英語力はガクチカになる?大学1年からできる就活対策について解説!

英語力はガクチカになる?大学1年からできる就活対策について解説!

はじめに

英語が好きな大学1年生の皆さん!

就活に向けて今のうちから何か始めようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

数年後に始まる就活、どうせならいいスタートを切りたいですよね?

しかし実際、就活って何をアピールするべきなの?どんな準備をしておけばいいの?など、わからないことも多いかと思います。

そこで、今回は就活のキーワードである「ガクチカ」、さらに大学1年から始められる、英語力をガクチカにする方法について解説していきます。

【大学1年から英語力をガクチカにする】ガクチカとは?

ガクチカとは「学生時代に力を入れていたこと」の略語で、若者の間で広がっている就活用語の一つです。

就活の面接で必ずと言っていいほど訊かれる話題のため、このような言葉が生まれ、就活生の間で定着してきました。

【大学1年から英語力をガクチカにする】企業がガクチカを聞く意図

就活生は自分のガクチカをエントリーシートや履歴書などでアピールします。

どうして企業はガクチカを就活生に問うのでしょうか。

物事に対する態度

企業はガクチカを通して就活生の物事に対する態度を評価します。

困難をどのようにして乗り越えたのかというガクチカのエピソードから、企業は入社後にトラブルが起こった際にその人物はどのように対処するのかを判断します。

それによって企業が抱く入社後の期待値に影響してきます。

人間性

また企業はガクチカを通して就活生の人間性も評価します。

たとえ高い能力や輝かしい功績があったとしても、その就活生に人として大きく欠けている点があれば、企業にとってむしろマイナスな存在になってしまうからです。

逆にいえば、能力的に劣っていたり、目立った功績がない人物だったとしても、高い人間力を持っていて、企業がその人物を必要だと判断したら採用されることもあるということです。

【大学1年から英語力をガクチカにする】ガクチカは何をアピールするべき?

それでは実際、ガクチカは何をアピールすればいいのでしょうか。

ただただ学生時代に頑張ったことを伝えるだけでは企業へのアピールにはなりません。

大事なのはその経験をどう乗り越えたか、その経験から何を学んだのか、その経験をこれからどう活かしていけるかです。

その経験をどう乗り越えたか

まず、学生時代に自分がぶつかった壁にどのように立ち向かったのか、つまり自分の課題に対する対応力や処理能力をアピールすることが必要です。

それをもとに企業はトラブルが起こった際に発揮されるであろう就活生の柔軟性忍耐力を評価します。

その経験から何を学んだのか

次に、学生時代のその経験から何を学んだのか、つまり自分は物事をどのように受け止める人物なのかどのように解決策を立てることができる人物なのかを企業にアピールすることも大事です。

それをもとに企業は就活生の解決能力学習能力を評価し、判断材料にしていきます。

その経験をこれからどう活かしていけるか

さらに、その経験全体から学んだことを入社後にどのように活かすことができるのかをアピールすることも大事です。

それをもとに企業は、就活生が入社後に職場でどんな役割を果たすことができるか職場にどのような影響を与えるかなどを判断し、就活生に対する最終的な期待値を設定します。

【大学1年から英語力をガクチカにする】ガクチカ例文5選

ガクチカは学業、部活、アルバイト、人間関係、趣味など様々な身近な話題を用いて自分の強みをアピールすることができます。

決して華やかなエピソードである必要はありません。

実際に例文を見てみましょう。

1.学業

私は学生時代、地域創生学部に所属していました。

フローチャートを用いて自分の住んでいる地域が抱える問題を発見し、解決法を生み出す活動をしてきました。

最初は自分だけで活動を進めていましたが、進捗が滞り解決に至ることができませんでした。

そこで地域の実態を把握するために実際に地域のコミュニティ広場に足を運び、地域の方にお話を伺い、多様な情報や意見を得て解決法をまとめていきました。

その結果、研究発表ではクラス投票で1位を獲得することができました。

この活動を通して自分から行動を起こし、様々な情報を取り入れていくことで自分の視野が広がるということを実感しました。

社会に出た後も積極的に行動を起こし、広い視野を持って行動していきます。

2.部活

私は学生時代、硬式野球部で3部リーグ優勝を目標に活動してきました。

リーグ戦前の練習試合では連敗が重なり、選手のモチベーションが低下していると感じることがありました。

そこでチームの士気を高めるため、私は選手一人一人のプレー写真を用いたスライドショーを作成し全員に公開しました。

そうすることで選手全員を鼓舞し、チームの意識を一つにすることができました。

リーグ戦では優勝することはできませんでしたが、準優勝という栄誉ある結果を収めることができました。

部活動での経験を通してチームの意識を一つにすることの難しさ、重要さを実感しました。

社会に出た後も、組織をより良いものにしていくために何が必要かを考え行動していくつもりです。

3.アルバイト

私は学生時代に飲食店のアルバイトをしていました。

店内を快適に過ごしていただくためにお客様のことを常に優先し、誰よりも丁寧な接客を心がけました。

中でもあいさつや言葉遣いには特に気を配り、身につくまで家で接客の練習を毎日続けました。

そうした結果、2年目にお客様アンケートでベストスタッフ賞を受賞することができました。

この経験を活かして社会に出た後も礼儀や作法に気を配り、できないことはとことん練習を重ねて習得に努めていきます。

4.人間関係

私が学生時代に力を入れたことは、自分の考えをきちんと相手に伝えることです。

高校までは自分から意見を発信することが少なく、いつも人の意見に流されてばかりでした。

だから大学では自分の意思を発信していくことを心がけました。

そうしていくことで自分に自信が持てるようになり、また本音で語り合える友人ができたことで充実した学生生活を送ることができました。

社会に出た後も、自分の意見を強く持ち発信していくことで組織をより良いものにしていきたいです。

5.趣味

私は学生時代、趣味でランニングをしていました。

健康な体づくりのために毎日5km、家の周りのマラソンコースを走りました。

最初は筋肉痛や肉離れなど、体を壊してしまうことがありました。

それから毎日運動前後のストレッチ、就寝前のマッサージなどの体のケアに努め、現在まで走り続けることができました。

この趣味の経験を通して、物事の入念な洞察や点検がいかに大事であるかを学びました。

社会に出た後も、組織が良くなるために周りをよく見て行動に起こしていきます。

【大学1年から英語力をガクチカにする】大学1年生から始められる英語活動3選

英語が好きな方なら当然、大学での英語学習で積んだ経験をアピールするのが良いでしょう。

好きな分野は意欲が湧きますし、その意欲や経験は自身の強いアピールになるからです。

それでは大学1年生から始められる英語活動を紹介していきます。

1.英語資格

まず一番身近なものはTOEIC、英検をはじめとした英語資格でしょう。

一体どのレベルの資格を取得すれば就活でアピールができるのでしょうか。

TOEICを例に挙げてみると、日本人の平均スコアは580〜590点、一般的に高得点と言えるのは700点以上と言われています。

そのため就活で英語力をアピールするなら700点以上を取る必要があると言えるでしょう。

TOEIC700点は能力的に英検準2級IELTS 3.0GTEC 400点程度になります。

これから英語資格の取得を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

2.留学経験

次に挙げられるのが海外留学です。

海外留学といっても語学留学インターンシップ留学など様々な種類の留学があります。

実際にネイティブスピーカーと会話したり、留学しながらインターンシップが経験できたり、日本での英語学習だけでは得られない貴重な経験を積むことができます。

留学は費用がかかると思いがちですが、大学によって奨学金の給付などのサポートもあるので、興味がある方は大学に問い合わせてみると良いでしょう。

3.海外ボランティア

しかし、奨学金などのサポートは一部負担であるものが多く、実際はある程度の費用がかかるというのが現実です。

そこで極力費用を抑えたいと考えている方におすすめなのが海外ボランティア活動です。

海外ボランティア活動は現地を訪れ、子どもや高齢者、地域の環境などの問題の解決を支援する活動です。

一般的な留学と比べてかなり費用は安く、中には生活費を一部支給してくれるものもあります。

海外ボランティア活動は語学を学べるだけでなく、世界が抱えている問題に直接肌で触れることもでき、解決策を見出す経験はガクチカで大きなアピールに出来るでしょう。

【大学1年から英語力をガクチカにする】英語力を活かせる仕事3選

ここまでガクチカのための英語活動を紹介してきましたが、学生生活で積み上げた英語力をそのまま仕事でも活かしてみたくありませんか?

そこでガクチカでアピールするだけではなく、英語力を業務にもそのまま活かせる仕事を紹介します!

1.塾講師

まずは塾講師です。

主な仕事内容は授業授業企画準備生徒のフォローなどです。

講師になるために特別な資格も必要なく、英語学習者の先輩として自身が経験した英語学習の経験やアドバイスなどを生徒に伝えることができます。

グローバル化が進み、近年英語学習の需要が高まってきているのに伴い、英語講師の需要も今後は高まってくるでしょう。

2.キャビンアテンダント

次にキャビンアテンダント(客室乗務員)です。

主な業務内容は機長や乗客の安全管理スタッフ同士のミーティング緊急時の避難指示などが挙げられます。

こちらも特別な資格は必要ありませんが、1ヶ月〜半年の研修ある程度の英語力が必要になるのが特徴です。

英会話スクールとは異なり日本人だけでなく外国籍の人相手の仕事でもあるため、留学でのネイティブスピーカーとの会話の経験をそのまま活かすことができます。

英会話スクールと比べて少しハードルは高く感じるかもしれませんが、フライトが終わった後の達成感、また様々な土地や文化に触れることができるのも大きな魅力の一つです。

3.外資系企業

最後に外資系企業です。

外資系企業とは一般的に、日本以外の国籍を持つ人による資本で成り立っている企業のことを指します。

一般企業と比べて外国籍の社員の割合も高く、日常的に英語を使うことが多くなるのが特徴です。

自分の高い英語力を仕事に生かしたい人自分の英語力をこれからも磨き続けたい人におすすめの仕事です。

まとめ

ここまでガクチカや、大学在学中にできる英語活動英語が業務でも活かせる仕事について紹介してきました。

英語学習のプロセスは1つではありません。

大学1年生は就活が本格的に始まるまで、長い準備期間があります。

ぜひ在学中にいろんな活動にチャレンジして、自分の英語力を高めていきましょう!

皆さんの英語力アップ、並びに就活の活躍を願っています。

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