内定がもらえない人が今すぐやるべきこと5選！内定獲得への近道を徹底解説

「なかなか内定が獲得できない」「不採用になった原因がわからない」

上記のように、内定が獲得できず、悩んでいる就活生は多いでしょう。

本記事では、まだ内定がもらえてない人が今すぐやるべきことを5つ紹介します。さらに、内定獲得への近道も解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。

内定獲得には、適切な対策が不可欠です。志望企業から内定を手に入れるために、本記事を参考にしてください。

内定がもらえる人の割合はどれくらい？

株式会社リクルートが運営する、就職みらい研究所の調査によると、大学生の就職内定率は3月卒業時点で96.8%でした。

高い割合の大学生が内定を獲得した状態で大学を卒業します。

就活を開始してすぐの大学生やまだ1つも内定が獲得できていない人にとっては、不安な毎日でしょう。

しかし、卒業前には内定を獲得している大学生が、多くの割合を占めます。そのため、必要以上に心配する必要はありません。

しっかりと自己分析や企業研究することで、志望企業から内定は獲得できるでしょう。

内定を手に入れるための詳しい解説は、内定がもらえない人が今すぐやるべきこと5選で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

出典：就職プロセス調査（2025年卒）「2024年4月1日時点内定状況」-株式会社リクルート

半数以上は1社しか内定をもっていない

就職みらい研究所の上記と同様の調査によると、内定取得企業数は約半数の大学生が1社です。2024年卒で52.5%、2025年卒は49.2%になります。

そのため、内定取得企業数が1社しかなくても、気にする必要はありません。自分が志望した企業1社から、内定をもらうことが大切です。

2社以上の内定があっても、入社する1社以外は辞退します。内定数よりも、質にこだわるようにしましょう。

まったく興味のない企業の内定を獲得しても、意味はありません。自分が働きたい、と考える企業からの内定が重要です。

内定がもらえない7つの原因

内定がもらえない原因は、以下の7つです。

上記の原因に、気がついていない就活生もいます。

1つであれば挽回の余地はありますが、該当数が増加すると内定が獲得できる可能性が低くなっていくでしょう。

本章を読み、これまでの就活を振り返るきっかけにしてください。

将来やりたいことがない

内定がもらえない原因の1つ目は、将来やりたいことがないためです。就活は、自分の将来について考える期間でもあります。

そのため、しっかりと自分のキャリアプランについて考えましょう。

採用担当者は、就活のプロです。書類や面接から、就活生が将来についてどのように考えているのか、見抜きます。

その結果、きちんと対策していない就活生は不採用になるでしょう。

採用担当者は、就活生のキャリアプランについて明確なビジョンがあるかに注目します。内定がもらえないと考えた就活生は、自己分析が足りているか、振り返りましょう。

説得力のある自己PRと志望動機が作成できます。

受けている企業とのマッチ度が低い

内定がもらえない原因の2つ目は、受けている企業とのマッチ度が低いことです。

採用担当者は、自社と就活生の相性を重要視します。採用のミスマッチは、早期離職につながるためです。

就活生は、しっかり企業研究し、自分のやりたい仕事が志望企業の事業内容に関連しているか、確認しましょう。

もし、法人営業がしたい就活生は、取引先相手が法人か個人か、調査することが大切です。企業によっては、個人向けの営業しか実施しない場合があります。

入社後に法人営業を開拓することは可能です。しかし、すぐに実現するわけではありません。

入社前から志望企業について深く理解し、自分の価値観と合うか確かめましょう。

書類選考（ES）で落ちてしまっている

内定がもらえない原因の3つ目は、書類選考（ES）で落ちてしまっていることです。

現在の就活の仕組み上、書類選考を突破しないと、内定獲得は困難になります。

まずは、書類選考を突破できるように対策しましょう。誤字脱字がないか、質問に対して適切に回答しているかなど、多岐にわたるチェック項目があります。

自分1人で確認するのは、時間に限界があるため、おすすめしません。代わりに就職エージェントを利用しましょう。

就職のプロが、書類選考を通過できるように指導してくれます。客観的なアドバイスをもらうことで、現状把握に役立つでしょう。1つずつ改善していき、面接に進んでください。

ESの内容を使いまわすのもNG

内定がもらえない原因の4つ目は、ESの使いまわしです。

使い回しは、企業ごとに求められる人物像に合わせた内容ではないため、評価が低くなる可能性があります。

さらに、「ESを使い回している」と見抜かれてしまうと、採用担当者に「入社意欲がない」と判断されるため避けましょう。

入社意欲が低いと内定獲得につながりません。自己分析に関する質問も、回答内容を工夫しましょう。

自己PRやガクチカは、一見使いまわせるように見えます。しかし、使いまわすと内定から遠のいてしまいます。

志望企業の求める人物像や志望する職種に応じて、文章を変えることが大切です。

採用担当者は、自己PRの内容から、就活生の価値観や将来性を判断します。企業が採用したいと考える、就活生になりきりましょう。

面接の第一印象が悪い

内定がもらえない原因の5つ目は、面接の第一印象が悪いからです。社会人としてのマナーがないと判断されます。

面接では、身だしなみや言葉遣いに注意して参加しましょう。高級なスーツや完璧に尊敬語を使い分ける必要はありません。

スーツが汚れていない、相手を思いやる言葉を使用するなど、マイナスな印象を与えない工夫が大切です。

さらに、第一印象はメラビアンの法則から重要と言えます。人の印象は、見た目が55%を占めると提唱する法則です。

話し方や態度も大切ですが、採用担当者は見た目に大きな影響を受けます。

内定獲得のためには、姿勢や振る舞い、声の大きさなどにも気を配ることが大切です。

面接でうまく話せていない

内定がもらえない原因の6つ目は、面接でうまく話せていないからです。

面接は、時間が限られるため簡潔に話す必要があります。自分の自己PRやガクチカの回答時間が長すぎないか、確認しましょう。

面接の回答は1分程度が理想です。自分の主張を伝えつつ、具体的なエピソードが話せます。

多くの話題を詰め込むよりも、要点を絞って簡潔に話す方が効果的です。回答が長すぎると採用担当者は、主張を忘れてしまいます。

さらに、次の就活生の回答時間がなくなり、迷惑をかけるかもしれません。

面接でうまく話せないと考える就活生は、自分の話す内容に無駄な表現がないかチェックしましょう。同じ表現を繰り返している場合は、削除すると整理された文章になります。

情報収集ができていない

内定がもらえない原因の7つ目は、情報収集ができていないためです。

就活において情報量の差は、選考結果に影響します。志望企業に関する基礎情報から、最新の事業内容まで網羅するようにしましょう。

情報収集には企業の公式ホームページや就活サイト、インターンシップの3つがおすすめです。

企業の公式ホームページや就活サイトには、経営理念や事業内容、求める人物像など、就活に必要な情報が掲載されています。

自己PRや志望動機を作成するのに役立つでしょう。

さらに、インターンシップは実際に働く社員の貴重な意見が手に入ります。インターネット上にはない情報のため、周囲の就活生との差別化が可能です。

情報収集することで、多くの準備と対策に活用できます。

内定がもらえない人が今すぐやるべきこと5選

続いて、内定がもらえない人が今すぐにやるべきことは、以下の5つです。

内定がまだ獲得できていない就活生は、一度立ち止まり体制を整えましょう。一直線に突き進むことも大切ですが、方向性を誤ると内定獲得の道のりが遠回りになります。

1番から順に実行する必要はありません。自分の対応可能なものから、取り組み始めましょう。

1.就活スケジュールを立てなおす

↑26卒のしゅうかツスケジュールの目安（マイナビより）

まずは、就活スケジュールを立てなおすことです。あらためて計画を立てることで、いつまでに、どういった行動が必要なのかが明らかになります。

そのため、内定が獲得できずに不安を覚えた就活生は、再度スケジュールを作成しましょう。

内定がない就活生は、就活開始時に立てた目標から、現在地が大きくズレています。そのまま放置すると、ゴール地点に辿りつかない、もしくは満足できる結果にならないでしょう。

スケジュールは具体的な数値が重要です。「来週までに10社エントリーする」「3ヶ月後には最終面接に進む」など具体性のある内容にしましょう。

抽象的な目標は、達成するためのモチベーションになりません。内定獲得を諦めていない就活生は、今すぐに計画を立て直しましょう。

2.就活アプリやサイトに登録する

次に、就活アプリやサイトに登録しましょう。自分が志望する業界や企業の情報が、効率よく手に入ります。

業界研究や企業研究は、就活の基礎です。情報がないと、説得力のある志望動機が作成できません。

さらに、競合他社との比較も困難です。アプリやサイトの登録に料金はかかりません。使用した結果、自分に合わないと感じれば退会しましょう。

また、リクナビにしか掲載していない企業があります。1つのサイトのみを利用すると、優良企業を見逃すでしょう。内定が獲得できない就活生は、複数に登録することでチャンスが拡大します。

まずは、お試し感覚で登録し、さまざまな企業の情報を集めましょう。

3.就活エージェントに登録する

そして、就活エージェントに登録してください。就活のプロが、内定獲得に足りない要素を教えてくれます。第三者の意見を参考にすることで、自分では気がつかなかった部分が明らかになるでしょう。

同じ失敗を繰り返す可能性が減少するので、就活エージェントを効果的に活用してください。

また、就活エージェントも就活アプリと同様に、無料で利用できます。内定獲得後、お金を請求されることはないため、安心してください。

就活エージェントは、自分の価値観にマッチした企業の見つけ方から、書類の添削、模擬面接の採用担当者役など、総合的なフォローが可能です。

内定獲得ができず、焦っている就活生は、一度就活エージェントに相談してみましょう。

4.エントリー数を増やす

平均エントリー社数-マイナビより

エントリー数を増やすことも大切です。1つの企業が不採用になっても、次の選考が待っているため、企業からの返信待ち期間を短くできます。

就活は、効率よく立ち回ることが重要です。エントリーした企業の選考結果を待つ間に、別の企業にエントリーすることで、内定が獲得できる確率を向上させます。

ただし、どの企業に応募してもいいわけではありません。自分が志望する業界に近い企業、もしくは似たサービスを提供する企業にしましょう。

ミスマッチを防ぐため、自分の志望と合致する企業を選び、応募することが重要です。自分が入社したいと考える企業のエントリー数を増やし、内定獲得に近づきましょう。

5.選考対策をやり直す

最後は、選考対策をやり直すことです。過去の就活を振り返り、不採用になった原因を分析しましょう。

多くの就活生が、一度は企業からのお祈りメールを経験します。そのため、不採用自体に問題はありません。

しかし、内定が手に入らない原因を放置することは避けましょう。

選考時の様子を思い出し、改善すべき点がないか検討することが大切です。「企業理解が足りなかった」「質問に対して、見当違いの回答をしてしまった」など、原因が見つかります。

再度、自己分析を実施したり、模擬面接で練習したりしましょう。次の選考で同じ過ちを繰り返さなければ問題ありません。

少しずつ成長し、内定獲得に近づきましょう。

内定がもらえない人向けのおすすめ就活エージェント

内定がもらえない人におすすめの就活エージェントを紹介します。

就活エージェントは、多くの就活サイトや企業が運営しているサービスの1つです。

就活生が内定を獲得するまでに、必要な情報を提供してくれます。

自分に合った企業の探し方や自己分析の仕方、面接対策など、幅広いサポートが一括で受けることが可能です。

内定が獲得できない理由に、自分ですべて対応していたことが挙げられます。

就活エージェントの力を借りて、効果的に選考を突破していきましょう。

【おすすめの就活エージェント】ジョブコミット

内定が獲得できていない人におすすめの就活エージェントは、ジョブコミットです。

ジョブコミットをおすすめする理由は、以下の4つになります。

ジョブコミットを利用するとお金をかけずに、就活をスムーズに進めることが可能です。

また、さまざまな企業を紹介した実績があるため、自分の価値観に合った企業に出会えます。

今までうまく行かなかった就活が、ジョブコミットを利用することでうまくいった、という実績は年間1万人以上にのぼります。

ジョブコミットについて詳しく知りたい就活生は、こちらのサイトをご覧ください。

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内定がもらえない人向けのおすすめ就活アプリ3選

内定がもらえない人向けのおすすめ就活アプリを3つ紹介します。スマートフォンの普及により、アプリを活用した就活が一般的になりました。

そこで、内定を獲得するためには、新しい技術を活用していきましょう。

スキマ時間に利用できるアプリは、とくにおすすめです。アプリによって特徴や強みが異なるため、以降の文章を参考にしてください。

ナビサイト系

おすすめの就活アプリの1つ目は、ナビサイト系です。リクナビやマイナビといった、大手企業が運営する就職サイトが当てはまります。

↑マイナビTOP

マイナビ就活EXPOをはじめ、さまざまな就活イベントを開催しているのが特徴です。一度に何十社と出会えるため、効率よく志望企業を見つけられるでしょう。

また、企業の採用担当者に直接質問できる機会です。インターネット上では知り得ない情報をゲットしましょう。

↑リクナビTOP

他には、掲載企業数が豊富な点が利用するメリットです。業種や職種、勤務地などを条件に設定することで、条件を満たした企業がすぐに発見できます。

就活に時間をかけられない就活生や大企業の力を借りたいと考えた就活生は、利用してみましょう。

オファー系

おすすめの就活アプリの2つ目は、オファー系です。アプリに登録しておくことで、企業からスカウトメールが届きます。

本来は、就活生が企業に応募し、選考を受ける形です。しかし、現在は立場を逆転させた就活が存在します。

↑キミスカTOP

スカウトメールは、アカウントに経歴や自己PRを記載しておくことで、企業から面談案内や特別選考の連絡が来る仕組みです。自分からアクションする必要がなくなるため、業界研究や自己分析に集中できます。

さらに、企業が「自社の価値観にマッチしそうだ」と評価した就活生にスカウトメールを送るため、ミスマッチが起こる可能性が低くなるでしょう。

これまでの就活とは、異なる方法で試してみたい就活生におすすめです。

その他

おすすめの就活アプリの3つ目は、専門分野に特化したアプリです。自分が志望する業界に精通したアプリのため、効率よく情報収集ができます。

さらに、他の業界に属する企業が掲載されないため、志望企業が見つけやすくなるのが特徴です。

↑外資就活ドットコムTOP

例えば、外資系企業に専門に扱うアプリがあります。外資系のコンサルティング企業や日本トップレベルの商社を目指している就活生におすすめです。

掲載企業数は、ナビサイト系のアプリに劣りますが、1つの分野に特化しているため隠れた優良企業に出会える確率が高くなります。

志望業界を固めている就活生は、一度自分にマッチするアプリがないか、探してみましょう。

内定がもらえない人向けのおすすめ就活サイト3選

内定がもらえない人向けのおすすめ就活サイトは、以下の3つです。

アプリに加えて、就活サイトを利用することで、さらに効率よく就活対策が可能です。

内定獲得に足りなかった箇所を、就活サイトで補いましょう。

それぞれの特徴について、詳しく解説していくので、今までは特に意識せずに利用してきた就活生にとって役立つ情報になります。

就活市場

おすすめの就活サイトの1つ目は、就活市場です。

就活全般の情報を幅広く網羅しており、就活に困ったときに欲しい情報がいち早く見つかります。就活サイトは情報が多いため、自分が求める情報に辿り着くのに時間がかかるでしょう。

しかし、就活市場はカテゴリーや注目のキーワードから、記事が検索可能です。そのため、ストレスなく情報収集できます。

さらに、人気記事ランキングもあるため、他の就活生が今、何に注目しているのかが一目瞭然です。就活トレンドをしっかりキャッチするのに役立ちます。

他にも、企業情報やインターンシップ、ビジネスマナーなど、さまざまなジャンルの情報が用意されているので、就活市場だけで必要な対策が完結するでしょう。

Digmedia

おすすめの就活サイトの2つ目は、Digmediaです。

理系就職支援に特化した就活サイトになります。自分の研究成果を活かしたい就活生やものづくりに興味がある就活生は、ぜひ利用しましょう。

理系学生が就活でつまずくポイントを熟知しているため、しっかりサポートしてくれるのが特徴です。

これまで、研究してきた内容を採用担当者に説明できなかった就活生は、ぜひ利用してください。ESや面接で使えるポイントを、わかりやすく解説しています。

Digmediaは、一般的な就活サイトではカバーしきれない理系分野が専門です。

理系企業への就職を視野に入れている就活生は、一度覗いてみてください。

ベンチャー就活ナビ

おすすめの就活サイトの3つ目は、ベンチャー就活ナビです。ベンチャー企業を専門にする就活サイトになります。

就活に必要な情報の発信に加えて、ハウツー本や役立つ動画の紹介もしているのが特徴です。

さらに、イベントやセミナーも開催されるため、実際に足を運んで情報収集したい就活生におすすめです。

ベンチャー企業は、入社後すぐに大きな仕事に挑戦できる反面、職場環境や制度が不十分な企業もあります。

そのため、入社前にしっかりと情報を集めておくことが大切です。

企業研究が足りないと早期離職につながります。ベンチャー企業を目指す就活生は、ベンチャー就活ナビで準備を整えておきましょう。

内定がもらえないときはとにかく何かに頼ってみよう！

本記事では、内定がもらえない原因と対策方法について解説してきました。

内定は、ただ獲得すればいいものではありません。自分の価値観にマッチした企業から、内定を手に入れましょう。

適当に企業を選択すると、就活を後悔する原因になります。

また、内定を勝ち取るには就活エージェントやアプリ、サイトの利用が効果的です。

とくに、就活エージェントは専属のエージェントが、あなたの就活をすべてサポートしてくれます。1人きりの就活に不安を感じる就活生は、就活エージェントに登録してみましょう。

納得いく状態で就活を終えられるように、本記事を参考にしてください。

監修者

柴田貴司

明治大学院卒業後、就活メディア運営｜自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート