【大学3年生】就活はもう無理だと感じるあなたへ!対処法と就活の成功させる手引きを解説

【大学3年生】就活はもう無理だと感じるあなたへ!対処法と就活の成功させる手引きを解説

「志望企業から内定がもらえない」

「選考に落ちてばかりでもう疲れた」

上記のように就活が思うように進まず、苦しい思いをしている就活生は多いでしょう。

本記事は就活がもう無理だと感じている就活生向けに、対処法と成功させるための手引きを解説します。

内定が獲得できない状況は将来が不安になるでしょう。

さらに不安な状態で就活を継続するのは困難です。

自分がなぜ就活は無理だと考えているのかきちんと理解するためにも本記事を参考にしてください。

就活が無理だと感じる人は多い

就活が無理だと感じる人は大勢いるため、必要以上に心配する必要はありません。

確かに学業やゼミとの両立に追われて忙しくしている就活生は多いでしょう。

また、友人の就活がうまくいっている様子を目の当たりにすると気持ちが落ち込みます。

しかし、就活は自分のペースで進むことが重要です。

周囲の流れに合わせる必要はありません。

就活していると「友人の◯◯さんは内定を5つ獲得している」「△△ゼミから大手企業に就職が決まった」など羨ましいと感じる瞬間があるでしょう。

自分の感情は認めつつも就活に集中してください。

他人の就活がスムーズに進んだからといって自分の就活が改善するわけではありません。

時には立ち止まりながら、自分のペースで就活に取り組みましょう。

世間の就活状況

本章では世間の就活状況を解説します。

周囲の就活状況を理解することで必要以上に心配したり、不安になったりしなくなるでしょう。

就活の目的は自分が納得した企業から内定を獲得することです。

数多くの企業から内定をもらっても、入社したいと思える企業がなければ意味がありません

また、4月に入社する企業は1社です。

2社以上の内定を保持していても辞退しなければなりません。

内定を複数獲得するよりも、自分が強く入社を志望する企業1社から内定がもらえるように行動しましょう

平均何社落ちるのか

就活は10社応募しても8社以上は落とされると言われています。

株式会社リクルートが運営する就職みらい研究所の調査によると、2024年は就活生1人あたり平均12.71社にエントリーしています

実際に内定を獲得したのは2.61社です。

つまり、応募した企業の約80%は落ちる計算になります。

実際の企業数に換算すると12社に応募したら10社以上は不採用になる計算です。

そのため自分が現在10社未満のエントリー数で内定が0個なら焦る必要はありません

世間の就活生も同じような状況です。

就活は応募数が重要になります。

数多くの企業に応募すれば確率だけで見るといずれ内定が獲得できるでしょう。

出典:リクルート 就職みらい研究所調べ

第一希望の企業に就職する割合

第一希望群の企業に就職する就活生の割合は64%です。

上記の数値は就職みらい研究所のデータを元にしています。

半数以上の就活生が自分の理想とする企業に就職できていることがわかります。

就活を終えていない就活生にとって、志望する企業に就職できるか心配になるでしょう。

しかし、きちんと就活すれば理想の企業への就職が狙える状況です。

「第一志望に就職できるのは一握りの就活生だけだろう」と諦める必要はありません。

自己分析と企業研究を通して、自分が納得できる企業を見つけて挑戦してみましょう。

また、同様の研究では77.2%の就活生が就職先に納得していると回答しています。

仮に第一志望群の企業でなくとも魅力的な企業に入社できる可能性はあるでしょう。

失敗を恐れずに志望企業にエントリーしてください。

就活が無理だと感じる理由

就活が無理だと感じる理由に以下の5つが挙げられます。

就活が無理だと感じる理由
  • インターンの選考に落ちた
  • 早期選考に落ちた
  • やりたい仕事がない
  • とにかく内定がもらえない
  • 学歴や性格でハンデを感じる

就活は自分の思うように進まないため無理だと感じる瞬間があります。

しかし、内定を獲得するには諦めないことが重要です。

本章を読んで自分の気持ちを言語化しましょう。

冷静な気持ちで就活に挑戦できます。

インターンの選考に落ちた

就活が無理だと感じる理由の1つ目はインターンの選考に落ちた時です。

インターンとはいえ選考から落とされるのはいい気分ではありません。

そのため、落ち込む就活生は多いでしょう。

とくに真剣に就活している人ほどショックも大きくなります。

しかし、インターンと本選考は別物です。

インターンに落ちたからといって本選考も落ちるとは限りません。

本選考までに努力を重ね、成長することで内定獲得は可能です。

インターンの選考に落ちた事実をきちんと受け止めつつ、次の行動の糧にしましょう。

インターンに応募したことで得られた経験や落選の原因を明確にすることが重要です

同じ状況のままでは、本選考でも同様の理由で落とされるため注意してください。

インターンに落ちる原因や対策に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

興味のある就活生はぜひ参考にしてください。

早期選考に落ちた

就活が無理だと感じる理由の2つ目は早期選考に落ちた時です。

本選考でも同様の結果になるような気がして落ち込むからです。

早期選考は本来の選考時期である3月より前に行われます

就活意識の高い就活生が集まるため、内定獲得の難易度が高くなるでしょう。

また早期選考に落ちた=本選考にエントリーできないと考える就活生がいますが安心してください。

早期選考に落ちても本選考に応募できる企業はあります。

自分が志望する企業はどちらか確認しておきましょう。

早期選考に落ちると不安な気持ちになります。

しかし、本選考が待っているため気持ちを切り替えて対策に励みましょう

やりたい仕事がない

就活が無理だと感じる理由の3つ目はやりたい仕事がない時です。

自分に向いている仕事が見つからないと就活に対するモチベーションが湧きません。

その結果、就活が思うように進まずに無理だと感じます。

やりたい仕事がないと考えるのは特別なことではありません。

多くの就活生が抱える悩みの1つです。

周りの就活生を見ているとやる気があるように見えますが、一部の就活生にすぎません。

自分なりのペースで就活に取り組みましょう。

やりたい仕事を見つけるには自己分析が効果的です。

自分の価値観や強み、性格を知ることで自分に向いている仕事が見つかります

以下の記事ではやりたい仕事を見つけるためのステップを解説しています。

自分の理想とする仕事に出会えていない就活生はぜひ参考にしてください。

とにかく内定がもらえない

就活が無理だと感じる理由の4つ目はとにかく内定がもらえない時です。

内定が獲得できていない状況は、非常に不安な気持ちになります。

その結果就活を諦めたくなるでしょう。

しかし、不安になりすぎるのも逆効果です。

内定がもらえるかどうかは企業との相性が大きく関係します。

就活生自身に大きな欠点がなくとも、価値観が異なれば不採用になるでしょう。

自分なりに改善点があったと考えた場合は素直に改善し、次の選考に備えてください。

行動していくうちに自分の考えにマッチした企業に出会えるでしょう。

以下の記事は内定がもらえていない人向けに、すぐに行動するべきことを5つ解説しています。

内定がもらえずに焦っている就活生は参考にしてください。

学歴や性格でハンデを感じる

就活が無理だと感じる理由の5つ目は学歴や性格でハンデを感じる時です。

就活を始めると学歴フィルターを耳にするようになります。

学歴フィルターは、大学名によって書類選考の合否が決まる仕組みです。

書類選考に落ちる原因が自分の通っている大学名にあると感じると就活のモチベーションが落ちるでしょう。

学歴フィルターを採用する企業は存在します。

しかし、学歴を気にしない企業もあります。

学歴にコンプレックスを感じる就活生は、学歴フィルターがないとされる企業にエントリーしましょう。

性格も同様です。

自分の性格にマッチした企業を見つけることに注力しましょう。

性格を変えるのは時間がかかり、非常に困難です。

ありのままの自分を受け入れてくれる企業を探しましょう。

就活は無理だと感じる人の特徴

続いて、就活は無理だと感じる人の特徴を4つ紹介します。

以下の4つに当てはまる就活生は自分で就活を難しくしている可能性があります。

本章を読み就活のハードルを少し下げてみましょう。

就活は無理だと感じる人の特徴
  • 周りと比較しすぎる
  • 完璧主義
  • 就活に対してネガティブな印象がある
  • 自己肯定感が低い

就活に対する価値観は人それぞれです。

しかし、就活が無理だと感じる就活生には共通点があります

一度に変える必要はありませんが、自分の中で考え方を変えられそうな部分がないか検討してみましょう。

周りと比較しすぎる

まずは、周りと比較しすぎる人です。

就活がうまくいっている人と自分を比較することで落ち込む原因になるからです。

周囲と比較してモチベーションの向上につながる人であれば問題ありません。

負けず嫌いな性格がよい方向に導いてくれるでしょう。

しかし、周囲を気にしすぎるあまり本来の良さが発揮できていない人は要注意です。

大学3年生の時点で内定がある人や大手企業への内定が決まった人など、憧れの対象になる人は大勢います。

全員と自分を比較してしまうと気持ちが疲れてしまうでしょう。

就活は自分が納得する企業に就職することが重要です。

周囲との比較がマイナスに働く就活生は、自分の就活に集中するようにしましょう。

完璧主義

完璧主義も就活が無理だと感じやすい人の特徴です。

完璧を求めすぎると、完璧でない状況にストレスを感じます

第一志望の企業から内定が獲得できれば問題ありませんが、不採用になってしまうと一気に精神的ダメージを負うでしょう。

完璧を目指す志は重要です。

しかし、実際はうまくいかない時もあります。

想定外の事態でも柔軟に対応できるよう準備しておきましょう

第一志望の企業に落ちたら次はどの企業を目指すのか決めておくと、心理的安心につながります。

また、志望する業界や業種の幅を広げることも選択肢の1つです。

就活がつらいと感じる就活生は、自分に合う企業が他にもあると考えて視野を広げてみましょう。

就活に対してネガティブな印象がある

就活に対してネガティブな印象がある就活生も無理だと感じる人の特徴に合致します。

就活を開始すると企業独自のルールやビジネスマナーを目にし、煩わしく感じる就活生もいるでしょう。

他にも学歴が優先され面白くないと感じるかもしれません。

上記のように就活=マイナスな印象を持つ就活生は、就活を諦めたくなるでしょう。

嫌な気持ちが先行することで、就活しようといった気持ちが湧きにくくなります。

ネガティブな気持ちが一概に悪いわけではありませんが、自分を苦しめることがないようにしましょう。

就活に行き詰まった時は休憩も重要です。

一度離れてみることで見える景色があります。

就活に悪い印象を持つ就活生は、就活から距離を置いてみましょう。

自己肯定感が低い

最後は自己肯定感が低い人です。

ありのままの自分が受け入れられない就活生は、就活が困難に感じるでしょう。

就活を継続すると不採用の通知をよく目にします。

「自分には不相応だったのか」「自分はなんてダメな人間なんだ」と思う瞬間もあるでしょう。

確かに就活において不採用の連絡はつらいです。

しかし、就活は悪いことばかりではありません。

企業が変われば評価も変わります。

就活を続けると、自分自身を受け入れてくれる企業がきっと見つかるでしょう。

他にはこれまでの成功体験を振り返るのもおすすめです。

書類選考の通過数が増えてきた、一次面接の対策が完成したなど自分なりにできたことを数えましょう。

自己肯定感が下がりすぎるのを防止できます。

就活は無理だという気持ちの対処法

就活は無理だという気持ちになった時の対処法は以下の3つです。

気持ちの対処法
  • 休憩してリフレッシュする
  • 周りに悩みを相談する
  • 就活エージェントを利用する

就活は最初から最後まで1人でこなす必要はありません。

必要に応じて周りの力を借りることも重要です。

また就活に疲れたら体を休めたり、ストレスを発散したりしましょう。

本章ではつらい時期をうまく乗り越える方法を解説していくので参考にしてください。

休憩してリフレッシュする

就活は無理だと感じたら休憩してリフレッシュしましょう。

適度に休憩しないと心身を崩してしまうからです。

とくに早期から就活に力を入れている就活生は、意識して休憩する時間を設けましょう。

周囲が努力している間に自分だけが休むのは気が引けるかもしれません。

しかし、無理して活動することで余計に体調が悪化する可能性があります

初期の段階であれば少しの休憩で回復できるでしょう。

我慢を続けることで回復までの期間がどんどん長期化します。

就活は長期戦です。

自分が納得する企業から内定がもらえるまで、就活を継続するには休むことも忘れてはいけません。

たまには趣味の時間や友達に会う機会を設けてリフレッシュしましょう。

周りに悩みを相談する

就活の悩みを周りに相談するのも効果的です。

1人ですべてを抱え込んでしまうと動けなくなってしまいます。

同級生や両親、大学のキャリアセンターなど信頼できる人に悩みを打ち明けましょう。

最初は緊張するかもしれません。

しかし、親身になって相談に乗ってくれる人は現れます。

また口に出すことで悩みが軽減されるでしょう。

「第一志望の企業に落ちてしまった」「将来やりたい仕事が見つからない」など些細なことでも相談してください。

話しているうちに自分の中で整理でき、解決策が見つかるかもしれません

就活がつらい、苦しいと感じる就活生は一度周りの人に頼るのも選択肢の1つです。

就活エージェントを利用する

就活のプロである就活エージェントを利用するのもおすすめです。

大勢の就活生の就活をサポートしてきているため、就活ノウハウを熟知しています。

自分の悩みをすでに解決した経験があるかもしれません。

就活が無理だと感じる就活生は、思い切って相談してみましょう。

また、就活エージェントは悩み相談以外に自分にあった企業を紹介してくれるサービスもあります

今まで内定が獲得できていない原因の1つに企業との相性があるでしょう。

企業との価値観が合うことで選考が有利に進みます

さらに就活エージェントの利用にお金は必要ありません。

どんな就活生でも利用できるため、内定が獲得できず困っている就活生は一度相談してみましょう。

就活がうまくいかないのはなぜ?

就活がうまくいかないのには理由があります。

以下の3点に当てはまらないか確認してみましょう。

就活がうまくいかないのはなぜ?
  • 自分を理解していない
  • 将来像が見えていない
  • イメージで企業や職種を選んでいる

就活は自分と企業の両方について深く理解することが重要です。

どちらかが欠けてしまうと思うように就活が進みません。

本章を読み、きちんと対策するようにしましょう。

自分を理解していない

就活がうまくいかない理由の1つ目は自分を理解していないからです。

就活は自分の魅力を企業に伝える必要があります。

そのためには自分のことを誰よりも理解することが重要です。

「あなたの強みを教えてください」「学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください」と質問された際は的確に回答できるようにしましょう。

もし、上記の質問にうまく答えられない就活生は自己分析がおすすめです。

自分の性格や価値観を知ったうえで、採用担当者からの質問に回答できます。

とくに採用担当者は自社の求める人材かどうかを重要視します。

自分自身についてきちんと理解し、企業が求める人材であることをアピールしましょう。

将来像が見えていない

就活がうまくいかない理由の2つ目は将来像が見えていないからです。

将来に対する考えがないと自分の発言に説得力が生まれません。

また、採用担当者は就活生が将来どのいった人材に成長するか見極めています

そのため質問の返事から就活生の将来性をチェックしています。

「将来性がない」と判断されると内定獲得から遠ざかるでしょう。

採用担当者に好印象を持ってもらうためには、自分が5年後や10年後にどういう人物になりたいか明確に答えてください。

自分の将来について思い描けない就活生は、尊敬する人物や憧れの生活がないか振り返ってみましょう。

自分の将来像の見つけ方が知りたい就活生は以下の記事を参考にしてください。

見つけ方のポイントをわかりやすく解説しています。

イメージで企業や職種を選んでいる

就活がうまくいかない理由の3つ目はイメージで企業や職種を選んでいるからです。

漠然としたイメージを持ったままエントリーするため、採用担当者から企業研究不足と判断されます。

就活は自分が志望する業界の動向や企業の事業内容を研究することが重要です。

「なんとなく健全なイメージがある」「いい企業な気がする」など曖昧な状態ではミスマッチの原因にもなります。

入社後に後悔しないためには、公式ホームページや就活情報サイトを利用しあらかじめ情報を集めておきましょう。

他にもインターンや企業説明会に参加するのもおすすめです。

自分が志望する業界と企業について深く理解しましょう。

就活を成功させるための手引き

就活を成功させるために適した順番が存在します。

本章では以下の順で解説していくので、就活がうまくいかず悩んでいる就活生は参考にしてください。

成功のための手引き
  • 自己分析をする
  • 就活の軸を見直す
  • 選択肢を広げる
  • 書類を添削してもらう
  • 就活マナーを振り返る
  • 面接練習を繰り返す

必ずしも上記の流れを完全にマネする必要はありません。

しかし、内定が獲得できず焦っている就活生は一度上から試してみることをおすすめします。

自己分析をする

まずは自己分析から始めましょう。

就活では自分の魅力を企業にアピールする必要があるからです。

自分自身の理解が不足すると、うまく魅力が伝えられないため自己分析は欠かせません。

自分の強みや弱み、価値観などを明らかにしましょう。

しっかりと理解を深めることで面接の回答に説得力が生まれます。

自信なさげな口調では採用担当者の評価につながりません。

自己分析が苦手な就活生は専用ツールの使用がおすすめです。

いくつかの質問に回答するだけでAIが分析してくれます。

今まで気がつかなかった自分の強みや価値観を知れるチャンスです。

また、時間も10分程度あれば終わるため忙しい就活生でも利用できます。

以下の記事で自己分析のやり方とおすすめのツールを解説しています。

興味のある就活生はぜひご覧ください。

就活の軸を見直す

就活を成功させるには就活の軸を見直すことが重要です。

適当に就活を進めるといつか壁にぶつかります。

就活の軸がなく判断に迷うからです。

就活が無理だと感じる就活生は一度立ち止まり、自分の軸が何か振り返りましょう。

就活の軸とは就活において譲れないポイントのことです。

「年間休日は120日ほしい」「海外支店がある企業に就職したい」など、人によって大きく異なります。

「なんとなく大丈夫だろう」と考えると入社後に後悔する可能性が高くなります。

自分がきちんと納得したうえで入社するためにも、就活の軸は明確にしましょう

就活の軸の見つけ方がわからない就活生は以下の記事を参考にしてください。

見つけ方を7つ紹介しているので、自分に当てはまる方法で実践しましょう。

選択肢を広げる

そして選択肢を広げることも効果的です。

自分に合う企業が見つかる可能性が高まります。

1つの業界や職種に絞って就活している人は、思い切って違う分野も探してみましょう。

例えば食品関係の営業職を目指している就活生なら別の業界に目を向けてください。

食品以外に日用品や医薬品、不動産などが存在します。

さらに細かくするとITや人材といった無形の商品もあるでしょう。

食品業界に強いこだわりがなければ、別業界も視野に入れてください。

反対に食品業界にこだわるなら、営業以外に事務職や企画職があります。

営業職に向いていなくても他の職種で自分の力を発揮できるかもしれません。

業界や職種を広げることで選択肢が増え、内定獲得につながるでしょう。

書類を添削してもらう

書類添削は就活成功に近づくために欠かせません。

企業に提出する書類によって採用担当者の第一印象が決まります。

自分以外の人に読んでもらい、誤字脱字や誤った言葉遣いがないかチェックしてもらいましょう。

大学のキャリアセンターや就活エージェントがおすすめです。

友人や両親も選択肢に入りますが、就活のプロではありません。

自分の人生を大きく左右する就活ならプロの力を借りましょう。

自分に足りない箇所やさらに良くするためのアドバイスがもらえます。

とくに就活エージェントは書類添削以外のサポートも可能です。

企業との日程調整や模擬面接相手など、内定獲得に必要な要素を網羅しています。

書類選考がなかなか突破できない就活生は就活エージェントに相談してみましょう。

就活マナーを振り返る

自分では気がつきにくいですが、就活マナーを振り返りましょう。

就活生は学歴やESの内容を重要視します。

しかし、採用担当者は上記の内容に加えて就活生の口調や姿勢、態度なども注意深く観察しています。

エントリーした段階から自分が選考の対象になっていることをきちんと理解しましょう。

とくに身だしなみや挨拶、メールの文面には注意してください。

面接が始まっていないからと油断してしまうと採用担当者の印象が悪くなります。

また、就活マナーは一朝一夕では身につきません。

仮に意識して改善したとしても面接の途中で集中力が切れてしまい、素の自分が現れます

日頃から正しい敬語や言葉遣いを使うよう意識してすごすことが重要です。

面接練習を繰り返す

最後は面接練習を繰り返して自信をつけましょう。

面接は場数を踏むことで上達するからです。

模擬面接や自主練習を重ね、面接の流れを熟知するようにしましょう。

大学のキャリアセンター主催の模擬面接や就活エージェント相手の練習がおすすめです。

面接終了後に改善点をアドバイスしてくれます。

自主練習だけでは気がつきにくいため、しっかりと次の面接に活かしましょう。

面接に繰り返し参加するとよく聞かれる質問が出てきます。

どの企業も知りたい項目になるため、きちんと回答できるよう準備しておきましょう。

さらに、採用担当者によっては深掘り質問がきます。

焦って頭が真っ白にならないよう、できる限り想定回答を作成しましょう

面接でよく聞かれる質問はこちらの記事にまとめています。

事前に準備して本番をスムーズに乗り越えましょう。

就活がどうしても無理な時の選択肢

就活がどうしても無理な時の選択肢は以下の5つになります。

就活が無理な時の選択肢
  • 進学する
  • 就活浪人になる
  • フリーターとして働く
  • フリーランスとして働く
  • 起業する

現在の日本では就職以外の選択肢があります。

どうしても就活が無理だと考える就活生は就職以外の道も視野に入れておきましょう。

「絶対に就職しなければならない」と強く思い込むことで柔軟性が失われてしまいます。

さまざまな選択肢のうち、自分は就職を選択したと考えることで心に余裕が生まれるでしょう。

その結果納得のいく就活につながります。

進学する

就職が無理だと感じた就活生は進学を視野に入れましょう。

進学先には大学院や専門学校が挙げられます。

自分が興味ある学問や分野を研究することで専門性が高められます。

卒業後は高い専門スキルがあるため就活が有利に進むでしょう。

また、新しい知識を身につけることで自分なりの将来像が生まれます。

進学したことで取得した資格を活かしたい、専門知識を活用した仕事がしたいなど自分のやりたい仕事が見つかるでしょう。

就活は無理だと感じたが、まだ勉強したいことがある就活生は進学を検討してください。

現状を打開する策の1つになるでしょう。

就活浪人になる

就活浪人になる選択肢もあります。

就活は自分の納得した企業から内定をもらうことが重要です。

満足いかない状態で企業に就職しても早期離職の原因になります。

上記のような未来が見えている就活生は就職浪人を検討しましょう。

大学の浪人と同様に1年間自分のスキルアップや資格取得に費やすことで、志望企業からの内定獲得を目指します

浪人したからといって必ず理想の企業に就職できるわけではありません。

しかし、挑戦しなければチャンスに出会えません。

どうしても就職したい企業があれば就職浪人しましょう。

ただし、採用担当者から就職浪人した理由や浪人期間中のすごし方について質問されるため、回答できるよう準備してください。

フリーターとして働く

就職を諦めフリーターとして働く道もあります。

大学の卒業後は必ず就職しなければならない決まりはありません。

フリーターとしてアルバイトしながら、自分の将来について考えることも選択肢の1つです。

「アルバイトで得た経験を活かせる仕事がしたい」「フリーターのままでも満足いく生活ができる」などさまざまな経験を積む中で自分なりの答えが見つかるでしょう。

また、真面目に働くうちにアルバイトから正社員登用の声がかかることもあります。

アルバイトの経験があるため仕事内容の理解があり、職場環境にも慣れているため非常に働きやすいでしょう。

就職を諦めていない就活生はフリーターになる道もあります。

フリーランスとして働く

自分のスキルを活かして働きたい就活生はフリーランスとしての道があることも知っておきましょう。

フリーランスとは企業に所属せず、自分のスキルを活かして個人で働く方法です。

プログラミングやイラストなど特定の分野における深い知識があればお金を稼ぐことが可能です。

個人で仕事を受注するため就職できなくても問題はありません。

また、個人のスキルや実績に大きく依存するため会社員として働くよりも多くの金額が稼げるチャンスがあります。

ただし、給与は保証されていないため注意してください。

企業のように毎月固定に振り込まれることはないため強い覚悟が必要です。

自分のスキルを活かして働きたいと考える就活生は、フリーランスも魅力的な選択肢になります。

起業する

アイデアや情熱があれば起業してみましょう。

自分のやりたいことを仕事にできるため、高いモチベーションが維持できます。

さらに職場環境に馴染めない心配や嫌いな上司から指示されることがないため働きやすいでしょう。

ただし、フリーランスと同様に覚悟が求められます。

事業に失敗するリスクもあるでしょう。

そのリスク以上に叶えた夢や取り組みたい仕事があれば挑戦してください。

自分で自分の将来を切り開くため働きがいがあります。

「地元に貢献したい」「今までにないアイデアを日本中に広めたい」など、自分の考えを具体化できるのが起業です。

就活が自分には合わないと感じた就活生は、起業して新しい仕事に挑戦してみましょう。

よくある質問

就活を進めるうえで多くの就活生が気になる質問を2つ解説します。

就活は1人で取り組む時間が多いため、自分のやり方が正しいのか間違っているのか気になりがちです。

また、限られた時間の中で就活するため効率よく進めたいと考える就活生は多いでしょう。

本章では就活生の悩みを1つでも解消するために質問に答えていきます。

自分の就活に自信がない就活生は以下の文章を参考にしてください。

コミュ障でも内定はもらえます。

企業はさまざまな人材を求めているからです。

コミュニケーション能力に自信がなくても他の分野でカバーできれば問題ありません。

新商品のアイデアが思いつく、トラブルに臨機応変な対応ができるなど、コミュニケーション以外の強みをアピールしましょう。

また、コミュニケーション能力は練習することで上達します。

自分の考えを伝える練習をしたり、相手の話を最後まで聞いたりするよう意識しましょう。

大学4年生の6月には80%の就活生が内定を獲得していると言われています。

そのため、内定獲得の時期が気になる人は6月を目安に就活しましょう。

ただし、周囲と比較しすぎるのは危険です。

必要以上に自分を追い込むことになります。

就活は7月以降も継続可能です。

6月になったからといって強制的に終える必要はありません。

自分が納得できる企業に出会えるまで就活を続けることをおすすめします。

まとめ

本記事では就活がもう無理と感じる就活生向けに対処法を解説してきました。

就活は無理して続けると心身を壊す恐れがあります。

そのため、休憩しながら無理のない範囲で取り組むことが重要です。

行き詰まった時には趣味の時間を設けたり、周囲に相談したりしましょう。

健康な体がなければ就活はできません。

他にも就活がうまくいかない人は就活エージェントに相談するのもおすすめです。

就活のプロが内定獲得に向けて、総合的にサポートしてくれます。

本記事を読んで理想の企業に就職しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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