【就活生向け】面接中にメモを取ってもいいのか?くわしく解説!

【就活生向け】面接中にメモを取ってもいいのか?くわしく解説!

はじめに

面接中は会話の中で重要な内容や、心に残った言葉など、会話の内容を覚えておきたいと感じる場面に出会うこともあります。

そんなとき、面接中にメモを取って良いものなのかどうか、気になる方も多いはずです。

今回は面接中にメモを取ることで面接官がどのように感じるかなど、面接時のメモを取る際の注意すべきポイントをくわしく解説していきます。

面接中にメモは取っても良い?

結論からいうと、メモをすることは基本的に避けましょう。

多くの企業は面接時に就活生の以下の点を見ています。

・入社意欲

・自社に合うか

・将来のビジョン

つまり言いかえると、面接官は就活生の熱意・やる気・人柄を重視しています。

そのため、目も合わせずメモを取る人より、しっかりと会話の相手を見据えて熱意を伝える人のほうが好印象に受け取られる可能性は高いです。

以上のことから、基本的にはメモを取ることは控えたほうが良いといえます。

ただし場合によっては面接中にメモを取っても問題のないシチュエーションも存在します。

そこで今回は、メモを取っても良いシチュエーションとは一体どういったところなのかを解説しましょう。

メモを取る内容による

メモを取っていいかどうかは、内容によって判断しましょう。

たとえばメモを取る際の内容は、以下のように採用に関わる内容や印象に残った会話の内容などがあげられます。

・待遇、勤務体系

・任せたい仕事の内容

・今後の採用までのスケジュール

・面接官の言葉で感動した、心に残った言葉

・こちらが面接官にした質問の回答

今後の採用に関わる内容に関しては、事前に渡される資料に記載されている場合もあります。

面接時にはじめて知った情報や、気になった点を簡潔にまとめましょう。

また印象に残った会話内容は、その企業の風通しや社員の人柄などが読み取れます。

これらは内定承諾の際の判断材料になりますので、メモを取れる状況であれば取っておきましょう。

メモを見ながら話すことは絶対にNG

面接中にメモを見ながらの会話は避けてください。

なぜなら話し相手にマイナスイメージを与えてしまったり、あなたの本心からの言葉かどうかを疑われてしまったりするおそれがあるからです。

たとえば相手を見て話す場合と、目を合わせずに話す場合では、同じ会話の内容でも前者のほうが気持ちをしっかりと伝えられます。

アメリカ合衆国の心理学者、アルバート・メラビアンによって提唱された「メラビアンの法則」があります。

この法則でも、見た目で第一印象の6割が決まると言われているのです。

このように熱意や、やる気を伝えるには、目をしっかりと見て堂々と会話することが重要です。

面接にメモの持ち込みが許可されていても会話に集中して、マイナスイメージを与えないよう注意しましょう。

メモを取る際の注意点

基本的に、面接時にメモを取るのは避けるべきだと述べてきました。

マイナスイメージを与えないためにも、会話に重点を置くことが大切です。

しかし先ほど説明したように、内容によってはメモを取っても良いケースがあるとお伝えしました。

面接時にメモを取る際には以下3つのポイントを押さえて、相手にマイナスイメージをもたれないように注意しましょう。

・必ず許可を取る

・タイミングを間違えない

・スマホやタブレットでなくメモ帳を使用する

・見られて困ることはメモしない

それぞれくわしく解説していきます。

必ず許可を取る

面接時にメモを取る際は必ず許可を取りましょう。

基本は事前に採用担当者へ確認をしておき、当日もメモを取りたいと感じたときに面接官へ許可をもらいましょう。

たとえば採用担当者が事前に許可していても、面接官がメモを取ることに関して、個人的に好まない場合があります。

念には念を入れて、メモを取る際は面接官にも許可をもらいましょう。

面接官にメモを取るための許可をもらう際は「重要なことなので」や「今の言葉が非常に印象に残ったので」などメモを取ろうと思った経緯を添えて確認するのがおすすめです。

経緯を説明することで相手にも理由が伝わり、許可をもらいやすくなります。

さらに場合によっては相手にプラスイメージを与えることもできます。

タイミングを間違えない

面接時はメモを取るタイミングに十分注意しましょう。

なぜなら、面接は面接官との会話を通して、あなたのやる気や入社意欲などをアピールする場面だからです。

メモを熱心に取る姿は、プラスイメージに受け取られる場合もあります。

しかし会話中にメモを取っている姿は「話を聞いていない」と受け取られたり、「自信がない」と受け取られてしまったりと、相手にマイナスイメージを与えるケースのほうが多いです。

面接の目的はメモを取ることではなく、会話を通して自分をアピールすることです。

メモを取ることに没頭して、会話がおろそかにならないように気をつけましょう。

メモ取りは簡潔にまとめ、会話に集中し、自己アピールのタイミングを逃さないようにしてください。

スマホやタブレットでなくメモ帳に

面接時にメモを取る場合はメモ帳を使用しましょう。

スマホやタブレットでのメモ機能は機器間で共有できたり、カレンダーアプリと紐づけできたりなど紙のメモ帳と比較して、とても便利です。

しかし一般的には、スマホなどのメモ機能を利用することにマイナスの印象を抱く人が多数派です。

気の知れた人との打ち合わせ時に使用するのであれば問題はありませんが、面接官のような初対面の人との会話ではスマホやタブレットの使用は避けたほうが無難でしょう。

また、情報漏えいに関して敏感な企業は快く思わない可能性が高いです。

以上のことから、面接時のメモ取りはメモ帳の使用が好ましいです。

社会人らしい落ち着いたデザインの、使いやすいメモ帳を使用しましょう。

見られて困ることはメモしない

面接中にメモを取る間は会話が途切れるため、面接官も自然とメモの内容に自然と視線が移ります。

メモを取る内容は見られても困らないものとし、堂々とメモを取るようにしましょう。

内容を見られないように手で隠しながらメモを取っていると「悪口などを書かれているのでは」と、会話の相手は疑いや不安の目で見てしまいます。

それでは面接官にマイナスイメージを与えかねません。

また、会社の評価やあなたから見た会社のイメージなどは、面接官の目に留まると印象が良くないので控えたほうが良いでしょう。

いつメモの内容が読まれるかわからないので、マイナスイメージを与えるようなリスクはなくすことが重要です。

面接の際にメモを取るページはまっさらなページを使用し、見られても困らない内容のみメモを取るように注意してください。

まとめ

面接はあなたの入社意欲や熱意、やる気などを面接官との会話を通してアピールする場面といえます。

そのため面接時にメモを取ることは基本的に控えるべきですが、ポイントを押さえて適切にメモを取ることで、面接官に一生懸命さが伝わり、プラスイメージを与えることも可能です。

メモを取る際の重要なポイントは、必ずメモを取って良いか面接前と面接時それぞれで許可を取り、手短に書き止め、会話に集中することです。

このメモを取るときのマナーは就職後も必要になるので、この機会に身につけておきましょう。

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