析力や継続力、学習意欲をアピールできます。

採用担当者に実際の絵を見せることで、説得力のあるアピールになるでしょう。

自由形式の自己PRの記載方法については、以下を参考にしてください。

絵やイラストを挿入する例

自由形式のESに絵やイラストを挿入する際は、以下のような活用例があります。

  • 自己PRのエピソードを漫画風にまとめる
  • 自己PRのエピソードを図解する

物事を漫画や図解にすることで、表現力や要約する力をアピールできます。

また合わせて自己PRも伝えられるため、おすすめの方法です。

自己PRが採用担当者にしっかり伝わるように、わかりやすさを重視して描きましょう。

注意点

自由形式のESに絵やイラストを挿入する際は、以下の点に気をつけましょう。

  • 多くの色を使いすぎない
  • イラストはあくまで補助、メインは文章
  • 一般的な形式のESではイラストを描かない

採用担当者は絵そのものを評価していないため、見やすくシンプルなイラストを心掛けましょう。

さらにイラストはあくまで自己PRの一環であるため、自己PRの文章を引き立たせる方法で絵を挿入しましょう。

また自由形式以外のESでは、絵やイラストは描かないように注意してください。

まとめ

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絵を使った自己PRが功を奏すかどうかは、企業リサーチの精度にかかっています。

就活応援サイトなどであらかじめ社風を探っておきましょう。

なかでも、リアルタイムの情報が即刻更新されていくジョブコミットがおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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