【おすすめの四字熟語21選】四字熟語を使って印象に残るESを書こう!四字熟語の効果的な使い方を解説!

【おすすめの四字熟語21選】四字熟語を使って印象に残るESを書こう!四字熟語の効果的な使い方を解説!

皆さんはご自身のESに自信はありますか?

「とりあえずESを書いてみたけど、十分に伝えきれていない」

「他の学生とは一風変わった、印象に残りやすいESを書きたい」

と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて、「四字熟語」を使ったESの書き方をご紹介します。

 ・ESに四字熟語を用いることのメリット

 ・ESで実際に使える四字熟語の例と意味

 ・四字熟語を用いたESの例文

などについて解説していくので、ぜひご覧ください。

【ESで使える四字熟語】ESで四字熟語が役立つ理由

まずは、ESで四字熟語を用いることのメリットとしては、

 ・わかりやすくアピールできる

 ・印象に残ることができる

 ・面接の対策ができる

という3つのメリットがあります。

ここからはこの3つについて解説していきます。

わかりやすくアピールできる

1つ目に、「わかりやすくアピールできる」というメリットがあります。

四字熟語を用いると、20字程度の内容をたった4文字で表現することができるので、自分の能力や性格を簡潔かつ明確に伝えることができます。

また、「300字以内で自己PRをしてください」のような厳しい文字数制限のあるESなどにおいては、他の部分に文字数を割くことができるので、ESの内容を充実させることにもつながります。

このように、限られた文字数の中で最大限のアピールをしなければならないESにおいては、四字熟語は非常に有用なツールになります。

印象に残ることができる

2つ目に、「印象に残ることができる」というメリットがあります。

そもそも、ESにおいて四字熟語を使ってアピールする学生は多くありません。

そのため、四字熟語を用いるだけで読み手にインパクトを与えることができます。

また、四字熟語がタイトルやキャッチフレーズのように機能するので、後の内容が伝わりやすくなるので、文章全体の魅力を向上させることにつながります。

ESの内容がわかりやすく、内容がしっかりと伝わってくれば、それだけで読み手の印象に残りやすくなります。

面接の対策ができる

3つ目に、「面接の対策ができる」というメリットがあります。

面接では「あなたを一言で表すと何ですか?」や「あなたを四字熟語で表すと何ですか?」という質問がくることがあります。

そのため、自分自身の能力や性格を四字熟語で考えておくこと自体が、面接の対策となります。

面接では誰もが緊張してしまいがちなので、咄嗟に言葉が出てこなくなってしまうことがあります。

これを機会に、自分自身についてどんな四字熟語が当てはまるのか、振り返ってみましょう。

【ESで使える四字熟語】おすすめの四字熟語21選

ここからは、「自分の長所」、「自己PR」、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「志望動機」などの質問項目で実際に活用できる四字熟語の例を紹介していきます。

ここでは

 ・冷静

 ・努力家

 ・負けず嫌い

 ・責任感がある

 ・柔軟性がある

 ・行動力がある

 ・リーダーシップ

の7つに大別し、それぞれ1つに対して3つの四字熟語を紹介していきます。

ESだけでなく、面接時の自己PRとしても活用できるので、ぜひご覧ください。

冷静

1つ目は「冷静さ」を表す四字熟語です。

 ・沈着冷静(ちんちゃくれいせい)~落ち着いていて、動じない様子

 ・虚静恬淡(きょせいてんたん)~心静かでわだかまりがなく、さっぱりしている様子

 ・言笑自若(げんしょうじじゃく)~どのようなことがあっても平然としている様子

などが挙げられます。

例えば締めに、「言笑自若を意識して、落ち着いて業務を遂行します」などと活用できます。

突発的なトラブルへの冷静な対応が求められる業務や、小さなミスすら許されないような職種・業界を志望する際などに、用いることができます。

努力家

2つ目は、「努力家」を表す四字熟語です。

例えば、

・初志貫徹(しょしかんてつ)~最初に決めたことを最後まで持ち続ける様子

・万里一空(ばんりいっくう)~目標を見据え、たゆまず努力を続ける

・臥薪嘗胆(がしんしょうたん)~将来の目的や成功のために苦労に耐えること

などが挙げられます。

例えば締めに「○○という目標を達成するため、初志貫徹します」などと活用できます。すぐには成果が表れにくい業務や、コツコツと継続した努力が必要な職種・業界を志望する際に用いるとよいでしょう。

負けず嫌い

3つ目は、「負けず嫌い」を表す四字熟語です。

例えば、

・不撓不屈(ふとうふくつ)~強い意志を持ちどんな苦労や困難にもくじけない

・七転八倒(しちてんはっき)~何度失敗してもやりぬくこと

・百折不撓(ひゃくせつふとう)~何度失敗してもくじけず立ち上がり、信念を曲げない

などが挙げられます

例えば締めに、「不撓不屈の精神で、壁に当たってもやりぬいて見せます」などと活用できます。

営業職のように、同期や他社との競争が激しい職種を志望する際などに有効です。

責任感がある

4つ目は、「責任感」を表す四字熟語です。

例えば、

・有言実行(ゆうげんじっこう)~発言したことを、責任を持って成し遂げる

・謹厳実直(きんげんじっちょく)~慎み深く、真面目で正直

・慎始敬終(しんしけいしゅう)~最初から最後まで気を抜かず手を抜かずやり通すこと

が挙げられます

例えば締めに、「責任感を持って業務を遂行し、有言実行して結果を残します」などと活用できます。

例えば、チームで連携してプロジェクトを進めることが多い職種や、顧客とやり取りをする機会が多い職種を志望する際に有効です。

柔軟性がある

5つ目は、「柔軟性」を表す四字熟語です。

例えば、

・千思万考(せんしばんこう)~あれこれ考えを巡らせること

・当意即妙(とういそくみょう)~即座にその場に適応した機転を利かせること

・一上一下(いちじょういちげ)~その場に応じて適切に処理すること

などが挙げられます。

例えば締めに「千思万考し、業務を行う中でぶつかった壁を打破したいと思います」などと活用できる

例えば、社内外の多くの人や組織を巻き込んだプロジェクトを進めることが多い職種や、トラブルへの対応力が必要とされる職種を志望する際などに有用です。

行動力がある

6つ目は「行動力」を表す四字熟語です。

・剛毅果断(ごうきかだん)~意志が強く、思い切って物事をやること

・疑事無功(ぎじむこう)~疑いやためらいながら物事を行っても成果は期待できないから、迷うことなく断行すべきという戒めの言葉

・勇往邁進(ゆうおうまいしん)~恐れず、自分の目的や目標に向かいまっすぐ進むこと

例えば、締めに「剛毅果断な決断を大切にし、イノベーションを起こしたい」などと活用できます。

例えば、ベンチャー企業のように、かなり早い段階から個人に裁量権を与えて仕事を任せることが多い業界や企業を志望する際などに有用です。

リーダーシップ

7つ目は「リーダーシップ」を表現する四字熟語です。

例えば、

・察言観色(さつげんかんしき)~人の言葉や顔つきを察し、人の性質や考え方を見抜くこと

・敢作敢当(かんさくかんとう)~決断して行動した結果の責任をしっかりととること

・懇切丁寧(こんせつていねい)~細かいところまで注意が行き届き、手厚く親切なこと

などが挙げられます。

例えば「自分の経験を生かし、懇切丁寧な後輩教育を行っていきたい」などと活用できます。

自分自身が主体となって、他の人を巻き込みながら仕事をしていくことが求められる職種などを志望する際などに有用です。

【ESで使える四字熟語】四字熟語を使ってアピールをする例文

さて実際に、自己PRで「粘り強さ」をアピールする例を紹介します。

私の強みは粘り強さです。
学生時代に私は英語学習に力を入れており、TOEICで900点以上を獲得することが目標でしたが、当初は最高でも600点しか取れませんでした。
確実に実力を挙げるには、毎日3時間以上の勉強が必要だと思いましたが、バイトや学業などと両立することは決して容易ではありませんでした。
そこで外出中でも隙間時間を使って勉強ができるように教材を使い分けるなどの工夫を重ね、1日3時間以上の勉強時間を確保することができ、最終的には910点を獲得しました。
御社に入社した際は、この経験を生かし、万里一空の精神で、工夫しながら解決の糸口を見出し、御社に貢献したいです。

【ESで使える四字熟語】ESで四字熟語を使う際の注意点

ただし、四字熟語を使用する際には気を付けておかなければならないこともあるので注意しましょう。

特に、 

 ・四字熟語の使い過ぎ

 ・四字熟語の用法の誤り

には注意が必要です。

四字熟語はスパイスとして取り入れる分には、知性を演出することができるので有効ですが、多用してしまったり、誤用してしまうと、悪い印象を与えてしまいます。

四字熟語を使いすぎない

まず、四字熟語を使いすぎないようにしましょう。

四字熟語を使うのは「自分の強みをアピールするときだけ」や「入社後の抱負を述べるときだけ」のように制限を定め、使いすぎないようにしましょう。

同じ表現を多用すると、かえってあなたの印象を薄めてしまいます。

また、複数の四字熟語を使用してしまうと、四字熟語の「簡潔かつ明確」という良さが薄れてしまうため、別の四字熟語で言い換えるのもNGです。

ふさわしい四字熟語を選ぶ

次に、ふさわしい四字熟語を用いるようにしましょう。

当然ですが、四字熟語を誤用してしまうと「この子、だいぶ背伸びしたんだな」という印象を与えてしまったり、読み手を混乱させてしまったりします。

しっかりと意味を理解していたつもりでも微妙に間違えていたり、文字に起こしたら漢字を間違えてしまったりということは往々にして起こりますので、必ず、一度は調べてから用いるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。

ここまで、

 ・ESに四字熟語を用いることのメリット

 ・ESで実際に使える四字熟語の例と意味

 ・四字熟語を用いたESの例文

 ・四字熟語を用いる際の注意点

などについて解説してきました。

四字熟語を用いることには、自分の能力や性格を端的に表現できるというメリットがありますが、多用したり、誤用したりしてしまうと、かえって悪い印象を与えてしまうので注意が必要です。

四字熟語を用いてESを書いた場合は、十分に読み返したり、人に添削してもらったりして、全体の印象を確かめるようにしましょう。

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