逆境に強いことを自己PRとして使用する際のポイント｜忍耐力についても紹介

「逆境に強いことって自己PRに活かせるのかな？」 「自分に当てはまるのかな？」 「そもそも逆境に強いってどういうことだろう？」 このように自己PRを考える時に悩んだり、困ったりしている方はいませんか。

本記事では、逆境に強いということの意味や自己PRに用いる場合何に注意するべきか、自己PRを作るときのコツなどについて紹介していきます。

この記事を読むことで逆境に強いということは具体的にどんなことに繋がるか、強みになるかを知れるため、説得力のある自己PRを作ることができます。なので自信をもって自分の強みをアピールできるようになることでしょう。

自己PRの書き方で悩んでいる方や、逆境に強いことをアピールしたいと思っている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

そもそも企業が自己PRを聞く理由は？

就活でしっかりとアピールするには、質問の意図を押さえておくことが重要です。

企業が就活生に自己PRを聞く意図はなんでしょうか？

しっかりと質問の意図を抑え、どのようなことをアピールすればいいのかを確認しましょう。

入社後に活躍できるか見るため

企業は入社後に活躍してくれる人材を求めています。

あなたの強みを聞き、その強みを具体的にどう生かし、どう活躍し、貢献してくれるのかを見ているのです。

そのため、自己PRでは強みを発揮したエピソードだけではなく、入社後にどう活躍できるかというビジョンまで示すことが響く自己PRを作成するポイントとなります。

企業に馴染めるか見るため

自己PRのエピソードからはあなたの人柄や価値観が表れます。

企業はその部分にも注目し、あなたが社風や組織に馴染めるかどうかを見ているのです。

社員として、同じ目標やビジョンに向かい努力できるかどうかを確認したいと考えているのです。

そのため、あなたが社風や企業の持つビジョンや価値観に共感していることや、企業の求める人物像に合っていることを示すことができれば、高評価を得られるかもしれません。

「逆境に強い」は強みとしてアピールできる？

そもそも逆境に強いとはどんな意味なのでしょうか。逆境とは、自分の思い通りにならない状況のことを言います。そのため逆境に強い人というのは、思い通りに進まなくても決して屈しない人のことを指します。

では、逆境に強い人にはどんな共通点があるのでしょうか。詳しく説明していきます。

物事を前向きに考えることができる

何か問題にぶち当たったとしても、これは自分の成長に繋がるなどとポジティブに捉えることができる特徴があります。

ネガティブに捉えるのではなく、あえてポジティブに捉えることで自分のやる気を引き出すことができます。何度もトライアンドエラーを繰り返すことによって、ポジティブに捉える力を得た人も多いのではないでしょうか。

辛いことに打ち勝つことができる

逆境に立たされた時、焦りは禁物です。焦って行動するほどミスに繋がります。逆境に強い人は、普通の人より打たれ強いところがあるため、逆境に立たされても自分を保ったままでいることができます。

逆境以外の場面だとマイペースであることは悪くみられることもあるでしょうが、必ずしも悪い特徴ではありません。

逆境に強いを言い換えてアピールしよう

自己PRでは一般的な言い方ではなく、自分なりに言い換えて強みをアピールすることでオリジナリティが出るため、ほかの就活生と差別化ができます。

以下では「逆境に強い」という強みを言い換えた表現を紹介していきますので、自己PRを考える際の参考にしてみてくださいね。

逆境に強いことを自己PRとして使用する際のポイント

逆境に強いことは自己PRに用いると良い印象を持たれるだけではなく、実際の仕事の中でも役立ってくるでしょう。

逆境に強いことを自己PRに用いる際のポイントは3つあります。詳しく説明していきます。

• 自分の経験談を具体的に伝える
• 具体的にどのような努力をしたのか伝える
• なぜ自分が逆境に強く頑張れたのかを伝える

自分の経験談を具体的に伝える

ふわふわした抽象的な内容では相手にうまく伝わりません。相手に伝わらなければ何の意味もないので、相手を話に引き込むぐらい自分の体験した辛さを具体的に伝えることが肝心です。

上手に話すことばかりに気を取られてしまいがちですが、何を伝えたいのか常に意識して文章を考えることの方が大事です。

実際に体験していない人にも、その状況を想像させられるような文章を作り上げましょう。

具体的にどのような努力をしたのか伝える

実際に逆境に立たされた時、どう頑張ったのか明確に相手に伝わるような文章を作ることも大切です。ただ頑張りましたと言うだけでは説得力に欠けた文章になってしまいます。

具体的にどう頑張ったかを伝えることで、自分の強みをアピールすることにも繋がります。しかし、ただひたすらに努力することをできる人は結構いるのではないでしょうか。そのため、何のために頑張ったのかも含めると説得力のある文章になります。

どれだけ相手の心に響くかが決め手になるでしょう。

なぜ自分が逆境に強く頑張れたのかを伝える

なぜ辛い状況下でも頑張れたのかを伝えることができれば、自分の考え方や人物像も相手に分かってもらうことができます。企業の立場からすると考え方や人物像は知りたいところです。企業が知りたいと思っていることを伝えることはとても大切なことです。

企業が求めている人物像なのか判断されるポイントにもなります。自分が逆境に強い理由を存分にアピールしましょう。

自己PRを作成する際のポイント

逆境に強いことを自己PRに用いる時のポイントについて紹介しました。ここからは自己PRを作る時のポイントを3つ紹介していきます。

どのような自己PRを作る時にも共通して大事になってくるポイントです。しっかり理解して自己PRに取り入れましょう。

• 冒頭で結論を述べることができている
• 面接官にインパクトを与えられる構成になっている
• 自分を採用することで得られるメリットを伝える

冒頭で結論を述べることができている

自己PRをする時、相手に話の内容が伝わらなければ始まりません。そのため、自分がどんな人間なのかを言い切ることが大事です。相手がその後の話を、この人はこういう人間だという印象を持ったまま聞いてくれることに繋がるからです。

そうすることによって、話の内容が自然と相手の頭の中で整理され、結果相手に分かりやすく伝えることができます。

面接官にインパクトを与えられる構成になっている

大勢いる就活生の中で自分を選んでもらうためには、まず自分の存在を覚えてもらわなければなりません。そのため自己PRは印象に残るような内容にします。

逆境に強いことだけではなく、企業にとって有益な存在だと認識してもらえるように、進んで自分の強みをアピールしていきましょう。

ただし、色々なアピールをしすぎて内容に矛盾が生じ、説得力のない文章にならないように注意しましょう。

自分を採用することで得られるメリットを伝える

まず、自分に面接の時間を与えてくれたことに対して感謝しましょう。企業にとって時間がどれだけ大切であるかを理解していることが伝わり、信頼度がアップするでしょう。

実際に仕事をする時のことを想像させることは、とても大事なことです。そのため、実際に自分がこの企業で働いたら何ができるかアピールをすると良いのではないでしょうか。そうすれば、企業側にこの人を採用したらあんなことを任せられそうだと想像させられることができます。

逆境に強いことを長所として伝えられるようになろう

伝え方によって印象というものは大きく変わります。たくさんいる就活生の中から選んでもらうには、目立つことが大事なので、印象深い文章にすることが重要です。

逆境に強いことは、実際の仕事をする中で役に立つ長所だということが分かったことでしょう。

いろいろな逆境に強いと思われる実際のエピソードを取り入れ、企業にとって欲しい存在だと思われるように試行錯誤して自己PRを作成しましょう。

監修者

柴田貴司

明治大学院卒業後、就活メディア運営｜自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート