【ジャンル別職種一覧】就活生が押さえておくべき職種を一覧で解説!

【ジャンル別職種一覧】就活生が押さえておくべき職種を一覧で解説!

就職活動を進めるためには、自分がどのような業界でどのように働きたいか、明確なビジョンを持っておく必要があります。

しかし、社会人の働き方について何の知識もなければ、働き方も決められません。

同じ1つの業界、1つの会社であっても、職種によって仕事の内容や働き方はさまざまです。

この記事では、多くの業界で採用されている職種や、自分に合った職種の選び方などをご紹介します。

多種多様な業界に存在する職種の中から、自分の興味・関心に合ったものを選び、仕事探しに役立てましょう。

この記事を読んでわかること
  • そもそも職種とは何か
  • 職種から探すのがおすすめな理由
  • 自分に向いている職種の探し方
  • ジャンル別の職種一覧
  • 就活性に人気な職種
この記事がおすすめな人
  • 職種への理解を深めたい人
  • 自分に合った企業を見つけたい人

【職種一覧】職種とは

就職活動でよく聞く職種とは、大まかな仕事の種類のことです。

例えば、営業職や人事職、企画職などが挙げられます。

1つの企業では複数の職種を採用しており、職種ごとに部署を設けている場合が多いです。

そのため、その企業にある職種の数が、すなわち部署の数であると捉えることもできます。

類似語との違いを押さえておこう

仕事には、職種以外にもさまざまな分類方法が存在します。

これらの分類は自分がどのような環境で、どのように働きたいかを考える上で重要な指針です。

まずは、そのような職種の類似語について詳しく知り、仕事選びに活用しましょう。

業種

仕事を選ぶ際は、企業が属している業種について理解を深める必要があります。

業種とは、企業が行う事業の種類や携わる分野のことです。

例えば、品物を仕入れて小売店に販売する卸売業、原材料を仕入れて品物を生産する製造業、品物ではなく形のないサービスを提供するサービス業などが挙げられます。

1つの企業が必ずしも1つの業種しか手がけていないとは限らず、複数の業種を兼任している企業も多いです。

製造業や卸売業、消費者に品物を販売する小売業を自社内で一本化するなど、関連する業種をまとめてコスト削減を図っている企業もあります。

産業

産業とは、仕事の分類方法の1つであり、人間が生活するために必要な生産活動のことです。

製造業や小売業といった業種よりも、さらに大きな分類となります。

例えば田畑で作物を生産する農業、河川や海での漁獲を収入源とする漁業、家畜の育成に携わる畜産業、品物の販売を担う商業、電気やガスなどの供給を主な仕事とするエネルギー業などです。

自分がどのような産業に携わりたいか、細かな業種や職種を選ぶより先に、大まかに考えてみると良いでしょう。

業界

業種と似た概念に、業界という分類が存在します。

業界とは、企業を振り分ける際に使用される分類であり、業種や扱う商品が同じものをまとめた項目のことです。

例えば、飲食店経営を行う外食業界、消費者の目に留まる広告を作成する広告業界、新聞・雑誌・本などの発行を行う出版業界などが挙げられます。

産業や業種よりも細かな分類となるため、ある程度「このような仕事に携わりたい」という方向性が決まってくると、どの業界が適しているのか見えてくるでしょう。

職業

職業とは、普段どのような立場で働いているかという働き方の種類を指します。

例えば、企業に属して給料を受け取る会社員、自分で事業を運営している自営業、個人で企業と提携しながら仕事をこなすフリーランスなどです。

職業には報酬を得ている立場だけでなく、現時点で報酬がない専業主婦や無職なども含まれます。

多くの就活生が所属している学生という立場も、一種の職業です。

このうち、一般的に社会人として扱われるのは、学校を卒業して自力で報酬を稼ぐようになった会社員や自営業などになります。

業態

業態は、個人の働き方というよりは、お店の形態に関わる分類です。

取り扱っている商品を、消費者にどう売るのかといった分類を指します。

例えば、生鮮食品やグロサリー商品をまとめて販売するスーパーマーケット、価格帯の高い製品をブランド化して売り出す百貨店、インターネットを介して物品を遠隔で販売する通信販売などです。

スーパーマーケットや百貨店のように、実店舗がある場合は接客業として配属される場合もあり、消費者と直接関わることになります。

通信販売のように遠隔で商品を販売する場合は、消費者と関わる機会は少ないです。

【職種一覧】やりたいことから探すなら職種から探すのがおすすめ

すでにやりたいことが決まっている場合は、職種をもとに志望先を探すと良いでしょう。

とくにおすすめなのは、就活の軸を業務内容においているケースです。

職種から仕事を選ぶとどのようなメリットを得られるのか、詳しく見ていきましょう。

早期離職防止に繋がる

職種から仕事を選ぶことは、早期離職の防止になります。

早期離職の原因は、「働き始めて仕事の内容が想像していたものと異なったから」というものが多いです。

やりたいことをもとに職種で絞れば、自分が好きなことや得意なことを仕事にできます。

また、あらかじめその職種について詳しく調べておくと、入社後の働き方を具体的にイメージできるでしょう。

そのため「想像と違った」という状況を防止でき、せっかく入社した企業の早期離職を防げます。

選考通過率が上がる

職種から仕事を選べば選考でアピールできることがはっきりし、選考の通過率が上昇する可能性が高いです。

企業は就活生を採用するにあたり、それぞれの就活生の適性を確認し、ポテンシャルの有無をチェックしています。

自分の好きなことや得意なこと、興味関心のあることなどで職種を絞っておくと、なぜその職種に就きたいのかをアピールしやすくなるでしょう。

そのため、自身がその職種で活躍できるポテンシャルがあるという裏付けができるようになり、選考を通過しやすくなるのです。

【職種一覧】自分に向いている職種の探し方

職種から仕事を探すためには、自分に向いている仕事の探し方を知っておく必要があります。

自分の得意なこと、興味のあることなどを知らないまま、適当に仕事を選んでも就職活動は成功しません。

長く働き続けられる仕事を見つけるためには、自身について詳しく知ることが重要です。

自己分析する

自分に合った仕事を選ぶためには、何より自身について理解を深めることが重要です。

そのため、就職活動を始めたら、まず自己分析を行う必要があります。

自分の好きなことや得意なこと、やりたいと感じることだけでなく、嫌いなことや苦手なこと、やりたくないと思っていることなどを整理してみましょう。

過去の経験を列挙し、とくに心が動いたエピソードなどをまとめておくと、選考でのアピールにも役立ちます。

自分のモチベーションについて知ることにもなるため、何に対してやる気が出るのかを知っておくと仕事を選びやすいです。

適性検査をしてみる

やる気だけで仕事を選んでも、業務に向いていなければ長続きしません。

そこで、自己分析ツールや適職診断などのツールを使えば、自身に合った職種を簡単に見つけ出せます。

予定が詰まっていたり、就職活動を始めるのが遅れていたりで志望先選びまでに時間がない人や、適職について早く知りたいという人におすすめです。

ただし、ツールで得られた結果は、必ずしも正確であるわけではありません。

実際にどのような仕事をするのか、どのような人に向いているのかしっかりと調べ、本当に自分に合うかどうかを見極める必要があります。

気になる職種について調べてみる

自己分析の結果、気になる職種ができたら、なるべく詳しくその職種について詳しく調べておきましょう。

どのような業界に属する職種なのか、仕事の内容は何なのか、どのような人が働いているのかなどを調べておけば、入社後にどう働けば良いのか予想できます。

実際の業務での大変なことややりがい、入社後何年でその職種に就けるのか、今後どのようなキャリアプランをたどれるのかなど、より踏み込んだ項目をチェックしておくことでより具体的にイメージできるでしょう。

採用の方式に注意

就職活動をする際、注意しなければならないのは職種ごとの採用方式です。

一般的に、企業が就活生を採用する際の方式には「総合職採用」と「職種別採用」の2種類があります。

「総合職採用」とは、管理職や幹部候補など、その企業内で上の役職を目指す人のための方式です。

入社後にはさまざまな職種を経験できますが、1つのスキルを極めたい人や希望の職種をずっと続けたい人には向かない可能性があります。

「職種別採用」は、職種ごとに専門性の高い採用を行う方式です。

入社時の職種を長く続けられる一方で、幹部を目指したくてもキャリアに限界があるだけでなく、入社してからその職種に適性がないと気付いても変更が難しいなどのリスクがあります。

求人票をしっかり確認し、就活の軸や将来のキャリアプランに応じて採用方式を選択しましょう。

【職種一覧】ジャンル別の職種一覧

ここからは、一般企業で採用されている職種や、専門的な学校に通っていない人でも目指せる職種を78個ご紹介します

職種の中には専門性が高く、専用の資格が必要なものも多いです。

しかし、そのような資格がなくとも、一から始められる仕事も数多く存在します。

各職種について理解を深め、自分に合った仕事を探しましょう。

営業系の職種5選

営業系の職種5選

①営業

②カウンターセールス

③MR

④テレアポインター

⑤営業アシスタント

営業職と一口に言っても、対象となる顧客や売る商品・サービスなどの商材により、働き方が異なります。

顧客が一般的な消費者となる個人であれば個人営業、企業などの法人であれば法人営業、手で触れられるような形のあるものを売るならば有形商材、情報など形のないものを売る場合は無形商材として分類されるのです。

また、新しい顧客ルートを開拓して売る新規営業なのか、すでに取引のある顧客に売るルート営業なのかでも分けられます。

他にも自ら営業をしに行くのではなく、来店されたお客様に対して営業を行うカウンターセールスは、不動産業界や保険業界に多い職種です。

顧客を医療関係者に特化させ、製薬会社などに所属し、自社商品の説明などを行う営業職はMRと呼ばれます。

電話などでお客様に商品の紹介を行い、直接伺うためのアポを取り付けるのはテレアポインターの仕事です。

上記のような営業職が所属している営業部が目標を達成できるよう、目標の設定や戦略の策定を行う営業企画は、社内における営業コンテストなどモチベーションを保つためのイベント企画や実施も行います。

これは、現場での営業職として経験を積んだのちのキャリアの1つです。

営業アシスタントは、顧客を訪問するためのスケジュール管理やメール対応など、営業職のサポートを行います

営業職に同行し、顧客との商談を記録して議事録を作成することも多いです。

営業事務は、営業職が使用するのプレゼン資料の作成や受注管理などを行います。

営業系の職種に向いている人の特徴

営業職に向いているのは、お客様の笑顔が見たい、困っている人の問題解決がしたいなど、人の役に立つのが好きな人です。

また、自分の力でどんどん稼ぎたい、実力を評価してほしいといった、自分の力を試したい人にも向いています。

将来的に企画職やマーケティング職など、企業の事業全体に深く関わる職種に就きたい人も、まずは営業職に就くケースが多いです。

コミュニケーションが得意、人の話を聞くのが得意、スケジュール管理が得意、粘り強く体力があるなどの強みを持つ人も営業職に向いています。

事務系の職種19選

事務系の職種19選

①一般事務

②営業事務

③生保・損保事務

④金融事務

⑤学校事務

⑥医療事務

⑦貿易事務

⑧英文事務

⑨受付

⑩経理

⑪会計

⑫財務

⑬英文経理

⑭法務

⑮総務

⑯人事

⑰秘書

⑱通訳

⑲コールセンター

事務職は、業種によって仕事内容が異なる職種です。

一般的な企業であればどこでも部署を設けているのが、社内で使用する資料の作成や外部からの電話対応、来客対応などを行う一般事務です。

営業職のプレゼン資料や受注の管理などに特化しているのは、営業部に付属する営業事務になります。

保険会社や保険商品を扱う代理店には、顧客への対応や資料作成などを行う生保・損保事務がおかれているケースが多いです。

金融事務は、銀行や証券会社などで、窓口業務をはじめとする業務を行います。

学校や塾などには学校事務がおかれており、施設内の総務や経理の業務を行う他、在籍している外国人留学生に対し、ビザの発行手続きをサポートすることも多いです。

病院やクリニックでは、医療事務が患者さんの受付やカルテの作成、会計などの業務を行います。

そのため、医療事務には薬や医療に関する一定の知識も必要です。

海外と取引のある商社やメーカーで設けられている貿易事務は、輸出入のために輸出通関書類の作成や、輸入通関書類作成運送便の手配、関税納付などを行います。

さらに、海外の企業に向けて、見積書や納品書の発行などを行う英文事務も存在し、語学のスキルが必要です。

多くの事務職は、来客対応や、送迎車の手配などを行う受付業務を行います。

伝票の整理や入金管理などを行う経理や企業財産の変動報告、収支報告などを行う会計、企業の予算編成、資金調達などを担う財務なども事務系の職種です。

海外進出を行う日本企業や、日本進出を行う外資系企業には英文経理が設けられており、アメリカ式の会計方式に従う場合と日本式の会計方式に従って経理を行う場合があります。

契約書の内容確認や子会社の設立、株式発行などを行う法務も事務職の一種ですが、高い専門性が必要になる場合も少なくありません。

資料作成や来客対応、勤怠管理など多岐にわたる業務を担当し、現時点で人手が不足している部署へのサポートを行うこともある総務、採用業務や勤怠管理などを専門的に行う人事なども事務系の一種です。

社長や役員などのスケジュール管理・調整、重要な会議の準備などを行う秘書、会議や商談における通訳、パンフレットなどの翻訳を行う通訳・翻訳の仕事もあります。

加えて、顧客からの電話対応やクレーム対応を行うコールセンターも事務系の仕事です。

事務系の職種に向いている人の特徴

事務系の職種が向いているのは、日々同じ仕事の繰り返しとなるルーティンワークが得意な人です

比較的時間通りの仕事ができるため、ワークライフバランスを重視したい人にも向いています

また、営業など華やかな仕事を裏方からサポートしたい人も、事務職に向いているでしょう

社内のさまざまな部署と連携を取ることになるため、コミュニケーションが得意な人にもおすすめです。

資料の作成やさまざまな書類の作成なども担うため、細かな作業が得意で、長時間座っていても苦にならない人でないと難しいかもしれません。

企画・マーケティング系の職種5選

企画・マーケティング系の職種5選

①企画・マーケティング

②広報・宣伝

③商品開発

④経営企画

⑤営業企画

企画やマーケティングに関わる職種は、商品販売や企業の広告になるようなイベントの計画を立てる仕事です。

企画・マーケティングの部署では、Web上でのツールなどを用いて、市場調査を行います。

広報・宣伝は、消費者や株主、マスコミに向けた製品の紹介や会社案内、パンフレットや社内報などの作成を行う仕事です。

商品開発では、新商品の開発や既存商品の改良のため、市場調査や分析業務を行っています。

より会社の中心に近い企画職には経営企画があり、経営層が立てた方針をもとに予算や目標の設定を行い、その達成に向けた施策を実行するのが役目です。

また、営業企画では営業部が目標を達成できるよう、目標の設定や戦略の策定を行います。

営業職のモチベーションを維持するため、社内における営業コンテストなどの企画・実施も行うことが多いです。

企画・マーケティング系の職種に向いている人の特徴

市場の動向はそのときの流行に左右されるため、企画やマーケティングの業務にはトレンドに敏感な人が向いています。

また、市場から得た譲歩の分析がメインの仕事となるため、地道な作業や分析が得意な人、変化や現象の原因を追及できる人にもおすすめです。

新しい企画を策定するために、さまざまなことに興味があり、常に新しい情報を仕入れている人も企画職向きと言えます。

さらに、計画を立てて実現するために社内外のさまざまな人と協力するため、人と関わるのが好きな人にも向いているでしょう。

販売・サービス系の職種14選

販売・サービス系の職種14選

①カウンター

②食品販売

③アパレル販売

④コスメ販売

⑤インテリア販売

⑥雑貨販売

⑦文房具販売

⑧携帯販売

⑨家電販売

⑩ブライダルスタッフ

⑪ホテルスタッフ

⑫旅行カウンター

⑬ツアーコンダクター

⑭テレアポインター

販売やサービス系の職種は、基本的に一般的な消費者と直接関わる仕事です。

カウンター業務では、実店舗の店頭でお客様への案内や、サービスの申し込み受付などを行います。

インフォメーションスタッフやクレジットカードの受付などが、主に該当する仕事です。

デパートなどの食品販売は、総菜やスイーツなど、完成した食品の販売を行います。

販売だけでなく商品の補充や包装なども行う他、店舗内での調理の補助を行うことも少なくありません。

アパレル販売やコスメ販売は、ブランドショップやセレクトショップで販売や商品の発注などを行います。

インテリア・雑貨・文房具販売は、実店舗を訪れたお客様に商品に興味を持ってもらえるようレイアウトを計画し、ポップ作成や接客を行う仕事です。

携帯・家電販売は、家電量販店などでパソコンやタブレット、テレビといった商品の販売やネット回線の案内、携帯電話の新規契約や機種変更などを行います。

ブライダルスタッフは、まず接客や会場設営などで結婚式の経験を積んだ後、個別のコーディネート業務に携わるサービス業の一種です。

ホテルスタッフは、宿泊の受付業務や施設内の清掃業務、キッチン業務などさまざまな業務を行う職種の総称で、部門ごとに専門のスタッフが担当します。

旅行カウンタースタッフは、旅行代理店などでツアーやパック旅行の問い合わせの電話やメールなどの対応を行い、注文内容に応じた航空チケット取得など手配するのが仕事です。

旅行に携わる仕事の中には、ツアーやパック旅行に同行し、観光地の案内などを行うツアーコンダクター・添乗員もあります。

海外からの観光客が訪れたり、海外旅行に同行したりすることもあるため、語学力が求められる機会も多いです。

テレアポインターは、お客様に電話を通じて商品の紹介や販売を促進し、お客様の注文対応を行います。

その際は、直接営業職がお客様のもとを訪れる際のアポを取得するケースも多いです。

このように、販売やサービス系の職種は多岐にわたり、1つの企業・施設内でもさらに専門性の高い仕事に振り分けられることがあります。

正社員だけでなく、パートやアルバイトなど、非正規の職員が多い点も特徴的です。

販売・サービス系の職種に向いている人の特徴

販売やサービス系の職種に向いているのは、お客様の笑顔が見たい、人が喜んでいる場面に携わりたい、人生の節目に携わりたい人などです。

人と関わりながらその役に立ちたい人や、その実感がモチベーションに繋がる人におすすめです。

また、気配りが得意な人や体力がある人、臨機応変な対応ができる人にも向いています。

加えて、店舗内のスタッフやプロジェクトのメンバーと業務を進めていくことも多いため、チームで目標を目指すのが好き、団結して仕事がしたいという人にも向いているでしょう。

クリエイティブ系の職種9選

クリエイティブ系の職種9選

①Web制作

②Webデザイナー

③Webディレクター

④グラフィックデザイナー

⑤ライター

⑥編集・校正

⑦映像

⑧音響

⑨インテリアコーディネーター

クリエイティブ系の仕事は、パソコンなどデジタル端末を活用する仕事が多いです

Web制作は、消費者がアクセスするWebサイトの作成やリニューアル、コンテンツの追加などを行います。

Webデザイナーは、Webサイトのデザインに特化した仕事です。

実際にコーディングも行うため、プログラミングなどの知識も求められます。

Webディレクターは、Webサイトの制作において進行の管理を行う仕事で、主にチームの統括を担う立場です。

グラフィックデザイナーは、印刷物や商品または企業などのロゴマーク、CDジャケットなどのデザインを行います。

ライターは、雑誌やWebサイトに掲載される記事など、文章の執筆を行う仕事です。

編集・校正は、出版物の企画やライターが執筆した原稿のチェック、校正などを行います。

また、ライターへの執筆依頼や取材なども、業務の一環となる場合が多いです。

映像は、テレビ番組の制作・編集の他、出演者との交渉なども行います。

音響は、テレビ番組やゲームなどの音楽制作、イベント時の音響などを行う仕事です。

インテリアコーディネーターは、顧客の要望に応じ、空間のコーディネートを行っていきます。

クリエイティブ系の職種に向いている人の特徴

クリエイティブ系の職種は、さまざまな仕事の中でもとくに流行り廃りの影響を受けるため、流行に敏感な人が向いています。

また、頭に浮かんだアイデアを着実に形にできる人でなければ仕事になりません。

デザインや制作に関する専門性を身に着けたい人は、下積みから業務に携わって力を付けていくと良いでしょう

地道な作業を繰り返せる、さまざまな視点で物事を捉えられる人は、インプットもアウトプットもしっかり行える可能性が高いです。

顧客の要望を受けての制作も多いため、相手の要望を言語化できる人にも向いています。

IT系の職種6選

IT系の職種6選

①システムエンジニア(SE)

②プログラマー

③運用管理

④保守

⑤ヘルプデスク

⑥OAインストラクター

IT系の職種は、近年とくに人手が求められている分野です。

SEと呼ばれるシステムエンジニアは、顧客の依頼をもとにシステムの設計を行います。

プログラマーは、システムエンジニアの設計に基づき、設計通りにシステムが動くようコーディングやプログラミングを行う仕事です。

運用管理は、使用を開始したシステムやネットワークの最適化のため、運用やメンテナンスを行います。

保守は、システムや機材の故障、トラブルへの対応を行う仕事です。

顧客からの機器の使い方やトラブルに関する問い合わせへの対応は、ヘルプデスクと呼ばれる職種が行います。

OAインストラクターは、企業の事務やオペレーターに、パソコンなどの機器の操作方法やソフトウェアの使い方などを教える仕事です。

IT系の職種に向いている人の特徴

IT系の職種は、技術の発展がめまぐるしい分野であるため、変化に順応できる人に向いています。

また、即戦力の需要が高い特徴があり、この分野で生きていくための専門性を身に着けたい人にも向いているでしょう。

スケジュール管理やルーティンワークが得意で、ITに関心がある人におすすめです。

また、地道な作業が多いため忍耐力がある人や、失敗を成功に変えるため論理的に考えられる人が向いています。

理系の職種と思われがちですが、文系やまったく知識がない人でも目指せることが多いです。

チームでの業務が多いため、文系の場合はコミュニケーション力を武器にできる可能性があります。

技術系の職種5選

技術系の職種5選

①研究

②設計

③測量

④施工管理

⑤生産・品質管理

技術職は、主に理系の分野に進んだ人向けの職種です。

企業の研究職は、自社の製品開発や既存製品の品質向上のため、新しい材料や技術の研究を行います。

設計は、建築物の設計や図面の作成、または電子回路の設計などを行う仕事です。

測量職は、建築や土木工事などの場面において、土地の広さや高低などのデータを算出する測量を行います。

測量にかかるコストや使用する機器の調達、測量したデータの分析なども業務の範囲内です。

施工管理は、建設工事や電気工事、土木工事などにおいて、工事のスケジュールを管理して現場の指揮を執ります。

また、建設のための予算作成など、デスクワークもあり残業も少なくありません。

生産・品質管理は、工場などにおいて製造の責任者となる役割を持ちます。

製品の生産計画を立て、原材料や部品の受注、人員の確保や配置などを行うのが仕事です。

技術系の職種に向いている人の特徴

技術職に向いているのは、コツコツ進めていく地道な作業が苦ではない人です。

また、その分野で長く研究してきた人や、専門性を身に着けたい人にも向いています。

1つの作業が全体のクオリティに関わる仕事が多いため、強い責任感が求められるでしょう。

すでに専門的な知識を有している可能性が高い理系出身の人は、就活を有利に進められます。

多少危険な職場でもなるべく稼ぎたい人、基礎的な部分から人々の生活を支えたい人にもおすすめです。

医療・介護系の職種3選

医療・介護系の職種3選

①医療事務

②介護福祉士

③ケアマネジャー

医療職や介護系の職種のうち、医師や看護師には専用の資格が必要ですが、それ以外の仕事でも一定の資格を求められる場合があります。

医療事務は、病院やクリニックで診察の受付やカルテの作成、会計などの業務を行う職種です。

薬や医療に関する知識も必要であるため、資格の取得が求められます。

介護福祉士は、介護の現場で介護士としての経験を積み、国家資格を受けて合格すると就ける仕事です。

施設利用者のサポート全般をはじめ、職員への指導なども行います。

ケアマネージャーは、介護が必要な人にどのような介護サービスが必要なのかをヒアリングし、具体的なケアプランを作成する仕事です。

医療・介護系の職種に向いている人の特徴

医療職や介護系の職種は、直接的に人助けをする職種であるため、人の役に立ちたい人や困っている人のサポートがしたい人、施設を利用した人の笑顔が見たい人に向いています。

また、専門性を身に着けて、この分野で活躍していきたいと考えている人にもおすすめです。

施設を利用する患者さんや利用者さんの体調などに合わせて、臨機応変な対応ができる人にも向いています。

加えて、人とじっくり向き合える人にも適性があるでしょう。

金融系の職種10選

金融系の職種10選

①生保・損保事務

②金融事務

③ファイナンシャルプランナー

④ファンドマネージャー

⑤ディーラー

⑥トレーダー

⑦証券アナリスト

⑧エコノミスト

⑨資産運用マネージャー

⑩アクチュアリー

金融系の職種は、保険商材や銀行の口座などを取り扱う仕事です。

生保・損保事務は、保険会社や保険商品を扱う代理店で、顧客への対応や資料作成などを行います。

金融事務は、銀行や証券会社などで口座の開設や現金の引き下ろしなど、窓口業務などを行う仕事です。

ファイナンシャルプランナーは、個人の生活設計や税制、年金などから資産運用のアドバイスを行います。

ファンドマネージャーは、投資信託の運用を指揮するチームのリーダーです。

ディーラーは、自社の資金を元手に、さまざまな投資活動を通して利益を追求します。

トレーダーは、顧客の注文を受けて、株式や証券の取引を実行する仕事です。

ファンドマネージャー・ディーラー・トレーダーは、1つのチームとして業務を遂行します。

証券アナリストは、金融機関に属して経済状況の調査や分析を行っている職種です。

エコノミストは、国家や市場全体の経済状況の調査や分析を行い、今後の動向を予測します。

資産運用マネージャーは、投資のプロとして株式や証券の取引を統括する立場です。

アクチュアリーは、保険商材の保険料や支払い保険金額などの算出をはじめとする、数理業務を行う仕事になります。

金融系の職種は、裾野の広い業務から専門性の高い業務まで、バリエーションが豊かです。

金融系の職種に向いている人の特徴

金融業界に向いているのは、お金の動きに敏感な人です。

株式や証券など、投資に関わる商材を多く取り扱い、中にはその取引を専門に行う仕事もあります。

そのため少しの動きでも敏感にキャッチできる人が向いているでしょう。

また、比較的収入が高い傾向にあるため、稼ぎたい人にもおすすめです。

一部の職種は専門性が高く、資格が必要になる場合もあり、勉強熱心な人に向いています。

窓口業務などは、人と関わりたい人に向いている職種です。

教育系の職種5選

教育系の職種5選

①塾講師

②家庭教師

③インストラクター

④講師

⑤学校事務

公立私立に関わらず、学校で授業を行うためには教員免許が必要ですが、そういった資格の必要ない仕事もあります。

塾講師や家庭教師は、学生など希望する人に勉強を教える仕事です。

受験対策に依頼されるケースが多く、正社員だけでなくアルバイトなども多くいます。

インストラクターや講師は、ジムやヨガ教室、英会話教室、フラワーアレンジメントなどのさまざまな分野でお客様に指導を行う仕事です。

学校事務は、学校や塾などにおいて、授業ではなく総務や経理の業務を行います。

勤務先に在籍する外国人留学生に対し、ビザの発行手続きなどの各種サポートを行うことも多いです。

教育系の職種に向いている人の特徴

教育系の職種に向いているのは、人々の成長に寄り添いたい人や、他者をサポートするのが好きな人です。

また、自分も学びながら、人に何かを教えるのが得意な人にも向いています。

教育の内容や習い事の内容は、日夜進歩していくため、流行に敏感な人や情報感度が強い人にもおすすめの職種です。

人対人の業務が主であるため、コミュニケーション力がある人が求められています

さらに、相手がつまずいている部分がどこなのかを見極める傾聴力や観察眼も重要です。

【職種一覧】就活生の人気の職種3選

毎年、多くの就活生がさまざまな職種に就職しますが、就活生からの人気が集中する職種も存在します。

とくに就活生に人気なのは、門戸の広い営業職、時間と業務量のバランスが良い事務職、需要の高いIT系の職種です。

どのような観点から人気が高いのか、詳しく見ていきましょう。

営業系の職種

営業職は、比較的参入障壁が低く、特別な資格が不要である場合が多い職種です。

多くの企業の業務の基礎でもあるため、管理職などへのキャリアアップや、企画やマーケティングなどの職種へのキャリアチェンジが選べるなど、豊富なキャリアが目指せる点でも人気があります。

また、成果主義を採用している企業が多く、結果を出せば稼げたり、スキルを身に着けることでより良い企業に転職できたりする点なども人気の理由です。

参加する際の門戸が広いこと、幅広いキャリアを選べることなどから、毎年多くの就活生に人気があります。

事務系の職種

事務職は、営業職ほど席が多い職種ではありませんが、就活生にとっては人気の職種です。

顧客とのやり取りで業務時間が延びる可能性のある営業職と異なり、働く時間がきっかり決まっているため、ワークライフバランスを取りやすいという点で人気があります。

また、1つの事務所に入れば転勤が少ないことや、体力が求められる仕事が少ないことも人気の理由です。

稼ぎたい人よりも、ゆったり自分のペースで仕事をしたい人に人気がある職種と言えるでしょう。

IT系の職種

IT系の職種は、専門性を身に着けられ、手に職を付けやすい職種として人気です。

現在でもさまざまな技術革新が起きており、将来性が高く人材に対する需要が高い点も評価されています。

理系だけでなく、文系でも目指せるなど、参入が容易という理由でも人気が高いです。

IT専門の企業だけでなく、一般的な企業のIT部門への採用もあり、就職の幅が広いのもポイントになります

場数を踏めば選べるキャリアも増えるため、コツコツ学んで稼ぎたい人に人気です。

新卒から就ける職種は限られている

世の中にはさまざまな職種が存在していますが、新卒の人材がいきなり就ける職種は限られています

新卒の募集が多い職種は営業や事務、研究開発、エンジニアなど、下積みから始まるものがほとんどです。

例えばマーケティングや広報、人事などは人気の職種ではあるものの、営業などの現場経験を積んだのちに就くというケースが多く、大手ではほとんどベテランの人材が占めています。

ベンチャー企業などではいきなり志望職種を目指せることもあるので、さまざまな企業に目を向けてみましょう。

まとめ

本記事では、世の中にあるさまざまな職種についてご紹介してきました。

数多くある職種のうち、どの仕事が自分に向いているか判断するためには、まずは自己分析などで自身について深く理解しなければなりません。

また、選んだ職種とのミスマッチを防ぐためには、その職種自体についても詳しく調べ、理解を深める必要があります。

この記事で挙げた職種のうち、気になるものをピックアップして、さらに深掘りしてみましょう。

1つの企業を見るときに、複数の職種を検討してみるのもおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます