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はじめに
「インターンシップが怖いと感じるのはなぜだろう?」
「インターンシップの対策はある?」
このように、インターンシップに対して不安を感じて、対策を用意しておきたい人は多いのではないでしょうか。
実際に、インターンシップは、就活に影響することもあるため、怖いと感じてしまうこともあるでしょう。しかし、企業への理解が深まり、入社後のミスマッチを防ぐ効果などもあるため、参加のメリットはあります。
本記事では、インターンシップが怖いときの対策術や、参加する利点について紹介していきます。この記事を読むことで、インターンシップに何を不安に感じているかも明確になっていくため、対策も徹底でき、苦手意識克服に役立つでしょう。
インターンシップは、早期内定の可能性もあるため、就活生にとって非常に大切なイベントです。企業に対して良い印象を残すためにも、インターンシップの参加をする人は、ぜひ参考にしてみてください。
インターンシップが怖いと感じる4つの理由
インターンシップが怖いと感じる理由について見ていきましょう。インターンシップに不安を感じている場合、何が怖いのかはっきりさせることで、対策する内容も変わります。適切な対処法を知り、インターンシップに対して不安感を抑えていきましょう。
1:自分に自信がない
インターンシップでは自分以外にも、多くの学生が参加します。自分に自信がないと「周りと比べて自分は劣っているのではないか」「足を引っ張ってしまったらどうしよう」など、心配になり、それが怖さにつながってしまうでしょう。
2:コミュニケーションが苦手である
インターンシップでは、参加している学生だけではなく、会社の人ともやり取りは発生します。初対面の相手との交流になるため、もともとコミュニケーションが苦手な場合は不安になってしまうことは多いでしょう。
ただし、インターンシップに参加している人は基本的に同じ境遇なため、相手もコミュニケーションに不安を抱いている可能性は高いです。自分だけ苦手意識を持っているわけではないと思えば、ネガティブな気持ちも落ち着くでしょう。
3:漠然とした不安がある
誰しもこれまで経験したことがないところに参加するのは、漠然とした不安が湧いてしまうこともあるでしょう。
「会社の中で学生が働くってどんなことをやるのだろう」「怖い社員さんがいるかもしれない」「ちゃんと敬語が使えるだろうか」など、様々な不安を抱えてしまうのは仕方のないことです。
インターンシップということもあり、最初から難しいことをさせる企業は少ないでしょう。漠然とした不安がある場合は、「もう少しリラックスした気持ちでインターンシップに臨もう」と考えてみてください。
4:パフォーマンスを発揮できるか不安である
インターンシップで出されるプログラムに対して、「求められるレベルのパフォーマンスを発揮できるだろうか」という不安もあるでしょう。
インターンシップでは、予想していなかったような内容をやることもあるため、上手く対応できない可能性もあります。
もし壁にぶつかってしまった場合、社員の人がカバーしてくれる形になるでしょう。学生のインターンシップであれば、そこまで高いレベルでこなせるとは考えられていないため、サポートありきの内容になっていることが多いです。そこまで不安を感じず、参加して問題ないでしょう。
インターンシップが怖い場合の7つの対策術
インターンシップが怖いと感じる理由と向き合った後は、どうやってその不安を押さえていくかという点を考えていきましょう。
ここでは、インターンシップが怖い場合の対策術について紹介します。ポジティブな気持ちでインターンシップに向かうためにも、ぜひ参考にしてください。
1:怖いのは自分だけじゃないと言い聞かせる
すでにインターンシップ経験はあるという人もいますが、インターンシップ参加者には、初めて体験する学生もいるでしょう。
インターンシップ初参加の人は自分と同じように不安を感じている可能性はあります。「インターンシップが怖いのは自分だけじゃない」と言い聞かせてみてください。自分と同じように怖いと思っている人がいる、と思うと孤独感が減り、不安な気持ちを押さえることができるでしょう。
2:企業研究などの準備を万全にする
企業のウェブサイトを見たり、SNSなどで情報を集めたりして、インターンシップに向けてできる限りの準備を万全にしてください。
企業研究することで「ここまで調べたのだから、たとえ本番で失敗しても後悔はない」という気持ちになり、インターンシップへの自信につながる可能性は高いでしょう。
3:友人と一緒に参加する
「初めてのインターンシップで不安」という人は、まず友人と参加できるタイプのもので、体験してみるのも手です。友人と一緒にインターンシップに参加してはいけない、という決まりはありません。
友達と一緒に参加することで孤独感も薄れるため、当日の不安を軽減できるでしょう。選考のない短期インターンの場合は、友人と一緒に参加できる可能性は高くおすすめです。
4:インターンシップ先で友人を作る
インターンシップが怖い場合、対策としてインターンシップ先で友人を作ることもおすすめです。新しく友人を作ることで、インターンシップに行くことへの楽しみも増えて不安を減らすことにつながるでしょう。
相手も同じ就活生ということで、すぐに打ち解けられる部分も多く、就活の情報交換がはかどることもあります。
話しかけることが苦手な場合は、あらかじめ質問を考えておくと良いでしょう。質問は「インターンシップは初めてですか」「大学はどこに通っているのですか」「この業界志望ですか」などがおすすめです。
5:過去の経験を思い出して気持ちを奮起させる
インターンシップへの苦手意識を克服するためには、過去の経験を思い出して気持ちを奮起させるという方法もおすすめです。
これまで生きてきて、苦労して乗り越えた経験を思い出してみましょう。そのときのように、インターンシップも乗り越えられるのでは、と自信を取り戻せることがあります。
6:困ったときはおうむ返しで答える
インターンシップでは、社員の人とも話す機会はあります。コミュニケーションが苦手な人の場合は特に、話しかけられた内容に対して上手く答えられないこともあるでしょう。そこで、そのまま返事ができず沈黙してしまうのは禁物です。
このような場合の対策として、おうむ返しで答える方法があります。相手が言った内容をなぞるように返答すると、話を理解している印象を与えることができます。そこから話題が膨らんでいく可能性もあるため、ぜひおうむ返しを試してみてください。
7:目の前の課題に集中する
目の前の課題に集中すると、怖いと感じる暇がなくなります。インターンシップでは、グループワークや業務のアシスタントなど、何かしらプログラムが用意されています。
インターンシップに不安を感じているときこそ、インターンシップの課題に精一杯打ち込もうとしてみてください。「怖い」と思うよりも「一生懸命にやらなくては」という方向で意識が向くと、あっという間に時間がたっているでしょう。
インターンシップに参加する4つの利点
インターンシップに対して、「行かなくてもいいのでは」と思う人もいるのではないでしょうか。インターンシップが怖いと感じていると、余計に参加意欲は下がってしまうことはあります。
しかし、インターンシップに参加するメリットはあるため、簡単に参加しない決断はしない方が良いでしょう。最後に、インターンシップの利点について紹介します。参加を迷っている人は、以下の内容を参考にしてみてください。
- 企業への理解が深まる
- 本選考の予行練習になる
- 早期内定の可能性が高まる
- 様々な価値観や年代の人と交流できる
1:企業への理解が深まる
インターンシップに参加することで、リアルな仕事内容を体験することが可能になるため、企業への理解が深まります。
短期インターンシップであっても、その会社の雰囲気や働いている人の様子がわかります。自分がここに就職したらどのような感じなのか、働きたいと思えたかなどのイメージもできるでしょう。
インターネット上で調べて企業研究をしても、実際にその会社に足を踏み入れて感じる体験以上のものはありません。入社後のミスマッチを防ぐためにも、インターンシップ参加のメリットは大きいでしょう。
2:本選考の予行練習になる
人気企業であれば、応募者が殺到するため、インターンシップでも本選考と同じようなエントリーシート提出やWebテスト、面接が用意されていることもあります。
本選考と同様の過程を踏むこともあるため、そのようなインターンシップへの参加を目指すことは、本選考の予行練習になります。
特に面接は、回数を重ねるほど慣れて上達するケースは多いです。本選考が始まる前に、インターンシップの選考の面接で練習できると考えると良いでしょう。落ちてしまっても、インターンシップということもあり、そこまで気を落とす必要もありません。
3:早期内定の可能性が高まる
基本的には、インターンシップが採用の合否に関わることは少ないです。しかし、企業によってはインターンシップの参加によって1次選考を免除してくれたり、インターンシップ中の評価を考慮してくれたりすることがあります。
このような点を利用できれば、早期内定の可能性が高まるでしょう。就職活動をスムーズに進めたい人にとっては大きなメリットです。インターンシップの参加で選考に影響するかは、参加前に確認しておきましょう。
4:様々な価値観や年代の人と交流できる
インターンシップでは、様々な価値観や年代の人と交流できる機会にもなります。同じ業界を目指す就活生との出会いがあり、親しくなれば情報交換もできるでしょう。意欲の高い学生と親しくなることで、「自分も頑張らねば」と就活へのモチベーションが高まることもあります。
また、インターンシップ先では、自分とは年齢が大きく離れた人とやり取りする機会も出てきます。仕事観についてもリアルに知れるでしょう。
インターンシップが怖い場合の対策術を把握しよう
インターンシップが怖い場合は、本記事で紹介した対策術を試してみましょう。不安な気持ちを減らすことで、参加意欲も高まるでしょう。
インターンシップには、企業への理解を深めたり、本選考の予行練習になったり、参加するメリットは大きいでしょう。興味を少しでも持っている人は、参加してみることをおすすめします。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート