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【ガクチカの作り方】ガクチカとは
ガクチカを作成する前に、そもそもガクチカとは何なのかについて理解しておく必要があります。
ガクチカは学生時代に力を入れたことの略で、就活生によく使われる言葉であり、一般的な用語ではありません。
面接では「学生時代に最も力を入れたことを教えてください。
」という聞かれ方をすることが多いので、覚えておきましょう。
また、題材は基本的にサークル活動やボランティア、アルバイトや部活動などを伝えることになります。
また、これ以外にもあなたが学生時代に取り組んでおり、自分の魅力を存分にアピールできる経験があるならば、そちらを選択しても問題ありません。
【ガクチカの作り方】ガクチカを聞く理由
ガクチカを作成する前に、そもそも企業がどのような点を重視した上でガクチカを聞いてくるのかについて理解しておくことでより良い文書を作成できるはずです。
ESや面接で企業の採用担当者がガクチカを聞いてくる理由は大きく分けて下記の6つがあります。
- どのような価値観を有しているか知りたいから
- 人柄を知りたいから
- 企業とマッチしているか知りたいから
- モチベーションを知りたいから
- 自分で考える力があるか知りたいから
- コミュニケーション能力を知りたいから
1:どのような価値観を有しているか知りたいから
企業の採用担当者がガクチカを聞いてくる理由の一つとして、どのような価値観を有しているかを知りたいということが挙げられます。
当然ながら企業の際は担当者も人間なので、可能な限り企業や自分と価値観が近い人材を採用したいと考えています。
なぜならば価値観があまりにもかけ離れていると一緒に働くにあたってストレスしか発生しませんし、何よりやりがいを持って働いてくれない可能性も高いからです。
よって、まずは企業の理念や考え方、価値観ビジョンなどと企業就活生がの考え方が近いかどうかについてガクチカを通して確認しているのです。
この部分で企業の価値観について理解していることが伝わってくるようなモチベーションの高い文章を作成してきている学生がいた、場合企業の採用担当者は優先して採用したいと考えていることでしょう。
2:人柄を知りたいから
大きな企業であろうが小さな企業であろうが、小さな目線で考えるならば人間の集合体です。
つまり、可能な限り人柄が合う人材を採用したいと考えているはずです。
いくら能力がよかろうが、素晴らしい能力を持っていようが、まともにコミュニケーションを取ることもできない、人柄が良くない人物を採用したいと考えている企業は多くないです。
よって、ガクチカを通してあらかじめ就活生の人柄についてしっかりと確認し、現存の社員と一緒にやりがいを持って働いていくことができるかについて確認しているのです。
よって、ガクチカを作成するにあたっては自分の人柄が伝わるような文章を作成することも重要であると言えるでしょう。
3:企業とマッチしているか知りたいから
当然ながら全ての企業はマッチしている人材を採用したいと考えています。
少しでも企業と理念や価値観、そしてスキルがマッチしている人材を採用し、モチベーション高く即戦力として働いてほしいと考えていることでしょう。
反対に、企業とマッチしていない人材を採用してしまった場合、就活生もやりがいを持って働くことができないのは当然のことながら、企業もモチベーションが低い人材を成長させようとあまり思うことができません。
何より早い段階で仕事を辞めてしまう可能性もありますし、企業にとっては無駄なお金がかかります。
就活生にとっても新卒という最強のカードを失ってしまうことになるので、お互いのために早い段階で切り捨てるというのも企業側の優しさなのです。
4:モチベーションを知りたいから
モチベーションがどのくらいあるか知りたいというのも、ガクチカから確認する上で企業が重視しているポイントの一つです。
もちろん就活生はその企業に入りたいと思って応募しているわけですから、多少なりともモチベーションはあることで間違いありません。
しかし、あまり企業研究を行っていない人材であると判断した場合、「滑り止めの一つ」もしくは「もともと合格する気がない」と思われてしまう可能性があります。
一方で、しっかりと企業について調べており、自分がどのように活躍するのか、どのようなことを成し遂げたいと考えているのかをしっかりと書いているガクチカの場合、モチベーションが高いと判断することができます。
よって、ガクチカを作成する場合はモチベーションが高いことが伝わるような文章を作成することが重要であると言えるでしょう。
5:自分で考える力があるか知りたいから
ガクチカを確認することを通して、就活生が自分で考える力を持っているかどうか知りたいというのも企業の意図の一つであると言えるでしょう。
これまでよりもさらに自分で物事について考え、自分の問題点を改善しつつ、自分の長所を伸ばしていくことが重要となってきた昨今、自分で考える力を持っている人材は非常に重宝されます。
よって、ガクチカを通して自分がどのようなことに取り組んできたのか、どのような課題をどのような方法で解決してきたのかについて書かれているかを確認しています。
しっかりと書かれているガクチカならば、就活生が自分で考える力を持っており、問題解決のために取り組むことができる人材であると判断することができるからです。
6:コミュニケーション能力を知りたいから
全ての企業において求められていると言っても過言ではない能力の一つにコミュニケーション能力が挙げられます。
コミュニケーション能力が高い人材は多くの企業で先輩などから学んだことをすぐに理解することができますし、円滑にコミュニケーションを取ることができます。
わからないことはすぐに質問することもできますし、プロジェクトが行き詰まった時はコミュニケーション能力を活かして問題解決に取り組んでくれる可能性も高いです。
このようにコミュニケーション能力はさまざまな能力に仕事において必要なもので、コミュニケーション能力が高い人材を一人でも採用するだけで会社の雰囲気が一気に変わることもあります。
よって、ガクチカを通して文章や面接などでコミュニケーション能力が高い人材であるかどうかを確認しているのも要素の一つであると言えるでしょう。
【ガクチカの作り方】ガクチカを作る前に準備しておくこと
企業がガクチカを通してどのようなことを確認しているのかについて分かったところで、早速ガクチカを書いてみたい、もしくは面接の台本を用意したいと考えている人も多いかもしれません。
しかし、その前に行って欲しい対策があるので、ぜひ下記の3つを確認してみてください。
これらを実施してから学科を作成するかそうでないかではかなりクオリティに差が出てくるので、しっかりと対策していくことが重要であると言えます。
自分がアピールしたい強みを書き出す
ガクチカを作る前に、そもそも自分がどのような能力をアピールしたいのかについて書き出すことが重要であると言えるでしょう。
なぜならば、いきなり文章を書き始めてしまうと、結局何が言いたいのか自分でもわからないまま書いてしまうことになるからです。
そこで、まずは自分の中でどのような能力が企業で活かせると思っているのか、自分の自信のあるスキルは何があるのかについてわかりやすく書き出してみましょう。
箇条書きでも良いので、簡単に書いてみることで、あなたがどのような能力を持っているのか自分で客観的に判断することができます。
そして、その能力の中で企業が求めている能力はどのようなものなのか、合致しているものがあるか確認してみましょう。
また、反対に何も思いつかない場合は、企業が求めている強みを先に書いてみるのも選択肢の一つです。
それらを発揮したエピソード、またはそれを身につけたエピソードが自分にないか考えてみて、もし当てはまる場合は企業が求めている強みをあなたも持っているということであり、主題にして文章を作成していくことが良いでしょう。
強みがわかるエピソードを箇条書きで書く
あなたがどのような強みをアピールするのかについて思い浮かべられたら、続いて強みがわかるエピソードを箇条書きで書いていきましょう。
一つしかエピソードがない人は箇条書きで書く必要こそありませんが、自分がアピールしたい強みについていくつかエピソードを持っている人は、どれが最も企業の採用担当者に良い印象を与えられるか、詳しく書くことができる中について考えてみることが重要です。
ガクチカにおいてエピソードは非常に重要な部分の一つであり、その場に居合わせていなかった企業の採用担当者に客観的にあなたの能力についてイメージしてもらうことができる大切な部分なので、最も良さげなエピソードが何なのか考えてみることが重要であると言えます。
入社後どのように活かすかを考える
ガクチカは結局、そのスキルを活かして入社後にどのように活躍するかというのを説明することが非常に重要です。
なぜならば、あなたがどれだけ素晴らしいスキルを持っていたとしても、結局入社後に活用することができないものならば全く意味がないからです。
そこで、まずは自分が入社後にガクチカを通して身につけたスキルを活かすことができるか、そしてどのように伝えればより魅力的に映るのかについて考える必要があります。
これにより、ガクチカを作成する前の段階として、どうすればより良いものを作れるのか、企業の採用担当者に響くような文章を作成できるのかについて考えることができます。
【ガクチカの作り方】ガクチカを作る際の構成
ガクチカを作成するにあたってはおすすめの工程というものと構成というものが存在します。
さまざまな構成が紹介されているブログやメディアなどもありますが、本メディアでおすすめするのはPREP法です。
最も一般的な方法であり、スタンダードなものですが、企業の採用担当者が最もスムーズかつ要点を抑えた上で読める構成なので、やはり鉄板のものを使っていくのが最も良いでしょう。
PREP法がおすすめ
ガクチカを作成するにあたってはプレップ法がおすすめです。
結論を最初に述べることでその理由を具体的に説明し最終的にもう一度結論を振り返ることで分かりやすく印象に残るものです。
明確で簡潔な文章を作成するためのフレームワークであり、効率的で説得力のある文章を作成することによって、結論からそれを裏付ける内容というように聞き手によって、分かりやすい文章になります。
PREP法とは
Point:結論
まずは結論について述べていきます。
「学生時代に力を入れたことは〇〇です。
」などと分かりやすく説明していくことが重要です。
最初に自分は何を頑張ったのかを明確にして説明していくことで、そこからあなたは何を考えて、どのような行動をしたのか相手に興味を抱かせることができます。
また、企業の採用担当者も結論を念頭において話を聞くことができるので、よりスムーズに内容が入ってくる可能性が高いです。
よって、まずは結論について述べていくことが重要です。
また、最初に結論を述べることはビジネスにおいて非常に重要であるとされているため、就職してからも重要視しておきましょう。
Reason:理由
続いて、なぜ力を入れたのか、力を入れる必要があったのか、そこで行ったことを話していきましょう。
あなたがガクチカに取り組むにあたってどのようなことに力を入れたのかについてわかりやすく説明することができたら、続いて、なぜそもそもそれに取り組んだのかについて説明していくことが重要です。
しかし、この部分は基本的に結論と重要なエピソードの部分をつなぐ、「つなぎ」の部分なので、文字数の指定が少ない場合は簡潔に書くだけで構いません。
Example:例
ガクチカで最も重要な部分の一つであるエピソードについて詳しく説明していきましょう。
あなたがガクチカに取り組んで、どのような結果が生じたのか、どのようなものを学ぶことができたのかについてわかりやすく説明していくフェーズです。
行動や取り組みによって結果がどうなったのか、何を得たのか数値なども活用することで信憑性を待たせることができます。
なぜならば数字は誰が見ても同じ定量的で客観的なものであり、あなたに初めて会う企業の採用担当者も客観的に話を聞くことができるからです。
Point:結論
最後にガクチカの結論を述べていきます。
もう一度要点を整理して、どのようなことを学んだのかについて説明していきましょう。
そして最後にあなたが就職した後、どのように活用できるか、活躍できるのかについてわかりやすく説明していくことが重要です。
なぜならば、どの企業も就職してから活躍してくれる人材を採用したいと考えており、即戦力として活躍する意志がある、モチベーションが高い人材を採用したいと考えているからです。
どのように活躍できるのか分かりやすく説明できるということは、企業研究をしっかり行っているモチベーションが高い人材であるということもアピールできるので、詳しく説明し、あなたの魅力が伝わるような文章を作成していくことが重要であると言えます。
【ガクチカの作り方】ガクチカを書く際のポイント
続いてはガクチカを書く際のポイントについて詳しく紹介していきます。
ここまで紹介してきた構成を踏まえた上で作成するだけでも非常に質の高いガクチカを作成できるはずですが、時間に余裕のある方は下記の4点を踏まえた上で作成し、より良い印象を与えられる文章を作成していきましょう。
具体的なエピソード
ガクチカを書く際のポイントとして、可能な限りエピソードを具体的にする必要があることが挙げられます。
あなたはそのガクチカに実際に取り組んでいた人物なので、如実にその光景をイメージすることができ、特に詳しく説明を受ける必要がないのは当然のことですが、相手はあなたに初めて会う企業の採用担当者なので、可能な限りエピソードを具体的に書く必要があります。
あなたにとっては大前提であり、当然のことかもしれないことでも、相手は何も知らないので、可能な限り誰が読んでも分かりやすい文章を作成する必要があります。
どうしても自分が経験してきたことというのは主観的な説明になってしまい、客観的な視点を盛り込むことが難しくなってしまうので、いざガクチカを作成した場合は、友人はもちろんのこと、信頼できる人や就職エージェントなどに読んでもらい、誰が読んでも分かりやすい文章か確認してもらうのが重要と言えるでしょう。
課題と解決策
具体的なエピソードについて書くことができたら、課題と解決策についてわかりやすく述べることも重要です。
なぜならば、ガクチカにおいて重要なのは、どのような課題が発生し、それを解決するために取り組んだことが何であったのかについてわかりやすく説明することだからです。
あなたがガクチカを通じてどのような課題を解決するために工夫をしたのか、どのような能力を身につけたのかについて伝わるような文章を作成していきましょう。
企業は課題解決力を持った人材を採用したいと考えており、課題解決力が伝わるような文章を作成していくことが重要であると言えるのです。
あなたがどのような問題を解決することが得意で、問題を解決する際にはどのように工夫を凝らす人物であるのかを伝えることで、あなたがどれくらい仕事ができる人物かが分かりやすくなることでしょう。
結果と学び
ガクチカにおいて重視されているポイントは、あなたがどのようなものに取り組んでいたのか、モチベーションが高いのか、どのようなスキルを持っているかなので、結果についてはあまり詳しく書く必要はありません。
しかし、何も書かないと「後ろめたいことがあったのでは」「もしかしたら嘘をついているのではないか」と思われてしまう可能性があるので、たとえ文字数の指定が少なかったとしても、少しでも結果について述べていくことは重要です。
また、どのような学びを得たのかも、ガクチカを作成する上で重要な要素であると言えるでしょう。
なぜなら自分が学生時代に力を注いでいたことを通じて何も学んでいない人物は企業にとって魅力的に映らないからです。
よって、あなたがどのような学びをガクチカを通じて得たのかについて理解することが重要であると言えるのです。
企業への貢献度
企業にどのように貢献していくのかについても、具体的に説明していく必要があると言えるでしょう。
これは先ほども説明した部分なので、もう理解できている人も多いかもしれませんが、企業の採用担当者は可能な限り就職した後に貢献してくれる人材を採用したいと考えています。
よって、あなたがガクチカを通じてどのような能力を身につけたのかについて説明したら、続いてそのスキルを通じてどのように企業に貢献していけるのかについてわかりやすく説明していきましょう。
また、これは記事中で何度も説明していることではありますが、企業に貢献する、どのような能力が企業に役立てられるのかについて理解するためには企業研究を行わなければなりません。
つまり、企業について企業への貢献度を語るということは、企業についてしっかりと研究しているということであり、モチベーションが高い人材であるとみなされる可能性が高いので、積極的にアピールしていくようにしましょう。
【ガクチカの作り方】ガクチカを書く際の注意点
続いてガクチカを書く際の注意点について詳しく紹介していきます。
ここまで構成やガクチカを作成する際のポイントなどかなり詳しく紹介してきているので、ここまでの内容を踏まえただけでも十分に質の高いガクチカが作成できるはずです。
しかし、就活というのは総合点で判断されるものなので、マイナスのイメージを与えないように気をつけることも重要です。
よって、下記の4点を踏まえた上で、マイナスのイメージを与えないような文章を作成していきましょう。
嘘を書かない
これは当然と言えることではありますが、大幅な嘘はつかないようにしましょう。
文章をきれいに整えるために、文字数などの制約が関係している、微妙な軽微な嘘をつくことはそこまで大きな問題ではありませんが、成績や資格を保有していることなど、虚偽の事実を述べることは就活においてマイナスなことです。
なぜならば、嘘をついている時は泳ぐ人が多いですし、突っ込まれた場合に答えることが難しいからです。
企業の採用担当者はこれまで何人もの就活生を相手にしており、嘘をついている人材については見分けることを得意としている場合が多いです。
嘘がその場ではバレなかったとしても、後になってバレてしまった場合、内定取り消しなど非常に大きなマイナスを食らう可能性も高いので、嘘はつかないようにしましょう。
企業に関係のない内容は避ける
当然ながらガクチカを通して企業は「実際にうちで活躍してくれる人材なのか」そうでないのかについて確認しています。
そんな重要な部分で、企業に関係のないダラダラ話をだらだらされたところで、魅力的な印象を覚える企業の採用担当者はほとんどいないでしょう。
確かに、あなたが学生時代に打ち込んでいたことが非常に自分にとって大切なものであり、それを話したくてしょうがないという場合もあるかもしれません。
しかし、よくよく考えてみると、ガクチカはあなたの経験について自慢する場所ではなく、企業にどのように貢献できるのかについて話す場です。
よって、企業に関係のない話をするのではなく、せめて話し方を工夫して、自分がガクチカを得て通して得たスキルが企業に活かせるものであるという結論にたどり着くような文章を作成する必要があります。
長々と話さない
長々と話さないのも、ガクチカを作成する上で非常に重要なポイントの一つであると言えます。
ほとんどのガクチカはESの場合、文字数指定がされているので、そこまで文章をダラダラと書く人は多くないかもしれませんが、面接において時間の制限がない場合、ついダラダラと話してしまう人もいます。
当然ながら企業はあなたがなぜそれに取り組んだのか、それにはどのような問題点があり、それをどのように解決したのかどのような能力を得ることができたのか、そしてそれを企業にどのように活かすのかだけを重要視しています。
ということは、それ以外の要素はあまり必要のないことであり、無理に盛り込んで時間を稼ぐ必要はないのです。
ネガティブな内容は避ける
ネガティブな内容は避けるというのはガクチカを作成する上だけでなく、そもそもESや面接において当然のことなので、皆さん理解できていることかもしれません、
しかし、念のためお伝えしておきます。
ネガティブな内容は当然ながらマイナスなイメージを与えるだけですし、わざわざ自分の魅力を伝える場所でマイナスな話をするのは相手も意図が理解できないので、述べる必要がないでしょう。
失敗談などから学び、それを活かして能力を伸ばすことができたという話をする場合ならば特に問題はありませんが、ネガティブなだけで特に何のスキルの話もしていない、将来の展望の話もしていない人は、そもそもなぜ企業を受けに来たのか意味がわからないので、避けるようにしましょう。
【ガクチカの作り方】ガクチカの例文
続いてはここまで紹介してきた内容を踏まえた上で作成したガクチカの例文をいくつか紹介していきます。
本記事はかなり深い内容まで掘り下げて紹介してきているので、ぜひ下記の例文を踏まえた上でおさらいし、要点がどのようなもので、あったのか再度確認していくようにしましょう。
アルバイト
私が学生時代に力を入れたことはスポーツクラブでのアルバイトです。
スポーツクラブでは、子どもたちの体操の補助を行っています。
私がアルバイトをしているスポーツクラブは、体験者は多いものの、入会者がその半数であることが課題でした。
そのため2つの取り組みを行いました。
一つ目は子どもが楽しんで練習出来る環境作りです。
楽しんで練習してもらうために、一人ひとりの特徴に合った独自の挨拶をすることで、生徒との距離が近い存在になることを意識しました。
2つ目は安心して子どもを任せられる環境作りです。
保護者の方にも子どもの体操についてなど積極的にコミュニケーションを取ることで信頼を得るようにしました。
その結果、体験者の約8割のお客様を入会に繋げることができました。
このことから、相手の立場にたって考え行動することの大切さを学んだので、社会人になっても相手の目線に立ち行動して参ります。
長期インターン
私が学生時代頑張ったことは、テレアポの長期インターンです。
インターンを始めた当初は、アポイントの取得に苦戦し、ノルマのプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
しかし、トークが上手い先輩社員の真似をしたり、スクリプトを見直してトーク内容の改善を図り、半年間試行錯誤を繰り返しました。
結果、インターン生の中で一番多くアポイントを取得するようになりました。
読書
私が学生時代に力を入れたことは読書で、さまざまな見聞を深めることができました。
幼い頃から外国の文化や言葉に興味があり、大学では、海外文学の授業を履修し、さまざまな国の文学作品を読みました。
その結果、異文化への理解を深めることができました。
入社後は異文化への理解を活かして世界中の人々と協力し、新しい価値を生み出していきたいと考えています。
まとめ
今回はガクチカの作り方について詳しく紹介してきました。
ガクチカは自己PRと志望動機の次に重要視されるもので、あり質の高いものを作成することができれば、あなたがどのような能力を持っているのかどのようなものにモチベーションを抱くのかについてわかりやすく説明することができます。
ぜひ本記事の内容を参考にした上で、企業の採用担当者に良い印象を与えられるガクチカを作成できるよう取り組んでみてください。
困ったら就活エージェントを使おう
今回はガクチカの作成方法についてかなり詳しく紹介してきたので、この記事を読んだだけで質の高いガクチカを作成できたと納得できている方も多いでしょう。
しかし、中にはなかなか質の高いものを作れないと悩んでいる方もいるかもしれません。
そのような方におすすめなのが就職エージェントです。
ジョブコミットならば就活のプロがガクチカや自己PR、志望動機の作成も徹底的にサポートしてくれますし、面接対策なども行ってくれます。
友人などに相談するのも良いですが、就活のプロに相談するのが手っ取り早く、質の高い対策ができることでしょうから、ぜひ一度利用してみてください。
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