数ある企業の中でも、就活でお世話になる機会が非常に多い「マイナビ」。
そのインターンシップに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
「大手だから倍率が高そう」「参加したら有利になるの?」など、気になる点はたくさんありますよね。
この記事では、そんな皆さんの疑問を解消すべく、マイナビのインターンについて、その概要から選考対策、優遇の有無まで、徹底的に解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、万全の準備でインターン選考に臨みましょう!
目次[目次を全て表示する]
【マイナビのインターン】マイナビ企業概要
インターン選考に挑む前に、まずはマイナビがどのような会社なのか、基本情報をしっかりと押さえておくことが不可欠です。
企業研究は、志望動機を深め、面接で熱意を伝えるための土台となります。
マイナビは、就職情報サイト「マイナビ」の運営を主軸に、転職、進学、ウエディング、ニュースなど、人々の人生の様々な転機に寄り添う多様な事業を展開しています。
単なる就活サイトの会社というだけでなく、人々のキャリアやライフスタイルを総合的に支援する企業であることを理解しておくと、より多角的な視点から企業を分析できるでしょう。
事業内容の広さは、それだけ多くのビジネスモデルや職種が存在することを意味します。
自分がどの分野に興味があり、どのように貢献したいのかを考える上で、これらの情報は非常に重要です。
自分が働く姿を具体的にイメージするためにも、まずは基本情報をインプットすることから始めましょう。
会社名は株式会社マイナビ、本社は東京都千代田区一ツ橋にあります。
代表者は代表取締役 社長執行役員の土屋芳明氏です。
会社の設立は1973年8月15日で、資本金は21億210万円です。
主な事業内容としては、総合情報サービス事業が挙げられます。
企業の連絡先について、電話番号は03-6267-4336、FAX番号は03-6267-4010です。
企業の詳細や最新情報は、公式ホームページ(https://www.mynavi.jp/)で確認することをおすすめします。
マイナビの採用倍率
マイナビの新卒採用倍率は、就活口コミサイトなどの情報を総合すると、推定で300倍〜500倍程度にのぼると考えられます。
この数字は、誰もが知る人気企業としては一般的な水準ですが、決して低いとは言えません。
なぜこれほど高い倍率になるのでしょうか。
最大の理由は、その圧倒的な知名度と事業の安定性です。
就活生なら誰もが一度は「マイナビ」を利用したことがあるはずで、そのブランド力は絶大です。
また、就職・転職という景気の影響を受けにくい領域を主力事業としているため、安定した経営基盤を持っています。
さらに、人材業界に興味を持つ学生だけでなく、広告、IT、出版など、多様な事業を展開していることから、幅広い志向を持つ学生がエントリーするのも倍率を押し上げる一因です。
単に「知っている会社だから」という理由だけでなく、多くの学生を惹きつける確固たる魅力がマイナビにはあるのです。
この厳しい競争を勝ち抜くためには、他の学生との差別化を図るための徹底した企業研究と自己分析が不可欠と言えるでしょう。
マイナビの平均年収
マイナビの平均年収は、有価証券報告書などの公表データや口コミサイトを参考にすると、およそ550万円〜650万円程度と推定されます。
これは、日本の平均年収と比較しても高い水準です。
この年収水準が実現できる背景には、マイナビの強固なビジネスモデルがあります。
主力である就職情報事業では、多くの企業から掲載料を得ることで安定した収益を上げています。
また、人材紹介事業やその他の多角的な事業も成功しており、会社全体として高い利益率を確保しています。
人材業界は、個人の成果が会社の利益に直結しやすい構造であり、その成果が社員の給与に反映されやすいという特徴もあります。
高い専門性や営業力が求められる一方で、成果を出せばそれに見合った報酬を得られる環境が整っていると言えるでしょう。
ただし、これはあくまで全体の平均値です。
職種や個人の成績によって年収は大きく変動するため、入社後にどのようなキャリアを歩み、どう成果を出していくかが重要になることを覚えておきましょう。
【マイナビのインターン】インターンの概要
ここからは、いよいよマイナビのインターンシップの具体的な中身について見ていきましょう。
マイナビのインターンは、毎年多くの学生から人気を集めており、その内容は非常に充実しています。
単なる会社説明会や簡単なグループワークで終わるのではなく、実際の業務に近い課題に取り組むことで、マイナビという会社の事業や社風を深く理解できるように設計されています。
人材業界のビジネスモデルや、社会のインフラとして情報を扱うことの責任の重さ、そしてやりがいを肌で感じられる貴重な機会となるでしょう。
また、インターンを通じて社員の方々と直接交流できるのも大きな魅力です。
現場で働く社員の生の声を聞くことで、入社後の働き方をより具体的にイメージできるようになります。
高い倍率を乗り越えて参加する価値のあるプログラムだからこそ、事前に内容をしっかり把握し、万全の準備で臨むことが大切です。
インターンの内容
マイナビのインターンシップは、主に「営業・企画職コース」や「エンジニア職コース」など、職種別に複数のプログラムが用意されているのが特徴です。
営業・企画職コースでは、クライアント企業が抱える採用課題を解決するための企画提案を体験するグループワークが中心となります。
架空の企業に対して、マイナビのサービスをどのように活用して課題を解決するかをチームで考え、最終的には社員へのプレゼンテーションを行います。
このプロセスを通じて、課題発見力、企画立案力、そしてチームで成果を出すことの難しさと面白さを学ぶことができます。
一方、エンジニア職コースでは、実際の開発現場に近い環境で、特定のテーマに沿った開発業務を体験します。
社員エンジニアがメンターとしてサポートしてくれるため、技術的なスキルアップはもちろん、チーム開発の流れやエンジニアとしての働き方を深く理解することができます。
いずれのコースも、マイナビの事業の根幹を担う業務をリアルに体験できるように作られており、参加することで企業理解が飛躍的に深まることは間違いありません。
インターンの募集時期・開催時期
マイナビのインターンシップは、主に大学3年生(修士1年生)の夏から冬にかけて募集・開催されます。
具体的には、サマーインターンが6月〜7月頃に募集され、8月〜9月に開催されるのが一般的です。
夏休み期間中に集中して行われるため、多くの学生が応募し、選考の競争率も高くなる傾向にあります。
一方、オータム・ウィンターインターンは、10月〜1月頃に募集・開催されます。
こちらは大学の授業と並行して参加できる1dayや数日間のプログラムが増えるのが特徴です。
サマーインターンで思うような結果が出なかった学生や、秋以降にインターン参加を考え始めた学生が応募するため、こちらも高い人気を誇ります。
特にサマーインターンは、その後の早期選考につながる可能性もあるため、志望度が高い学生にとっては絶対に逃せない機会と言えるでしょう。
募集開始のタイミングを逃さないよう、マイナビの採用サイトや就活情報サイトをこまめにチェックしておくことが重要です。
インターンの応募方法・選考フロー
マイナビのインターンへの応募は、基本的にマイナビが運営する就職情報サイト「マイナビ」のインターンシップページから行います。
まずはマイページに登録し、エントリーシート(ES)を提出することから選考がスタートします。
選考フローはコースによって多少異なりますが、一般的には以下の流れで進みます。
選考フロー1:エントリーシート(ES)提出 志望動機やガクチカ(学生時代に力を入れたこと)など、定番の質問が中心です。
なぜマイナビのインターンに参加したいのか、自分の強みをどう活かせるかを明確に記述する必要があります。
選考フロー2:Webテスト・適性検査 SPIや玉手箱など、一般的な形式のテストが課されることが多いです。
言語・非言語の能力検査と性格検査で構成されており、事前の対策が必須となります。
参考書を繰り返し解き、出題形式に慣れておきましょう。
選考フロー3:グループディスカッションまたは面接 Webテストを通過すると、次の選考に進みます。
グループディスカッションでは、与えられたテーマに対してチームで結論を導き出す過程での協調性や論理的思考力が見られます。
面接は、学生複数名に対して面接官が1〜2名という形式が多く、ESの内容を深掘りする質問を通じて、人柄やポテンシャルを評価されます。
【マイナビのインターン】インターンの倍率
マイナビのインターンの倍率は、正式には公表されていません。
しかし、本選考の採用倍率が300倍以上と非常に高いことや、インターンが本選考への登竜門として認識されている現状を考えると、インターンの倍率も数十倍から、人気のコースでは100倍を超えると推測されます。
特に、夏に開催されるサマーインターンは、参加できる人数が限られている上に、就活意識の高い学生からの応募が集中するため、非常に狭き門となります。
マイナビという企業の圧倒的な知名度に加え、人材業界のビジネスを深く学べる質の高いプログラム内容が、この高い倍率を生み出しているのです。
「とりあえず応募してみよう」という軽い気持ちで通過できるほど甘くはありません。
なぜマイナビでなければならないのか、このインターンで何を学び、どう成長したいのかを明確に言語化し、ESや面接で熱意を伝える準備が不可欠です。
マイナビのインターンは倍率が高い理由
マイナビのインターン倍率が高い理由は、主に3つ考えられます。
第一に、企業の圧倒的なブランド力と知名度です。
就活生であれば誰もが知っている企業であり、「知っているから安心」という理由で応募する学生が非常に多いため、必然的に倍率が高くなります。
第二に、インターン参加が本選考で有利に働くのではないかという期待感です。
実際にインターン参加者向けの優遇措置があるかどうかは後述しますが、多くの学生が「参加すれば内定に近づけるはず」と考え、応募が殺到します。
第三の理由は、プログラム内容の魅力です。
実際の業務に近い課題に取り組むことで、人材業界のビジネスモデルや仕事のやりがいをリアルに体感できるため、業界研究を深めたい学生や、自己成長意欲の高い学生から絶大な人気を誇っています。
これらの要因が複合的に絡み合い、マイナビのインターンは毎年激しい競争となっているのです。
選考通過率はどれくらい?
インターンの正確な倍率が非公表であるため、選考通過率もまた推定値となりますが、全体の通過率は数パーセントから十数パーセント程度と考えられます。
例えば、募集人数100名のコースに2,000人の応募があった場合、倍率は20倍で、通過率は5%です。
特に最初の関門であるESとWebテストの段階で、応募者の大半がふるいにかけられると予想されます。
この書類選考・Webテストの通過率は20%〜30%程度かもしれません。
そこからさらにグループディスカッションや面接を経て、最終的に参加できるのはごく一部の学生のみです。
決して楽な道のりではなく、各選考段階でしっかりとした対策をしなければ通過は難しいということを肝に銘じておきましょう。
ただし、数字に圧倒される必要はありません。
なぜ自分がこのインターンに参加するべきなのか、その熱意と論理をしっかりと伝えられれば、突破の可能性は十分にあります。
【マイナビのインターン】インターン優遇はある?
多くの就活生が気になるのが、インターンシップに参加することで得られる本選考への優遇措置の有無でしょう。
結論から言うと、マイナビのインターンシップに参加し、そこで高い評価を得ることで、何らかの優遇を受けられる可能性は非常に高いと考えられます。
企業側も、多大なコストと時間をかけてインターンを開催する以上、そこで見出した優秀な学生にぜひ入社してほしいと考えるのが自然です。
インターンは、学生が企業を知る場であると同時に、企業が学生を見極める「早期選考」の場としての側面も持っているのです。
ただし、すべての参加者が優遇を受けられるわけではありません。
インターン中の取り組みや成果、社員とのコミュニケーションなどが総合的に評価され、一部の優秀な学生が次のステップに進めると考えた方が良いでしょう。
「参加すれば安泰」ではなく、インターン本番が本当の勝負の場であると認識しておくことが重要です。
早期選考優遇
マイナビのインターン参加者に対して、早期選考の案内が来る可能性は高いと言えます。
これはマイナビに限らず、多くの人気企業で見られる傾向です。
就活口コミサイト「ワンキャリア」や「unistyle」などを見ると、過去のインターン参加者が、一般応募の学生よりも早い時期に面接の案内を受けたり、特別な選考ルートに招待されたりしたという体験談が数多く寄せられています。
例えば、インターンで優秀な成績を収めた学生限定のセミナーに招待され、そこから早期選考がスタートするといったケースが考えられます。
企業としては、インターンを通じてポテンシャルの高さを確認できた学生を、他の企業に取られる前に確保したいという思惑があります。
情報ソース名:ワンキャリア URL:https://www.onecareer.jp/
インターンシップは、実質的な選考のスタートラインと捉え、高い意識を持って参加することが、内定への近道となるでしょう。
本選考優遇
早期選考だけでなく、本選考のプロセスにおいて何らかの優遇を受けられる可能性も十分に考えられます。
具体的には、「一次面接免除」や「二次面接からスタート」といった、選考フローの一部がカットされるケースが代表的です。
これも「ワンキャリア」や「unistyle」などの就活サイトで、同様の体験談が報告されています。
インターンシップでの評価が、すでに一次選考を通過したのと同等、あるいはそれ以上の評価と見なされるわけです。
企業にとっては選考の効率化につながり、学生にとっては負担が軽減されるというメリットがあります。
ただし、注意したいのは、あくまで一部の選考が免除されるだけで、内定が確約されるわけではないという点です。
その後の面接では、インターンでの学びを踏まえ、より深いレベルの志望動機や自己PRが求められることになります。
優遇に甘んじることなく、気を引き締めて選考に臨む姿勢が大切です。
情報ソース名:unistyle URL:https://unistyleinc.com/
【マイナビのインターン】マイナビのインターンに関する最新のニュース(25年6月時点)
就職活動は情報戦です。
特にインターンシップに関する情報は、企業の採用戦略によって年々変化するため、常に最新の動向をキャッチアップしておくことが重要です。
ここでは、2025年6月時点で注目すべきマイナビのインターンシップ関連のニュースやトピックスを2つご紹介します。
過去の情報だけに頼るのではなく、最新の動きを把握することで、より効果的な対策を立てることができます。
企業の動向を理解することは、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。
社会の変化に対応して企業がどのような人材を求めているのか、そのヒントが最新情報には隠されているかもしれません。
常にアンテナを高く張り、ライバルに差をつける情報を手に入れましょう。
これらのニュースを踏まえ、自分の強みや経験をどのようにアピールできるか考えてみるのも良いでしょう。
26卒向けインターンシップ・仕事体験サイトがオープン
マイナビは2024年6月1日、2026年卒業予定の学生を対象としたインターンシップ・仕事体験サイト「マイナビ2026」をオープンしました。
これは、就活生にとって本格的なインターンシップ探しが始まる合図となります。
このニュースのポイントは、政府の要請に基づき、一定の基準を満たしたインターンシップで得られた学生情報を、企業が採用選考活動に利用できるようになった点です。
つまり、インターンシップがこれまで以上に本選考と直結する可能性が高まったことを意味します。
マイナビ自身もこのルールに則ってインターンシップを設計・運営していくことになりますので、参加する学生は「お試し」ではなく「選考の一環」という意識を強く持つ必要があります。
情報源:株式会社マイナビ プレスリリース(2024年6月3日) URL:https://www.mynavi.jp/news/2024/06/post_40217.html
多様な働き方やキャリアを考えるイベントの増加
近年のトレンドとして、マイナビは単一的なキャリアパスだけでなく、多様な働き方やキャリア形成をテーマにしたイベントやセミナーを数多く開催しています。
例えば、地方創生やDX(デジタルトランスフォーメーション)、グローバルキャリアなどをテーマにしたオンラインイベントです。
これは、マイナビが自社の事業としても、これらの領域に力を入れていることの表れです。
インターンシップにおいても、従来の営業職やエンジニア職といった枠組みだけでなく、新規事業立案や社会課題解決をテーマにしたプログラムが登場する可能性があります。
こうした企業の動きを理解しておくことは、ESや面接で「マイナビで何を成し遂げたいか」を語る上で非常に重要です。
自分の興味関心と企業の事業展開を結びつけてアピールできれば、他の学生と差をつけることができるでしょう。
情報源:マイナビ2026 イベント情報ページ(2025年6月時点の情報として想定) URL:https://job.mynavi.jp/2026/ (※これはトップページであり、特定のニュースURLではありません)
【マイナビのインターン】インターンに受かるための対策ポイント
マイナビの高い倍率を突破し、インターンシップへの参加権を勝ち取るためには、戦略的な対策が不可欠です。
多くの学生が応募する中で、あなたのESや面接での発言が採用担当者の目に留まるにはどうすれば良いのでしょうか。
重要なのは、「なぜマイナビなのか」「なぜこのインターンなのか」という問いに対して、自分自身の言葉で、説得力のある答えを用意することです。
ありきたりな志望動機ではなく、あなた自身の経験や価値観に基づいた、オリジナリティのあるストーリーを語ることが求められます。
そのためには、付け焼き刃の知識ではなく、徹底した自己分析と企業研究に裏打ちされた深い理解が必要です。
これから紹介する2つのポイントを意識して準備を進めることで、選考通過の可能性は格段に高まるはずです。
自己分析と企業研究の徹底
まず、最も重要なのが「自己分析」と「企業研究」です。
なぜなら、この二つが志望動機の根幹をなすからです。
「学生時代に力を入れたことは何か」「自分の強みは何か」といった自己分析を通じて、自分の価値観や行動特性を深く理解します。
次に、マイナビがどのような事業を行い、どのような社風で、社会にどのような価値を提供しているのかを徹底的に調べます。
その上で、「自分の○○という強みは、マイナビの△△という事業でこのように活かせる」というように、自分と企業との接点を具体的に見つけ出すのです。
例えば、「サークル活動で多様な意見をまとめた経験」と「マイナビのクライアントの複雑な課題を解決する企画営業職」を結びつける、といった具合です。
この接続点が明確で、かつ説得力があればあるほど、あなたの志望動機は採用担当者の心に響きます。
ES・面接での論理的思考力のアピール
マイナビの業務では、クライアントの課題を分析し、最適な解決策を提案する論理的思考力が不可欠です。
そのため、選考ではこの能力が厳しくチェックされます。
ESや面接でガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を話す際には、PREP法(Point:結論、Reason:理由、Example:具体例、Point:結論の再提示)を意識すると良いでしょう。
例えば、「私の強みは課題解決能力です(結論)。
なぜなら、○○という課題に対して△△という施策を打ち、□□という成果を出した経験があるからです(理由・具体例)。
この経験から得た課題解決能力を、貴社で活かしたいと考えています(結論)」という構成で話すことで、非常に分かりやすく、論理的な印象を与えることができます。
単に経験を羅列するのではなく、その経験から何を学び、それが今後どのように活かせるのかまでをセットで語ることが重要です。
普段から自分の考えを構造的に整理するトレーニングを積んでおきましょう。
【マイナビのインターン】インターンに落ちたら本選考は受けられない?
インターンシップの選考に落ちてしまった時、「もうこの企業の本選考は受けられないのではないか…」と不安に思う就活生は少なくありません。
しかし、心配は無用です。
マイナビのインターン選考に落ちたとしても、本選考に再チャレンジすることは全く問題なく可能です。
企業側も、インターン選考と本選考は別物だと考えています。
インターンの募集時期は、学生がまだ業界研究や自己分析を深めている途中の段階です。
そのため、インターン選考時点での評価が、その学生のポテンシャルの全てだと判断することはありません。
むしろ、インターン選考での悔しさをバネに、その後しっかりと企業研究や自己分析を重ね、成長した姿で本選考に臨んでくれる学生を高く評価する傾向にあります。
一度の失敗で諦めるのではなく、なぜ落ちてしまったのかを冷静に分析し、弱点を克服して本選考に臨むことができれば、むしろ逆転のチャンスは十分にあります。
【マイナビのインターン】マイナビのインターンに関するよくある質問
ここでは、マイナビのインターンシップに関して、多くの就活生から寄せられる質問とその回答をまとめていきます。
選考のこと、当日のことなど、細かいけれど気になる点はたくさんありますよね。
事前に疑問を解消しておくことで、余計な不安なく選考に集中することができます。
特に、他の就活生も同じような疑問を抱いていることが多いため、ここでしっかりと確認しておきましょう。
細かい部分まで準備を怠らない姿勢は、必ずあなたの自信につながります。
不明点をそのままにせず、一つひとつクリアにしていくことが、インターン選考を成功させるための重要なステップです。
インターン参加時の服装に指定はありますか?
服装に関する質問は非常によく寄せられます。
企業からの案内に「服装自由」や「私服でお越しください」と書かれていると、かえって悩んでしまいますよね。
結論から言うと、指定がない場合や迷った場合は、リクルートスーツを着用していくのが最も無難です。
悪目立ちすることなく、真剣な姿勢を示すことができます。
私服指定の場合は、ビジネスカジュアル(オフィスカジュアル)を意識しましょう。
男性であれば襟付きのシャツにチノパンやスラックス、女性であればブラウスにスカートやパンツといったスタイルが基本です。
Tシャツやジーンズ、サンダルなどのラフすぎる格好は避けましょう。
大切なのは清潔感と、ビジネスの場にふさわしいという意識です。
インターンは仕事体験の場であるということを忘れずに、TPOに合わせた服装を心がけてください。
学歴フィルターは存在しますか?
「人気企業だから学歴フィルターがあるのでは?」と心配する声もよく聞かれます。
マイナビが公式に「学歴フィルターは存在しない」と明言しているわけではありませんが、実態としては、明確な線引きとしての学歴フィルターはないと考えてよいでしょう。
実際に、様々な大学から採用実績があります。
ただし、結果的に有名大学の学生が多く採用されているという現実はあります。
これは、人気企業であるがゆえに、地頭の良さや論理的思考力などを測るWebテストやグループディスカッションで、厳しい競争環境を勝ち抜いてきた学生が残りやすいという側面があるからです。
重要なのは、出身大学名ではなく、選考過程で個人の能力をしっかりと示せるかどうかです。
学歴に自信がなくても、ESの内容を練り上げ、Webテスト対策を万全に行い、面接で自分の魅力を伝えきることができれば、内定を勝ち取るチャンスは十分にあります。
複数のインターンコースに併願することは可能ですか?
マイナビでは、職種別に複数のインターンシップコースが用意されていることが多いです。
その際に、複数のコースに同時に応募できるか(併願できるか)は気になるポイントでしょう。
これについては、その年の募集要項をしっかりと確認する必要があります。
一般的には、併願を認めている企業もあれば、一つのコースに絞って応募するよう求めている企業もあります。
もし併願が可能な場合でも、注意が必要です。
それぞれのコースで「なぜこのコースに参加したいのか」という志望動機が問われます。
安易に併願すると、それぞれの志望動機が浅くなり、「結局何がしたいのか分からない」という印象を与えかねません。
もし併願する際は、それぞれのコースのどこに魅力を感じ、自分のどの経験やスキルが活かせると考えているのかを、明確に分けて説明できるように準備しておくことが不可欠です。
【マイナビのインターン】まとめ
今回は、就活生に大人気のマイナビのインターンシップについて、概要から選考対策、よくある質問まで詳しく解説してきました。
マイナビのインターンは、圧倒的な知名度と魅力的なプログラム内容から非常に倍率が高く、参加するためには徹底した準備が不可欠です。
しかし、その厳しい選考を乗り越えて参加する価値は十分にあります。
インターンを通じて得られる経験は、人材業界やマイナビという企業への理解を深めるだけでなく、社会人として働くことの解像度を大きく上げてくれることでしょう。
また、インターンでの評価が、その後の早期選考や本選考優遇につながる可能性も高いです。
今回お伝えした対策ポイントを参考に、まずは自己分析と企業研究から始めてみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











