【例文あり】学ぶ姿勢を自己PRでアピールする方法!書き方のコツや注意点を徹底解説!

【例文あり】学ぶ姿勢を自己PRでアピールする方法!書き方のコツや注意点を徹底解説!

自己PRではさまざまな自分の強みをアピールできるため、勉強熱心で真面目な人は、学ぶ姿勢をアピールしたいと考えることも多いでしょう。

しかし、実際にアピールするとなると、具体的にどう伝えれば良いのかわからず迷ってしまうことも少なくありません。

自己PRを効果的に述べるには、学ぶ姿勢についてそもそも理解を深めることや、どのようなアピールポイントがあるのかなどを知る必要があります。

本記事で重要なポイントをしっかりと押さえ、学ぶ姿勢を自己PRで明確にアピールしていきましょう。

【自己PRで学ぶ姿勢】学ぶ姿勢は自己PRで有効?

勉強熱心という言葉にはテスト勉強などの学業の印象があり、そもそも就活時のアピールになるのか、不安を抱く人もいるのではないでしょうか。

しかし、そのように不安を抱く必要はなく、学ぶ姿勢は自己PRとして十分に使える強みです。

社会人の業務では、新たな知識やスキルが常に求められます。目標達成に必要な知識やスキルを、どのように習得すれば良いのかを主体的に考えて行動し、学び続けることがとても重要です。

また、面接において、自己を高めるために貪欲に学ぼうとする姿勢が伝われば、向上心があると評価され、企業側に興味を持ってもらえるでしょう。

【自己PRで学ぶ姿勢】学ぶ姿勢とは?

学ぶ姿勢を自己PRでアピールする際は、学ぶ姿勢という強み自体について理解を深めることが必要です。

学ぶ姿勢は、新しい知識や技術を身につけることに意欲的であることをいいます。

ただし、学生であれば毎日勉強や研究を重ねて知識を身につけていける人をイメージしがちですが、社会人となると学ぶ姿勢の意味合いがやや異なります

今自分が持つスキルの有無よりも、日々の仕事をこなしながら新しいスキル・知識を身につけようとして動ける人が評価されます。

学ぶ姿勢のある人は常に成長を続けられるため、企業への貢献度は高いと期待できるでしょう。

そのため、自己PRで学ぶ姿勢をアピールする際は、学びから成長につなげていける意思を積極的に伝えることが重要です。

【自己PRで学ぶ姿勢】アピールする4つのコツ

勉強熱心という言葉だけでは、その人がどのように活躍してくれるのかが伝わらず、評価されにくくなってしまいます。

そのため、実体験を示して、学ぶ姿勢を表現すると良いでしょう。

ここからは、実体験に基づいた、より説得力がある伝え方のコツを紹介します。

Memo
  1. 具体的な行動を示す
  2. 結果を伝える
  3. 継続力を伝える
  4. 失敗や後悔のエピソードを添える

1.具体的な行動を示す

熱心に取り組んだという実績を、具体的なエピソードにしてみましょう。

自分の言葉で、こんな取り組みや努力してきたという過去の実績を語ることで、聞いてもらう相手にエピソードを理解してもらえ、学ぶ姿勢に説得力を持たせられます。

熱心な取り組みを理解してもらえるよう、詳細に伝えましょう。

2.結果を伝える

前述した、具体的な行動を示せたら、実際に行動したことの結果や成果も伝えることが重要です。

やり遂げた結果や成果を伝えることで、学ぶ姿勢にさらに説得力が増し、やり遂げる意志の強さもアピールできます。

採用担当者に、仕事でも成果を出してくれそうな人物だと認識してもらえるように、結果や成果を示しましょう。

3.継続力を伝える

勉強熱心に行動したエピソードに関連して、現在も継続して行っていることがあれば、忘れずに伝えましょう。

例えば、簿記資格の2級を取得し、現在は1級を目指して勉強中などの場合です。

目標達成後もさらなる努力を続けていることを示すことで、継続力や向上心も備わっていることを伝えられるでしょう。

4.失敗や後悔のエピソードを添える

勉強熱心に取り組んだ過程に、失敗や後悔したエピソードを添えることもおすすめです。

失敗や後悔を経験して、それをどのように考えて乗り越えたかを、当時の想いを添えながら伝えることで、課題を前にした際の問題解決能力の高さや打たれ強さをアピールできるでしょう。

【自己PRで学ぶ姿勢】アピールするときの注意点

学ぶ姿勢は重要な強みですが、企業側に興味を持ってもらわないと意味がありません

ここからは、自己PRをより魅力的なものにして、興味を持ってもらえるような内容にするための注意点を紹介します。

1.動機を準備しておく

取り組むきっかけになったことや、取り組み続けられた理由を説明することで、自分の想いが伝わる、より魅力的な自己PRになります

企業側は、自社と価値観が合う人物を探しています。そのため面接では、その人の価値観を引き出すための、行動の動機や理由を聞かれることが多いです。事前に対策しておきましょう。

2.アピールするのは結果ではなく過程である

自己PRをする時は、結果だけではなく、その過程を自分の言葉で語ることが重要です。

結果を出すまでに、どんな想いがあって、どのように試行錯誤を重ねてきたのかを中心に伝えましょう。このように伝えることで、人柄や姿勢が伝わる魅力的な自己PRになるでしょう。

3.わかりやすく数字で説明する

勉強熱心な強みをより想像しやすくするために、数字を使って説明することもおすすめです。

例えば、「1日に何時間勉強した」や「TOEICのスコアが500から850までアップした」など、数字を使って説明することで、熱心に取り組む姿が想像しやすくなります

4.勉強の活かし方を説明できるようにする

勉強は、ただ知識を習得するだけでは意味がなく、それをどのように活用するかが重要です。

そのため自己PRでも、勉強して習得したことをどのように活用したのか、説明できるようにしましょう。

このように伝えることで、業務経験をどのように活用するポテンシャルがある人物なのかが伝わり、印象に残る自己PRになります。

【自己PRで学ぶ姿勢】「学ぶ姿勢」で効果的にアピールできるポイント

自己PRで学ぶ姿勢をアピールする際は、具体的なアピールポイントを理解しておきましょう

学ぶ姿勢を効果的にアピールできるポイントは、以下のとおりです。

Memo
  1. 主体性がある
  2. 柔軟な対応力がある
  3. 継続的に努力ができる
  4. 向上心がある

では、それぞれのアピールポイントの詳細を解説していきます

1.主体性がある

自己PRで学ぶ姿勢を強みとして伝える際は、主体性があることを具体的なアピールポイントになります。

企業は、業務をこなす際に主体的に行動してくれる人材を強く求めています。

主体的に行動し自ら学ぶことで成長につなげていける人は、ほかの人よりも学びと成長のチャンスが多いことが特徴です。

そのため、貢献度の高さを期待され、採用につながる仕組みです。

主体性がある人は、やりたいことや目標が定まっているため、自己実現の力が強いことも魅力になります。

2.柔軟な対応力がある

自己PRで学ぶ姿勢を伝えるときは、柔軟な対応力があることを具体的な強みにできます。

意欲的にさまざまなことに興味を示し、学ぶ姿勢を維持できれば、継続的に時代の最新の同行にアンテナを張ることができるでしょう。

それに応じて課題と向き合い、改善に向けて臨機応変な対応が可能なため、成長を早められる可能性に期待できます。

柔軟な対応力があれば、固定概念や先入観にとらわれない考え方もでき、そういった側面でも成長につなげられます。

3.継続的に努力ができる

自己PRで学ぶ姿勢を伝えられれば、継続的に努力できる部分があることを強みとしてアピールできます。

企業は継続的に発展していくために、一度学んだことを忘れず、あらゆる試練にも負けずに努力し成長につなげられる人材を求めています。

そのためひたむきに努力を続けられる人には、「企業は学ぶ姿勢がある」として高い評価を下すものです。

努力家の人には諦めずに物事をやり遂げる粘り強さもあるため、困難に直面した際も、強い精神力を保てます。

4.向上心がある

自己PRで学ぶ姿勢をアピールする際は、具体的には、向上心があることを強みとして伝えられるでしょう。

学び続ければ成長を絶えず続けることができ、さまざまなことにも挑戦できます。

結果、常に上を目指して努力できることにもつながるため、企業からは、向上心がある人材だと評価されるケースは多いでしょう。

向上心がある人は、良い意味で現状に満足せず、次に成長するために必要なことを常に考えられます

そのため、自己成長を継続的に遂げられ、会社にもさまざまな利益をもたらせるといえます。

【自己PRで学ぶ姿勢】おすすめの構成

自己PRで学ぶ姿勢を伝える際は、わかりやすさを重視し、構成に沿って文章を作成することが大切です

おすすめの構成は、以下の流れになります。

Memo
  1. 最初に結論を書く
  2. 具体的なエピソード
  3. その結果や学んだこと
  4. 入社後どのように生かすのか

それぞれのステップで何を書くべきなのか、詳細をチェックしていきましょう。

1.最初に結論を書く

自己PRでは、はじめに結論に触れることが必要不可欠となります

そのためここでは、「私の強みは学ぶ姿勢があることです」と、最初にはっきり伝えることが重要です。

結論から話すことで、伝えたいことや文章全体のテーマがわかりやすくなり、採用担当者もアピール内容をイメージしやすくなります。

ただし、学ぶ姿勢が強みであるとシンプルに伝えるのみではインパクトに欠けるのが実情です。

より効果的にアピールするのであれば、学ぶ姿勢+αとして、主体性などの具体的な強みを述べると良いでしょう。

2.具体的なエピソード

自己PRでは、最初に結論をはっきり述べたうえで、具体的なエピソードに触れていきます

強みを深掘りする重要なポイントなので、エピソードは文字数・時間の許す限り、詳しく伝えることが肝心です。

エピソードをもって強みを伝えれば、「強みは学ぶ姿勢である」というアピールには、説得力や深みが増すでしょう。

採用担当者も、学生により興味や親しみを持つきっかけになります。

エピソードに具体性がないと、「本当にそれが強みなのか」と思われ、インパクトを残せないため注意が必要です。

3.その結果や学んだこと

自己PRでは、エピソードを伝えたうえで、その結果から学んだことを述べましょう

企業は行動を成果につなげてくれる人材を求めており、得られた学びを伝えることで、強いインパクトを与えられるためです。

また、そのエピソード内の自分の行動について、第三者からの評価があるとなお良いでしょう。

第三者から「褒められた」「〇〇賞をもらった」などのプラス評価があると、エピソードの信憑性がより高まります。

そもそも学ぶ姿勢をアピールするのですから、実際にどのような学びがあったのかは欠かさずに伝えたいところです。

4.入社後どのように生かすのか

学ぶ姿勢を自己PRでアピールする際は、その強みをもって入社後どのように貢献できるのか、最終的に述べていく必要があります。

企業の採用活動は、単純に優れている人を採用すれば良いのではなく、自社に明確に貢献してくれる人を採用してこそ意味があるものです。

そのため、「〇〇だから△△の部分で貢献できる」という貢献・役立ちポイントは、詳しく伝えることが欠かせません

貢献の内容を伝えれば、採用担当者は学生の入社後について活躍イメージを持ちやすくなり、内定につながりやすくなります。

【エピソード別】「学ぶ姿勢」を使った自己PRの例文

最後に、学ぶ姿勢を自己PRでアピールする際の例文をチェックしていきましょう。

ここからは以下のエピソード別に、例文を紹介していきます。

例文
  • アルバイト経験×学ぶ姿勢
  • 学業×学ぶ姿勢
  • 部活動×学ぶ姿勢

具体的な構成や表現などを学び、実際に自己PRを作成する際に活用してみてください。

アルバイト経験×学ぶ姿勢

私の強みは素直に学ぶ姿勢があり、成長意欲が高いことです。

大学時代は飲食店でのアルバイトを経験し、接客スキルを磨くために先輩からのアドバイスを素直に受け入れ、スキルを吸収してきました。

また、それまで私は接客の経験が一切なかったため基本を完璧にしたいと考え、マニュアルの読み込みを徹底的に行いました。

接客の基本をしっかりと身につければ、自信をもって一人ひとりのお客様に対応できるはずという考えもあったためです。

結果、私の接客は多くのお客様から評価され、「対応が良かったスタッフ」のアンケートでは指名1位をいただく機会もありました。

アドバイスをもらった先輩からも、「自信をもって対応できるようになったことで業務効率も上がった」と褒めていただきました。

御社に入社した際も学ぶ姿勢を常に忘れず、新しいことを積極的に吸収すること、自己成長につなげることには貪欲でありたいと考えています。

そのうえで、御社が求める「自己成長できる人材」になり、事業に貢献していきたいです。

学業×学ぶ姿勢

私の強みは学ぶ姿勢があることで、決めたことを粘り強く続けられる意思を持っています。

学生時代は英語学習に積極的に取り組み、特に、TOEICの点数アップには力を入れてきました。

大学ではTOEIC対策に関する講義が多く開講されていたため、通常の授業の合間を縫って、私は積極的に受講してきました。

また、英語は繰り返し学習することが重要と考えているため、通学時間などの隙間時間を有効活用した復習も欠かしませんでした。

その結果、直近のTOEICでは過去最高点である800点を取ることができ、学習の成果を実感しました。

実践的な英語力も向上し、先日参加した国際交流ボランティアでは、先生から「前より会話がスムーズにできるようになった」と良い評価をいただきました。

自分で目標を立てて学び続ける姿勢や、知識を増やすことに前向きに取り組める姿勢は、御社の学びを大事にする理念に合っていると考えています。

入社後はどのような場面でも学んで吸収することを大事にし、いち早く現場で役に立てる人材になれるように努力したいと思います。

部活動×学ぶ姿勢

私の強みは学ぶ姿勢があり、常に向上心を持って行動できることです。

学生時代は、サッカー部のレギュラーになるために独自で練習メニューを組み立て、練習時間以外にも積極的に練習を行いました。

ほかには、スキルを高めるためには上手な先輩からのアドバイスに従うことが重要だと考え、先輩に多くのアドバイスをもらったうえで行動することを心がけました。

その結果、私は3年生からレギュラーを勝ち取ることができ、コーチからは「2年生までとは別人のようだ」と褒めていただけるようになりました。

また、独自メニューはチームにも活かせるのではないかと考えたため、最近では練習メニューについて積極的に提案を行っており、直近の大会では初の入賞を果たすことができました。

私の積極的に学びにいく姿勢や向上心は、御社に入社し業務に取り組む際も、存分に発揮していきたいと思います。

そのうえで早いスピードで成長し、会社に利益をもたらす人材になりたいです。

自己PRで使える勉強熱心について知り面接に合格しよう

ここまで、学ぶ姿勢をアピールする際のポイントや注意点、そして実際の例文を紹介してきました。

企業側に興味を持ってもらう自己PRにするためには、実体験や想いを深掘りすることが大切です。

ぜひ本記事を参考に、面接で自分の魅力を十分にアピールし、合格を手にしましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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