就活の準備にやるべきことを把握しているでしょうか?実は就活が始まる前にやっておくべきことはたくさんあります。希望の企業に入社するためには、事前の準備が大切になってくるのです。 スケジュールを逆算し就活が解禁するまでには、全ての準備が終わらせられるよう計画的に取り組みましょう。本記事では就活の準備にやるべきことを網羅しています。 最後まで読めば、就活に何をすべきか完璧に把握できますよ。
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就活の準備にやること12選
就活の準備にやるべきことは12個もあります。多いなと感じるかもしれませんが、どれも就活でうまくアピールできるようになるために大切なことです。ひとつずつ着実にこなしていきましょう。
自己分析
就職活動で最も初めにやるべきことであり、かつ最も重要な作業と言えるのが自己分析です。自己分析とは簡単に言えば、自分の過去を振り返り自分の強みや興味のある仕事を明らかにすることです。自己分析をきちんとすることで、自分をうまくアピールできるようになります。また、入社後のミスマッチも防げる可能性が高いです。自己分析の方法は様々ですが、スタンダードなものは過去の経験を棚卸してそれぞれの経験に共通する要素を見つけるやり方です。それぞれのエピソードを「なぜ?なぜ?」と深堀していくことで自分の本当の姿が見えてきます。他にも自分の強みはどこか他人に聞いてみたり自己分析ツールを利用するのも良いでしょう。自己分析にかかる時間は人それぞれですが、多くの人が1ヵ月程度で終わらせています。
業界研究
自己分析で自分の興味・嗜好が明らかになったら、どの業界に進むべきか考えましょう。基本的には自分の興味のある分野に進むべきです。プログラミングに興味があるのであれば IT 業界、お金の仕組みに興味があるのであれば金融業界などが考えられます。 業界を選ぶ上で注意して欲しいのは将来性を考えることです。できれば将来性がある業界を選ぶのが賢い選択です。IT業界は今超成長産業なので、今後も成長が見込まれる業界です。一方、出版業界はイインターネットの成長により本を読まなくても情報が摂取できるようになったため、、衰退が見込まれている業界です。倒産の確率が高まるので、衰退が予想される業界で働くのは避けてほしいものです。業界研究では、マーケットの規模や推移・代表的な企業の顔ぶれなど確認しましょう。
受けたい企業の研究
業界研究で受けたい企業をいくつかピックアップできたら、それぞれの企業を詳しく研究していきましょう。「企業理念はどういったものか」「社長は誰か」「事業内容はどんなものがあるか」「社風はどんなものか」「福利厚生制度は整っているのか」等、調べるべきことはたくさんあります。自分に合った企業を見つけるためにはできるだけ多くの企業を調べる方が良いですが、多くの企業を調べていたらそれだけ時間がかかってしまいます。効率的に進めたいなら、就活の軸を定めその基準を満たした企業のみリサーチするようにしましょう例えば、社長の理念に共感できる授業を選ぶという軸を設定したなら、企業理念を確認しさえすれば、ある程度選別が可能です。
資格取得
その職に就くために何らかの資格が必要となる仕事や資格が有利に働く仕事に就きたいのなら、就活スタートまでに、資格を取得しておきましょう。例えば、外資系企業に進みたなら、語学力を備わっていうことをアピールする必要があります。そのために TOEIC や TOEFL等、英語検定試験で高得点を獲得すると有利です。 資格を取得することで、一定の知識が備わっていることを証明できます。知識がある人とそうでない人では、成長の速度は異なります。早く即戦力になってもらうために、資格を取得してる人を優遇する企業も少なくありません。
インターン参加
必須事項でありませんが、就活に有利に働く可能性が高いためインターに参加しましょう。インターンとは、学生の間に一定期間企業内で働くことを指します。アルバイトと比べて正社員と近い業務を経験できるのが特徴です。実際の仕事内容を知るために、非常に役立つ活動です。企業のホームページを見ただけだと、把握した内容と実際の業務がかけ離れている場合も多いです。社内に身を置けば、どんな人間が働いてるのか分かりますから、自分に合う環境か判断しやすくなります。インターンでは企業側でも優秀な学生を見つける目的があります。インターンで結果を残せば企業から声がかかり本採用の選考で有利に働く可能性もあるので、精一杯アピールしましょう。
必要経費の確保
就活では色々必要となるものは多いです。それらを調達するために、必要経費を確保しておかねばなりません。例えば、リクルートスーツや革靴就活用のカバンなどが考えられます。これらを揃えるだけでも、5万円以上はかかるでしょう。他にも、ネクタイ・ハンカチ・靴下など小物類も必要です。SPI 対策の本や就活のマナー本など勉強のための出費もかかります。 散財する癖がある人はここはグッと我慢し、就活貯金を始めてください。
筆記試験対策
本専攻ではエントリーシート通過者に対してまず筆記試験を実施する企業が多いです。SPI など企業によって試験内容は異なりますが、過去問や募集要項をチェックして、試験内容を把握しましょう。筆記試験は足切り程度に考えられており、合格の基準はそれほど難しくありません。ただ勉強しないと足元をすくわれる可能性もあるので、事前にしっかりと対策する必要があります。
OB・OG訪問
OB OG 訪問とはすでに社会に出ている先輩に対し、就職活動のことや実際に働いてみて感じたことや業務内容の事など色々質問する機会を指します。 OB・OG 訪問をすれば、採用ホームページでは知ることができない企業のリアルの内部情報が分かるので、企業を選ぶ際の大きな参考となります。サークルの先輩アルバイトの知り合いなどで、自分が志望する業界・企業で働いている人がいたら、積極的にコンタクトを取り OB 訪問の機会を設けてください。社会人は忙しく時間がありません。ちょっと調べれば分かるようなことは質問しないよう、注意が必要です。
就職エージェントに登録
必須ではありませんが、就活エージェントサービスに登録することをおすすめします。キャリアコンサルタントかな様々な就職支援サービスを受けられるため、昼食は成功する確率が高まります。無料で利用できるため、気軽に利用できます。面接対策や応募書類の作成方法など手厚いサポートが受けられます。就職エージェントによって得意分野は異なるため、自分の業界や職種にマッチするエージェントを選ぶよう注意しましょう。
お試しで選考を受ける
希望する業界企業の選考を受ける前に、お試しで選考を受けるようおすすめします。本番の面接を経験することで、第一志望の面接で緊張の軽減が期待できます。中小ベンチャー企業や外資系企業は選考日程が速いため、お試し先に適しています。ただ、企業が本気で採用活動をしています。茶化すような真似はせず全力で選考に挑みましょう。また多くても2~3社程度に留めておくのがマナーです。
応募書類作成
エントリーシートや履歴書の作成を行いましょう。最も重要なのは自己 PR と志望動機ですが、自己分析がきちんとできていれば、何を書くかは迷わないでしょう。書き方としては結論ファーストでわかりやすい文章を心がけてください。採用担当者は何十人何百人も応募書類を確認するわけですから、短時間でも確認できるような配慮が必要です。その他文字の大きさや記載の仕方など細かなポイントも存在するのできちんと押さえましょう。空白があるとやる気や意欲に疑問を抱かれるため、設けられた項目は全て埋めましょう。
面接対策
面接対策も確実に行ってください。誰かに頼み、模擬面接を必ず一度はしましょう。就活エージェントに登録すれば、キャリアコンサルタントが行ってくれます。面接では話す内容に気がとらわれがちですが、入退室のマナーにも気を付ける必要があります。また本番は緊張して声のボリュームが小さくなりがちですが、ボソボソ話すと非常に印象が悪いので元気にハキハキ喋るよう訓練しましょう。
就活準備はいつくらいに終わらすべき?
就活準備はいつぐらいまでに終わらすべきか疑問を持ってる方も多いでしょう。答えをズバリ言うと、大学3年の2月には終わらして欲しいところです。就活解禁が大学3年の3月なので2、月までに終わらせておけば就活でスタートダッシュが可能です。正直、就活準備と就活を並行して進めるのは日程的にも体力的にも難しいので、早め早めの行動を心がけましょう。
就活中の注意点
上記の準備が整えば、いよいよ就活に進みます。就活仲にもいくつかの注意点がありますのでその点ご紹介します。
スケジュール管理をしっかり
スケジュール管理をしっかりしてください。就活中は1日に面接が複数入ることがあります。移動時間なども計算に入れ、面接に遅れることが無いよう、余裕をもって行動しましょう。記憶してはおけば良いかと考えず、かレンダー付きのスケジュール帳やスマホの機能などを利用して必ず記録を付ける習慣をつけましょう。
体調管理を行いリラックスを心がける
就活に限らず、体調管理はとても重要です。風邪を引いてしまい第一志望の面接で十分アピールができなかったとなっては、悔やんでも悔やみきれません。免疫力をつけるために睡眠や食事には細心の注意を払いましょう。また当日はガチガチに緊張しがちですが、リラックスを心がけてください。肩の力を抜き深呼吸をすれば、緊張が和らぎますよ。
まとめ
就活の準備にやることをご紹介してきました。自己分析や企業研究、インターンシップなどやるべきことは多いです。どれも重要なので就活で成功したいならおろそかにしないでください 意外ときちんと準備している人は少ないので、準備万全の状態にするだけで優位に立てます。また準備ができていると気持ちにも余裕が生まれますので、本番で上手くいく可能性が高まります。就活の準備は3月の就活解禁を見据え、2月中には完璧な状態を目指して下さい。スケジュールを逆算し、いつまでに何をすべきかを把握し、計画的に取り組みましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート