【例文付き】観察力を自己PRする方法!効果的なアピールや注意点を解説

【例文付き】観察力を自己PRする方法!効果的なアピールや注意点を解説

就活で自己PRに「観察力」をアピールしたい学生は多いのではないでしょうか。

なぜなら、サークルやアルバイトなどで直面した課題を解決するため状況把握に務めた経験は、そのまま「観察力を鍛えました」とアピールに置き換えやすいからです。

しかし、アピールしたい観察力の定義があいまいなままだと、せっかくのアピールが悪い方向へと行きかねません。

そんな簡単なようで難しい「観察力」の効果的なアピール方法とは何かを紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  • 観察力をアピールするメリット
  • 観察力をアピールするポイント
  • 観察力の言い換え例
  • 観察力をアピールする注意点
  • 観察力をアピールする効果的な構成
  • 観察力をアピールする例文
  • 自己PRの添削を行うポイント
この記事がおすすめな人
  • 観察力をアピールしたい人
  • 観察力をアピールする際のポイントを知りたい人
  • 例文を参考に自己PRを書きたい人

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観察力を自己PRでアピールするのはアリ?

観察力があることは、就活でもアピールできる長所であるといえます。

ですが、アピールの方法や観察力の種類によっては、かえって企業に悪い印象を抱かれてしまう可能性があります。

観察力という言葉は、実はとても抽象的な言葉です。

観察力があると聞いただけでは、あなたがどんな人なのか、どういった強みがあるのか、そしてそれをどう仕事に活かしてくれるのかがわかりません。

観察力をアピールする際には、しっかりと深掘りをして、具体的な内容を伝えるようにしましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

観察力は、どのような職場においても大切な能力なので、自己PRとしてとても効果的です。近年では職場内での思いやりも重視されている中で、周りの環境の変化にいち早く気がついて行動できる人材はどの企業からも重宝されます。観察力を長所として自己PRするかどうか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にした上で積極的にアピールをしてみてください。

【自己PR】観察力には種類がある

観察力をアピールする上では、どんな強みなのかをしっかりと理解する必要があります。

観察力とは一般的に、「物事を観察し、知見を得る力」と捉えられています。

即ち、視野が広く物事の本質をつかむ力があるということです。

観察力には、以下の3つの種類があります。

自分がアピールしたい観察力はどれに該当するのかを明確にし、適切なアピールをしましょう。

1:状況を把握する力

1つは、自分の置かれている状況を的確に把握する力です。

常に冷静に自分の周りを客観視できるため、瞬時に状況を判断することに長けているのです。

状況把握能力が高いということは、課題を見つけるのも早いはずです。

問題の軸を理解し、課題解決までの道のりを考えたり、的確な判断を下すことができる人は、入社後にも企業に貢献することができます。

3:自分を客観視する力

自分を客観視しすることも観察力の1つです。

観察力のある人は、自分と向き合うことも得意です。

ただし、自分を客観視するだけでなく、改善やよりよくするための行動が伴っていなければ効果的なアピールとは言えません。

自分を客観視し、かつ行動に移すことで、魅力的な強みとしてアピールできるでしょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

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観察力と洞察力の違いについてあまりわかっていない人もいると思います。

観察力とは、「目に見えることについて見抜く能力」、洞察力は「目に見えないことに関して見抜く能力」です。

洞察力は、人の感情や物事の背景などを捉えることができるということです。

洞察力と観察力の違いを理解して、自分の人柄を上手にアピールしましょう。

3:人間を観察する力

普段から周りにいる人を、あなたは無意識に観察することがありますか?

もしあるなら、人間を観察する力もあるといえるでしょう。

例えば、周りの人の髪型や服装を、つい細かくチェックしてしまう人もいるかもしれません。

ただし、それだけだと自己PRにおいて何も良いアピールにはならないため、人間観察力に関しては伝え方に注意してください。

例えば、他者の感じていることを読み取り察することが出来る、空気を読むことが出来るなどは、仕事でも活かせる人間観察力であるといえます。

自己PRをする際に失敗してしまうことのないよう、作成の際には十分注意しましょう。

【自己PR】企業から評価されやすいのは「状況観察力」「自己観察力」

企業から良い評価を得やすい「観察力」とは、具体的には以下の観察力になります。

評価されやすい観察力の種類
  1. 状況観察力
  2. 自己観察力

周りを見て動ける能力や、自分を客観視して行動・役割を的確に理解できる能力は、仕事において役立つ場面が多いといえます。

なお、自己PRでは「人間観察力」を強みにしてしまう就活生も多いですが、「人を観察して変化に気づける」というだけでは仕事における再現性の低さがネックになります。

したがって魅力的な強みにはならない場合が多いため、人を観察して必要な行動を起こせるという強みがあるのなら、「状況観察力」としてアピールするほうが望ましいでしょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

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観察力とひとことで言っても、何を観察することに長けているかによって自己PRの際にアピールするポイントが変わります。業務上の数字や仕事の成果を観察することに長けているのか、周りの人や環境の変化を観察することに長けているのか、自分に合う方をアピールしましょう。

【自己PR】観察力がアピールポイントとして良い理由

観察力は、様々な職種で活かすことができ、ほかにも様々なスキルが伴っていることをアピールできます。

具体的なエピソードと共にアピールすることが出来れば、かなり好印象なアピールポイントです。

以下の3つを確認しておきましょう。

観察力が自己PRとして有効な理由
  1. 多くの職種で役に立つ
  2. コミュニケーション能力が高い印象を与える
  3. 問題解決能力が高い印象を与える

理由1: 多くの職種で役に立つため

観察力という強みは多くの職種で役に立ちます。

特に人と接する職種では大いに活かすことができるでしょう。

例えば、営業職の場合は「観察力」を発揮し、顧客のニーズを掴むことでより良い提案を行うことができるでしょう。

また、サービス業の場合、お客様の表情や行動を観察し、細かなニーズを捉えることでより良いサービスを提供することができるでしょう。

このように観察力は多くの職種で役立てることができます。

より響くアピ―ルをするためには、あなたが志望する企業や職種でどう生かすかを伝えることがカギです。

理由2: コミュニケーション能力が高いため

観察力は、コミュニケーション能力の向上にも生かせます。

観察力を生かすことで、相手の表情や仕草を観察し、細かな気付きを得ることで、相手の気持ちを理解できるでしょう。

また、周りの人を観察し、「○○さんが~しているが、...で困って困っているだろう」「○○さんは今~をしているが、次に…が必要になりそうだ」と察して、サポートすることで顧客や社員同士の信頼関係の構築にも役立ちます。

特に社会に出た後は、他の社員と協力し、チームで目標に向かって行動するということが求められます。

そこで、観察力を生かし、うまく意思の疎通することで円滑に進められるでしょう。

また、不要なトラブルを避けることもできます。

このように、観察力はコミュニケーション能力を高めることにも役立ちます。

コミュニケーション力はどの職種でも必要不可欠ですから、様々な職種において魅力的なアピールになるでしょう。

理由3: 問題解決能力が高いため

観察力を活用することで、問題解決能力の向上に生かすことができます。

具体的には、周りを見る力から、物事や状況を観察することで、問題の原因を突き止め、解決策を導くことができます。

また、施策を打った先のことを見通す力にもたけているため、あらかじめトラブルを防ぐこともできるでしょう。

このように視野を広く持ち、問題に対して適切に行動を起こす力はどの仕事でも重宝されることでしょう。

特に、自主性や成長意欲が求められている企業で大いに評価されるでしょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

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自己PRでは、アピールポイントを就職後にどのように生かすか、という点がとても重要視されます。観察力をアピールする際には、観察力がある人間は仕事においてどのように活躍することを求められているかを把握した上で、自分に当てはまるものを「仕事ではこのように生かします」というように自己PRできるよう準備しておきましょう。

【自己PR】観察力のアピールが響きやすい職業

自己PRで観察力をアピールすることは、必ずしも相手の企業に響くとは限りません。

なぜなら、自分が志望する職業によってアピールすべきポイントは大きく変わることがあるからです。

そのため、観察力が重要視される職種なのかどうかを、先に理解しておいた方が良いでしょう。

ここでは、観察力がもっとも響きやすい職業の種類を、大きく3つに分けて紹介します。

営業

まず観察力が最大限に生かされる職業といえば、営業職です。

営業職の仕事は、人とのコミュニケーションがメインになるため、どのようにすれば適切なアプローチができるのかを考える必要があります。

だからこそ、常に相手を観察して潜在的なニーズを掴まなければいけません。

例えば言葉のキャッチボールだけではなく、相手の表情の変化を見たり、その周りの状況なども注意深く観察できるような人だと理解してもらうことができれば、きっと営業職に向いていると判断されるでしょう。

接客業

接客業において欠かせないスキルといえば色々ありますが、その中でも観察力はとても大切な要素だといえます。

接客はただ決められたことを丁寧にするだけだと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、本当に満足してもらうには「基本の接客に加えて何ができるのか?」を、常に意識することが重要です。

そしてそれは、観察力がある人だからこそ形にできるため、何より重要視している企業も決して少なくありません。

だからこそ、接客業を志望している人は積極的にアピールしていきましょう。

マーケティング職

マーケティング職も、観察力が必要不可欠な職種の1つです。

なぜなら、さまざまなデータを分析しつつ、新たな戦略を練っていくことが仕事だからです。

だからこそ、常に「なぜこうなるのか?」「もしこうだったらどうなるのか?」と、データを観察する力が必然的に求められるでしょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

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(就活市場監修者)

弊社では営業職とマーケティング職の社員が活躍していますが、活躍している社員に共通していることは、とにかく視野が広い、という点です。上司や同僚が求めていることにいち早く気が付く観察眼、数字の変化や攻め所に即座に気が付く観察力は、仕事においてとても優位に働きます。

【自己PR】観察力をアピールする方法

実際に観察力を長所としてアピールする際、どんなポイントを意識すればよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、効果的に採用担当者に観察力をアピールするためのポイントをまとめています。

是非これを参考に自己PRを作成してみてください。

自身の持つ観察力の種類から伝える

自己PRで観察力をアピールする場合は、自分の持つ観察力の種類から伝えると良いでしょう。

冒頭でも述べたとおり、観察力には主に「状況観察力」「自己観察力」「人間観察力」と種類があります。

最初に「私の強みは、自己観察力が高いことです」と述べれば、どのような点において観察スキルが優れているのかすぐわかるからです。

自己PRでは簡潔にわかりやすくアピールポイントを伝えることが重要なので、観察力をアピールする際は、種類から述べることを忘れないようにしましょう。

そのうえで具体的なエピソードや経験に触れ、説得力を持たせることが大切です。

なお、前述のとおり評価されやすいのは状況観察力・自己観察力のため、基本的にはどちらかの種類の観察力をはっきりと伝えるようにしましょう。

具体的な過去経験を基に伝える

自己PRで観察力について伝える際は、そのアピールポイントである観察力の裏付けとして、具体的な過去経験を説明する必要があります。

単純に「強みは観察力です」と述べるだけでは、どのような状況でその強みが発揮されてきたのかわからず、説得力に欠けるからです。

過去経験・強みが発揮されたエピソードがあれば、観察力が発揮されたポイントやそれを活かした本人の活躍などが見えてくることで、企業も自社に合う人材か判断しやすくなるでしょう。

そのため自己PRで観察力を伝えるときは、必ず具体的な過去経験・エピソードとセットで考えるようにしましょう。

就活では、自分の強みを知るために、自己分析を深く行うことが重要となります。

その際は過去に経験したことを思い出し、どのような経験で観察力が発揮されてきたのかをよく考えてみてください。

そのうえで適切なエピソードを選び、説得力と深みのある自己PRで、自分の強みを伝えましょう。

仕事でどう活かすのか伝える

そもそも自己PRとは、企業があなたを採用するかどうかの判断材料となるものです。

そのため、長所を伝えて人柄の良さをアピールするのはもちろんですが、入社後にどのように企業に貢献するのかも伝える必要があります。

観察力が活かされるビジネスシーンには、以下のようなものがあります。

活かされるシーン
  • スムーズに連携できる
  • 計画的に業務を進められる
  • ミスを防ぐことができる
  • コミュニケーションを取ることができる

ただ観察力があると伝えても、仕事でどのように活きるのかは想像しにくいです。

観察力をアピールする際は、具体的に仕事にどう活かすのかもしっかりと伝えましょう。

【自己PR】観察力をうまくアピールできる文章構成

先ほども述べたように、自己PRはわかりやすい構成で書くことがとても重要です。

文章がわかりにくいと、強みを最大限にアピール出来なかったり、読み流されてしまったりする恐れがあります。

以下のポイントを押さえ、ぜひあなたの強みを魅力的にアピールしていきましょう。

自己PRの構成
  • 結論
  • エピソード
  • 入社後どう生かすか

結論

構成で重要なのが、まず結論から始めることです。

あなたの強みが何かを簡潔に説明しましょう。

「私の強みは観察力です。」と始めるのが一般的でしょう。

他の就活生と差別化したい場合は、観察力という強みを細分化し、より具体的に言い換えてアピールするのがポイントです。

エピソード

次にあなたの強みである「観察力」が生きたエピソードについて説明していきましょう。

強みを発揮したエピソードを含めることで、説得力のあるアピールができます

エピソードを書く際は、あなたの強みを発揮した結果だけでなく、あなたの強みをどのように発揮したのかや、あなたの考えが伝わるように工夫しましょう。

以下では、エピソードでどのような内容を含めるべきか詳しく解説していきます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

エピソードの中では、あなたの強みである「観察力」がどのように生きたのかを伝えることが重要です。

強みを発揮するにあたって、どのような課題や目標があり、あなたが何を考えその強みを発揮し、どのような結果を得たのかを細かく拾っていきましょう。

その際、前後関係が明確になるように注意を払う必要があります。

また、あなたの強みがどう生きたのかを数字として表せられると、より効果的にアピールできるでしょう。

入社後どう活きるか

自己PRでは、あなたの強みを伝えるだけで終わってしまってはいけません。

あなたの強みを入社後どのようにして業務に活かしていけるのかを伝えることが重要になります。

企業研究を入念に行い、あなたの強みを入社後にどのように生かせるのかを整理しましょう。

締め切りまで余裕がある場合は、OB訪問やインターンの質疑応答などの機会を生かし、自分の強みをどう生かせそうかを質問しても良いでしょう。

あなたが入社後に活躍できると企業にイメージさせることが出来れば、通過率を大幅に挙げることができるはずです。

【自己PR】観察力の種類別例文3選

ここからは、観察力の種類別に、自己PRの例文を紹介していきます。

観察力では以下2つの種類が評価されやすいため、それぞれどのような例文があるのかを見ておきましょう。

ここで紹介する例文
  • 状況を把握する力
  • 自分を客観視する力

具体的な例文を事前に見ておけば、オリジナルの自己PRを書くときに、流れや表現方法を真似できます。

初めて観察力の自己PRを書く人や、そもそも文章を書くことが苦手な人は、例文を見ておけば書きやすくなるでしょう。

自分に当てはまる種類の観察力の自己PR例文を、ぜひ参考にしてみてください。

例文1:状況を把握する力

自己PR例文

私の強みは、状況を的確に把握し、適切に移せる力です。

私は居酒屋のアルバイトでシフトリーダーを務めており、その日出勤しているアルバイトには、状況を見ながらタスクの割り振りを行っています。

先日の週末の混雑時は、想定外のキャンセルが出たため、オーダーが追いつかない状況に追い込まれることがありました。

そこで私はいち早く混乱の原因を確かめ、一人ひとりの役割分担を調整し、優先順位的に現状必要ないタスクを後回しにするなどの柔軟な対応を行いました。

結果、通常であればクレームが入るような状況も、クレーム0件で乗り切ることができました。

入社後も状況を把握する観察力を活かし、お客様の要望を的確につかんだうえで、迅速なサービス提供につなげたいと考えます。

上記の例文は状況観察力を伝える自己PRなので、エピソードでは、そのときの状況を可能な限り詳しく伝えることが大切です。

どのような状況で何が問題となり、どのような行動を取ったのか、具体的な説明を心がけましょう。

また、問題や課題を解決した結果を伝える際は、わかりやすさのプラスアルファとして、数字を使うこともおすすめです。

採用担当者がその状況をスムーズに理解できることを前提として、具体的なアピールにつなげましょう。

例文2:自分を客観視する力

自己PR例文

私には自分を冷静に客観視できる力があるため、的確に改善策を見いだすことができます。

大学のゼミ活動では、プレゼンテーションで良い結果が出せず、自分が想定している以上に伝わりにくいことが大きな課題でした。

そのため私は、自分のプレゼンの様子を録画して見直し、冷静に客観視することで、「複数のテーマをまとめて話してしまう」という悪い癖を見つけました。

そこで説明の台本の改善を図り、さらに客観的に見つめ直すための対策として、友人にも録画を見てもらい意見を求めました。

それにより自分では気づけない改善点に気づくことができ、結果として、次のプレゼンでは最も高い評価をもらうことができました。

入社後も客観的に自分自身を観察する姿勢を大事にし、見直すべきポイントをいち早く見つけて改善することで、成長につなげたいです。

自分を客観視する観察力の自己PRでは、やはり、どのような取り組み・施策で客観視してきたのかが重要になります。

結果として「それは客観視とはいえないのでは?」と面接官に疑問を持たれては意味がないため、客観視する対策・対処として、有効なことを実践したエピソードを選びましょう。

自分自身を客観的に分析して弱点の改善につなげられれば、成長は早まるため、最終的には成長につなげたいことをアピールすると良いでしょう。

【自己PR】エピソード別!観察力をアピールする例文3選

では早速、自己PRで「観察力」をアピールする際の例文をいくつかご紹介します。

まずはエピソード別で3つご紹介します。

例文1: サークル活動

自己PR例文

私の強みは、状況の変化をいち早く察し、次に必要な行動を見極められる力です。

学生時代はダンスサークルに所属していましたが、参加率があまり良くなかったため、私はいち早く全体的にやる気が低下していることを察知しました。

私はメンバーに個別に事情を聞き取り、サークル長に不満を伝えることで、スケジュールの明確化を実践することを提案しました。

結果、状況が改善されたため参加率が高まり、それに伴ってメンバーの活気は戻りました。

以前も同じような状況に陥ったときは、退会者が10人以上出てしまいましたが、今回は2人に抑えることができました。

入社後も状況の変化に気づける力を発揮し、職場では円滑なチームワークの形成に貢献したいと考えます。

サークル活動のエピソードを取り上げる自己PRでは、状況を観察して行動してきたことをアピールする必要があるため、サークル活動がどのような状況だったのか具体的に伝えましょう。

また、ただ状況の変化に気づけるというのみでは強みとして弱いため、その後に必要な行動につなげられることが重要になります。

そのため、状況の変化を感じ取ったことで、どのような行動が必要だと見極めてきたのか説明することも忘れないようにしましょう。

また、上記のように「前回は10人だったが今回は2人に抑えられた」という定量的な表現も、エピソードの具体性を高めるうえでは重要です。

例文2: アルバイト経験

自己PR例文

私の強みは、よく周りを観察し、適切な対応を瞬時に判断できることです。

学生時代はショッピングモールの受付でアルバイトを経験し、困っているお客様を積極的にサポートしてきました。

先日は、荷物を抱えたお客様が困っている様子だったため、私は「タクシーを呼びたいのではないか」と考え、自ら声がけを行いました。

また、周りにお連れ様がいる可能性も考慮し、「お連れ様がいる場合は、〇〇出口で待ち合わせされたほうがわかりやすいです」と伝え、スムーズな案内を心がけました。

結果、お客様の困りごとは解消され、「的確でわかりやすい案内をありがとう」と感謝の言葉をいただきました。

入社後も周りを観察して動くことを常に意識し、生産性向上に貢献したいと考えます。

アルバイト経験を通じて観察力をアピールする場合は、どのようなアルバイトで、観察力を発揮してどのような行動につなげたのか具体的に伝えましょう。

自分のポジションや担当業務、職場の状況などの詳細を述べれば、エピソードのわかりやすさはよりアップします。

そのうえで、アルバイト経験で発揮した観察力が、入社後の現場でどのように活きるのか具体的に伝えることも重要です。

例文3: ボランティア経験

自己PR例文

私の強みは、観察力を発揮しながら周りに気を配ることができる点です。

大学生活の中では、地域のボランティア活動でゴミ拾いを経験しました。

老若男女問わず参加できるイベントだったため、地元の小学生も多く参加しており、活動の主催を務める知人は、子供たちがバラバラにならないように観察しながら活動することが大変だと漏らしていました。

そこで私も子供たちを監督する側として協力し、注意深く周りを見たり、離れた場所に行きそうになる子がいたときは積極的に声がけを行いました。

結果、大きなトラブルが起こることはなくイベントは終了し、知人からは、「あなたが周りをよく見てくれたので助かった」と褒めてもらえました。

入社後も周りを観察して行動する姿勢を大事にし、職場が円滑に回るように、必要な気配りを徹底していきたいです。

ボランティア経験を自己PRのエピソードにし、観察力を伝えるときは、アルバイトやサークルのエピソードと同様に状況を具体的に伝えることが重要です。

自分の役回りやそれについて考えたことなどを伝えれば、状況はわかりやすくなり、どのように観察力を発揮してきたのか明確になるでしょう。

【自己PR】観察力の言い換え6選

観察力という言葉は、多くの就活生が使う、いわば頻出単語です。

言い換え表現を適切に用いることで、他の就活生と差別化できるだけでなく、あなたの観察力がどんな種類のものなのかわかりやすくアピールすることができます。

観察力の言い換えには、以下のようなものがあります。

言い換え
  • 主体性
  • 柔軟性
  • 判断力
  • 傾聴力
  • 説明力
  • 状況判断力

これらの言い換え表現を使用した例文を最後に紹介しているので、ぜひそちらも参考に、あなたならではの自己PRを作成してください。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

自己PRで観察力を述べるときは、別の表現に言い換えてアピールすることが効果的です。

観察力はやや曖昧な強みなので、一言では、どのようなスキル・強みなのか伝わりにくい点がデメリットになります。

そのため、言い換え表現でアピール方法を少し変化させれば、観察力の詳細をわかりやすく伝えられます。

たとえば「判断力」と言い換えれば、状況を観察したうえで適切な判断ができる能力として、より具体的なアピールができるでしょう。

自己PRでは、何より具体性やオリジナリティが重要になるため、わかりにくくならないように効果的な言い換えも考えてみてください。

【自己PR】言い換え別!観察力をアピールする例文7選

次に、「観察力」の言い換え別の例文をいくつかご紹介します。

例文1: 主体性

自己PR例文

私の強みは、周りの動きを見ながら主体的に行動し、必要な役割を自ら見つけられることです。

大学時代は地域のボランティア活動に参加し、参加率の低い子供たちに対して、自発的に活動の改善策を提案しました。

子供たちは何をすれば良いのかわからない印象で、そのようなときこそ、年長者側が導く必要があると考えたからです。

結果としてその提案は好評となり、子供たちが興味を持てるアクティビティが導入されるに至ったため、参加率は上昇し、ボランティア活動は盛り上がりを見せました。

貴社に入社した際も、主体的に行動して自分の役割ややるべきことを的確に見極め、現場のトラブルや課題を解決に導きたいと考えます。

観察力を主体性に言い換える場合は、たとえば例文のように、自ら周りをよく見て行動する姿勢などをアピールすると効果的です。

状況の変化や周りの人の動きを観察することが、主体的な行動につながっている点がポイントです。

あわせて、積極的に人や状況を観察し、必要な行動を実行に移してきたエピソードも具体的に述べるようにしましょう。

例文2: 柔軟性

自己PR例文

私の強みは、状況の変化を見て、臨機応変に行動を変化させていける柔軟性です。

大学生活の中では、地域のボランティア活動に参加したため、児童養護施設の子供たちと遊ぶ機会がありました。

予定では鬼ごっこをして遊ぶことになっていましたが、子供たちはあまり気乗りしない状況で、テレビを夢中で見ていました。

そのため私は柔軟に予定を変更し、子供たちと交流を深めるために一緒にテレビを見て、「これは何?私にも教えて」と積極的に質問することで、場を盛り上げました。

結果、子供たちも私たちボランティアスタッフとの交流を心から楽しんでくれて、活動は成功に終わりました。

入社後も柔軟性を発揮し、状況に応じて、必要な行動を臨機応変に考えていきたいと考えます。

観察力を柔軟性に言い換えて表現する場合は、周りや自分自身を観察することで、そのとき必要な行動や選択を柔軟に変化させられることを強みにすると良いでしょう。

主体性と同じように、観察力があるからこそ、状況に合わせられる柔軟性につながっていることが重要なポイントです。

なお、柔軟性を伝えるためには、どのような状況で柔軟な判断・選択をしたのか具体的に伝える必要があります。

必要に応じて、「臨機応変な対応ができる」「先入観にとらわれない」などの言い換えを考えるのも良いかもしれません。

例文3: 判断力

自己PR例文

私の強みは、状況に応じて適切な行動を決められる判断力です。

先日私は地元のボランティア活動に参加し、縁日イベントの運営を手伝いました。

しかし当日は、予定よりも子供の参加者が多く、狭い会場の中で走り回ってしまう子が多くみられました。

私は早い段階で「このまま放置すると大きなトラブルが起こる」と判断し、保護者の方にそれぞれのお子様を止めていただくように声掛けを実践しました。

結果、大きなトラブルを未然に防ぐことができ、ほかのスタッフからは「あのまま何もしなかったら大きな事故が起きていた可能性があるので、本当に助かった」と言っていただけました。

入社後も、周りの状況を把握したうえで適切な判断を下し、お客様により良いサービスを届けたいと考えています。

観察力は判断力に通ずるものがあるため、言い換える場合は、実際に自分が下した判断やその早さなどを具体的に伝えると良いでしょう。

周りの状況から、どのような判断が必要だと感じたのかなど、自分の価値観や心情をあわせて伝えるのも、自己PRにオリジナリティが出るためおすすめです。

また、自己PRでは上記の例文のように「褒めてもらった」など他人からの評価を加えると、より説得力が高まりやすいことも重要なポイントです。

例文4: 傾聴力

自己PR例文

私の強みは、相手の伝えたいことに真摯に耳を傾けられる傾聴力です。

先日は大学生活の一環でボランティア活動に参加し、地元の保育園のイベント運営を手伝いました。

その際は、私は自分の担当業務を進める傍ら、困っていそうな子供や保護者に声をかけ、不満や意見のヒアリングを行いました。

そのうえで早いうちに不満や要望を保育園側に届け、可能な限り、早い段階での改善につなげました。

結果、円滑にイベント運営が実現し、保育園からはイベント後の保護者の方のクレームも減少したとの報告をもらいました。

入社後も過去の経験で活かしてきた傾聴力を発揮し、お客様の要望やお悩みに積極的に寄り添えるスタッフを目指したいと考えます。

観察力を傾聴力に言い換える場合は、身の回りを観察して行動するからこそ、周りの人の意見に耳を傾けられるという姿勢をアピールすると良いでしょう。

エピソードを伝える際は例文のように、実際に意見を聞いて回った経験や、フィードバックを受けて改善につなげた経験などを述べることがおすすめです。

また、傾聴力は顧客対応などで活かしやすい強みのため、入社後の活かし方を述べる際も再現性を持たせると良いでしょう。

例文5: 説明力

自己PR例文

私の強みは、伝えたいことをわかりやすく説明できる力です。

大学のゼミ活動では、先日、企業のマーケティング戦略について研究を行いました。

今までの研究の中で、参照すべき資料の数が最も多かったため、最初は要点をまとめて発表の台本を作成することに苦労しました。

そこで私は、説明すべき情報を俯瞰から見る意識をし、要点を徐々に絞っていくアプローチを実践しました。

結果、順を追って研究内容の要点を伝えられたため、膨大な情報もわかりやすく説明することができ、教授からも説明力を褒められました。

入社後も、俯瞰から情報の全体像を把握する意識を持ち、要点を的確にまとめることで、お客様にとってわかりやすい説明を心がけたいと思います。

観察力を説明力として言い換える場合は、例文にもある通り「情報の全体像を観察し要点を把握することでわかりやすい説明につなげる力がある」とまとめることが効果的です。

そのため情報量の多い資料をチェックするときなどに、要点を把握し的確にまとめることに長けている人は、観察力=説明力としてうまく言い換えられる可能性があります。

どのようなアプローチでわかりやすい説明を心がけているのか、具体的な取り組みの内容をアピールすることも、ぜひ忘れないようにしましょう。

例文6: 状況判断力

自己PR例文

私の強みは、より良い行動や選択につなげるための状況判断力です。

先日はボランティア活動に参加し、地元の児童養護施設で、子供たちの遊んでいる様子を監督しました。

その際は、行動が不安定で危なっかしい子供たちが何人かいたため、施設スタッフの方に相談し、ぶつかると危ない機械などは早めにどかしておきました。

また、危ない動きをしている子には積極的に声をかけ、遊びを提案することで、意識をそらすようにしました。

結果、大きなトラブルは起こらず、ボランティア活動は無事に終了しました。

入社後も状況判断力を活かして安全管理を徹底し、安心してお客様に楽しんでいただける場を作っていきたいと考えます。

観察力は、いわば状況を観察して適切な判断につなげられる力であるため、状況判断力という言い換えは適しているでしょう。

特に、観察力を活かして的確な判断を下してきた経験がある人は、観察力と伝えるよりは状況判断力とアピールしたほうが的確に強みを伝えられる可能性があります。

判断したときの状況や、判断の結果なども、状況判断力の裏付けるエピソードとして具体的に伝えるように心がけましょう。

【自己PR】観察力をアピールする際の注意点

観察力をアピールするうえでは、裏目に出たり、企業が求めている人物像とは違うと思われたり、志望している職種にとっては必要ない能力だと思われないようにすることが大切です。

そのために、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

抽象的な伝え方は控える

ただ「観察力がある」というアピール内容では抽象的です。

どうしてそう思うのか、どんな点において企業に活かせるのかなどが不足し、説得力がありません。

観察力がある、とは具体的にどのようなことを指すのか自分の言葉で言い換えてみましょう

その際に意識すべきなのは、企業目線です。

企業はどのような人材を欲しているのか、どんな人材に魅力を感じるのか考えてみましょう。

また、エピソードを1つに絞るというのもポイントです。

エピソードが多いとその分、広く浅く説明する必要があります。これでは自分らしさが十分に伝わりません。

1つのエピソードを掘り下げて説明することを意識しましょう。

完璧主義だと思われないようにする

人をじっくり観察して状況をうかがったり、状況を時間をかけて観察してから行動に移ったりするような人は、慎重で良いと思われるケースもあれば、完璧主義と取られる場合もあります

完璧主義はメリットに思えますが、多様な人が集まる組織を円滑に回していくためや、仕事を効率よく遂行していくうえでは、足かせになることも多いです。

企業が求める人物像や職種の適性に合っていないと、望ましくない強みと思われてしまうので、伝え方には注意が必要です。

どんな強みか具体的に伝える

観察力と言っても、その態様はさまざまです。

じっと他人や状況を見守るのが好きな人、周囲の状況を外野として見るだけで、そこで起きている問題やトラブルの解決には触れようとせず、どう解決されるのかを見ているだけといった、行動力もなく問題解決力もない人もいるかもしれません。

ですが、企業で評価される観察力は、その観察を通じて状況の分析を行ったり、目の前で起きている現象やトラブルをどう解決すればいいかを客観的に考えて解決・実行する力です。

ただ、飽きずにじっと観察できるアピールではなく、観察力を生かして問題の解決や客観的な分析や解決策の提示ができるというアピールをすることがポイントです。

人間観察のアピールは悪印象をもたれることも

自己PRで「私は対面する人のことを分析するのが大好きです」というように、人の性格や個性を観察してきた人間観察の経験をアピールする志望者も見られます。

しかし、人間観察をアピールするのはリスクがあります。

なぜなら、人間観察は「他人の行動を細かくチェックする」という批判的な要素もあり、良いイメージを抱いていない人もいるからです。

仮に、面接で「人間観察力」をアピールした場合、面接官が「私を観察してみてどう思いますか」と質問されたら、とっさに答えるのは難しいでしょう。

本当に人間観察が好きだとしても、わざわざ自ら不利になるようなアピールをするのは、面接の戦略上好ましくないことを頭に入れておいてください。

洞察力との違いを明確に把握しておく

観察力を自己PRで強みとして伝える際は、似ている強みとして、洞察力との違いをしっかりと把握しておくことも大事です。

観察力は表面的な部分を見る能力であり、洞察力は見えない部分や本質的なポイントを見抜く能力といえます。

また観察力は、周囲に気を配ったり状況を把握したり、ほかには自分自身の内面の状況・状態を理解したりする際に重要な能力のため、情報収集能力の一種といえます。

そこから新たな発見がある場合は、洞察力としてアピールできる可能性もあります。

そのため、本来見ているポイントが違うこと、能力が発揮されるシーンが異なることを把握しておきましょう。

なお、洞察力を自己PRでアピールするときのポイントや注意点などは、以下の記事をチェックしてみてください。

【自己PR】観察力をアピールする際のNG例文

自己PRのNG例文

私の強みは観察力です。

週に1回程度は1人でカフェに足を運び、2時間くらいかけて周囲の顧客の様子や、窓から見える人の流れや様子を観察しています。

ファッションやヘアスタイルから今どきのトレンドが理解できたり、若い人の流行り言葉や、世代ごとに話の中心となるテーマが違うことが理解できたりするのがメリットです。

観察力を通じて今どきの流行をキャッチアップでき、世代間の違いなどを学べる成果が得られました。

職場にはさまざまな世代の人や価値観の人がいると思うので、観察力を活かして職場の空気を読んでいきたいです。

この文章では観察力のエピソードや、それを通じて得られたことを踏まえていますが、最後の仕事への結びつきが弱いです。

職場の人間関係や、職場でうまくいくように観察力を使いたいと見て取れますが、それでは、その企業にとって特別に役立つとは言えません。

どの職場でも汎用性があるようなアピールの仕方ではなく、「流行をキャッチアップでき、世代間の違いを理解できる観察力を活かして、新商品の開発や企画に活かしたい」など、より具体的に仕事に貢献できるアピールの仕方をすることが大切です。

【自己PR】文章を作ったら添削をしよう!

自己PRの完成度を高めるには添削を受けることが非常に効果的です。

友達や家族に読んでもらうという手軽な方法から、大学のキャリアセンターや就活のプロに頼むという方法まで様々です。

あなたの目的に合わせて、柔軟に選択してみてくださいね。

以下の記事では、添削を今すぐ無料でできる方法についてご紹介しています。

自己PRの文章が完成した人は、是非こちらを参考に添削を依頼してみてください。

第3者視点で見てもらうこと

自己PRを自分で見なおすだけでは、主観が入ってしまうため、説得力に欠けていたり、わかりにくい文章になってしまいがちです。

そのため、自分以外の第三者に見てもらうことが完成度の高い自己PRに仕上げるコツです。

友達や家族、先輩やOB、大学のキャリアセンターなどを活用し、第三者の意見を取り入れた自己PRに仕上げましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

添削を依頼する際、最もおすすめなのは就活エージェントに依頼することです。

就活エージェントは就活のプロですので、人事の視点で自己PRを添削してもらえます。

大学のキャリアセンターを利用するよりも、より企業の目線で確認してもらえるでしょう。

【自己PR】観察力は具体的にアピールしよう

本記事では観察力を自己PRする際のポイントを解説してきました。

自己PR以外にも言えることですが、企業の質問の意図を捉え、具体的に、的確にアピールすることが選考を通過するポイントです。

そのためには企業研究や自己分析が欠かせません。

しっかりと準備を行って自己PRを完成させ、見なおしや添削で完成度を高め、魅力的な自己PRに仕上げてくださいね。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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