就活がはかどらない!大学在学中に就活しないとどうなる?

就活がはかどらない!大学在学中に就活しないとどうなる?

はじめに

周りの友達たちはみんな就職活動を始め出したり、インターンに行っていたり‥。

そんな中で就活したくないな‥、やりたい仕事がわからない‥

就職せず大学を卒業したらどうなるんだろう‥フリーター?

などと考えている人も少なくないと思います。

そこで今回は、就職しないまま大学を卒業したらどうなるのかを簡単に説明しながら、新卒で就職しない場合のメリットやデメリットにも触れてお話ししていきたいと思います!

皆様の今後の就職活動や将来についての参考になればと思います!

就職せず大学を卒業したあとどうなる?

実際に企業に就職せずに大学を卒業した場合、何もしなかったら無職になります。

当たり前ですよね。生きていく上では、やはり働かなければいけないでしょう。

そこで考え得る選択肢としては、企業に勤めていない場合はアルバイトなどをしてお金を稼ぐしかありません。俗に言うフリーターですね。

フリーターになる

アルバイトの他に単発や短期の派遣のお仕事、正社員ではないけれど契約社員と言った働き方もありますね。

自分でアルバイトの求人や働き口を探すことになります。

職種や業務内容などを選ばなければ働き口はいくらでもあると思います。

しかし、賃金はやはり良いとは一概には言えません。

中にはお給料の良いアルバイトもあるかもしれませんが全部がそうであるとは限りません。

大卒フリーターの割合

大学を卒業して企業に就職することなくフリーターになる人は一体どのくらいいるのでしょうか?文部科学省と厚生労働省による、「令和2年度大学等卒業者の就職卒業調査」によりますと、大学生の就職率は96.0%(令和3年4月1日現在)とのことです。

男女別では、男子大学生の就業率が95.0%、女子大学生の就業率が97.2%と言う結果になっています。就職せずに大学を卒業した人の割合はおおよそ全体の4%程しかいないんですね‥。やはりほとんどの人が大学を卒業と同時に就職をしているようです

もう一度就活できる?

それでは、もしも就職せず大学を卒業してフリーターになったけれど、やっぱり就職したい!と思い立った時に果たしてもう一度就活はできるのでしょうか?

結論から言うと、可能です!

大学を卒業して企業に就業しなかった場合は、「既卒者」と言う扱いになるのですが、

就職したい企業の採用条件に【既卒者の応募可能】とあれば採用に進めることは可能であると思いますし、

​​​​厚生労働省の青少年雇用機会確保指針によれば、「卒業後3年までを新卒扱いとする」という指針があるので

企業によっては新卒扱いをしてくれる場合も大いにあります!

既卒扱いになる可能性は高い

大学を卒業してから一定期間経過したのちに就職活動を開始すると、既卒扱いとなる可能性が高いです。

新卒はブランクのない一番一般的なタイミングでの就活ですから特に不思議がられることはありません。

しかし、既卒の場合、その間になにをしていたのか、なぜ就職しなかったのかを問われる可能性があります。

大学在学中に就活しなかった場合のメリット・デメリットは?

メリット

メリットはやはり自由度の高さでしょうか。

全て自分で決められるので、働く時間も日程も融通が利きやすいです。

働き方も多種多様にあるでしょう。

学生のうちにやりたい仕事が見つからなかった場合、フリーターの期間は時間があるのでじっくり仕事や企業について考えたり調べたりすることができます。

そこで時間をかけてゆっくり自分の将来について見つめ直すのも良いかもしれません。

他にも専門的なことを学んだり、色々な職種のアルバイトをすることによって経験が増えるなど、様々な時間を自分のために自由に使うことができます。

デメリット

やはり収入面や生活リズムが安定する保証ができないのがネックになります。

加えて、周りの同世代でほとんどの人たちが就職していく中で、フリーターの状況だと

精神的に不安になったりしてしまう人も少なくありません。

先ほどでも述べましたが、もしも再就職を試みた場合に企業側から、

「なんで学生のうちに就職活動をしなかったのか?」

「フリーターの期間は何をしていたのか?もしくは何を学んだのか?」

など聞かれてしまう場合も想定されます。

その時に堂々と自分の意見を持って話すことができれば就職できる可能性はありますね。

就職せずに卒業した学生の就活

大学在学中に就活をせず、若しくは中断し、就職しないまま卒業した場合、卒業後の就活は難しいのでしょうか?

それとも新卒の学生と同じ程度の感覚で採用してもらえるのでしょうか。

卒業後の活動に意義を持たすことが大切

卒業してから改めて就活をはじめようとする場合、時期や企業の規模、事業内容によって難易度は異なります。

しかし絶対に採用してもらえない…というほど新卒とで難易度が上がるわけでもありません。

卒業後の就活で大切なのは、自分の考えを、根拠を以て説明できるかどうかです。

そのため、卒業後の活動は意識して無駄な時間のないように過ごしましょう。

なぜ新卒で就職しなかったのか説明できるようにしよう

大学卒業前に就職しなかった理由は人によってさまざまだと思います。

卒業後に就活を始める際、面接で、新卒で就職しなかった理由について絶対聞かれることになりますから、自分なりの理由を論理的に説明できるようにしましょう。

また、卒業後、就活を始めるまでの間に何をしていたのか、それをしていた理由などについても確実に質問されます。

自分なりにきっちり説明できるような時間の過ごし方を心が

フリーターになった筆者の体験談

実はこの記事の筆者も就職をせず大学を卒業しフリーターになった人です。

周りの友人たちが卒業と同時に就職していく中、やはりアルバイトだけでは収入が不安定な為、単発の派遣のお仕事なども同時に応募しながら働いて暮らしていました。

特にやりたい事も見つからず、やはり企業に就職していないことから周りの人と比べて劣等感を感じてしまったり、精神的にも不安になってしまったりする時が多々ありました。

フリーターが一概に悪いと言うわけでは全くありません!ですが、明確な目標や将来のことについて見据えられていないと生きる方向性を見失ってしまうこともあると思います‥。

就職活動の重要性

今の時点であまり就活する気になれていなかったりする人も、就職活動は自分についても社会についても見つめ直す良い機会だと思います!

就職活動のやる気が起きなかったり、やりたい仕事が見つからず将来のイメージがつかない場合も、1人で悩みすぎず人に相談したりするといいでしょう。

就職活動を頑張った経験というのはきっと良い経験となり、今後の人生に大きく影響すると思いますよ!

まとめ

ここまで大卒で就職しなかった場合のことや、就職活動についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?実際に就職という選択をしなかった筆者の体験談も踏まえた上で、イメージをつかんでいただけていますでしょうか。

もう一度言いますが就職しないことが悪いというわけでは全くないです!

しかし新卒で就職活動ができる良い機会な訳ですから、自分の将来について考えてみるチャンスだと思って楽しみながら就活してみてはいかがでしょうか?

この記事を読んで、皆様にとって将来について考えるきっかけになっていたり、就活について少しでも興味を持っていただけたら幸いです!!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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