総合職って何するの?向いている人を一般種と比較しながら解説

総合職って何するの?向いている人を一般種と比較しながら解説

様々な業種をチェックしていると多いのが、総合職という分野での仕事の存在です。

そこで、自分は総合職に向いているのだろうか?総合職とはどのような仕事をするのだろうか?と考える人は多いと思います。

この記事では、総合職の仕事内容と向いている人、他の業種との違いを解説していきたいと思います。

【総合職に向いている人】総合職とは?

総合職とは、企業の中心業務を担ったり、さまざまな業務を担うポジションを示します。

また、将来的に幹部となることを想定されており、ハードな仕事を多くこなしていく必要があります。

将来的に出世したい、いろいろな仕事を経験したいという考えを持った人に人気があります。

【総合職に向いている人】総合職の仕事内容

まず、総合職は理系総合職と文系総合職の2つに分類されます。

ただしどちらも大まかな傾向としては、さまざまな仕事内容を経験することが多いでしょう。

転勤や転属も考えられ、場合によっては海外での仕事などもあるかもしれません。

全体的にサポートではなく、仕事の中心的な役割を担うことが多いため、必要ならばハードな仕事も多くこなしていく必要があります。

このため、このような仕事と明確に言い切ることはできません。

最近では、部署を超えた仕事となるケースも少なくありませんから、特定の仕事に特化するというよりはさまざまな仕事をマルチに経験できるポジション、といった特徴があります。

理系総合職

理系総合職
  • 【理系総合職①】研究職
  • 【理系総合職②】設計・開発職
  • 【理系総合職③】生産技術・製造管理職
  • 【理系総合職④】SE(システムエンジニア)

理系総合職は技術系総合職などという名目で求人が行われ、採用される場合があります。

しかしながら、比較的キャリアのスタートとしては営業や店舗運営といった、お客様や社外の人と関わる職種になる事もよくあるため、初めは、文系総合職と仕事内容が変わらない場合も多くあります。

1.研究職

研究職とは、新たな技術や理論を発見する為の仕事であり、企業の他にも大学や公的機関で働いている。

2.設計・開発職

設計職では、モノづくりやプロジェクトを管理するために必要な図面を作成し、製品を作り上げていくことを行っています。

そのため、物を作る上では花形の仕事であると言われる事もあります。

3.生産技術・製造管理職

生産技術職とは生産ラインの設計、管理を行う仕事です。
生産ラインとは製品を作る上での一連の流れのことであり、この生産技術職が無ければ、製品が完成しなかったり、不良品が多く出てしまうなどのトラブルが発生してしまいます。

4.SE(システムエンジニア)

SEは名前の通り、システムの開発・テスト・設計を行う仕事です。

企業が円滑に仕事を行うために、新たなソフトウェアの作成をしています。

文系総合職

文系総合職
  • 【文系総合職①】人事職
  • 【文系総合職②】総務職
  • 【文系総合職③】経理職
  • 【文系総合職④】企画職
  • 【文系総合職⑤】営業職

文系の総合職は、理系の総合職と比べて専門性は比較的少なくなっています。しかしながら、技術をアピールポイントとする理系総合職に比べて、明確なアピールポイントをアピールする事が難しいため、文系だからといって決して簡単な仕事ではないです。

1.人事職

人事課では、企業内の人材管理に関連した業務を行っています。

面接や採用を行っているのも主にこの部署で、どのような人材が企業に合っていて、どの部署に配属させるか、と言うことを決めています。

2.総務職 

総務課の仕事内容は多岐に渡っており、他の課で行っていない仕事は全て、総務課が行っていると言っても過言ではないです。

総務職では、備品の発注、来客対応、施設管理と様々な場で仕事があるため、会社全体の業務に関わる事ができる仕事を行っているのです。

3.経理職

経理職の主な業務は会社の予算編成を行ったり、経費や給料の支払いを行う仕事をしています。

簡単に言ってしまえば会社内の銀行的な役割をしている訳です。

お金の流れを管理するこの部署は、各部署から感謝されやすく、やり遂げた時の達成感がとても高いです。

(※注:企業によっては会計職と経理職が分かれており、上記より仕事が少ない場合もある)

4.企画職 

企画職とは、名前の通り今の企業の課題を解決するために、商品企画や宣伝・広告企画を行う業務を行っています。

会社の問題を分析するのはもちろんのこと、市場調査を行って消費者のニーズを満たす企画を行わなければなりません。

企画職は他の職業と比べて、自由度が高いため新しい事を実践しやすい部署です。

5.営業職

新卒の場合、基本的に最初は営業職に回されることが多いでしょう。

というのも、どのような仕事も営業の仕事は必要不可欠で、社内・社外の人と関わることが多い人材には営業職となって顔や名前を覚えてもらう、という流れが多くなっています。

営業職の場合はさまざまなところに製品を売るだけではなく、お客様に直接応対する仕事になる場合もあります。

事務を含む総合職

窓口対応や店舗対応などを経験することも多く、さまざまな人に応対する可能性が見えてくるでしょう。

ただし、これは総合職の中でも特定の技能がない人や、将来的に出世することを考慮した場合などに当てはまります。

何らかの技能に長けている人の場合は、最初からその技能を見込んで技能職や技術系の部署に回されることもあります。

総合職の仕事内容まとめ

このように、総合職では、理系であれば全ての仕事をする可能性、文系であれば文系総合職の中の全ての仕事をする可能性があり、仕事内容が多岐に渡ると言う意味が理解できたと思います。

【総合職に向いている人】一般職と総合職と技術職の比較

一般職は、総合職とは違い基本的には部署が固定となっており転勤、移動が少ない職業となっています。

一方で、中心的業務を初めから任されることは余りないため、出世は総合職と比べてかなり難しく、それ相応の努力が必要となります。

技術職は主に研究、設計、製造、システム開発といった専門的知識を必要とする職業となっています。

技術職は、どの業種であっても、新たに物を作り出すということを重点的に行っているため、やりがいが大きく、理系の学生から人気の職業となっています。

このような仕事の技術職と理系総合職の一番の大きな違いは、開発を企業の為に行っているかどうかです。

理系の総合職でも研究、設計、製造、システム開発といった事は行いますが、これはあくまで企業の発展の為に行っています。

一方で、技術職は、新たなモノづくりをするというのが仕事である為、世の中を便利にしたい、という考え方の人は技術職の方が向いているかもしれません。

【総合職の比較1】給与と環境

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総合職と一般職では給与、環境共に大きな違いがあります。

ここではそれぞれの違いについて知っていきましょう。

総合職

総合職は給与が高く設定されているだけでなく、自分自身が努力し成果を出せば出すほど昇給が出来る職業となっています。

更に、一般職とは違って、長く続けているだけでキャリアアップできることもあります。

また、海外研修や職業別の研修などイベントを会社側が用意しており、スキルアップする機会がたくさん設けられています。

一般職

一般職は、給与は平均的に設定されており、業務内容もキャリアアップに直接繋がるような仕事は与えられにくいです。

そのため、長く働けば働くほど、一般職との給与の差が広がっていきます。

しかしながら、一般職は仕事内容が限られているがゆえに転勤が少ないといったメリットも存在しており、長く同じ場所・部署で働きたい人には向いています。

技術職

技術職は専門的な職業であるため、給与は比較的高く設定されています。

総合職との大きな違いは、ただ続けているだけでは昇給が難しいという点です。

給与も高い分キャリアアップは自分の実績次第となるので、自分を高めることが好きな人や一つのことに熱中したい人にはおすすめの職業となっています。

【総合職の比較2】仕事内容

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総合職と一般職では任される仕事にも違いがあります。

ここではその違いについて知っていきましょう。

総合職

総合職はキャリアアップを前提としている職業であるため、様々な部署で様々な仕事を任されます。

そのため、仕事内容は固定されないと思った方が良いでしょう。

また、総合職は仕事の幅や裁量が広い分、結果や責任も一般職以上に求められてきます。

期待が大きい分、プレッシャーも大きいでしょう。

その期待に応えようと思うと、休日出勤や残業などの長時間労働を行わなくてはならないので、自分のキャリアアップより日常生活を重視したい人には大変な仕事かもしれません。

一般職

一般職は総合職とは反対に様々な部署を転々とすることはあまりありません。

その為、最初に配属された部署でずっと仕事を行っていくことになります。

その分業務内容の幅や裁量は狭く、結果や責任は比較的小さい仕事が多いです。

キャリアアップは総合職と比べると難しいですが、その分プレッシャーが小さいので日常生活との両立はとてもしやすい仕事内容です。

技術職

技術職は様々な種類があるため、その種類によっても業務内容は変わってきます。

しかしながら、どの種類でも総合職とは違い様々な部署にいくことは無いので、一つの事を極めて研究したい人には向いている職業です。

例えば、研究職では、一つの事についてひたすら研究を続けますし、開発職の場合はその研究の成果を形とするために開発を続けていきます。

このように専門的知識を使って一つの事を極めるのが技術職の一番主たる仕事内容であるといえます。

【総合職の比較3】キャリアアップ

IT業界のキャリアについて

総合職

総合職は元々幹部候補として採用されているため、仕事内容も責任が重い仕事が多く、出世しやすい環境となっています。

職能資格制度を採用している企業の場合は、入社した段階で、一般職と総合職で階級に差が出ており、その差がそのまま賃金の差や昇給スピードの差につながっていきます。

また、責任の重い仕事を多く経験できるため、転職に関しても有利であり、勤続してもしなくてもキャリアアップしやすい職業です。

一般職

一般職は総合職とは違って成果が評価されにくい職業となっています。

企業によっては一般職で昇格できる最大値が決められており、部長以上は総合職でないと昇進できないと言う場合もあります。

そのため、早く確実にキャリアアップしたいという人には総合職に行くべきでしょう。

技術職

技術職は、一つの分野を専門的に研究する職業であるため、人によって付く事の出来る最大の役職は変わってきますが、キャリアアップの速度はほぼ一定です。

その分、専門的な知識を有している必要があるため、キャリアアップよりも技術職に就職することの方が難しいでしょう。

【総合職の比較4】男女比

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女性の総合職、一般職への就業率を比較してみると、総合職の女性の割合は5人に1人となっており、20%程度しか総合職に就職できていないことが分かります。

一方で一般職の5人に4人は女性となっており、女性が一般職についている傾向がとても高いと言えます。

しかしながら、昨今の日本では、女性の社会進出も一般的になってきており、今後は女性の総合職の就業率は増加していくと考えられます。

また、技術職においては女性の割合は6.2%となっており、総合職の20%よりも更に低くなっています。

勿論、女性の採用率が低いという現状もありますが、志望者数も男性と比べて少ないという実態があります。

そのため、女性だからといって技術職に入るのが難しいという訳ではないので、技術職に興味がある人は是非技術職も受けてみてください。

【総合職に向いている人】総合職と一般職に向いている人の特徴

まず、総合職と一般職に向いている人は具体的にどういう特徴があるのか、解説していきます。

実際はいろいろな性質が必要になりますが、大まかにこのような傾向があると有利です。

総合職に向いている人

ここでは総合職に向いている人について4つの項目で紹介していきたいと思います。

どのような人が向いているかしっかりと知り、自分の選択に活かしましょう。

1.何かを作り出すことが好き

何かを作り出すことが好き、という点は大事です。

これは技術職やクリエイティブ職に特化した総合職だけではなく、そうではない場合も当てはまります。

このような仕事は基本的に何かを作り出すことが好きではないとやっていくのが難しく、また好みがあるなしによって成功のレベルが格段に違ってきます。

なお、この場合は入社時にその技能が必要かといえば、そうではない企業もあります。

後から社内教育によって、あるいは研修を経験させることによって技能を身に着けられる人もいるので、一概に必要だというわけではありません。

ただし、何かを作り出すスキルや知識・技術がある人のほうが格段に有利になる傾向はあります。

このため、何か明確にやりたいことやものづくりが好きな人、あるいは何かを作り出すことが好きなら、在学中から学習や資格取得を始めておいたほうが有利でしょう。

ちなみに、この何かとは明確な物体ばかりではなく、人を育てるためのチーム作りや、サポートのための部署づくり、仕組み作りなども当てはまります。

このため、人に興味があることやチーム作りと運営に興味がある人が好まれやすくなっています。

2.出世意欲が高い

出世意欲が高い点は大事で、特に幹部候補として総合職を採用する傾向が強い企業にとっては重視される要素の一つです。

出世意欲があることで、上級職に上がっていきたい、より自分のスキルを伸ばしたいといった気持ちが生まれます。

この野心によって企業が成長したり、自分自身が成長して将来大きな事業の成功につながるかもしれません。

また、そもそも幹部候補として採用された場合、ある程度その企業内で出世することを求められる場合があります。

このとき、出世意欲があり、リーダーになることに積極性があるようなら、それだけで格段に仕事のやりがいが増えるかもしれません。

最初から肩書きを求めても難しい場合が多いのですが、将来的に幹部になりたい、部長や課長などの肩書きを求める場合は、総合職の幹部候補として採用している企業を探すほうが好ましいかもしれません。

3.好奇心旺盛

好奇心が旺盛でいろいろなことに興味を持つことができる、という点も大事な点です。

というのも、総合職はさまざまな仕事があり、それぞれ違う個性がある部署ごとに必要な技能や能力は変わります。

このため、それぞれの仕事に対して興味を持ち、抵抗なくさまざまな技能を身に着けられることが求められます。

特に仕事に対してやりがいを見つけるのが得意、どんな仕事にも好奇心を持って勤められる特性を持つ人にとっては、仕事のやりがいも格段に増えるでしょう。

仕事への理解力やそれぞれの部署での仕事のしやすさにも影響を及ぼし、働きやすさや仕事への理解度も変わってきます。

仕事のやりやすさや仕事への熱意があることが大きくプラスに働く可能性がとても高いので、いろいろなことが好きである必要はありませんが、興味を持って働けることは大事な資質です。

4.高収入を得たい人

仕事で成功して高収入を得たいという人も総合職に向いています。

上記であげた3つのように、総合職という仕事は、どのような業務であっても中心的な仕事を任されることが多いです。

つまり、「責任」というものが大きくのしかかってくる仕事であるのです。

このため、総合職は実績を残しやすいため、出世が一般職と比べて早い傾向にあります。

出世が早いと言う事は、給与が上がる速度も必然的に早くなるため、高収入を得るにはもってこいの仕事です。

しかしながら、注意点もあります。

それは、高収入を得たいという理由だけでは続けられるような仕事ではないという事です。

苦労の分だけ高収入を得られることができるので、覚悟を持って総合職に飛び込みましょう。

一般職に向いている人

ここでは一般職に向いている人について2つの項目で紹介していきたいと思います。

どのような人が向いているのかしっかりと知り、自分の選択に活かしましょう。

1.ずっと同じ場所で働きたい人

一般職は総合職と比べて、昇給や昇進は難しくなっています。

しかしながら、その分キャリアアップに向けた転勤や部署移動は会社にもよりますが、ほぼ皆無といっても良いくらい少なくなっています。

そのため、ずっと同じ場所や部署で働く事ができるので転勤せず、ずっと同じ場所で働きたい人にはとてもおすすめの環境です。

2.周囲のサポートに徹したい人

一般職では総合職のような責任が大きく伴う仕事は少なくなっています。

その代わりに総合職を支えるような、資料の作成や庶務的業務が多くなっています。

このような事から一般職は縁の下の力持ちとよく言われるため、周囲のサポートに徹することが得意な人にはとても向いている職業です。

【総合職に向いている人】総合職と一般職に向いていない人の特徴

その一方で、総合職と一般職には向いていない人もいます。

この特徴に当てはまる人は、総合職の中でも事務系総合職や技術系総合職を狙うか、一つの事業に特化した企業を狙うほうがいいかもしれません。

総合職に向いてない人

ここでは総合職に向いていない人について3つの項目で紹介していきたいと思います。

どのような人が向いていないかしっかりと知り、自分の選択に活かしましょう。

1.プレッシャーに弱い

プレッシャーに弱い人は総合職に向かない可能性があります。

この仕事はそもそもいろいろな所に出向きますし、時に精神的に過大なストレスを感じることもあるかもしれません。

これらのプレッシャーに耐えられる人のほうが仕事の難局 も乗り越えられますし、いろいろな仕事の場所に向かってもストレスに押し潰されることは少ないでしょう。

しかし、プレッシャーに弱くても上手にそのプレッシャーを受け流したり、押し返せる人などには可能性があります。

きちんとさまざまなことに対応できるのも、その人のプレッシャーに弱い点を効率良く活用できるメリットかもしれません。

2.決められた作業をするのが好き

決められた作業をするのが好きな人は、向いていない可能性があります。

というのも、総合職の場合は転属や転勤がありますから、やっと慣れたあたりで転属となり、ストレスを感じることもあるでしょう。

特に技能を磨く必要がある仕事や工場の一定のライン作業などを好む人ほど、この傾向があります。

一定の決められた作業だけやっていればいいとか、特定の分野に特化した人には総合職でさまざまな経験を積むのは向かない場合もあるかもしれません。

むしろ人の上に立って、さまざまな問題を解決、調整する仕事や、さまざまな現場にマルチに対応できる人材のほうが好まれます。

ただし、決められた作業をするのが好きな人の場合、配属された部署での仕事がとても向いていると判断され、転属もなくその仕事に特化した人となる可能性があります。

このため、決められた作業をするのが好きだから総合職が向いていない、と一概にいえるわけでもありません。

3.一つのことに没頭したい

一つのことに没頭したいという人には向いていません。

特に技能系総合職にいえることなのですが、総合職は将来的に幹部候補として働く場合が多いため、一つのことだけに没頭して作業できる機会は少なくなっています。

技能や技術、何らかの分野に特化して技能を磨いてキャリアを積むのではなく、さまざまな技能が求められます。

それらを楽しめることや自分の技能にプラスになると考えて動ける人ならば総合職としてやっていくのは難しくありません。

また、技能系総合職などの場合は、技能に特化しながらも総合職としてのキャリアを積むことができますので、技能プラスさまざまな会社の職種を経験できることはメリットと考えられる人ならば、十分対応できる可能性があります。

一般職に向いてない人

ここでは一般職に向いていない人について3つの項目で紹介していきたいと思います。

どのような人が向いていないかしっかりと知り、自分の選択に活かしましょう。

1.ひとりで黙々と作業をしたい人

一般職は総合職と比べて縁の下の力持ちという仕事が多くあります。

そのため、他の社員と協力していかなければうまく仕事ができなくなってしまいます。

1人で出世のために黙々と仕事をしたい人は総合職の方が向いていると言えるでしょう。

2.コミュニケーション能力が低い人

一般職以外にも言える事ですが、コミュニケーション能力が著しく低い人も一般職には向いていないと言えるでしょう。

一般職では特にコミュニケーション能力を活かした応対を中心とした作業が多くあります。

そのため、社内でコミュニケーションを取れない人はやっていくのが難しく向いているとは言い難いでしょう。

しかしながら、コミュニケーション能力は鍛える事ができます。なので、今一般職を目指しているけど、コミュニケーション能力が低いと思っている人は、今のうちからコミュニケーション能力を上げるための努力をし、来る就活に備えておきましょう。

【総合職に向いている人】総合職のやりがいとは

総合職として働くのであれば、いろいろな面でやりがいを感じながら働くことができるでしょう。

とはいえ、このやりがいは人によって違います。

よくさまざまな総合職の人が言う仕事のやりがいは、いくつかあります

1.さまざまなキャリアを目指せる

一つは、さまざまなキャリアを目指せるというものです。

例えば、将来自分には何が向いているのか分からない、という人が、総合職としていろいろな仕事を経験する中で、自分の適性や自分の好みを見つけることはかなりあります。

特にこれまで何をしてきたのかがぼんやりしている、自分の好みや理想の道が分からない場合は、さまざまなキャリアを目指せるのは大きな魅力となっています。

また、ほかの仕事よりもさまざまな仕事を経験できるので、その分自分にとって活躍しやすいフィールドも見つけやすく、活躍しやすい仕事を見つければ大きな成功も狙えるかもしれません。

その活躍が給料や待遇に反映される可能性も高いでしょう。

特に一般職や技術職の場合、キャリアチェンジはかなり難しい場合もあります。

その一方で、総合職の場合はいろいろな経験を積めますし、転属や転勤などで環境を変えることも難しくありません。

このため、これまでやっていた仕事が社会環境の変化によって不要になってしまったとしても、その後にほかの仕事を経験することでマルチに活躍できる人材になることも考えられるでしょう。

いろいろな可能性に触れることができるのも、総合職ならではのメリットと考えられるかもしれません。

2.給料が上がりやすい

次に、給料が上がりやすい点は大きなポイントでしょう。

この仕事はさまざまな仕事を経験できるため、キャリアの武器になるような職種やスキルを多く経験、吸収できる上、その分だけ市場価値の高い人間になりやすいです。

当然ながら、総合的に見て給料が上がりやすくなっています。

また、総合職の人はさまざまな経験をしているため、その経験を転職活動にしっかり反映させることができれば転職も難しくありません。

同時に手当も考えられます。

例えば、資格手当や技能手当など、さまざまな手当が出やすいのも総合職ならではのメリットといえます。

優秀な人材のために十分に良い収入を提供できる企業ならば、さまざまな待遇の良さを期待できるでしょう。

待遇の良さを求めるなら総合職を狙うのはとても魅力的な職種といえます。

3.将来的に企業の中核を担える

最後に、将来的に企業の中核を狙うこともできるかもしれません。

というのも、総合職は幹部候補として位置付けられ、最初から幹部候補としての役割を担う場合もあります。

このため、将来的に企業の中核を担う可能性が高く、将来的に幹部として企業内で活躍できる役割を担うことになるかもしれません。

このため、将来は出世したい、社会に向けて一定の役割を担いたいという人にはやりがいが大きいでしょう。

ほかの職種よりも出世しやすく、優遇される可能性があります。

特に社会的に活躍したい、尊敬される肩書きが欲しい、将来的に高収入を狙いたい、いろいろな人を動かしたい、という希望を持つ人にはおすすめです。

たくさんの人の上に立って陣頭指揮を執り、不安定なときにもいろいろな人を励まして役立てる人であれば、部下からも会社からも頼りになる人材となれるかもしれません。

【総合職に向いている人】迷った際の判断方法

ここまで、総合職について比較、紹介してきましたが、この記事を読んだだけでは迷いははれないと思います。

そこで自分が迷っているポイントを就活エージェントに相談してみるのがおすすめです。

今回の記事を読んで少しでも総合職を行ってみたいと思った人は、ぜひ相談してみてください。

まとめ

総合職はしっかり明確にできない業務内容ではありますが、実際にはさまざまな仕事を経験することで、将来的に経営幹部として引き上げられる場合もあり、他職種よりも高い可能性を持っています。

なお、企業によっては技能系総合職や事務系総合職といった、さまざまな職種があります。

また、地域限定の総合職といった転勤の範囲を一定に定めた職種もあります。

このため、実際には企業ごとに総合職の示す可能性は異なりますので、企業研究の段階できちんと見分けてみてください。

 

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