説明会にエントリーシートは必要?会社説明会の種類や内容を解説

説明会にエントリーシートは必要?会社説明会の種類や内容を解説

就活の入り口である会社説明会にも種類があるのは知っていますか?

会社説明会は会社の説明を聞きに行くだけではありません。きちんと対策を練って説明会に参加しないと、その後の就活に大きく影響してきます。

会社説明会への意気込み次第で内定に差が出ると言っても過言ではありません。

会社説明会についてきちんと知り、内定を勝ち取りましょう。

今回は会社説明会の内容について詳しく説明し、それぞれの対応の仕方もあわせて紹介します。

会社説明会とは?

会社説明会とは、企業が就活中の学生に向けて企業が実際に行っている事業内容や社風などをPRすることです。

優れた人材の獲得を目的に、より多くの学生に企業に興味を持たせるために行われます。

会社説明会には2種類あり、いろいろな業界や業種の企業が一度に集まって行われる合同企業説明会と、一つの企業が自社で開催する単独説明会があります。

企業説明会と呼ばれることや、就職セミナーと呼ばれることもありますが同じ意味と考えましょう。

合同説明会と単独説明会はその場に集まる企業数の違いだけであると思われがちですが、内容で考えてもかなりの差があります。

また、説明選考会と呼ばれるものは説明会と同時に選考も行われますので注意が必要です。 1705_2_79 (2)

合同説明会とは単独説明会の違いは?

合同説明会は「知らなかった企業を知る」ために参加するもので、企業側も志願している学生ばかりではないことを考慮し、比較的簡単な説明を行うことが多くあります。

合同説明会では参加記録をとらないため、選考にはあまり関係してきません。

合同説明会は就活生にとって、選択肢の幅を広げるということが目的です。

今まで知らなかった優良企業に出会い、自分のしたいことについてしっかりと考える場でもあります。

単独説明会では、企業にすでに興味を持っている学生に対して行われ、より掘り下げた内容で会社の説明が行われます。

あらかじめ会社のホームページなどで確認しておくとその内容が理解しやすくなりますのでおすすめです。

説明会の後には座談会や選考会が行われる場合もありますので、座談会で質問したい内容や選考会に向けての準備をきちんと行う必要があります。

説明会選考会はどんなもの?

説明会選考会とは説明会と同時に一次審査が行われることです。

選考会説明会の参加者には、当日に選考があることがあらかじめ知らされ、履歴書の持参を求められる場合が多くあります。

企業にとって選考会説明会を行うメリットは、会社説明会の時点で応募してくる人数をあらかじめ減らせることです。

応募してくる人数が多い企業では対応する担当者の数もそれなりに必要となり、選考にかかる時間も長くなります。

そのための人件費の削減が主な目的です。

選考会説明会に参加する就活生は、そのことをしっかり考慮して選考会説明会に向けての準備をきちんと行うのがいいでしょう。

気軽な気持ちで参加することで次に進めない結果に終わりますので、きちんと対策を練る必要があります。Man with idea bulb instead of head as concept of inspiration

エントリーシートがいらない?いいえ!準備が大切です!

説明会選考会では集団面接や筆記試験が行われるパターンが多くあります。

集団面接では1人当たりの持ち時間が短くなりますので、自己PRはきちんとまとめておきましょう。

筆記試験においては適性検査といったペーパーテストもあれば、企業の事業内容や会社の概要について作文を書くといった、企業についての問題が出題されるケースも見られます。

そのため、当日までに企業についてあらかじめ調べておき、きちんと整理しておくとスムーズに書くことができます。

また、あらかじめエントリーシートの提出を求める企業も多くありますが、エントリーシートが不要の説明会選考会では注意が必要です。

非常に短い時間を与えられて、その場でエントリーシートを作成するという課題を出されることもありますので、エントリーシートの提出がいらないからといって気を抜くことなく、その内容は常に用意しておくことが得策です。

大手企業は説明会・インターンにも選考がある

大手企業はインターンシップに参加したい学生の数も多いです。

そのため、インターンシップに参加するにも選考があるのです。

選考方法やフローは企業によって異なりますが、基本的に動画選考やESの提出を求められることが多いです。

ES通過してインターンの参加枠を勝ち取るポイントは以下の通りです。

企業分析をしよう

まず企業分析を行いましょう。

まだインターンシップに参加しようとする時点では業界分析や企業分析を行っていない学生も少なくはありません。

しかし、企業分析や業界研究を目的にインターンシップに参加するのではESを通過させることはできません。

企業分析をしっかりと行って、企業の事業や社風のイメージをつかんでおきましょう。

また、インターンシップでどのようなことを学びたいかなど、志望動機を精緻化させることに大いに役立ちますから、企業のHPなどから自分なりに見つけた企業の魅力などを考えてみてください。

自己PRや志望動機も聞かれる

当たり前ですが、インターンシップの選考に提出するESでは自己PRや志望動機も聞かれます。

そのため、先述の企業分析に加え、自己分析も行わなくてはなりません。

インターンシップに向けて提出するESといえど、インターンに参加したあと、本選考を受けることになった際、改めて同じ質問をされたとき矛盾すると信憑性に欠けます。

今のうちからきちんと納得のいく回答を考えておきましょう。

インターンに参加すると就活にも有利に

インターンや説明会に参加することで、就活にも有利に働きます。

まだエントリー始まったばっかりなのにES書かなくちゃいけないの?と億劫な気持ちになってしまうかもしれませんが、今だからこそ企業の印象に残っておくことが大切なのです。

早い段階から就活をはじめている学生は企業にとって魅力的です。

そのため、インターンシップや説明会に参加することで早期選考にもつながるかもしれません。

ぜひ自分なりに参加するメリットを見つけ、モチベーションを以てインターンシップなどに参加するようにしましょう。

説明会ごとに目的をもって参加しよう

会社説明会といっても、合同説明会であるのか単独説明会であるのかについて内容は大きく変わりますので、参加する目的に合わせて準備を行うのがいいでしょう。

会社説明会についての不安はジョブコミットがサポートしてくれますので、利用してみるのがおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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