最終面接の結果待ちがつらい!結果はどのくらいで来るのか?くわしく解説!

最終面接の結果待ちがつらい!結果はどのくらいで来るのか?くわしく解説!

はじめに

選考も最終面接まで終わったとあれば、その結果が気にならない就活生はいないでしょう。

しかし、選考の結果はすぐに届くとは限りません。

なかなか結果が来ないことでやきもきしてしまったり焦ったりと、待っている間は何かとつらいものです。

最終面接の結果通知が来ないのには、何か理由があるのでしょうか。

この記事では、そんな選考の結果が遅れてしまう理由や、気になる場合はどうしたら良いのかなどを解説しています。

選考結果待ちで落ち着かない、どうしたら良いか知りたいという人はぜひ読んでみてください。

最終面接の結果待ちがつらい!結果はどのくらいで来るのか?

最終面接のあと、選考の結果が届くまではそわそわと落ち着かないものです。

そもそも、自分のもとに結果が届くまでにかかっている時間は一般的に見て長いものなのでしょうか。

選考後に結果が届くまでの平均的な期間を知らなければ、その結論を出すことはできません。

そこで、まずは最終面接の結果がどのくらいで来るのが一般的なのかについて解説します。

もし一般的な期間の範疇であるならば、少しは余裕をもって待つこともできるはずです。

選考の結果が届くまでの平均的な期間を知り、現在経過している時間と照らし合わせてみましょう。

企業によってさまざまである

そもそも、選考結果の通知にかかる期間は企業によらず均一なものなのでしょうか。

結論として、最終面接の結果が届くまでにかかる期間は、企業によりさまざまです

基本的に忙しく人手の足りない企業であるほど選考にかかる時間も、その結果の通知までにかかる期間も長くなります。

したがって、確実にこの期間で通知が来る、という決まりのようなものはありません。

企業が置かれている状況など、条件によってその長さは変化します。

自分が選考を受けた企業の規模や選考に関わっている人の数などから、すぐにでも結果を送れるのかどうかを一度考えてみても良いでしょう。

また、一見人手が十分そうに見えても、個人の仕事の関係や繁忙期などの事情によって、選考に十分な時間を割けないことも考えられます。

すべての企業に当てはまるセオリーはない、ということだけ覚えておきましょう。

早くて2日・遅くて1ヶ月

選考でどれだけ人手と時間を割けるかは会社の条件次第ではあるものの、ある程度の目安や平均的な期間は存在します。

平均的に、選考の通知にかかる時間は1週間ほどです。

電話や郵送、メールなど企業によってその方法はさまざまですが、なんらかの形で結果が届くことでしょう。

また、早いところでは選考から2日後には結果が出る場合もあります。

そして、遅いところでは1ヶ月ほどかけてじっくり選考を行う、という企業も少なくありません。

ほとんどの場合は、どんなに遅くても1ヶ月以内には結果が来るものです。

それ以上に時間がかかっている場合は、これもまたさまざまな都合が考えられます。

選考を受けてまだ1週間以内であるならば、少し余裕をもって待てるでしょう。

一方で、すでに1ヶ月以上待っているのに音沙汰がない、という場合もあります。

ほかの選考や残りの学生生活との兼ね合いを考えても、結果が気になるのは無理もないことです。

後述の、どうしても知りたい場合の対処法を読むなどして、確認してみるという手もあります。

最終面接の結果が遅い理由は?

世の中には、迅速に選考結果を通知できる企業ばかりではありません。

選考の結果が届くまでに時間がかかる理由は企業によりさまざまです。

それでは、実際にはどのような理由で遅くなってしまうのでしょうか。

なぜ時間がかかるのか、という理由を知ることで想像の余地が増え、心に余裕ができることもあるでしょう。

したがって、その理由に想像を巡らすことは自分のためにもなります。

最終面接の結果が届くまでに時間がかかる理由を知り、自分の受けた企業がそれに当てはまるかどうか考えてみることも大切です。

採用する人数が多い

選考の通知が遅れる理由として、まずあげられるのは、採用する人数が多いということです。

大企業やベンチャー企業などのように、採用予定数が多く、応募者も多いという場合は人材の精査のため、選考が遅くなるという場合もままあります。

企業側としても、内定を出すならば自社に必要な人材かどうかはじっくり見極めたいものです。

しかし、企業内で用意できる人手には限りがあります。

そのため、吟味する人材が多ければ多いほど、時間がかかってしまうのです。

選考を受けた企業の規模が大きい、あるいは人材をたくさん採用する傾向の強いベンチャー企業やスタートアップ企業である場合は、このように人材の精査で時間がかかり、通知が遅れていることも考えられます。

決定権を持つ人が多忙・もしくは不在の可能性

選考結果の通知が遅れている理由として、人事に関する決定権のある人が多忙であったり、不在であったりするとも考えられます。

ベンチャー企業などは特に、1人の人物がいくつかの仕事を兼任することは珍しくありません。

そのため、採用に対して最終決定権のある人物がほかの仕事で忙しくしていたり、出張や緊急の予定などが重なって不在期間が多くなったりといった理由で、選考が遅くなっている可能性もあります。

ベンチャー企業でなかったとしても、社長自身や重役が決定権を持っているようなところは、特にその傾向が強いと言えるでしょう。

企業の業種などによっては繁忙期と被ることもあり、その場合は担当者個人の力ではどうしようもありません。

選考を受けた企業がどのような体制で採用を行っているかをふまえて、待てるかどうかの判断をしましょう。

内定を出すか迷っている・補欠の可能性

選考の結果がなかなか来ない場合、企業側がギリギリまで迷っていることも考えられます。

実力が拮抗していたり、条件が似ているほかの人とどちらに内定を出すか迷っていたり、すでに内定を出した人が辞退した場合の補欠として最後の天びんにかけられていたりする、という可能性もあるのです。

最終面接までに持てる力をすべて出し切ったのであれば、あとは結果を待つよりほかありません。

どんなに迷っていたとしても、企業側は必ず結論を出すはずです。それまでにあまりに気にし過ぎても、自分自身に良い影響を与えません。

ほかの選考の準備や、日常生活を送っている間に届くことは十分考えられます。

あまり気を取られすぎないよう、適度にほかのことに意識を向けながら待ちましょう。

不採用である可能性

あまり考えたくはありませんが、選考結果の通知が遅れている理由として「そもそも不採用であるため」という可能性もあります。

内定を得た人と企業との間では、正式に採用となるまでさまざまな手続きや、給与や待遇に関する最後のすり合わせがあるものです。

したがって、企業側は話し合いのためにも、まず内定獲得者から連絡を取ろうとします。

そうなると、残念ながら不採用になってしまった人への連絡は自然と後回しになり、遅れてしまうこともあるでしょう。

募集要項内の記載や、面接の際に伝えられた「○日以内に連絡する」という期限を大幅に過ぎている、または1ヶ月以上待っても通知が来ない場合は、ほかの企業の選考を前向きに検討しても良いかもしれません。

最終面接の結果が遅い場合は問い合わせても良い?

なるべく気にしないようにしていても、やはり最終面接の結果が遅いと気になってしまうものです。

「ほかの企業の選考に進みたい」「卒業論文や研究に集中したい」「バイトや学生生活に打ち込みたい」など、さまざまな理由で早く結果を知りたいという人もいます。選考の結果がなかなか届かない場合、就活生側から問い合わせても良いのでしょうか。

結果を企業に問い合わせることの是非や、どうしてもの場合のポイントなどを解説します。これらを押さえて、実際に連絡を入れるか検討してみてください。

基本的には問い合わせないほうが良い

最終面接の結果が遅れている場合でも、企業への問い合わせは控えたほうが無難です。

前に述べた通り、選考の結果がなかなか届かないのにはさまざまな理由があります。

また、基本的に採用担当者は忙しいです。そのため、わざわざ問い合わせて業務の流れを止めることは、企業にとっても迷惑となります。

さらに、そのような「早く結果が欲しい」という気持ちが前面に出ている連絡をすることは、自分本位に相手を急かすことになりかねません。

それはあまり良い印象を与える行為ではないです。

たとえ内定がもらえたとしても、入社するうえで心証の良くない行動は避けたいところでしょう。

したがって、選考の結果を企業に問い合わせるといった行為は、あまりおすすめしません。

どうしてもの場合・遅すぎる場合は電話かメール

企業に対して選考結果を問い合わせるのは、あまり推奨される行為ではありませんが、就活生側にも知りたい事情があるのは当然です。

「選考の際に提示された期限と比べてあまりにも遅すぎる」「1ヶ月以上連絡を待っている」という場合もあります。

また、ほかの企業から内定が出たことで、その企業を本当に選ぶか迷っている場合や、学校側に就活の進捗を報告しなければならないこともあるでしょう。

そのように、どうしても選考の結果が気になる場合は、マナーを守ったうえで問い合わせると良いです。

早朝や深夜帯といった相手の迷惑になりそうな時間は避け、常識の範囲内の時間帯に電話あるいはメールで連絡しましょう。

その場合も「今は忙しくて回答できない」といった返答があったら、無理に食い下がらないことが大切です。

問い合わせる際の例文

件名:◯月◯日の面接について

本文:

◯◯株式会社 採用担当 ◯◯様

お世話になっております。

◯月◯日に、貴社の最終面接を受けさせていただいた○○大学の◯◯◯◯と申します。先日はお忙しいところ、貴重なお時間を割いて面接をしていただき誠にありがとうございました。 ◯月◯日の選考結果ですが、面接の際に○日までにご連絡をいただけると伺ったものの現時点でお返事を頂戴しておりません。不躾なお願いではございますが、選考の結果について、いつ頃ご連絡をいただけるかお伺いしてもよろしいでしょうか。ご多忙のところ大変恐縮ですが、ご返信いただけますと幸いに存じます。

何卒、よろしくお願いいたします。

○○○○

○○大学○○学部○○学科○年

携帯電話:080-XXXX-XXXX メール:[email protected]

まとめ

ここまで、最終面接の結果が遅い場合について考えられる理由や、どうしても知りたい場合はどうすれば良いかについて解説してきました。

連絡が遅れている理由にもさまざまなものがあり、基本的に企業や採用担当者の忙しさに起因する場合が多いため、むやみに問い合わせを入れるのは望ましくありません。

一方で、平均的な期間を大きく超えるほど待たされている、事情があって早く知りたいといった場合は、相手に最大限の配慮をしたうえで問い合わせると良いでしょう。

最終面接の結果については、一般的にどれくらいで送られてくるのか把握したうえで問い合わせるかを考えることが大切です。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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