「ガクチカにゼミでの活動は使ったらだめなの?」
「ガクチカでゼミでの活動を使うメリットは何?」
「ガクチカでゼミでの活動を使って自分をアピールするためにはどう書いたら良いの?」
このように、ガクチカで何を書こうか、ゼミでの活動は書いても良いのかなどを悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ガクチカでゼミでの活動を使うメリットやその書き方について紹介をしています。
- ゼミでガクチカを書いてよし!
- 書く時のポイントは3つある!
- 書き方のフローがあるから真似するだけでガクチカが作れる!
- 例文で具体的なイメージを持てる!
目次[目次を全て表示する]
ゼミ活動はガクチカの強いエピソードになる!
ガクチカとは学生時代に力を入れたことの略称であり、現在では定着しつつある就活用語の1つです。
ガクチカは、エントリーシートなどの書類選考時はもちろんのこと、面接などでもよく聞かれる頻度の高い質問です。
そのため就活生は、ガクチカで何を答えるかは事前に考えておく必要があるでしょう。
また、学生時代ゼミでの活動に力を注いできたという方もいるでしょう。
ゼミでの活動をガクチカに用いることは特に問題はなく、むしろ企業側に好印象を与えることもできます。
しかし、ゼミ活動は多くの就活生がガクチカに使うテーマでもあります。
ゼミ活動をガクチカに使う場合は、ガクチカで自分の何をアピールするかをよく考えた上で使うと良いでしょう。
ガクチカを質問する意図とは?
多くの就活生はこれまでの体験や経験から企業を志望しているかと思います。
しかし、なぜその企業を志望するのかと学生時代に力を入れたことに直接的な関係性はありません。
では、なぜ企業はガクチカを質問してくるのでしょうか。
全ての質問には意図があります。
企業が何を知りたくて聞いているのかを理解することで自分がなにを答えればいいのかを把握することが出来ます。
ここで、企業が着目している項目は主にこの3つです。
・人柄を知りたい
・持っている能力を知りたい
・入社した際の働き方を知りたい
実は、企業はゼミの活動の内容や研究が成功したか否かということにはあまり関心がないのです。
むしろ、その活動の成功のためにどのようにその人が考え、動いたのかという過程の部分に注目しているのです。
この内容に関しては別の記事にて詳しく記載させていただいていますので、そちらをご覧ください。
ガクチカでゼミ活動をアピールするメリット
ガクチカのテーマは人それぞれです。
ゼミ活動の他にも、サークル活動やアルバイト、またはインターンなどをテーマにする方もいます。
そしてそれらのテーマの中でもゼミでの活動は定番のテーマとも言われ、ガクチカに使うことで感じることができるメリットがいくつかあります。
次は、ガクチカでゼミでの活動をアピールするメリットについて紹介をしていきます。
面接官が活動の様子をイメージしやすい
ゼミ活動は、他のテーマに比べて面接官がイメージしやすいテーマでもあります。
なぜなら、大学を卒業した面接官の多くが、ゼミ活動を体験しているからです。
経験していることならば、たとえ研究内容が全く分からなかったとしても、その過程で苦労したことなどは理解しやすいでしょう。
理解できると、共感もしやすくなり好印象も与えやすいでしょう。
面接官に入社後の自分の役割をイメージしてもらいやすい
ゼミの中には、数人でグループとなり協力して目標達成のため研究を重ねるような活動を行うこともあるでしょう。
そのため、ゼミでの活動をガクチカで使うと、グループの中で自分がどんな役割を果たす人材なのかを伝えることができます。
それを伝えることで、面接官に社会人になった際の自分の役割をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
このように自分が入社後にどんな形で会社に貢献できる人材なのかをアピールできるのも、ガクチカでゼミでの活動を用いるメリットの1つと言えます。
興味関心の対象を伝えやすい
多くの方は、ゼミを選ぶ際に自分が興味を持っている内容の研究を行っている所を選んでいるでしょう。
そのため、ゼミでの活動をガクチカで使うことで、あなたの興味や関心を面接官に伝えることができます。
また、ゼミの内容によっては自分の研究をゼミの中で行うものと、1つのゼミで一つの課題に全員で取り組むものがあるかと思います。
どちらもご自身の興味関心にちなんで志望していらっしゃるかとは思いますが、特に個人で研究を行う場合、興味関心が色濃く反映されることになります。
何に興味があり、どんな思いでそのゼミでの活動を行ったのかを伝えることで、あなたの人柄を理解してもらえるでしょう。
ガクチカでゼミ活動をアピールするデメリット
ガクチカでゼミ活動をアピールすることは、多くの学生が経験しているため、一般的に選ばれやすい一方で、いくつかのデメリットが存在します。
ゼミ活動は学問的な探究が中心となるため、企業が求めるビジネススキルや実務経験のアピールに限界が生じることがあります。
以下では、ゼミ活動をガクチカにする際に考えられる3つのデメリットを紹介します。
差別化が難しい
ゼミ活動は多くの学生が経験しており、同じような内容になることが多いです。
そのため、他の学生と差別化しにくく、採用担当者に強い印象を与えづらい可能性があります。
ゼミ活動を細分化したときに、自分は組織の中でどのような役割で動いていたのかを言語化して説明できるようにしましょう。
実務経験が少ない
ゼミ活動はあくまで学問的な探究が中心で、ビジネスシーンに直結するような実務経験をアピールすることが難しい場合があります。
特に、アルバイトやインターンシップなどで得た実務経験と比べると、実用性に欠けると判断されることがあります。
実務経験をカバーするためにこの探究を経て何を学び、自身がどのように行動したのかまでアピールできると好印象につながります。
自分の役割が不明確になるリスク
ゼミの活動では共同研究やディスカッションを行うことが多く、その中で自分がどのように貢献したかが不明確になることがあります。
「自分がどの役割を果たしたのか」を明確に説明できない場合、採用担当者に自分の価値を十分に伝えるのが難しくなるかもしれません。
自分の強みや弱みから取り組んでいた役割の関連性を見つけてアピールしましょう。
ゼミ活動のガクチカを魅力的にするコツ4選
ガクチカでゼミでの活動を書く際は、「ただ何をしたのか」だけを書くのは良くありません。
繰り返しになりますが、企業側はあなたがゼミで何をしたのかを知りたいのではありません。
あなたがゼミでの活動を通して、何を学びどう成長したのかを知りたいのです。
次は、ゼミでの活動をガクチカに書く際のポイントについて紹介をしていきます。
1.結果だけではなく過程を述べる
ゼミ活動について話す際は、結果だけでなくその過程をしっかりと伝えることが重要です。
採用担当者はガクチカから、学生の人柄やモチベーションの源泉、目標達成のための取り組み方、さらにはそれが実際の業務でどのように再現されるかを見極めようとしています。
そのため、単に「成果を出しました」や「目標を達成しました」などと結果を述べるだけでは不十分です。
具体的には、ゼミ活動で直面した困難や課題、それに対してどのように対処したのか、また何を学び、どう成長したのかを詳細に伝えることが求められます。
例えば、データ収集に時間がかかった場合、その原因を分析し、効率化を図るためにどのような工夫を行ったのか、メンバーとどのように協力して解決策を見つけたのかを述べることで、あなたの問題解決力やリーダーシップが伝わります。
2.企業の特性にあった内容をアピールする
ガクチカを考える際にはまず、採用試験を受ける企業の特性などを知っておく必要があります。
そのため、企業研究はしっかり行っておきましょう。
そして企業の求める人物像、社風などを良く理解し、その上で企業の特性にあったガクチカを考えるようにしましょう。
あなたがゼミでどれだけ優れた内容の研究をしていたとしても、企業が求めている人材でない場合はその企業にとっては必要がないと見なされてしまいます。
そのためガクチカではゼミ活動を使いながら、自分はその企業に適した人材であるということをアピールしていくことが大切です。
3.知識がない人でも理解できるように伝える
専門的な知識を持たない採用担当者でも理解できるように書くことも重要です。
企業の採用担当者は、必ずしもあなたの研究内容に精通しているわけではないため、専門用語を多用すると話の内容が伝わりにくくなってしまいます。
したがって、難解な専門用語はできるだけ避けて、分かりやすい言葉で説明することを心がけましょう。
例えば、研究の目的や方法、得られた成果については、日常生活やビジネスのシーンに関連付けて説明するなど、具体例を交えて話すと分かりやすくなります。
また、自分の研究が社会や業界にどう影響を与えるのかを簡潔に示すことで、より明確にイメージしてもらいやすくなるでしょう。
このように話をシンプルかつ明確にすることで、自分の活動の意義や成果を相手に理解してもらい、強い印象を残すことができるのです。
4.「組織」での自分の役割を伝える
企業は組織で成り立っているため、採用担当者はガクチカを通じて、学生が組織の中でどのような役割を果たしてきたのかについて注目しています。
特にゼミ活動においては、個人の研究成果を強調するだけでなく、チームとしてどのように取り組んだか、自分がその中でどのような役割を担ったのかを具体的に伝えることが重要です。
たとえ個人研究がメインであったとしても、データの共有や意見交換、プレゼンテーションの準備など、他のメンバーと関わる場面が多くあったはずです。
その際にどのようにしてチームに貢献したのか、自分の行動が組織全体にどう影響を与えたのかをしっかりと説明することで、採用担当者はあなたのコミュニケーション能力、協調性、リーダーシップの有無を判断できます。
また、チーム内での役割を通じて学んだことや改善した点を述べることで、入社後の職場での適応力やチームプレーの意欲が伝わり、企業にとって魅力的な人材に映るでしょう。
ガクチカでゼミ活動を書くときの注意点2選
ゼミ活動はガクチカを書く際に重要なアピールポイントです。
しかしテーマが同じでも書き方次第で評価は大きく変わります。
今回はゼミ活動のガクチカを書く際に気を付けるべき注意点を2つご紹介します。
これらのポイントを意識することで面接官にあなたの強みを効果的に伝えることが可能になります。
1.専門用語を多用する
2.取り組み内容や実績だけを伝える
1.専門用語を多用する
ゼミ活動のガクチカについて話す際、専門用語を多用するのは最も避けるべきことです。
面接官や採用担当者は必ずしも専門分野に精通しているわけではないため、専門用語が多いと話の内容が伝わらず、理解が難しくなってしまいます。
例えば、理系の方が専門的な研究内容について説明する際、つい専門用語が自然に出てしまうことがありますが、これが多すぎると相手に伝わらなくなってしまいます。
ガクチカでは、自分の研究内容を相手に分かりやすく伝える力も評価されるため、誰にでも理解できる言葉で説明することが大切です。
もし実際の業務がゼミの研究内容と関連している場合は、多少の専門用語を使っても問題ありませんが、その場合でも必ず補足説明を加えて理解を促す工夫が必要です。
自分の研究内容を分かりやすく伝えることで、採用担当者はその努力や成果に共感しやすくなり、好印象を与えることができます。
2.取り組み内容や実績だけを伝える
ゼミ活動をガクチカでアピールする際は、取り組み内容や実績だけを伝えるのは避けましょう。
研究の実績を誇示したいと思う人もいるかもしれませんが、それだけでは採用担当者に自分の本質や人柄を十分に伝えることができません。
特に大手企業の選考では優秀な実績を持つ学生が多く、その中で実績のみを強調すると、他の応募者に埋もれてしまう可能性があります。
企業がガクチカを通じて知りたいのは、あなたが物事にどのように取り組み、どのような考え方や姿勢で目標を達成したのかという過程です。
困難な状況にどのように対応したのか、何を学び、どのように成長したのかを具体的に伝えることで、採用担当者はあなたの問題解決力や挑戦する姿勢を評価できます。
例えば、研究が思うように進まなかった際にどのような工夫をしたのか、チームでの協力やリーダーシップを発揮したエピソードなど、プロセスを大切に丁寧に伝えることで、あなたの価値を示すことができます。
ゼミ活動のガクチカの書き方
前述したようにガクチカを書く際は、まず最初に構成を作ると良いです。
そしてその構成と言うのが、以下のものです。
結論→動機→目標と課題→取り組み→自身の強み→結果
では、それぞれどのようなことを書くべきなのでしょうか。1つ1つの項目の内容について詳しく説明をしていきます。
結論
ガクチカを書く際は、まずは結論から書いていきます。
あなたがガクチカで書きたいことがゼミでの活動ならば、文章の最初は「私は学生時代ゼミでの活動に力を注いできました。」という内容が良いでしょう。
このように結論からスタートすることで、採用担当者もここからゼミでの活動についての話が始まるということを予想することができ、理解しやすくなります。
動機
次は、そのゼミを選んだ理由、つまり動機について書いていきましょう。
そのゼミを選んだ理由について説明することで、採用担当者はあなたが何に興味がある人なのかを知ることができます。
また、採用担当者はあなたが入社後にどれだけ熱意を持って働いてくれるかを知りたいという思いもあります。
そのため、どんな思いや熱意を持ってゼミでの活動を行ったのかを書くのも良いでしょう。
目標と課題
設定した目標や課題とは、あなたがゼミでの活動の中で行った研究内容や取り組みについてです。
ゼミでは、目標や課題に向けて研究をし、最終的にはレポートや卒論にするのが一般的です。
そのため、「ただゼミでの活動を頑張った」ではなく、実際に何を頑張ったのかを書くと良いでしょう。
この際、前述したように専門用語を多用したり、取り組んだ内容を羅列するのは避けましょう。
取り組み
目標と課題の次はアプローチについてです。
ゼミでの活動で掲げた目標に対して、具体的に何を行ったのか、発生した困難や問題点に対してはどう対策をうったのかについて書きましょう。
そして結果がどうだったのかまでを書くことで、一連のストーリーになり、採用担当者も想像しやすくなります。
また、書く内容が目標の結果に結びついたエピソードでなくても良いです。
失敗談からも学ぶことは多いので、自分の強みや良さをアピールできるようなエピソードで書くと良いでしょう。
自身の強み
具体的な経験談を書き終えたら、ここからはその経験から感じた自分の強みや良さについて書きます。
1つの経験でも、感じることや取り組み内容は人それぞれです。
あなたが行った取り組みから感じた自分の強みはどこにあるのかを書くと良いでしょう。
この項目を書くためには、自己分析ができていないと難しいでしょう。
うまく内容を作れないという場合は、今一度自己分析に戻ってみるのも1つの手です。
結果
最後は、ゼミでの活動を通してあなたがどう成長したのかについて書きます。
この項目を書く際の注意事項としては、ただの感想にならないようにすることです。
そのため、この項目で書く内容は、社会人となった際に活用できるような内容が良いでしょう。
【例文付き】ゼミ活動のガクチカでアピールできる強み30選
ガクチカでゼミ経験をアピールできる能力を、一挙30個紹介します。
それぞれの能力がどのような意味を指すのかについても徹底的に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.向上心
・常に学び続け、自分の能力を高めようとする姿勢
・新しい知識やスキルを積極的に習得する能力
・より良い結果を出すために努力を続ける能力
2.課題解決能力
・問題を特定し、解決策を見つける能力
・複雑な状況においても効果的な解決策を導き出す力
・異なる視点から問題を分析し、最適な解決方法を選択する力
3.時間管理能力
・限られた時間内で効率的に仕事をこなす力
・優先順位をつけてタスクを管理する能力
・締切を守り、計画的に作業を進める力
4.情報収集能力
・必要な情報を的確に収集する能力
・多様な情報源から信頼性の高い情報を選び出す力
・収集した情報を整理し、適切に活用する力
5.危機管理能力
・緊急事態に迅速に対応する力
・リスクを予測し、適切な対策を講じる能力
・不測の事態にも冷静に対処し、問題を最小限に抑える力
6.マネジメント能力
・チームやプロジェクトを運営する力
・メンバーの役割を明確にし、業務を調整する能力
・目標を設定し、それを達成するための計画を策定する力
7.プレゼンテーション能力
・効果的な資料を作成し、わかりやすく説明する力
・聴衆の興味を引き、メッセージを効果的に伝える能力
・質疑応答にも冷静に対応し、信頼を得る力
8.コミュニケーション能力
・わかりやすい対話を行う能力
・意見を共有し、相手の意見を尊重する力
・誤解を避けるための適切な表現方法を選ぶ力
9.チームワーク
・チームの目標に向かって協力し合う力
・各メンバーの強みを活かし、効率的に作業を進める能力
・コミュニケーションを円滑にし、チーム全体の成果を向上させる力
10.リーダーシップ
・チームを引っ張り、目標達成に導く力
・メンバーを動機づけ、最大の成果を引き出す能力
・問題解決のために適切な判断を下す力
11.倫理観
・正義や公平を重んじる考え方
・道徳的な判断を行う力
・他者への配慮を持ち、公正な行動を取る力
12.責任感
・自分の行動に対して責任を持つ力
・目標に向けて一貫して取り組む姿勢
・結果に対して責任を持ち、改善を図る能力
13.論理的思考力
・論理的に考え、結論を導き出す力
・複雑な問題を分解し、シンプルに理解する能力
・一貫性のある説明を行う力
14.社会貢献意識
・社会に対して貢献しようとする意識
・地域や社会の問題に対して関心を持つ力
・他者のために行動する姿勢
15.柔軟性
・変化に対応し、適応する力
・新しい状況や環境に迅速に適応する能力
・多様な考え方を受け入れる力
16.計画性
・目標を設定し、計画を立てる力
・計画を実行し、目標を達成する能力
・進捗を管理し、必要に応じて調整する力
17.創造性
・新しいアイデアを生み出す力
・既存の概念を超えて発想する能力
・問題解決に独創的なアプローチをする力
18.国際性
・異文化を理解し、尊重する力
・多様なバックグラウンドを持つ人々と協力する能力
・グローバルな視野を持つ力
19.積極性
・自ら行動を起こす力
・チャンスを見逃さず、積極的に取り組む姿勢
・新しい挑戦を恐れず、果敢に進む力
20.協調性
・チームメンバーと円滑に協力する力
・他者の意見を尊重し、調和を保つ能力
・共同の目標に向かって努力する力
21.主体性
・自ら進んで行動を起こす力
・自己管理を行い、目標を達成する能力
・自分の意志で決断し、実行する力
22.ストレス耐性
・ストレスに対処し、冷静に対応する力
・困難な状況でもパフォーマンスを維持する能力
・ストレスをコントロールし、健康を保つ力
23.継続力
・継続的に努力を続ける力
・長期間にわたって目標を追求する能力
・困難な状況でも諦めずに取り組む姿勢
24.企画力
・新しいプロジェクトやイベントを計画する力
・具体的な計画を立て、実行に移す能力
・目標達成のために必要なリソースを管理する力
25.実行力
・計画を具体的に実行に移す力
・障害を乗り越え、目標を達成する能力
・行動を起こし、結果を出す力
26.分析力
・データを収集し、分析する力
・問題の根本原因を見つけ出す能力
・分析結果を基に、効果的な対策を立てる力
27.忍耐力
・困難な状況に耐え、努力を続ける力
・長期間にわたって目標を追求する能力
・挫折せずに目標に向かって進む姿勢
28.適応力
・新しい状況や環境に迅速に適応する力
・変化に柔軟に対応する能力
・異なる状況でも高いパフォーマンスを発揮する力
29.傾聴力
・他者の意見をよく聞き、理解する力
・誠実に耳を傾ける姿勢
・受け取った情報を基に適切に対応する力
30.語学力
・他言語を理解し、使いこなす力
・異文化コミュニケーション能力
・国際的な視野を持つ力
テーマ別ゼミのガクチカ例文19選!
【能力別】ゼミのガクチカ例文5選!
まず初めに、ゼミ活動を通じて培った能力別の例文を紹介します。
以下の5つはいずれも多くの方がゼミ活動で身につける可能性が高い能力に焦点を当てたガクチカです。
1.協調性
私は学生時代ゼミ活動に力を注いできました。
私のゼミでは、10人ほどのグループで1つの課題について研究を重ね、その内容を定期的に発表をするという活動を行っていました。
しかし最初の頃は、1人1人研究を行い意見をまとめる形をとっていたので、なかなか意見がまとまらないことも多く、発表日までに研究を終わらせることが難しく苦労をしました。
そこで私は、スムーズに活動が行えるよう10人の人数をさらに3つのグループに分けることを提案しました。
グループに分け、グループごとに役割を与え、最後にまとめました。
結果、期日までに内容をまとめられるようになりました。
この経験から、大人数で何かを行うことの大変さを感じました。
しかし一方で、大人数であっても協力すれば良い内容の研究に仕上がるということ、そして効率が上がることを学びました。
この経験から学んだことを生かし、社会で活躍をしていきたいと思います。
こちらの例文では、チームメンバーと円滑に協力する力が非常に分かりやすく説明されています。
また、共同の目標に向かって努力する力や他者の意見を尊重し、調和を保つ能力についてもアピールできているため、企業は非常に良い印象を持つでしょう。
協調性のガクチカについてこちらの記事がよく見られています。
2.リーダーシップ
私は学生時代、所属していたゼミのゼミ長を務めていました。
ゼミ長の主な仕事は、約30人ほどいる仲間たちをまとめ、研究の進捗を取り、教授に報告をしていくというものでした。
しかし私も含め他の学生達もゼミ以外での活動もあり、なかなか研究が進まず教授に報告できるほど研究が進まない時期がありました。
このままでは、報告会に間に合わないと考えた私は、オンライン上でスケジュールや研究状況を皆が確認できるシートを作りました。
その結果、私以外の学生も常に研究の進捗状況が分かるようになり、結果スムーズに研究が進むようになりました。
ゼミ長という役割を通して、大人数をまとめることの困難さ、そして困難なことが発生した際も、何かうてる対策はないか考えることの大切さを知りました。
御社に入社した際は、この経験を活かし貢献していきたいと考えています。
こちらの例文では、ゼミ長としてリーダーシップを発揮したことが非常に分かりやすく説明されています。
また、活動の中で生まれた課題や解決策について分かりやすく説明できているだけでなく、最終的な結果についての説明も非常にわかりやすいです。
結果からどのようなことを学んだのかについての説明も詳しくされているため、非常に質の高い文章であると言えるでしょう。
3.行動力
学生時代、一番力を注いだのはゼミでの活動です。
私が所属していたゼミは個人での活動が多く、他のゼミのようにグループで活動をするようなことはほとんどありませんでした。
私はこのままでは、ゼミ生同士の交流が希薄になってしまうと感じました。
そこで私は、教授に個人での研究を定期的に発表し、他のゼミ生と意見を交換する場を作りたいということを提案しました。
教授から了承を頂き、今では月に1回意見交換の場を持つことができました。
そして、その結果今まで話したこともなかったゼミ生とも交流ができるようになり、ゼミの雰囲気も明るくなったように感じています。
私はこの経験から、疑問に思ったことの解決策を考えること、そしてそれを行動にうつすことの大切さを学びました。
この経験を生かして、自分の行動力を強みに御社に貢献していきたいと考えています。
まず何に取り組んだのかが一言で説明されているため、分かりやすいです。
また、どのような課題が生まれ、どのように解決を目指し、最終的にどのような結果に至ったのかについての流れが非常に分かりやすく、一度読むだけで内容が入ってきます。
最終的にどのようなことを学んだのかについての説明も詳しくされているため、入社後に活躍できそうな人物であると判断されるでしょう。
4.課題発見力
私は学生時代ゼミ活動に力を注いできました。
私の所属するゼミではゼミ生が共通のフィールドに赴き、少人数のグループに分かれて研究活動を行いました。
しかし、組んだチームの人の興味関心がバラバラでどのようなことを対象に研究を行うのかが全く決まりませんでした。
そこで私はチームのメンバーそれぞれ関心をブレインストーミングの要領で書き出し、それぞれの関心にどのような共通点があるのかをディスカッションして整理していきました。
その結果、全員にとって関心がある課題を見つけることができ、調査を実行することができました。この経験から、私は物事を整理して論理的に考えることの大切さを学びました。
この経験を生かして御社でも活躍していきたいです。
自分がガクチカにおいてどのようなことに取り組んだのかをまず分かりやすく説明できています。
そして、活動の中の課題やどのように解決を目指したのか、そして最終的にどのような結果を勝ち取ったのかについての説明が流れるようにできており、初対面の相手でもスムーズに内容が入ってきます。
また、経験からどのようなことを学び、今後に活かすかについての説明も非常にわかりやすいです。
5.傾聴力
私は学生時代ゼミ活動に力を注いできました。
私はゼミ活動の中で主に地域の方へのインタビューを通し調査を行ってまいりました。
しかし、お時間をいただいてインタビューさせていただいているにもかかわらず、自分が聞きたいことをうまく聞き出すことができずにいました。
そこで、私は相槌を打つなどで共感を示しつつ、積極的に自己開示も行うことで対象者との信頼関係の構築に努めました。
その結果、対象の方からより深いお話を聴きだすことができ、年度の最優秀論文に選出されました。この経験から人の話を聴くという行為の難しさと
その面白さを感じることができました。
御社でもこの話を聴く力を使い貢献していきたいです。
まずどのようなことに取り組んだのかについての説明が分かりやすいです。
また、活動の中で生まれた課題の説明も分かりやすくできています。
どのようにして解決を目指したのか、そしてどのように結果が得られたのかについての説明も分かりやすいため、非常に質の高い文章であると言えるでしょう。
なお、文字数に余裕がある場合は「最後の聴く力を使い貢献していきたい」の部分がどのような貢献なのかをより詳しく説明できると、さらに良い文章になります。
【学問別】ゼミ活動のガクチカ例文9選!
続いて、学問の系統別の例文を7つ紹介します。
研究内容が仕事に直結している場合は、活動の成果や学びを重点的にアピールすることを推奨します。
一方、研究内容が仕事に直接関係ないものである場合は、組織における自分の役割や目標までの過程についてアピールすると良いでしょう。
1.経済学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことは経済学系のゼミ活動です。
世界の経済に詳しく、幅広い知識を持っている先生が担当しているゼミを選びました。
ゼミでは世界各国の経済状況や政策について深く学びました。
特にヨーロッパの財政危機やアジアの急成長市場についての研究を通じて、異なる経済体制や文化が経済に与える影響を理解しました。
この経験を通じて、グローバルな視野を持つことができ、複雑な経済問題を多角的に分析する力を養いました。
私はこの知識と分析力を活かし、貴社の商品のさらなる海外進出に貢献したいと考えています。
特に、現地市場の特性を理解し、効果的なマーケティング戦略を立案することで、貴社のグローバルな成長を支える所存です。
まずゼミでどのようなことについて学び、特に何を学んだのかについて分かりやすく説明できています。
また、その経験を通じてどのような能力を身につけたのか、将来的にはどのように貢献するのかについての説明も分かりやすいです。 入社後の期待が持てるような文章であると言えるでしょう。
2.法学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことは法学系のゼミ活動です。
私は高校時代に法律系のテレビドラマにおいて民法の重要性を学び、大学で民法について学びたいと思いました。
ゼミでは模擬裁判を行い、理解を深めようと思いましたが、当初は自分の役割を全うできませんでした。
そこで判例を何度も読み込み、授業以外でも毎日1時間学習に費やすことで、活発に議論に参加できるようになりました。
この経験から地道に努力する重要性を学んだため、入社後も常に業界に関する知識をアップデートし、最新のトレンドに対応できる人物として貢献したいと考えています。
なぜその学問に興味を抱いたのか、そしてゼミにおける課題は何であったのかについての説明が分かりやすいです。
また、その問題を解決するためにどのように取り組んだのか、最終的にどんな結果を勝ち取ったのかについての説明も詳しいため、初対面の相手にも伝わりやすいでしょう。
入社後にどのように貢献するかの説明も非常にわかりやすいです。
法学部のゼミについて詳しく知りたい方はこちら。
3.文学系のゼミ
私は文学系のゼミでの研究に力を入れました。
私は日本の文化的な生活に興味を持ち、日本文化のゼミを選びました。
ゼミでは実際にフィールドワークを行い理解を深めるなど、様々なことに取り組んでいます。
特にゼミ長に任命されたということもあり、全員が研究の目的を達成できるよう、全員の理想を叶えられるワークを選定し、リーダーとしてグループをまとめてきました。
結果、グループとしても良い発表ができ、高く評価されました。
この経験から学んだ協調性の大切さを活かして、貴社においてもグループでプロジェクトに取り組み、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、仲間の方々と協調して業務に取り組む所存です。
なぜそのゼミを選択したのかについて簡単に説明した後に、どのような役割を担ったのかについて説明しています。
おそらく文学系の学びを直接的に活かせる企業はあまり多くないため、このようにグループでの協調やリーダーシップなど、汎用的に活用できるポータブルスキルをアピールすると良いでしょう。
4.理工学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことはゼミ活動です。
数学の教員を目指す身として、数学がなぜ多くの人にとって難しいと感じられるのかを理解するために、理工学系のゼミを選びました。
ゼミでは、教員経験のある先生のもとで、数学の教え方に関する理論と実践を学びました。
例えば、効果的な教材の作り方や、生徒一人ひとりに合わせた指導方法の開発に取り組み、模擬授業を通じて、実際の教室環境での指導技術を磨きました。
この経験を通じて、数学教育の奥深さを実感し、生徒が数学を楽しく学べるようにするための多様なアプローチを習得しました。
身につけた指導方法とこの経験を活かし、塾講師として生徒の学力向上に貢献したいと考えています。
特に、生徒が抱える学習の壁を取り除き、数学への興味を引き出すことで、より多くの生徒が数学を得意科目にできるようサポートしたいと思います。
なぜそのゼミを選んだのか非常に簡潔に説明できている良い例文です。
また、どのようなことを学んだのか、その経験を通じてどのような成果があったのかについての説明も非常にわかりやすくなっています。
将来的にどのような活躍を目指すのかの説明も非常にクリティカルであるため、良い印象を与えられるでしょう。
5.工学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことはゼミ活動です。
工学系のゼミを選んだ理由は、実践的なスキルを習得し、将来のキャリアに活かしたかったからです。
ゼミではソフトウェアに関する様々な技術を学び、実際にプロジェクトを通じて実践しました。
チームでのアプリケーション開発プロジェクトに参加し、設計からコーディング、テストまで一貫して担当したことが最も大きな経験です。
プログラミングスキルだけでなく、チームワークやプロジェクト管理の重要性も学び、最新の技術動向に対応するための自主学習の習慣も身につけました。
これらの実践的なスキルを活かし、貴社でプログラマーとして活躍し、企業の技術的な成長に貢献したいと考えています。
ユーザーにとって使いやすいソフトウェアを開発し、社会に貢献する所存です。
ゼミを選んだ理由をストレートに「将来のキャリアに活かしたかった」と説明することで、即戦力としての期待を持ってもらえます。
また、実際にどのようなことに取り組み、どのような経験をして最終的にどのようなスキルを身につけたのかの説明も非常に分かりやすいです。
将来的な貢献の説明も詳しいため、将来性を期待してもらえることでしょう。
6.医学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことは医学系のゼミ活動です。
現代において医療技術は発展していますが、患者の心に寄り添うためのサービスは充実していないと考えたからです。
ゼミでは患者に対する医学的な精神面でのサポート方法を学び、どうすればより多くの人が心穏やかに入院生活を過ごせるかについて研究を行いました。
貴院におきましては、学生生活を通じて身につけた医学的な知識はもちろん、精神面でのサポートスキルを活用して、多くの患者様が安心して入院生活を過ごせるようにサポートしたいと考えています。
なぜゼミに力を入れたのかについての説明が非常に分かりやすく「社会問題を解決するため」という意欲の高さが非常に魅力的です。
また、どのようなことを学んだのかについて説明した後に、どのように貢献するのかについてわかりやすく説明できています。
企業が求めている人物像に沿ったアピールはもちろん重要ですが、企業や業界全体の課題をこちらから提示し、その解決を担うという構成は他の就活生と大きく差別化を図れる強烈なアピールとなります。
7.農学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことは農学系のゼミ活動です。
大学で農学を学ぶ中で、地域農業の抱える課題を知り解決に貢献したいと感じたからです。
特に、後継者不足に悩む地域農業の現状を改善することを目標として活動に取り組みました。
「農業は体力仕事であるというイメージが強いため、若い人が応募してくれない」という話を聞き、現代においては様々な機械の導入によって力仕事が減っていることをプレゼンテーションにまとめ、SNSで発信することにしました。
これにより就職活動中の高校生や大学生が農業に興味を持ってくれ、3人から応募があったと大変喜んでいただけました。
この経験を通じて、固定概念を取り払うには影響力のある媒体で発信することが重要であると学びました。
貴社においては、この経験を通じて身につけたSNSの適切な活用方法を用いて、プロモーション活動に注力したいと考えています。
なぜ農学系のゼミを選んだのか、一言で分かりやすく説明できています。
また、問題が何であるのか、その問題を解決するためにどのような工夫をしたのかの説明も非常にわかりやすいです。
実際に自分の取り組みによって得られた結果を「3人から応募があった」という定量的な説明ができているのも良いポイントです。
将来的にどのように貢献できるのかの説明も分かりやすいです。
8.語学系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことはゼミ活動です。
私は語学系のゼミに所属し、英語の成り立ちを深く理解することを目指していました。
ゼミでは言語学の観点から英語を研究し、特に英語初心者がどのようにして効率的に学ぶことができるかを学術的に探求しました。
音声学や構造言語学の理論を学び、それらを実践的に応用する方法を研究し、英語初心者が直面する共通の課題を解決するための授業の構成も開発し、英語教育の効果的な指導方法を身につけることができました。
今後、この知識とスキルを活かして、大人になってから英語を学びたいと考えている人々をサポートする英会話講師として活躍したいと考えています。
特に、初心者が自信を持って英語を学べる環境を提供し、語学力向上に貢献したいと思っています。
語学系のゼミで何を目的として学んでいたのかについて一言で説明できています。
また、どのようなことを目的として工夫し取り組んだのかの説明も分かりやすいです。
ただの英会話講師という説明ではなく「大人になってから英語を学びたいと考えている人々をサポートする」と説明することで差別化を図れているのも魅力です。
9.情報系のゼミ
私が学生時代に力を入れたことはゼミ活動です。
私は情報系のゼミに所属しており、独学で学んだプログラミングスキルを活用して、大学生の間に1つアプリを制作することを目指しました。
ゼミでは後輩の学生が使えるよう、自分の大学の時間割アプリを開発しました。
使いやすいユーザーインターフェースを設計し、後輩たちの意見を取り入れながら改良を重ね、多くの学生に利用されるアプリを作成しました。
この経験を通じて、実践的なプログラミングスキルやユーザー目線のデザインの重要性を学びました。
貴社に入社後は、この実践的な経験を活かし、1年目からアプリ開発に携わり、ユーザーが使いやすいアプリを制作し、積極的に貢献したいと考えています。
どのような目的を持ってゼミの開発に臨んだのかの説明が非常に分かりやすいです。
また、自分の功績について説明するだけでなく、後輩たちの意見を取り入れたなど客観的な視点が加わっていると、良い印象を与えられます。
また、その経験が即戦力として活用できるものであることをアピールできているのも、高評価を得やすい理由の1つです。
【文字数別】ゼミ活動のガクチカ例文5選!
ここまでガクチカを聞かれる意図やポイント、活動について書く際の注意点なども解説しました。
ここからはゼミを題材にしたガクチカの例文を文字数別に紹介します。
本記事のおさらいにもなるため、ぜひ自分が話す話題と異なる例文も参考にしてみてください。
1.100字のガクチカ
ゼミで経済政策の影響をテーマにしたグループ研究に取り組みました。
リーダーとしてメンバーの役割分担や進捗管理を行い、意見の調整を通じて建設的な議論を進めました。
チーム全員で協力し、発表は高い評価を受けました。
2.200字のガクチカ
私がゼミ活動で特に力を入れたのは、グループ研究における進捗管理とチーム調整です。
経済政策の影響をテーマにした研究で、リーダーとしてメンバーの役割分担やスケジュール管理を行いました。
また、意見が分かれた際には、全員の意見を尊重しつつ、建設的な議論を進めることで、最適な結論を導くよう努めました。
この経験を通じて、リーダーシップとチームワークの重要性を学び、研究発表も高い評価を得ることができました。
以下の記事で200字のガクチカの書き方について詳しくまとめてあるので是非参考にして下さい。
3.300字のガクチカ
学生時代に最も力を入れたのは、データ分析プロジェクトです。
このプロジェクトでは、顧客の購買行動を解析することにより、企業のマーケティング戦略に貢献することを目指していました。
しかし、データの整理と分析手法の選定が大きな課題でした。
そこで私は新しい分析ツールを学び、より効果的なデータ処理方法を導入することで、問題を解決しました。
その結果、顧客の購買パターンを正確に把握し、企業のマーケティング戦略の改善に直接的に貢献できました。
この経験から、データ分析の重要性と、適切なツールの選定がプロジェクト成功に不可欠であることを学びました。
貴社においても、データ分析力と学び続ける姿勢でマーケティング業務で貢献したいと考えています。
以下の記事で300字のガクチカの書き方について詳しくまとめてあるので是非参考にして下さい。
4.400字のガクチカ
学生時代に最も力を入れたのは、大学2年生の時に参加した留学生との共同プロジェクトです。
このプロジェクトでは日本文化を紹介するプレゼンテーションを作成しましたが、文化的な誤解による意見の相違も多々ありました。
準備中、私たちの間には文化的な違いから多くの誤解が生じ、プロジェクトが停滞する事態になりました。
そこで私は留学生の文化と価値観を尊重し、より深くコミュニケーションを取ることに努めました。
また、相手の視点を理解しようとする姿勢を持ち続け、お互いの意見を内容に盛り込みました。
最終的には、それぞれの文化の良さを活かしたユニークなプレゼンテーションを完成させ、他のグループからも高い評価を受けました。
また、異文化間の相互理解に基づく協働の価値を深く学ぶこともできました。
この経験を活かし、英語力と異文化への深い理解を活用して、海外進出を目指す貴社において、取引先とのやりとりや良好な関係構築に貢献する所存です。
以下の記事で400字のガクチカの書き方について詳しくまとめてあるので是非参考にして下さい。
5.600字のガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、少子高齢化問題に関連する社会保障制度の課題についての研究発表です。
日本は急速に進む少子高齢化と、それに伴う社会保障制度の確保が大きな課題となっています。
この重要な社会問題に対する深い理解と具体的な改善策を提案することが、私の研究の目的でした。
このプロジェクトでは、まず範囲を絞らずに文献調査を始めました。
国内外の少子高齢化に関する研究や、先進国の社会保障制度に関する文献を調べ、日本独自の課題と国際的な対策の違いを把握しました。
分析を進める中で、特に医療や年金制度の負担増加が顕著であることが明らかになりました。
これに基づき、私は財源の確保と効率的な資源配分を主眼に置いた改善提案をまとめ、それを論文として発表しました。
発表では、具体的なデータに基づく分析と、実現可能な提言を通じて、教授からも非常に高い評価を得ることができました。
この経験から、私は複雑な社会問題に対する深い洞察力と、論理的な思考力を養うことができました。
また、異なる専門分野の専門家と協力しながら、多角的な視点から問題を捉え、解決策を導く力を身につけました。
貴社においてはこの洞察力と論理的思考力、そして様々な意見を受け入れる姿勢を活用し、貢献します。
プロジェクトの進行において、多くの意見を受け入れながら洞察に基づいた質の高い意見を提供し、解決へと導く所存です。
ゼミ活動でガクチカをアピールしたい学生のよくある質問
続いて、ゼミ活動に関するガクチカを作成する際に多くの学生の方が抱く質問に回答します。
以下の5点は多くの就活生の方から質問されることが多いため、気になるポイントがあればぜひ参考にしてみてください。
結論として、ゼミ長などの役職についていなくとも全く問題はありません。
ガクチカは実績や役職だけでなく、取り組みの過程が重要視されています。
したがって、役職についていたかではなく、どのように取り組んでいたか、どのような工夫をしたかを詳しく説明しましょう。
特に誇れるような実績がなかったとしても全く問題ありません。
ガクチカでは実績や役職ではなく、過程を重要視されています。
したがって、取り組みの過程について詳しく説明し、「〇〇時間かけて」「〇〇冊の論文を読んで」など具体的な数字を入れて、説得力を増しましょう。
複数の取り組みをしていた場合は、1つの実績に絞り込んで説明するようにしましょう。
実績を短い文章でいくつも説明するよりも、1つの実績を掘り下げる方が採用担当者は努力の過程をイメージしやすくなります。
600文字など指定された文字数があまりにも多い場合は、2つ以上のエピソードを述べても良いですが、基本的には1つのエピソードに絞って話すことを推奨します。
伝え方のポイントを押さえれば、ゼミ活動と業務が関連していなくても全く問題ありません。
ゼミの研究内容と実際の業務の関連度が低いため、悩む方も多いですが、特に気にする必要はありません。
ゼミで学んだ内容が直接仕事で活かせない場合は、目標までの過程をアピールしましょう。
ゼミメンバーと協調して取り組んだことや、リーダーシップを発揮したことなど、チームの中で自分の強みを活かした経験についてアピールすれば、十分に良い印象を与えられます。
ゼミの活動内容によっては、個人研究がメインだった学生の方も多いでしょう。
このような際は、チームの中で自分の強みを活かした経験を話すことは難しいです。
そういった場合は、目標に到達するまでの過程について詳しく説明することを心がけましょう。
研究のために自主的に動いた経験や、コツコツと努力した経験について話すことで、十分に良い印象を与えることができます。
ガクチカでゼミ活動について書いて選考を突破しよう!
ゼミ活動は、他のテーマに比べて好印象を持たれやすく、また社会人になったあなたをイメージしやすいテーマの1つです。
そのため、ガクチカに書く内容としては最適な内容とも言えるでしょう。
大切なのは具体的な経験とあなたの強みを結び付けるところです。
また企業の特性に即した内容になっているのかも確認をしておきましょう。
これからガクチカを考えるという方は、この記事を参考に自分の人柄や強みをアピールできるガクチカを作成してみてはいかがでしょうか。
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就活をしていると必ず聞かれるガクチカでは例文を調べる方が多数います。
下記の記事では部活動・サークル・学業・資格・ゼミ・留学・アルバイト・ボランティア・インターンシップのガクチカの例文が合計で101個記載されています。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート