【例文10選】大学院生のガクチカってどう書く?おすすめのテーマや学部生との差別化方法を徹底解説

【例文10選】大学院生のガクチカってどう書く?おすすめのテーマや学部生との差別化方法を徹底解説
この記事を読んでわかること

・大学院生がテーマにするガクチカの内容
・学部生と院生の求められるものの違い
・ガクチカ作成時の注意点とポイント

この記事をおすすめしたい人

・大学院生(文系・理系)
・学術研究の実績のアピール方法を知りたい人
・学部生との差別化を図りたい人

本記事は、大学院での貴重な経験を最大限に活かして就活を成功させたい、院生向けになります。

就職活動全般におけるガクチカの重要性を再確認しつつ、院生ならではの経験をガクチカとして用いるためのポイントや注意点を解説していきます。

目次目次を全て表示する

【大学院生のガクチカ】学生時代に力を入れたこと

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を略した就職活動における用語です。

就職活動のエントリーシート(ES)や面接において、企業が学生に必ずと言っていいほど尋ねる質問の一つであり、自身の強みや経験、人間性をアピールする上で非常に重要な項目とされています。

単に「どんな活動をしたか」という事実を伝えるだけでなく、その活動を通して「何を考え、どのように行動し、どんな課題を乗り越え、何を得たのか」というプロセスや、そこから得られた学び、そしてそれを企業でどのように活かせるか、といった点を具体的に伝えることが求められます。

【大学院生のガクチカ】企業の意図

人事がガクチカを就活生に問う意図や目的は企業によって異なりますが、基本的には「自社との相性がいいか」を評価しています。

また、学部生と院生ではガクチカの中で求められるものも異なるため、違いを覚えておきましょう。

企業の意図(学部生の場合)

学部生のガクチカには、よりポテンシャルや汎用的な能力が期待されます。

具体的には以下の5つポイントを評価しています。

企業の意図:学部生

基礎的な社会人基礎力:
コミュニケーション能力、主体性、協調性、実行力、計画性など社会人として働く上で土台となる能力があるか。

意欲・向上心:
新しいことを学ぶ意欲や、困難に立ち向かう向上心があるか。

素直さ・柔軟性:
指示を素直に受け入れ、新しい環境や変化に対応できる柔軟性があるか。

幅広い経験からの学び:
サークル、アルバイト、学業、ボランティアなど、多様な経験から何を学び、どう成長したかを問われる。
経験の華やかさよりも、そこから得られた学びや考え方が重視される。

将来性:
将来的に企業でどのように活躍できるか、その「伸びしろ」を見ている。

企業の意図(院生の場合)

大学院生のガクチカには、学部生に求められるポイントに加え、より専門性や即戦力としての期待が加わります。

具体的には以下の7つのポイントを評価しています。

企業の意図:院生

深い専門知識・研究能力:
自身の専門分野に関する深い知識と、それを活用できる能力があるか。
特に研究職や開発職など、専門性が求められる職種では、研究内容そのものが重要視される。

問題解決能力・論理的思考力:
研究活動を通じて培われる、複雑な問題を分析し、仮説を立て、検証し、解決策を導き出す能力。
これはビジネスにおける課題解決に直結するため、高く評価される。

仮説構築・検証能力:
曖昧な状況から仮説を立て、それを検証するための具体的なアプローチを考え、実行できる能力。

論理的説明能力:
専門性の高い内容を、専門外の人にも分かりやすく説明できる論理的思考力と表現力。
学会発表や論文執筆で培われる能力。

探求心・粘り強さ:
答えのない問いに対し、地道な努力を続け、粘り強く探求していく姿勢。

研究以外の経験の活用:
研究活動がメインとなるため、研究以外のガクチカを語る際には、研究で得た専門性を他の分野でどう応用できるか、あるいは研究では得られないどのような経験をしたかを示すことで、多面性をアピールできる。

即戦力性:
研究活動を通じて得た専門知識やスキルが、入社後すぐに企業の事業や業務に貢献できるか、その「再現性」を見ている。

ポイント

大学院生の場合、研究内容をガクチカとして話すことが多いため、企業は「なぜその研究に取り組んだのか」「どんな課題があったのか」「どのように解決したのか」「どんな結果で、そこから何を学んだのか」「その学びを企業でどう活かせるか」といった点を、より深く、論理的に、専門性を交えて説明できることを期待しています。

【大学院生のガクチカ】大学院生のガクチカテーマ

大学院生が力を入れたこととしてアピールできるテーマは多岐にわたりますが、特に企業に響きやすいものを厳選してご紹介します。

単なる活動内容の報告ではなく、あなたが「何を考え、どう行動し、何を学び、どう成長したのか」という、あなたの人間性や能力が語れる経験をガクチカにしてみてください。

研究活動

多くの大学院生にとって、間違いなく最も力を入れたことの一つが研究活動でしょう。

企業は、研究活動を通じて培われた論理的思考力、問題解決能力、探求心、そして粘り強さといった、ビジネスに直結するスキルを高く評価するため非常に有効なテーマです。

単に「〇〇の研究をしました」と内容を述べるだけでなく、「なぜそのテーマを選んだのか」「どのような課題に直面し、それをどう乗り越えたのか」「試行錯誤の中で何を学び、どんな結果を得られたのか」といったプロセスを具体的に説明することが重要です。

特に、困難にぶつかった際に、どのような仮説を立て、どのような実験計画を立て、どのように解決に導いたのかを語ることで、あなたの思考力や実行力をアピールできます。

学会発表・論文執筆

研究活動の中でも、特に学会発表や論文執筆の経験は、大学院生ならではの強力なアピールポイントとなります。

これは、専門知識を体系的にまとめ、第三者に分かりやすく伝える論理的説明能力やプレゼンテーション能力の証明になるからです。

学会発表であれば、限られた時間の中で複雑な研究内容を整理し、質疑応答に対応する力が求められます。

論文執筆であれば、論理的な構成力や文章力が問われます。

これらの経験は、入社後に報告書作成や顧客への提案、社内でのプレゼンテーションといった様々な場面で役立つスキルとして評価されるでしょう。

専門外の人にも理解できるように、分かりやすい言葉で説明する工夫も忘れずに伝えましょう。

TA・RA経験

大学院生ならではの経験として、TA(ティーチングアシスタント)やRA(リサーチアシスタント)の経験もガクチカとして使えます。

これらの経験は、教育・指導力、コミュニケーション能力、責任感、そしてマルチタスク能力をアピールする絶好の機会です。

TAとして学部生の指導にあたった経験があれば、相手の理解度に合わせて説明する「分かりやすく伝える力」や、質問に答えながら課題解決をサポートする「課題発見・解決サポート力」をアピールすることができます。

RAとして研究プロジェクトに貢献した経験は、チームの一員として責任を持って業務を遂行する「協調性」や「貢献意欲」をアピールすることに繋がります。

研究と並行してこれらの業務をこなした経験は、「計画性」や「時間管理能力」の証明にもなります。

長期インターンシップ

もし機会があったのであれば、自身の専門分野に関連する企業での長期インターンシップ経験もガクチカになります。

これは、大学で培った専門知識を実際のビジネスの現場でどのように活かしたかを具体的に伝えることができるからです。

インターンシップでは、企業が抱えるリアルな課題に対し、あなたの専門性をどのように応用し、解決に貢献できたのかを語ることで、即戦力としてアピールできます。

また、「大学」とは異なる「企業」という組織文化の中で働く経験は、「実社会への適応力」や「主体性」を示すことにも繋がります。

単なる業務内容の羅列ではなく、インターンシップを通じて得られた具体的な成果や学び、そしてそれが自身のキャリアビジョンにどう繋がったのかを語りましょう。

プロジェクトリーダー経験

研究室内外問わず、プロジェクトのリーダーとして活動した経験も、大学院生にとって魅力的なガクチカとなります。

これは、リーダーシップ、マネジメント能力、計画性、そしてチームを巻き込む力をアピールできるからです。

例えば、研究室の共同プロジェクトで中心的な役割を担った経験や、学外のイベントでチームを率いて企画・実行した経験などが挙げられます。

リーダーとして、どのような目標を設定し、メンバーをどのようにまとめ、課題をどう解決し、目標達成に導いたのかを具体的に説明することで、あなたの「実行力」や「問題解決能力」を効果的にアピールできます。

【大学院生のガクチカ】よくある質問

大学院での研究は、学部生とは異なる経験や学びがあります。

だからこそ、ガクチカを書くときに「これでいいのかな?」と不安になることもあるでしょう。

ここでは、皆さんが抱える代表的な疑問にお答えし、自信を持ってガクチカをアピールできるようサポートします。

Q1. 研究途中でも大丈夫?

はい、全く問題ありません。

むしろ、多くの大学院生が就職活動を行う時期は研究途中であることがほとんどです。

企業が見たいのは、研究の最終的な「結果」だけではありません。

それ以上に、あなたが「どのような目標を持って研究に取り組んだのか」「どんな課題に直面し、どう考えて行動したのか」「試行錯誤の過程で何を学び、どのように成長したのか」というプロセスを重視しています。

ポイント

研究途中であっても、そこまでの進捗状況を具体的に示し、今後どのように研究を進めていく予定なのか、そしてその過程でどのようなスキルや思考力が培われたのかを明確に伝えましょう。
もし現時点で具体的な成果が出ていなくても、課題解決への意欲や論理的な思考力、粘り強さをアピールするチャンスと捉えてください。

Q2. 研究内容と志望先が異なる場合はどのようにアピールしたら良い?

研究内容と志望職種・業界が異なる場合でも、十分にアピールできます。

重要なのは、研究で培った汎用的なスキルや考え方を、志望先の企業でどう活かせるかを明確に結びつけることです。

例えば、化学の研究をしていてもIT企業を志望する場合、化学の専門知識そのものではなく、研究で培った「仮説検証能力」「データ分析力」「論理的思考力」「課題発見・解決能力」「地道に試行錯誤を続ける粘り強さ」といったスキルをアピールしましょう。

そして、これらのスキルが志望するIT企業でどのような業務に貢献できるのか、具体的に説明することが求められます。

例 「私の研究テーマは〇〇でしたが、研究で培った論理的に課題を分析し、解決策を導き出す力は、貴社におけるシステムの不具合解消や新機能開発の際に役立つと考えています」といった形で、自身のスキルを「翻訳」して伝える練習をしてみてください。

Q3. 研究成果がない場合は?

研究成果がない場合でも、心配する必要は全くありません。

繰り返しになりますが、企業は「プロセス」と「そこから得られた学び」を重視します。

もし現時点で目立った研究成果が出ていなくても、今までの研究過程を深掘りしてみましょう。

成果がないからこそ、あなたの努力、思考力、困難への向き合い方をより詳細に伝えるチャンスです。

深掘り項目

目標設定と計画性:
どのような目標を立て、どのように研究計画を立てたのか。

課題と解決策:
研究を進める上でどんな課題に直面したのか。
その課題に対して、どのような仮説を立て、どのような情報収集や実験・分析を行い、どのように解決しようと試みたのか。

試行錯誤と学び:
失敗から何を学び、どのように改善策を検討したのか。
研究を通して得られた専門知識以外の汎用的なスキル(情報収集力、分析力、論理的思考力、時間管理能力など)や、自身の成長ポイント。

周囲との連携:
指導教員や研究室のメンバーとどのように連携を取り、困難を乗り越えたのか。

Q4. 研究以外のガクチカを書いても良い?

はい、もちろん研究以外のガクチカを書いても大丈夫です。

むしろ、研究以外の経験をアピールすることで、あなたの多様な側面や人間性、研究だけでは培われにくい汎用的なスキルを示すことができます。

ただし、学部生の時のガクチカをそのまま書くのではなく、大学院生としての視点や学びを加えてアピールすることが重要です。

例えば、アルバイト経験を話す場合でも、「学部生の時は与えられた業務をこなすだけだったが、大学院では研究で培った論理的思考力を活かして、業務改善提案を行い、〇〇%の効率化に成功した」のように、大学院での学びがどのように反映されたかを盛り込むと、より説得力が増します。

研究以外のガクチカを選ぶ際は、その経験が「企業が求めるどのような能力や資質をアピールできるか」という視点を持つことが大切です。

Q5. 院生がサークルやバイトの経験をガクチカにしたらマイナスイメージ?

いいえ、サークルやアルバイトの経験をガクチカにすることは、決してマイナスイメージにはなりません。

重要なのは、「どのような経験をしたか」よりも「その経験から何を学び、何を身につけ、それをどう企業で活かせるか」を具体的に伝えることです。

企業は、大学院生に対しても、専門性だけでなく「人間力」や「社会人基礎力」を求めています。

サークルやアルバイト経験は、コミュニケーション能力、協調性、主体性、責任感、計画性、問題解決能力、リーダーシップなど、研究だけでは見えにくい多様なスキルをアピールする機会となります。

例えば、サークルでのイベント企画運営を通じて培った「目標達成へのコミットメント」や「チームを巻き込む力」、アルバイトでの顧客対応を通じて得た「傾聴力」や「状況判断力」など、具体的なエピソードとともに、それが企業でどう貢献できるかをアピールできれば、むしろプラスの評価に繋がるでしょう。

【大学院生のガクチカ】おすすめの構成

単に活動内容を羅列するのではなく、得られた学びを論理的に伝えることで、人事はあなたの強みや自社への適性を評価できます。

ここでは、ガクチカを構成する5つの主要な要素について、その役割と書き方のポイントを詳しく解説します。

1. 結論

まず最初に伝えるべきは、「学生時代に何に力を入れたのか」という結論です。

面接官や人事の興味を引くためにも、冒頭で核心を明確に述べましょう。

例えば、「私は修士課程において○○研究に取り組み、その中で△△という課題解決に尽力しました。」といったように、一文で要点をまとめることが効果的です。

最初に結論を示すことで、人事はその後の話をスムーズに理解することができます。

2. 背景・課題

結論を述べたあとは、なぜその取り組みに注力したのかという背景と、当時直面していた課題について説明します。

ここでは、どのような状況で、何が問題だったのかを明確に伝えることがポイントです。

たとえば、「○○分野においては、従来の△△手法では□□という課題が残されており、それに対して新しいアプローチが求められていました。」といった具合に、問題意識を示すと説得力が高まります。

自身の関心や問題提起のきっかけも簡潔に触れるとよいでしょう。

3. 具体的な行動

次に、その課題に対して自分がどのようなアクションを取ったのかを具体的に述べます。

この部分では、自らの主体性や工夫をアピールすることが重要です。

研究の場合であれば、「実験条件を自ら設定し直し、仮説を立てながら何度も検証を繰り返した。」「文献調査に加えて、国内外の研究者とディスカッションを重ねた。」など、できるだけ行動ベースで説明しましょう。

研究以外の活動をテーマにする場合も、リーダーシップや課題解決力、粘り強さが伝わるように具体例を盛り込みます。

4. 結果・学び

どのような成果を得たのか、そしてその経験を通じて何を学んだのかを整理して伝えるのがこのステップです。

成果は可能であれば数値や実績で示し、客観的な根拠を添えると説得力が増します。

例えば、「研究成果は○○学会で発表され、一定の評価を得ました」といったように表現すると良いでしょう。

同時に、得られた学びについても触れます。

「一つの課題に粘り強く向き合う重要性を実感した」や「問題の本質を捉える分析力が身についた」といった形で、自身の成長を振り返ることが大切です。

5. 展望

最後に、その経験を今後どのように活かしていきたいか、という展望を語ります。

これは、志望先企業で自分がどのように貢献できるのかを示すチャンスでもあります。

たとえば、「この経験を通じて培った論理的思考力と課題解決力を活かし、御社でも社会課題の解決に取り組んでいきたいと考えています」といったように、将来のビジョンと企業での役割を結び付けると、面接官に好印象を与えることができます。

【大学院生のガクチカ】高評価のためのポイント

大学院という専門性の高い環境に身を置いてきたからこそ、伝え方には特有の注意点があります。

ここでは、大学院生ならではのガクチカを作成する際に押さえておきたい重要なポイントを解説します。

専門性に頼りすぎず「伝わる」言葉を選ぶ

大学院での研究活動は、専門性が高く、非常に価値ある取り組みです。

しかし、その価値がきちんと伝わらなければ意味がありません。

面接官や採用担当者の中には、求職者の研究分野に詳しくない人も多くいます。

だからこそ、「専門的な内容をいかにわかりやすく伝えるか」が最初の壁になります。

高校生でも理解できるレベルの言葉で説明できるかを意識しながら、背景や目的、研究内容をシンプルに表現することが重要です。

誰が読んでも理解できるように心がけることで、自分の努力や成果の価値がしっかり伝わるようになります。

再現性のあるスキルや姿勢を強調する

企業がガクチカを通じて知りたいのは、研究内容そのものよりも、そこから得られたスキルや思考力、姿勢です。

たとえば、課題解決のために試行錯誤した経験や、論理的に物事を分析・実行した過程、あるいはチームでの協働といったプロセスは、どの業種・職種でも活かせる汎用的な力です。

自分の取り組みを振り返る際には、「この経験は社会人になっても応用できるか?」という視点を持ち、再現性のあるスキルにフォーカスを当てて表現するとよいでしょう。

主体的な行動をアピールする

大学院では、与えられた研究テーマに従って進めることが多いため、伝え方によっては「やらされた」と捉えられることがあります。

採用担当者が評価するのは、自分で考え、自分の意思で動いた経験です。

たとえば、研究の方向性に対して自分なりの仮説を立てた、課題に対して独自の解決策を提案した、学外の研究者や異分野との連携を自発的に試みた、などです。

こういったエピソードは、主体性を強く印象づけるものになります。

経験を今後のキャリアにどう活かすかを明確にする

どんなに素晴らしい経験でも、それが企業での仕事にどう結びつくのかが曖昧では、ガクチカとしては不十分です。

過去の取り組みを語るだけでなく、その経験を通じて得たスキルや価値観を、将来の仕事でどう活かしたいのかを明確にすることで、ガクチカはより完成度の高いものになります。

たとえば、「研究で培った分析力や論理的思考を、企業の製品開発や課題発見に応用したい」といった形で、自分の経験と志望先の業務を接続する表現が効果的です。

【大学院生のガクチカ】例文10選

ここからは上記で紹介したガクチカの構成を用いながら、院生が経験することを想定したガクチカ例文を紹介します。

研究内容や志望先はみなさんそれぞれ異なると思いますが、参考になれば幸いです。

研究活動

研究活動

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇に関する研究です。

複雑な〇〇現象の解明を目指し、先行研究の調査から仮説構築、実験計画、データ解析まで一貫して取り組みました。

特に、従来の解析手法では見過ごされていた課題を発見し、新たな分析アルゴリズムを開発することで、〇〇の再現性向上に成功。

試行錯誤の連続でしたが、この経験を通じて、未解明な課題に対し、論理的にアプローチし、粘り強く解決策を探求する力を培いました。

この経験は、貴社における〇〇技術開発においても、必ず貢献できると確信しております。

学会発表

学会発表

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇学会での研究発表です。

自身の研究成果を専門家に向けて分かりやすく伝えるため、限られた時間の中で、発表内容の構成やスライド作成に徹底的に工夫を凝らしました。

発表当日は、様々な質問が飛び交いましたが、これまでの研究で培った知見と論理的思考力で的確に回答。

結果として、最優秀発表賞を受賞する栄誉に恵まれました。

この経験を通じて、複雑な情報を整理し、専門外の人にも明瞭に伝えるプレゼンテーション能力を磨くことができました。

貴社での顧客提案や社内発表の場で、このスキルを活かしたいです。

論文執筆

論文執筆

私が学生時代に最も力を入れたのは、査読付き学術誌への論文執筆です。

〇〇に関する研究成果を、客観的かつ論理的に記述するため、膨大な先行研究を精査し、自身の主張を裏付けるデータと根拠を丁寧に積み重ねました。

査読者からの厳しい指摘に対しても、批判的思考をもって分析し、論文の質向上に粘り強く取り組みました。

この経験を通じて、複雑な事象を構造的に捉え、簡潔かつ正確に言語化する力を習得しました。

貴社における企画書作成や報告業務において、この論理的な記述力を活かして貢献したいと考えております。

TA(ティーチングアシスタント)経験

TA(ティーチングアシスタント)経験

私が学生時代に最も力を入れたのは、大学の〇〇科目のTA(ティーチングアシスタント)として、学部生の学習をサポートした経験です。

特に、学生が理解に苦しむ難しい概念を、様々な例を用いて分かりやすく説明する工夫を凝らしました。

また、質問に対しては一方的に答えを教えるのではなく、学生自身が考え、解決策を見つけられるよう導くことに注力しました。

この経験を通じて、相手の状況を的確に把握し、最適なアプローチで支援する「課題解決支援能力」と「コミュニケーション能力」を向上させることができました。

貴社での後輩指導や顧客対応において、この能力を活かしたいです。

RA(リサーチアシスタント)経験

RA(リサーチアシスタント)経験

私が学生時代に最も力を入れたのは、学内の〇〇プロジェクトにRA(リサーチアシスタント)として参加したことです。

このプロジェクトでは、〇〇という大きな目標に対し、私はデータ収集・整理の役割を担いました。

膨大なデータを扱う中で、効率的なデータ処理手法を考案し、チーム全体で共有することで、作業時間を〇〇%短縮することに貢献しました。

時には困難に直面しましたが、チームメンバーと密に連携を取り、協力して乗り越えました。

この経験を通じて、目標達成に向けた「計画性」と「貢献意欲」、そして「チームワーク」の重要性を学びました。

貴社でもチームの一員として、目標達成に尽力したいです。

長期インターンシップ

長期インターンシップ

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇株式会社での長期インターンシップです。

〇〇分野の新規事業立ち上げに携わり、市場調査から企画立案、顧客へのヒアリングまで一貫して担当しました。

特に、大学の研究で培ったデータ分析スキルを活かし、潜在顧客のニーズを深く掘り下げたことで、精度の高い事業計画を策定できました。

この経験を通じて、学術的な知識をビジネスの現場で応用する実践力と、常に顧客視点を持つことの重要性を学びました。

貴社で働く際も、この学びを活かし、顧客の課題解決に貢献できる人材として成長したいです。

プロジェクトリーダー経験

プロジェクトリーダー経験

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇研究室の共同プロジェクトでリーダーを務めた経験です。

複数の研究テーマが並行して進む中で、進捗の停滞や意見の衝突といった課題が発生していました。

私は、まず各メンバーの状況を丁寧にヒアリングし、全体像を共有するための進捗管理シートを独自に作成。

さらに、定期的なミーティングを設定し、メンバー間のコミュニケーションを活性化させることで、プロジェクト全体の進捗を〇〇%向上させました。

この経験から、チームを目標達成に導くリーダーシップと、多様な意見をまとめ上げる調整力を培いました。

留学

留学

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇(国)での〇〇ヶ月間の交換留学です。

異なる文化や価値観を持つ人々と共に学ぶ中で、固定観念に捉われず、多様な視点から物事を捉える重要性を痛感しました。

特に、語学力だけでなく、積極的なコミュニケーションを通じて、異文化間の誤解を解消し、信頼関係を築く力を磨きました。

留学中に直面した予期せぬトラブルにも、持ち前の適応力と問題解決能力で冷静に対応しました。

この経験を通じて得たグローバルな視点とコミュニケーション能力は、貴社の多様なビジネス環境において必ず活かせると考えております。

アルバイト

アルバイト

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇(店舗名など)でのアルバイトです。

お客様のニーズを深く理解し、期待を超えるサービスを提供することにやりがいを感じていました。

ある時、新商品の導入で売上が伸び悩んだ際、私は顧客の声を集めて分析し、既存のサービスと組み合わせた新たな提案方法を考案。

スタッフと協力して実践した結果、その商品の売上を〇〇%増加させることができました。

この経験を通じて、顧客視点での課題発見力と、チームで目標達成に向けて行動する実行力を身につけました。

サークル

サークル

私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇サークルでの〇〇(役職や活動内容)です。

特に、新メンバーの定着率向上を目指し、既存の活動内容を見直し、誰もが参加しやすい〇〇という企画を提案しました。

企画実現には、メンバーからの反対意見もありましたが、私は一人ひとりと丁寧に話し合い、メリットを共有することで理解を得て、最終的に全員を巻き込み成功させました。

この経験を通じて、多様な意見を尊重し、対話を通じて最適な解決策を見出す調整力を培いました。

貴社でチームとして働く際も、この協調性を活かしたいです。

【大学院生のガクチカ】まとめ

大学院での経験は他の就活生との差別化できるものですが、専門性が高く人事にみなさんの過去経験が伝わりきらないこともあります。

研究内容や院での経験を深掘りし、噛み砕き、添削などのブラッシュアップを繰り返して、ガクチカを完成させてみてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます