説明会に行きたくないときはどうするべき?キャンセルするときのマナーは?

説明会に行きたくないときはどうするべき?キャンセルするときのマナーは?

就職活動中は、精神的な疲弊が非常に激しい時期です。

自己分析や応募書類の準備、面接の練習など、やることがたくさんありますし、将来が見えない不安、いつかかってくるかわからない電話や面接への緊張、親や親戚からの期待など、さまざまな負担がのしかかってきます。

そのような生活が長引けば、「説明会に行きたくない」という気持ちになるのは無理もありません。

ここでは、そんなときにどのように行動すればいいのかについて説明します。

行きたくないのは当然のこと!自分を責める必要はない

1705_2_62 (2) 説明会に行きたくないと思うのは、全くおかしなことではありません。

就職活動が始まったばかりの頃はやる気に満ち溢れていた人でも、長期戦になれば、しんどいと感じるようになるのは当然のことです。

まるで社会全体から必要とされていないような気持ちになり、ネガティブ思考に陥りやすい状態になっているでしょう。

真面目な人ほど、説明会に行きたくないと考える自分を責めてしまいやすいですが、それは良くありません。

説明会に行く気がなくなったのは、単に疲れが溜まっているだけです。

または、「次の会社でも落とされるかもしれない」という恐怖心を抱いている場合もあるでしょう。

いずれにせよ、このような気持ちになるのは、今までがんばってきた証拠です。自分を責めるのではなく、受け入れるようにしましょう。

基本的に説明会はキャンセルしないほうがいい

企業説明会は、基本的にはキャンセルしないほうがいいです。

マナー的な問題もありますが、説明会への出席が選考に進むための必須条件となっている会社もあるということも、理由の一つです。

志望順位の低い会社であれば、選考に進めなくても後悔は少ないでしょうが、第一志望の会社の説明会は、自分の将来の可能性を狭めないために、キャンセルしないほうがいいでしょう。

また、なかにはホームページや求人に、詳しい会社の説明が記載されていない会社も存在します。

このような会社についての情報を、最も手っ取り早く手にいれるには、説明会に参加するのが適しています。

以上の理由により、説明会をキャンセルすることはおすすめできません。

選考に影響する説明会もある

説明会は気乗りしないからといって気軽にキャンセルすべきではありません。

実は、説明会はそれ以降のスケジュールにも影響する場合があります。

サマーインターンシップのための選考会を兼ねていたり、説明会に参加することでインターンシップに参加できるケースなどが考えられます。

面倒くさいなどの理由ではできるだけキャンセルしないほうが身のためです。

やむを得ない場合以外は気乗りしなくてもできるだけ参加しましょう。

説明会に行かないならどう過ごす?

説明会に行ったほうがいいのはわかっていても、どうしても行きたくないということもあるでしょう。

そのようなときは、説明会に行かなかったときの過ごし方について、考えてみてはいかがでしょうか。

例えば「何もせずに過ごしたい」という考えが浮かんだのなら、相当な疲れが溜まっています。

説明会に出席しても、話が頭に入ってこなかったり、より一層疲れが溜まったりする可能性があるためキャンセルしたほうがいいでしょう。

「好きなことをして過ごしたい」という考えが浮かんだ場合は、説明会をキャンセルして、その趣味を心から楽しめそうかどうか想像してみます。

もし楽しめそうならキャンセルしても問題ありませんが、問題は説明会をキャンセルしたという罪悪感を抱いてしまい、楽しめなさそうな場合です。

罪悪感を抱けば、ネガティブな思考に陥りやすくなり、より疲れてしまうことが予想されます。

このような場合は、説明会に出席したほうがいいでしょう。説明会に出席したあとでなら、心から好きなことを楽しめるはずです。

説明会をキャンセルするときのマナー

説明会に行かないと決めたなら、もうその問題についてはそれ以上考えず、好きなように過ごしましょう。

ただその前に、説明会をキャンセルする旨を会社に伝えておかなければなりません。

約束事を無断で破るのは、社会人としていうよりも、人としてのマナーに反します。

キャンセルの連絡は、メールよりも電話でするほうが確実です。

説明会の開催日まで、まだ余裕がある場合はメールでもかまいませんが、日にちがあまりない場合や、メールで確認が取れなかった場合は、必ず電話で連絡するようにしましょう。

連絡するタイミングは、早ければ早いほどいいです。

無断欠席は避けよう

大前提として、説明会と言えど、無断欠席は避けましょう。

無断欠席した記録が企業側でとられていると、印象は良くありません。

最悪、選考ではじかれてしまいます。

無断欠席することは避けましょう。

数日前にキャンセルする場合

数日前にキャンセルする場合は、殆ど、マイページからキャンセルが可能です。

マイページや就活支援サイトから簡単にキャンセルできますので、マナーは不要です。

マイページからの登録ではなかった場合、メールで説明会をキャンセルします。

余裕があるので、メールでのキャンセルでも構いません。

きちんとどんな理由で説明会に参加できないのか伝えてみましょう。

当日キャンセルする場合

当日キャンセルする場合は人事採用部に電話をしましょう。

当日は、メールだと行き違いになる可能性や、確認してもらえないリスクがあります。

もしやむを得ず、当日キャンセルする場合は、電話でもきちんと欠席する理由を伝えましょう。

もし余裕があれば、説明会を欠席してしまったことに対する謝罪のメールも送っておくと好印象です。

メールを送る場合は、恐らく企業側は忙しいので、「返信不要」の旨を伝えるとなお良いです。

どうしても行きたくないなら行かなくてもいい!でもマナーは守って

1705_2_62 (3) どうしても説明会に行きたくないのなら、無理をしてまで行く必要はありません。

内定はゴールではなく、スタートです。社会に出る前に心身を壊してしまっては元も子もありません。

ただし、キャンセルの連絡は必ず入れるようにしましょう。

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