インターンシップ後のお礼メールを送るときのポイント|シーン別から見る例文6選

インターンシップ後のお礼メールを送るときのポイント|シーン別から見る例文6選

「今度インターンシップに行くんだけど、お礼メールって必要なのかな。」 「インターンシップに参加した後って、どんなメールを送ったらいい?」 このように、インターンシップに参加した後に送るメールの内容をどうしたら良いか迷う方は多いのではないでしょうか。

本記事では、インターンシップに参加した後にお礼としてメールを送る必要性やメールの書き方を紹介します。また、メールを送るときの注意点や例文も紹介します。

本記事を読む事で、インターンシップに参加した後に何をしたら良いのかがわかるだけでなく、メールを送るときに気を付けたいポイントについて知る事ができます。ポイントを知る事で、相手に好印象を与え、その企業に就職できるきっかけになるでしょう。

これからインターンシップに参加する方や、お礼メールの書き方で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

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インターンシップ後のお礼メールは必要なのか

インターンシップは学生の立場で、社会人が経験する業務に関われる貴重な体験です。また、実際に業務に携わるため、社会人としてのマナーやルールを身に付ける事ができます。

インターシップ生を受け入れる企業は、参加する学生が自分の企業にとって良い人材か見極める事ができる機会でもあります。

インターシップはお互いに利点のある内容ですが、企業にとっては日々の業務に加えて、学生の指導をするため、仕事量が増えます。つまり、学生はインターンシップに参加する事で、企業にお世話になる事や迷惑をかける事もあります。

そのため、インターンシップに参加した後は、相手の企業にお世話になった旨や、迷惑をかけた旨を感謝するという意味で、お礼メールを送る事が必要と言えるでしょう。

インターンシップ後にお礼メールを送る必要性

前述したようにインターシップを受け入れる企業は、学生が業務に関われるよう指導や準備に時間を割くため、学生がインターシップに参加する事で企業に迷惑をかけていると言えます。

では、お礼メールを送る必要性とはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、インターンシップ後にお礼メールを送る必要性について紹介します。

時間を割いてくれた事への感謝

インターンシップを受け入れる企業は、日々の業務に追加して、学生を受け入れるための準備や指導するための時間を割かなければいけません。

インターシップ後にお礼メールを送る理由の一つとして、自分のために時間を割いて対応してくれた事に、感謝する事が必要です。自分のために対応してくれた事に対してのお礼メールを送りましょう。

企業へ好印象を与えるため

採用試験で面接を行う企業が多いですが、面接の時間だけでは自分を知ってもらえるようにアピールするのは困難です。しかし、インターンシップで企業は学生の事を知れるため、就活生にとっては自分の事をアピールするチャンスです。

インターンシップ参加後のお礼メールは、企業に好印象を与えるきっかけにもなるでしょう。

お礼メールを送る事は、ビジネスでは必要な行為です。その必要な事を学生のうちからできるという印象を与えるためにも、お礼メールを送りましょう。

自分の経験の棚卸し

インターンシップに参加する事で、自分ではできると思っていた事ができなかったり、自分が気づかなかった事を褒めてもらったりするなど、自分の事をよく知るきっかけになります。

また、インターンシップに参加した経験は、自分がこれまでしてきた事を振り返るきっかけとなり、自分に合った就職先を考える機会にもなるでしょう。

インターンシップに参加した事で、自分の経験の棚卸しができた事を感謝するためにも、お礼メールは必要でしょう。

インターンシップ後に送るお礼メールについて

実際にどのような内容のメールを作成したら良いか迷う方もいるでしょう。内容によっては、お礼の気持ちをメールに書いて送ったけれど相手を不快にさせてしまう場合もあります。

ここでは、お礼メールを作成する際に必要な本文の書き方の他に、宛先や件名の書き方も紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください。

宛先の書き方

インターンシップに参加した後のお礼メールは、手紙と同じく宛先を書かなければなりません。

インターンシップを管轄している部署は、人事部が多いため、メールの宛先は受け入れていただいた企業の人事部に送りましょう。もし、人事部とは違う部署が受け入れ担当である場合は、該当する部署に送るようにします。

書き方は、「○○会社 人事部 ○○ ○○ 様」と書きましょう。もし、担当者の名前がわからない場合は、「○○会社 人事部 ご担当者様」と書くのが適切です。

また、その他にお世話になった方がいた場合は、その人宛にも別途メールを送るようにしましょう。

件名の書き方

仕事をしていると社内・社外問わずたくさんのメールが送られてきます。そのため、件名を書いておかないと、何のメールが来たのか一目ではわかりません。ビジネスでメールを送る場合は、件名を書くのがマナーです。

また、件名が書かれてないと、迷惑メールとして処理されてしまう可能性もあります。

件名の書き方としては、「インターンのお礼 ○○大学 桜井太郎」です。「インターンのお礼」の後に学校名と名前を書きましょう。

文頭の挨拶の書き方

ビジネスのメールでは、文章のはじめである文頭に「お世話になっております。」と書くのが基本です。

インターンのお礼メールも同じように、文頭に「お世話になっております。」と書き、続けて「○○大学の○○です。」と名乗るようにしましょう。

本文の書き方

文頭に挨拶や名前を書いたら、次はインターンシップを受け入れていただいた感謝の言葉を書きましょう。

「先日は、お忙しい中、インターンシップを受け入れていただき誠にありがとうございます。」のように書き、次に、インターシップに対する感想を書きましょう。

内容は参加前に立てた目標が、今回のインターンシップに参加した事でどんな学びになったか、実際に経験した事を例にしてどのように学びにつながったかを書くと相手に伝わりやすいです。

文末の書き方

文末には、感謝の言葉を伝え、締めの挨拶を書きましょう。インターシップに参加した企業の採用試験を受ける場合は、その旨を伝える事で相手の企業にアピールできます。

例えば、「この度は、貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。今後、貴社の採用選考にエントリーいたします。その際はどうぞよろしくお願い申し上げます。」のように書くと良いでしょう。

そして、文章の最後に「最後になりますが、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。」と書くと文章がさらに締まります。

署名の書き方

署名は、相手に、自分の連絡先を伝えるためのものです。署名は、本文の最後の行から1行から2行空けて書きましょう。

書く内容は、氏名、所属先(大学名、学部・学科名、学年)、連絡先(電話番号、メールアドレス)です。連絡先は先方から連絡があったとき、すぐにつながる携帯電話の番号が良いでしょう。

インターンシップ後のお礼メールに盛り込みたい内容

インターンシップでお世話になったお礼をするためにメールを送りますが、その他にも伝えたい事があれば、本文に書いても構いません。

インターンシップに参加した事で、参加先の企業に就職したい事や、学びになった事を書く事で自分をさらにアピールできます。

ここでは、お礼の他に盛り込みたいメールの内容について詳しく紹介します。

入社意欲が高い事

インターンシップ先を探す場合、自分が就職したい企業を選ぶ方も多いでしょう。また、インターンシップに参加した事で、参加した企業に就職したいと考える方もいるでしょう。

インターンシップ参加後のお礼メールに、入社意欲が高い事をアピールする事も可能です。

例えば「この度、インターンシップに参加させていただいた事で、貴社の採用選考を受けたいと考えています。」や「貴社でぜひ働かせていただきたいと考えております。」のように付け足すと良いでしょう。

すでに採用選考が行われている場合は、文末に「貴社の採用選考に応募いたしました。」のように相手に伝えると良いでしょう。

インターンシップ中に学んだ事

インターシップでは、これまでの学生生活とは違う経験をするため、たくさんの学びがあります。インターシップを経験した事で気づいた学びをお礼メールに書き、相手の企業に伝えましょう。

学んだ事を伝えるためには、具体的にわかりやすく書く事が大切です。

例えば、「企画部に参加させていただいたとき、担当の方から1人で作業せずに同じチームで意見を出し合い作り上げる事が大切だと教えていただきました。そこで私は~」のように具体例を出す事も良いでしょう。

インターンを通して実感した成長と変化

インターンでは社会人になるための学びがたくさんあります。1日の参加であっても参加した事で気づいたり、これまでの考えから変化した事があるでしょう。

成長と変化を相手の企業に伝える事は、インターンシップにどれだけ熱心に取り組んだのかをアピールにつながります。

「こんな事ができるようになった」、「経験した事で考えに変化があった」ことなど、成長と変化に関する事も、具体例を入れると良いでしょう。

インターンシップ後のお礼メールを送るときのポイント

ここでは、お礼メールを送るときにどのような事に気を付ければ良いのか、いくつかのポイントを紹介します。インターンシップに参加した企業を就職先にしたいと考えている方は、確認しましょう。

  • 人事担当者宛に送る
  • 忘れてしまった場合
  • 適切なタイミング及び時間に送る

人事担当者宛に送る

前述したとおり、インターシップ参加後のお礼メールをどこに送ったら良いかわからない場合は、人事部に送りましょう。

人事部の人たちは、採用選考の面接で会う可能性があるため、インターンシップに参加した企業に就職したい場合は、お礼メールでしっかりとアピールしていきましょう。

忘れてしまった場合

インターンシップはこれまでの学生生活では、経験した事のない内容を行います。そのため緊張をしたり疲れが溜まる事もあるでしょう。

お礼メールは当日もしくは24時間以内に送る事が基本ですが、時間が経てば経つほどメールを送りにくくなってしまいます。

インターンシップの後にお礼メールを送るのを忘れてしまった場合は、謝罪する文を添えて気が付いた段階ですぐに送るようにしましょう。

適切なタイミング及び時間に送る

受け入れ先の企業は、自分のために時間を割いて対応してくれています。感謝の気持ちを伝えるためにも早めに対応する事が大切です。

お礼メールを送るタイミングは、インターンシップが終わった当日もしくは、24時間以内に送ると良いでしょう。

また、メールを送る時間帯は受け入れ先企業の始業時間に送ると良いでしょう。

ビジネスでは出勤時にメールを確認する事からはじめます。始業時間にメールを送る事で気づいてくれる可能性が高くなりますが、深夜や営業時間外に送るのは避けましょう。

企業によっては、学生がメールを送ってくる時間帯を見ている場合もあります。ベストなタイミングでメールを送り、企業から良い評価がもらえるようにしましょう。

お礼メールに対して企業からの返信がきた場合

お礼メールを送ったときに、相手の企業から返信がくる場合があります。こちらの誠意に対して、企業が応えてくれた形になりますので、返信は早めにしておきましょう。

相手から返信があった場合も、できれば24時間以内に返信するようにしましょう。

また、メールで返信がきた場合、件名に「Re:」が付いています。そのメールに返信する場合は、「Re:」を付けたまま送るようにしましょう。

インターンシップ後に送るお礼メールを書くときの注意点

インターシップ後に連絡する事で、相手の企業が自分に対しての印象が変わる事もあります。せっかくお礼メールを書くので、相手に不快な気持ちを与える内容は書かないようにしましょう。

その他にも、お礼メールを書くときの注意点があります。

  • 読みやすさを意識する
  • 誤字脱字がないか確認する

読みやすさを意識する

インターンシップで実りのある経験をたくさんしたので、お礼メールでは多くの事を伝えたいと考える方もいるでしょう。しかし、感謝の気持ちを伝えたいからと長文を送るのは良くありません。

メールを受け取る相手は、業務の合間にメールを確認します。そのため、長文のメールは、相手の業務に支障が出てしまうのです。読みやすさを考えながら、ポイントを絞ってメールを作成しましょう。

誤字脱字がないか確認する

誤字脱字が多くあるメールは、どれだけ良い事が書いてあっても「焦って書いている」、「確認を怠っている」という印象を与えます。

また、メールで話し言葉を使用するとカジュアルな印象を与えるため、ビジネスに適した言葉づかいで構成しましょう。

せっかく感謝の気持ちを伝えるのですから、声に出して読み確認するなど、誤字脱字がないようにしましょう。

お礼メールの内容をスムーズに書くためのコツ

お礼メールを書こうと思って作業に入ると、内容がスムーズに書けない事があります。

1日のインターンシップであっても、情報量が多く、メモを取っていないと思い出すのが大変です。それが数日間のインターンシップとなるともっと難しいでしょう。

ここでは、お礼メール内容をスムーズに書くために必要な、インターンシップ中に心がけると良い事を紹介します。

  • 社員からのアドバイスや仕事観等をメモする
  • インターンシップでの出来事を日記の様にメモする
  • 反省と次の日への目標設定を繰り返し実施する

社員からのアドバイスや仕事観等をメモする

お礼メール内容を充実させるためには、インターンシップ中の出来事を覚えておかなければなりません。インターンシップでどのようなアドバイスをもらったか、メモに取っておくのは大切な事です。

また、指導してくれる方のアドバイスには、仕事に対する思いや業務の注意点なども含まれています。

しかしメモを取る事に集中し過ぎてしまうと、自分が取り組む業務に支障が出てしまうため、メモは簡潔に書き、その日の終わりにメモを見ながら思い出し、改めてまとめましょう。

また、アドバイスをもらった社員の名前も書いておくと、お礼メールで具体的に伝える事ができます。

インターンシップでの出来事を日記の様にメモする

メモを取る場合は「9:00 営業部で挨拶の練習」のように書く事で、その日に何をしたのか思い出す事ができます。

メモを日記の様に毎日書く事で、自分は何をして、何をアドバイスされたのかをすぐに振り返れるでしょう。

反省と次の日への目標設定を繰り返し実施する

反省点を書いたメモを見ながら、翌日はどのような目標でインターシップに臨むのか、次はどのように行動すれば良いか、自分を分析しておく事も必要です。そして、分析した結果を踏まえて、目標を立てます。

このように、目標、実践、反省、分析を繰り返す事で、自分が何をすべきかわかり、実りのあるインターンシップを行えます。実りのあるインターシップを行えれば、お礼メールも充実した内容になるでしょう。

お礼をするときにメールで良いか迷ったときの対処法

お礼をするときはメールが適しているのか、もしくは電話か手紙を送る方が良いのか迷う事もあるでしょう。ここからは、お礼をするときにメールで良いか迷ったときの対処法を紹介します。

迷ったときはメールにする

お礼の連絡は早く伝える方が良いため、迷った場合は、メールで送るようにしましょう。

手紙であれば相手に届くまで数日かかってしまいます。また電話の場合は、お礼を伝えたい相手が不在の場合があり、すぐに伝える事が難しい場合もあります。

メールで伝える事で、相手はすぐメッセージを受け取れるだけでなく、相手が不在の場合も後で確認できます。また、メールの場合は誰にいつ送ったか後から確認できる点もメリットです。

企業の雰囲気を考慮する

お礼の連絡をメールで送ったら良いか迷った場合は、企業の雰囲気を見て判断するのも良いでしょう。企業によっては、お礼の連絡は「手書きの手紙が良い」場合や「電話で伝える方が良い」と考えは様々です。

その企業に合ったお礼の伝え方をしておく事で、良い印象を与えられます。場合によってはその企業の就職にもつながるでしょう。

【シーン別】インターンシップ後のお礼メールの例文6選

インターンシップ後のお礼メールを実際に作成しようと思っても、書き方で悩んでしまうでしょう。ここでは、インターンシップの種類ごとにお礼メールの例文を紹介します。

これまで紹介した書き方を基に、シーンが違う場合の表現方法を確認しましょう。

1:サマーインターンシップの例文

どの時期のインターシップに参加したのかを伝え、そこで学んだ事を踏まえて書くと充実した内容になるでしょう。

「この度は7日間にわたり、ご指導いただき誠にありがとうございました。配属先の○○課では、チームで意見交換を出し合い一つの企画を立ち上げる業務にとても感動いたしました。

担当の○○様から、意見をまとめる事は大変だけど、目標を達成したときはやりがいを感じる。とお話をいただきました。チームと連携するという事は、互いの意見を取り入れながらまとめる力が必要だと学びました。

今回の学びは、社会人になった際に活用できるように大学生活でも振り返り活かしていきたいです。

最後になりましたが、貴社ますますのご活躍をお祈り申し上げます。担当の○○様をはじめ、○○課の皆様にもよろしくお伝えください。まずはお礼を申し上げたく、メールにて失礼いたします。」

2:1Dayインターンシップの例文

1Dayインターンシップは、1日だけインターンシップに参加する事です。

1日だけとはいえ、受け入れ先の企業は時間を割き、指導してくれているため、お礼メールも必要です。1日だけですが、学んだ事はたくさんあるでしょう。自分が学んだ事をしっかりと伝えられるように、本文をまとめましょう。

「○月○日のインターンシップでお世話になりました。○○大学の○○です。この度は、大変お世話になりました。1日だけの参加でしたが大変実りのあるインターンシップでした。

私の大学の先輩にあたる○○課○○様からお話いただいた、新人のときにたくさんの人と関わり、まずはやってみる事が大切だ、というお話は、緊張してしまう自分の背中を押してくれた話でした。

また、機会がありましたら貴社のインターンシップにぜひ参加したいです。最後になりますが、貴社ますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

3:営業職の例文

職種に合った出来事をお礼に付け加える事で、インターンシップが実りのあるものだったと伝える事ができます。

「先日のインターンシップでお世話になりました。○○大学の○○です。インターンシップでは、お忙しい中たくさんのご指導をいただき本当にありがとうございました。

以前から営業職に関心があり、貴社のインターンシップに参加した事は自分自身の気づきや学びにつながり、とても有意義な時間でした。

また、○○様より営業はお客様との対話だけでなく、自分自身のふるまいにも注意する事を教えていただき、社会人としての心構えができました。

今後はインターンシップの経験を活かし、取り組んでいきたいと考えております。最後になりますが、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

4:コンサルティング業界の例文

営業職のお礼メールと同じく、その職種に合った学びを伝え、インターシップに真剣に取り組んだ事を伝えましょう。

「○○大学の○○です。インターンシップでは、お忙しい中たくさんのご指導をいただきまして、大変お世話になりました。コンサルタントは、以前から興味のあった職種で、インターンシップに参加する事をとても楽しみにしておりました。

実際に業務をしてみますと、自分の提案を相手に納得してもらうためには、自分のプレゼンテーションが大切であり、そのためにはコミュニケーション能力をはじめとする自分を磨く事が必要であると学びました。

担当の○○様から、お客様は自分に何を期待しているのかを感じ取り、お客様の意向に沿った提案をする事、そのためには様々なアンテナを張る事を教えていただきました。

その後は、自分を磨くためにも、周りを見て自分は何をすべきかを考え行動する事を目標に学生生活を過ごしております。

今後も貴社で学んだ事を活かせるよう励んでまいります。最後になりますが、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

5:看護業界の例文

看護業界でもインターンシップ参加後は、お礼の連絡をします。事前に担当者とメールのやり取りをしているのであれば、メールで連絡しましょう。

「本日、貴院のインターシップに参加させていただきました、○○専門学校の○○です。インターンシップではお忙しい中、看護部長の○○様をはじめ、看護師の皆様にたくさんのご指導をいただき大変勉強になりました。

○○様からは患者様が何を求めているのかを知るためには、患者様の思いに寄り添い、同じ目線で物事を考える事が大切であると教えていただきました。

実際に患者様と関わると何を求めているのかわからず戸惑う事もありましたが、看護スタッフの皆様からアドバイスをいただきとても勉強になりました。この事は、私の今後の課題であり、患者様に寄り添える看護師を目指していきたいと考えています。

また、インターンシップ中に貴院のチームワークの良さを感じる事ができ、他部署との連携の大切さを実感しました。貴院で学んだ事を活かせるよう励んでまいります。

最後になりますが、貴院のますますのご発展をお祈り申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

6:お礼メールが遅れたときの例文

お礼メールを送るのが2日以上経ってしまった場合は、本文のはじめにある「この度は」を「先日は」と変えておきましょう。

メールを送るのが1週間以上経ってしまった場合は、お礼の連絡をするには遅いので、「お礼の連絡が遅くなり、大変申し訳ございません。」を付け加えて送るようにしましょう。

インターンシップを高評価で立ち回ったとしても、連絡が遅れてしまった事で信頼度が低くなってしまいます。まずは、お礼の連絡が遅れないように、スケジュール管理をしっかりとしておきましょう。

「○○大学の○○です。お礼の連絡が遅くなり大変申し訳ございません。先日は、貴社のインターシップに参加させていただき誠にありがとうございました。

インターンシップでは、お忙しい中たくさんのご指導をいただきまして、大変お世話になりました。今回のインターシップでは広報部を経験させていただき、とても有意義な時間を送れました。

担当の○○様から、お客様に興味を持ってもらうためには、お客様が何を求めているかを研究していく事だと教えていただきました。そして、その情報を社内で共有し、1人で作り上げていくのではなく、チームで作る事が大事であると教えいただきました。

情報収集を行いその情報を共有していく事は組織として必要であり、自分も報連相がしっかりとできる社会人になれるよう、今後も勉学に励みたいと考えております。

最後になりますが、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

インターンシップのお礼メールを考えよう

インターンシップのお礼メールは、自分のために時間を割き、指導してくれた企業に感謝の気持ちを伝えるために行うものです。

インターンシップは短期間から長期間のものまでありますが、たとえ短期間であっても貴重な学びの期間です。自分のために相手が対応してくれた事を感謝しながら、お礼メールを作成しましょう。

インターンシップに参加した企業に就職を考えている方にとっては、お礼メールを送る事によって評価が変わる場合もあります。お礼メールを送る事で、自分にどんな影響があるのかを考えながら作成すると良いでしょう。

今回紹介した書き方や注意点を踏まえて、お礼メールを作成してみましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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