【部活は続けるべき??】悩んでいるあなたへちょっとしたアドバイス

【部活は続けるべき??】悩んでいるあなたへちょっとしたアドバイス

はじめに

中学生・高校生の皆さんの中には部活動に所属している人が多くいると思います。

その中でも「部活がしんどい」「受験に切り替えたい」「部活動を続けるべきか悩んでいる」と思っている人もいるでしょう。

かつての私もそうでした。

今回は私の経験談を紹介し、部活動を続けるべきかの判断に少しでも貢献出来たらなと思います。

あくまでも、私個人の経験なので100%正しい答えが出るわけではありません。

一つの事例として認識していただけると幸いです。

【部活動は続けるべき??】部活をやめようと思った理由

私が部活動を続けるべきか悩んだのは高校二年生の秋でした。

私はボート部に所属し、県の大会で優勝し充実した部活動生活を送っていました。

しかし、そんな私がなぜ部活動をやめたくなったか。要因は大きく2つあります。

受験に対する不安が大きく…

私は学校で、「高校二年の夏が勝負だ」と言われ夏休みに入りました。

いざ、夏休みに入るとオフは二日だけ!!それ以外は練習か大会…

それはとてもとてもしんどいものでした。課題を終わらせることだけで精一杯。

自分の勉強なんて一つもできませんでした。

夏休みが終わり、今後の予定表が渡され、それを見ると

・冬休み・春休みは合宿や大会でほとんど潰れる
・高校三年の夏休みは課外には参加できず、練習と大会の日々
・高校三年の最後まで部活を続けると、引退は8月の終わり

引退するころには共通テストまで150日を切っていたのです。

勉強時間が圧倒的に足りないことに加え、周囲との差に不安を覚えました。

先生との隔たりで部活が嫌いに

部活動あるあるかもしれませんが、顧問の先生方に対して思うことが多くなり不満が溜まっていきました。

コミュニケーション不足により、先生の意図が分からずただ先生方の指示に従うことが苦痛に感じました。

自分自身の部活動なのに、何のために部活を続けているのか分からなくなってしないました。

【部活動は続けるべき??】なぜ部活動を続ける選択をしたのか

最終的に私は部活を続けることにしました。

続けると判断した背景には3つの出来事がありました。

 本音をぶつけて一致団結

先ほど言ったように、先生方への不満が大きくなり、部活動が嫌いになっていました。

これから部活をするうえでこのままの心情で続けていくのは流石にきついと思い、先生方と私たち部員とで話し合う機会を作ってもらいました。

話し合いではそれぞれ思っていることを本音で話しました。

コミュニケーション不足による双方の誤解は解消され、その後の活動がやりやすくなりました。

最後までやり遂げたかった

部活動をやめ、受験勉強にシフトチェンジした自分を想像したときに後悔する自分が思い浮かびました。

志望校に合格しても「あの時、部活を続けていたら…」と考えている自分が容易に想像できたのです。

また、高校時代にしかできない貴重な経験を逃したくないとも思いました。

部活をやめたら、二度とボートという競技をやることはなかったのです。

考えるうちに仲間と一緒に最後まで自分の納得する結果にしたい思いのほうが強くなりました。

最後までやり遂げた人の成功例

実際に8月まで部活を続け、志望校に合格した先輩の話を多く聞きました。

部活を続けながらの勉強方法や精神状況をきき、受験に対する不安が少し解消されました。

この話を聞いて、最後まで続けた人でも必死に勉強すれば受験も成功できると考え部活を続ける判断しました。

【部活動は続けるべき??】結果、目標達成したが…

高校三年の最後まで部活を続けた結果、

自分たちの目標を達成!!悔いなく引退をすることができました。

しかし、受験は上手くいかず…

共通テストで思うように点数が取れず、志望校とは別の大学に進学することになりました。

【部活動は続けるべき??】今、思うこと

結果として、志望校に合格することはできませんでしたが、部活動を続ける選択をしてよかったなと思います。

部活動をやめていたら、合格できていたと断言することはできないし、部活を続けたから合格できなかったとも断言することはできません。

結果論ではありますが、ただ一つの事実として部活を続ける選択をしたから、高校時代にしかできない貴重な経験をすることができ、最高の仲間と最高の思い出ができたなと思います。

また、高校時代に部活動を頑張ったことは自分自身の財産になりました。

この経験をこれから生かす場面が多くあると思います。

これらのことを踏まえて、部活動を続けて良かったなと思います。

P.S 最後に伝えたいこと

行きたい大学に向けて早く判断すべき

部活を続けるか・続けないかは個人の判断です。

部活を続ける選択をして、大学に合格できた人もいれば、できなかった人もいる。

部活を続けない選択をして、大学に合格できた人もいれば、できなかった人もいる。

世の中には様々な事例があります。

自分が後悔しないためにもはやめの判断をすることをおすすめします。

大学名じゃなく、そこで何をするかが大事

大学に入ってからは、自分の意識と何を経験するかがこれからは重要になってくると思います。

人生のゴールは大学受験ではありません。

自分が与えられた環境でどのようにアプローチしていくかが大切だと思います。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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