「就活の進め方がわからない」そんな人におすすめ!事前にやっておくべきことを紹介

「就活の進め方がわからない」そんな人におすすめ!事前にやっておくべきことを紹介

就職活動も本格化してきた今、皆さんの周りでも「就活をはじめた」という学生は多いのではないでしょうか。

就活を始めようとは思っているが、「そもそも就活の進め方がわからない」という方も多いかと思います。

そこで、本記事では、「就活をはじめたいけど、何からやればいいか分からない。」、「そもそも就活に必要なものって何?」、「就活のスケジュール感が掴めない。」といった不安を抱えている方に向けて、就活を始めるにあたって事前にやっておくべきことを詳しく紹介します!

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【就活の進め方】就活の進め方がわからない学生の特徴

実際に、皆さんが感じているような就活の進め方に関する不安を抱えている学生は多いです。

そのように「就活の進め方が分からない」という状況に陥った際には、その状態を放置してはいけません。就活の進め方を理解せずに、無計画に就活を続けてしまうと非効率な就活を行ってしまう場合があります。

そのため、「就活の進め方が分からない」方は、自分がなぜ自分がなぜ今わからなくなってるのかを理解する必要があります。

まずは、就活の進め方を理解していない学生に多い特徴を5つ紹介します。

何から始めればいいのかがわからない

まず、1つ目の特徴は、「何から始めればいいのかがわからない」というものです。

このような学生は、そもそも就活に関して、何から始めればいいのかを理解していないため何も行動ができていないという状況に陥ることが多いです。

このような学生に関しては、まずは何からしていくべきかを知っていく必要があります。

周りの状況などをみて焦ることなく、まずは就活を何から始めるかを順序立てて整理し理解し、行動に移せる状態にしましょう。

自分のやりたいことが見つからない

2つ目の特徴は、「自分のやりたいことが見つからない」というものです。

このような学生に関しては、やりたいことが明確化していないことに関して焦る必要はありません。

そもそも、学生のうちから明確に将来やりたいことがわかっている学生の方が少数です。

そのため、やりたいことが見つからない方は、焦らずにまずは色々な企業を実際に見てみたり、自己分析を深めることで、どのような方向に進んでいこうかをじっくり考えてみましょう。

