【就活】7月に内定がないとやばい?内定率と今から受かりやすい業界を解説!

【就活】7月に内定がないとやばい?内定率と今から受かりやすい業界を解説!

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【7月に内定なし】7月に内定がないのは就活失敗?

7月に入っても内定がなくて不安を感じている就活生の方もいるかもしれません。

しかし、結論からお伝えすると、7月時点で内定がないことは決して就活の失敗ではありません。

実際、多くの学生がこの時期も就職活動を続けており、これから内定を獲得するチャンスは十分にあります。

大切なのは、焦りや不安に押しつぶされることなく、現状を冷静に分析し、効果的な対策を講じることです。

この時期だからこそできること、やるべきことに集中し、残りの期間で納得のいく結果を出せるよう、具体的な行動に移していきましょう。

26卒の7月時点の内定率

26卒の6月1日時点での大学生の内定率は83.7%でした(キャリタス就活より)。

この数字から見ると、約2割の学生がまだ内定を獲得できていなかったことがわかります。

そして、この傾向を踏まえると、7月時点の内定率はさらに上昇するものの、依然として一定数の学生が就職活動を継続していると予測できます。

したがって、7月に内定がないという状況は、決して珍しいことではないと理解しておきましょう。

焦らず、自分のペースで就職活動を進めることが重要です。

【7月に内定なし】7月に内定がない状況がやばい理由

7月に内定がない状況は、決して絶望的ではありませんが、いくつか注意すべき点があります。

7月に内定がない状況がやばい理由
  • 7月まで募集している企業が限られている
  • 周りの就活生が次々に就活を終えている

この時期になると、多くの企業が新卒採用の募集を締め切り始めるため、選択肢が徐々に狭まってくる可能性があります。

また、周りの就活生が次々と内定を獲得し、就職活動を終えていく中で、精神的なプレッシャーを感じやすくなるかもしれません。

こうした状況を理解し、早めに対策を講じることが重要になります。

7月まで募集している企業が限られている

新卒採用は、一般的に春から夏にかけてピークを迎え、多くの大手企業や人気企業は、7月よりも早い段階で採用活動を終了する傾向にあります。

そのため、7月まで募集を続けている企業は、希望する業界や職種に絞ると数が限られてくる可能性があります。

特に、特定の企業や業界への志望度が高い場合、すでに募集が打ち切られているケースも少なくありません。

この状況を認識し、視野を広げて様々な企業に目を向ける柔軟性も求められます。

周りの就活生が次々に就活を終えている

7月になると、周りの友人が次々に内定を獲得し、就職活動を終えていく光景を目にする機会が増えるでしょう。

これにより、自分だけが取り残されているような焦りや孤独感を感じてしまうかもしれません。

また、情報交換の機会も減少し、就活に関する新鮮な情報が入手しにくくなることも考えられます。

精神的な負担が増える時期だからこそ、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談するなどして、上手に乗り切ることが大切です。

【7月に内定なし】7月に内定がない人が今すぐやるべきこと9選

7月に内定がない状況でも、やるべきことはたくさんあります。

7月に内定がない人が今すぐやるべきこと5選
  • 1. 自己分析をやり直して就活軸を見直す
  • 2. 企業研究・業界研究をやり直す
  • 3. ESの内容をブラッシュアップする
  • 4. 実践的な面接対策を繰り返す
  • 5. 中小企業の選考にエントリーする
  • 6. 逆求人サイトに登録する
  • 7. 夏採用・秋採用を狙う
  • 8. 大学のキャリアセンターに相談する
  • 9. 就活エージェントを利用する

焦ってやみくもに行動するのではなく、まずは現状を冷静に分析し、具体的な対策を講じることが重要です。

この時期からでも内定を獲得するために、効果的な5つの行動を実践していきましょう。

1. 自己分析をやり直して就活軸を見直す

7月に内定がないということは、これまでの自己分析や就活軸に何かしらのズレがある可能性があります。

再度、徹底的に自己分析をやり直し、自分の強みや弱み、本当にやりたいこと、向いていることを見つめ直しましょう。

これまでの選考で「なぜ落ちたのか」を具体的に振り返り、自己PRや志望動機の内容と企業が求める人物像とのミスマッチがなかったかを確認します。

就活軸が明確になることで、応募する企業の方向性が定まり、効率的な就職活動に繋がります。

2. 企業研究・業界研究をやり直す

自己分析と並行して、企業研究・業界研究を深掘りすることも非常に重要です。

これまでの選考で応募した企業や業界だけでなく、これまで視野に入れていなかった業界や企業にも目を向けてみましょう。

企業が求める人物像や社風、事業内容などをより深く理解することで、ESや面接でのアピールポイントが明確になります。

また、自分が本当に働きたい企業を見つけるためにも、幅広い情報を収集し、多角的に検討することが大切です。

3. ESの内容をブラッシュアップする

これまでのESを見直し、内容を徹底的にブラッシュアップしましょう。

特に、「結論を先に書く」「具体的なエピソードを盛り込む」「成果を数字で示す」など、採用担当者に分かりやすく、かつ魅力的に伝える工夫が必要です。

例えば、ガクチカであれば、「私は〇〇に力を入れました」という結論から入り、その後に「なぜそれを頑張ろうと思ったのか」という理由、「どのような課題があり、どのように行動したのか」という具体例 「その経験を通じて何を学んだのか」という学びを盛り込むPREP法を意識すると良いでしょう。

他にも アルバイト経験をアピールする際には どんな状況で、どのような課題に直面し、どのように行動して、どんな結果を出したのかを8 STAR法に沿って具体的に記述することで、採用担当者にあなたの経験がより明確に伝わります9。

4. 実践的な面接対策を繰り返す

ESが通過しても、面接で自分の魅力を十分に伝えられなければ内定には繋がりません。

友人や大学のキャリアセンター、就職エージェントなどを活用し、実践的な模擬面接を繰り返し行いましょう。

質問に対する受け答えだけでなく、表情や声のトーン、姿勢なども意識して練習することで、本番での自信に繋がります。

想定される質問に対する回答を準備するだけでなく、逆質問の準備も怠らないようにしましょう。

5. 中小企業の選考にエントリーする

大手企業ばかりに目を向けていたのであれば、中小企業の選考にも積極的にエントリーしてみましょう。

中小企業は、大手企業に比べて採用枠が少ないと思われがちですが、一人ひとりの学生と向き合い、ポテンシャルを重視する傾向があります。

また、選考フローが短く、内定までの期間が短いことも少なくありません。

自身の成長を促すような魅力的な中小企業はたくさんありますので、視野を広げて探してみることをおすすめします。

6. 逆求人サイトに登録する

逆求人サイトとは、企業が学生のプロフィールを見てスカウトを送る形式の就職活動サービスです。

これまでの就職活動でうまくいかなかった場合でも、思わぬ企業からオファーが届く可能性があります。

自分のスキルや経験、希望などを詳細に登録しておくことで、企業とのマッチングの機会が増えます。

自分では見つけられなかった魅力的な企業と出会える可能性もあるため、積極的に活用してみましょう。

7. 夏採用・秋採用を狙う

多くの企業が採用活動を終える中でも、夏採用や秋採用を実施している企業は存在します。

これは、春採用で採用予定人数を満たせなかった企業や、事業拡大に伴い急遽人材が必要になった企業などが中心となります。

大手企業の中にも、追加募集を行うケースも少なくありません。

最新の採用情報を常にチェックし、積極的にエントリーすることで、内定獲得のチャンスを広げることができます。

8. 大学のキャリアセンターに相談する

大学のキャリアセンターは、就職活動に関する専門的な知識と経験を持つスタッフが常駐しています。

ESの添削や面接練習、企業紹介など、個別の状況に応じた具体的なアドバイスを受けることができます。

7月まで内定がないという不安な状況だからこそ、客観的な視点からアドバイスをもらい、改善点を見つける良い機会となるでしょう。

9. 就活エージェントを利用する

就活エージェントは、専任のキャリアアドバイザーが学生一人ひとりに寄り添い、就職活動を総合的にサポートしてくれるサービスです。

自己分析の支援から、企業紹介、ES添削、面接対策まで、内定獲得までを強力にバックアップしてくれます。

特に、7月以降の採用活動は情報戦になる側面もあるため、非公開求人の紹介など、個人では得にくい情報を得られるメリットもあります。

【7月に内定なし】持ち駒0の場合にやるべきこと

7月時点で持ち駒が0という状況は、非常に不安を感じるかもしれません。

しかし、まだ諦める必要はありません。

持ち駒0の場合にやるべきこと
  • 1. 要望する項目の優先順位を決める
  • 2. 自分自身をドライに評価してみる
  • 3. 優先順位と自己評価を元に企業のハードルを下げてエントリーする

この状況を打破するためには、これまでとは異なる視点から就職活動を見つめ直し、戦略的に行動することが重要です。

1. 要望する項目の優先順位を決める

持ち駒が0ということは、これまでの就活で何らかのミスマッチがあった可能性が考えられます。

まずは、自分が企業に求める条件(給与、勤務地、業界、職種、社風など)をすべて洗い出し、その中で最も優先したい項目を明確にしましょう。

例えば、「とにかく東京で働きたい」「残業が少ない会社が良い」「営業職に就きたい」など、軸となるものを決めることで、情報収集の効率が上がり、応募すべき企業が見えてきます。

2. 自分自身をドライに評価してみる

「採用」は相対評価であるという認識を持つことが重要です。

これまでの選考で内定が得られなかったのは、「自分よりも良い人材がいた」という結果に過ぎません。

なぜ他の就活生よりも評価されなかったのか、自分の強みや弱みを客観的かつドライに評価してみましょう。

自己評価が甘くないか、企業が求める能力と自分のアピールポイントにズレがないかなど、第三者の意見も参考にしながら分析することが大切です。

3. 優先順位と自己評価を元に企業のハードルを下げてエントリーする

優先順位が明確になり、自己評価を通じて自分の課題が見えてきたら、それらを元に応募する企業のハードルを良い意味で「妥協」することも検討しましょう。

例えば、これまで大手企業ばかり受けていたのであれば、中小企業やベンチャー企業にも目を向けてみる、希望の業界を少し広げてみるなど、柔軟な姿勢を持つことが内定への近道となります。

