就活の軸を福利厚生にするのってどうなの?くわしく解説!

就活の軸を福利厚生にするのってどうなの?くわしく解説!

就活をはじめる前に、自分がどこを目指しているのか、就活の軸を明確にしておくことでスムーズに就活を進められ、入社後のミスマッチを最小限に抑えられます。

就活の軸にするものとして「人間関係の良い会社」や「自分の得意分野を活かせる会社」などもありますが、「福利厚生の充実した会社」と考えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、就活の軸を福利厚生にするのはありなのか、また、その場合の注意点などをくわしく解説していきます。

就活の軸を福利厚生にするのはあり?

福利厚生面を就活の軸にするのは、大切な判断基準ではあります。

しかし、福利厚生を志望動機にし、そのまま伝えるのはマイナスなイメージを抱かれてしまう可能性もあるため、あまり好ましくありません。

志望動機は、採用を決めるための重要な部分です。

「福利厚生」を就活の軸としてそのまま伝えてしまうと、就活生がどのような強みやスキルを持っているのかなどが判断できず「会社のことより、自分自身のメリットしか考えていないのでは」と感じさせてしまうでしょう。

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会社側にとって価値のある資格や経験などがあれば、そのまま伝えても、採用される場合もあるかもしれませんが、高確率でネガティブな印象を抱かせてしまうので注意しましょう。

福利厚生を就活の軸にする場合の注意点

住宅関連・医療関連・育児関連などさまざまな福利厚生があり、これらが充実した会社は、誰が見ても魅力的です。

長期的に働きたいと考えている場合、福利厚生は就職を考えるうえで非常に大切な要素であると言えるでしょう。

ただし、就活の軸を福利厚生にする際は、採用担当者にマイナスなイメージを抱かせないためにも、注意しなければならない点があります。

仕事への意識が薄いと感じられてしまう

就活の軸を福利厚生面だけにしてしまうと、採用担当者に「仕事への熱意がなく、意識が薄いのではないか」ととらえられてしまう可能性もあります。

つまり、会社側にとってメリットがあることをしっかりと伝えなければ、採用は難しいと言えます。

また、福利厚生面ばかりを気にしていると、入社後にミスマッチを感じ、仕事に対するやりがいが感じられない場合もあるので注意が必要です。

福利厚生には「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」という2種類あります。

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法定外福利厚生は、企業が独自に設定しているものです。

なかには珍しいものもあるので、仕事をするうえでのモチベーションにつながるのであれば、そのまま伝えてみても良いのではないでしょうか。

自分の利益しか考えていないと思われないうように注意する

「自分へのメリットしか頭になく、会社のことは考えてくれない人だ」「会社に貢献してくれないのでは」などとマイナスな印象を抱かれてしまう可能性が高くなります。

たとえば「福利厚生が充実している環境で長く働きたい」とだけ伝えたとしましょう。

企業にとって「長く働いてくれる=有益」ではないかもしれません。

どのような人材を募集しているのかは、企業によって異なります。

しかし、ほとんどの企業で「長く働く」ということは、就職するにあたって基本的な部分となります。

ただ「御社に長く勤めたい」と伝えるのではなく、ポジティブなイメージを与え、印象を残すためにも、企業にとってメリットと感じることを伝えなければならないのです。

その企業でなければいけない理由になりにくい

「福利厚生面さえ整っていれば、ほかの企業でも良いのではないか」と感じさせてしまうこともあります。

企業は、入社意欲の強い人を採用したいと考えます。

したがって、就活の軸が福利厚生だけだったとしても、福利厚生を強調するのではなく「その企業が第一志望だ」としっかりアピールしなければいけません。

そのためには、OB訪問やインターンシップなどへ積極的に参加し、企業の特徴など情報を集めることも必要になってきます。

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情報収集をすることで、企業の強みや社風などを知ることができます。

そうすれば入社後のミスマッチを防げるだけではなく、採用担当者も「弊社について理解してくれている」と感じ、ぜひ採用したいと思うのではないでしょうか。

福利厚生が就活の軸の学生の印象は?

就活の軸が福利厚生の学生に対して、企業の人事はどう思うのでしょうか?

企業目線は「働く環境を大切にする学生なんだな」という印象を受けます。

これはプラスにもマイナスにも働きます。

例えば、ゆったり働きたいのかな、と思われると、熱意のあるベンチャーやスタートアップの企業からはよく思われないでしょう。

一方で、働き方を企業のビジョンにおいているような企業であれば、歓迎されると言えます。

企業によってうまく言い換えることが必要になってくるのです。

福利厚生を就活の軸にするならこう言い換える

福利厚生が充実しているかどうかは、就活をする際に確認すべき重要な点です。

そして、それを就活の軸とすることに問題はありませんが、言い方次第では採用担当者に「弊社でなければならない理由がない」と感じさせてしまいます。

そう思われてしまっては、どんなに資格やスキルを持っていたとしても、採用される可能性が低くなってしまうため、うまく言い換えることが大切です。

ここからは、その言い換え方と例文を紹介していきます。

働く環境につなげる

「福利厚生が整っているので、御社で働きたい」とだけ述べてしまうと「整っていれば弊社でなくても良い」と感じさせてしまいます。

たとえば、住宅や通勤関連の福利厚生があれば、金銭面や移動の負担を減らせるので、社員にとってメリットです。

また、健康・医療関連の福利厚生があることで、病気にかかってしまい長期的な休職が必要になった場合でも、退職せず治療に専念できます。

このように、福利厚生が整っていることで他社に比べて長期的に働きやすいと言えるでしょう。

それに加え、社員が働きやすいということは、優秀な人材が集まりやすくなります。

したがって、これらを理由としてあげれば、「福利厚生が整った環境である御社で働きたい」という主活の軸をうまく言い換えられるでしょう。

企業の方針につなげる

福利厚生面が整っているということは、社員の健康維持や家庭環境を含めた働きやすさなどを大切にし、社員の幸せを思ってくれていると言い換えられます。

健康保険・介護保険・雇用保険・労働者災害補償保険・厚生年金保険などの「法定福利厚生」は法律で定められているものなので、これらがまったくない会社は法律違反です。

しかし、住宅手当や通勤手当・慶弔休暇などの「法定外福利厚生」は企業が独自に採用しているものなので、企業によっては設けていない場合もあれば、反対に充実している場合もあります。

そのため、福利厚生が整っている会社は「社員を長期的に支えていくという意味から、社員を大切にし、それぞれの幸せを思ってくれている」と言えるでしょう。

例文

例文

私の企業選びの基準は「福利厚生」です。

福利厚生が充実した会社には、優秀な社員の方々が多く集まっていると感じているからです。

また、福利厚生の整った会社では、ワークライフマネジメントの実現を目指せ、健康的に長く働けると感じています。

私は以前から、優秀な社員の方々とともに成長していける会社で働きたいと考えていました。

学生時代に所属していた〇〇部では、全国から集められた優秀な選手たちとともに活動してきました。

毎日がきびしい練習で、何度も挫折してしまいそうになりましたが、諦めずに挑戦してきた結果レギュラーに選抜され、大会で活躍し優勝を勝ち取ることができたのです。

この経験から、諦めずに挑戦する大切さと大きな自信を身につけられ、仕事にも役立てていきたいと感じるようになりました。

御社の経営理念である〇〇の通り、社員を大切にしている職場環境に魅力を感じ、自分も御社の環境に身を置き貢献したいと強く思い、志望いたしました。

まとめ

就活を考えたときに「福利厚生」を軸にしたい人も多いのではないでしょうか。

福利厚生の充実した会社は、社員にとってもメリットと言えます。

しかい、言い方次第では、「自分のメリットしか考えていない」「会社のことは考えていない」「仕事に対する熱意が感じられない」ととらえられてしまうため、注意が必要です。

今回紹介した、就活の軸を福利厚生にする場合の注意点や言い換え方・例文を参考にし、後悔のない就活を実現させましょう。

就活の軸についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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