はじめに
学生のみなさん、「自分のやりたいこと」見つけられていますか?
今ギクッとしたあなたにこそ、ぜひ読んで欲しい記事になります。
“やりたいことを見つけ、行動を起こす” この記事そんなきっかけになれば幸いです。
新型ウイルスの影響で自分の思い描いていた大学生活が送れなくなったという人も多いのではないでしょうか?実は、そんな時こそが自分と向き合うチャンスなんです!
早くから自分の将来像を考えておけば、きっとそれは就活にもつながるものになると思います。
「ゆっくり考えている時間はない!面接で聞かれる『将来のビジョン』の答え方を教えろ!」という切羽詰まった就活生のために、こちらの記事も紹介しておきますね。
【将来像】なぜ就職するかを考えよう
「将来像・将来のビジョン」という言葉が難しく感じられるのは、問いが漠然としているからです。まずは漠然とした問いをわかりやすくするところから始めましょう。
この問いを学生向けにわかりやすくする最適な切り口、それは
を考えることです。 勘の鋭い人なら最初にこの問いを考える大切さに気づくかと思いますが、以下ではその理由を解説します。
多様化する働き方
現代は多様な働き方が生まれ、認められていく時代になってきています。
生活に必要なお金を稼ぐためなら、フリーランスとして働いたってYouTuberを目指したって良いわけです。
それはつまり「企業に属する」という道を選ぶことに理由が必要な時代だということ。
それがない状態で志望業界や志望企業を考えても、見つからないのは当たり前の話です。 就活面接で「それウチじゃなくてもできるよね?」と言われてしまう背景には、こうした意識もあるといえます。
「就職する」ことの意味を問い直すことは、将来のビジョンを描く入り口なのです。
あらゆる就活の出発点
先ほどの話を裏返すと「なぜ就職するのか」の理由を明確にできれば、それを軸に自己PRなり志望動機なりを答えていけばよいということになります。
そうはいっても選考対策は大事です!就活を本格的に進めていく時期が来たら、テクニカルな部分の対策記事にも是非目を通してみてください。
【将来像】やりたいことの見つけ方
次はそんな疑問にお答えしていきます。
実は「やりたいことがない」という人は、たいていが嘘つきなんです。
本当は自分の中に「やりたいこと」を抱えているのに、それに気づけていないだけの人が多かったり…。
ここでは「やりたいこと」の見つけ方のコツをお話しします!
自分の「欲」に気づこう
「やりたいこと」というのは、言い換えれば「欲」のことです。 自分の中にある「欲」に正直になることが、自分のやりたいことを見つける一番の近道です。
若者にも「欲」はある!
よく「若者は欲求が減っている」と言われることがあります。しかし若者にも欲求はあるのです。
確かに「家が欲しい!車が欲しい!」というようなわかりやすい欲求は少なくなっているかもしれません。一方でSNSの普及に伴い、とてつもない勢いで承認欲求を充そうとしてのも若者ではないでしょうか。
自分の「欲」に正直になることが将来像への第一歩です。
欲にはリスクが伴う
一方で欲を叶えようと思うと、それなりのリスクが伴います。
例えば「好きな子と付き合いたい」という欲を叶えるためには、「告白してフラれる」というリスクと戦わなくてはなりません。 せっかく告白しても「フラれる」のはつらいですよね。
そういうわけで、欲が充たされないと傷付くのです。そのリスクと戦えるかどうかがカギになってきます。
小さな欲から叶えよう
はじめから大きなリスクと戦える強靭なメンタルをもつ人は多くありません。
まずはリスクを小さくおさえ、小さな欲を叶えることから始めましょう。「あのバイトがやってみたい」「あのゼミに入りたい」そんなレベルのことでいいんです。
成功体験が積めれば、徐々に大きな欲にもチャレンジする自信がついてきます。
「他人」と比べるのはやめよう
自分の欲に正直になるために障壁となるのが「他人と比べる」ということです。
「先輩がいいって言ってたから」
こうした意識に振り回されているうちは、やりたいことを見つけることは難しいでしょう。
なぜなら、人の顔色をうかがって決めた選択は、失敗したとき他人のせいにできてしまうからです。
自分のことを最終的に決められるのは自分だけ。他人と比べるのではなく自分と向き合うことが、実は一番の近道だったりするのです。
ただこれは「自分だけで考えろ」ということではないということに注意してください。次の章ではそのことについてご説明します。
「大人」の話を聞こう
他人と比べることなく、どのように自分の将来像を見つけていったらいいのでしょうか?
おすすめなのは、「大人」の話を聞くことです。
「大人」というのは何も、自分より年上の人ばかりではありません。ここでは自分より見えている世界が広い人、深い人を「大人」と呼ぶことにします。自分より年下の人だって大人になりうるのです。
ではどんな人の話を聞けばいいのでしょうか?2つの方向性をご紹介します。
憧れの人から聞く
まずは「憧れの人から聞く」という方法です。
本、SNS、新聞、ネットニュース… 現代社会は情報を発信する手段にあふれています。これは、その分憧れの人を見つけやすくなったと同時に、その人の発信をキャッチしやすくなったということを意味します。
その人がどんな人物で、どんな経歴で、どんな価値観をもっているのか。
これを知るだけで、「大人」の視点や視野を考えるきっかけになるのです。 きっと彼らは周りの友達よりも価値のある情報をあなたに届けてくれるはずです。
憧れの会社から聞く
二つ目は「憧れの会社から聞く」という方法です。
就活をはじめると、合同説明会などで知らない企業に何となく興味がわくなんてこともあるはずです。その直感はきっと、「社会ではこんなことが必要とされているんだ」という気づきからきています。その新たな気づきからやりたいことを見つけて行くのも一つの手でしょう。
OBOG訪問や座談会で詳しく話を聞くうちに、その企業の社員さんが憧れの人になることもあるかもしれませんね。
合同説明会やOBOG訪問についてわからないことがあるという方は、こちらの記事を参照してください!
【将来像】今やるべきこと
ここまで、大分抽象的なお話をしてきました。
ここからは具体的に就活への準備として、今からできることを2つ紹介します。
目的をもって行動する
またしてもぼんやりとしかお答えできなくてすみません(笑)
しかしこれまでお話しした通り、やるべきことは人によって変わってくるのです。
大切なのはその行動に「なぜやるのか」という目的意識があるかどうか。「何となくバイト…」「何となく飲み会…」ではもったいない、と思いませんか?
ここではいくつか行動の選択肢を挙げておきます。
・ インターンに参加して働き方を知る
・ 一念発起で起業してみる
・ 留学して世界を見てくる(このご時世難しいかもしれませんが) etc...
本を読む
大学1,2年生が企業の方に今やるべきこと聞くと、「本を読もう」という答えが返ってくることも多いです。
就活前の学生や始めたての学生にとって、座談会やOBOG訪問はかなりハードルが高いですよね。その点、書籍というのは相手に時間を割かせることなく手っ取り早く情報を手に入れられるため、誰でも始めやすいことです。
「どんな本を読んだらいいかわからない」という方もいると思いますが、入口はなんでもいいんです。小説でも自己啓発でもビジネスでも。
そういう人こそぜひ書店に足を運んで、自分の興味にささる本を見つけてほしいと思います。
まとめ
今回は、就活関連の記事ではあまり深く語られることのない「やりたいことの見つけ方」についてお話ししました。
“やりたいことを見つけ、行動を起こす” そのきっかけは掴めたでしょうか?この記事で何か少しでも気持ちの変化があれば幸いです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート