【例文あり】頑固は強みになる?頑固な性格を伝える時のポイントを解説!

【例文あり】頑固は強みになる?頑固な性格を伝える時のポイントを解説!

就活で、自分の頑固な性格を長所として面接官に伝えて良いのか迷ったことはありませんか?

「頑固な性格」は、マイナスとして捉えられることもありますが、実際には強みとなる場面も存在します。この記事では頑固な性格は長所になるのか、頑固な性格を長所や短所として伝える時のポイント、頑固な性格の人におすすめの職種などを例文も交えて紹介していきます。

この記事を読んでいただくと、面接官に好印象を与える頑固な性格の伝え方やおすすめの職種がわかるようになっています。

この記事を読んで、頑固な性格をアピールする方法を身につけましょう。

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頑固は長所になるのか

頑固な性格は長所になります

頑固に限らず、どんな性格でも二面性があるので、伝え方次第で長所にも短所にもなり得るのです。

例えば頑固は

  • 負けず嫌い
  • 意思がはっきりしている
  • 粘り強い

という表現に変えることで、長所として伝えることができます。

【頑固は強みになる?】企業が長所と短所を聞く理由とは

まずは、なぜ面接官が長所と短所を聞くのか知っておきましょう。

企業が長所や短所を聞く理由は大きく3つあります。

企業は長所や短所の内容で就活生を判断しているわけではなく、「企業とどのくらいマッチするか」をみています。

長所や短所を聞く理由をちゃんと知った上で伝え方を考えましょう。

①自分を客観視できているか知りたい

1つ目は「自分を客観視できているかを知りたい」からです。

自分の長所には素直に向き合えるけど、短所からは目を背けたくなる人いませんか?

大切なのは自分を客観視して自分の長所や短所を把握し、それぞれにどう向き合っていくかです。

長所を伸ばして短所を改善していくことができれば、そこから成長することができます。

自分の長所や短所を把握していないと、面接官から「この学生は成長できなそう」と判断されてしまいます。

自分の長所や短所を理解して受け入れ、成長に繋げていくことが大切です。

②企業とのミスマッチがないかを知りたい

2つ目は「企業とのミスマッチがないかを知りたい」からです。

面接官は就活生の長所や短所を聞いて、企業の業務内容や社風にどのくらいマッチしているかを確認しています。

企業にマッチしていないと人間関係が上手くいかなくなったり、仕事に不満を感じやすくなり、早期退職に繋がってしまいます。

マッチしていない企業に就職すると自分にも企業にも良くない結果となってしまうため、企業の社風と自分の長所や短所がマッチするか考えておきましょう。

③短所とどう向き合っているかを知りたい

3つ目は「短所とどう向き合っているかを知りたい」からです。

自己分析で自分の短所を理解して満足してる方いませんか?

企業は就活生の短所より、短所を理解してどう向き合っているかを重視しています。

なので短所を把握しただけで向き合おうとしなかったり、開き直って改善しようとしていないないと評価はマイナスになってしまいます。

【頑固は強みになる?】頑固だと伝えた時に面接官がイメージすること

頑固な性格も伝え方では長所になるので、面接で頑固な性格をアピールすることは問題ありません。

「頑固」と伝えた時に面接官がどうイメージするのかを把握した上で、伝え方を考えましょう。

ポジティブなイメージ

①芯がある

頑固な人はこだわりが強く、意思がしっかりしていると思われがちです。

そのため、「芯がある人」とプラスのイメージを持たれることがあります。

こだわりの強さが必要な企業には、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

②筋を通す

頑固な人は真面目で律儀な人が多いと思われがちです。

そのため、「筋を通す人」とプラスのイメージを持たれることがあります。

真面目で律儀な人を求めている企業には、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

③最後までやり抜く

頑固な人は決めたことは最後までやり遂げる粘り強さがあると思われがちです。

そのため、「最後までやり抜く人」というプラスのイメージを持たれることがあります。

粘り強さが必要な企業には、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

ネガティブなイメージ

①協調性がない

頑固な人は人の意見をきかず自分の意見を押し通したり、コミュニケーションが苦手だと思われがちです。

そのため、「協調性がない人」というマイナスのイメージを持たれることがあります。

コミュニケーションを大切にしている企業には、ネガティブな印象を与えてしまうでしょう。

②融通が効かない

頑固な人は自分の意見を押し通すイメージがあり、柔軟に考えることが苦手だと思われがちです。

そのため、「融通が効かない人」というマイナスのイメージを持たれることがあります。

チームワークを大切にしている企業には、ネガティブな印象を与えてしまうでしょう。

③論理的思考ができない

頑固な人は感情や感覚で動くと思われがちです。

そのため、「論理的思考ができない」というマイナスのイメージを持たれることがあります。

論理的思考を必要とする企業には、ネガティブな印象を与えてしまうでしょう。

【頑固は強みになる?】頑固を「長所」として伝えるときのコツ

頑固な性格をそのまま伝えても、ポジティブな印象を与えることはできません。

頑固を長所として理解してアピールすることが大切です。

ポジティブな印象を与えるために、以下の3点を意識してください。

①頑固を言い換えてポジティブに伝える

最初にもお伝えしたように、頑固は伝え方次第で長所になります。

ネガティブな印象を持たれないように、自分がどんな頑固さなのかをポジティブな言葉で伝えましょう。

②頑固な性格に合う職種を選ぶ

頑固に限らず、どの性格でも職種によって合う/合わないがあります。

後半に頑固な人にぴったりの職種を紹介しているので、その職種を検討してみるのも良いでしょう。

③具体的なエピソードを話す

どれだけ頑固な性格を長所としてアピールしても、具体的なエピソードがなければ信憑性がなく、「本当に長所なのか?」と疑問に思ってしまいます。

頑固をポジティブに捉えてもらえるように、具体的なエピソードと共にアピールしましょう。

【頑固は強みになる?】頑固の上手な言い換え

今まで話したように、頑固は伝え方次第で長所になります。

自分の頑固さを理解して、自分に合った別の表現を見つけましょう。

①負けず嫌い

頑固な人は、融通が効かないというネガティブなイメージがあります。

しかしそれは、「負けず嫌いで、勝つまで根気強く努力し続けることができる」と言い換えることができます。

負けず嫌いの人は困難な状況で自分の能力を最大限に発揮し、目標達成のために努力できるという強みがあるので、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

②継続力がある

頑固な人には諦めが悪い、切り替えが苦手というネガティブなイメージがあります。

しかしそれは、「最後まで諦めずに物事をやり遂げることができる」と言い換えることができます。

継続力がある人は困難や挫折に屈せず、目標に向かって努力し続けられるという強みがあるので、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

③我慢強い

頑固な人には、周りに相談するのが苦手で一人で抱え込むというネガティブなイメージがあります。

しかしそれは、「困難なことがあっても我慢強く乗り越えられる人」と言い換えることができます。

我慢強い人は辛い状況や困難に耐えて、諦めずに前進する力があるという強みがあるので、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

④努力家

頑固な人には、プライドが高く完璧を求めるというネガティブなイメージがあります。

しかしそれは、「向上心があって努力できる人」と言い換えることができます。

努力家な人は目標達成や成果を得るために努力や精進を惜しまないという強みがあるので、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

【頑固は強みになる?】頑固を「短所」として伝えられる時のコツ

頑固は伝え方次第で短所になりますが、短所でも伝え方次第でポジティブな印象を与えることができます。

短所を伝える方法を理解して、他の就活生と差をつけましょう。

①「頑固」で失敗したエピソードを話す

前半でもお伝えしたように、面接官は自分を客観視できているかを見るために、長所や短所を聞きます。

「頑固」で失敗したエピソードを具体的に話すことで自分を客観視できているという信憑性が高くなるので、具体的にエピソードを話すようにしましょう。

②失敗から学んだことを話す

ただ単に失敗したことを話すだけで他の就活生と差をつけることはできません。

失敗した経験から学びを得て、次に生かそうとする姿勢を見せることが大切です。

失敗したことを思い出して、そこからどういう学びを得たのかを考えてみましょう。

③「頑固」とどう向き合ってきたかを話す

前半でもお伝えしたように、面接官は自分の短所とどう向き合ってきたかを重視します。

自分の短所と向き合って改善しようという姿勢を見せることが大切です。

今までの経験を振り返ってどう向き合ってきたのか思い出してみましょう。

【頑固は強みになる?】頑固を「短所」として伝える時の注意点

短所を伝える際にも、面接官にポジティブな印象を与えることができますが、伝え方を間違えるとポジティブな印象を与えることができなくなってしまいます。

頑固を短所として伝える時の注意点を理解して面接官に伝えるようにしましょう。

①頑固を上手に言い換えてない

「頑固」という表現は、硬いイメージが強いので、ポジティブよりもネガティブに捉えられやすくなってしまいます。

ポジティブな印象を与えられるように、短所として「頑固」を伝える際にも他の言葉に言い換えて伝えましょう。

②頑固すぎるエピソードはNG

頑固に限らずどの性格にも言えることですが、「〜すぎる」のはあまり良い印象を与えられません。

頑固すぎるエピソードを話してしまうと、融通が効かなそうと思われてしまう可能性があるので注意しましょう。

【頑固は強みになる?】頑固な人にぴったりの職種

頑固な性格にぴったりの職種を見つけることで、自分と就職先とのミスマッチを防ぐことができます。

自分の頑固な性格や企業や職種についてしっかり理解して、自分に合う企業を見つけると良いでしょう。

①営業職

営業職は目標達成や説得力を持ってお客様に提案することが求められます。

そのため、目標への執着心、自己主張、困難を乗り越える力、忍耐力がある頑固な人にはぴったりの職種といえます。

②販売職

販売職は目標達成やお客様と良好な関係を築いたりすることが求められます。

そのため、目標への執着心、自己主張、お客様との関係構築、忍耐力がある頑固な人にはぴったりの職種といえます。

③研究職

研究職はデータ収集や分析力、テーマを追求する力が求められます。

そのため、着実なデータ収集と分析力、問題解決力、独自の研究テーマを追求する力、忍耐力がある頑固な人にはぴったりの職種といえます。

④開発職

開発職は新しい技術やツールを積極的に学習する力、パフォーマンスにこだわる力が求められます。

そのため、責任感、問題解決力、学習意欲、忍耐力がある頑固な人にはぴったりの職種といえます。

⑤技術職

技術職はスキルの追求、新しい技術への対応が必要になります。

そのため、責任感、問題解決力、スキルを追求する力、学習意欲が必要な職種なので頑固な性格の人にぴったりの職種と言えます。

⑥クリエイティブ職

クリエイティブ職は自身のアイデアやビジョンの追求、オリジナリティが求められます。

そのため、独自のアイデアとビジョンを追求する力、自己主張、批評への耐性、忍耐力、個性を追求する力がある頑固な人にはぴったりの職種といえます。

【頑固は強みになる?】頑固をアピールする例文

ここまでは「頑固」の伝え方や伝える時のポイント、ぴったりの職種を確認してきました。

ここでは頑固を長所とした時の良い例文と悪い例文、頑固を短所とした時の良い例文と悪い例文を紹介していきます。

【長所】良い例文①:粘り強く頑張れる

私の強みは粘り強く頑張れることです。

私はアパレル店でアルバイトをしていた経験があり、そのアパレル店では毎月売り上げの順位が発表されていました。

私は売り上げで1位を取りたかったため、自分から積極的に声をかけたりしていたのですが、なかなか1位になることができず、いつも悔しい思いをしていました。

このままではいつまでも1位になれないと思ったので、いつも売り上げ上位にいた先輩にアドバイスをいただきながら接客をするようになった結果、だんだん成績が伸びていき、1位になることができるようになりました。

私はこの経験を生かして、粘り強く努力して成果を生み出す人材として御社で活躍したいと思っています。

【長所】良い例文②:最後までやり遂げることができる

私の強みは1度決めたことを最後までやり遂げることができることです。

私は金融業界に興味があったため簿記2級を取ろうと思い、大学2年生の1月に勉強を始めました。

6月の試験での合格を目指して勉強していたのですが、6月に合格することができず、とても悔しい思いをしました。

自分ではとても頑張っていたつもりだったので、合格できなくて心が折れそうになりましたが、金融業界で活躍したいという想いがあったので、次の11月の試験での合格を目指して再度勉強を始めました。

合格するために勉強時間を増やしたかったので、アルバイトの時間を調整するなど工夫をして勉強をし、11月の試験で合格することができました。

私はこの経験を生かして、御社に入社したら上手くいかないことがあっても最後までやり遂げて活躍できる人材になりたいと思っています。

【長所】悪い例文①:頑固を言い換えてない

私の強みは頑固なところです。

私はどんなに忙しくても時間を確保して毎日1行は日記を書くようにしています。

これまで何回も今日くらい書かなくてもいいと思ったことがありましたが、諦めずに毎日書くことができました。その結果、自分のことを知ることができました。

御社に入社してからもこの経験を生かし、1つのことを頑固に頑張りたいと思います。

【短所】良い例文①:こだわりが強い

私の短所はこだわりが強いところです。

大学の授業でグループワークの発表をした際に、他のグループよりも良い発表をしたいという気持ちだけが先行してしまって、周りの意見を聞かずに進めてしまいました。

その結果チームワークが上手くいかなくなり、結果も良くありませんでした。

この経験から私は他の人の意見にも耳を傾けて柔軟に行動することが大切だということを学びました。

その後他の授業のグループワークの発表では、自分の意見と他の人の意見を合わせて進めていったことでチームワークも良く、発表も教授から高評価をいただくことができました。

御社に入社した際にも、他の人の意見に耳を傾けることを大切にしながら活躍していきたいです。

 

【短所】良い例文②:自分の考えを貫く

私の短所は自分が正しいと思ったことを貫こうとしてしまうところです。

私はアルバイト先で同僚にもっと効率良く業務をこなす方法を教えていただきましたが、その時の私は自分の方法が1番効率が良いと考え、同僚に教えていただいた方法を試しもしませんでした。

最初はそれでも同僚と同じ速さで業務を終えていたのですが、慣れるにつれて自分の無駄な動きが目立つようになり、同僚よりも業務をこなすのが遅くなってきました。

その時同僚の方が正しかったことに気がつき、自分の中で最適解だと思っていても、実際はそうでないこともあるということを学び、他の人のアドバイスは試してみてから判断するということを意識して行動するようになりました。

この経験を生かして、御社でもいろんな方のアドバイスに耳を傾けながら活躍していきたいです。

 

【短所】悪い例文①:頑固すぎるエピソード

私の短所は頑固なところです。

私は授業のグループワークで、自分の意見が正しいと思ってしまい、他の人の意見に聞く耳も持たず、私の意見を押し通してしまったことが何度もありました。

最初は他のメンバーも一緒に考えてくれていたのですが、私が他の人の話に耳を傾けなかったために、だんだん1人で作業することが増え、協力してくれる人がいなくなってしまいました。

この経験を生かして、これからは他の人の意見にも耳を傾けることを意識したいと思います。

 

まとめ

頑固はネガティブなイメージもありますが、言い方を変えればポジティブな印象を与えることができます

頑固な性格を伝える時のポイントを理解して、自分の強みを上手にアピールしましょう!

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