インターン参加後のお礼メールはいらない?お礼メールのあれこれを解説!

インターン参加後のお礼メールはいらない?お礼メールのあれこれを解説!

インターンのお礼メールとは、参加した企業の担当者に感謝を伝えるメールです。

参加後に「送らなくても大丈夫なのか」「送らないと選考で不利になるのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、送らなくてよい場面と送ったほうがよい場面、送るときの期限と書き方を整理します。

結論として、インターンのお礼メールは必須のマナーではなく、送らなくても選考の評価が直接下がることはありません。

この記事でわかること
  • 送らなくてよい場面と送ったほうがよい場面の切り分け
  • お礼メールを送る期限と時間帯の目安
  • 件名と本文の3つのまとまりの型
  • 返信が来たときと来なかったときの対応

インターンのお礼メールがいらない理由と判断の基準

インターンのお礼メールを送らなければ失礼にあたる、という決まったビジネスマナーはありません。

短期のインターンでは企業が多数の学生を受け入れるため、全員からお礼メールが届く前提では運営していないと考えられます。

参加中の態度や発言、課題への取り組み方が評価の中心になるため、メールの有無だけで選考の結果が決まることはまず考えにくいです。

送るかどうかで迷う時間が長引くなら、その時間はESや面接の準備に回すほうが、選考の結果にはつながります。

ただし「いらない」は「送ってはいけない」という意味ではなく、場面によっては送ることが明確にプラスになります。

次の章から、送らなくてよい場面と送ったほうがよい場面を順に整理します。

お礼メールを送らなくてよい3つの場面

お礼メールを送らなくてよい場面は、企業から不要と案内されたとき、参加者の多い短期インターンのとき、迷ったまま日が空いたときの3つです。

どれも、送らなかったことで評価が下がる可能性が低い場面です。

それぞれの場面で、なぜ送らなくてよいと言えるのかを順に説明します。

企業から不要と案内されている場合

企業から「お礼メールは不要です」と案内されている場合は、送らないのが正解です。

採用担当者が多忙な時期には、インターンの案内文にこの一文が書かれていることがあります。

この案内を無視して送ると、相手の意向をくみ取れない学生という印象につながる可能性があります。

案内はメールや募集資料に書かれていることが多いため、参加前に確認しておくと、終了後に迷わずに済みます。

企業主催の研修やセミナーでも同じで、担当者から不要と言われた場合は、その指示に従います。

参加者の多い短期インターンの場合

1日から数日の短期インターンは、送らなくても選考に影響しにくい場面です。

大手企業では1回のインターンで数十人から数百人を受け入れることがあり、全員分のお礼メールを選考に反映させる運用は現実的ではないと考えられます。

参加者が多いほど、メール1通で担当者の記憶に残る度合いは小さくなります。

短期インターンで評価を上げたいなら、グループワークでの発言や課題の質を高めるほうが近道です。

文面を考える時間を、当日の振り返りや次の選考の準備に使う判断で問題ありません。

送るか迷ったまま日が空いた場合

送るか迷ったまま1週間以上が過ぎた場合は、無理に送らなくても選考には大きく影響しません。

時間が空いてから届いたお礼メールは、担当者が当日の様子を思い出しにくく、内容が伝わりにくくなります。

形だけのお礼メールは担当者の印象にほとんど残らないため、送ったこと自体が評価につながるわけではありません。

当日に直接伝えた「ありがとうございました」の一言のほうが、顔と声が一致するぶん印象に残ります。

どうしても感謝を伝えたい場合は、遅れたことへの一言を添えた送り方にします。

インターンのお礼メールを送ったほうがよい場面

お礼メールを送ったほうがよい場面は、長期インターン、少人数のインターン、大学の推薦枠での参加、企業主催の研修の4つです。

共通するのは、担当者が学生一人ひとりを認識していて、その後もやり取りが続く可能性がある点です。

自分の参加したインターンがどれに当てはまるかを、4つの場面ごとに確かめてください。

長期インターンに参加した場合

1週間以上の長期インターンで実務に近い業務を担当した場合は、お礼メールを送ったほうがよい場面です。

担当社員と1対1に近い形で関わるため、感謝を伝えるやり取りが自然な流れになります。

長期インターンは参加者数が少なく、担当者が個人を覚えている可能性が高い点も理由です。

一言丁寧なお礼メールを送るだけで、きちんとした学生だという印象を残せます。

選考と直接関係しなくても、その後のOB・OG訪問や社員とのつながりに発展することがあります。

少人数のインターンに参加した場合

参加者が3人から10人程度の少人数インターンでは、お礼メールが担当者の記憶に残りやすくなります。

ベンチャー企業や選抜型のインターンでは、学生一人ひとりが経営陣や社員の目に直接届く環境になります。

採用の規模が小さい企業では、インターンから早期選考につながる場合もあります。

志望度が高い企業なら、数分で送れるお礼メールが次のやり取りへの入り口になります。

参加人数が多いか少ないかは、当日の会場や配信に集まった人数で判断できます。

大学の推薦枠で参加した場合

大学のキャリアセンター経由の推薦枠や、学校との協定で参加した場合は、お礼メールを送ることが最低限の礼儀になります。

一般公募での参加と違い、担当教員や学校の名前も背負って参加しているためです。

自分の対応が、次年度以降の後輩の推薦枠に影響する可能性があります。

終了後は、キャリアセンターへの報告とあわせて、企業へのお礼メールも送ります。

推薦枠かどうかがわからない場合は、申し込みの経路をキャリアセンターに確認してください。

企業主催の研修に参加した場合

企業が主催する就活向けの研修やセミナーは、インターンと同じ基準で送るかどうかを判断できます。

判断の基準になるのは、志望度が高く、担当者に顔を覚えてもらいたいかどうかです。

志望度が高い企業の研修なら送る価値があり、そうでなければ送らなくても問題ありません。

社内研修のように関係者が同じ会社の人である場合は、お礼メールの必要性は低くなります。

研修でも、企業から不要と案内があれば、その指示に従うことが最優先になります。

お礼メールを送るタイミングは当日中

お礼メールを送ると決めたなら、インターン当日の夜までに送るのが基本で、遅くとも翌日の午前中までに送ります。

この期限を過ぎると、なぜ今になってという印象につながりやすくなります。

当日中に送る場合の時間帯と、遅れてしまった場合の送り方を分けて説明します。

当日の夜に送るのが基本

インターンが終わって帰宅したその日の夜、記憶が新しいうちに送るのが基本です。

時間帯は20時から21時ごろが目安で、深夜0時以降の送信は避けます。

担当者も同じ日にメールを確認することが多く、行動の早い学生だという印象につながりやすくなります。

当日の夜が難しければ翌日の午前中まで、それも難しければ翌々日までに送ります。

3日以上空くと、遅れたことへの一言を添えないと不自然に感じられます。

送る前に、参加した日付と担当者の名前を確認しておくと、書き出しで迷わずに済みます。

遅れた場合は送り方を変える

インターンから1週間以上が過ぎた場合は、「ご連絡が遅くなり申し訳ありません」という一言を冒頭に添えます。

遅れたことに触れずに通常のお礼メールを送ると、時間の感覚が合わない学生という印象を与えます。

遅れた場合の本文は、当日に送るときよりも短くまとめるほうが読まれやすくなります。

インターンで何を学んだかを1文だけ入れ、感謝を伝えて締めれば十分です。

送るか迷ったまま日が空いた場合は、無理に送らない判断も選べます。

インターンのお礼メールの件名と本文の型

インターンのお礼メールは、件名・本文・宛先の3点を押さえるだけで十分な内容になります。

お礼メールに求められるのは誠実さと簡潔さで、文章力を見せる場ではありません。

件名・本文・宛先の3点を、そのまま書き写せる形で順に説明します。

件名は用件と氏名を入れる

件名は「インターン参加のお礼/〇〇大学 氏名」のように、用件と差出人がひと目でわかる形にします。

担当者はメールを件名で管理していることが多く、誰からのどんなメールかが瞬時に判断できる件名が親切です。

「お礼」「感謝」といった言葉を件名に入れ、インターン名や参加日を添えると、担当者が整理しやすくなります。

「お世話になっております」だけの件名は、用件がわからないため避けます。

大学名と氏名はフルネームで書き、省略せずに件名の末尾に置きます。

本文は3つのまとまりで書く

本文は「お礼と自己紹介」「学んだこと」「今後につなげる一言」の3つのまとまりで組み立てます。

全体は200字から300字程度に収めると、担当者が短時間で読み切れます。

長すぎるお礼メールは最後まで読まれにくく、簡潔にまとめたほうが伝わります。

2つ目のまとまりには、参加した内容に触れた具体的な一言を1文から2文入れます。

「〇〇の業務体験で△△を学びました」のように書くと、テンプレートとの違いが出ます。

最後のまとまりでは、選考や次の機会への意欲を1文で書いて締めます。

宛先は担当者1人に送る

宛先は、インターンで最も接触が多かった担当者1人に絞ります。

担当者の名前がわかっている場合は「〇〇様」と個人名で送るほうが丁寧です。

名刺を受け取った場合はそのアドレスに、名刺がない場合は募集時や案内のメールアドレス宛てに送ります。

名前がわからないときは「採用担当者様」で送れば問題ありません。

複数の社員が関わったインターンでも、全員に個別に送る必要はありません。

メインの担当者へ1通送れば十分で、宛先を増やすほど相手の返信の手間を増やすことになります。

お礼メールに返信が来たときの対応

お礼メールを送ると、企業の担当者から返信が届くことがあります。

返信が来たら、受け取ったことを伝える一言を返すのがマナーです。

返信が来ない場合も、評価が下がったわけではないため気にする必要はありません。

返信には24時間以内に答える

企業からの返信には、24時間以内に返すことを目安にします。

選考に関する情報や「また連絡します」という内容が含まれている場合は、確認と返信を後回しにしません。

返信の文面は短くて構わず、丁寧な返信への感謝と自分の名前を書けば十分です。

返信にどこまで返し続けるか迷う学生もいますが、区切りの見分け方は決まっています。

相手から「お気をつけてお帰りください」「選考でお会いしましょう」といった締めの一文がある場合は、それ以上の返信は不要です。

返信が来ないときは気にしない

お礼メールを送っても企業から返信が来ないことは、珍しくありません。

採用担当者は繁忙期に多数のメールを処理しており、全員に返信できない場合があるためです。

返信がないことを、失礼だとか評価が下がった証拠だと受け取る必要はありません。

返信が来なくても、送ったメールが担当者に届いていないわけではありません。

返信を催促するメールを重ねて送ることは避け、次の選考の準備に進みます。

返信の有無は、インターンの評価とは別のものとして切り分けて考えます。

よくある質問

インターンのお礼メールで迷いやすい点を、3つの質問にまとめました。

いずれも、送るかどうかを判断するときに直接関わる内容です。

答えは1文目で言い切っているため、気になるものだけを読んでも判断できます。

お礼メールを送らないと選考で不利になりますか?

いいえ、短期のインターンであれば、お礼メールを送らなかっただけで選考が不利になることはほぼありません。

企業は参加中の態度や発言、課題への取り組み方を評価の中心にしていると考えられます。

ただし長期インターンや少人数の選考型インターンでは、参加中の行動全体が評価の対象になりやすくなります。

そうした場合は、当日中にお礼メールを送っておくほうが安心です。

研修のあとにもお礼メールは必要ですか?

いいえ、研修後のお礼メールも必須ではなく、インターンと同じ基準で判断できます。

企業主催の研修やセミナーなら、志望度が高い場合に送る価値があります。

社内研修のように関係者が同じ会社の人である場合は、お礼メールは基本的に不要です。

どちらの場合も、企業から不要と案内があれば、その指示に従うことが最優先になります。

お礼メールは何時に送ればよいですか?

インターン終了後の当日の夜、20時から21時ごろが目安です。

担当者がまだメールを確認している時間帯であり、翌朝に読まれても印象が下がりにくい時間です。

深夜や早朝の送信は避け、遅くとも翌日の午前中までに送ります。

その日のうちに送れなかった場合は、冒頭に遅れたことへの一言を添えてから本文に入ります。

まとめ|インターンのお礼メールは場面で判断する

インターンのお礼メールは必須のマナーではなく、送らなくても選考で不利になることはほぼありません。

企業から不要と案内されたとき、参加者の多い短期インターンのとき、迷ったまま日が空いたときは、送らない判断で問題ありません。

長期インターン、少人数のインターン、大学の推薦枠での参加、企業主催の研修に当てはまるなら、当日の夜までに送ります。

件名に用件と氏名を入れ、本文は200字から300字で3つのまとまりにまとめ、返信が来たら24時間以内に一言返します。

自分がどちらの場面に当てはまるかをこの記事の切り分けで確かめてから、次の選考の準備に進んでください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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