アルバイト以外の自己PRの材料とは?

アルバイト以外の自己PRの材料とは?

エントリーシートの自己PRに書けるようなアルバイト経験がない場合、どんなことを書いていいか迷ってしまって、エントリーシートの作成に苦労する就活生がたくさんいます。これといったアルバイトの経験がなくても、これまでの経験を活かして、採用担当者の記憶に残る自己PRを書き上げることはできます。採用担当者にこの志望者に会ってみたいと思わせる、アルバイト経験のない人の自己PRの書き方のコツについて紹介します。

アルバイト経験がないのはマイナス要因?

アルバイトをしたときの経験を踏まえて、自己PRを作成する就活生はたくさんいます。仕事に取組む姿勢は実体験を踏まえてアピールしやすいので、アルバイトは自己PRに選びやすい題材であることは間違いありません。しかし、就職希望者のなかには学校の授業や研究、部活動で忙しく、特筆するようなアルバイトの経験がない人もいることでしょう。アルバイト経験がないことは実はマイナス要因ではないので、あまり気にする必要はありません。それよりも、前向きにアルバイトに代わる効果的な自己PRの方法を考えてみましょう。

アルバイト経験のない人は他に打ち込んできたことを探そう

1705_2_197 (2) 学校の授業や研究、部活動などアルバイト以外に、学生時代に打ち込んだものがある場合は、その経験を自己PRに積極的に使いましょう。インターンシップや留学、サークル活動、ボランティアなど、自分が学生時代にやってきたことをピックアップして、どのように取り組んできたのか、自分がその経験を通じて何を学んだのか、何を身に付けたのかまとめてみましょう。自己PRの項目は、今までやってきたことを羅列する場所ではありません。自分の経験そのものより、経験を通じて何を身につけることができたのかをアピールします。そのためには、エントリーシートを提出する企業で働いている自分のイメージをふくらませ、入社後に活かせるような事柄を選ぶことが大切になります。

特別なアルバイト経験のない人の自己PRのまとめ方

アルバイトの経験はあるけれど、自己PRに使えるような経験はしてこなかったという就活生もたくさんいるのではないでしょうか。特に学生時代に打ち込んだこともなく、特別なアルバイト経験もないという人は、深く自分の学生生活を掘り下げて振り返ってみましょう。自己PRに記入する経験は、特別なものである必要はありません。大きな実績がなくても、珍しくて人目を惹くような内容でなくても、自己PRに盛り込める要素を見つけることができます。例えば、決められたシフトに無遅刻無欠席で勤務を続けたとか、接客態度をお客さんに褒められたことがあるなどのエピソードはないでしょうか。たとえ経験したアルバイトが地味な仕事であっても、丁寧にやり遂げたことや、自分なりに工夫したエピソードを盛り込むと、現実味があって良い自己PRとなります。

アルバイト経験がない人の選考での注意ポイント

本当にアルバイト経験がない場合は、面接の際にそのことについて、面接官に質問されることがあります。なぜ今までアルバイトの経験がなかったのかについて、説得力のある内容で説明できるように、話す内容をあらかじめ考えておくといいでしょう。特に販売やサービス業では、接客の経験のないことについて触れる質問があるかもしれません。アルバイト経験以外で培ったコミュニケーション能力があることを具体的なエピソードをまじえて答えることができれば、かえって良い印象を残すことができます。

アルバイト経験がなくても問題ナシ!背伸びせず人柄を見せよう

1705_2_197 (3) 採用担当者は、志望者が学生生活にどんなアルバイトをしてきたかということよりも、「どのような人柄か」「どのような能力や素質があるのか」「会社にどのように貢献するのか」という興味を持っています。アルバイトの経験がなくても、それ以外の経験で学んだことや物事に取り組む姿勢を、簡潔に自己PRの欄でわかりやすくアピールしましょう。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