内定を得るためには、自分の要望と市場のニーズを擦り合わせ、現実的な選択をすることも重要です。

【7月に内定なし】7月からの就活で気をつけるべきこと

7月からの就職活動は、精神的にも肉体的にも負担が大きくなる可能性があります。

しかし、焦りや疲れからくるミスを防ぎ、効率的に就活を進めるためには、いくつか気をつけておくべき点があります。

7月からの就活で気をつけるべきこと
  • 焦りすぎずに必要な行動を一つ一つこなす
  • 落ち込んだり疲れたりしたら適度にリフレッシュする
  • 就活に時間を使いすぎて単位を落とさないようにする

心身の健康を保ちながら、最後まで諦めずに取り組むことが大切です。

焦りすぎずに必要な行動を一つ一つこなす

7月に入って内定がないと、どうしても「早く内定をもらわなければ」と焦りが生じるものです。

しかし、焦りはミスの元であり、冷静な判断力を鈍らせてしまいます。

ESの提出期限に追われたり、面接で言葉に詰まったりすることがないよう、一つ一つの選考に対して丁寧に向き合うことが重要です。

自己分析、企業研究、ES作成、面接対策など、やるべきことをリストアップし、計画的に行動することで、焦りを抑え、着実に内定へと近づくことができます。

落ち込んだり疲れたりしたら適度にリフレッシュする

長期間の就職活動は、心身に大きな負担をかけます。

特に、不採用通知が続くと、モチベーションの維持が難しくなることもあるでしょう。

そんな時は、無理に頑張り続けようとせず、適度にリフレッシュする時間を設けることが大切です。

友人との会話や趣味の時間、美味しいものを食べるなど、自分なりのストレス解消法を見つけ、心身のバランスを保ちましょう。

気分転換を図ることで、気持ちを切り替え、再び就職活動に前向きに取り組むことができます。

就活に時間を使いすぎて単位を落とさないようにする

就職活動に集中するあまり、学業がおろそかになってしまう学生も少なくありません。

しかし、単位を落としてしまうと、卒業が危ぶまれたり、最悪の場合、内定が取り消しになる可能性もあります。

就職活動と学業のバランスをしっかりと考え、どちらも疎かにしないよう計画的に行動することが重要です。

大学の授業や試験のスケジュールを事前に確認し、就職活動の予定と調整するなど、学業への影響を最小限に抑える工夫をしましょう。

【7月に内定なし】7月も募集している企業の例

7月以降も新卒採用を継続している企業はたくさんあります。

7月も募集している企業の例
  • 日本テレビ(7/31締切)
  • MonotaRO(モノタロウ)(7/31締切)
  • TOTO(7/31締切)

ここでは、その一例として、過去に7月末まで募集を行っていた企業をいくつかご紹介します。

これらの企業以外にも、まだまだ募集している企業は存在するので、諦めずに情報収集を続けてみてください。

日本テレビ(7/31締切)

日本テレビは、地上波テレビ放送を中心に、多角的なメディア事業を展開する大手放送局です。

テレビ番組の制作・放送だけでなく、イベント事業や映画、アニメーション制作など、幅広いエンターテインメント事業に携わっています。

選考対策としては、テレビ業界への強い熱意と、どのような形で貢献したいのかを具体的に伝えることが重要です。

また、これまでの経験で培った企画力やコミュニケーション能力、情報発信への興味などをアピールすると良いでしょう。

MonotaRO(モノタロウ)(7/31締切)

MonotaROは、工場や建設現場などで使用される間接資材のインターネット通販事業を展開する企業です。

BtoB(企業間取引)に特化しており、膨大な商品点数とスピーディーな配送体制が強みです。

選考対策では、ITやEコマースへの関心、データ分析能力、論理的思考力などをアピールすることが有効です。

また、効率化や顧客満足度向上への意欲を示すことで、企業理念との合致をアピールできるでしょう。

TOTO(7/31締切)

TOTOは、衛生陶器や水回り設備機器の製造・販売を行う、住宅設備業界の大手企業です。

「きれいと快適」を追求し、快適な暮らしを支える製品を世界中に提供しています。

選考対策としては、ものづくりへの情熱や、社会貢献への意識を伝えることが重要です。

また、チームワークを重視する社風があるため、協調性やコミュニケーション能力をアピールすると良いでしょう。

環境問題への取り組みにも力を入れているため、SDGsなどへの関心を示すこともプラスに働く可能性があります。

【7月に内定なし】まとめ

7月に内定がない状況は、決して珍しいことではありません。

焦らず、自己分析や企業研究を徹底的に行い、ESや面接のブラッシュアップに力を入れましょう。

また、中小企業や逆求人サイトの活用、夏採用・秋採用も視野に入れるなど、多角的に就職活動を進めることが重要です。

疲れたら適度にリフレッシュし、心身の健康を保ちながら、最後まで諦めずに努力を続ければ、必ず良い結果に繋がるはずです。

あなたの努力が実を結ぶことを心から願っています。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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