内定競争倍率の高い企業

内定競争倍率の低い企業
内定競争倍率の低い企業には、スーパーや薬局、家電量販店などの小売業が多く見られます。運輸業も倍率が低い傾向がありますが、倍率の低い会社では100人以上に内々定を出している場合も多いので、人気がない企業とはいえません。建設や自動車、電子部品メーカーも倍率は低く、この場合は応募者数が少ないことが低倍率につながっていると考えられます。また、技術系のイメージが強いため、事務職に応募が集まりにくいことも原因にあげられます。意外にも地方銀行の倍率は低くなっており、銀行を目指す学生のメガバンク志向が高まっていることが原因だと考えられます。銀行志望であるならば地方銀行が狙い目かもしれません。知名度だけで選ばない
最終消費者に向けたサービスを提供している企業や、製品の製造・販売を行っている企業では広告や露出が多くみられ、その親近感から企業の安定したイメージがうまれ、就活をする学生にとっても人気の企業となります。逆に法人向けの企業では広告の必要がなく露出が少ないため、学生には地味に映るようです。こういった業種でも知名度に関わらず安定した、働きやすい業種は多くあります。新卒の就活で重要なのはそういった隠れた業界や企業を知ることです。企業をきちんと研究して、業種ごとの特徴や傾向を知り、自分のしたいことと照らし合わせて企業選びをしましょう。人気の企業だから良い会社ではなく、自分にとって良い会社であることが肝心です。高い倍率を勝ち抜くにはESを見直しましょう
高い内定競争倍率の企業に応募を考える場合は、提出するエントリーシート(ES)から見直しましょう。個々の製品や、社風に対する思いをきちんと盛りこみ、具体性、説得性を持たせた内容にサプライズも織り込みます。企業側に興味を持ってもらい、会ってみたいと思わせる人物になれるよう内容にも注意し、企業側に採用するメリットを抱かせましょう。自身のことも見つめなおし、どうしてその企業で働きたいのか、どうしてその企業でないといけないのかを整理することで、本当に自分が就きたい仕事が見えてきます。就活の軸をきちんと立て直すことで、もっと自分を売り込むことが可能です。内定競争倍率の高い企業を目指すのであれば、他人と違うきらりと光る個性をESで示すことが難関への突破口となります。働きたいと思う企業に出会うことが大切
