エントリーシートに書くべき資格とは?就活に必要な資格記入について解説

エントリーシートに書くべき資格とは?就活に必要な資格記入について解説

学生が就活を行う際に使用するエントリーシートには、持っている資格を記入する欄があります。

どの資格を書けばよいのか迷うことも出てくるかもしれません。

エントリーシートに書くべき資格、書かなくてよい資格についてご紹介します。

エントリーシートに書くべき資格とは

画像:エントリーシートに研究内容を記載する際の注意点

資格を持っている場合、必ず書くべき資格もあれば書かなくてもよい資格もあります。

記入する際には希望する職種に関連したものを優先的に書くようにします。

職種に関連の薄いものは基本的に重視されませんが、難易度が高いものを優先して記入すると良いでしょう。

逆に何も資格を持っていない場合は正直に「特になし」と書くようにして下さい。

ではエントリーシートに書ける資格と書かなくても良い資格との違いはどこにあるのでしょうか。

また書ける資格をたくさん持っている場合、どの資格を書けばよいのか迷うところでしょう。

まずは書くべき資格についてご紹介します。

国家資格

国家資格は国の法律で規定されている資格のこと。知識や技術が一定水準以上であることを国が認定する資格です。

弁護士や医師、歯科医師などの医療系、税理士、気象予報士などが国家試験を受けて合格した人がもつ資格です。

Toeicなど語学系の資格

語学系の資格もエントリーシートに書くべきです。

Toeicや英検をはじめとした語学系の資格は、特に外資系企業において有利な材料になります。

語学力は社会人としての必須スキルとも言えることから、toeicなどの語学系の資格はとても強みになるのです。

なお一般的にビジネスで活用できる判断基準は600点以上、外資系企業で必要とされるスコアは700点以上と、一定レベル以上のスキルが求められるため、所持しているスコアに注意しておく必要があります。

普通自動車運転免許

エントリーシートに書ける資格の代表と言えば、普通運転免許です。最もポピュラーである普通運転免許の資格は、免許を取得していれば必ず書くようにしましょう。特に営業職を希望する場合、たとえペーパードライバーであっても運転免許の有無はチェックの対象となる場合が多いようです。

パソコン操作関連などの仕事に関連する認定資格

日本の民間資格には実に様々な種類のものがあります。民間資格といえども、国家資格と同等の知名度や有効性を持つ資格が非常にたくさんあります。特にパソコン操作関連などは非常に多くの認定資格があります。このような資格はIT関連会社などで重要視される資格になります。

では次に書いても書かなくてもどちらでも良い資格について触れておきます。

業界によっては書いたほうがいい資格

前述の資格より優先順位こそ落ちますが、業界によっては書くとアピールできる資格があります。

以下の資格は場合によってはアピール材料になりますので、参考にしてみてください。

また、もし資格を一つも持っていない場合にも、独学ですぐに取得できる資格もありますから、興味があったら調べてみてください。

趣味などに関連する認定資格

例えば漢検や簿記などは、絶対にこれらの資格を保有しないと仕事ができないというわけではありません。

手書き書類を作成する仕事内容や、日本語力を必要とするような業種の場合には強みになる資格です。

このような職種を希望する場合は書くと有利でしょう。

また、簿記は数字に強いということをアピールできる職種に対しては有効な資格であり、エントリーシートに書ける資格というふうに考えられます。

趣味の色が濃い資格、例えばダイエット検定資格やワイン検定など、就活には使えなくても目を引くような趣味の認定資格を持っていることは話のネタになります。

こういった資格の場合は「趣味・特技」の欄に書くと良いでしょう。

スポーツの階級や段位など

スポーツの階級や段位、インストラクターの資格などの場合、希望職種に関わらないのであれば趣味・特技の欄に記入する程度にとどめておきます。

保有資格をエントリーシートに書く際のマナー

画像:エントリーシートの研究内容記載例

では資格を持っていない場合や、持っている資格について記入する場合、エントリーシートにはどのように書くのでしょうか。

もし資格を何も持っていない場合は素直に「特になし」と書くようにします。

もし嘘をついて持っていない資格や免許を記入した場合、後に嘘がわかってしまったら採用取り消しや解雇の対象となってしまいます。

必ず正直に記入しましょう。

もし資格や免許をたくさん持っていた場合、それらを全てエントリーシートに記入することは実はそれほど有利なわけではありません。

つまり希望する職種や業務に関係のない資格全てを記入しなくても良いということです。

また、漢検や簿記などは、合格した全ての級を書くのではなく、合格した中で最も難易度の高い級を記入しましょう。

正式名称で記入することも、書き方の面で大切です。

漢検の場合は漢字検定、運転免許の場合は普通自動車運転免許など、正式名称で記入して下さい。

また資格や免許は取得した順番で記入します。エントリーシートの記載方法に合わせ、上から古い日付順で書くようにして下さい。

エントリーシートの記載例文を紹介

画像:エントリーシートに研究内容を記載する際の基本情報

エントリーシートの書き方の例文は以下のようになります。

2014年6月 普通自動車代一種運転免許 取得

2014年8月 toeic600点 取得

2015年11月 乙腫第4類危険物取扱者 取得

このように、資格や免許の取得日を古い順に記載します。toeicのようなスコア制のものはスコアも一緒に記入します。

英検や漢検は2級以上を書くのが一般的です。準2級以下では効果はほとんど期待できないといったところでしょう。

2級以上のみ書くようにしましょう。

資格や免許を全く持っていない人は特に書かなくても構いません。

しかし何かしら資格を取るためのアピールは必要です。

もし資格を取得するために勉強中の場合、「○○取得に向けて勉強中」と書くことで自己アピールは可能でしょう。

また、資格取得の見込みがあるなら取得予定として書いておくのも方法のひとつです。

例として、今現在自動車教習所に通っているなら「普通自動車免許取得予定」といった書き方で取得見込みを書いておくと良いでしょう。

ESに資格を記入する際のポイント

ESに資格を記入する際には、いくつかポイントがあります。

ESに資格を書く際には以下のマナーを意識しましょう。

正式名称で書く

ESで資格をアピールする際には、正式名称で書くようにしましょう。

正式名称だと思っていたものが正式名称でないおそれもあります。

正式名称を一度調べなおすと安心かもしれません。

癖で略称などを書かないように注意が必要です。

取得の早い順に記入

保有資格が複数ある場合には、取得の早い順に記入するのが基本的です。

取得した順番に整理して記入しましょう。

業界に有利な資格を優先的に書く

当たり前ですが、業界に有利な資格を優先的に書くようにしましょう。

保有資格が多い場合、記入する資格を取捨選択する必要があります。

業界に無関係の趣味に関する資格などは書いても書かなくても就活に影響はありません。

自分なりに資格欄に書く資格は整理しましょう。

まとめ

エントリーシートに書くべき資格についてご紹介しました。様々な資格がある中、書ける資格はしっかりと書き、企業に自分を知ってもらえるようにしましょう。

そんな履歴書でほんとに大丈夫?ウカル履歴書、教えます。​

就活のプロがあなたの
内定を叶えます!

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