【例文15選】200字で伝えるインターン志望動機の書き方を解説!目的別に学ぶ評価される伝え方のコツ

【例文15選】200字で伝えるインターン志望動機の書き方を解説!目的別に学ぶ評価される伝え方のコツ

「インターンの志望動機は何を書けばいいの?」、「評価される志望動機の書き方を知りたい」

上記のように、志望動機の書き方に迷っている人は多いでしょう。

本記事では、200字で伝えるインターンの志望動機の書き方を解説します。

インターンに参加し、選考を有利に進めてください。

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【200字のインターンシップ志望動機】200字制限は意外に難しい?

200字制限は文字数が少なくて、一見楽に見えますが、実態は異なります。

200字以内では書きたいことが書ききれず、逆に難しいです。書きたいことが伝えきれなければ、選考の通過率は下がってしまいます。

そのため、この記事を参考にして、200字の中で伝いたい内容を収める方法を紹介していきます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

200字は非常に短いため、無駄な文章を削り、本当に伝えたい部分だけを書く必要があります。

非常に難しい部分も多いので、ぜひこの記事を読み、あなたの志望動機作成に活かしてください。

【200字のインターンシップ志望動機】構成の基本を押さえる

インターンの志望動機を作成するにあたって、構成の基本を押さえておきましょう。

魅力的な志望動機を完成するのにテクニックが存在します。

しかし、構成の基本が押さえられてはじめて効果を発揮します。

テクニックが先行してしまうと、中身のない志望動機になってしまうので注意してください。

構成の基本を押さえる
  • 志望動機の構成は結論から始める
  • 根拠は簡潔な経験や背景から示す
  • 学びの方向性と将来の展望を結ぶ

志望動機の構成は結論から始める

志望動機の構成は、結論から始めてください。

最初に伝えたい意志や目的を明確に示すことで、読み手に強い印象を残すことが可能です。

たとえば「私が貴社のインターンを志望する理由は、実践的なマーケティングスキルが経験できると考えたためです」のように伝えてください。

結論は最後に伝えるイメージを持っている人がいるかもしれません。

しかし、志望動機の結論は最初に述べて、自分の主張を明確にしましょう。

根拠は簡潔な経験や背景から示す

根拠を説明する際は、経験や背景を簡潔にしましょう。

志望動機の結論に説得力を持たせるためにも根拠の提示は欠かせません。

「大学ではマーケティングを専攻しており、深い興味があります」と伝えることで、読み手に納得感を与えられます。

結論だけでは曖昧な印象を読み手に与えるでしょう。

しかし、根拠を追加することで、志望動機に説得力が生まれます。

結論の次は、セットで根拠を示すようにしましょう。

学びの方向性と将来の展望を結ぶ

最後は学びの方向性と将来の展望を伝えて終わりましょう。

インターンへの参加意欲や熱意をアピールできるからです。

「インターンに参加し、マーケティングの知識を深めたいです」のように伝えることで、参加したい気持ちを積極的にアピールできます。

インターンには多くの学生が応募します。

企業によっては、参加人数に制限があるでしょう。

そこで、自分がどの程度の気持ちを持って志望動機を作成しているのか、企業に伝えることが重要です。

【200字のインターンシップ志望動機】200字指定の意味と意図

インターンシップの志望動機において200字という文字数制限が設けられている場合、これは単に文字数を埋めることを目的としているわけではありません。

企業側は、皆さんが限られた情報の中で、いかに簡潔かつ論理的に自身の思考をまとめられるかを見極めようとしています。

短い文章の中であっても、皆さんの熱意や考えが明確に伝わるような構成を練ることが評価の対象となります。

文字数に対する内容の密度も重要なポイントであり、無駄な表現を省き、本当に伝えたいメッセージを凝縮する力が求められます。

この制限の中で、いかに効果的に自分をアピールできるかが、選考を突破するカギとなります。

200字指定の意味と意図 
  • 参加意図が知りたい
  • 自己分析ができているか知りたい
  • 企業について調べ切れているかを知りたい
  • 自社にあっているかどうか知りたい
  • 200字でまとめられるか知りたい

参加意図が知りたい

企業側は、応募者がなぜ自社のインターンシップに参加したいと感じたのか、その理由を知りたいと考えています。

数ある企業の中で、なぜ自社を選んだのかを明確に伝えることが求められます。

200字という文字数は、「なんとなく興味がある」などの漠然とした理由だけでなく、具体的な参加目的や意欲を伝えるには十分な長さです。

この文章量を活かして応募者の意識の高さや目的意識を読み取ろうとしているのです。

自己分析ができているかを知りたい

企業は、志望動機の中から応募者がどれだけ自己理解を深めているかも確認しています。

しっかりと自己分析ができている人は、自分の強みや課題、今後の目標などを言葉にして伝えることができます。

「興味があるから」だけではなく、「自分の〇〇という経験やスキルを活かし、貴社の〇〇に貢献したい」といった具体性のある理由があれば、応募者の考え方や計画性が伝わりやすくなります。

企業について調べきれているかを知りたい

また企業は、応募者がどれほど自社について調べてきたかも気にしています。

他社にも通用するような汎用的な内容では、「志望度が低いのでは」と判断される可能性があります。

一方、企業の事業内容やプロジェクトについて具体的に触れ、「自分はどのように役立てるか」まで言及することで、企業研究の深さや熱意、真剣さを伝えることができます。

これにより、企業側はその応募者がどれほど本気であるかを見極めます。

自社に合っている人かどうか確認したい

志望動機から、企業はその人が自社にフィットするかどうかを判断しようとします。

インターンは将来の採用候補を見つける場でもあるため、自社の価値観や社風に合う人物かどうかを重視しています。

そのため志望動機の中で、自社の理念や方針に共感し、自分はどのように貢献できるかを言葉にすることで、企業に「うちに合う人材だ」と思わせることができます。

200字でまとめられるか知りたい

企業は、200字という制限の中で応募者がどれだけ分かりやすく自分の考えを表現できるかも評価対象としています。

この文字数は、かなり短い文字数なため、文章構成力や論理的思考力が試されます。

文字数が少ないながらも、内容が充実していて読みやすい志望動機を書けば、応募者のコミュニケーション力や真剣さが伝わりやすくなるでしょう。

本選考とインターンの志望動機の違い

本選考とインターンの志望動機の違い
項目 インターン選考 本選考
選考の目的 学生の関心度や人柄の確認、育成目的もあり 長期的に活躍できる人材の採用
企業側が知りたいこと なぜその企業・業界に興味を持ったか、どんな経験をしたいか なぜ自社を志望しているのか、入社後どう貢献できるか
志望動機の深さ 興味ベースでもOK。探究心や将来性を重視 志望度の高さ+キャリアビジョンとの整合性が必要
自己PRとの違い 志望動機と自己PRが一体になっていても可 志望動機と自己PRを明確に分けて伝える必要がある
エピソードの求められ方 「なぜ興味を持ったか」の原体験があると好印象 「なぜ貢献できるか」を支える具体的な実績・経験が必要
ゴールの違い 「成長したい」「知りたい」でも伝わる 「入社して何を成し遂げたいか」まで言及が必要
学生側のアピールポイント 学ぶ意欲、挑戦心、吸収力 即戦力性、業界・企業理解、実現したい未来

インターンシップと本選考では、志望動機の方向性が少し異なります。

インターンでは業界や企業への関心の高さ、実務経験を通じてどんなことを学びたいかという「成長意欲」を前面に出すことが重要です。

具体的にどんなスキルを身につけたいか、現場に触れることで何を得たいのかを書くと効果的です。

一方で本選考では、その企業のビジョンや事業内容への共感、そして長期的にどう貢献したいのかという「定着・貢献意欲」が重視されます。

自分のキャリア観や価値観が企業とどう一致しているかを示し、「この企業だから働きたい」という姿勢を表現することが必要です。

つまり、インターンは“学びの場”としての意欲、本選考は“貢献の場”としての意欲を強調し、それぞれの場面に合わせた志望動機を考えることが大切です。

【200字のインターンシップ志望動機】業界理解から入る志望動機

志望動機を作成するにあたって、業界理解を示すアプローチ方法があります。

インターンに参加するきっかけが、業界への興味から始まった人は、以下の3点を志望動機に盛り込みましょう。

業界理解から入る志望動機
  • 興味を持った業界の背景を明確にする
  • 業界に属する企業でこそ学びたい意図を示す
  • 将来の目標と業界での経験をつなぐ

なぜ、インターンに参加したいのか、読み手にきちんとアピールできます。

興味を持った業界の背景を明確にする

まずは、興味を持った業界の背景を明確にしましょう。

表面的な興味ではなく、本質的に業界に興味があることをアピールできます。

インターンの志望動機で「マーケティング業界に興味があります」と伝えることは、間違いではありません。

しかし、多くの学生が同じ気持ちで参加するため、印象に残るのは困難です。

そこで、身近な出来事や課題意識など、業界との接点を伝えましょう。

その結果、あなたらしい志望動機になるでしょう。

業界に属する企業でこそ学びたい意図を示す

志望する業界で働くことを通して「何を学びたいのか」「どのような経験を積みたいのか」を明確にしましょう。

あなたが選んだ業界でしか得られない情報や経験を伝えることで、参加意欲をアピールできるからです。

「実践的な知識」「固有のスキル」「業界の慣習や文化」など、座学では得られない学びを強調するのがおすすめです。

志望動機が弱いと「別のインターンでもいいのでは?」と企業に思われるため注意してください。

将来の目標と業界での経験をつなぐ

将来の目標と業界での経験をつなぐ手法もあります。

インターンが短期的な経験ではなく、長期的な視点での自己成長の一環だとアピールできます。

将来性や成長性のある人材は、多くの企業が高く評価するでしょう。

インターンでも同様です。

自分の将来就きたい業務やキャリアパスを述べて、企業に期待感を抱かせましょう。

そのためには、将来の目標と志望業界でインターンに参加する意味を伝えてください。

【200字のインターンシップ志望動機】職種理解を深めたうえで書く

続いて、職種理解を深めた場合の志望動機について解説します。

職種に強い興味がある人は、以下の3点を軸に志望動機を展開しましょう。

職種理解を深めたうえで書く
  • 職種への関心を自分の軸と結びつける
  • 職種の役割に関する理解を言語化する
  • 職種に必要な資質と自分の強みを重ねる

企業に対して、職種への適性と熱意を同時にアピールできます。

職種への関心を自分の軸と結びつける

まずは、職種への関心を自分の軸と結びつけましょう。

活動経験や思考特性と職種を結びつけることで、志望動機の納得感が高められるからです。

たとえば、アルバイト経験からマーケティングの重要性を感じていたとします。

そこで「マーケティングについて、深く勉強したいと考えました」と伝えることで、インターンへの参加理由が補強できます。

学生時代の部活動やゼミなどから考えるのも効果的です。

職種の役割に関する理解を言語化する

志望動機を作成する際は、職種の役割についても触れましょう。

曖昧な憧れではなく、本質的な役割を理解していることをアピールできるからです。

インターンとはいえ、参加するのは仕事の一部です。

企業にとっては遊びではありません。

そのため、参加を希望する職種が、企業においてどのような役割を担っているのか理解しておきましょう。

マーケティングの場合、データ分析や市場調査の業務を担当します。

志望動機は、職種への理解度を示す内容にしましょう。

職種に必要な資質と自分の強みを重ねる

職種に必要な資質と自分の強みを重ねることも重要です。

インターンに参加するにあたって、自分がいかに適した人材であるかを論理的にアピールできます。

企業の多くは、インターンを募集するにあたって参加して欲しい人材の目星をつけている場合があります。

基本的には自社の価値観や適性にマッチした人材です。

そこで、参加を希望する職種に必要な要素を、あらかじめ分析しておきましょう。

企業とあなたの相性を合致させるほど、インターンに参加しやすくなります。

【200字のインターンシップ志望動機】企業共感をベースに展開する

インターンに参加する理由が「企業に共感したから」となる人も多いでしょう。

本章では、企業の理念や価値観に共感した場合の書き方について解説します。

以下の2点を意識することで、スムーズに作成できます。

企業共感をベースに展開する
  • 理念や方針に共感した理由を明らかにする
  • 共通する価値観が行動意欲につながる流れを示す

本章の解説をぜひ参考にしてください。

理念や方針に共感した理由を明らかにする

企業理念や方針に共感した人は、理由を明らかにしましょう。

あなたが志望企業とマッチしていることを伝えられるからです。

単に企業が「好き」という感情だけでなく、インターンシップでの貢献できるのかまでアピールしましょう。

もちろん、企業が好きであることは問題ありません。

しかし、どのように貢献できるかも伝えることで、企業に好印象を与えられます。

自分が企業のどの点に共感したのか言語化し、志望動機に盛り込みましょう。

共通する価値観が行動意欲につながる流れを示す

共通の価値観があなたの行動にどうつながるのか説明してください。

企業理念とあなたの価値観がマッチした結果、インターンに応募する人は多いでしょう。

しかし、あなたに与えた影響が不明だと、応募した理由が曖昧になります。

そこで、企業があなたの感情や思考にどう影響を与えたのか伝えましょう。

たとえば、「貴社の『挑戦を恐れない』という理念は、私が未経験の業務にも積極的に取り組む原動力となります」といった形です。

【200字のインターンシップ志望動機】自分の強みを活かした表現にする

自分の強みを活かした表現にする方法は、以下の3つです。

自分の強みを活かした表現にする
  • 強みが発揮される場面を想像して書く
  • 強みとインターンの内容がつながるように意識する
  • 強みの背景と再現性の高さを簡潔に示す

インターンの内容によっては、自分の強みを活かせるものもあるでしょう。

志望動機に強みを盛り込み、参加意欲をアピールしてください。

強みが発揮される場面を想像して書く

自分の強みを活かす場合、強みが発揮される場面を記載しましょう。

あなたが業務にどのように貢献できるかを示す強力な材料となるからです。

たとえば「部活動で主体性を発揮し、チームをまとめました」と伝えてください。

集団において、主体性を発揮できる人材であることを、企業に説明できます。

ただ「私の強みは主体性です」と伝えても想像ができません。

どの場面で強みが活かされたのか具体的に述べるようにしましょう。

強みとインターンの内容がつながるように意識する

強みとインターンの内容をつなげることも重要です。

強みと業務をマッチさせることで、企業に即戦力として期待させることが可能です。

もし、インターンの内容がマーケティングに関するものであれば、課題解決力やプレゼン力が必要になります。

そこで、志望動機に上記の強みを加えることで、インターンとのつながりが生まれるでしょう。

その結果、インターンを志望する理由に説得力が生まれます。

強みの背景と再現性の高さを簡潔に示す

志望動機では、強みの背景と再現性の高さを示すことも重要です。

強みは業務に活かされて、はじめて効果を発揮します。

貴重な強みを持っていても、活かせる環境になければ意味がありません。

そこで、志望動機には自分の強みが、インターンでも活かせることをアピールしましょう。

再現性のある強みほど、あなたへの期待感が高まります。

そのため、自分の強みを発揮できる状況や環境も志望動機に加えましょう。

【200字のインターンシップ志望動機】成長意欲を伝える視点で書く

インターンの志望動機は、成長意欲を伝える視点でも作成することが可能です。

以下の3点を意識すると効果的な志望動機になります。

成長意欲を伝える視点で書く
  • 学びたいこととその理由を明確にする
  • 現状の課題意識とその克服方法を絡める
  • インターンがキャリアの第一歩であることを強調する

業界への興味や企業の共感が当てはまらない人は、成長意欲をアピールしましょう。

学びたいこととその理由を明確にする

まずは、インターンで学びたいことと選択した理由を明確にしましょう。

何を学びたいのかを明らかにすることで、参加の意気込みや熱意が伝えられるからです。

マーケティング業界であれば、データ分析の手法やプロジェクトのマネジメント能力などが挙げられます。

さらに、データ分析を学びたいと考えるきっかけや背景も伝えましょう。

「学びたいです」と言われても企業は何を教えたらいいかわかりません。

そこで、得たい学びと理由をセットで説明しましょう。

現状の課題意識とその克服方法を絡める

現状の課題意識と克服方法を絡めるのも効果的です。

自己分析ができていることに加えて、成長意欲の両方がアピールできます。

また、内省を交えた成長ストーリーは企業の印象に残ります。

そこで「プロスペクト理論は理解しているが、現場で使用したことがありません」と伝えましょう。

マーケティングに関する意欲をアピールしつつ、インターンに参加する理由が明らかになります。

インターンがキャリアの第一歩であることを強調する

インターンがキャリアの第一歩であることを強調する方法もあります。

インターンへの本気度に加えて、長期的な視点でのキャリアプランがあることをアピールできます。

「このインターンは、マーケターとして知識を身につける目標に向けた大切な第一歩になると考えております」のように、具体的な目標と結びつけましょう。

インターンになんとなく参加したいのではなく、目標達成に欠かせないことが印象づけられます。

【200字のインターンシップ志望動機】面接を見据えた書き方に工夫する

インターンの志望動機を作成する際は、面接を見据えた書き方にしましょう。

面接を見据えるには、以下の工夫が効果的です。

面接を見据えた書き方に工夫する
  • 志望動機の中に面接で展開できる伏線を入れる
  • 面接官が気になる問いに先回りして応える構成にする
  • 逆質問に活かせる視点や学びの意欲を含める

インターンは内定を獲得するステップの1つです。

面接を意識した内容にしましょう。

志望動機の中に面接で展開できる伏線を入れる

インターンの志望動機の中に面接で展開できる伏線を入れましょう。

追加質問につなげられる設計にすることで、面接官に興味を持ってもらえるからです。

たとえば、「アルバイトの経験から協調性を学びました」と書くことで、面接官は「アルバイトの経験について詳しく教えてください」と質問しやすくなります。

ほかにも、業界や企業への独自の視点や疑問を織り交ぜましょう。

面接官がなぜそう考えたのか尋ねたくなるような「問い」を設定できます。

面接官が気になる問いに先回りして答える 応える構成にする

面接官が気になる問いに先回りして答える構成にするのも有効です。

面接官がどのような疑問を抱くかを予測し、疑問に対する答えを事前に用意しておくことで、あなたの論理的思考力を示めせます。

ビジネスの現場では課題を予測し、解決策を準備する能力に通じるため、高く評価されるでしょう。

また、想定される質問を踏まえた志望動機にすることで、焦る必要がなくなり安定感が出ます。

逆質問に活かせる視点や学びの意欲を含める

志望動機に逆質問に活かせる視点や学びの意欲を含めることも重要です。

逆質問は、入社意欲や熱意を伝えるのに欠かせません。

そのため、インターンの志望動機であっても逆質問を見越した内容にしましょう。

また、学びへの意欲を示すことは、主体性や成長志向のアピールにもなります。

たとえば「貴社でマーケティングを学ぶ中で、データ分析についてさらに深く知りたいのですが、どのような取り組みをされていますか?」といった具体的な質問が可能です。

【200字のインターンシップ志望動機】志望動機の文字数を減らすコツ

次は志望動機の文字数を減らすコツを紹介します。

200字以内の志望動機だと、字数が収まりきらないことはよくあると思います。

そのため、以下のポイントを押さえて、志望動機を作ってください。

内容を1つに絞る

志望動機の中に複数の要素を盛り込もうとすると、文章が長くなり、焦点がぼやけてしまいます。

そのため、「なぜこの企業なのか」や「どのような学びを得たいのか」といったポイントを1つに絞ることが大切です。

内容をひとつに絞ることで、文章に一貫性が生まれ、短い文字数でも相手に伝わりやすくなります。

構成を再確認する

志望動機を簡潔にまとめるには、文章の構成を見直すことが有効です。

「結論→理由→学びたいこと」といった基本的な順序に沿って書くことで、論理的に内容が伝わりやすくなります。

構成が整理されていないと、無駄な表現が増えたり、伝えたいことが埋もれてしまったりするため、書き上げた後は構成の見直しを必ず行うようにしましょう。

「だ、である」調を使う

文字数を抑えるためには、「〜です・〜ます」よりも「〜だ・〜である」といった文末表現にするのも一つの方法です。

「〜と考えています」より「〜と考える」の方が短くなり、内容に力強さが加わります。

ただし、企業によっては丁寧さが求められる場合もあるため、TPOに合わせて使い分けるようにしましょう。

短い言葉のいい回しを使う

同じ意味の表現でも、短く簡潔な言い回しに変えることで文字数を削減できます。

例えば「〜することができる」は「〜できる」に、「自分自身」は「自分」に言い換えると、文字数が抑えられる上に文章もすっきりします。

表現を簡素化しながらも、伝えたい内容を損なわないよう心がけることが大切です。

書いた後に声に出して読む

文章を書き終えたら、必ず声に出して読んでみることをおすすめします。

音読することで、文のつながりやリズムに違和感がないかを確認できますし、冗長な表現や曖昧な内容にも気づきやすくなります。

声に出すことで文章を客観的に見直すことができ、結果として無駄のない、伝わりやすい文章に仕上げることができます。

【200字のインターンシップ志望動機】書く際の注意点

次は志望動機を書く際の注意点を紹介します。

以下のポイントは多くの就活生が陥りやすいので、ぜひ参考にしてください。

文字数を守る

インターンシップの応募時には、多くの場合、文字数の指定があります。

この指定された文字数を守ることは、文章力だけでなく、指示を正確に読み取る力や、要点をまとめる力の評価にもつながります。

200字を少しでも超えてしまうと、読み手に対してマイナスの印象を与えてしまう可能性があるため、必ず文字数を確認したうえで提出するようにしましょう。

結論ファースト

限られた文字数の中では、最初に志望理由の結論を述べることが非常に効果的です。

「私は◯◯の理由でこのインターンを志望します」といった形で冒頭に結論を示すことで、読み手が話の要点をすぐに理解できるようになります。

結論を明示してから理由や背景を補足することで、短い文章でも内容の伝わりやすさが格段に向上します。

端的にまとめる

志望動機では、回りくどい表現や長い修飾語を避け、伝えたい内容を一文ずつ明確に述べることが大切です。

例えば、「〜と考えています」ではなく「〜と考えます」、「〜になりたいと考えています」では「〜を目指します」といったように、短く言い切る表現にすることで、簡潔かつ読みやすい文章になります。

1文に複数の内容を詰め込まないことも意識しましょう。

専門用語を使わない

インターンの志望動機は、あらゆる分野の担当者が読む可能性があるため、誰が読んでも理解できる文章であることが求められます。

特定の学問分野や業界でしか通じない専門用語や略語を多用してしまうと、読み手が内容を理解しにくくなり、伝えたい意図が届かなくなるおそれがあります。

そのため、専門用語はできるだけ避け、平易な表現で書くように心がけましょう。

【インターンの志望動機を200字で書く】他社と差がつく構成

インターンシップの志望動機を200字でまとめる際、多くの学生が似たような表現に陥りやすい傾向があります。

他社との差別化を意識することで、短い文章でもしっかり印象を残せる志望動機になります。

ここでは、選考で目に留まる文章に仕上げるための構成の工夫や意識すべき観点について解説します。

結論ファーストで志望理由を伝える

200字という文字数制限の中では、結論から書き始める構成が効果的です。

冒頭でインターンに参加したい理由を明確に伝えることで、読み手の理解がスムーズになります。

たとえば志望理由が業界理解を深めたいというものであれば、最初の一文でその目的を提示しましょう。

その後に、なぜこの企業を選んだのか、自分の関心や将来像とどう結びついているのかを補足すると、説得力が増します

限られたスペースの中では、回りくどい表現は避け、端的かつ論理的に書くことが大切です。

応募企業ならではの要素を盛り込む

多くの学生が見落としがちなのが、志望動機にその企業ならではの特徴を取り入れることです。

業界全体に当てはまるような一般的な表現では、他社でも通用するように見えてしまい、志望度が低い印象を与えることがあります。

採用ページや社員インタビューなどから得た企業独自の強みや取り組みを挙げ、それに対してどのように共感したのか、自分がその中で何を学びたいのかを記載すると、志望動機の質が高まります。

企業研究の成果を短く的確に盛り込むことが、選考突破への鍵となります。

自分らしさが伝わるエピソードを添える

200字という制限があるからこそ、自分らしさを感じさせる具体的な経験をひとつ添えることが有効です。

過去に取り組んだことや努力したエピソードを、端的に紹介しましょう。

たとえばチームでの課題解決経験やリーダーシップを発揮した場面などが挙げられます。

ここで大切なのは、単なる自慢話に終わらず、インターンシップでその経験をどう活かしたいかを結び付けて書くことです。

経験と志望理由をリンクさせることで、自己理解が進んでいる印象を与えることができます。

汎用的な表現を避けて具体性を意識する

志望動機において、よくある言い回しや抽象的な表現は避けたいところです。

200字という短さでは、無駄な言葉をできるだけ省き、読み手に強い印象を与えるための具体的な語句を選ぶ必要があります。

たとえば興味がある、魅力を感じたといった曖昧な言葉だけで終わるのではなく、具体的に何にどのような点で惹かれたのかまで言及しましょう。

実際のサービスやプロジェクト名を出すと、リアリティと説得力が加わります。

文章の密度を高めることで、限られた文字数でも質の高い志望動機が完成します。

【200字のインターンシップ志望動機】自分の強みを効果的にアピールする例文15選

自分の強みを効果的にアピールする例文を15個紹介します。

インターンではどの強みをアピールするかによって、企業の受け取り方が異なります。

そのため、企業が求める人物像にマッチした強みにすることが重要です。

自分の強みを志望動機に盛り込む場合、どういった文章になるのか参考にしてください。

インターン 志望動機 200字 自分の強みを効果的にアピールする例文15選
  1. チームを支える調整力で円滑な協働を目指す
  2. 傾聴力を活かして相手の意図を正確にくみ取る
  3. 粘り強さで課題に挑み続ける姿勢を伝える
  4. 論理的思考力を軸にした問題解決への挑戦
  5. 行動力を活かしてスピード感ある現場で貢献
  6. 企画力を活かして新しい価値の提案を志す
  7. 協調性を発揮してチーム成果の最大化に挑む
  8. 初対面でも打ち解けられる柔軟な対応力を活かす
  9. 俯瞰的な視点で全体最適を考えられる強みを活用
  10. タスク管理の力で安定した成果に導く姿勢
  11. 情報収集力で意思決定の質を高める意欲
  12. 問題解決力で現場の課題に向き合う姿勢を示す
  13. 継続力を活かして地道な努力を積み重ねる
  14. 観察力で相手の変化を察知し行動につなげる
  15. 丁寧さを活かして信頼を得る対応を目指す

1.チームを支える調整力で円滑な協働を目指す

例文

貴社の「チームで課題解決に取り組む」姿勢に強く共感しています。

大学のゼミで意見が対立した際、私は双方の意見を深掘りし、共通目標を再定義することで、全員が納得する解決策を導きました。

この経験から、連携の重要性を痛感しました。

インターンでは10名で1つのチームを作ると伺いました。

そこでメンバーと積極的に連携し、貴社の目標達成に貢献したいです。

2.傾聴力を活かして相手の意図を正確にくみ取る

例文

貴社のインターンでは、相手の真意をくみ取る強みを活かしたいです。

アルバイトを経験した際、言葉の裏にあるニーズを理解する重要性を学びました。

とくに、対人対応の場面では、お客様やチームメンバーの声を丁寧に聞き、共感することで信頼関係を築いてきました。

この強みを活かすことで、貴社の業務に貢献し、実務でしか学べない深い対人スキルを習得したいです。

3.粘り強さで課題に挑み続ける姿勢を伝える

例文

貴社のインターンでは、私の継続力を活かしたいと考えております。

大学のゼミでは経済学を専攻していました。

研究発表に取り組んだ際、困難な状況に直面しても諦めず、粘り強く試行錯誤を重ねることで、最終的に学部内で優秀賞を受賞しました。

ゼミでの経験から、目標達成には継続が不可欠だと学びました。

貴社の実務においても、この粘り強さを発揮し、貢献したいです。

4.論理的思考力を軸にした問題解決への挑戦

例文

貴社のインターンでは、私の論理的思考力が活かせると考えています。

大学の学園祭の実行委員を担当した際、複雑な課題に直面しました。

そこで私は問題を細かく分解し、それぞれの要素を冷静に分析することで、最適な解決策を導き出しました。

この経験から、困難な状況でも冷静に判断する重要性を学びました。

インターンでも、論理的なアプローチで貴社の業務に貢献し、実践的な課題解決能力を磨きたいです。

5.行動力を活かしてスピード感ある現場で貢献

例文

貴社のインターンで、私の「まず動く」という強みを活かしたいです。

私は大学2年から4年にかけて、ビジネスコンテストに参加しました。

プロジェクトで計画が行き詰まった際、私は議論よりまず試行錯誤し、即座に改善を重ねることで目標を達成しました。

この経験から、即実行と即改善の重要性を学びました。

貴社のインターンでも、この柔軟性とスピード感を持ち、積極的に貢献したいです。

6.企画力を活かして新しい価値の提案を志す

例文

貴社のインターンシップで、ゼロから企画を立ち上げた私の経験を活かしたいです。

大学祭実行委員として、地域連携イベントを企画したことがあります。

このイベントは前例がないため、賛同者を募ることにしました。

その結果、さまざまなアイデアが集まり、魅力的なイベントになりました。

この経験から、自ら課題を見つけ、主体的に行動することの重要性を痛感しています。

インターンでも、与えられた業務だけでなく、積極的に提案・実行し、貴社に貢献しながら実践力を高めたいです。

7.協調性を発揮してチーム成果の最大化に挑む

例文

私は、メンバーそれぞれの強みを活かした連携が、最高の成果を生むと信じています。

過去に参加した食育プロジェクトでは、チーム内の多様なスキルを見極め、役割分担を最適化することで、目標達成に貢献しました。

貴社のインターンシップでも、積極的に周囲と協力し、互いの得意分野を活かしたいと考えています。

その結果、チームとして最大のパフォーマンスが発揮できると確信しています。

そして、貴社の掲げる目標達成に貢献したいと考えております。

8.初対面でも打ち解けられる柔軟な対応力を活かす

例文

変化の激しい広告業界において、貴社のインターンシップで私の環境適応力と関係構築力を活かしたいです。

私は、チェーン居酒屋で4年働いています。

繁忙期には、近所の店舗で助っ人として働くこともありました。

私は、新天地でもすぐに周囲と信頼関係を築き、スムーズな連携を実現しました。

この強みで、貴社の多様なプロジェクトに迅速に適応し、初対面の方とも積極的に協働することで、即戦力として貢献したいです。

9.俯瞰的な視点で全体最適を考えられる強みを活用

例文

貴社の「全体最適を追求する」事業展開に共感し、インターンを志望いたします。

大学が主催の環境プロジェクトでは、一部に偏らず全体を俯瞰し、バランスを考慮して課題を解決しました。

この経験から俯瞰的な視点で物事を捉える重要性を学びました。

この俯瞰的な視点を貴社の事業に活かし、多角的な視点からチームの目標達成に貢献することで、貴社の更なる発展に貢献したいです。

10.タスク管理の力で安定した成果に導く姿勢

例文

貴社のインターンで、私のマルチタスク管理スキルを活かし、更なる成長を遂げたいです。

学業では、複数のタスクと課題の厳しい期限を同時に管理し、計画通りに成果を出してきました。

当初は失敗することもありましたが、現在ではアプリをうまく活用し、タスクを管理しています。

この経験で培った計画性を貴社の業務で発揮し、実務における複雑な状況下でも成果を創出するノウハウを学びたいです。

11.情報収集力で意思決定の質を高める意欲

例文

貴社のデータアナリスト職に強く惹かれたため、インターンを志望します。

私は、必要な情報を的確に集め、分析し、客観的な判断をくだすことにやりがいを感じてきました。

とくに大学の研究で膨大なデータを扱い、仮説検証を繰り返す中で、このスキルを磨いてきました。

貴社でこの強みを活かし、実務における多角的なデータ分析と意思決定プロセスを深く学び、貴社の事業成長に貢献したいです。

12.問題解決力で現場の課題に向き合う姿勢を示す

例文

貴社のマーケティング事業に深く興味を抱き、インターンを志望します。

私は、目の前の課題に対し、自ら原因を深掘りして対策を講じることを得意としています。大学の講義では、データから問題点を見つけ出し、自ら試行錯誤して改善策を実行した経験があります。

課題を解決できた時には大きな達成感を覚えました。

この主体的な課題解決力を活かし、貴社の抱えるマーケティング課題に取り組み、貢献したいです。

13.継続力を活かして地道な努力を積み重ねる

例文

貴社のインターンシップで、私の強みである継続的な努力を活かしたいです。

大学の研究で、結果がすぐに出なくとも粘り強く試行錯誤を重ね、最終的に研究発表に成功した経験があります。

発表の経験から、成果を出すには地道な努力が不可欠だと学びました。

インターンでもこの強みを活かし、困難な課題にも粘り強く取り組むつもりです。

さらに、社会に貢献できる人材となるための基盤を築きたいです。

14.観察力で相手の変化を察知し行動につなげる

例文

貴社の「顧客中心主義」という理念に深く共感し、インターンを志望いたします。

私は人や状況の微細な変化に気づく観察力が強みです。

この力を活かし、お客様の潜在的なニーズを捉え、期待を超える提案をすることで、貴社の顧客満足度向上に貢献したいと考えております。

チーム運営においても、メンバーの変化を察知し、円滑な連携で成果最大化に貢献したいです。

15.丁寧さを活かして信頼を得る対応を目指す

例文

貴社のインターンシップで、私の強みである細部への丁寧な対応力を活かしたいです。

私の強みはカフェでのアルバイトで培われました。

これまで、どんな小さな業務でも妥協せず取り組むことで、周囲からの信頼を築いてきました。

この経験から、お客様に信頼されることの重要性を実感しています。

貴社でこの強みをさらに磨き、将来お客様やチームから深く信頼されるプロフェッショナルとして成長していきたいです。

【文字数別】インターンシップの志望動機例文

インターンシップの志望動機は、エントリーシートや応募フォームによって求められる文字数が異なります。

100字から500字まで、それぞれの制限に応じてどのように伝えるべきかを把握しておくことは重要です。

ここでは、文字数ごとのインターンシップ志望動機の例文を紹介し、伝えたい要素をどのように盛り込むかの参考にしていただけます。

100字

例文

貴社の小売ビジネスにおける現場力に興味を持ち、顧客対応の工夫や改善姿勢を学びたく応募しました。

接客経験を活かし、課題発見力と実行力を実務を通じて高めたいです。

200字

例文

小売業界の中でも現場での対応力やお客様目線の改善施策に強みを持つ貴社に関心を持ち、インターンシップに応募しました。

大学ではマーケティングを学び、アルバイトでは売場作りやお客様対応に力を入れてきました。

インターンを通じて、貴社の店舗運営の工夫や現場での意思決定プロセスを深く理解し、今後のキャリア選択にも活かしていきたいと考えています。

300字

例文

顧客体験を徹底的に重視する姿勢に強く魅力を感じ、貴社のインターンシップに応募しました。

アルバイト先では店舗売上を伸ばすため独自にPOPを制作し、購買率を一五%向上させた実績があります。

この経験から、顧客の潜在ニーズを深く掘り下げ、具体策へ落とし込む力の重要性を学びました。

貴社の現場でサービス開発のプロセスやデータドリブンな意思決定を体験し、課題発見から改善提案までを一気通貫で実践する力を養いたいと考えています。

将来は顧客満足と収益を両立させるマーケターを目指します。

さらに、海外展開を見据えた多文化マーケティングの視点も吸収し、視野と対応力を広げたいです。

その成果を学内活動にも還元する予定です。

400字

例文

小売業界の中でも、現場主導でお客様視点の改善に取り組む企業文化に強く惹かれ、インターンシップに応募しました。

私は大学で消費者心理を学びながら、接客アルバイトで信頼構築やリピーター獲得に注力してきました。

売上データを分析し、売場の配置変更や商品提案を実施して購買率を一五%伸ばした経験があります。

現場起点で課題を特定し改善を回す力が身に付いたと感じています。

貴社のインターンでは業務を体験し、自分の強みがどこまで通用するかを検証したいです。

また、社員の方々との対話を通じ価値観や判断基準を吸収し、将来のキャリア設計に活かします。

さらに、多様な顧客の声を現場で観察し、海外展開も視野に入れた提案力を磨きたいです。

加えて、大学で培ったデータ分析スキルと心理学的アプローチを組み合わせ、顧客体験を定量と定性の両面から向上させる手法を実践的に学びたいと考えています。

現場と本部を繋ぐ架け橋となる人材を志します。

500字

例文

インターンシップを通じて、貴社が掲げる現場主導の価値創造や顧客視点の業務改善を実践的に学びたいと考え応募しました。

大学では心理学を専攻し、消費者行動ゼミで購買動機の調査や仮説検証を行い、行動データの分析手法を習得しました。

また、アパレルショップのアルバイトでは接客と売場改善を担当し、陳列変更やPOP提案で月間売上を二〇パーセント伸ばした経験があります。

課題を抽出し、チームと協働して改善策を実行する中で、数字に基づく仮説構築と検証サイクルの重要性を学びました。

貴社のインターンでは業務フローや意思決定の背景を体験し、自分の強みがどこまで通用するか確かめたいです。

さらに、顧客の声を現場で観察し、提案力を磨いてキャリアの基盤を築きます。

将来は現場と本部を繋ぎ、改善案で顧客満足と収益向上を更に実現するマーケターを目指しています。

そのために必要な分析力とコミュニケーション力を貴社の学びの多い環境で高めます。

自身の成長を定量的に振り返り、持続的に価値提供できる人材へと進化したいです。

【200字のインターンシップ志望動機】志望動機作成のNG例

インターンの志望動機を作成するにあたって避けるべき点を3つ解説します。

以下の3つに当てはまっていないかチェックしましょう。

志望動機作成のNG例
  • 抽象的な言葉だけで内容が伝わらない構成
  • インターンで何をしたいかが示されていない
  • 自己アピールと企業内容が結びついていない

無意識のうちにマイナス評価を受けないよう注意してください。

抽象的な言葉だけで内容が伝わらない構成

抽象的な言葉だけで内容が伝わらない構成には注意しましょう。

熱意や興味といった漠然とした表現では、具体的に何をしたいのか、何に惹かれているのかが面接官に伝わりません。

さらに誰にでも当てはまるような言葉では、あなたの個性や企業への本気度が伝わらず、印象にも残らないでしょう。

インターンの志望動機であっても「貴社のデータ分析の手法を学びたいです」と明確に伝えることが重要です。

インターンで何をしたいかが示されていない

インターンで何をしたいかが示されていない志望動機も注意が必要です。

インターンを通じて得たい学びが欠けていると、目的意識が弱いと判断されるでしょう。

その結果、選考で落とされる可能性が高くなります。

インターンは単なる企業見学ではありません。

「学びたい」という意欲に加えて、得た学びをどう活かしたいのかを示す必要があります。

募集要項や事業内容から、身につけたスキルを明らかにしておきましょう。

自己アピールと企業内容が結びついていない

志望動機の自己アピールと企業内容が結びついていないのもNGです。

自分の強みを述べても、企業や業務と関係していなければ、評価につながりません。

たとえば、英語力を伝えても仕事で英語が必要のない会社もあります。

英語力自体は素晴らしいですが、企業はあなたの強みに魅力を感じないでしょう。

そこで、自分のアピールしたいポイントが企業の求める人物像にマッチしているか、確認してから提出してください。

【200字のインターンシップ志望動機】志望動機がなかなか思いつかない場合

これまで200字のインターン志望動機を解説していきました。

しかし中には、そもそも志望動機が思いつかない人もいると思います。

そう言った方は以下の項目を確認し、志望動機を考えてみると良いでしょう。

インターンを参加したいと思った理由を振り返る

まず、自分がインターンに参加したいと思ったきっかけや理由を振り返ってみてください。

大学で学んだことを実践で試してみたい、社会人としての働き方を知りたい、自分の適性を確かめたいなど、人それぞれに動機があります。

その原点を思い出すことで、自分らしい志望動機が自然と浮かびやすくなります。

業界分析

志望動機には、その業界に対する理解や関心の深さも反映させることが重要です。

どのような社会的役割を担っているのか、今後どのような展望があるのか、自分の価値観やキャリアプランとどのように関係しているのかを考えてみてください。

業界の特性を踏まえた言葉を盛り込むことで、説得力のある動機になります。

企業分析

インターンに応募する企業を選んだ理由をはっきりさせることも大切です。

企業の理念、事業内容、社員の雰囲気、インターンのプログラム内容など、調べていく中で自分が魅力を感じた点を言語化してみてください。

企業独自の特徴に触れることで、「どの企業でもよかった」という印象を避けることができ、納得感のある志望動機につながります。

【200字のインターンシップ志望動機】よくあるQ&A

落ちる可能性が高いです。最低限の字数の制限やルールを守れないと、仕事でもそう言った規則を守ることができないのでは?と思われ評価は低くなります。

また、最近ではwebフォームでESを入力することが主流で、字数が足りていなかったり、多かったりすると、エラーとなり入力完了できません。

基本的にはこの記事の「志望動機の文字数を減らすコツ」を見て対応しましょう。

それでも字数を減らせない場合は、chatGPTなどの生成AIなどに、「字数を減らせる部分を教えて」などと指示して、あなたの志望動機で文字数を削る部分を見つけましょう。

ぴったりでも評価は変わりません。200字ちょうどにするために、無理な文章変更をすると逆に評価が悪くなる可能性があるので注意です。

制限の9割の180字〜200字以内で書けば問題ないです。

もちろんなります。評価されるのは「経験のスケール」ではなく、「その経験から何を学び、どう行動したか」です。たとえばアルバイトでの接客経験も、「相手の立場に立って考える姿勢を身につけた」といった学びにつなげれば、企業が求める素質と結びつけることができます。大切なのは、自分の体験をどう言語化し、将来の成長意欲につなげるかです。

テンプレートは“型”としては有効ですが、“中身”が自分らしければ問題ありません。むしろ、構成が整理されていない志望動機は読みづらく、印象に残りません。大事なのは、自分の言葉で語ること。「なぜそれに興味を持ったのか」「自分がどんな人間なのか」を軸にすれば、たとえ似た構成でも、内容でしっかり差がつきます。

大丈夫です。むしろ、業界研究が浅い段階では「〇〇に触れてみたい」「△△に挑戦してみたい」といった素直な興味・探究心が伝わる方が自然です。たとえば、「人のキャリアに関わる仕事に興味があり、人材業界のインターンを志望しました」と書けば、完璧な知識がなくても熱意は十分伝わります。学びの意欲を強調することで、成長可能性を感じさせる志望動機に変えられます。

他の人とテーマが似ていても、「自分だけのエピソード」や「価値観の視点」を盛り込めば差別化できます。たとえば「人と関わる仕事に興味がある」はよくある動機ですが、「高校時代のボランティア経験から、人の行動変容に関心を持った」といったエピソードがあるだけで、一気にオリジナリティが出ます。「なぜそう思ったか?」を掘り下げることが個性になります。

迷ったら、企業の採用サイトやインターン募集要項にある「求める人物像」や「インターンの目的」に目を通し、それに沿うように調整しましょう。志望動機の中に「貴社の〇〇という考え方に共感した」という一文があるだけで、企業研究の痕跡が伝わり、マッチ度も高まります。完璧である必要はありませんが、「その企業だから応募した」という意思表示は評価されます。

形式は“読みやすくするための枠”であり、伝えたい中身こそが勝負です。形式を意識するのは大切ですが、最初から枠に当てはめようとすると逆に内容が薄くなりがちです。まずは「本当に書きたいこと・伝えたいこと」を明確にし、それを読者(企業)が読みやすい形に整えていく順序を意識しましょう。思いが込められた文章は、多少不格好でも必ず伝わります。

まとめ

本記事では、インターンの志望動機を作成するにあたって評価される書き方について解説してきました。

インターンの志望動機は、内定を獲得するためにも重要です。

インターン程度と考えず、真剣に取り組みましょう。

志望動機を作成する際、業界や企業、自分の強みなどを絡めることが重要です。

単に「参加したいです」と伝えても、高評価は得られにくいので注意してください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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