企業選びの仕方がわからない

3つ目の特徴は、「企業選びの仕方がわからない」というものです。

これは、比較的多くの学生が直面する共通の課題であると言えます。そもそも、新卒の採用を行っている企業の数は4万社にも及ぶと言われています。

そのような多くの企業の中から、自分の入社する1社を選定することは非常に難しいことです。

そのため、まずは先輩に聞いてみたり、少しでも興味のある業界から企業を探してみるなど、できることからやってみましょう。

エントリーシートの書き方がわからない

4つ目の特徴は、「エントリーシートの書き方がわからない」というものです。

就活を始めた当初は、エントリーシートへの馴染みがないため書き方に困る学生も多いかと思います。

そもそもエントリーシートとは、企業に提出する書類のことです。失礼があってはいけない書類であるため、はじめは気を遣う部分が多いでしょう。

これからエントリーシートを書く方は、こちらの記事を参考にエントリーシートの書き方を学びましょう。

面接でうまくいく自信がない

5つ目の特徴は、「面接でうまくいく自信がない」というものです。

面接経験がない学生は、はじめのうちは緊張してしまったり話すことがなくなってしまうということに陥りがちです。

面接は、とにかく慣れてしまうことが一番です。

面接の回数を重ねることで、緊張もしづらくなり、話す内容も頭に入っていき途中で詰まってしまうというようなことも減っていきます。

最初の数回は怖く感じるかもしれませんが、逃げることなく面接経験を積むことを続けましょう。

【就活の進め方】理想的なスケジュール

続いては、就活を始めるにあたって何から始めていけば良いかといった「就活のスケジュール」に関する解説をします。

就活においては、しっかりとやるべきこととスケジュール感を把握しておき、計画的に就活を進めていくことが成功のカギとなります。

まずは、基本的な就活のスケジュールを抑えて就活の基礎を知ることを始めましょう。

①自己分析

就活において就活生が最初にするべきことは、「自己分析」です。

自己分析とは、自身の経験や性格、価値観をしっかりと把握・分析することを通じて自身の特徴や強みを見いだすことを言います。

また、過去の自己分析ばかりをしてしまう学生が過半数ですが、将来自分はどうなりたいのかといった未来志向のビジョンも考えられるようにしておきましょう。

面接においても、30秒程度で自己紹介を求められることが多いため自己分析をして自身についてしっかりと理解を深めておきましょう。

②企業選び(業界研究)

自己分析の次にするべきことは、「企業選び(業界研究)」です。自己分析を通じて、自身についての理解をしっかりと深められたあとは、自己分析を元に自身の適性や志向を考慮しながら企業選びを始めましょう。

