インターンシップの選び方がわからない!就活に活きるインターンシップの決め方とその基準を解説

インターンシップの選び方がわからない!就活に活きるインターンシップの決め方とその基準を解説

インターンシップに関する情報を目にするようになり、全てには参加できないので就活に活きるものに効率よく参加したいと思いませんか。

今回はインターンシップの種類や何社程に参加すると良いのか、さらに参加するインターンシップの決め方まで解説します。

就活の早い段階から、目的を持って多くのインターンシップに参加することが重要になります。

自分自身の目標と判断基準を設定して積極的に参加を目指しましょう。

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【インターン決め方】そもそも参加する必要はある?

実際には参加せずに就活を終えた先輩もたくさんいますが、60%程度の就活生はインターンシップに参加していると言われています。

参加したほとんどの就活生は意義がある体験だったと回答していることから、目的を持って参加することで意義のあるインターンシップになるでしょう。

内定獲得に直接的な影響はしないと言われていますが、早期選考の獲得や就活の軸を明確にするなど間接的には有益な経験になるでしょう。

インターンシップに参加していない先輩もたくさんいる

インターンシップに参加していない就活生も約40%おり、参加しなくても就活に直接的な支障は生じないです。

インターンシップに参加しないと内定がもらえない訳ではなく、参加することで就活が有利に進められると理解しておきましょう。

インターンシップへの参加特典として早期選考の対象になることがあったり、インターンシップでの行動を評価されると本選考にもよい影響を与えたりすることがあります。

また、参加することで業界や企業による違いを外から見たり聞いたりするよりも、雰囲気を直接感じることになります。

これにより自身のイメージと現実のギャップを埋められて、就職の軸とミスマッチのない選択ができるようになります。

自分なりに目的をもって参加することが大切

闇雲にただ参加するだけのインターンシップは就活に活かせず意味がないため、自分なりに目的意識を持つことが重要です。

志望業界の絞り込みや企業研究をすること、就職の軸を見つけること、本選考のES内容を充実させることなどを具体的に設定しましょう。

例えば、就活の初期に強みやスキルセットの適性を確認し、志望業界を絞ることを目的に多数の短期インターンシップに参加する就活生が多いです。

【インターン決め方】何のために参加する?

インターンに何のために参加するかという点も考えておく必要があります。

インターンを有意義なものにし、就活を有利に進めるためには、就活の進行状況によって変化する自分なりの参加目的を持つことが重要です。

初期段階では、業界や職種の研究、就活の軸を見つけることが目的となるでしょう。

就活が進行するにつれて、具体的な企業研究や選考に役立つ情報を得ることが目的となります。

志望企業まで選定できれば、具体的な選考への準備や早期選考を目指すことが目的となります。

このように、段階に応じて自分が何のためにインターンシップに参加するのかを理解しておく必要があるのです。

志望する業界を絞る目的 

就活を始めたばかりで魅力を感じる業界がまだ絞れていない場合、2~3daysインターンシップで幅広い業界に参加する方法が適しています。

各業界のインターンシップに参加して業界との相性を見極めることが有効だからです。

自分がどのようなタイプの仕事に適しているのかを理解するために仕事の相性を確認することは重要です。

例えば、黙々と作業する仕事か顧客と直接コミュニケーションを取る仕事か、体を動かす仕事か思考力を必要とする仕事かなどから、どのような働き方が自分に適しているかを見極めます。

また、企業説明会やセミナーからでは得られない業界の慣習や慣例などのソフト面を直接経験できる大切な機会でもあります。

就活の軸を見つけるため

複数企業のインターンシップに参加することで、自分が魅力を感じる企業とそうでない企業が見つかります。

これらの傾向を捉えることで自分の就活の軸を確立することができます。

自分が何を大切にし何を目指すのかという軸を持つことは、就活を成功させるための大きな力となりますし本選考でよく質問されることの1つです。

具体的な職業体験を通じて自分の価値観を再確認し、その価値観を満たせる業務内容かを確認しておくと安心です。

また、自分がどのような仕事に適性があるかを理解し、どのような働き方や企業文化を好むのかも把握できます。

インターンシップは、自分が仕事に何を求めるのかを明確にする重要な機会となります。

企業研究を進めるため

インターンシップでは組織の一部として働く経験から、企業の事業戦略や業界の課題をより深く理解することが可能です。

これは企業ホームページや会社説明会などで得た知識をさらに深めることになり、具体的な体験を通じて調査の確認や現場とのギャップを把握することができます。

特に、企業の風土や働き方は、インターンシップを通じて実際に体験しなければわからない部分です。

また、すでに志望業界が決まっている場合、業界に絞ってインターンシップに参加することで企業の魅力や社風を深く理解し、本選考に向けた準備を始めることができます。

同業他社のインターンシップに参加することで比較可能になり企業の特徴が浮き彫りになるからです。

選考の回答に活用できるため

インターンシップでは実際に企業で働く社員と接することができ、企業の特徴を理解する機会になり本選考の回答に活かせます。

特に、志望動機やガクチカ、自己PRなどでは具体的な経験を述べることが求められ、インターンシップで得た実際の経験がとても役立ちます。

また、採用関係者との交流から企業が何を価値あると感じ、どのようなスキルや性格を求めているのかを把握することもできます。

これらを理解することは企業が求める人物像に対応したESを作成する貴重な情報となります。

また、志望企業のインターンシップに参加できれば、企業や業界への深い理解と関心を示すとともに職務経験をもとに適性を示す絶好の機会になります。

早期選考を獲得するため

インターンシップの中には、参加することで早期選考の特典を獲得できる企業もあります。

早期選考とは、例えば夏のインターンシップに参加し、10月ごろに本選考が始まり12月には内定を獲得できるシステムのことです。

これは、従来の本選考スケジュールよりも早く就活にひと段落つけられるメリットがあり、企業側も参加者の能力や適性を直接評価ができるメリットがあります。

早期選考の基本的な条件はインターンシップなど企業が開催する就活イベントに参加することです。

また、インターンシップで優れた人材として評価された就活生の内定獲得の機会につながるため、参加する選考の競争率が高く難易度も本選考より高くなる場合があります。

【インターン決め方】決める時に意識すること

どのインターンに参加するか決める際には、就活という限られた期間内で効率よく、可能な限り多く参加することを意識しましょう。

しかし、参加する目的を持ち、ワークの内容に興味があり、有益かを意識して、無理のない計画を立てることが重要です

たとえ理論上はすべてのインターンに参加できたとしても、それぞれの会場に全力でダッシュしないと間に合わない、睡眠時間を確保することが難しいなど、あまりにも過密すぎるスケジュールではそれぞれ最大限の結果を得ることができません。

そして、何よりも学業がおろそかにならないように心がけることが重要です。

せっかく就活が成功しても、大学を卒業できなくては意味がないため、テストや卒論など、卒業要件を満たす活動の妨げにならないように気をつけましょう。

スケジュール的に無理はないか

まず第一に、自身のスケジュールを確認し他の活動とのバランスを無理なく保てるかを考えることが大切です。

学業との両立も考慮すべきで授業やテスト、論文作成など卒業要件を満たすことが妨げられないようにスケジュール調整が必要です。

また、時間を厳守することは社会人として基本的なマナーで、スケジュールが詰まり過ぎていると遅刻したり欠席したりするリスクが高まります。

何か予期せぬ事態が起きた場合でも対応できるようにインターンシップの前後には、少なくとも30分の余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

スケジュール通り進めるためにも、体調を崩さず精神的に健全な状態を維持することも配慮しましょう。

参加する目的・メリットが明確か

参加することで獲得したい情報や体験といった目的を明確にして、インターンシップを選択することが重要です。

目的を持たずに参加すると、得られる学びや経験が十分でなく結果的に時間とエネルギーの浪費になる恐れがあります。

たとえ初期段階で志望業界などが定まっていなくても、志望業界を絞ることや就活の軸を見つけることで構いませんので何か1つ目的を持ちましょう。

その後、複数のインターンシップをこなす過程で企業研究を進めることや選考の回答に活用するエビソードを得ることなど目的は変化し深まって行きます。

そして、志望企業が定まってくると採用担当者へのアピールや早期選考のメリットを追求することが新たな目的となります。

ワークの内容に興味があるか

1dayインターンシップの場合でも最低2時間程度は拘束されることになり、他にもインターンシップのリサーチや準備、移動など多くの時間を費やします。

それなのに提供されるワークに興味がないと時間の浪費になりストレスを感じてしまう可能性があります。

また、効率が悪化し有意義なインターンシップ参加数が減ることで得られる経験が少なくなるため、事前にワークの内容に興味を持てるかの確認が重要です。

短期インターンシップで行えるワークでは、グループワークで仕事の擬似体験や会社や工場見学と会社説明が実施されることが多いです。

よくワークの内容を精査して参加目的を満たせるのかを判断してから参加を決めましょう。

【インターン決め方】選ぶ基準を紹介

インターンを選ぶ際の基準についても紹介します。

参加するインターンシップは、業界や企業に興味があること、仕事について学べるワークがあること、他の就活生との交流があることを基準にして決めると学びが多いです。

企業や仕事、働き方に関する興味・関心も大切ですが、他の就活生との情報交換は就活の視野を広げる上で重要な役割があります。

それぞれ詳しく紹介するため、参考にしてみてください。

時期や期間が自分に合っている

時期や期間が自分に合っているかどうかを確認してからインターンシップを選ぶようにしましょう。

インターンが開催される時期や期間は、長ければ長いほど倍率が高いですが、その分内容が充実していたり、早期選考につながっていたりする可能性が高いです。

自分が早期選考に進みたいのか、ただ経験を積みたいのか、選考の練習をしたいのか、どのような目的があるか、自分の目的に応じてインターンを選ぶようにしましょう。

業界・企業に興味がある

業界や企業に少しでも興味があるかがインターンシップに参加する基本的な条件です。

知識がなくても興味があれば参加する意義がありますが、全く興味がないと参加の意味がないでしょう。

ただし、職種という切り口で考えた場合は様々な業界のインターンシップに参加し体験を通じて職種に対する理解を深める機会になります。

また、志望企業がインターンシップを実施していなかったり参加できなかった場合は、同業他社が行うものに参加すると良いです。

なぜなら業務内容が似ている場合も多く、業務適性は見極められるからです。

また、志望業界が絞れている場合は、同業界で複数社のインターンシップに参加して違いを比較すると良いでしょう。

仕事について学べるワーク

実際に働くことを想像できる内容のワークが開催要項の中に組み込まれていることが、参加の判断基準で重要です。

クライアントに同行したり企画会議に同席したりと職業体験が可能なインターンシップは学びの機会が多くなります。

ただ、2~3daysインターンシップでは本格的な職業体験のワークに割ける時間が少ないため、グループワークで疑似体験することが多いです。

グループワークの内容が自己啓発や思考分析など就活生を評価する傾向があるものではなく、課題解決やロールプレイングのグループワークであることが望ましいです。

そうでなければ、インターンシップの目的達成が難しく入社後の働くイメージが得られにくくなります。

他の就活生との交流ができる

同じインターンシップに参加する他の大学の就活生との交流が図れることは、インターンシップを選ぶ際の重要な参加基準の1つと言えます。

なぜなら、就活は時に広範な情報や積極的な行動力が成功の鍵となるからです。

1人で就活を進めるだけでは得られない情報が他の就活生との交流を通じて手に入る可能性があり、広い人間関係を築くことは重要です。

また、同じ業界を目指す仲間との情報共有を通じて、就活の進捗状況を聞けたり自分では見逃していた情報にアクセスする機会が得られるかもしれません。

そのため、オフラインでグループワークの内容が充実したインターンシップでの就活生同士のネットワーク構築も視野に選ぶようにしましょう。

【インターン決め方】期間別の種類

長期インターンと短期インターンが存在すること自体は、ご存じかもしれませんが、それぞれの内容についてさらに詳しく紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

長期インターン

長期インターンは通常3ヶ月以上の期間にわたって行われるインターンシップを指します。

このタイプのインターンシップでは、実際の業務を通じて社員と同じような責任を負うことが多いため、働くことのリアルな体験を得ることができます。

特に、将来のキャリアについて具体的なイメージが湧かない人や、自分にどのような仕事が向いているのかを探りたい人に適していると言えるでしょう。

また、実務を通してスキルを磨く機会が多く、仕事に対する理解を深めることが可能です。

長期インターンは通年で募集が行われることが多く、全学年が対象となることがほとんどです。

そのため、早期から業務体験を積みたいと考えている学生にとって有益な選択肢となるでしょう。

短期インターン

短期インターンは主に大学3年生を対象に実施されるインターンシップで、夏、秋、冬の期間に行われます。

短期間での業務体験を通じて業界や企業についての理解を深めることが可能です。

また、短期インターンに参加することで、企業から早期選考に招待される可能性もあり、就職活動において重要なステップとなることも少なくありません。

期間は数日から数週間に限られているため、短期間でどれだけの成果を上げられるかが問われますが、逆に言えば、学業や他の活動と両立しやすい点が魅力です。

ただし、参加者が多く、倍率が高くなることが多いため、しっかりとした準備が必要です。

【インターン決め方】短期インターンの種類

短期インターンにも様々な種類があるため、それぞれの目的に応じてどれに参加するべきか考えてみましょう。

期間はどのくらいか、どのような内容が実施されるのかについて詳しく紹介します。

1dayインターンシップ

1dayインターンシップは2〜6時間で行われ、1日に複数企業のインターンシップに参加することも可能な場合があります。

選考がない企業が多く気軽に参加できるメリットがあり効率よく企業を知れます。

会社説明会と同じく企業を知る機会を提供しますが内容と目的に違いがあります。

1dayインターンシップでは業界や企業のセミナーも受けますが、グループディスカッションなどで職業体験をするワークがあります。

たとえ数時間でも実際の業務に携わることで、自分がその仕事をやりたいと思うかやスキルが合っているかなどを感じることができます。

就活の初期段階で志望する業界や職種が定まっていないときに、数多く参加すると良いです。

2~3daysインターンシップ

2~3daysインターンシップは、数時間で終わる1dayインターンシップよりも深く企業との関わりを持つことができます。

数日にわたる日程で行われるため内容も充実し、数日間のワークを通じて社員との交流が増えるなど参加の満足度が高い傾向があります。

また、詳細な仕事内容や社風、職場の雰囲気を感じることで、自身の適性など自己分析が進みミスマッチを避けることに繋がります。

ただし、多くの企業では選考を行うため、希望するインターンシップへ参加するための対策も必要です。

すでに志望業界や志望度の高い企業がある場合は、本選考のESや面接に活かせて有利に働きやすいため、2~3daysインターンシップがおすすめです。

【インターン決め方】平均何社参加するべき?

何社に参加するべきかは、もちろんあなたのニーズや目的、空いている期間などに応じて大きく異なります。

したがって「何社程度に参加するべき」というのは、一般的に定義することは難しいです。

しかし、まだ志望する業界や職種が決まっていない場合は、可能な限り多くのインターンに参加することをおすすめします。

多様な経験を積むことで、自分がどのような業界に向いているか、どのような業界があまり向いていないかについても把握できます。

他の活動に影響を与えない程度に心がけつつ、可能な限り多くのインターンに参加しましょう

4~7社程度が平均

平均的に4~7社のインターンシップに参加する学生が多いですが、余裕があればより多くの企業が開催するものに参加して自分に適した企業を探すことが重要です。

ただし、参加自体が目的にならないように振り返りをして適性があるかを確認しましょう。

業界や企業、業種の志望が定まっていない場合は、様々な業界のインターンシップに参加して業界研究や企業研究を進めましょう。

ある程度定まっている場合は、同じ業界を中心に4社程度参加すると良いでしょう。

また、少しでも気にある企業がインターンシップを行なっている場合は、調整して積極的に参加することを推奨します。

いずれにしても多様な視点を得るためにも2社以上には参加しましょう。

【インターン決め方】就活に活かせるように参加しよう

インターンに参加する理由は、就活に活かすためです。

就活の進捗状況に応じて、異なるアプローチをしましょう。

企業研究のために複数企業を比較する方法や、内定確率を高めるために繰り返し参加する方法、入社後のミスマッチを減らすために社員と接触し質問する方法などが挙げられます。

インターンシップは入社前に志望企業の先輩社員と交流できる貴重な機会であるため、様々な参加方法を活用し、インターンシップで得た知識と経験を就活戦略に取り入れるようにしましょう。

これにより、あなたが目指す企業に内定できる確率を高めることができます。

同じ業界の複数企業を比較する

同じ業界のインターンシップには、複数の企業に参加することを推奨します。

なぜなら、同じ業界でも各企業は独自の企業文化やビジョン、ミッション、働き方を持っているからです。

複数の企業に参加することで違いを直接体感し、自分がどのような環境で働きたいかを理解できます。

これは、企業研究として企業サイトや会社説明会などで企業から公表されている内容からでは得られない社内の雰囲気や実際の働き方を知る機会になります。

また、企業により同じ職種でも求められるスキルや業務内容が異なる場合があります。

複数の企業に参加することで、自分の知識がどの程度通用するのかやどのような業務に適性があるのかをより深く理解できます。

同じ企業のイベントに繰り返し参加する

数多くのインターンシップを経験する中で、企業理念や社風、仕事内容に適性があると感じる相性の良い企業が見つかったら繰り返し就活イベントに参加しましょう。

そうすることで、採用担当者に顔と名前を覚えてもらい自分の存在を際立たせられるからです。

インターン参加者限定のイベントへ招待されたり企業とのつながりが密接になることで、早期選考も獲得しやすくなることもあります。

また、回数を重ねることで企業から見て入社後のミスマッチが起きにくい人材と評価される可能性があります。

さらに、先輩社員との交流を通じて本選考を受ける際の志望動機をより具体的で説得力ある内容で書けるようになるでしょう。

自分が企業に入社したことを想定して気になる事を聞いておく

インターンシップはその企業で働く先輩社員と、直接交流できる志望企業を選ぶのに貴重な機会です。

実際に入社し働くことを想定して、会社説明会など外からでは把握しづらいことを質問するなどして不安を解消しておきましょう。

そうすることで、入社後に想定していなかった企業文化とのミスマッチの可能性がなくなり、自分のキャリアビジョンに影響を及ぼすリスクが少なくなります。

また、先輩社員にその企業を就職先にした決め手や入社後にギャップはあったのかなども聞いておくと自分自身の選考の際の回答に活かせます。

これらの選考を通過した実体験をもとにした情報は、これから始まる就活において貴重な財産になります。

【インターン決め方】探し方3選

続いて、インターンを探す方法について紹介します。

様々な方法がありますが、以下の3つが代表的であるため、それぞれ参考にしてみてください。

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターは、インターン情報を探す際に非常に頼りになる場所です。

キャリアセンターには企業が提供するインターンシップ情報が集約しており、企業に適したインターンを紹介してくれます。

また、インターンシップの情報提供だけでなく、面接対策やエントリーシートの添削、選考対策のサポートも行っていることが多いです。

キャリアセンターは、学生一人ひとりのニーズに合わせたアドバイスを提供してくれるため、自分に合ったインターンを見つけるための有力な手段となります。

さらに、企業と連携している大学では、学生限定のインターンシップ情報を提供している場合があり、他では得られない特別な機会を紹介してくれる可能性もあります。

就活情報サイト

インターンを探す方法として、就活情報サイトを活用するのも選択肢の1つです。

まずはリクナビやマイナビなどの大手就活情報サイトに登録し、インターンシップ情報を検索しましょう。

これらのサイトでは、企業の詳細な情報や口コミ、選考の流れなどが一度に確認できるため、インターンシップ先を探す際に非常に便利です。

また、専用のフィルター機能を使って、自分の興味や希望に合ったインターンを簡単に見つけることも可能です。

ただし、大手企業の情報が多く掲載されている一方で、中小企業のインターンシップの情報が少ない場合もあるため、選択肢を広げるためにも複数のサイトを併用することをおすすめします。

企業のホームページ

目指している企業があるならば、積極的に公式サイトを確認し、インターンシップの募集情報やプログラムの詳細を調べるようにしましょう。

特に志望企業が決まっている場合は、その企業の採用ページやニュースを頻繁に確認し、応募期間を見逃さないようにすることが重要です。

企業によっては、ホームページ上でしか募集情報を公開しない場合もあるため、こまめな確認が必要です。

また、企業の公式サイトでは、インターンシップの他に企業文化や事業内容についても詳しく知ることができるため、選考の準備にも役立ちます。

企業のホームページを活用して、より正確な情報に基づいてインターン先を選びましょう。

【インターン決め方】選考対策をしよう

続いて、インターンにおいて特に取り組むべき選考対策について詳しく紹介します。

他にも行わなければならない対策は複数存在しますが、以下の3つは特に重要なものです。

また、本選考の対策にもなるため、ぜひ参考にしてみてください。

自己分析・企業研究

インターン選考に進む前に、まず自己分析と企業研究を徹底的に行うことが不可欠です。

自己分析を通じて、自分がどのような価値観や目標を持ち、どのような仕事にやりがいを感じるのかを明確にしましょう。

志望企業を絞り込む際の指針が得られ、選考に向けた準備がスムーズに進みます。

また、自己分析はエントリーシートの作成や面接対策においても重要な役割を果たします。

自己分析がしっかりできていることで、自分の強みやアピールポイントを明確に伝えられるようになるでしょう。

その上で企業研究を行い、各企業の理念やビジョン、業務内容について深く理解することが求められます。

企業研究を通じて、その企業が自分にとって本当に合っているかを見極め、個別に説得力のある志望動機を伝えるようにしましょう。

また、こちらの記事では自己分析や企業研究の方法についてさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

ES対策

エントリーシートは、企業に対して最初に自分をアピールする重要な手段です。

ここでは、自分の強みや経験を具体的に示すことで、企業に対してどのような価値を提供できるかを伝える必要があります。

エントリーシート作成には、自己分析で得た情報を活用し、自分の個性や思考を明確に表現することが重要です。

また、企業が求める人物像に合わせて、自分の経験やスキルをどのようにアピールするかを考えながら作成しましょう。

さらに、内容の一貫性を保ち、具体的なエピソードで説得力のあるESに仕上げることも重要です。

エントリーシートは、選考を通過するための最初のハードルであり、その出来が選考結果を左右するため、しっかりとした準備と練習が求められます。

こちらの記事では、ESの対策方法について非常に詳しく紹介しています。

ESのクオリティはインターンの選考だけでなく、本選考にも影響するため、ぜひ参考にしてみてください。

面接対策

ESに通過できたら基本的に面接が実施されるため、しっかりとした対策を行いましょう。

特に競争が激しいインターンでは、2回以上の面接が行われることも少なくありません。

面接では、企業は学生の第一印象やコミュニケーション能力を重視し、また、企業についてどれだけ調べているかも評価の対象となります。

そのため、面接の練習を重ねることが求められます。

模擬面接を行い、フィードバックを受け、実際の面接に向けた万全の準備を整えましょう。

企業がどのような人材を求めているのかを確認し、それに合わせた自己アピールができるようになることが、インターン選考を突破する鍵です。

インターンシップに参加する際の注意点

就活生の注目が集まる大手企業はインターンシップでも参加にあたり選考が行われることがあります。

また、特典付きとあるインターンシップでは早期選考があるなど就活に有利に働くことがあり、この場合も選考が行われることがありますが積極的に参加した方が賢明です。

いずれにせよ、円滑に就活を進めたいなら多くのインターンシップへ参加して見聞を広げて早期選考に進める可能性を高めておきましょう。

大手の場合は選考付きのインターンシップが多い

注目度が高い大手企業ではインターンシップの参加者を選ぶ選考が行われることが多く、検討している場合は対策が必要です。

これは、企業が受け入れられる人数に限度があり、多数の参加希望者の中から自社に適性の高い優秀な就活生を選考して受け入れるためです。

選考では、ESによる書類選考と面接やグループディスカッションなどの対面による選考が行われます。

数多くのインターンシップに参加して比較する企業研究が目的の就活生もいるため、倍率が数百倍と高くなることもあります。

そのため、選考に漏れたとしても本選考には影響は少なく、選考を通過した場合はプラスの評価になることを理解しておきましょう。

「特典つき」は早期選考につながる確率が高い

「特典つき」と募集要項に表記されているインターンシップでは、早期選考が獲得できる可能性が極めて高く、興味ある企業であれば積極的に参加するべきです。

早期選考ではなくても、説明会の参加やESの提出、一次面接までの選考など本選考の一部免除の特典が受けられる場合があります。

さらに、本選考の一部免除に加えて自社セミナー開催や通常よりも詳細な内容の会社説明会など参加者限定イベントへ招待を受けられることもあります。

ただし、特典付きのインターンシップは応募者が多くなり、参加のための選考が行われることが多く倍率も高くなる傾向です。

早めに情報を得てインターンシップ参加の選考対策を万全に行いましょう。

円滑に就活を進めたいならインターンシップには多く参加しておくとよい

就活を早々に終わらせたいのであれば、早い段階からインターンシップに参加すると効率よく就活を進められます。

早い時期でライバルが少なければ、選考が行われる場合でも競争倍率は下がり参加できる確率が高まります。

そのため、インターンシップに参加できる数も多くなり、豊富な実務経験からコミュニケーション能力や専門的な技術などスキル向上につながり内定獲得へ成長のステップになります。

また、様々な企業のインターンシップへ参加することで、早期選考の得点を獲得できる企業数も増える可能性があります。

早い段階から参加する就活生は自分のキャリアについて真剣に考え、積極的に行動する意欲があると評価されやすいからです。

【まとめ】自分の目的に沿って参加するインターンシップを決めよう

今回は、2~3daysインターシップなどの短期インターンシップに焦点を絞りインターンシップの目的や決め方を解説しました。

インターンシップの目的は様々で、就活の軸を見つけるといった就活の初期段階のものから早期選考を獲得するといった内定獲得に向けた具体的なものまであります。

自分自身の就活の状況に合った目的を持つことが大切で、それに見合ったインターンシップの決め方を知って判断の基準を設けましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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