【2024年最新版】おすすめ志望動機作成ツールを紹介|評価されやすい志望動機のポイントを解説

【2024年最新版】おすすめ志望動機作成ツールを紹介|評価されやすい志望動機のポイントを解説

就活の際に、志望動機がうまく書けず悩む方は少なくありません。

志望動機の作成には、志望動機作成ツールの活用が便利でおすすめです。ツールを活用すれば、自分では思いつかないような表現を加えた、より魅力的な志望動機が書ける可能性があります。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

志望動機はガクチカや自己PRなどの他のESよりも作るのに時間がかかる項目と言われています。そのため、作成ツールを用いて、できる限り効率的に志望動機を完成させましょう。

この記事でわかること
  • 企業が志望動機を聞く理由やねらい
  • 志望動機がうまく書けない原因
  • 志望動機が書けないときの対処法
  • 志望動機作成ツールの特徴と使い方
この記事をおすすめしたい人
  • 志望動機がうまく書けず悩んでいる人
  • 志望動機に盛り込むべき内容がわからない人
  • 志望動機作成ツールを使ってよいか迷っている人
  • 志望動機作成ツールの使い方がわからない人

目次目次を全て表示する

【志望動機作成ツール】志望動機作成ツールとは?

就活準備を効率的に進めるには、さまざまな便利ツールを活用し書類作成や面接対策に役立てていくことが大切です。

そんな便利ツールの一つには、志望動機作成ツールがあります。履歴書やESに書く志望動機がうまく作成できないときは、志望動機作成ツールは上手に活用していきたいところです。

志望動機作成ツールとは

志望動機作成ツールは、質問に沿って必要な文章を入力するだけで、志望動機が簡単に作成できる点が大きな特徴になります。論理的な構成の文章を作成してくれるため、通過率の高い志望動機を効率的に作成することができます。

会員登録などが必要な場合が多いですが、基本的に志望動機作成ツールは無料で使うことが可能です。

「より企業に響く志望動機を書きたい」、「ありきたりな文章の志望動機になってしまう」と悩んでいる人は、志望動機作成ツールを必要に応じて活用してみましょう。

志望動機作成ツールの使い方

志望動機作成ツールの使い方の手順は、おおまかに言うと次のとおりです。

志望動機作成ツールの使い方の手順

1.志望動機作成ツールを開く

2.ツールの質問にこたえる

3.志望動機が作成される

サービスによって具体的な使い方は異なりますが、このように志望動機作成ツールは簡単な手順で志望動機を作ることができるのが特徴です。無料で利用できるものが多いため、志望動機の書き方について迷ったときは、志望動機作成ツールを積極的に活用してみましょう。

ただし注意したいのは、志望動機作成ツールは万能なツールではないということです。あくまで機械によって自動で作成された志望動機になるため、ツールで作成したものはところどころ文節や表現がおかしい場合があります。

日本語として文法に違和感がある箇所が出ることもあるため、ツールで作成した志望動機はそのまま使わず、必ず見直すようにしましょう。ツールによって作られた志望動機をそのまま使うと、文章がおかしい部分があるせいで、「自分で書いていない」と企業側にも知られてしまいます。

志望動機作成ツールはあくまでベースとなる文章を作成するのに活用し、その文章をもとに内容を加筆修正したうえで、オリジナリティのある志望動機に仕上げていきましょう。

【志望動機作成ツール】おすすめの作成ツールランキング

志望動機作成ツールランキング20241117

志望動機ツールはどうしてもAIが作成してくれるものが多いので、「いかにもAIが書いたような文章になってしまうのではないか?」と思う方も多いでしょう。

実際、そのまま提出できるような文章を出してくれるAIはありません。それがあるならば、誰もESにおいて苦労はしないでしょう。

しかし、就活を進める上で武器となる、非常に参考になる文章を書いてくれるツールは存在します。

そんな志望動機を作成する上で便利なツールについて5つ紹介していきます。

志望動機作成ツールランキング
  1. 就活市場「志望動機作成ツール」
  2. ジェイック「就活AI」
  3. キャリアパーク「志望動機作成ツール」
  4. HIROSHI APP「志望動機作成アプリ」
  5. Ryunosuke Nagase「AIシューカツ」

1位:就活市場「志望動機作成ツール」

就活市場 志望動機作成ツール

おすすめの志望動機作成ツールランキングの第1位は「就活市場の志望動機作成ツール」です。

これまで1万名以上の就活生が活用している実績豊富な志望動機ツールなのですが、こちらはLINE上で完結するため、手軽に利用できるのが魅力的なポイントです。

所要時間約5~10分で、LINEを使って質問に答えるだけで簡単に志望動機を作成することができますし、50万人のデータを元に作成したプロの監修したツールなので、正しい構成で、分かりやすく作成してくれます。

さらに、ご希望の方には作成結果をもとにプロの人材コンサルタントが志望動機の添削までしてくれます。志望動機を作成するにあたっては、このツールを使っておけば間違いないと言えるでしょう。

また自己PRやガクチカなどES全体の添削もしてくれるので、興味のある方はまず以下のボタンからLINE登録をしてみてください。

2位:ジェイック「就活AI」

ジェイック 就活AI

第2位は「ジェイクの就活AI」というツールになります。

志望動機のキーワードを入れて送信するだけで叩き台となる文章を作成してくれます。

ただし精度が非常に高く、「そのまま提出できるもの」というわけではないので、あくまでヒントとして活用するのが良いでしょう。思いついたことを箇条書きにするだけで簡単に作成してくれるという気軽な点が他のツールよりも優れている点です。

「自分の志望動機を完成させるという段階」ではなく、「まず最初に作るにあたって、単語しか思いつかない」と言った場合に使うと良いでしょう。

3位:キャリアパーク「志望動機作成ツール」

キャリアパーク 志望動機作成ツール

第3位は「キャリアパークの志望動機作成ツール」です。

無料で利用可能なのはもちろんのこと、最短3分と簡単に作成できるため、就活を始めるのが遅れてしまった人や、学費を自分で払っているなどの理由で就活の時期もアルバイトを休むことができないなど、忙しい就活生におすすめのツールです。

さまざまな業界や企業、職種などのパターンを網羅していますし、実際に内定を得ることのできた例文が20個紹介されているので、そちらを参考にすることもできます。

4位:HIROSHI APP「志望動機作成アプリ」

HIROSHI 志望動機作成アプリ

第4位は「HIROSHI APPの志望動機作成アプリ」になります。

こちらも無料で利用可能なことはもちろん、会員登録などもせずに利用することができます。

また志望動機以外にも自己PRの作成や長所短所の変換、3Dの面接シミュレーション、ハローワーク年収計算などのサービスも添加しているため、これらのサービスも興味がある方はお勧めです。

5位:Ryunosuke Nagase「AIシューカツ」

AIシューカツ

第5位は「Ryunosuke NagaseのAIシューカツ」になります。

こちらは今話題の生成AIを用いたサービスとなっており、アプリをインストールした後にキーワード選択などをしていくことで志望動機をはじめ、ガクチカや自己PRを簡単に作成することができます。

AIを使っているため、非常に効率的に志望動機を作成することができますが、精度は完璧ではないので参考程度に利用すると良いでしょう。

【志望動機作成ツール】作成した志望動機例文10選

これまでの説明で志望動機作成ツールがどういったものなのか分かったかと思いますが、どういう文章が出来上がるのか疑問に思う人もいると思います。

そのため、実際に就活市場の志望動機作成ツールで作成した志望動機例文を紹介します。

例文1:金融業界の志望動機

例文
お客様の生活や人生を根底から支えるため貴行を志望する。
学祭委員として大学の学祭の成功を支えた経験より、人の力で挑戦をサポートすることにやりがいを感じた。そのため、人々の生活の基盤である金融面へのサポート・課題解決を通じて、お客様の安心した生活や挑戦を支援できる銀行業界を志望している。
中でも、貴行はフルラインの信託機能を持ち、更に営業時間の延長など常識にとらわれない取り組みを行っている。そういったお客様に寄り添う体制や一人一人の幅広いニーズに対して最適なソリューションを提供できる点に魅力を感じる。
入行後は相手視点から思考できる強みを活かし、潜在ニーズまで解決できる人材として活躍したい。

金融業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文2:広告業界の志望動機

例文
私は広告というものを通して、人々の消費の最適化を手助けしたいと考えています。
何かを買う時、無数に提示される選択肢の中から、何がその人に一番合っているのかということを広告という目線から推奨したいと考えています。
御社のWeb広告ではユーザーの検索履歴などから興味の動向をチェックし、条件を絞って最も理想的な商品を表示するというサービスを展開されていますが、この手法と私の理想が非常に強くマッチしていると感じました。
今後はこういった広告の打ち出し方が益々ポピュラーなものになっていくと思いますが、その中でもWeb広告業界最大手として活躍している御社で、私も最先端のサービス、技術を学んでいきたいと考えています。

広告業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文3:IT業界の志望動機

例文
私はインターネットを通じて多くの人の生活を豊かにしたいと考え、IT業界を志望しました。
高校卒業まで地方で暮らしていましたが、大学進学のため初めて東京へ上京しました。
東京ではインターネットが発達しており、生活が非常に便利で驚きました。
東京でインターネットやIT機器の便利さを知り、地方でももっと普及できないかと考えています。
御社はインターネット事業を全国で展開しており、医療業界や通信販売に強みがあります。
御社に入社後は、御社の事業を拡大し、地域のインターネット環境を整えることに貢献したいと考えています。

IT業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文4:メーカー業界の志望動機

例文

私は、素材分野で多くの人々に豊かな生活を届けたいと考え、貴社を志望いたしました。
これは大学で化学工学を学ぶ中で、化学製品が当たり前の日常を支えていることがわかったからです。
特に化学素材は身の回りのあらゆるところ使われており、私たちの生活に欠かせません。
日頃何気なく身につけている衣服や皮革製品も、素材分野の発展が関わっていたことには衝撃を受けました。
貴社は素材分野に強みを持ち、これまで数多くの化学素材によって人々の生活を大きく変えてきたと考えています。
私は大学の研究室において、納得した結果が出るまで実験を繰り返す中で粘り強さを身につけてきました。
貴社の強みでもある素材分野で、人々の生活が豊かになる革新的な素材を開発したいと考えております。

メーカー業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文5:コンサル業界の志望動機

例文

ビジネスのスケーラビリティと社会課題の解決を両立させることに強みを持つ貴社で、企業価値の向上と社会的インパクトの創出に貢献したいと考え、貴社を志望します。
大学時代に立ち上げた学生団体での経験から、ビジネスを通じて社会課題を解決することに強い関心を持つようになり、コンサルティングファームでその実現を目指したいと考えるようになりました。
特に、学生団体で地域の商店街活性化プロジェクトを手掛けた際、データ分析に基づく提案と地域コミュニティとの対話を組み合わせることで、来街者数を30%増加させることができ、ビジネス視点と社会価値の両立の重要性を実感しました。
入社後は、貴社で培った知見とネットワークを活かし、持続可能な社会の実現に向けて尽力したいと考えています。

コンサル業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文6:総合商社の志望動機

例文

私はグローバルなビジネスネットワークと新規事業創出力を強みとする貴社で、世界規模での価値創造と社会課題の解決に挑戦していきたいと考え、貴社を志望します。
大学時代の東南アジアでのインターン経験を通じて、新興国の経済発展と環境保全の両立という課題に直面し、総合商社が持つ幅広い事業領域とグローバルネットワークの可能性に魅力を感じるようになりました。
特に、インドネシアの農業支援プロジェクトに携わった際、現地の小規模農家とバイヤーをマッチングするデジタルプラットフォームの構築に貢献し、農家の収入向上とフードロス削減を実現できた経験から、商社の持つ機能の重要性を実感しました。
入社後は貴社の総合力を活かし、持続可能なビジネスモデルの創出に貢献したいと考えています。

総合商社の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文7:不動産業界の志望動機

例文

私は都市開発とコミュニティ形成を通じて、人々の暮らしに新たな価値を創造する貴社で、持続可能な街づくりの実現に貢献したいと考え、貴社を志望します。
大学時代の都市計画研究と地域活性化プロジェクトを通じて、不動産開発が地域コミュニティに与える影響力の大きさを実感し、社会課題解決と事業価値の両立を実現できる不動産業界に強く惹かれるようになりました。
特に、大学のゼミで取り組んだシェアオフィス事業の企画では、地域の遊休不動産を活用し、若手起業家と地域住民の交流拠点を設計・運営することで、地域活性化と新たなワークスタイルの創出に成功した経験があります。
入社後は貴社の革新的な開発手法と知見を活かし、次世代の街づくりに貢献したいと考えています。

不動産業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください

例文8:通信業界の志望動機

例文

私は5G/6Gの技術革新とデジタルトランスフォーメーションを通じて、ビジネスと社会の変革を推進する貴社で、次世代の通信サービスを通じた新たな価値創造に貢献したいと考え、貴社を志望します。
大学での経営学の学びと、デジタルマーケティングのインターン経験を通じて、通信インフラが企業のDXと新規ビジネス創出において果たす重要な役割を実感し、通信業界に強く惹かれるようになりました。
特に、ベンチャー企業でのインターンシップで通信技術を活用したEC支援プラットフォームの企画に携わった際、地方の小規模事業者のオンライン展開を支援し、売上向上に貢献できた経験から、通信サービスの可能性を強く認識いたしました。
そのため入社後は貴社の革新的なサービスと知見を活かし、デジタル社会における新たな価値創造に貢献したいと考えています。

通信業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください。

例文9:広告業界の志望動機

例文

私が貴社を志望する理由は、創造的なアイデアで企業や商品の魅力を発信し、人々の心を動かす仕事に挑戦したいからです。
広告はただの宣伝ではなく、ブランド価値を高めたり社会に新たなトレンドを生み出したりする力があります。私はそのプロセスに携わり、多くの人に影響を与える仕事に貢献したいと考えています。
学生時代、ゼミ活動で地域活性化イベントの広報を担当し、独自のPR方法を企画して集客を大幅に増やした経験があります。この成功を通じて、発信する楽しさと広告の効果を実感しました。
今後は、貴社でさらなる発想力と提案力を磨き、多くの人の心に響く広告を生み出していきたいです。

広告業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください。

例文10:カード業界の志望動機

例文

私が貴社を志望する理由は、便利で安心な決済サービスを通じて、多くの人々の生活やビジネスを支えられる点に魅力を感じたからです。
キャッシュレス化が進む中で、貴社は単なる決済手段の提供に留まらず、特典やセキュリティ、データ活用を通じて付加価値を創出しています。私はこうした付加価値の提供を通じて、お客様の満足度を高める仕事に携わりたいと考えています。
以前、通信業界で営業として働いていた際、法人向けのサービス提案を行い、業務効率化に貢献した経験があります。お客様の課題をヒアリングし、ニーズに合った提案をした結果、「効率が向上した」と感謝されたことがありました。この経験から、課題解決型の提案の重要性を学び、キャッシュレス化推進にも活かせると考えています。
今後は、貴社でお客様の信頼を得る提案力を磨き、社会全体の利便性向上に貢献していきたいです。

【志望動機作成ツール】ES作成で生成AIを使ってもいいのか?

今現在、ChatGPTなどの生成AIが普及し、学業や就活などで活用学生もいると思います。そんな中で、生成AIを志望動機やガクチカなどのES作成において使っていいのかという疑問があると思います。

結論、ESを作成する上で使うのはあまりお勧めできません。なぜなら、AIにESを作成してもらうとあなたのオリジナリティが出ないからです。また、生成AIではまだまだ精度の高くないものも多く、質の良いESをかけるとは限りません。

しかし、文章の言い換えや添削をしてもらうのは、非常にお勧めです。自分のESのオリジナリティを失わずにAIがあなたのESをブラッシュアップしてくれます。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

生成AIは使い方によって、非常に便利なものになります。積極的にESの言い換えや添削、壁打ち、想定質問の作成などに使っていきましょう。

【志望動機作成ツール】企業が志望動機を聞く理由

志望動機作成ツールを活用する前の基礎知識として、まずは、企業が志望動機を聞く理由を整理してみましょう。

志望動機を聞く理由や狙いにはさまざまなことが挙げられるため、それらを理解したうえで面接や書類作成に臨むことが大切です。

企業が志望動機を聞く理由は、以下のとおりです。

企業が志望動機を聞く理由
  • 熱意の確認のため
  • ポテンシャルの確認のため
  • 自社とのマッチ度の確認のため

熱意の確認のため

まず、企業が志望動機を聞く理由は、熱意を確認するためです。

企業はより熱意の高い人材を求めており、志望動機のヒアリングはそれぞれの熱意を測るうえで効果的です。

優秀な人材を見つける際の採用活動には、多くの時間とコストがかかるのが通常です。そのため企業は、内定辞退されることや入社後すぐに退職されることを、少しでも防ぎたいと考えるものです。

志望動機を聞いて熱意の高い人材を見つければ、採用におけるコストパフォーマンスを高めることができるのです。

ポテンシャルの確認のため

企業は志望動機を聞くことで、あなたのポテンシャルを確認しているともいえます。

志望動機では、あなたの人柄も含めたさまざまなことがわかります。したがって企業にとって志望動機は、自社が求める人物像とあなたのマッチ度を測る、良い判断ポイントといえるでしょう。

つまり、よりマッチしている人物こそ、企業にとっては活躍するポテンシャルが高いと判断できるということです。そのため志望動機を伝える際は、自分こそがその企業にぴったり合っている、とわかりやすくアピールすることが重要となります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

志望動機を伝える際は、自分こそがその企業にぴったり合っている、とわかりやすくアピールすることでポテンシャルの高さもアピールすることができます。

自社とのマッチ度の確認のため

最後に企業は志望動機を見ることで、自社とのマッチ度を確認しています。

いくら優秀な人でも、その企業の雰囲気や事業、働き方に合っていなければ成果を出すことが難しいです。

そのため、就活生の将来実現したい事や文章から伝わる就活生の人柄を見て、自社で実現できるのかや自社に合っているのかを判断します。

就活生は、その企業でできることや求められる人物像を理解しながら志望動機を書くとよいでしょう。

【志望動機作成ツール】上手く書けない際の対処法

志望動機を書く際に、書き出しも思い浮かばなければ自分が企業にどのように役立つのかもさっぱり思い浮かばない、という人も多いでしょう。

ここでは、本当に頭が真っ白になってしまった際に何を考えればいいのか、順を追って見て行きましょう。

志望動機をどうやって書いていいのか分からないという人は、ぜひ参考にしてください。

上手く書けない際の対処法 
  • 自己分析を深める
  • 志望する業界・企業への理解を深める
  • 業界・企業を選ぶ際の軸をはっきりさせる
  • 志望動機の作成ツールを活用してみる

自己分析を深める

志望動機作成ツールなどを通じて志望動機を作る際は、自己分析を明確に行う必要があります。

自分のことをしっかりと理解していなければ、企業に対して明確なアピールもできません。志望動機では「ほかの競合他社ではなく、その企業でなければならない理由」を明らかにする必要があります。

そこで重要となることが、その企業を志望するようになった具体的なきっかけやエピソードです。「なぜほかの企業ではダメなのか」「なぜ別の業界を選ばないのか」をはっきりさせるには、自己分析が必要不可欠です。

自己分析を行って自分の価値観や性格、好き嫌い、興味などを知れば、より説得力のある志望動機が作成できるでしょう。

自己分析には効果的なやり方があるため、具体的な方法は以下をぜひ参考にしてみてください。

志望する業界・企業への理解を深める

志望動機を書く際には、志望する業界や企業についての深い理解が求められます。

その企業や業界は社会に何を還元しているのか、どのような事業で利益を得ているのか、社会的にどういう機能を果たしているのかといった観点から研究してみましょう。

詳しく調べて行くうちに、感銘を受ける部分や共感できる部分が浮き上がってくるでしょう。業界について研究できたら、同業種とその企業の相違点を探したり、会社特有の理念やサービスの研究を更に深く掘り下げたりして、さらに理解を深めましょう。

詳しい業界・企業研究の仕方はこちらの記事を参考にしてください

業界・企業を選ぶ際の軸をはっきりさせる

仕事を選ぶにあたって、「自分の中でこれだけは譲れない」といった軸を明確にしましょう。

企業選びの基準は人によって様々ですが、軸をはっきりさせておくことで自分の条件を洗い出しやすくなるため、求める条件に焦点を当てた企業選びができるでしょう。

この段階で、ぶれずに慎重に企業選びをすれば、入社後のギャップに悩まされることも少ないでしょう。

志望動機の作成ツールを活用してみる

企業研究をしたり、企業選びの軸について考えたりした上で、志望動機がぼんやりとしか思い浮かばない場合は、志望動機作成ツールがおすすめです。

たとえば、志望動機のテンプレートに沿って自分の意見を記述するのも良いでしょう。あるいは、志望動機作成ツールのジェネレーターで、質問に答えながら志望動機を完成させていくのも一つの方法です。

【志望動機作成ツール】志望動機で避けるべき内容3選

志望動機を作るうえで避けるべき内容というのが存在します。

志望動機作成ツールを使う上でも、この内容は使わないようにしましょう。

志望動機で避けるべき内容 
  1. ファン目線になっている
  2. 受け身のスタンス
  3. 理念や社風にだけ共感

1.ファン目線になっている

1つ目は、ファン目線になってしまうことです。

ファン目線で、その企業への愛を伝えても良いアピールにはつながりません。

企業は「商品のファン」ではなく、「企業で活躍できる人材」を求めています。

そのため、志望動機では「なぜその企業に興味を持ったのか」や「どのように貢献・活躍できるのか」といったことを書くといいでしょう。

2.受け身のスタンス

2つ目は、学びたいという受け身のスタンスになってしまう事です。

「営業のノウハウを学びたい」や「プログラミングのスキルを学びたい」と志望動機に書く人はかなりいますが、そういった受け身のスタンスでは高い評価を得られれません。

企業は勉強する場所ではなく、企業は将来活躍してくれそうな人材を求めています。

そのため、どういう風に貢献していくかを述べ、積極性をアピールするとよいでしょう。

3.理念や社風にだけ共感

3つ目は、理念や社風にだけ共感してしまうことです。

企業で働く上で理念や社風とのマッチはとても重要ですが、それだけをアピールしても評価は高くないです。なぜなら、理念や社風は調べたらすぐ出てくるものなので、内容が薄い・浅いと判断される場合もあるからです。

それらだけでなく、その企業に興味を持った理由や成し遂げたい事を具体的に書くとよいでしょう。

【志望動機作成ツール】作成ツールを使う際のポイント

志望動機作成ツールを使う際のポイント

作成ツールを使用するにあたっては、いくつかのポイントがあります。

ここでは、押さえておきたいポイントを3つピックアップしてご紹介します。これらのポイントを押さえて志望動機書を練り上げれば、人事の目を引くようなものに仕上げられるでしょう。

作成ツールを使う際のポイント
  • 文字数に注意をする
  • 誤字脱字に注意する
  • ネガティブに受け取られる内容は避ける
  • あくまでツールは活用するのであって独自性が大切

文字数に注意をする

大前提ですが、文字数には十分に気を付けてください。

文字数の指定がある場合は、その指示に沿って文章を書き、特に指定がない場合は200字から300字を目安にしましょう。

字数指定がある場合も具体的には9割以上書くと良いです。

あまりに長すぎると上手く文章がまとまらず、読み手にも意図が伝わりません。

誤字脱字に注意する

志望動機作成ツールは、あくまで志望動機を作るサポートをしてくれるツールと考えましょう。

ツールなら自分では書けないような表現の文章が作成されるため、文章にオリジナリティやメリハリを加えるうえで役立ちます

しかしそのまま使うと、誤字脱字、文法上の違和感が気になる場合があります。

志望動機作成ツールは、おかしい部分の訂正までしっかり行ってくれるわけではないため、作成後は必ず確認しましょう。あなたの回答と、ツールの文章のつながりがおかしくなっていないかどうかも、入念にチェックしてください。

ネガティブに受け取られる内容は避ける

「他業種のこんな部分が嫌だ」「志望する会社のここは正直あまりいいと思っていない」など、ネガティブな内容は志望動機に相応しくありません。

嘘をつく必要はありませんが、志望動機書はあくまで自分の強みをアピールし、志望する会社で働きたいという意欲を見せる場所です。

ネガティブ表現を避けた例文

改善前:
A社やB社も検討しましたが、これらの企業は顧客第一の姿勢が弱く、利益重視の印象を受けたため、真摯に顧客と向き合う貴社を志望いたしました。

改善後:
貴社の『お客様と共に成長する』という経営理念と、それを実現する具体的な取り組みである『カスタマーサクセスプログラム』に強く共感いたしました。特に、顧客満足度98%という実績は、私が目指す理想的な顧客サービスの形そのものです。

このように、他社を批判するのではなく、志望企業の魅力を具体的に述べる方が、より説得力のある志望動機となります。

あくまでツールは活用するのであって独自性が大切

作成ツールを使用して出来上がった志望動機書は、「テンプレート」と考えましょう。

出来上がった志望書に肉付けし、自分の言葉を使って個性と独自性を出すことが大事です。

志望動機書作成ツールの利用は、あくまでも基本構成に関してです。自分が志望動機書を完成させるための道しるべであり、下地であると捉えましょう。

【志望動機作成ツール】上手に書くためのポイント

ここでは、無難な志望動機書からワンランク上の志望動機書にするためのポイントを紹介します。

たくさんの志望動機書に目を通している人事部の担当者の目に留まるような、一味違う志望動機書にするためにはどのような点に気を付ければいいのでしょうか。

順を追って説明していきます。

ワンランク上の志望動機書にするためのポイント
  • 結論を先に書く
  • 働く際にどのように活躍をしたいか書く
  • 自分のやりたいことに対する解像度を上げる
  • 志望する理由や具体的なきっかけを書く

結論を先に書く

まず、自分がアピールすべき結論は、最初に記載してください。

物事を人に伝えるときは「結論」を述べた上で、その「理由」を説明することを意識しましょう。ビジネスシーンにおいて、人に正確に物事を伝えるということは基本中の基本です。

これは、社会人になってからも意識しておくべきポイントといえるでしょう。

働く際にどのように活躍をしたいか書く

志望動機で結論を述べたら、次に理由を書きます。

理由を書く際に重要になってくるのは、志望する会社において自分の特技や性質を活かし、どのように活躍できるかということをいかに文章に落とし込むかです。

その企業でしかできないこと、その企業でやりたいことを全面にアピールして文章を綴ってみましょう。やりたいことが上手く伝われば、自分がどれだけ本気でその会社に入社したいかも自然に伝わります。

自分のやりたいことに対する解像度を上げる

志望動機を作成する際は、自分のやりたいことに対する解像度を上げる必要があります。自分で自分のやりたいことや将来のビジョンについて、理解があまり深まっていない方は少なくありません。

会社はあくまで、将来やりたいことや達成したい目標をやり遂げる場所です。そのため志望先企業でなければならない理由・動機を書こうとして、結果、事業説明を並べているのみになってしまっては本末転倒でしょう。自分のやりたいことへの理解を深め、何をやりたいのか・どうしてそれを実現したいのか・なぜその会社でなければならないのかを具体的に説明できるように備えることが重要です。

そのやりたいことを具体化させるためには、まずその企業がどのような事業をやっているのか、どのような部署があるのか、社員はどのような働き方をしているのかを知る必要があります。それを知るにはOB訪問をして、直接社員に話を聞くのがベストです。

OB訪問をする方法

大学のキャリアセンターのOB名簿を利用する

ビズリーチキャンパスを利用する

Matcherを利用する

企業の専用OB訪問ページを利用する

知り合いづてにOB訪問を頼む

志望する理由や具体的なきっかけを書く

その企業に応募した具体的なきっかけも志望動機に盛り込みましょう。

理由に関して述べるのは大前提ですが、きっかけは意外に記載を忘れがちなポイントです。

たとえば、その会社の製品を使ったとき、その会社の名前をどこかで見たとき、その会社を研究していたときに一番気になったことなど、志望するからには何かしらのきっかけが存在するはずです。

些細なことであっても、志望動機を読む人は見逃しません。

【志望動機作成ツール】作成した志望動機は添削してもらおう!

これまで紹介した志望動機作成ツールをを用いて志望動機を作成したら、次はその志望動機を添削してもらいましょう。

作成ツールでは効率的に志望動機を作成することができますが、より良い志望動機を作るには第三者に見てもらい、改善することが必要です。

大学の先生や友人、キャリアセンター、就活エージェントなど、添削をしてくれる方はたくさんいますので、ぜひ添削をしてもらいましょう。

志望動機だけでなく、ガクチカや自己PRを含めたES添削について以下の記事に情報を求めているので、ぜひご覧ください。

【志望動機作成ツール】よくあるQ&A

必要ありません!

エピソードの強さよりも、あなたの経験からどのように考えて行動し、どのような考えを持つようになったのかを伝える事が重要です。そのため、エピソードの強弱は関係ないでしょう。

自分なりのアレンジを入れるとよいでしょう。テンプレートに従うことで論理的な志望動機を作ることができます。しかし、それでは他の就活生と差別化をすることができません。

そのため、自分が工夫した点や思いの部分を重点的に書いたりすると良いでしょう。自分が伝えたい部分を重点的に書きましょう。

志望動機作成ツールを用いると良いでしょう。ツールを用いることで、簡単に、素早く志望動機を作ることができます。

就活市場では無料で使える志望動機作成ツールを提供しています。何度も使えるので、納得のできる志望動機を作成しましょう。以下のリンクから志望動機作成ツールをご利用ください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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