【例文あり】コンビニバイトの経験をガクチカに活かそう!魅力的に伝えるコツとポイントや注意点

【例文あり】コンビニバイトの経験をガクチカに活かそう!魅力的に伝えるコツとポイントや注意点

「コンビニバイトはガクチカに使える?」
「コンビニ経験から魅力的なガクチカを作りたい」

上記のように考えている就活生は多いでしょう。

コンビニバイトは、ガクチカに使える題材の1つです。

本記事では、コンビニバイトの経験を魅力的に伝えるコツとポイント、注意点を解説します。

コンビニバイトの経験をガクチカに活かして、志望企業から内定を獲得しましょう。

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【コンビニバイトのガクチカ】コンビニバイト経験はガクチカでアピールできる?

コンビニバイトの経験は、ガクチカでアピールできる題材の1つです。

実際に社会に出て働いた経験が、入社後に役立ちます。

ただし、適切にアピールしなければ、面接官から高評価を得るのは困難です。

コンビニバイトの経験を持つ就活生は数多く存在します。

単純に伝えるだけでは、他の就活生との差別化になりません。

そのため、次章で解説するポイントをしっかり理解してから、ガクチカを作成しましょう。

自分の貢献を明確にする必要がある

コンビニバイトの経験を活かすには、自分の貢献を明確にする必要があります。

コンビニバイトは、多くの就活生が経験しており、目新しさがないためです。

さらに、面接官はガクチカを通して、就活生の問題解決能力や実績を見極めたい意図があります。

そのため、自分が対応した業務や成し遂げたことをガクチカに盛り込みましょう。

例えば「3ヶ月で集客数を10%アップさせた」「マニュアルを新しく作成した」などが挙げられます。

同じバイト経験でも、貢献できたことは人によって大きく異なるでしょう。

オリジナリティがあるガクチカにするためにも、自分の取り組んだ内容は詳しく伝えてください。

【コンビニバイトのガクチカ】ガクチカとは

ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略称です。

多くの企業は、ガクチカから就活生の価値観や人間性などの要素を知るために質問します。

そのため、企業が求める人材とマッチするガクチカにしましょう。

例えば、主体性やリーダーシップを求める企業に応募したとします。

その場合のガクチカは「部活動ではキャプテンとしてチームを優勝に導きました」とリーダーシップを発揮したことが伝わる内容にしてください。

面接官から「弊社が求める人材かもしれない」と高評価が得られるでしょう。

ガクチカは、就活において頻出質問の1つです。

質問される前提で対策しておきましょう。

ガクチカってどうやって書くの?