企業選びをするためには、そもそもどのような業界、どのような職種があるのかをよく理解しておく必要があります。

業界・職種の理解を深めるには、業界マップや四季報などの活用がおすすめです。

そういったツールも活用しつつ実際に企業選びを始めてみましょう。

③説明会やインターンに参加

企業選び(業界研究)の次にするべきことは、「説明会やインターンへの参加」です。

自己分析、業界・企業研究を行って気になる企業が決まったら、実際に当該企業の説明会やインターンに参加してみましょう。

説明会やインターンを通じて実際に社員の方と交流をすることでより解像度高く企業への理解を深めることが出来ます。

説明会などは、基本的にナビサイト経由やエージェントからの紹介で申し込むことが可能です。

また、自分から企業のホームページに飛んで応募するというようなケースもあります。

④エントリーシートや適性検査、グループワーク

説明会やインターンへの参加の次に課されることは、「エントリーシートや適性検査、グループワーク」です。

説明会やインターンに参加したのちに実際に企業の選考に進みたい場合には、エントリーシート、履歴書の提出や、適性検査の受験などが企業から求められます。

学生からの人気が高いような企業は、応募が殺到するため、多くの学生をふるいにかけるために一定の基準を設けて集団での選考を行っていく場合が多いです。

⑤面接複数回

エントリーシートや適性検査、グループワークなどの選考を突破した後に課されることは、複数回の個人面接です。

集団での選考に通過した後に随時、個人面接が始まっていくこととなります。

個人面接における面接官は、一名の場合もあれば複数名いる場合もあります。

個人面接は、企業と就活生がお互いのことを知る時間になります。そのため、しっかりと自分がどのような人間なのかをアピールしましょう。

⑥内定

複数回の個人面接に通過すれば、とうとう「内定」となります。

複数の選考を全て通過したのちに企業からの内定通知が届きます。

もし、学生側としても内定を出した企業に入社する意思があるのであれば、「内定承諾書」の記入などを進め、入社の準備を行っていくことになります。

ただ、内定をもらった後にも今まで通り就職活動を継続し、他の企業を受け続けるということも可能です。

【就活の進め方】始めるまでに必要な事前準備

ここまで、「就活のスケジュール」に関しての説明を行ってきました。

続いては、「就活を始めるまでに必要な事前準備」について説明します。

ここでは、就活を始めるに当たって、事前に準備しておいた方がスムーズに就活を進められることを5つ紹介します。

リクルートスーツの購入

就活の事前準備の1つ目は、「リクルートスーツの購入」です。

就職活動における正装はスーツです。スーツ屋にいけば、リクルートスーツと呼ばれる就活生が身に着けるスーツが販売されているため、事前に購入しておきしょう。

また、最近ではリクルートスーツをレンタルで貸し出す店もあります。

方法は何であれ、就活において失礼のない服装を用意しましょう。

就活用の身だしなみにする

就活の事前準備の2つ目は、「就活用の身だしなみにする」ことです。

就活を始める際には、髪型や爪、化粧などに関して節度を守った身だしなみを心がけましょう。

髪型に関しては、男性も女性も耳が見えるような髪型(女性で髪が長かったら結ぶなど)を心がけて清潔感をアピールしましょう。

男性は前髪をあげると清潔感が出やすくなります。

身だしなみが悪いとそれだけで、評価が下がってしまう場合などもあるので、特に面接前などは身だしなみに気を使いましょう。

大学指定の履歴書を購入する

就活の事前準備の3つ目は、「大学指定の履歴書を購入する」ことです。

ネット上にも履歴書はあるため、そういったものを使用することも可能ですが、大学の名前が掲載されている大学指定の履歴書を使用する方がベターであると言えます。

大学指定の履歴書に関しては、大学構内のコンビニや、生協ショップなどで購入可能な場合が多いです。

就活が本格化してくると混み合う場合もあるので大学指定の履歴書は早めに入手しておきましょう。

証明写真を撮る

就活の事前準備の4つ目は、「証明写真を撮る」ことです。

髪型や服装など、身だしなみを整えた後に、書類選考で使用する履歴書の証明写真の撮影をしましょう。

履歴書で使用する証明写真は、一度撮影した写真を何回も使い回すケースがほとんどです。また、書類選考においては、第一印象が重要な要素となります。

証明写真は第一印象を決定づける要因ともなりうるため、写真スタジオなどでプロのカメラマンに撮影してもらうのがベターと言えるでしょう。

Webテストなどの適性検査対策をする

就活の事前準備の5つ目は、「Webテストなどの適性検査対策をする」ことです。

最近は、選考過程において適性検査の受験を取り入れる企業が大幅に増えてきています。

適性検査においては、足切りとなる基準の点数が設定されているため、結果がよくないとそもそも面接に進めないというケースに陥ります。

適性検査でギリギリ落ちてしまうというような事態を避けるためにも、対策は事前に入念に行っておきましょう。

【就活の進め方】効率よく進めるためのコツ3選

ここまで、就活を始めるまでに必要な事前準備について詳しく解説してきました。

続いては、「就活を効率よく進めるためのコツ」を3つ紹介します。ここでは、就活は誰にとっても面倒だと感じることが多いです。

そのような就活をどのようにすれば、効率よくかつ納得のいく形で終わらせることができるのかを紹介します。

就活のスケジュールを管理するツール

就活を効率よく進めるためのコツの1つ目は、「就活のスケジュールを管理するツール」を用意することです。

この時、気をつけることは、普段の予定を管理するものと就活の予定を管理するツールを分けるということです。

ツールは、日記のようなものでも良いですし、アプリをインストールする等でもOKです。

また、ただ予定をいれるだけではなくメモも残せるような機能がついているとより利便性が高くなります。

エージェントに頼ってみるのもあり

就活を効率よく進めるためのコツの2つ目は、「エージェントに頼ってみる」ということです。

自分一人で企業探しや自己分析をするのが面倒な場合は、就活エージェントを頼ってみましょう。

就活エージェントに頼ると、一緒に自己分析を行ってくれたり、面接対策をしてくれるのはもちろん、企業の紹介まで一貫して行ってくれるというケースも多いです。

逆求人型の就活サイトの利用

就活を効率よく進めるためのコツの3つ目は、「逆求人型の就活サイトの利用」です。

逆求人型の就活サイトでは、自分の情報を入力することで、企業側からオファーが来ます。

もともと興味のなかった業界でも、逆求人のオファーをきっかけとした説明会への参加などで、新たに興味をもつケースもあるため、最近では逆求人型の就活サイトを利用する就活生は増加傾向にあります。

【就活の進め方】書類や適性検査も楽々こなすために必要なこと

ここまで、就活を効率よく進めるためのコツについて解説してきました。

続いて、「書類や適性検査も楽々こなすために必要なこと」について説明します。

就活では、面接以外に時間をかけなければいけないところが非常に多いです。エントリーシートなどの書類作成は苦手な人にとっては、非常に多くの時間がかかってしまうものです。そこで、書類作成や適性検査を楽々こなすために必要なことを紹介していきます。

書類の添削は積極的に周りに手伝ってもらう

まずはじめに、エントリーシートなどの書類を作成した際には、積極的に周りの人に添削をお願いしましょう。

特に、自己PRやガクチカを作成した場合には誰かに一度みてもらうことをお勧めします。

人に見てもらい、客観的な意見をもらうことで、自分だけじゃ気づけない部分に気づけたり新しい視点が広がります。

苦手な分野だけ何周も勉強する

また、適性検査に関しては、自身が苦手とする分野に関して問題集や参考書を何周もして勉強しましょう。

問題集や参考書は同じ本を全範囲、何周もする必要はありません。

一度問題を実際に解いてみると自身の苦手分野がはっきりするため、苦手だと感じた分野のみを何周もし、効率的に勉強を進めましょう。

【就活の進め方】ほかの就活生と差をつけるためには?

続いては、「他の就活生と差をつけるための極意」について説明します。

ここまで見てきた内容は、就活生全員が就活を始めるに際してやるべきこと、意識すべきことになります。

ここでは、他の就活生と差をつけるためのプラスアルファの極意を紹介します。

OB・OG訪問する

他の就活生と差をつけるための極意の1つ目は、「OB・OG訪問を実施する」ということです。

OB・OG訪問とは、志望する企業で働く社員の方を訪れ、仕事や社風、プライベートのことなど気になることを質問することを言います。

OB・OG訪問では、普段の説明会などでは聞けないような社員のリアルな声を聞くことができるため、積極的に行う就活生も多いです。

完璧は目指さない

他の就活生と差をつけるための極意の2つ目は、「完璧は目指さない」ということです。

就活において、完璧を目指し過ぎてしまうと、それを実際にできていない自分に飽き飽きしてしまうことがあります。

そのため、完璧を目指し過ぎずたまには手を抜くといったことも大切です。

例えば、そこまで志望度の高くない会社であれば、とりあえず業界研究だけしておくなど企業によって注力度合いを変えることも大切です。

自己分析を徹底する

他の就活生と差をつけるための極意の3つ目は、「自己分析を徹底する」ことです。

一般的に、自己分析をしっかりとできている就活生ほど、面接官からの深掘りにもしっかり対応できる傾向にあります。

面接はあくまで自分の価値観を聞かれているので、自己分析をしっかりとした上で素直に自分の言葉で答えるということを心がけましょう。

【就活の進め方】よくある悩み

ここまで、就活の進め方を中心に解説してきました。

最後に就活を進める上でよくある悩みについて紹介します。

就活において、悩みはつきものです。

悩んだときは一度立ち止まってじっくりと思考を巡らせましょう。

思考を巡らせた後に、自身のなかで最も納得のいく道を選択することが一番です。

就活ってしなくちゃいけないの?

就活においてよくある悩みの1つ目は、「就活ってしなくちゃいけないの?」というものです。

結論から述べると、就活は全員が行わなければならないというようなものではありません。

就活をするというのは、選択肢のうちの一つに過ぎません。

もし仮に、明確に自分がやりたいことが決まっていたり、なりたい将来像が決まっている場合には、それに向かって突き進むということも素晴らしい選択となるでしょう。

やる気が出ないときの対処法は?

就活においてよくある悩みの2つ目は、「やる気が出ないときの対処法は?」というものです。

就活をしていると、どうしてもやる気が出ないタイミングやモチベーションが下がってしまうようなタイミングは誰にでも訪れます。

そのような時は、無理せずに休みましょう。

無理に続けても上手くいかなくなる場合が多いため、しっかりとリフレッシュして気分を変えてから再び就活と向き合うことを意識しましょう。

まとめ

本記事では、就活の進め方を中心に、そこから派生するトピックについて詳しく見ていきました。

就活を始めたばかりの学生は、多くの壁にぶち当たるものです。

そうした壁を超えて納得のいく就活を行うためにも、しっかりとした事前準備を行ってから就職活動に臨みましょう。

皆さんの就活が実りあるものになることを心よりお祈りしています!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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