【企業の探し方】本当に自分に合った企業を探すための方法8選と失敗しないコツを解説!

【企業の探し方】本当に自分に合った企業を探すための方法8選と失敗しないコツを解説!

みなさんは今、どのようにして企業を探しているでしょうか?

日本の企業数は、総数360万社以上といわれています。

そんな膨大な数の企業の中から、自分に最も合う企業を見つけるのは至難の業と言えるでしょう。

しかし、それを求められるのが就活です。

ということで、本記事では、企業の探し方から、自分に最も合う企業を探すためには何をすればいいのか、その方法までわかりやすく解説していきます。

ぜひ今後の就活の参考にしてみてください。

【企業の探し方】おすすめの方法8選

まずは、おすすめの探し方を5つに絞って紹介します。

探し方ごとのメリット、デメリットも併せてご紹介していますので、いまなんとなくこの方法を使っているな、という方も必見です。

就活サイトを使う

最初に紹介するのが、就活サイトを使う方法です!

これは皆さん、既に利用されているのではないでしょうか?

マイナビ(株式会社マイナビ)やリクナビ(株式会社リクルート)に代表される就活サイトでは、自分の探している条件にヒットする求人情報を探して応募することが可能です。

メリットとしては、企業数が多いという点が挙げられます。

最も多くの就活生が企業を探す方法となるため、その分求人情報も多くなってくるのです。

デメリットとしては、文面での情報しかない、絞りきれないという2点が挙げられます。

どうしても文面のみで判断することになってしまうため、いざ説明会に行ってみたら思っていた企業と違う、といったことが起こりえます。

また、企業数がむしろ多すぎてどこを受けたらいいかわからなくなってしまったり、自分が絞りたい条件が指定できず結局1社1社見るしかなくなってしまうこともあります。

ですが、企業情報をとにかくたくさん見たいという方にはおすすめの方法となります。

逆求人サイトを使う

次におすすめする方法は、逆求人サイトを使う方法です。

逆求人とは、企業側から学生など求職者に対してオファーを出すことで、逆求人に特化したサイトやアプリも存在しています。

メリットは、プロフィールを入力すれば求人情報が勝手に届くという点です。

工数がかからないですし、企業はパーソナライズされた情報を見てオファーを出すため、双方のニーズがマッチした形で選考に進むことができます。

デメリットは、自分から探すことができないという点になります。

あくまで逆求人なので、自分からこの企業にエントリーしたい!というものではありません。

また、条件に関わらず、とにかくオファーを出している企業もありますので、オファーをもらえたとしても選考に進むかどうかを慎重に吟味する必要があります

就活エージェントを使う

3つ目に紹介するのは、就活エージェントを使う、という方法になります。

就活エージェントといえば、転職をイメージする方が多いのではないでしょうか?

実は新卒学生向けの就活エージェントも多く存在しており、就活準備から企業紹介、選考対策まで、幅広く対応しています。

メリットは、本当に自分に合った情報を手に入れることができる点です。

エージェントでは1対1の個別面談で就活相談をする形になりますが、専属のキャリアアドバイザーが面談を通してその学生に合う企業をピックアップして紹介する形になるため、ミスマッチがかなり起こりづらいです。

デメリットとしては、エージェントの質のところになります。

エージェントによっては学生の希望を聞かずただ企業を紹介するだけのところもありますし、担当のキャリアアドバイザーと性格的に合わない、なんてこともあります。

エージェントを利用する際は、利用している知人に話を聞いてみる、キャリアアドバイザーの変更が可能か事前に確認しておく、など多少準備をしたほうがいいかもしれません。

就活イベントに参加する

4つ目は、就活イベントに参加する方法です。

就活イベントとは、新卒募集をしている企業が開催する説明会であったり、合同説明会、選考型マッチングイベントや座談会のことになります。

イベントといっても様々なものがありますが、共通している点は、一般的な説明会に比べてより深い情報まで知ることができる、という点です。

その場で人事の方や社員さんと話ができることが多く、自分が知りたい情報をよりリアルな観点から手に入れることができます。

またイベントによっては、当日まで参加企業が伏せられている場合もありますので、これまで全く見てこなかった企業に出会えることもあります。

しかし、イベントと聞いて分かる通り、エントリーや参加に手間がかかるものも多かったり、日程が決まっているところにエントリーすることになるため、なかなか日程が合わない....ということも起こります。

イベントを探すときは、参加企業や当日の流れ、エントリー手順と日程を漏れなく確認しましょう

大学のキャリアセンターを使う

最後に紹介する方法は、大学のキャリアセンターを利用する方法です。

皆さんが通っている大学にも、キャリアセンターによる就活相談が開催されているのではないでしょうか?

大学が運営しているため、先輩が入社した企業情報を知ることができたり、その大学の学生であれば受かりやすい企業情報なんかもあったりします。

キャリアセンターを利用するメリットとしては、学校でやってきたことを活かせる企業の情報がわかる、という点になります。

通っている学部や学科に即して企業情報を教えてくれる場合が多いため、学びが活きる企業が探しやすいです。

デメリットは、紹介できる企業に限りがあったり、スポンサー企業などだけ紹介する場合もあったりする点になります。

先ほど紹介した就活エージェントに似ているな、と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで大学という公的な組織になりますので、幅広い企業情報がそろっているとは言えません。

キャリアセンターを利用する場合は、就活エージェントとの併用もおすすめになります

インターンシップに参加する

企業での実際の就業体験を通じて業務内容を理解し、自分に合った職場環境や仕事の適性を見極める絶好の機会であるインターンシップには、ぜひ参加するようにしましょう。

インターンシップは、夏、秋、冬といった季節ごとに開催されるものがあり、学業と両立しやすい時期を選んで参加できるのが大きなメリットです。

企業の業務プロセスや社風、職場の雰囲気を直接体感することで、自分のキャリア形成に大いに役立ちます。

また、インターンシップを通じて築いた人脈や実務経験は、就職活動における大きなアピールポイントとなり得ます。

OB・OG訪問に行く

OB・OG訪問は、自分の母校の卒業生や現在その企業で働いている社員に直接会って話を聞くことで、志望業界や企業についての生の情報を得る有効な手段の1つです。

実際に働いている人からの体験談やアドバイスは、インターネットやパンフレットなどから得られないリアルな視点を提供してくれる素晴らしいものです。

自分が志望する業界や企業の内情、働き方、求められるスキルなどを具体的に知ることができ、就職活動における方向性を明確にする一助となります。

さらに、OB・OG訪問で得た情報をもとに面接時の質問や志望動機をより具体的で説得力のあるものにすることができるのも大きなメリットの1つです。

ハローワークに行く

ハローワークは就職支援を行う公共の機関で、大学生も実は利用できます。

「仕事を失くした人が通う場所」というイメージがある人もいるかもしれませんが、仕事を探している人ならばどのような人でもサポートしてくれます。

職業相談や適性診断、就職セミナーなど様々なサポートを提供しているハローワークも多いです。

特にキャリアカウンセラーとの面談を通じて自分の希望やスキルに合った職業を見つけるサポートをしてもらえる点が大きなメリットです。

また、必要に応じて臨床心理士によるカウンセリングも受けられるため、少しメンタルに不安がある人は相談してみて、精神的なサポートをしてもらうのも良いでしょう。

自分のキャリアプランを具体化し、就職活動をより効率的に進められます。

企業の探し方5選
  1. 就活サイトを使う
  2. 逆求人サイトを使う
  3. 就活エージェントを利用する
  4. 就活イベントに参加する
  5. キャリアセンターを利用する
  6. インターンシップに参加する
  7. OB・OG訪問に行く
  8. ハローワークに行く

【企業の探し方】優良企業ってどんな企業?

さて、企業の探し方は説明しましたが、その中でどんな企業を受けていけば、という点も難しいですよね?

ということでまずは、優良企業を探すためにはどんな点に注目する必要があるのか、そのポイントを3つに絞ってご紹介します。

業績が伸びている

1点目の注目ポイントは「業績が伸びているか」になります。

業績がずっと良い企業、もしくは伸び続けている企業は優良企業といえるでしょう。

業績が安定していれば収入面でも経営面でも安定してきますし、反対に業績が悪化してしまうと、忙しくなったり社内の雰囲気が悪くなったりと悪循環になるが起こります。

業績はこのあと紹介する2点にも大きくかかわってくる大切な指標になるため、慎重に評価する必要があります

収入面で心配がない

最後の注目ポイントは「収入面」です。

給与面は注目している人が多い一方で、実は正しい見方をしている人は少ないポイントになります。

みなさんは、基本給のところだけに注目していませんか?

「給与」の中には、基本給だけでなく、ボーナスやインセンティブも含まれます。

意外と見逃しやすいのがインセンティブです。

営業職や総合職に多い項目になりますが、成績によって発生するインセンティブは企業によってはかなり大きく、大手企業よりも中小・ベンチャー企業の方が高いこともしばしばあります。

しかし、このインセンティブなどの細かい条件面は、サイトや説明会からは把握しづらい項目になるため、実際にその企業で働いている人に聞いてみることをおすすめします。

離職率が低い

離職率が低い企業は、社員が長く働き続けられる良い環境が整っているということです。

福利厚生が充実している、残業が少なくワークライフバランスが取りやすい、職場の人間関係が良好である、給料が高いなどの要因が挙げられます。

このような環境ならば多くの人がストレスフリーに働けるでしょう。

また、離職率が低い企業は社員が安定して働ける環境を提供しているため、新入社員にとっても安心して長期的なキャリアを築くことにつながります。

研修制度が充実している

研修制度が充実している企業も、新入社員が業務に早く馴染むことができる環境であるためおすすめです。

新入社員の定着率が高く、企業全体の成長にもつながるため、企業としての仕組みもしっかりしていると考えられます。

研修は業務に必要なスキルや知識を身につけるだけでなく、企業文化を理解するための重要な機会です。

さらに、研修制度が整っている企業は社員が自己成長を感じやすく、スキルアップの意欲が高まるため、長期的なキャリア形成においても非常に有益です。

継続的な研修やキャリアアップ支援プログラムが整っている企業を選ぶことで、あなたが働きたいと思える企業を見つけられる可能性が高まります。

ホワイト企業認定されている企業

ホワイト企業認定されている企業を選ぶのも選択肢の1つです。

「一般社団法人 日本次世代企業普及機構」が「次世代に残すべき企業」を評価認定する制度を導入しています。

この認定を受けるためには、労働環境労働条件企業文化社会的責任従業員満足度法令遵守などの7つの項目を経て判断されます。

ホワイト企業認定を受けた企業は、これらの基準をクリアしているということで、安心して働ける職場環境を提供しているということです。

認定された企業は働きやすさや社員の満足度が高いことを示しているため、就職活動において優良企業を見極めるための1つの指標として利用できます。

これにより、安心して長期的に働ける企業を選ぶことにつながるのです。

Point
  1. 業績が伸びているか
  2. 働く環境が整っているか
  3. 収入面で心配がないか

【企業の探し方】やっておいたほうがいいこと3選

ここまでで、企業の探し方や、どんな基準で企業を探したらいいのか、という点は分かっていただけたかと思います。

この項目では、本当に自分に合った企業を探すためにやっておいたほうがいいことをご紹介します。

第1志望の企業が見つけられていないという方には特に必見の情報になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

自己分析

やっておいた方がいいことの1つ目は、自己分析です。

自己分析とは、自分の過去と現在、なりたい未来を分析することによって、自分のことをより理解することです。

自己分析をすることで、自分にとって大切なことや自分に向いていること、自分の好きなこと、嫌いなことを把握し、言語化することができるようになります。

自己分析をやらずに企業を探し始めると、自分に合う条件が分からないまま企業を探すことになってしまうため、やみくもにいろいろな企業を探すことになってしまいます。

本当に自分に合う企業を探すためには、自己分析は必須といえるでしょう。

就活軸の作成

やっておいた方がいいことの2つ目は、就活軸を作成することです。

就活軸とは、就活において自分が絶対に譲らない点、大切にする点のことです。

先ほど紹介した自己分析をやった上で、その結果をもとに「この軸に沿って企業を探していく」といえる就活軸を定めることは、就活においてとても大切です。

また、就活軸は選考でも聞かれることが多いです。

なぜなら、学生の就活軸と企業の求める学生像があっていると、働いてからのミスマッチが起こりにくく、双方にメリットがあるためです。

自分の将来のためにも、就活軸は必ず作成しましょう。

業界・業種研究

やっておいたほうがいいことの3つ目は、業界・業種研究です。

業界研究をしずに企業を探している方も、案外多いのではないでしょうか。

業界研究をすると、その業界内の職種、業務にはどんなものがあるのかを把握できたり、企業のビジョンにはどんなものが多いのか、募集職種にはどんなものがあるのか、といった情報を知ることができます。

業界研究をせずに企業を探していると、自分が本当にやりたいことができない企業に応募してしまうことになったり、その企業以外の情報を全く知らない状態で選考を受けることになってしまうため、業界研究は必ずやるようにしましょう。

Point
  1. 自己分析
  2. 就活の軸づくり
  3. 業界・業種研究

【企業の探し方】気を付けるべきこと3選

次に、企業を探すにあたって気を付けるべきことを3点ご紹介します。

なかなか上手く企業が見つけられない...という方は、実はどこかに当てはまることをしてしまっているかもしれません。

自分が当てはまっていないかを考えながら読んでいただければと思います。

絞りすぎない

気を付けるべきことの1つ目は、企業を絞りすぎない、という点です。

先ほど、企業を探すときには軸を作ることが大切、というお話しをしましたが、その軸に合う企業はとにかく広く見るようにしていきましょう。

項目としては、業界や規模感、職種、条件、BtoB、Btoなどになります。

特に意識していただきたいのが規模感のところで、無意識に絞ってしまっている方が多いのではないかと思います。

給与面のところで触れた通り、実は企業の規模感と収入は比例しません

また、条件面においても、規模感に関わらず働きやすい企業は多いです。

今受けている企業にはどんな企業が多いかを分析して、少し違う路線の企業も見てみることをお勧めします。

情報の取捨選択をする

2つ目の気を付けるべき点は、情報の取捨選択になります。

就活の情報は、今や本当にいろいろなところにあふれています。

サイトやアプリなどで集めるネットの情報、知人や就活エージェント、キャリアセンターで得られるリアルな情報と、情報ソースは様々です。

情報量が多い分、情報の取捨選択は、就活においてかなり大切な鍵になってきます。

自分に必要な情報は何なのか、自分が信じる情報はどれなのか、という点を、十分な情報量を集めた上で判断できるようにしていきましょう。

1度に受ける企業数に注意

気を付けるべき点の最後は、1度に受ける企業数になります。

皆さんはいま、何社ほど同時に選考に進んでいるでしょうか?

就活生が1度に受ける企業数の平均は、だいたい3〜5社程度といわれています。

1度に受ける企業が多すぎると、ESや履歴書の提出期限がギリギリになってしまったり、選考対策が追いつかなかったりとキャパオーバーになってしまいます。

だからといって、1社だけに絞るのもおすすめしません。

受ける企業数が少なすぎると、今度はその企業の選考に通らなかった際のリスクヘッジができなくなるためです。

1社落ちたら再度探しなおす、とやっていると、就活が早期化している現代では出遅れてしまい、条件の良い企業が見つからなくなってしまう、という落とし穴があります。

自分のキャパシティと相談して、1度に受ける企業数には気を配ってみましょう。

Point
  1. 絞りすぎないこと
  2. 情報を取捨選択すること
  3. 一度に受ける企業数に注意すること

企業探しでよくある失敗パターン

続いて、企業探しにおいてよくある失敗パターンについても紹介します。

これまで就活エージェントとして弊社は何人もの就活生の方をサポートしてきましたが、なかなか内定を得られない、働きたい企業が見つからないと悩んでいる就活生の方は、以下の3つの問題を抱えていることが多い傾向にあります。

それぞれの対処法についても紹介します。

業界・業種を絞り過ぎている

特定の業界や業種だけに絞りすぎてしまうと選択肢が少なくなってしまい、あなたに合った企業を見つけにくくなってしまいます。

幼い頃からの夢であり「絶対にこの仕事しかしたくない」と強いモチベーションを持っているのならば仕方ないかもしれませんが、それ以外ならば幅広い業界や業種を調べるようにしましょう。

例えば、社会貢献のために働きたいと考えている人がインフラ業界だけに絞って企業を探すのはもったいないです。

広い意味で考えるならば、接客業で働き、素晴らしい接客で多くの人々に感動を与えることも社会貢献ですし、IT企業で多くの人が便利に活用できるアプリを開発することも社会貢献です。

このように、「自分の本当のキャリア目標が何か」を考えた上で、目標を達成できる業界や業種を探せば、あなたの目標は達成できます。

就活の軸が定まっていない

就活の軸が定まっていないことも、就職活動全般において深刻な影響を及ぼします。

明確な軸がないと企業選びや業界選定が漠然とし、どのような職種や業界が自分に合っているのかを見極めるのが難しくなってしまいます。

その結果、面接やエントリーシートにおいて自分の強みや志望動機を分かりやすく伝えられず、説得力に欠ける内容となってしまうのです。

企業側から見ても、自分の将来のビジョンや目標を明確に持っていないと判断され、評価が下がる可能性が高いです。

就活の軸をしっかりと定めることで、自分の価値観や目標に合った企業を見つけやすくなり、就職活動の成功率が高まります。

自分のキャリアビジョンを明確にし、それに基づいて企業を選ぶことが重要です。

大手企業だけにこだわっている

大手企業だけにこだわりすぎると、就活において失敗する可能性が高いです。

最近では、大手企業といっても必ずしも安定しているわけでもなく、その規模の大きさから経営環境の変動や組織内部の問題に直面することも少なくありません。

そして大手企業は人気が高いため、就職試験の倍率も非常に高くなります。

大手企業だけに絞って応募すると競争が激しく、内定を獲得できないリスクも増大します。

一方で、中小企業やベンチャー企業は成長の可能性や柔軟な働き方を提供しているだけでなく、自分に合った働き方やキャリアパスを見つけやすい環境が整っているところも多いです。

大手企業だけにこだわらず、様々な規模や業種の企業を視野に入れることで、自分に最適な環境を見つけるチャンスが広がります。

【企業の探し方】状況別におすすめの企業の絞り方を紹介!

最後に、いまの就活状況ごとに、今後どのようにして企業を絞っていったらいいかをご紹介します!

企業の探し方、判断の仕方は、もう完璧ですよね?

では、自分に最も合う企業を見つけるためにはどのようにして絞っていったらいいか、一緒に見ていきましょう。

内定を既に持っている方

内定を既に持っているけれど、まだ就活は続けている。

そんな方には、業界を少し広げてみる探し方をおすすめします。

なぜなら、少しだけ違う業界をのぞいてみることで、自分が将来やりたいことができる企業が全く違う業界や業種で見つかることがあるからです。

人生100年時代の今、条件よりも自分とのマッチ度を考えて企業を選ぶことはとても大切です。

そんな中で同じ業界だけに絞って探してしまうと、選択肢がどうしても狭まってしまいます。

これまで覗いてこなかった業界を、一度覗いてみてはいかがでしょうか?

まだ内定を持っていない方

いくつか企業を受けたが、まだ内定を獲得できていない。

そんな方には、これまで受けてみた企業の情報を一度整理してみることがおすすめです。

業界、業種、条件面で、これまで受けてきた企業を整理してみて、自分がよかったと思う企業にはどんな属性があるのか書き出してみてください。

そうすると、自分が本当に大切にしていることや、自分では考えていなかったが実は譲れない条件などが見えてくることがあります。

その内容をもとに、さらに就活軸をブラッシュアップしていくことで、自分に本当に合う企業が見つかっていくのではないかと思います。

就活を始めたばかりの方

就活を始めたばかり、という方には、まずは業界を絞って探してみることをおすすめします。

就活の軸をつくり、その軸に合っている業界を一つ絞って、その業界で企業を探してみましょう。

業種を深ぼって色々な企業説明会に参加することで、自分が求める企業の条件とはいったいどんなものなのかが少しずつつかめてくるかと思います。

そこがつかめたら、次のステップとして違う業界を見てみたり、同じ業界でさらに条件を絞ってみたりしましょう。

Point
  1. 内定持ち→違う業界を見てみる
  2. 内定がまだ→一度これまでの企業を整理してみる
  3. 始めたばかり→まずは業界を絞ってみる

受けたい企業が見つからない時の対処法

ここまで記事を読んで、色々と企業の探し方について学んだけれども、それでも受けたい企業がなかなか見つからない方も多いはずです。

そこで、以下の3つの対策を紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

以下の3つに取り組むことで、あなたが入りたいと思う企業が見つかるはずです。

就活軸を明確にする

就活の軸を明確にすることは、就職活動において非常に重要です。

就活の軸とは、自分が企業や職業を選ぶ際の基準や価値観のことを指します。

就活の軸を明確にするためには、まず自己分析を行い、自分の強みや弱み、興味や価値観を深く理解する必要があります。

自己分析を通じて自分が何を重視し、どのような環境で働きたいのかを明確にすることで、就職活動の方向性が見えてくるでしょう。

また、自分のキャリアビジョンや目標を具体化することで、企業選びの際の重要な指標となります。

例えば、働きがいを重視するのか、給与や福利厚生を重視するのか、成長機会を求めるのかといった観点で考えると、自分に合った企業を見つけやすくなるのです。

就活の軸をしっかりと定めることで、受けたい企業が見つからない場合でも、次に進むべき方向を見つけるサポートとなります。

業界や仕事を幅広く研究してみる

業界や仕事を幅広く研究してみるのも、なかなか受けたい企業が見つからない場合の有効な対処法です。

まず、就職の四季報や業界地図を利用して、様々な業界の動向や企業の特徴を把握することから始めてみましょう。

これにより、興味を持っていなかった業界や職種に対して新たな発見があるかもしれません。

また、マイナビやリクナビが開催する合同説明会に参加することで、多くの企業の情報を効率よく収集することもできます。

これらのイベントでは直接企業の担当者と話をする機会があり、企業文化や働き方について具体的な情報を得ることもできます。

幅広く情報を収集することで、自分の視野を広げ、興味を引かれる企業を見つける確率が高まるでしょう。

業界や仕事を幅広く研究し、受けたい企業を見つけ、自分にとって最適なキャリアとは何なのかについて考えてみることをおすすめします。

就活軸に当てはまりそうな業界や業種を探す

就活の軸を定められたら、その軸に基づいて業界や業種を探すようにしましょう。

就活の軸は先ほども紹介したように、自分が重視する価値観や働き方の基準であり、これをもとに業界や企業を絞り込めば、就職活動が効率的にできます。

例えば、あなたが成長を重視している場合は、研修制度が充実している企業や業界、ベンチャー企業などをターゲットにしましょう。

また、ワークライフバランスを重視している場合は、働きやすい環境が整っている業界や、先ほど紹介したホワイト企業認定をされている企業をメインに探しても良いです。

早い段階で就活の軸を定め、それに基づいてリサーチを行うことで、自分に合った企業を見つけやすくなります。

就活の軸に当てはまりそうな業界や業種を調べることは、無駄な時間や労力を省き、効率的な就職活動を進めるための鍵でもあります。

まとめ

この記事では、企業の探し方のおすすめ5選を紹介したあと、企業の判断の仕方や、どのようにしたら自分に最も合う企業が見つかるのか、その方法と絞り方を解説していきました。

企業の探し方はたくさんありますが、様々な方法を使って、とにかく多くの視点から、多くの企業情報を吟味してみることが、就活を成功させるコツになります。

私たちも、皆様の企業探しを全力でサポートしますので、一緒に納得内定を目指して頑張りましょう!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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