夏の就活に適した服装とは?

夏の就活に適した服装とは?
ビジネスマナーに沿った服装が求められる就活。夏場は特に、長袖を着るべきかどうか、「クールビズ」とは何なのかなど、疑問や不安が生じがちです。夏場の就活では、体調に配慮しつつ失礼のない服装にすることが大切です。就活で求められる服装のポイントや、スーツを指定されたときに気をつけたいこと、私服で臨む際に知っておきたいマナーなどをご紹介します。

☆就活で求められる服装とは?

インターンシップや企業説明会、面接などの場では、どのような服装にすれば良いのでしょうか。企業から特に指定がない場合は、スーツを着用することが一般的です。しかし、時には「スーツ不可」「服装自由」「私服可」といった指示をされることがあります。「服装自由」「私服可」の場合は、スーツでも私服でも問題ありませんが、「スーツ不可」の場合は私服を着ていくことになります。したがって「スーツ不可」「服装自由」「私服可」では、ビジネスマナーを押さえたうえでリラックスでき、自分を表現できる服装にすることがポイントといえます。夏場の暑い時期での就活では、企業側もカジュアルな軽装をしていることが多く、どの程度のフォーマルさ、カジュアルさが求められるのか、不安になることがあるのではないでしょうか。続いて、スーツと私服というパターン別にポイントをご紹介します。

☆スーツ着用時にしたい暑さ対策

夏場にスーツで就活をするならば、ジャケット、長袖シャツ、ネクタイで臨むことがおすすめです。たまに企業から「クールビズで」と指定されることがありますが、いざ会場に着くと企業側もほかの就活生もしっかりジャケットやネクタイを着用していることがあります。ジャケットを脱いでシャツになったり、ネクタイを外したりするだけでも「クールビズ」として成り立つため、念のためジャケット、長袖シャツ、ネクタイの3点セットは準備していくようにしましょう。しかし、猛暑のなかでしっかり着込んでしまったために、体調不良になってしまっては危険です。会場に着くまではジャケットを脱いでおく、通気性が高く清涼感のあるインナーを着るなどの工夫をしましょう。半袖シャツや、長袖シャツの腕まくりはマナー違反となるため注意が必要です。

☆夏用のスーツを選ぶのも手

夏でも長袖のスーツを着るために、通気性の高い素材で作られた夏用のスーツやシャツが販売されています。もし、夏に採用活動が集中している場合は、夏用のスーツを購入することもおすすめです。コットンやリネン素材であれば軽くて通気性が高いため、長時間着用していても負担になりません。スーツの裏地が肩部分のみにあてられている「背抜き仕立て」や「半裏仕立て」、肩パッドや裏地がまったくない「アンコン仕立て」といった、夏向けの仕立てがされているスーツを選ぶこともおすすめです。また、メーカーによっては自宅で洗濯できるウォッシャブルスーツや、体温を低下させる機能性スーツを販売しているところもあります。

☆夏の私服で気をつけたいこと

私服で就活をする場合は、スーツよりも機能性を重視して服装を選ぶことができます。男性であれば、半袖のシャツやポロシャツに長ズボンという組み合わせで問題ありません。念のため、薄手のジャケットを持っておくと、羽織るだけでフォーマル感を出せるためおすすめです。カジュアルすぎるTシャツやハーフパンツ、デニムパンツなどは避け、靴は革靴を選びましょう。女性の場合は、半袖のカットソーやブラウスに、パンツや膝丈スカートといった組み合わせで大丈夫です。女性は男性ほど厳しい服装チェックがありませんが、露出度の高い服装やヒールの高すぎる靴は避けるようにしましょう。また、男性と同じくジャケットを持っておくと、なお安心です。

☆身体に負担をかけない服装が大切

猛暑のなかでの就活では、ビジネスマナーとして長袖スーツや革靴などが求められる一方で、きちんと着込みすぎると暑さで体調を崩してしまうリスクがあります。会場までは脱いでおく、夏用の素材や仕立てを選ぶなどの工夫がポイントです。もし体調不良になった場合は、我慢せず企業担当者に申し出るようにしましょう。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