【冬の就活】コートで絶対守るべきマナーとは?意識すべきポイントを徹底解説!

【冬の就活】コートで絶対守るべきマナーとは?意識すべきポイントを徹底解説!

就活に臨む際に、コートの着用についてどうすれば良いのか、気になっている学生は多いのではないでしょうか。

本選考の面接などが行われるのは基本的に冬が多いため、服装は、スーツのほかにコートも必要になります。

そこで今回は、冬の就活におけるコートの選び方や着用マナーなどを紹介していきます。

冬の就活では、着用するコートの種類やマナーについても、十分に注意することが必要です。

必要なマナー・選ぶうえでの注意点をチェックし、安心して冬の就活に臨みましょう。

【就活】いつごろからコートを着ていい?

冬の就活は、身だしなみを考えるうえで寒さ対策も考慮しなければなりません。

その際に気になるのは、具体的にいつ頃からコートを着用して良いのかというポイントです。

結論、コートを着用するタイミングの目安は、気温が10℃を下回ってからです。

冬の就活では、本選考が近づくことで焦ってしまい、服装にまで気が回らないことも意外に少なくありません。

しかし、服装の印象が悪いことで選考に落ちれば本末転倒のため、コートのマナーはしっかり意識しましょう。

なお、冬の就活のポイントややるべきことは、以下の記事でもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

10~11月

冬が近づいてくる10月~11月は、最低気温が10℃近くになる日も増えてきます。

そのため、秋インターンや説明会などで企業に出向くことがあれば、当日の気温を確認してコートを着用するかどうかを決めましょう。

特に11月は、日中はある程度温かくても、朝や夕方はスーツのみでは非常に寒い場合があります

また、地域によっても時期ごとの寒さの基準は異なるため、10℃以下を目安としてコートを羽織るかどうかを決める必要があります。

東京をはじめとした関東エリアは、10月~11月はコートなしでも問題なく行動できる場合も多いですが、北海道や東北エリアなどは10月~11月の時点でかなり寒いことが予想されます。

なお、10月~11月の就活でやるべきことや準備のポイントについては、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

12~2月

12月~2月はいよいよ冬本番を迎える時期のため、最高気温が10℃を下回る日も多くなります。

地域的に寒い場所であれば、10℃近くまで気温が上がればむしろ温かいというエリアもあるでしょう。

そのため、12月~2月の冬の就活では、原則としてコートの着用が欠かせません

無理をしてコートを着用せずに行動し、体調を崩すようなことがあれば元も子もないため、冬本番を迎える際は必ずコートを準備しておいてください

なお、一般的に就活は3月に情報解禁の時期を迎えますが、12月~2月は冬インターンや早期選考など企業に出向く機会も少なくありません。

「まだ選考は始まらないから」と悠長に構えていると、いざインターンや説明会などで企業に行く必要が出たときに困るため、服装も含めてしっかり準備を進めておきましょう。

12月~2月の就活の進め方・ポイントについては、こちらも記事をぜひ見てみてください。

3~4月

3月~4月は平均気温が10℃程度になり、ある程度温かさを感じるようになってきます。

そのため、3月に関しては、日によってはコートなしでも問題ないこともあるでしょう。

3月は情報解禁の時期にあたるため、会社説明会の頻度も増加します。

その日の気温をよくチェックしながら、コートを着て出かけるべきかを判断してください。

必要に応じて、春先用の薄手のコートを別で用意するのもおすすめです。

なお、4月に関しては、前半は10℃以上の気温になることがほとんどです。

よほど寒い日にならなければ、冬用の厚手のコートは要らないため、コートなしの想定でも問題はないでしょう。

3月~4月は、情報も解禁され、選考に向けて動き出す重要なタイミングです。

以下の記事もチェックしつつ、必要な準備については、あらかじめよく確認しておきましょう。

【就活】着用するコートのポイント

ここからは、就活で着用するコートのポイントを紹介していきます。

就活では身だしなみも重要なマナーになるため、着用するコートも、何でも良いわけではありません。

これから就活用のコートを選ぶ際は、身だしなみのマナーがなっていないという印象を持たれないためにも、着用するコートのポイントを十分に理解しておきましょう。

以下ののポイントについて適切なマナーを理解しておけば、就活で着用するコートについて失敗することはないでしょう。

では、詳細を一つひとつ見ていきます。

就活で着るべきコートの色は?

冬の就活に向けてコートを選ぶ際は、コートの色は、スーツに合わせた落ち着いた色のものを選ぶと良いでしょう。

具体的に〇色が良いという決まりはありませんが、無難なのは以下のような色です。

おすすめのコートの色
  • ネイビー
  • ダークグレー

就活用のスーツは基本的に黒一色のため、それと合わせるなら、以上のような色使いのコートが望ましいでしょう。

これに対して、シンプルなデザインでも、赤やピンクなどの明るい色はおすすめできません

カジュアルな印象が強くなってしまい、スーツとも相性が良いとはいえないからです。

就活の身だしなみは「フォーマル」が基本となるため、カジュアルな印象を与えるアイテムは避けましょう。

基本的にはスーツと同じ色でまとめるようにし、落ち着いた印象を持たせることが大切です。

素材

就活のコートに適した素材は?

冬の就活用にスーツを選ぶときは、素材にもこだわることが大事です。

一般的に、コートに使用されている素材には、以下のような種類があります。

おすすめのコートの素材
  • ウール
  • コットン
  • 化学繊維(ナイロン・ポリエステル)

ウール素材のコートは、保温性に優れており、寒さが厳しい日でもしっかりと温かさをキープしてくれます。

印象としてきっちりとしたイメージを持たせてくれるため、フォーマルシーンに向いていることも特徴です。

ただし、就活ではコートを畳んで持つことが多いので、その際に重さやかさばる感じが気になりやすいことは難点です。

また、保温性の高さでいうとコットン素材のコートもおすすめできます

ただしシワになりやすく、素材の傷みが目立ちやすい性質もあるため、頻繁に着用する際は手入れが欠かせません。

ナイロンやポリエステルなどの化学繊維素材のコートは、防水性・撥水性に優れているものが多いです。

保温性はやや低めですが、特徴的に春先でも着用しやすいものも多いため、長く使える点がメリットになります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

それぞれのメリット・デメリットをよく理解したうえで、自分に合う就活用のコートを見つけてみましょう。

デザイン

就活用のコートを選ぶ際に、デザインは重要なポイントになります。

基本的にはフォーマルさを感じさせるデザインであることが重要なので、就活では、以下のようなコートの着用がおすすめです。

おすすめのコートのデザイン
  • トレンチコート
  • ステンカラーコート
  • チェスターコート

これらはシンプルなデザインのためスーツとの相性が良く、フォーマルシーンに合うコートとしてよく選ばれています。

一着持っておくと、冬の就活ではスーツの上に羽織りやすいため、ぜひ用意しておきましょう。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

なお、上記のコートでも、明るい色のものやファーなどの派手な装飾がついているものはNGなので注意が必要です。

シンプルなデザインで、スーツに合う落ち着いた色のコートを選び、フォーマルな印象を大切にしましょう。

大きさ

就活でスーツに合うコートを選ぶ際は、大きさ・丈感も重要なポイントです。

基本的にコートは、スーツのジャケットが隠れるくらいの丈感のものを選ぶことがおすすめです。

下からスーツの裾が見えていると、ややだらしない印象を与えてしまうからです。

全体のサイズ感は、大きすぎず小さすぎず、自分に合うサイズを選ぶことが重要といえます。

あまりにも大きくダボダボなサイズ感でも、同様にだらしない印象になります。

せっかくフォーマルな印象のあるコートを選んでも、サイズ感でネガティブな印象を与えてしまうのでは台無しです。

そのため、自分にぴったり合うサイズのコートを着用するには、購入前にしっかり試着して選ぶことが大切です。

同じサイズでも製品によってサイズ感は異なるため、試着して選ぶことはぜひ忘れないようにしましょう。

【就活】コートの扱い方のマナー

ここからは、コートの扱い方についてのマナーを紹介していきます。

冬の就活では、企業に足を運ぶ際にコートが必需品となるため、コートの扱い方についても正しいマナーを理解しておく必要があります。

適切な扱いができていなければ、ビジネスマナーを勉強していない、という悪い印象につながってしまうため注意が必要です。

チェックしておきたいのは、以下3つの扱い方のマナーです。

point
  • コートの持ち方
  • コートの置き方
  • コートの畳み方

いずれも重要なマナーになるため、詳細をチェックしたうえで、冬の就活に備えましょう。

コートの持ち方

脱いだコートを持つ際は、折り畳んだコートを片腕にかけるようにして持ちます。

表を内側に入れ込むよう大まかに畳んで持つことがポイントです。

コートは基本的に、室内では着用したままにせず、脱いで持つことがマナーです。

就活は会社の室内で過ごすことがほとんどのため、冬は、コートを持った状態で行動することは多いといえます。

そのため、コートの正しい持ち方はしっかりチェックしておきましょう。

なお、意外とやりがちですが、以下のような持ち方はNGのため注意が必要です。

NGな持ち方
  • 表側を見せた状態で折り畳んで持つ
  • 鞄に入れる・鞄にひっかける

以上のような持ち方は正しいビジネスマナーとはいえないため、あらかじめ注意しましょう。

コートの置き方

冬の就活で、脱いだコートを置くときは、椅子の横に置いた鞄の上に折り畳んで置くようにしてください。

面接や会社説明会、インターンなどで席に着いたときは、正しいコートの置き方を心がけましょう。

意外とやりがちなコートの置き方の失敗パターンは、以下が挙げられます。

NGな置き方
  • コートを椅子にかける
  • 無断で空いている椅子や棚の上に置く
  • 自分の膝の上に置く

まず、椅子は企業の所有物のため、勝手にかけることはマナー違反となります。

空いている椅子や棚の上に置くこともNGなので、基本は置いてある鞄の上に折り畳んで置くかたちになります。

もし椅子や棚の上に置く場合は、「こちらに置いても問題ないでしょうか」と聞くことが大切です。

また、基本的にコートは邪魔にならないように置く必要があるため、膝の上に置いておくことも避けましょう。

コートの畳み方

脱いだコートは、裏地が表側に見えるように畳むことが基本です。

正しい折り畳み方の手順は、以下を参考にしてください。

Point
  1. 裏地が表に来るようにして、襟元にあるタグを表に向ける
  2. 袖を内側に折り込む
  3. 3つ折りまた4つ折りにして折り畳む

以上の手順で大まかに畳み、コンパクトにした状態で、持つときは腕にかけて持つようにしましょう。

鞄の上などに置く際も、同じ手順できれいに折り畳む必要があります。

就活では、企業の担当者を前にして焦ってしまうことも多いため、人によってはぐしゃぐしゃにコートを折り畳んでしまうこともあります。

丁寧かつきれいに折り畳む必要はないものの、明らかにぐしゃぐしゃになっているとやはり印象は悪いため、焦らずに行動することを意識しましょう。

【就活】コートの脱ぎ着の注意点

冬の就活では、どのタイミングでコートを着たり脱いだりするのか気になることも多いでしょう。

もし誤ったタイミングでコートを脱いだり着たりしてしまうと、場合によってはマナー違反で印象が悪くなることがあるため、あらかじめ注意が必要です。

そのためここからは、コートを着るとき・脱ぐときの注意点として、以下を解説していきます。

Point
  • 脱ぐタイミング
  • 着るタイミング

冬にインターンや会社説明会、早期選考などに臨む際は、コートを着るタイミング・脱ぐタイミングに注意しましょう。

では、一つひとつを解説していきます。

脱ぐタイミング

冬の就活でコートを着用して行動する際は、基本的に、建物に入る前に脱ぐことが望ましいです。

そのため冬の就活では、コートは電車などの移動のタイミングのみ着用し、会社に着いたら建物に入る前に脱ぐ、この一連のマナーを覚えておきましょう。

また、コートだけでなくマフラーや手袋なども同じタイミングで脱いでおき、外の汚れやほこりを中に持ち込まないようにすることが大切です。

そもそも会社に着いたあとは、受付を済ませたり担当の社員と挨拶したりするため、コートを脱いで身なりを整えているタイミングがないことも多いです。

慌ててコートを脱いでいるところを見られるのは、あまり良い印象とはいえないため、必ず建物に入る前にコートは脱ぐようにしましょう。

着るタイミング

脱いだコートを着るタイミングは、脱ぐときと同様で、建物を出てからになります。

そのため、会社説明会・インターン・面接などで建物内にいるうちは、コートを脱いだまま持ち歩くようにしてください。

そして、すべての予定が済んで建物から出たあとに、コートを外で着用して帰路につくようにしましょう。

もちろん、マフラーや手袋などの防寒着の扱いも同様です。

建物を出るまでは着用せず、出たあとに着用して外用の服装を整えましょう。

なお、会社の周りには社員や関係者の人が歩いているため、邪魔にならない場所でコートを着たりマフラーを巻いたりすることも大事です。

外に出たからといって安心せず、たとえば入口をふさぐような場所に立ってコートを着るようなことは避けましょう。

【就活】避けるべきNGコート

就活でNGなコートは?

就活では、カジュアルな印象を与えるコートはNGとなります。

具体的には、以下のようなコートが挙げられます。

NGコート
  • ダウンジャケット
  • ダッフルコート
  • モッズコート
  • ファー付きのデザインのもの

上記のコートはカジュアルな印象が強くなる可能性があるため、冬の就活にはあまりおすすめできません。

ダウンジャケットやダッフルコートは、普段使いでは定番のコートですが、フォーマルシーンには適さないといえます。

そのため、上記のコートしか持っていない場合は、冬の就活では新しくコートを用意することが望ましいでしょう。

就活において服装を含む身だしなみの印象は非常に重要なため、NGコートで済まさないことが大切です。

【就活】コート以外にも気を付けよう

冬の就活では、コート以外の防寒着についても、さまざまな注意を払う必要があります。

寒い時期は、コートのほかにマフラーや手袋を着用することも多いですが、それらについては以下のような点に注意しましょう。

Point
  • かさばらないものを選ぶ(建物に入る前に鞄に入れられると良いため)
  • コートと同様に落ち着いた色・デザインのものを選ぶ

また、マフラーや手袋なしで寒い日を乗り切るなら、たとえば見えない部分にカイロを貼るなどの対策もあります。

邪魔にならないように意識し、使いやすく悪目立ちしない防寒グッズを選びましょう。

まとめ

冬の就活では、スーツだけでなく、コートなどの防寒着についてのマナーも意識する必要があります。

冬インターンや早期選考の際などは、コートを着用して企業に足を運ぶことが考えられるため、どのようなコートが良いか事前にチェックしておきましょう。

ビジネスシーンに合うコートを選ぶことが望ましいため、派手な色・デザインのコートは避けるようにしてください。

ほかには着るタイミングや持ち方、畳み方などのマナーにも注意し、冬の身だしなみをしっかり整えましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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