ガクチカを作成する際のポイントは、以下の2つです。

内容を簡潔に述べる
数値やエピソードなど具体例を盛り込む

ガクチカは学生時代を話す時間ではありません。

企業に対して、取り組んだ結果から何を学んだのかアピールする場です。

まず、内容を簡潔に述べるために「私が学生時代に力を入れたことは、TOEICです」と結論から始めてください。

次に、数値やエピソードを伝えましょう。

「スキマ時間を工夫したことで、TOEICの点数が500点から650点にアップしました」と説明すれば説得力が増します。

さらに、面接官側が読みやすいように、わかりやすい表現を用いるとより効果的です。

詳しくは次章で紹介するポイントを参考にしてください。

ガクチカが作成しやすくなります。

【コンビニバイトのガクチカ】ガクチカで人事が評価しているポイント

ガクチカで人事が評価しているポイントは、以下の3つです。

Point
  • 人柄
  • 主体性
  • コミュニケーション能力

人事がガクチカのどの部分を見ているのか理解することで、高評価を得るガクチカを作成する材料になります。

上記の3つに当てはまらないと感じた就活生は、ガクチカに盛り込めるように意識して行動しましょう。

就活を有利に進めるためにも、以降の解説を参考にしてください。

人柄

人事が評価しているポイントの1つ目は、人柄です。

面接官は、応募してきた就活生が求める人材か把握する必要があります。

そのため、ビジネスモデルや経営方針にマッチした人材だと伝えましょう。

例えば、チャレンジ精神旺盛な人を探している企業に応募したと仮定します。

その場合は、学生時代に失敗を恐れずに挑戦したことを盛り込みましょう。

「私は、参加者数を増やすためにSNS運用を提案しました」など実際のエピソードを交えるとより効果的です。

人事はガクチカを読む際に、人柄に注目しています。

企業が採用したくなる人材であることをアピールしましょう。

主体性

人事が評価しているポイントの2つ目は、主体性です。

企業は、自ら考えて行動できる人材を求めています。

そのため、主体性が伝わるガクチカが重要です。

課題や困難に対してどのように行動してきたか伝えましょう。

「アルバイトで集客するためにInstagramを開設した」「部員をサポートするために栄養学を勉強した」など自分なりの主体性をアピールしてください。

主体性は、仕事をするうえで必要な要素のな1つです。

リーダーや部長など組織のトップにいた経験は必要ありません。

自分が必要だと考えて行動したことを述べてください。

面接官に主体性を持ち合わせている人材だと、しっかりアピールしましょう。

コミュニケーション能力

人事が評価しているポイントの3つ目は、コミュニケーション能力です。

仕事を円滑に進めたり、良好な人間関係を築いたりするのに必要になります。

ガクチカで他者としっかり連携が取れていることをアピールしましょう。

自分一人の力で物事を進めることは、一見主体性があるように見えます。

しかし、面接官は協調性の有無も見極めるため、悪い印象を与えるかもしれません。

取り組んだことを成功に導くために、工夫した点や周囲とどのようにコミュニケーションを取ったのか丁寧に伝えてください。

コミュニケーション能力が高い人は、面接官からの評価が高くなる傾向にあります。

企業は組織やチーム単位で行動するためです。

ガクチカの内容をもとに、入社後貢献する意思があることを説明しましょう。

企業との相性

ガクチカを評価する際に、企業は、学生と会社の相性をチェックしています。

さまざまな面で企業と学生の相性が良いと判断できなければ、採用してもミスマッチが起こる可能性が高いからです。

もしミスマッチが起これば、企業は採用・育成において不必要なコストを費やすことになり、本人は自分に合わない環境にストレスを感じながらやがて早期の離職につながってしまいます。

採用のミスマッチは、双方にとってデメリットが大きいため、お互いのために避けるべきといえます。

企業との相性は、企業側の経営理念や社風、価値観、事業内容、そして学生の興味関心や能力、経験などから総合的に判断できるものです。

そのため、本人の興味関心や人柄、総合的な能力がわかるガクチカは、企業側にとってマッチ度を見極めるうえで欠かせないチェック項目になります。

【コンビニバイトのガクチカ】難しいことをアピールするべき?

コンビニバイトをガクチカの題材にした就活生の中には、どういった内容にするか迷っている人も多いでしょう。

本章では、ガクチカを作成する際に難しいことをアピールするべきか解説します。

ガクチカは記載する内容によって、面接官の印象が大きく変わるため重要です。

企業が求める人材と自分の適性がマッチしていることを伝えましょう。

以降の文章からガクチカを選択する際のポイントを解説していきます。

本章を読んで、高評価を得られるガクチカにしましょう。

難しいことに固執する必要はない

まず、お伝えしたいのは難しいことに固執する必要はないことです。

面接官の評価は、難しさに比例しません。

そのため、課題の困難さや目標の大きさは気にしなくて大丈夫です。

例えば「売上を300%アップさせました」とガクチカで伝えたとします。

確かに、数値を見ると非常に素晴らしい成果です。

しかし「売上をアップさせた」だけでは説得力が弱いガクチカになります。

上記の内容では、再現性が示されていないためです。

面接官は、入社後にも売上を向上させられるのか見ています。

課題を乗り越えるために工夫した話を盛り込みましょう。

再現性のある内容は、将来性が感じられ面接官からの評価が高くなります。

簡単な仕事でも大丈夫

次は、簡単な仕事でも大丈夫です。

仕事は簡単、難しいなどランク分けしたくなります。

しかし、どちらも大切な仕事です。

そのため、仕事の大小にかかわらず、ガクチカに採用しても問題ありません。

ただし、伝え方に工夫が必要です。

簡単な仕事ばかりしていると向上心がないと思われる可能性があります。

単純作業と呼ばれる仕事でも、自分がどういった考えで取り組んでいたのかアピールしましょう。

さらに、自分が目標達成のために取り組んだ行動や学んだ知識があれば、伝えてください。

上記のポイントを押さえたガクチカであれば、仕事内容に関係なく面接官から高評価が得られるでしょう。

【コンビニバイトのガクチカ】コンビニバイトでアピールできる能力

続いて、コンビニバイトでアピールできる能力を解説します。

コンビニバイトの業務は多岐にわたります。

コンビニバイト経験者の中には「多くの仕事を経験したけど、どの能力が鍛えられたのかわからない」と感じる人もいるでしょう。

本章では、コンビニバイトで身につけられる能力を3つ紹介します。

自分に当てはまる能力がないか、確かめながら読んでみましょう。

コミュニケーション能力

コンビニバイトでアピールできる能力の1つ目は、コミュニケーション能力です。

勤務中は、老若男女さまざまなお客様を接客します。

そのため、コミュニケーション経験が豊富になるでしょう。

さらに、商品について説明したり、クレーム対応したりと状況別に適した対応が求められます。

結果、高いコミュニケーション能力が身につくでしょう。

コンビニバイトは年齢、性別、職業がバラバラのお客様が来店します。

接客する中で自分が工夫した点や学んだ点があれば、面接官に伝えましょう。

自分の考えがガクチカに含まれることでオリジナリティがある文章が完成します。

具体的なエピソードを用いながら、コミュニケーション能力についてアピールしましょう。

マルチタスク能力

アピールできる能力の1つ目は、マルチタスク能力です。

コンビニバイトは、一度の勤務で対応する業務は多岐にわたります。

レジ打ちやチケットの発券、コンビニ内の清掃などです。

他にもお客様から突発的な依頼や問い合わせがあるかもしれません。

同時進行で作業を進めたり、優先順位を考慮したりする力が求められます。

マルチタスクは、入社後にも活躍するスキルです。

上司から複数の仕事を同時に指示されることもあるでしょう。

その場合、仕事に取り組む順番が重要になります。

ガクチカは、コンビニバイトの経験が入社後の仕事にも役立つことをアピールしましょう。

問題解決能力

アピールできる能力の3つ目は、問題解決能力です。

コンビニバイトは、さまざまなお客様を接客し、多岐にわたる業務を担当します。

そのため、困難を乗り越えた経験が豊富になります。

「お客様同士のトラブルを仲裁した」「集客問題に改善案を提案した」など多くの問題を解決した経験がある人もいるでしょう。

問題解決能力がある人材は非常に貴重です。

主体性や協調性など他の要素も同時にアピールできます。

コンビニアルバイトを継続する中で苦労したこがなかったのか振り返ってみましょう。

乗り越え方が説明できれば、問題解決能力の証明になります。

コンビニバイトで身につけた問題解決能力で選考を有利に進めましょう。

リーダーシップ力

コンビニバイトの経験をガクチカでアピールすれば、リーダーシップ力を伝えられる可能性があります。

なぜなら、コンビニバイトは2~3人程度の少人数体制で店を回すことが多いことから、個人の裁量権が大きい傾向にあるためです。

時間帯によっては、オーナー・店長などの責任者が不在の状態で一つひとつの業務を進めなければならないケースもあります。

そういった環境下で仕事に従事すれば、雇用形態こそアルバイトでも、高いリーダーシップ・強い責任感が身につくでしょう。

より経験が豊富であれば、自分がシフトに入るときは、自然と自分が責任者的立場になることも多いです。

コンビニバイトは多くの人が経験するアルバイトで、かつある程度誰でもできる業務といわれることも多いですが、店舗の体制によっては高水準の能力が求められることも少なくないのです。

リーダーシップ力は組織で働くうえで重要な能力・スキルになるため、就活でアピールすれば、高評価につながる可能性が高いでしょう。

継続力

コンビニバイトの経験をガクチカにすれば、継続力をアピールできる可能性もあります。

長く働き続けていれば、その経験の長さから継続力を伝えられます。

特にコンビニバイトであれば、高校生のときから長く続けている人もいるでしょう。

長く続ける力は、さまざまな場面で粘り強さや意志の強さ、最後までやり遂げる力として発揮される可能性があり、就職後も評価されるタイミングは多いといえます。

同じアルバイトを長く続けてきたことが伝われば、企業からは「入社後も長く働いてくれそう」などの期待を持ってもらえる可能性があります。

転職率が高まっている現代では、長く働いてくれることは、企業にとって意外と重要なポイントです。

継続力がある人は、つらいことがあっても簡単に投げ出さないことが強みといえます。

そのような気持ちの強さも評価につながるため、コンビニバイトを長く続けてきた人は、継続力をアピールするのもおすすめです。

企画力

コンビニバイトの経験をガクチカにする際は、企画力をアピールできる場合もあります。

前述のとおり、コンビニバイトは比較的一人ひとりのスタッフの裁量が大きいため、POP作成や新商品の棚づくりなど店舗づくりに大きく関わるケースがあります。

そのため、コンビニバイトで自らアイデアを出して店舗づくりに参加してきた人は、自然と企画力が身についている可能性が高いです。

企画力は、企画・販売系の職種を目指す際は評価されやすく、企画に伴うアイデア創出に自信があればそのクリエイティブな能力を評価してもらえるでしょう。

クリエイティブ系の職種・企業を志望するときも、アピールポイントとして役立つはずです。

学生でありながら企画力を養える機会はそこまで多くないため、貴重な能力を持つ人材として評価につながることも多いでしょう。

【コンビニバイトのガクチカ】コンビニバイトでアピールするときのポイント

ガクチカでコンビニバイトの経験を効果的にアピールするには、具体性と学んだことの2つが重要です。

自分の学生時代をそのまま伝えただけでは採用に近づけません。

面接官に「この就活生を採用したい」と思わせる必要があります。

上記のポイント2つを含めたガクチカを作成して、効率よく選考を突破しましょう。

特別なスキルは必要ありません。

本章を読めばすぐに実践できるので安心してください。

数字を使って具体的に伝える

まずは、数字を使って具体的に伝えましょう。

ガクチカに説得力が生まれるからです。

根拠がないガクチカは、面接官に「本当なのか?」と疑問を持たれる可能性があります。

「お客様一人あたりの会計時間を短くしました」だけでは、薄いアピールになるでしょう。

代わりに「お客様一人あたりの会計時間を30秒から20秒に短縮しました」と数字を用いた方が、具体性が加わり面接官は納得しやすくなります。

さらに、会計時間を短縮するために行動したことを追加説明しましょう。

実際に工夫している姿が想像でき、より高評価が得やすくなります。

ガクチカで自分の魅力を伝える際は、数字を使用して具体性を意識しましょう。

学んだポイントを書く

最後は、学んだポイントを書くことです。

面接官に「入社後も同様の働きをしてくれそう」と評価されます。

ガクチカにおいて再現性は重要です。

入社後に再現できないスキルでは、企業は積極的に就活生を採用しようと考えません。

そのため、学生時代に力を入れて取り組んだ結果、何を学んだのか伝えましょう。

「コンビニバイトを通してコミュニケーションの重要性を学びました」としっかり言い切ってください。

曖昧な表現では面接官には伝わりません。

自分が自信を持って伝えられる学んだこと、次に活かしたいことを説明しましょう。

わかりやすい言葉を使う

コンビニバイトをガクチカとしてアピールする際は、わかりやすい言葉を使うように意識してください。

コンビニバイトならではの専門用語や、アルバイト先の店舗のみで使われていた言葉などを使うと、内容がわかりにくくなってしまうためです。

魅力的な能力・スキルを伝えるガクチカでも、内容がわかりにくければ、面接官は良い評価をつけられません。

特にガクチカは、自分の経験・エピソードを詳しく述べることが目的なので、ただでさえ情報量が多くなりがちです。

そういった中でも少しでもわかりやすさを意識するなら、専門用語などの難解な言葉は避けるべきといえます。

また、わかりにくい言葉を多用すると、「その仕事をよく知らない人に対して配慮ができない」というマイナス評価を受けてしまう原因にもなるため要注意です。

志望企業・業界に合わせたアピールをする

コンビニバイトをガクチカにする場合は、志望企業・業界に合わせたアピールを心がけましょう。

志望企業・業界によって求められる能力・スキル・適性のある人柄は異なるからです。

そのためいくつかの企業にエントリーするにあたって、すべてガクチカの内容をコンビニバイトにする場合でも、細かい部分は志望先によって変えるべきといえます。

コンビニバイトを通じてさまざまな能力を養ってきた場合は、学んだことや身につけたスキルを、志望企業に合わせて変更したほうが内定にはつながりやすいでしょう。

そのため、志望企業・業界に合わせたアピールを行ううえでは、業界・企業に対する研究や分析が欠かせません。

どのような人材が求められるのかを明確に整理しておけば、志望先ごとに効果的なアピールができます。

ガクチカの使いまわしや業界・企業研究が不足していることは、面接官にもすぐ伝わってしまうため、志望先ごとに適切なアピールを考えましょう。

【コンビニバイトのガクチカ】ガクチカを書く際の注意点

ガクチカを書く際は、以下の2つに注意しましょう。

注意点
  • 入社したときに活かせる内容か
  • エピソードが抽象的すぎないか

ガクチカは、限られた文字数や時間で面接官にアピールする必要があります。

プレゼンのように十分な時間が用意されているわけではありません。

無駄な説明や伝わりにくい内容は避けましょう。

本章を読んで、どういった点に注意するべきなのか明らかにしてください。

入社したときに活かせる内容か

注意点の1つ目は、入社したときに活かせる内容かどうかです。

面接官は、就活生が入社後も貢献してくれそうかチェックしています。

そのため、将来も活躍できる人材であることをアピールしましょう。

例えば、コンビニバイトで培った接客スキルは、事務職ではあまり活かせません。

反対に営業職では存分に発揮できます。

上記のように、自分のアピールしているポイントが入社後に役立つのか、確認することが大切です。

仮に、事務職を希望している就活生が、接客経験をアピールしても面接官は魅力を感じません。

企業が求める人材とマッチするようにガクチカを作成しましょう。

エピソードが抽象的すぎないか

注意点の2つ目は、エピソードが抽象的すぎないかどうかです。

具体性がないガクチカは、説得力がありません。

面接官は「コンビニの売上を伸ばしました」だけでは採用しようと思わないでしょう。

力を入れて取り組んだ結果をわかりやすく説明するためにも抽象的な表現は避けてください。

「イートインスペースの設置を提案した結果、コンビニの売上が5%アップしました」と実際に取り組んだ内容を正確に伝えましょう。

抽象的な表現は全体像を把握するためには効果的です。

しかし、就活生自身の取り組みを詳しく説明するガクチカには向いていません。

自分の文章に曖昧な表現がないか、チェックしておきましょう。

【コンビニバイトのガクチカ】ガクチカを書く際の構成

ガクチカを書く際にはPREP法を意識して構成しましょう。

PREP法とは、自分の考えを相手にわかりやすく説明したいときに有効な方法です。

4つの構成に分かれており、それぞれの頭文字を取ってPREP方と呼ばれます。

構成
  1. 名称
  2. 意味
  3. 例文
  4. Point
結論

結論
私が学生時代に力を入れたことは、コンビニバイトです

Reason

理由
接客スキルを身につけたいと考えました

Example

具体例
お客様によって商品の説明方法を変えました

Point

結論
柔軟に接客する大切さを学びました

最初に結論から述べることで、面接官にこれからどういった内容のガクチカを話すのか一言で説明できます。

また、就活生自身は結論を見失うリスクがなくなります。

ガクチカの書き方がわからない就活生は、PREP法を参考にしてください。

【コンビニバイトのガクチカ】参考になるガクチカの例文

ガクチカに使える例文を3つの能力に分けて紹介します。

コンビニバイトの経験がある人なら身につけやすい能力なので、ぜひ参考にしてください。

ただし、そのまま使用するのは避けましょう。

面接官は何百人分のガクチカを読み聞きしています。

自分の言葉ではないガクチカはすぐに見抜くでしょう。

自分の経験をもとに作成していただくためにも、具体例や数値の部分はアレンジしてください。

コミュニケーション能力

例文

私は、学生時代にコンビニバイトに力を入れました。

コンビニはさまざまなお客様が来店されるため、コミュニケーション能力を身につけるのに最適だと考えたためです。

私の勤務していたコンビニは駅前にあるため、1日に何百人ものお客様が来店されます。

学生やサラリーマン、家族連れの方など多岐にわたります。

そのため、私は急いでいる方には簡潔に説明し、普段コンビニを利用されない方には丁寧に接客しました。

その結果、どのお客様に対しても柔軟に対応できるコミュニケーション能力を身につけました。

入社後もコンビニバイトで培ったコミュニケーション能力を活かして、お客様に最適な商品を提供できるように努めます。

ポイント

冒頭は結論から始まっているため、以降の文章が理解しやすくなっています。

さらに、コンビニを選択した理由もしっかり記載されているので、納得感のある文章です。

また、ガクチカは企業によって文字数が変わります。

文字数によって具体例を増減させることで調整してください。

マルチタスク能力

例文

私は、学生時代にコンビニバイトに一番力を入れました。

将来働くうえでマルチタスクが必要になると予想したためです。

コンビニバイトはレジや品出し、清掃など担当する業務は多岐にわたります。

そのため、時間内に業務を終わらせるためには、優先順位をつけて作業する必要がありました。

最初は、お客様の接客と同時進行で対応するのに苦労しました。

しかし、レジ対応に慣れてくると他の作業に余裕が生まれ、結果すべての作業が効率よくできるようになりました。

今では、上記の仕事に加えて発注業務も任されています。

入社後は、総務部として社内全体を支えられるように、幅広くサポートするつもりです。

ポイント

ガクチカを作成する際に、苦労した点があるとオリジナリティがある文章になります。

人によって難しいと感じる箇所が異なるためです。

コンビニバイトは、他の就活生と被りやすい題材になります。

面接官の目を惹くためにも、壁を乗り越えた話などを盛り込みましょう。

問題解決能力

例文

私は学生時代にコンビニバイトに力を入れて取り組みました。

アルバイトでありながら、さまざまな課題に挑戦できると考えたためです。

コンビニは、人手不足や食品の廃棄問題などの問題に直面しています。

そこで私は、どれか1つでも解決できないかと思い、アルバイトを始めました。

私の勤めているコンビニは、夜勤の人手が足りず苦労しています。

そのため、多くの販売機会を逃していました。

このままでは売上が伸びないと考え、私は店長に紹介制度の導入を提案しました。

その結果、大学生のアルバイトが3名増え、夜勤の売上も5%上昇しました。

入社後は、お客様の課題を解決できるように最善をつくします。

ポイント

問題解決に向けて主体的に行動している点がしっかりアピールできています。

仕事を進める中でさまざまな問題にぶつかるでしょう。

しかし、問題解決能力があれば、工夫して乗り越えられます。

入社後にも同様の活躍ができることを伝えるためにも、具体的なエピソードや数値を用いて説明しましょう。

コンビニバイト×リーダーシップ力

例文

私は学生時代に、コンビニエンスストアでのアルバイトを通じて、リーダーシップ力を高めてきました。

特にリーダーシップを発揮してきたことは、新人スタッフの教育と定着率向上です。

アルバイト先には新人スタッフが早期に離職する課題があり、まずその原因を把握するために、新人スタッフに対するアンケートやヒアリングを実施しました。

その結果、教育体制が整っていないことによる不安が問題であるとわかり、店長と相談しながら、マニュアルの作成やロールプレイングを取り入れた研修を企画しました。

これにより、離職率が前年に比べ30%減少しました。

私はこの経験を通じて、主体的に課題解決に取り組む力を身につけ、リーダーシップ力が向上したと考えています。

入社後も、課題に直面した際はいち早く分析と対処を心がけ、周囲から信頼されるスタッフを目指したいです。

コンビニバイト×継続力

例文

私が学生時代に力を入れたことは、コンビニエンスストアでのアルバイトを通じて継続力を養ったことです。

当初は、学業と両立しながらアルバイトを継続的に続けることの難しさを感じていました。

そこで私は、「まずは目の前の仕事を丁寧に取り組む」という目標を定め、遅刻や欠勤をせず日々の勤務に励みました。

その結果、親切丁寧な接客スキルを信頼していただき、アルバイトリーダーとしてスタッフのシフト管理を任されるようになりました。

この経験から、地道な努力を継続することで、信頼と成果を築けることを学びました。

入社後も、アルバイトで培った継続力を活かし、周囲の信頼を得ながら目標達成に向けて努力を重ねたいと考えています。

コンビニバイト×企画力

例文

私は学生時代に、コンビニエンスストアでのアルバイトを通じて、自身の企画力向上に力を入れました。

私はアルバイトを続ける中で、平日の来客数が少ない時間帯が店舗の課題であることに気づきました。

大学では経営を学んでいるため、その観点を活かしながら分析をした結果、周辺地域のニーズを踏まえた販促企画が不足していると判断しました。

そこで私は、学生向けの積極的な販促を店長に提案し、学生向けの商品棚づくりや大学の掲示板に販促ポスターを貼るなどの工夫をしました。

この施策が功を奏し、平日昼間の売上は15%増加し、客数の安定化にも貢献しました。

私は今回の経験を通じて、課題解決のための企画力を養いました。

入社後も、企画力を駆使して、会社やお客様のニーズに応えるプロジェクトを積極的に提案したいと考えています。

【コンビニバイトのガクチカ】まとめ

本記事では、コンビニバイトがガクチカに活かせることを解説してきました。

コミュニケーション能力やマルチタスク能力、問題解決能力とさまざまなスキルがアピールできます。

一方でコンビニバイトは有名なアルバイトの1つです。

そのため、工夫せずにガクチカを作成すると他の就活生と内容が被ってしまいます。

オリジナリティを出すには、具体的なエピソードと数値の採用がポイントです。

上記のポイントを意識して、面接官から高評価が得られるガクチカにしてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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